JP2019115995A - 液体排出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】カートリッジからサブタンクへ供給可能な液体が無くなった後もヘッドから液体を排出することが可能であり、且つスペース効率に優れた液体排出装置を提供する。【解決手段】カートリッジ装着部の貯留室121は、接続部107が接続された上部領域121Uと、上部領域121Uの下方に位置して流出口128が接続された下部領域121Lと、を有しており、使用姿勢において、下部領域121Lは、インクカートリッジ30の下壁の下面42Lより下方に位置して、上部領域121Uよりも前方へ突出している。【選択図】図7

Description

本発明は、カートリッジ及びカートリッジ装着部に貯留された液体を排出する液体排出装置に関する。
例えば特許文献1には、インクが貯留されたカートリッジと、カートリッジが着脱される装着部と、装着部に装着されたカートリッジから水頭差によって供給されたインクを貯留するサブタンクと、サブタンクに貯留されたインクを吐出して被記録媒体に画像を記録する記録部とを備えるインクジェット記録装置が開示されている。
特開2008−238792号公報
上記構成のインクジェット記録装置は、カートリッジからサブタンクへ供給可能なインクが無くなって(以下、「カートリッジエンプティ」と表記する。)から当該カートリッジが交換されるまでの期間に、サブタンクに貯留されたインクを吐出して画像記録を継続することができる。しかしながら、画像記録を継続できる期間を長くするためにサブタンクの容量を大きくすると、カートリッジ及び装着部を配置するためのスペースが大きくなる。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、カートリッジからサブタンクへ供給可能な液体が無くなった後もヘッドから液体を排出することが可能であり、且つスペース効率に優れた液体排出装置を提供することにある。
(1) 本発明に係る液体排出装置は、液体が貯留された第1貯留室、上記第1貯留室を大気に連通させる第1大気連通部、及び上記第1貯留室に貯留された液体を供給する供給部を有するカートリッジと、上記供給部が接続される接続部、上記接続部に接続された上記供給部を通じて上記第1貯留室から水頭差によって供給された液体を貯留する第2貯留室、上記接続部より下方において上記第2貯留室に貯留された液体を流出させる流出口、及び上記第2貯留室を大気に連通させる第2大気連通部を有するカートリッジ装着部と、上記流出口を通じて上記第2貯留室から流出した液体を排出するヘッドと、を備える。液体排出装置の使用姿勢において、上記カートリッジ装着部の第2貯留室は、上記接続部が接続された上部領域と、当該上部領域の下方に位置して上記流出口が接続された下部領域と、を有しており、上記下部領域は、上記カートリッジの最下面より下方に位置する少なくとも一部分が、上記上部領域よりも上記カートリッジの最下面に沿って突出している。
上記構成によれば、第1貯留室から第2貯留室に供給可能な液体が全て消費されても、第2貯留室の接続部より下方に貯留された液体がヘッドから排出可能である。また、カートリッジの最下面より下方の空間を活用して、カートリッジ及びカートリッジ装着部のスペース効率を下げることなく、第2貯留室の下部領域の容積を大きくすることができる。
(2) 好ましくは、上記下部領域の少なくとも一部分は、鉛直方向から視て、上記カートリッジの最下面と重複している。
上記構成によれば、カートリッジ装着部に装着されたカートリッジの下方の空間を活用して、第2貯留室の下部領域の容積を大きくすることができる。
(3) 好ましくは、上記カートリッジは、上記最下面を有する第1基部と、鉛直方向における上記第1基部の上部から水平方向に突出する第1突部と、を有しており、上記第1貯留室は、上記第1基部及び上記第1突部に亘っており、上記供給部は、上記第1基部に設けられている。
上記構成によれば、第2貯留室の下部領域より凹んだ上部領域に対向する位置にカートリッジの第1突部が配置されるので、液体排出装置を大型化することなく、カートリッジ及びカートリッジ装着部を適切にレイアウトすることができる。
(4) 好ましくは、上記下部領域の少なくとも一部分を含む水平断面積は、上記上部領域の水平断面積より大きい。
