JP2019129079A - レバー式コネクタ - Google Patents
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Abstract
Description
外側面に支持軸が形成され、電線導出面から電線束を導出させたハウジングと、
アーム部を有するレバーと、
前記アーム部の外周縁から延出した形態であり、前記レバーを前記ハウジングに組み付ける過程で前記電線導出面に接近するように変位する操作部と、
前記アーム部に形成され、前記支持軸に嵌合することで前記レバーを前記ハウジングに対して回動可能に支持する軸受孔と、
前記アーム部に形成され、前記レバーを前記ハウジングに組み付ける過程で前記支持軸を前記軸受孔へ誘導するガイド溝と、
前記ガイド溝に形成され、前記レバーを前記ハウジングに組み付ける過程において、前記操作部が前記電線束から遠ざかるように変位することを許容する退避部とを備えているところに特徴を有する。
以下、本発明を具体化した実施例1を図1〜図15を参照して説明する。尚、以下の説明において、前後の方向については、図2,3,5,7〜15における左方を前方と定義する。上下の方向については、図1,4〜15にあらわれる向きを、上方、下方と定義する。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施例に限定されるものではなく、例えば次のような実施例も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施例では、レバーが一対のアーム部を有するが、レバーは、一枚板状のアーム部のみを有し、操作部がアーム部の外周縁から支持軸の軸線と平行に延出した形態であってもよい。
(2)上記実施例では、姿勢抑制部が、アーム部を収容するためのレバー収容部を構成しているが、姿勢抑制部はレバー収容部とは別の部位に形成されてものであってもよい。
(3)上記実施例では、ガイド溝における軸受孔と反対側の端部が、アーム部の外周縁において誘導口として開口しているが、ガイド溝における軸受孔と反対側の端部は、アーム部の外周縁に開口しない形態であってもよい。
(4)上記実施例では、ガイド溝が、誘導口と軸受孔とを直線的に結んだ最短案内部を有しているが、ガイド溝は、最短案内部を有せず、一定幅の湾曲した経路であってもよい。
(5)上記実施例では、退避部の内側面が曲面のみで構成されているが、退避部の内側面は、平面のみで構成されていてもよく、曲面と平面とで構成されていてもよい。
(6)上記実施例では、逆回転規制突起をガイド溝との対応領域に配したが、逆回転規制突起はガイド溝との対応領域とは異なる領域に配してもよい。
(7)上記実施例では、ガイド溝に逆回転規制突起を挟む一対のスリットを形成したが、ガイド溝は一対のスリットが形成されない形態であってもよい。
(8)上記実施例では、逆回転規制突起が、レバーの逆回転を規制する機能と、レバーがハウジングから離脱する機能とを兼ね備えているが、逆回転規制突起は、レバーの逆回転を規制する機能のみを有するものであってもよい。
M…相手側コネクタ
10…ハウジング
13…電線導出面
18…離脱規制部
20F…前側回転規制部(回転規制部)
20R…後側回転規制部(回転規制部)
25F…前側姿勢抑制部(姿勢抑制部)
25R…後側姿勢抑制部(姿勢抑制部)
26…支持軸
27…電線束
30…レバー
31…アーム部
32…操作部
34…軸受孔
36…ガイド溝
37…誘導口
38…最短案内部
39…退避部
40…幅広部
41…誘導傾斜部
43…スリット
45…逆回転規制突起
46…初期位置保持突起
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施例に限定されるものではなく、例えば次のような実施例も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施例では、レバーが一対のアーム部を有するが、レバーは、一枚板状のアーム部のみを有し、操作部がアーム部の外周縁から支持軸の軸線と平行に延出した形態であってもよい。
(2)上記実施例では、姿勢抑制部が、アーム部を収容するためのレバー収容部を構成しているが、姿勢抑制部はレバー収容部とは別の部位に形成されてものであってもよい。
(3)上記実施例では、ガイド溝における軸受孔と反対側の端部が、アーム部の外周縁において誘導口として開口しているが、ガイド溝における軸受孔と反対側の端部は、アーム部の外周縁に開口しない形態であってもよい。
