JP2019118346A - プロバイオティクス組成物、スキンケアエッセンスとマスク及びその製造方法 - Google Patents

プロバイオティクス組成物、スキンケアエッセンスとマスク及びその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】化学調製品を使用しないスキンケア製品として、プロバイオティクス組成物、それを用いたスキンケアエッセンス、及びマスクの提供。【解決手段】ラクトバチルス・プランタルムP-8(L.plantarum P-8)、ラクトバチルス・カゼイZhang(L.casei Zhang)、ビフィドバクテリウム・ラクティスV9(B.lactis V9)、ラクトバチルス・プランタルムC2(L.plantarum C2)、ラクトバチルス・プランタルムLP3(L.plantarum LP3)及びラクトバチルス・プランタルムLP4(L.plantarum LP4)を含むプロバイオティクス組成物。【選択図】なし

Description

本出願は、生物技術領域に関し、特に、プロバイオティクス組成物、当該プロバイオティクス組成物を用いて製造されたスキンケアエッセンスとマスク及びその製造方法に関する。
従来のスキンケア製品は、通常、化学調製品を主成分としているが、化学調製品はしばしば様々な皮膚の問題を引き起こし、化学調製品を主成分とするスキンケア製品を長期間使用すると、最終的に皮膚損傷を引き起こす。皮膚にやさしい天然なスキンケア製品の需要がますます高まってくる現在、植物抽出物を主成分とするスキンケア製品が存在する。しかし、植物抽出物は通常、助剤として化学調製品で抽出されたものであるが、化学調製品が残留することは避けられず、微量の化学調製品の残留物であっても皮膚の問題を引き起こすことがあり、さらに皮膚から血液にまで浸透して病気を引き起こす可能性もある。
したがって、化学調製品を含有しないスキンケア製品を開発する必要がある。
本出願は、ラクトバチルス・プランタルムP-8(L.plantarumP-8)、ラクトバチルス・カゼイZhang(L.casei Zhang)、ビフィドバクテリウム・ラクティスV9(B.lactis V9)、ラクトバチルス・プランタルムC2(L.plantarum C2)、ラクトバチルス・プランタルムLP3(L.plantarum LP3)及びラクトバチルス・プランタルムLP4(L.plantarum LP4)を含むプロバイオティクス組成物を提供することを目的とする。前記菌株は、中国微生物菌種寄託管理委員会の一般微生物菌種寄託センターに寄託され、ここで、ラクトバチルス・プランタルムP-8の微生物寄託番号はCGMCC No.6312であり、ラクトバチルス・カゼイZhangの微生物寄託番号はCGMCC No.5469であり、ビフィドバクテリウム・ラクティスV9の微生物寄託番号はCGMCC No.5470であり、ラクトバチルス・プランタルムC2の微生物寄託番号はCGMCC No.14532であり、ラクトバチルス・プランタルムLP3の微生物寄託番号はCGMCC No.14531であり、ラクトバチルス・プランタルムLP4の微生物寄託番号はCGMCC No.14533である。
ある実現可能な様態において、前記プロバイオティクス組成物中の各菌株の生菌数の比例は、ラクトバチルス・プランタルムP-8(L.plantarum P-8):ラクトバチルス・カゼイZhang(L.casei Zhang):ビフィドバクテリウム・ラクティスV9(B.lactis V9):ラクトバチルス・プランタルムC2(L.plantarum C2):ラクトバチルス・プランタルムLP3(L.plantarum LP3):ラクトバチルス・プランタルムLP4(L.plantarum LP4)=(0.5〜1.5):(1.5〜2.5):(1.5〜2.5):(0.5〜1.5):(0.5〜1.5):(0.5〜1.5)であり、前記プロバイオティクス組成物中の総生菌
数は100億CFU/gである。
ラクトバチルス・プランタルム(Lactobacillus plantarum C2、L.plantarum C2)は、天然発酵された四川省からのキムチの試料を殺菌水で適度に希釈してから、選択的MRS固体培地に塗り、37℃で72時間嫌気培養を行う方法から選別されて得られた。典型的なコロニーを選んでグラム染色顕微鏡検査の選別を行った後、次いでMRS固体培地に2〜3回再採点し培養して純粋なコロニーを得た。生理学的および生化学的同定によって、16s rRNA分子と組み合わせて、1株のラクトバチルスプランタルムとして同定され、ラクトバチルスプランタルムC2(Lactobacillus plantarum C2)と命名され、2017年8月18日に中国微生物菌種寄託管理委員会の一般微生物菌種寄託センターに寄託された。本出願は、当該菌株を特許に承認された寄託機関に提出して寄託し、その微生物寄託番号は、CGMCC No.14532であり、分類名は、ラクトバチルス・プランタルム(Lactobacillus plantarum)と命名し、寄託機構は、中国微生物菌種寄託管理委員会の一般微生物菌種寄託センター(国家特許局指定の特許微生物寄託センター)に寄託し、寄託時間は、2017年8月18日であり、寄託住所は、中国・北京市朝陽区北辰西路1号院3号、中国科学院微生物研究所である。
本出願で単離されたラクトバチルス・プランタルム菌株(Lactobacillus plantarum C2)は、以下のような生物学的な特徴を有する:菌種は、グラム陽性菌であり、直棒状で、単一で、時には一対になるかまたは鎖状である。MRS固体培地上のコロニーは、直径が1-3mmであり、乳白色で、凸状で、円形で、表面が滑らかである。最適増殖温度は、30〜37℃であり、嫌気性または通性嫌気性であり、最適pHは6.5程度であり、MRS液体培地で濁度が増加する。