上記構成によれば、第2貯留室の下部領域の容積を大きくすることができる。
(5) 好ましくは、上記供給部は、上記第1貯留室に開口する連通口を有しており、上記流出口は、上記連通口より上記上部領域から離れた位置にある。
上記構成によれば、液体排出装置が、第1貯留室が第2貯留室の上部領域より上方となる姿勢であるときに、第2貯留室から流出口を通じてヘッドへ流れ出る液体の液量を少なくすることができる。
(6) 好ましくは、上記カートリッジが上記カートリッジ装着部に対して鉛直方向と交差する移動方向へ移動されることにより、上記接続部と上記供給部とが接離可能である。
(7) 好ましくは、上記下部領域の少なくとも一部分を構成する上記カートリッジ装着部における、上記移動方向に沿って上記カートリッジ装着部に装着される向きの上流側の第1面は、上記カートリッジにおいて、上記移動方向に沿って上記カートリッジ装着部に装着される向きの上流側の第2面と、上記移動方向において同じまたは装着される向きの上流側に位置する。
本発明によれば、カートリッジからサブタンクへ供給可能な液体が無くなった後もヘッドから液体を排出することが可能であり、且つスペース効率に優れた液体排出装置が実現される。
図1は、複合機10の外観斜視図であって、(A)はカバー87が閉塞位置である状態、(B)はカバー87が開放位置である状態を示す。 図2は、プリンタ部11の内部構造を模式的に示す縦断面図である。 図3は、カートリッジ装着部110の開口112側の外観斜視図である。 図4は、カートリッジ装着部110の縦断面図である。 図5は、インクカートリッジ30の後方斜視図である。 図6は、インクカートリッジ30の縦断面図である。 図7は、カートリッジ装着部110にインクカートリッジ30が装着された状態の縦断面図である。 図8は、カートリッジ装着部110にインクカートリッジ30が装着された状態であって、インクカートリッジ30の上部貯留室32及び下部貯留室33がタンク103の貯留室121の上部領域121Uより上方となる姿勢の縦断面図である。 図9は、変形例において、カートリッジ装着部110にインクカートリッジ30が装着された状態の縦断面図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。なお、以下に説明される実施形態は本発明の一例にすぎず、本発明の要旨を変更しない範囲で、本発明の実施形態を適宜変更できることは言うまでもない。また、複合機10が使用可能に水平面に設置された姿勢(図1の姿勢であって、「使用姿勢」と表記することがある。)を基準として上下方向7が定義され、複合機10の開口13が設けられている面を前面として前後方向8が定義され、複合機10を前面から見て左右方向9が定義される。本実施形態では、使用姿勢において、上下方向7が鉛直方向に相当し、前後方向8及び左右方向9が水平方向に相当する。前後方向8及び左右方向9は、直交している。
[複合機10の全体構成]
複合機10は、図1に示されるように、インクジェット記録方式でシート12(図2参照)に画像を記録するプリンタ部11を下部に有している。また、複合機10は、ファクシミリ機能、スキャン機能、及びコピー機能などの各種の機能を有していてもよい。複合機10は、液体排出装置の一例である。プリンタ部11は、概ね直方体形状の筐体14を有している。筐体14の内部には、図2に示されるように、給送トレイ15と、排出トレイ16と、給送ローラ23と、搬送ローラ対25と、排出ローラ対27と、記録部24と、プラテン26とが配置されている。
[給送トレイ15、排出トレイ16、給送ローラ23]
図1及び図2に示されるように、筐体14の前面14Aで且つ左右方向9の概ね中央には、開口13が形成されている。給送トレイ15は、開口13を通じて前後方向8に挿抜される。給送トレイ15は、各々が積層された複数のシート12を支持する。排出トレイ16は、給送トレイ15の上方に配置されている。排出トレイ16は、記録部24及びプラテン26の間から排出ローラ対27によって排出されたシート12を支持する。給送ローラ23は、不図示のモータによって駆動されることによって、給送トレイ15に支持されたシート12を搬送路17へ給送する。
[搬送路17]