(4)上記実施例では、ガイド溝が、誘導口と軸受孔とを直線的に結んだ最短案内部を有しているが、ガイド溝は、最短案内部を有せず、一定幅の湾曲した経路であってもよい。
(5)上記実施例では、退避部の内側面が曲面のみで構成されているが、退避部の内側面は、平面のみで構成されていてもよく、曲面と平面とで構成されていてもよい。
(6)上記実施例では、逆回転規制突起をガイド溝との対応領域に配したが、逆回転規制突起はガイド溝との対応領域とは異なる領域に配してもよい。
(7)上記実施例では、ガイド溝に逆回転規制突起を挟む一対のスリットを形成したが、ガイド溝は一対のスリットが形成されない形態であってもよい。
(8)上記実施例では、逆回転規制突起が、レバーの逆回転を規制する機能と、レバーのハウジングからの離脱を規制する機能とを兼ね備えているが、逆回転規制突起は、レバーの逆回転を規制する機能のみを有するものであってもよい。
Claims (9)
- 外側面に支持軸が形成され、電線導出面から電線束を導出させたハウジングと、
アーム部を有するレバーと、
前記アーム部の外周縁から延出した形態であり、前記レバーを前記ハウジングに組み付ける過程で前記電線導出面に接近するように変位する操作部と、
前記アーム部に形成され、前記支持軸に嵌合することで前記レバーを前記ハウジングに対して回動可能に支持する軸受孔と、
前記アーム部に形成され、前記レバーを前記ハウジングに組み付ける過程で前記支持軸を前記軸受孔へ誘導するガイド溝と、
前記ガイド溝に形成され、前記レバーを前記ハウジングに組み付ける過程において、前記操作部が前記電線束から遠ざかるように変位することを許容する退避部とを備えていることを特徴とするレバー式コネクタ。 - 前記ガイド溝の誘導口が前記アーム部の外周縁に開口して形成されており、
前記ガイド溝は、前記誘導口と前記軸受孔とを直線的に結んだ最短案内部を有していることを特徴とする請求項1記載のレバー式コネクタ。 - 前記ガイド溝は、前記軸受孔の内径及び前記誘導口の開口幅よりも幅寸法の大きい幅広部を有しており、
前記幅広部の一部が前記退避部となっていることを特徴とする請求項2記載のレバー式コネクタ。 - 前記退避部の内側面が曲面を含んでいることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のレバー式コネクタ。
- 前記レバーは、相手側コネクタとの嵌合開始時に待機する初期位置と、前記相手側コネクタとの嵌合を完了する嵌合位置との間で回動可能であり、
前記アーム部における前記ガイド溝と反対側の面には、前記ガイド溝と対応する領域から突出した形態の逆回転規制突起が形成され、
前記ハウジングには、前記逆回転規制突起を係止させることで、前記初期位置の前記レバーが前記嵌合位置とは反対側へ回転することを規制する回転規制部が形成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載のレバー式コネクタ。 - 前記ガイド溝には、前記逆回転規制突起の形成領域を挟むように配された一対のスリットが形成されていることを特徴とする請求項5記載のレバー式コネクタ。
- 前記ガイド溝は、前記アーム部の外周縁に開口して形成された誘導口と、前記軸受孔の孔縁部から前記誘導口側に向かって前記ガイド溝が深くなるように傾斜した誘導傾斜部とを有し、
前記逆回転規制突起が、前記誘導傾斜部よりも前記誘導口側の領域に配されていることを特徴とする請求項5又は請求項6記載のレバー式コネクタ。 - 前記ハウジングに形成され、前記レバーを前記ハウジングに組み付ける過程で前記逆回転規制突起を係止させることで、前記レバーが前記ハウジングから離脱することを規制可能な離脱規制部を備えていることを特徴とする請求項5ないし請求項7のいずれか1項に記載のレバー式コネクタ。
- 前記レバーは、相手側コネクタとの嵌合開始時に待機する初期位置と、前記相手側コネクタとの嵌合を完了する嵌合位置との間で回動可能であり、
前記アーム部における前記ガイド溝の近傍位置には、前記初期位置にある前記レバーが前記嵌合位置側へ回動することを規制する初期位置保持突起が形成され、
前記初期位置保持突起は、前記ガイド溝と非対応の位置に配されていることを特徴とする請求項1ないし請求項8のいずれか1項に記載のレバー式コネクタ。
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