本出願で単離されたラクトバチルス・プランタルム(Lactobacillus plantarum C2)は、スキンケアに用いられることができる。それは、皮膚において大量の有机酸を生成することにより、皮膚環境のpHを下げ、病原菌の成長と増殖を抑制するとともに、体の免疫機能を改善し、マクロファージを活性化させ、局所的な抗感染力を維持することができる。さらに、前記ラクトバチルス・プランタルムは、皮膚で過酸化水素、抗菌性ペプチド及びバクテリオシン等の生成物を生成することができ、これらの生成物は、病原菌に対して有意な阻害作用を有する。なお、前記ラクトバチルス・プランタルムは、皮膚でスーパーオキシドジスムターゼ、ヒアルロン酸等のような様々なスキンケア活性因子を皮膚で代謝して生産するため、スキンケアの機能をすることができる。
ラクトバチルス・プランタルム(Lactobacillus plantarum LP3、L.plantarum LP3)は、天然発酵された四川省からのキムチの試料を殺菌水で適度に希釈してから、選択的MRS固体培地に塗り、37℃で72時間嫌気培養を行う方法から選別されて得られた。典型的なコロニーを選んでグラム染色顕微鏡検査の選別を行った後、次いでMRS固体培地に2〜3回再採点し培養して純粋なコロニーを得た。生理学的および生化学的同定によって、16s rRNA分子と組み合わせて、1株のラクトバチルス・プランタルムとして同定され、ラクトバチルス・プランタルムLP
3(Lactobacillus plantarum LP3)と命名し、当該菌株は、既に2017年8月18日に中国微生物菌種寄託管理委員会の一般微生物菌種寄託センターに寄託され、その微生物寄託番号は、CGMCC No.14531であり、分類名は、ラクトバチルス・プランタルム(Lactobacillus plantarum)とし、寄託住所は、中国・北京市朝陽区北辰西路1号院3号、中国科学院微生物研究所である。
本出願で単離されたラクトバチルス・プランタルム菌株(Lactobacillus plantarum LP3)は、以下のような生物学的な特徴を有する:菌種は、グラム陽性菌であり、直棒状で、単一で、時には一対になるかまたは鎖状である。MRS固体培地上のコロニーは、直径が1-3mmであり、乳白色で、凸状で、円形で、表面が滑らかである。最適増殖温度は、30
〜37℃であり、嫌気性または通性嫌気性であり、最適pHは6.5程度であり、MRS液体培地で濁度が増加する。
ラクトバチルス・プランタルムLP4(Lactobacillus plantarum LP4)は、伝統的なキムチから単離されたプロバイオティクスの特性を潜在的に有するプロバイオティクスであり、当該菌株は、既に中国微生物菌種寄託管理委員会の一般微生物菌種寄託センターに寄託され、寄託番号は、CGMCC No.14533であり、分類名は、ラクトバチルス・プランタルム(Lactobacillus plantarum LP4)とし、寄託時間は、2017年8月18日であり、寄託住所は、中国北京市朝陽区北辰西路1号院3号、中国科学院微生物研究所である。
本出願で単離されたラクトバチルス・プランタルムLP4(Lactobacillus plantarum LP4)は、以下のような生物学的な特徴を有する:菌種は、グラム陽性菌であり、直棒状で、単一で、時には一対になるかまたは鎖状である。MRS固体培地上のコロニーは、直径が1-3mmであり、乳白色で、凸状で、円形で、表面が滑らかである。最適増殖温度は、30〜37℃であり、嫌気性または通性嫌気性であり、最適pHは6.5程度であり、MRS液体培地で濁度が増加する。
プロバイオティクス組成物であって、ラクトバチルス・プランタルムP-8(L.plantarum P-8)、ラクトバチルス・カゼイZhang(L.casei Zhang)、ビフィドバクテリウム・ラクティスV9(B.lactis V9)、ラクトバチルス・プランタルムC2(L.plantarum C2)、ラクトバチルス・プランタルムLP3(L.plantarum LP3)及びラクトバチルス・プランタルムLP4(L.plantarum LP4)を含み、ここで、ラクトバチルス・プランタルムC2の微生物寄託番号はCGMCC No.14532であり、ラクトバチルス・プランタ
ルムLP3の微生物寄託番号はCGMCC No.14531であり、ラクトバチルス・プランタルムLP4の微生物寄託番号はCGMCC No.14533であることを特徴とする。
本出願は、前記プロバイオティクス組成物をスキンケアに使用するための用途をさらに提供する。前記プロバイオティクス組成物の使用方法は、皮膚の洗浄後に前記プロバイオティクス組成物を皮膚に塗る。
本出願は、
活性化されたラクトバチルス・プランタルムP-8、ラクトバチルス・カゼイZhang、ビフィドバクテリウム・ラクティスV9、ラクトバチルス・プランタルムC2、ラクトバチルス・プランタルムLP3及びラクトバチルス・プランタルムLP4を培地に接種し、発酵して、混合プロバイオティク乳酸菌の発酵ブロス(broth)を得るステップ1-1と、ステップ1-1で得られた混合プロバイオティク乳酸菌発酵ブロス中の上清液を抽出し、前記上清液は前記プロバイオティクス組成物であり、選択的に、抽出された上清液に対して殺菌処理するステップ1-2とを含む、請求項1に記載のプロバイオティクス組成物の製造方法をさらに提供する。
ある実現可能な様態において、ステップ1-1において、ラクトバチルス・プランタルムP-8、ラクトバチルス・カゼイZhang、ビフィドバクテリウム・ラクティスV9、ラクトバチルス・プランタルムC2、ラクトバチルス・プランタルムLP3及びラクトバチルス・プランタルムLP4の生菌数の比例は、(0.5〜1.5):(1〜3): (1〜3): (0.5〜1.5): (0.5〜1.5): (0.5〜1.5)であり、好ましくは、1:2:2:1:1:1である。