搬送路17は、図2に示されるように、ガイド部材18、19、記録部24、プラテン26等によって形成される空間を指す。ガイド部材18、19と、記録部24及びプラテン26とは、それぞれがプリンタ部11の内部において所定間隔で対向する。搬送路17は、給送トレイ15の後端部から上方に延びつつUターンし、記録部24に対面する位置を経由して排出トレイ16に至る経路である。搬送向きは、図2において一点鎖線の矢印で示されている。
[搬送ローラ対25]
搬送ローラ対25は、記録部24より搬送向きの上流に配置されている。搬送ローラ対25は、互いに対向する搬送ローラ25A及びピンチローラ25Bを備える。搬送ローラ25Aは、不図示のモータによって駆動される。ピンチローラ25Bは、搬送ローラ25Aの回転に伴って連れ回る。シート12は、モータの正転駆動力が伝達されて正回転する搬送ローラ25A及びピンチローラ25Bに挟持されて、搬送向きに沿って搬送される。
[排出ローラ対27]
排出ローラ対27は、記録部24より搬送向きの下流に配置されている。排出ローラ対27は、互いに対向する排出ローラ27A及び拍車27Bを備える。排出ローラ27Aは、不図示のモータによって駆動される。拍車27Bは、排出ローラ27Aの回転に伴って連れ回る。シート12は、モータの正転駆動力が伝達されて正回転する排出ローラ27A及び拍車27Bに挟持されて、搬送向きに沿って搬送される。
[記録部24、プラテン26]
記録部24及びプラテン26は、図2に示されるように、搬送向きにおける搬送ローラ対25及び排出ローラ対27の間に配置されている。より詳細には、記録部24及びプラテン26は、搬送ローラ対25より搬送向きの下流で、且つ排出ローラ対27より搬送向きの上流に配置されている。また、記録部24及びプラテン26は、上下方向7において互いに対向して配置されている。
記録部24は、キャリッジ22と、キャリッジ22に搭載された記録ヘッド21とを備える。キャリッジ22は、不図示のモータの駆動力が伝達されて左右方向9に往復移動する。記録ヘッド21の下面には、複数のノズル29が形成されている。記録ヘッド21は、ピエゾ素子等の振動素子を振動させることによって、ノズル29からインク滴を吐出する。キャリッジ22が移動する過程において、プラテン26に支持されたシート12に対して記録ヘッド21がインク滴を選択的に吐出することによって、シート12に画像が記録される。使用姿勢における記録ヘッド21の下面は、カートリッジ装着部110(図3参照)に装着されたインクカートリッジ30及びタンク103内のインクの液面より上下方向7において上方にある。また、使用姿勢における記録ヘッド21は、カートリッジ装着部110よりも前後方向8の後方に位置する。
キャリッジ22には、インクチューブ及びフレキシブルフラットケーブルが接続されている。インクチューブは、後述するカートリッジ装着部110(図3参照)と記録ヘッド21とを接続する。より詳細には、インクチューブは、カートリッジ装着部110に装着された各インクカートリッジ30(カートリッジの一例)に貯留されたインク(液体の一例)を記録ヘッド21に供給する。インクチューブは、各色(ブラック、マゼンタ、シアン、イエロー)のインクが流通する4本のチューブが束ねられたものである。フレキシブルフラットケーブルは、複合機10の動作を制御する制御基板と記録ヘッド21とを電気的に接続する。
[カバー87]
筐体14の前面14Aで且つ左右方向9の右端部には、開口85が形成されている。筐体14は、開口85を閉塞させる閉塞位置(図1(A)に示される位置)と、開口85を開放する開放位置(図1(B)に示される位置)との間を回動可能なカバー87を有する。カバー87は、上下方向7における筐体14の下端近傍において、左右方向9に延びる回動軸線周りに回動可能に、筐体14によって支持されている。そして、開口85の奥に広がる筐体14内部の収容空間86には、カートリッジ装着部110が配置されている。
[カートリッジ装着部110]
カートリッジ装着部110は、図3,4に示されるように、カートリッジケース101と、ロッド125と、ロック部129と、タンク103と、液面センサ55とを備えている。カートリッジ装着部110には、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの各色に対応する4つのインクカートリッジ30が収容可能である。ロッド125、タンク103、及び液面センサ55は、4つのインクカートリッジ30それぞれに対応して、4つずつ設けられている。なお、カートリッジ装着部110に収容可能なインクカートリッジ30の数は、4つに限定されない。なお、図3においては、カートリッジ装着部110の左端に1個のインクカートリッジ30が装着されている。
カートリッジケース101は、カートリッジ装着部110の筐体を構成する。カートリッジケース101は、インクカートリッジ30を収容する内部空間を有する箱形状である。カートリッジケース101は、前後方向8において奥壁と対向するカートリッジケース101の前端は、カートリッジケース101の内部空間を露出させる開口112となっている。さらに、開口112は、カバー87を開放位置に配置したときに、筐体14の開口85を通じて複合機10の外部に露出される。
インクカートリッジ30は、筐体14の開口85及びカートリッジ装着部110の開口112を通じて、カートリッジ装着部110に対して、前後方向8(鉛直方向と交差する移動方向の一例)の後方に向けて挿入され、前後方向8の前方に向けて抜去される。各インクカートリッジ30は、左右方向9に離間して底壁142に設けられた各ガイド溝109に、インクカートリッジ30の下端部が挿入されることによって、前後方向8へ案内される。カートリッジケース101には、内部空間を左右方向9に隣接する4つの空間に仕切る3つのプレート104が設けられている。プレート104によって仕切られた各空間に、異なる色のインクが貯留された4つのインクカートリッジ30が収容される。
[ロッド125]
ロッド125は、図4に示されるように、カートリッジケース101の奥壁から前方へ突出している。カートリッジケース101の奥壁において、ロッド125は、後述する接続部107より上方に設けられている。ロッド125は、インクカートリッジ30がカートリッジ装着部110に装着された状態において、後述する大気連通口96を通じて大気バルブ室36に進入する。
[ロック部129]
ロック部129は、図3及び図4に示されるように、カートリッジケース101の天壁付近で且つ開口112付近において、カートリッジケース101の左右方向9に延出されている。ロック部129は、左右方向9に沿って延びる棒状の部材である。ロック部129は、例えば、金属の円柱である。ロック部129の左右方向9の両端は、カートリッジケース101の側壁に固定されている。ロック部129は、4つのインクカートリッジ30が収納可能な4つの空間に亘って左右方向9に延びている。
ロック部129は、カートリッジ装着部110に装着されたインクカートリッジ30を、図7に示される装着位置に保持するためのものである。インクカートリッジ30は、カートリッジ装着部110に装着された状態で、ロック部129に係合される。これにより、ロック部129は、コイルバネ78,98がインクカートリッジ30を後方へ押す力に抗して、インクカートリッジ30を装着位置に保持する。
[タンク103]
タンク103は、図4に示されるように、カートリッジケース101の下方かつ後方に設けられている。タンク103は、タンク103を構成する壁のうち、少なくとも後述する液面センサ55に対面する領域(プリズム)は、液面センサ55から出力させる光を透過する透光性を有する。
タンク103は、内部に貯留室121を有する箱形状である。貯留室121は、後述される接続部107が接続された上部領域121Uと、上部領域121Uの下方に位置しており、後述する流出口128が接続された下部領域121Lと、を有する。貯留室121は、第2貯留室の一例である。なお、図4においては、上部領域121Uと下部領域121Lとの境界が破線で示されている。
上部領域121Uは、カートリッジケース101の奥壁より後方において、上下方向7に延びている。下部領域121Lは、カートリッジケース101の底壁142より下方において、前後方向8に延びている。図7に示されるように、インクカートリッジ30がカートリッジ装着部110に装着された状態において、カートリッジケース101の底壁142に形成されたガイド溝109(図3参照)上には、インクカートリッジ30の下壁42が位置する。したがって、下部領域121Lは、インクカートリッジ30の最下面より下方に位置しており、インクカートリッジ30の最下面に沿って、上部領域121Uよりも前方に突出していることとなる。