本出願は、請求項1に記載のプロバイオティクス組成物を用いて製造されたスキンケアエッセンスをさらに提供し、前記スキンケアエッセンスは、下記のような重量含有量の成分を含み、
プロバイオティクス組成物 5〜30wt%、
保湿剤 1〜5wt%、
増粘剤 0.1〜1wt%、
可溶化剤 0.1〜0.5wt%、
精製水 残量、
各成分の重量含有量は、前記スキンケアエッセンスの総重量に基づいて、各成分の重量で計算して得られた重量パーセンテージであり、前記プロバイオティクス組成物の重量は、その中の全てのプロバイオティクスの重量の合計として計算する。
ある実現可能な様態において、前記保湿剤は、プロピレングリコール、 ブタンジオール及びグリセリンから選択された1種または複数種であり、前記増粘剤は、ヒドロキシエチルセルロース及びキサンタンガムから選択された1種または複数種であり、前記可溶化剤は、水素化ひまし油及びスパン60から選択された1種または複数種である。
本出願は、
保湿剤と増粘剤を混合させるステップ2-1と、
ステップ2-1で製造された系を精製水と混合させるステップ2-2と、
ステップ2-2で製造された系を可溶化剤と混合させるステップ2-3と、
ステップ2-3で製造された系をプロバイオティクス組成物と混合させるス
テップ2-4と、
ステップ2-4で製造された系中の固形物をろ過して除去するステップ2-5
とを含む、前記スキンケアエッセンスの製造方法をさらに提供する。
本出願は、前記プロバイオティクス組成物を用いて製造されたスキンケアエッセンスを含むマスクをさらに提供する。
有益な効果として、本出願で提供されたプロバイオティクス組成物は、通常の植物性抽出物または化学類調剤品とは異なり、生物発酵技術によって得られた顔面の皮膚を改善するための有益な微生物及び活性因子を含む微生物剤であることにより、皮膚への化学薬剤の使用を減少させ、顔面の皮膚の健康と美しさを上昇させる。
本出願で提供されたスキンケアエッセンス及びマスクは、前記プロバイオティクス組成物で製造されて、前記スキンケアエッセンスは、例えば、細胞外多糖、スーパーオキシドジスムターゼ、フェニル乳酸、ヒアルロン酸、ペプチド及びアミノ酸のような活性プロバイオティク因子を多く含み、前記スキンケアエッセンス及びマスクは、皮膚の有害な菌を抑制し、皮膚のミクロ生態を改善し、水分補給、抗酸化、美白及び引き締めの機能を持ち、効果的に皮膚の潤い、輝き、引き締めの状態を改善する効果を実現することができる。
本出願は、ラクトバチルス・プランタルムP-8(L.plantarumP-8)、ラクトバチルス・カゼイZhang(L.casei Zhang)、ビフィドバクテリウム・ラクティスV9(B.lactis V9)、ラクトバチルス・プランタルムC2(L.plantarum C2)、ラクトバチルス・プランタルムLP3(L.plantarum LP3)及びラクトバチルス・プランタルムLP4(L.plantarum LP4)を含むプロバイオティクス組成物を提供する。前記菌株は、中国微生物菌種寄託管理委員会の一般微生物菌種寄託センターに寄託され、ここで、ラクトバチルス・プランタルムC2の微生物寄託番号はCGMCC No.14532であり、ラクトバチルス・プランタルムLP3の微生物寄託番号はCGMCC No.14531であり、ラクトバチルス・プランタルムLP4の微生物寄託番号はCGMCC No.14533である。ここで、L.plantarum P-8菌株、B.lactis V9菌株及びL.casei Zhang菌株は、中国特許CN105802876Aに開示されているように、先行技術において開示されている菌株である。
具体的に、ラクトバチルス・カゼイZhang(L.casei Zhang)は、2001年に内モンゴルのシリンゴール盟の正藍旗草原の天然発酵酸馬乳(Komiss)から単離された一株の優れたプロバイオティクス特性を有するラクトバチルス・カゼイである。現在、当該菌種は、中国一般微生物菌種寄託中心(CGMCC)に寄託され、寄託番号は、CGMCC No.5469である。
ビフィドバクテリウム・ラクティスV9(B.lactis V9)は、2005年に内モンゴル草原の健康なモンゴル族の子供の腸から単離された一株の優れたプロバイオティクス特性を有するビフィドバクテリウム・ラクティスである。現在、当該菌種は、中国一般微生物菌種寄託中心(CGMCC)に寄託され、寄託番号は、CGMCCN o.5470である。
ラクトバチルス・プランタルムP-8は、2003年に内モンゴル自治区の牧畜家庭の天然発酵酸牛乳から単離され、スクリーニングされた一株の優れたプロバイオティクス特性を有する乳酸菌株であり、現在、当該菌種は、中国一般微生物菌種寄託中心(CGMCC)に寄託され、寄託番号は、CGMCCNo.5468である。
本発明者らは、本出願で提供されたプロバイオティクス組成物が、ヒトの皮膚の粘膜表面の特定部位に粘着して増殖し、天然の細菌膜を形成して、外来の病原菌からの皮膚への侵入を抵抗するように助けることを見出した。プロバイオティクス群の生長は、ヒトの皮膚に対して複数の役割を果たす。まず、プロバイオティクス群は、皮膚の皮脂腺の代謝に関与して、乳化脂質膜(遊離脂肪酸)を形成することができ、皮膚に付着されたアルカリ性物質を中和して、一時的な細菌および真菌のような病原微生物の定植、生長及び増殖を阻害することができて、スキンセルフクリーニングに対して重要な役割を果たす。次に、皮膚に定植されたプロバイオティクス群は、ほかの菌群と相互作用して、皮膚の免疫機能を改善し、体の健康を保護する生物膜を形成する。三番目として、皮膚表面のプロバイオティクス生長は、分解してリン脂質、ステロール類、ケラチン等成分を生成して、皮膚細胞に吸収され、皮膚細胞の生長を促進し、老化を遅延させ、しわの生成を減少させる。