なお、本実施形態において、インクカートリッジ30の最下面は、筐体31の下壁42の下面42Lである。下面42Lは、前後方向8に対して平行であってもよいし、前後方向8に対して傾斜していてもよい。また、下部領域121Lが上部領域121Uよりも前方へ突出する方向も、必ずしも前後方向8に対して平行である必要はない。つまり、下部領域121Lが、インクカートリッジ30の最下面に沿っているとは、下部領域121Lが突出する方向、及びインクカートリッジ30の最下面が拡がる方向が、概ね前後方向8に沿っていればよく、換言すれば前後方向8に沿った成分を含んでいればよい。
下部領域121Lの前後方向8の前方の前面122(第1面の一例)は、カートリッジ装着部110に装着された状態のインクカートリッジ30の前壁41(第2面の一例)と、前後方向8において概ね同じ位置P2である。
各図には詳細に現れていないが、上部領域121Uの左右方向9に沿った寸法と、下部領域121Lの左右方向9に沿った寸法は同等である。したがって、前後方向8に沿った寸法が長い分だけ、下部領域121Lの(最大)水平断面積は、上部領域121Uの(最大)水平断面積より大きい。
貯留室121は、流出口128を通じて、インクチューブに連通されている。流出口128は、下部領域121Lの下端を区画する下壁付近に形成されている。流出口128は、接続部107より上下方向7の下方に位置する。これにより、貯留室121に貯留されたインクが、流出口128から流出して、インクチューブを通じて記録ヘッド21へ供給される。
上部領域121Uの上部には大気連通ポート124(第2大気連通部の一例)が形成されている。大気連通ポート124は、貯留室121を大気に連通させる。なお、大気連通ポート124は、制御基板による制御によって開閉されてもよい。また、大気連通ポート124の流路には、不図示のラビリンス通路或いは半透膜が設けられていてもよい。
[接続部107]
図3及び図4に示されるように、接続部107は、管状の樹脂からなるインクニードル102と、ガイド部105とを備えている。インクニードル102は、タンク103から前方へ突出している。インクニードル102の突出先端には、開口116が設けられている。また、インクニードル102の内部空間は、貯留室121の上部領域121Uに連通されている。さらに、インクニードル102は、カートリッジ装着部110に装着されたインクカートリッジ30のインク供給部34(図7参照、供給部の一例)に対応する位置に配置されている。
ガイド部105は、インクニードル102の周囲に配置された円筒形状の部材である。ガイド部105は、タンク103から前方に突出し、その突出端に開口が設けられている。インクニードル102は、ガイド部105の中心に配置されている。インクカートリッジ30がカートリッジ装着部110に装着されるとき、インク供給部34は、ガイド部105の内部に進入する。
インクニードル102の内部空間には、バルブ114及びコイルバネ115が収容されている。バルブ114は、インクニードル102の内部空間において、開口116を閉塞させる閉位置と、開口116を開放する開位置との間を、前後方向8に沿って移動可能に構成されている。コイルバネ115は、バルブ114を閉位置に移動させる向き、すなわち前方に付勢している。閉位置のバルブ114の前端は、開口116よりも前方へ突出している。
[液面センサ55]
液面センサ55は、液面センサ55は、貯留室121に貯留されたインクの液面が境界位置P1より高いとき、ローレベル信号を制御基板へ出力する。一方、液面センサ55は、貯留室121に貯留されたインクの液面が境界位置P1以下のとき、ハイレベル信号を制御基板へ出力する。液面センサ55は、貯留室121の側壁にインクが接触しているか否かによって異なる反射率を有するプリズムを利用して、貯留室121におけるインクの液面を光学的に検出するセンサである。
なお、液面センサ55は、他の公知の構成が採用されてもよい。例えば、被検出部を有するアクチュエータが貯留室121に設けられ、インクの液面が境界位置P1未満になればアクチュエータが回動することによって被検出部の位置が変化してもよい。アクチュエータの被検出部が光学センサによって検知されるか否かによって、インクの液面が境界位置P1未満であるかを判定することができる。また、液面センサ55として、貯留室121に挿入された電極棒が採用されてもよい。
[インクカートリッジ30]
インクカートリッジ30は、インクが貯留される容器である。インクカートリッジ30は、筐体31と、インク供給部34と、凸部43と、操作部90と、を有する。インクカートリッジ30は、図5に示されるように、略直方体形状の筐体31を有する。筐体31は、上下方向7及び前後方向8それぞれに沿った寸法が、左右方向9に沿った寸法よりも大きい扁平形状である。なお、異なる色のインクが貯留されるインクカートリッジ30の外形形状は、同一であってもよいし、異なっていてもよい。筐体31は、後壁40と、前壁41と、上壁39と、下壁42と、側壁37、38とで構成されている。
後壁40は、第1後壁40Aと、第2後壁40Bと、第3後壁40Cとで構成される。第1後壁40Aは、第2後壁40Bより前後方向8の前方で且つ上下方向7の上方に位置する。また、第2後壁40Bは、第3後壁40Cより前後方向の後方で且つ上下方向7の上方に位置する。さらに、第3後壁40Cは、第1後壁40Aより前後方向8の前方で且つ上下方向7の下方に位置する。第1後壁40Aには、大気連通口96が設けられている。第3後壁40Cには、インク供給部34が設けられている。
インクカートリッジ30の筐体31は、図6に示されるように、基部48と、突部49とに大別される。基部48は、例えば、上壁39の前方側の一部、前壁41、下壁42、第3後壁40C、及び側壁37、38の前方側の一部で囲まれる部分を指す。突部49は、例えば、上壁39の後方側の一部、第1後壁40A、第2後壁40B、及び側壁37、38の後方側の一部で囲まれる部分を指す。
すなわち、突部49は、上下方向7における基部48の一部から後方に突出する。より詳細には、突部49は、上下方向7における基部48の上部から後方に突出する。基部48及び突部49の前後方向8の境界は、例えば、第1後壁40Aの延長線或いは第3後壁40Cの延長線であってもよいし、第1後壁40Aの下端及び第3後壁40Cの上端を結ぶ仮想線であってもよい。
上壁39には、凸部43及び操作部90が設けられている。凸部43は、上壁39の外面から上方に突出し且つ前後方向8に延設されている。凸部43の前方を向く面は、ロック面62である。ロック面62は、上壁39よりも上方に位置している。ロック面62は、カートリッジ装着部110にインクカートリッジ30が装着された状態において、ロック部129に当接される面である。ロック面62とロック部129とが当接することによって、インクカートリッジ30がコイルバネ78,98の付勢力に抗して装着位置に保持される。
操作部90は、上壁39においてロック面62より前方に設けられている。インクカートリッジ30がカートリッジ装着部110に装着された状態において、操作部90の操作面92が下方へ押されると、インクカートリッジ30が回動することによって、ロック面62がロック部129より下方へ移動する。その結果、インクカートリッジ30がカートリッジ装着部110から脱抜可能となる。
筐体31の内部空間には、図6に示されるように、上部貯留室32、下部貯留室33、インクバルブ室35、及び大気バルブ室36が形成されている。上部貯留室32、下部貯留室33、インクバルブ室35は、インクを貯留する。上部貯留室32、下部貯留室33、インクバルブ室35は、第1貯留室の一例である。大気バルブ室36には、上部貯留室32と筐体31の外部との間において、大気を流通させる。
上部貯留室32及び下部貯留室33は、筐体31の内部空間を仕切る隔壁45によって、上下方向7に隣接して配置されている。また、上部貯留室32及び下部貯留室33は、隔壁45に形成された貫通孔47によって連通されている。上部貯留室32の容積は、下部貯留室33及びインクバルブ室35より大きい。上部貯留室32は、基部48及び突部49に亘って形成されている。
上部貯留室32及び大気バルブ室36は、筐体31の内部空間を仕切る隔壁44によって、上下方向7に隣接して配置されている。また、上部貯留室32及び大気バルブ室36は、隔壁44に形成された貫通孔46によって連通されている。また、下部貯留室33は、インクバルブ室35より前後方向8の前方に位置している。そして、下部貯留室33及びインクバルブ室35は、貫通孔99(連通口の一例)によって連通されている。下部貯留室33及びインクバルブ室35の容積は、タンク103の貯留室121より小さい。