十分なプロバイオティクス及びそれが生成した抗菌物質等の代謝生成物は、悪い細菌の生長及び増殖を阻害することができる。皮膚表面にプロバイオティクスが覆われていると、汚染物が皮膚に直接に接触されることができない。プロバイオティクスは、フリーラジカルの攻撃に耐えることもできる。正常な皮膚表面は、酸性に近づき、そのpHは約5.5-7.0であり、このような弱酸性は、細菌、真菌が皮膚表面に侵入することを防止し、抗菌及び殺菌の効果を有する。プロバイオティクスは、酢酸と乳酸を生成して、皮膚表面の弱酸性の環境を維持する。プロバイオティクス代謝によって生成するスーパーオキシドジスムターゼは、化粧品に広く使われて、酸素フリーラジカルを効果的に除去し、コラーゲンやエラスチンの破壊を避け、皮膚の潤いと弾性を保ち、メラニンの沈着を減少させる。なお、乾燥した皮膚は、外来の異物の浸潤を可能にし、炎症の刺激物とアレルゲンへの扉を開く可能性がある。しかし、プロバイオティクス代謝によって生成されるヒアルロン酸は、皮膚の栄養代謝を改善し、皮膚を柔らかく滑らかにし、しわをなくし、弾力性を高め、老化を予防し、保湿とともに良好な経皮吸収を促進する理想的天然保湿因子である。
フェイシャルプロバイオティクス及びそのスキンケア活性因子によって顔面皮膚の表面のプロバイオティクスを向上させ、顔面皮膚の微生物環境を改善し、化学薬剤の使用を減らし、顔面皮膚の健康と美しさを高める。
好ましくは、前記プロバイオティクス組成物中の各菌株の生菌数の比例は、ラクトバチルス・プランタルムP-8(L.plantarum P-8):ラクトバチルス・カゼイZhang(L.casei Zhang):ビフィドバクテリウム・ラクティスV9(B.lactis V9):ラクトバチルス・プランタルムC2(L.plantarum C2):ラクトバチルス・プランタルムLP3(L.plantarum LP3):ラクトバチルス・プランタルムLP4(L.plantarum LP4)=(0.5〜1.5):(1.5〜2.5):(1.5〜2.5):(0.5〜1.5):(0.5〜1.5):(0.5〜1.5)、好ましくは、1:2:2:1:1:1であり、前記プロバイオティクス組成物中の総生菌数は100億CFU/gである。
本発明者らは、L.plantarum P-8、L.casei Zhang、B.lactis V9、L.plantarum C2、L.plantarum LP3及びL.plantarum LP4の6株菌の間の比例は、混合発酵の生菌の含有量及びその代謝生成物に顕著な影響を及ぼし、生菌比例が、1:2:2:1:1:1である時、発酵ブロス中の生菌含有量がピークに達し、発酵過程中に蓄積した活性プロバイオティクス因子(例えば、細胞外多糖、スーパーオキシドジスムターゼ、フェニル乳酸、ヒアルロン酸、ペプチド等)の含有量も最高になることを見出した。
本出願は、前記プロバイオティクス組成物がスキンケアに用いられる応用をさらに提供する。
本出願は、前述プロバイオティクス組成物の製造方法をさらに提供し、前記方法は、ステップ1-1と、ステップ1-2とを含み、ここで、ステップ1-1において、活性化されたラクトバチルス・プランタルムP-8、ラクトバチルス・カゼイZhang、ビフィドバクテリウム・ラクティスV9、ラクトバチルス・プランタルムC2、ラクトバチルス・プランタルムLP3及びラクトバチルス・プランタルムLP4を培地に接種し、発酵させる。
ある実現可能な様態において、ラクトバチルス・プランタルムP-8、ラクトバチルス・カゼイZhang、ビフィドバクテリウム・ラクティスV9、ラクトバチルス・プランタルムC2、ラクトバチルス・プランタルムLP3及びラクトバチルス・プランタルムLP4の生菌数の比例は、(0.5〜1.5):(1〜3): (1〜3): (0.5〜1.5): (0.5〜1.5): (0.5〜1.5)であり、好ましくは、1:2:2:1:1:1である。
培地の総重量に基づいて、全ての菌株の生菌数の合計で計算すると、前記プロバイオティクス組成物の総接種量は2%である。前記培地は、(110〜130)℃で、例えば、121℃で、10min〜30minにおける滅菌処理の無菌処理の培地である。ここで、培地の調製処方は、大豆単離タンパク質粉末/脱脂大豆粉末20〜60g、コラーゲン粉末5〜20g、乳清タンパク質粉末5〜20g、酵母タンパク質粉末5〜20g、スクロース40〜80g、蒸留水1L、初期pH=7.0である。
ある実現可能な様態において、発酵条件は、10mol/LのNaOH溶液を流れて加え、発酵過程のpHは、4.5〜5.5であり、例えば、5.0であり、20℃〜40℃で20〜40h発酵することである。
ステップ1-2において、ステップ1-1で得られた混合プロバイオティク乳酸菌発酵ブロス中の上清液を抽出し、前記上清液は前記プロバイオティクス組成物であり、選択的に、抽出された上清液に対して殺菌処理する。
ある実現可能な様態において、発酵完了の混合プロバイオティク乳酸菌発酵ブロスを、高速遠心分離して上清液を抽出し、抽出された上清液を80〜100℃、例えば、95℃条件で、1〜10min低温殺菌し、例えば、5min処理する。
選択的に、前記菌株は、下記のような方法で活性化を行う、即ち、ラクトバチルス・プランタルムP-8、ビフィドバクテリウム・ラクティスV9、ラクトバチルス・カゼイZhang、ラクトバチルス・プランタルムC2、ラクトバチルス・プランタルムLP3及びラクトバチルス・プランタルムLP4の菌種をそれぞれMRS液体培地に接種し、37℃で18h恒温培養し、2回継代した。
本出願は、前述前記プロバイオティクス組成物を用いて製造されたスキンケアエッセンスをさらに提供し、前記スキンケアエッセンスは、下記のような重量含有量の成分を含み、
プロバイオティクス組成物 5〜30wt%、
保湿剤 1〜5wt%、
増粘剤 0.1〜1wt%、
可溶化剤 0.1〜0.5wt%、
精製水 残量、
好ましくは、
プロバイオティクス組成物 5〜30wt%、
保湿剤 1〜5wt%、
増粘剤 0.1〜1wt%、
可溶化剤 0.1〜0.5wt%、
精製水 残量、