大気バルブ室36は、上部貯留室32より上方に設けられた大気流路である。大気バルブ室36には、不図示のラビリンス通路或いは半透膜が設けられていてもよい。大気バルブ室36には、バルブ97及びコイルバネ98が収容されている。バルブ97は、大気連通口96を閉塞させる閉位置と、大気連通口96を開放する開位置との間を移動可能である。コイルバネ98は、バルブ97を閉位置に移動させる向き、すなわち後方に付勢している。
インクカートリッジ30がカートリッジ装着部110に装着される過程において、カートリッジ装着部110のロッド125(図7参照)が大気連通口96を通じて大気バルブ室36内に進入する。大気バルブ室36内に進入したロッド125は、閉位置のバルブ97をコイルバネ98の付勢力に抗して前方へ移動させる。そして、バルブ97が開位置に移動することによって、上部貯留室32が大気開放される。なお、大気連通口96を開放するための構成は、前述の例に限定されない。他の例として、大気連通口96を封止するフィルムが、ロッド125によって突き破られてもよい。
インク供給部34は、第3後壁40Cから後方へ突出している。より詳細には、インク供給部34は、第1突部49の下端より下方において、基部48の後方を向く面に設けられるのが望ましい。インク供給部34は、円筒形状の部材である。インク供給部34の内部空間が、インクバルブ室35である。インク供給部34の突出先端は、インクカートリッジ30の外部に開口している。第2後壁40Bは、インク供給部34の先端よりさらに後方に位置している。インクバルブ室35には、シール部材76と、バルブ77と、コイルバネ78とが収容されている。
シール部材76は、中央に貫通孔が形成された円盤形状の部材である。シール部材76の中央には、前後方向8に貫通したインク供給口71が形成されている。インク供給口71の内径は、インクニードル102の外径より若干小さい。バルブ77は、インクバルブ室35内において、シール部材76と当接してインク供給口71を閉塞させる閉位置と、シール部材76から離間してインク供給口71を開放する開位置との間を、前後方向8に沿って移動可能に構成されている。コイルバネ78は、バルブ77を閉位置に移動させる向き、すなわち後方に付勢している。
インクカートリッジ30がカートリッジ装着部110に装着される過程において、カートリッジ装着部110のインクニードル102(図7参照)がインク供給口71を通じてインクバルブ室35に進入する。このとき、インクニードル102は、シール部材76を弾性変形しつつ、インク供給口71を画定する内周面に液密に接触する。インクカートリッジ30がカートリッジ装着部110へさらに挿入されると、インクニードル102は、バルブ77をコイルバネ78の付勢力に抗して開位置へ移動させる。また、バルブ77は、インクニードル102の開口116から突出するバルブ114をコイルバネ115の付勢力に抗して開位置へ移動させる。
これにより、図7に示されるように、インク供給口71及び開口116が開放されて、インク供給部34のインクバルブ室35及びインクニードル102の内部空間の間において、インクが流通可能になる。この状態は、インク供給部34が接続部107に接続された状態の一例である。その結果、接続されたインク供給部34及び接続部107を通じて、上部貯留室32及び下部貯留室33に貯留されたインクが水頭差によってタンク103の貯留室121へ流出される。
さらに、図7に示されるように、インクカートリッジ30がカートリッジ装着部110に装着された状態、換言すれば、インク供給部34が接続部107に接続された状態において、インクカートリッジ30とタンク103とは、以下のような位置関係となる。
タンク103の貯留室121の下部領域121Lは、上下方向7から視て、インクカートリッジ30の筐体31の下壁42の下面42Lと重複している。ここで、「重複」とは、下部領域121Lの一部分と下壁42の下面42Lの一部分とが重なっている状態をも含む。
タンク103の流出口128は、貫通孔99より上部領域121Uから前後方向8の前方へ離れた位置にある。
[本実施形態の作用効果]