ここで、各成分の重量含有量は、前記スキンケアエッセンスの総重量に基づいて、各成分の重量で計算して得られた重量パーセンテージであり、特に、プロバイオティクス組成物の重量は、前記プロバイオティクス組成物中の各プロバイオティクスの重量の合計で計算した。
ここで、前記プロバイオティクス組成物は、上記したプロバイオティクス組成物であり、具体的に、前記プロバイオティクス組成物は、ラクトバチルス・プランタルムP-8(L.plantarum P-8)、ラクトバチルス・カゼイZhang(L.casei Zhang)、ビフィドバクテリウム・ラクティスV9(B.lactis V9)、ラクトバチルス・プランタルムC2(L.plantarum C2)、ラクトバチルス・プランタルムLP3(L.plantarum LP3)及びラクトバチルス・プランタルムLP4(L.plantarum LP4)を含み、好ましくは、前記プロバイオティクス組成物中の各菌株の生菌数の比例は、ラクトバチルス・プランタルムP
-8(L.plantarum P-8):ラクトバチルス・カゼイZhang(L.casei Zhang):ビフィドバクテリウム・ラクティスV9(B.lactis V9):ラクトバチルス・プランタルムC2(L.plantarum C2):ラクトバチルス・プランタルムLP3(L.plantarum LP3):ラクトバチルス・プランタルムLP4(L.plantarum LP4)=(0.5〜1.5):(1.5〜2.5):(1.5〜2.5):(0.5〜1.5):(0.5〜1.5):(0.5〜1.5)であり、好ましくは、1:2:2:1:1:1であり、前記プロバイオティクス組成物中の総生菌数は100億CFU/gである。
本出願において、前記保湿剤は、皮膚の保湿に用いられ、プロピレングリコール、 ブタンジオール及びグリセリン中から選択された1種または複数種であり、好ましくは、 ブタンジオール重量:グリセリン重量=1:1の組成物である。本発明者らは、当該重量の保湿剤は、ケラチンギャップに完全に満たすことができて、保湿機能を達成することができることを見出した。
本出願において、前記増粘剤は、ヒドロキシエチルセルロース及びキサンタンガムから選択された1種または複数種であり、好ましくは、ヒドロキシエチルセルロースの重量:キサンタンガムの重量=2:1の組成物である。本発明者らは、当該重量の増粘剤がスキンケアエッセンスの粘度を高め、スキンケアエッセンス中の水分を保ち、またスキンケアエッセンスのコロイド安定性を維持できることを見出した。
本出願において、前記可溶化剤は、潤滑と可溶化のために用いられ、水素化ひまし油及びスパン60から選択された1種または複数種であり、好ましくは、水素化ひまし油である。本発明者らは、当該重量比の可溶化剤は、特に、水素化ひまし油は、皮膚を滑らかにし、潤いを保ち、肌荒れを改善できることを見出した。
前記スキンケアエッセンスは、例えば、細胞外多糖、スーパーオキシドジスムターゼ、フェニル乳酸、ヒアルロン酸、ペプチド及びアミノ酸のような活性プロバイオティク因子を多く含み、皮膚の有害な菌を抑制し、皮膚のミクロ生態を改善し、水分補給、抗酸化、美白及び引き締めの効果を実現することができる。
本出願は、前記スキンケアエッセンスの製造方法をさらに提供し、前記方法は、ステップ2-1と、ステップ2-2と、ステップ2-3と、ステップ2-4と、ステップ2-5とを含む。
ステップ2-1において、保湿剤と増粘剤を混合させる。
本出願のステップ2-1において、液相物質を固体微粒子と均一に混合するための先行技術のいずれか一つの方法を使用することができる。選択的に、保湿剤を均質乳化ポットに加えてから、増粘剤を保湿剤に添加することができ、均一に均質化攪拌し、均質時間は10〜30minであり、例えば、25minであり、回転速度は30-40r/minである。
ステップ2-2において、ステップ2-1で製造された系を精製水と混合させる。
本出願のステップ2-2において、二種の液相物質を均一に混合するための先行技術中のいずれか一つの方法を使用することができる。選択的に、ステップ2-1の系に精製水を加え、乳化ポットに、各成分を均一に攪拌し、均質時間は60-90minであり、回転速度は30-40r/minである。
ステップ2-3において、ステップ2-2で製造された系を可溶化剤と混合させる。
ある実現可能な様態において、可溶化剤を加熱しながら攪拌して均一になった後、ステップ2-2で製造された系に加え、例えば、ステップ2-2で製造された系を盛る乳化ポットに加え、均一に均質化攪拌し、均質時間は10〜40minであり、例えば、25minであり、回転速度は30-40r/minである。
選択的に、ステップ2-3で製造された系の温度を40〜45℃の条件で攪拌するように調整し、本発明者らは、この温度範囲内で、プロバイオティクス組成物中の活性物質が活性を維持しやすいことを見出した。
ステップ2-4において、ステップ2-3で製造された系とプロバイオティクス組成物を混合させる。
ある実現可能な様態において、前記プロバイオティクス組成物をステップ2-3で製造された系に加え、例えば、前記プロバイオティクス組成物をステップ2-4で製造された系を盛る乳化ポットに加え、均一に均質化攪拌し、均質時間は10〜30minであり、例えば、20minであり、回転速度は30-40r/minである。
ステップ2-5において、ステップ2-4で製造された系中の固形物をろ過して除去する。
ある実現可能な様態において、ステップ2-4で製造された系を、静置タンクに移し、3h〜5h静置し、200〜400メッシュ、例えば、300メッシュのスクリーンでろ過する。不純物と大きな粒子状物質を除去することにより、製造されたマスクが滑らかで繊細である。
保湿剤は、増粘剤を十分に溶解し、水への分散性を高めることができるため、可溶化剤は、ほかの成分とプロバイオティクス組成物の溶解を促進して、均一な分散系を形成することができるため、本出願における材料を添加する手順は、保湿剤、増粘剤及び可溶化剤である。
本発明は、前記プロバイオティクス組成物を用いて製造された前記スキンケアエッセンスを含むマスクをさらに提供し、前記マスクは、例えば、細胞外多糖、スーパーオキシドジスムターゼ、フェニル乳酸、ヒアルロン酸、ペプチド及びアミノ酸のような活性プロバイオティク因子を多く含み、前記マスクは皮膚の有害な菌を抑制し、皮膚の微生物生態を改善し、水分補給、抗酸化、美白及び引き締めの効果を実現する。
前記マスクは、マスクベースが前記スキンケアエッセンスを十分に吸収するように、前記スキンケアエッセンスをマスクモールドに注入し、15℃〜30℃に冷却して、0.5時間〜3時間維持するステップを含む方法によって製造される。
実施例
本実施例において、前記試薬の市販情報は以下の通りである。
MRS液体培地:広東環凱微生物科学技術有限会社、微生物検出用。
(一)菌株の活性化
ラクトバチルス・プランタルムP-8、ビフィドバクテリウム・ラクティスV9、ラクトバチルス・カゼイZhang、ラクトバチルス・プランタルムC2、ラクトバチルス・プランタルムLP3及びラクトバチルス・プランタルムLP4の菌種をそれぞれにMRS液体培地に接種し、37℃で18h恒温培養し、2回継代し、ここで、ビフィドバクテリウム・ラクティスV9を嫌気培養する。
実施例1 プロバイオティクス組成物の製造
ステップ1-1において、活性化されたラクトバチルス・プランタルムP-8、ラクトバチルス・カゼイZhang、ビフィドバクテリウム・ラクティスV9、ラクトバチルス・プランタルムC2、ラクトバチルス・プランタルムLP3及びラクトバチルス・プランタルムLP4を、2%(1:2:2:1:1:1)で、121℃、20min無菌処理した培地に接種した。10mol/LのNaOH溶液を流して加えることにより、発酵過程のpHを5.0に制御し、30℃で30h発酵した。培地の調製処方は、大豆単離タンパク質粉末/脱脂大豆粉末20〜60g、コラーゲン粉末5〜20g、乳清タンパク質粉末5〜2
0g、酵母タンパク質粉末5〜20g、スクロース40〜80g、蒸留水1L、pH=7.0である。
ステップ1-2において、発酵完了した混合プロバイオティク乳酸菌発酵ブロスを高速遠心分離で上清液を抽出し、上清液は、低温殺菌(95℃、5min)処理した。
実施例2 プロバイオティクス組成物を含むスキンケアエッセンスの製造
(1)プロピレングリコールを均質乳化ポットに加えてから、ヒドロキシエチルセルロースを順次にポットに入れて、均一に均質化攪拌し、均質時間は25minであり、回転速度は30-40r/minであり、
(2)精製水を乳化ポットに加え、各成分を均一に攪拌し、均質時間は60-90minであり、回転速度は30-40r/minである。
(3)水素化ひまし油を均一に加熱攪拌した後、乳化ポットに加え、均一に均質化攪拌し、均質時間は25minであり、回転速度は30-40r/minである。
(4)プロバイオティク乳酸菌の菌液を乳化ポットに加え、均一に均質化攪拌し、均質時間は20minであり、回転速度は30-40r/minである。
(5)検出に合格した後、混合物を静置タンクにで送り込み、300メッシュのスクリーンでろ過する。
実施例3 プロバイオティクス組成物を含むマスクの製造
実施例2で製造されたスキンケアエッセンスを、マスクモールドに入れて、20℃に冷却し、1.5時間を維持することでマスク完成品を製造した。
本発明は、本発明の方法を用いて得られたプロバイオティック乳酸菌マスクにも関し、活性プロバイオティク因子(細胞外多糖、スーパーオキシドジスムターゼ、フェニル乳酸、ヒアルロン酸、ペプチド及びアミノ酸)を多く含むことを特徴し、皮膚の有害な菌を抑制し、皮膚のミクロ生態を改善し、水分補給、抗酸化、美白及び引き締めの効果を実現する。
実験例
実験例1 プロバイオティクス組成物の抗菌特性
実施例1で製造されたプロバイオティクス組成物の抗菌特性を測定し、測定方法は、QB/T2738-2012に従って実施し、その結果は、表1に示したようである。
Figure 2019118346
備考:大腸菌陽性コントロールの平均生長コロニー数は、2.3×104CFU/mLであり、黄色ブドウ球菌陽性コントロールの平均生長コロニー数は、2.5×104CFU/mLであり、カンジダ・アルビカンス陽性コントロールの平均生長コロニー数は、2.1×104CFU/mLであり、陰性コントロールは、コロニーの生長がない。
表1から分かるように、ラクトバチルス・プランタルムP-8、ラクトバチルス・カゼイZhang、ビフィドバクテリウム・ラクティスV9、ラクトバチルス・プランタルムC2、ラクトバチルス・プランタルムLP3及びラクトバチルス・プランタルムLP4の混合発酵によって製造されたプロバイオティクス組成物は、皮膚の有害菌を阻害する優れた効能を有し、また作用時間の延長とともに抗菌効果も顕著に増加する。
実験例2 プロバイオティクス組成物中の活性物質の含有量
実施例1で製造されたプロバイオティクス組成物中の活性物質の含有量を測定し、測定方法としは、
1.スーパーオキシドジスムターゼ(SOD)の測定は、中国規制基準GB/T 5009.171-2003に従って実施した。
2.ヒアルロン酸(HA)の含有量の測定
2-1.HA標準物質を秤量し、それぞれ100μg/mL、120μg/mL、140μg/mL、160μg/mL、180μg/mL及び200μg/mLの濃度のHA標準試料を調製し、
2-2.NaClを秤量し、希釈して0.2μg/mLの濃度のNaCl溶液を調製した。100mL試料液を取ってからそれに2.5gのCTAB(臭化セチルトリメチルアンモニウム(Cetyltrimethylammonium bromide))を加えて、25mg/mLのCTAB溶液を調製し、
2-3.10μLの相違な濃度の標準試料を取って、それぞれ20μLのCTAB溶液を加えて、十分に混合し、反応10min後、CTAB溶液をブランクとし、OD400値(400nmにおいて測定した光学密度)を正確に測定して、標準曲線を描き、
2-4.発酵ブロスを取って、4200r/minで15min遠心分離し、菌体を除去して上清液を取って、2.5倍の無水エタノールを添加し、4℃で1h放置し、遠心分離して沈殿させ、上清液の適当な倍数の容量の脱イオン水を加え、溶液を振とうして溶解させて、試料液を調製し、10μLを取って遠心管に添加し、20μLのCTABを遠心管に加えて混合し、反応10min後にOD400値を測定し、試料中のHA含有量を計算した。
3.フェニル乳酸(PLA)の含有量の測定
3.1 一定量の発酵ブロスと1mol/Lの塩酸を1:4の体積比で遠心管に加え、9000rpmで10min遠心分離し、10mlの上清液を吸引して、0.22μmフィルターを通して、ろ過後に試験試料とする。
3.2 フェニル乳酸、4-ヒドロキシフェニル乳酸(4-hydroxyphenyl lactic acid)のクロマトグラフィー条件:クロマトグラフィーカラムWaters HSS T3、カラム温度は30℃であり、移動相は、それぞれに、(A)0.1%ギ酸(B)ギ酸アセトニトリル(Formic acid acetonitrile)溶液、勾配溶出条件(0〜2min、20%〜50%B、2.1〜3min、50%〜95%B、3〜3.1min、95%〜5%B、実行時間3.1min)、流速0.4mL/min、注入量5.0μL。質量分析は、ESI陽イオンモード、毛細管電圧2.5kv、コーン電圧40v、イオン源温度100℃、脱溶媒ガス温度600℃、コーンガス流速600L/h、脱溶媒ガス流速0L/h、及びロイシン - エンケファリン
(leucine−enkephalin)[M-H=554.2615]を質量補正軸の基準となる。
4.細胞外多糖の含有量の測定
4.1 試料1.000gを、50mL栓付き遠心分離管内に秤量した。5mL水で試料を浸透させ、20mL無水エタノールをゆっくり加え、同時にボルテックスシェーカーで振とうすることにより、均一に混合するようにし、超音波抽出器で30min超音波抽出を行った。抽出終了後、4000r/minで10min遠心分離し、上清液を捨てた。不溶性物質を10mLの80%エノール溶液で洗浄し、遠心分離した。水で前記不溶物を丸底フラスコに移し、50mLを加え、120Wで30min超音波抽出を行った。室温に冷却し、濾過し、上清液を200mLのメスフラスコに移し、残渣を2-3回洗浄し、洗浄溶液をメスフラスコに移し、水を容量に加えて定容した。
4.2 相違な体積の標準グルコース測定溶液を20mLの栓付き試験管に入れ、蒸留水で1.0mLにした。試験溶液に1.0mLフェノール溶液加えた後、速やかに5.0mLに硫酸を加えて10min放置した。ボルテックスシェーカーで反応液をよく混合させた後、試験管を30℃水槽に20min放置し、水槽で反応させ、吸光度を490nmで測定した。グルコース質量濃度を横軸とし、吸光度を縦軸とすることによって標準曲線を確立する。
4.3 1.00mL試料測定液を吸引して20mlの栓付き試験管に入れ、ステップ4.2の操作に従って吸光度を測定し、試料に多糖類の含有量を計算する。
5.ペプチドの含有量の測定
5.1 5%のTCAで順次に相違な濃度のGly-Gly-Tyr-Argのテトラペプチド標準溶液を調製してから、それぞれ6.0mlの標準溶液を取って、4.0mlのビウレット試薬を添加し、ボルテックスミキサーで均一に混合させ、10min間放置し、2000r/minで10min遠心分離し、上清液を取って540nmでOD値(第1のチューブをブランク対照とする)を測定し、標準曲線を確立する。
5.2 2.5mlの試料溶液取って、2.5mlの10%(W/V)のトリクロロ酢酸(TCA)水溶液を加えて、ボルテックスミキサーで均一に混合させ、10min放置してから、4000r/minで15min遠心分離し、上清液を全部50mlのメスフラスコに移し、5%のTCAでマークまで定容してから、よく振る。
検出結果は、表2に示したようである。
Figure 2019118346
表2から分かるように、ラクトバチルス・プランタルムP-8、ラクトバチルス・カゼイZhang、ビフィドバクテリウム・ラクティスV9、ラクトバチルス・プランタルムC2、ラクトバチルス・プランタルムLP3及びラクトバチルス・プランタルムLP4の混合発酵で製造されたプロバイオティクス組成物には、菌株の代謝によって生成された複数種の活性成分が含まれている。その中、スーパーオキシドジスムターゼは、抗酸化の機能を有し、皮膚の老化を防止し、フレークル、しわ防止に有効であり、ヒアルロン酸は、皮膚の栄養代謝を改善することができ、皮膚を柔らかく、滑らかにし、しわを減らし、弾
力性を増加させ、老化を予防し、保湿とともに良好な経皮吸収を促進し、フェニル乳酸は、乳酸菌の生成した天然抗菌物質であり、ヒト細胞と動物細胞に対して無毒であり、抗菌範囲が広く、安定性が高く、複数種の病原性細菌腐敗菌に対して阻害作用を有し、細胞外多糖は、保湿、抗酸化、免疫力の増加、皮膚組織の修復、皮膚の血液循環の促進、抗アクネ等作用を有し、ペプチドは、細胞分裂および分化を促進し、表皮治癒を促進する作用を有する。
実験例3 プロバイオティック乳酸菌マスクの使用効果
実施例3で製造されたマスクの効果を測定し、その測定方法は、ボランティアの顔をきれいにした後、テスト用マスク(右側の半分)を右側の顔に敷いて、手で軽く押して皮膚にきっちり当てるようにしてから、15min後に取り外し、左側と右側の顔の皮膚状態を比較して観察し、使用効果を記録する。各ボランティアは、一日1回マスクを使用し、5日間連続使用して測定した後、300名のボランティアの使用効果をまとめた結果を表3に示した。
Figure 2019118346
備考:300名のボランティアが左側の顔には何のスキン
ケア品も使用せず、右側の顔にプロバイオティク乳酸菌マスクを敷く方法を採用した。
表3から分かるように、プロバイオティク乳酸菌マスクは、水分補給、抗酸化、美白、輝き及び引き締めの機能がある。
以上は、具体的な実施形態と凡例性の具現例に合わせて、本出願について詳細に説明したが、これらの説明は、本出願に対する限定と理解してはいけない。当業者であれば、本出願の精神および範囲を逸脱しない状況で、本出願の技術方案及びその実施形態に対して様々な均等なとりかえ、修正および改良を行うことができ、これらは本出願の範囲内に属することを理解できる。本出願の保護範囲は、添付の請求の範囲に従う。

Claims (9)

  1. プロバイオティクス組成物であって、
    ラクトバチルス・プランタルムP-8(L.plantarum P-8)、ラクトバチルス・カゼイZhang(L.casei Zhang)、ビフィドバクテリウム・ラクティスV9(B.lactis V9)、ラクトバチルス・プランタルムC2(L.plantarum C2)、ラクトバチルス・プランタルムLP3(L.plantarum LP3)及びラクトバチルス・プランタルムLP4(L.plantarum LP4)を含み、
    ここで、ラクトバチルス・プランタルムC2の微生物寄託番号はCGMCCNo.14532であり、ラクトバチルス・プランタルムLP3の微生物寄託番号はCGMCC No.14531であり、ラクトバチルス・プランタルムLP4の微生物寄託番号はCGMCC No.14533であることを特徴とするプロバイオティクス組成物。
  2. 前記プロバイオティクス組成物中の各菌株の生菌数の比例は、ラクトバチルス・プランタルムP-8(L.plantarum P-8):ラクトバチルス・カゼイZhang(L.casei Zhang):ビフィドバクテリウム・ラクティスV9(B.lactis V9):ラクトバチルス・プランタルムC2(L.plantarum C2):ラクトバチルス・プランタルムLP3(L.plantarum LP3):ラクトバチルス・プランタルムLP4(L.plantarum LP4)=(0.5〜1.5):(1.5〜2.5):(1.5〜2.5):(0.5〜1.5):(0.5〜1.5):(0.5〜1.5)であり、及び/または
    前記プロバイオティクス組成物中の総生菌数は100億CFU/gであることを特徴とする
    請求項1に記載のプロバイオティクス組成物。
  3. 請求項1に記載のプロバイオティクス組成物のスキンケアにおける応用。
  4. 請求項2に記載のプロバイオティクス組成物の製造方法であって、
    活性化されたラクトバチルス・プランタルムP-8、ラクトバチルス・カゼイZhang、ビフィドバクテリウム・ラクティスV9、ラクトバチルス・プランタルムC2、ラクトバチルス・プランタルムLP3及びラクトバチルス・プランタルムLP4を培地に接種し、発酵して、混合プロバイオティク乳酸菌発酵ブロスを得るステップ1-1と、
    ステップ1-1で得られた混合プロバイオティク乳酸菌発酵ブロス中の上清液を抽し、選択的に、抽出された上清液に対して殺菌処理し、前記上清液はプロバイオティクス組成物であるステップ1-2とを含むことを特徴とする、請求項2に記載のプロバイオティクス組成物の製造方法。
  5. ステップ1-1において、ラクトバチルス・プランタルムP-8、ラクトバチルス・カゼイZhang、ビフィドバクテリウム・ラクティスV9、ラクトバチルス・プランタルムC2、ラクトバチルス・プランタルムLP3及びラクトバチルス・プランタルムLP4の生菌数の比例は、(0.5〜1.5):(1〜3): (1〜3): (0.5〜1.5): (0.5〜1.5): (0.5〜1.5)であり、好ましくは、1:2:2:1:1:1であることを特徴とする
    請求項4に記載の方法。
  6. 請求項1に記載のプロバイオティクス組成物を用いて製造されたスキンケアエッセンスであって、
    前記スキンケアエッセンスは、下記のような重量含有量の成分を含み、
    プロバイオティクス組成物 5〜30wt%、
    保湿剤 1〜5wt%、
    増粘剤 0.1〜1wt%、
    可溶化剤 0.1〜0.5wt%、
    精製水 残量、
    各成分の重量含有量は、前記スキンケアエッセンスの総重量に基づいて、各成分の重量で計算して得られた重量パーセンテージであり、前記プロバイオティクス組成物の重量は、その中の全てのプロバイオティクスの重量の合計として計算することを特徴とする、前記請求項1に記載のプロバイオティクス組成物を用いて製造されたスキンケアエッセンス。
  7. 前記保湿剤は、プロピレングリコール、ブタンジオール及びグリセリンから選択された1種または複数種であり、及び/または
    前記増粘剤は、ヒドロキシエチルセルロース及びキサンタンガムから選択された1種または複数種であり、及び/または
    前記可溶化剤は、水素化ひまし油及びスパン60から選択された1種または複数種であることを特徴とする
    請求項6に記載のスキンケアエッセンス。
  8. 請求項6または7に記載のスキンケアエッセンスの製造方法であって、保湿剤と増粘剤を混合させるステップ2-1と、
    ステップ2-1で製造された系を精製水と混合させるステップ2-2と、
    ステップ2-2で製造された系を可溶化剤と混合させるステップ2-3と、
    ステップ2-3で製造された系をプロバイオティクス組成物と混合させるス
    テップ2-4と、
    ステップ2-4で製造された系中の固形物をろ過して除去するステップ2-5とを含むことを特徴とする、請求項6または7に記載のスキンケアエッセンスの製造方法。
  9. マスクであって、
    前記マスクには、請求項1に記載のプロバイオティクス組成物を用いて製造されたスキンケアエッセンスを含むことを特徴とするマスク。
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