本実施形態によれば、インクカートリッジ30の上部貯留室32、下部貯留室33、インクバルブ室35からタンク103の貯留室121に供給可能なインクが全て消費されても、貯留室121の境界位置P1より下方に貯留されたインクが記録ヘッド21から排出可能である。また、インクカートリッジ30の下壁42より下方の空間を活用して、インクカートリッジ30及びカートリッジ装着部110のスペース効率を下げることなく、貯留室121の下部領域121Lの容積を大きくすることができる。
本実施形態によれば、貯留室121の下部領域121Lより前後方向8の後方へ凹んだ上部領域121Uに対向する位置にインクカートリッジ30の突部49が配置されるので、複合機10を大型化することなく、インクカートリッジ30及びカートリッジ装着部110を適切にレイアウトすることができる。
本実施形態によれば、タンク103の流出口128が、貫通孔99より上部領域121Uから前方へ離れた位置にある。図8に示されるように、複合機10の後面が下方となって、インクカートリッジ30の上部貯留室32及び下部貯留室33がタンク103の貯留室121の上部領域121Uより上方となる姿勢に、複合機10が置かれたとする。この状態では、記録ヘッド21は、タンク103の流出口128より低い位置にある。したがって、記録ヘッド21のノズル29においてメニスカスが壊れると、タンク103の貯留室121に貯留されているインクが、流出口128から記録ヘッド21へ向かって流れ、ノズル29からインクが流出するおそれがある。図8に示される姿勢において、タンク103の流出口128が貫通孔99より高い位置にあることによって、貯留室121から流出口128を通じて記録ヘッド21へ流れ出るインクの量を少なくすることができる。
[変形例]
前述された実施形態では、タンク103の前面122は、位置P2にあるが、前面122は、上部領域121Uよりも前方に突出していれば、位置P2の前方まで延びていてもよいし、また、図9に示されるように、位置P2より後方までにしか延びていなくてもよいし、位置P3にタンク103の前面122があってもよい。また、タンク103の貯留室121の下部領域121Lは、上下方向7から視て、インクカートリッジ30の筐体31の下壁42の下面42Lすべてと重複しているものに限らない。すなわち、貯留室121の下部領域121Lは、少なくとも一部分が上下方向7から視て下壁42の下面42Lと重複していればよい。
また、タンク103の貯留室121において、上部領域121Uと下部領域121Lの境界は、必ずしも図4に示される破線の位置でなくてもよい。例えば、下部領域121Lの上部は、上部領域121Uから前方に突出しておらず、下部領域121Lの下部のみが、上部領域121Uから前方に突出していてもよい。つまり、下部領域121Lの一部分が、上部領域121Uよりも前方に突出していればよい。
また、タンク103の流出口128は、貫通孔99より上部領域121Uから前方へ離れた位置ではなくてもよい。例えば、流出口128が貫通孔99より後方に位置してもよい。
また、前述された実施形態では、カートリッジ装着部110に装着された状態のインクカートリッジ30において、下壁42の下面42Lが最下面となるが、最下面は下面42Lでなくてもよい。例えば、カートリッジ装着部110に装着された状態のインクカートリッジ30において、インク供給部34の下面が最下面であってもよい。
10・・・複合機(液体排出装置)
21・・・記録ヘッド(ヘッド)
30・・・インクカートリッジ(カートリッジ)
32・・・上部貯留室(第1貯留室)
33・・・下部貯留室(第1貯留室)
34・・・インク供給部(供給部)
35・・・インクバルブ室(第1貯留室)
41・・・前壁(第2面)
42L・・・下面(最下面)
48・・・基部
49・・・突部
96・・・大気連通口(第1大気連通部)
99・・・貫通孔(連通口)
107・・・接続部
110・・・カートリッジ装着部
121・・・貯留室(第2貯留室)
121U・・・上部領域
121L・・・下部領域
122・・・前面(第1面)
128・・・流出口
124・・・大気連通ポート(第2大気連通部)

Claims (7)

  1. 液体が貯留された第1貯留室、上記第1貯留室を大気に連通させる第1大気連通部、及び上記第1貯留室に貯留された液体を供給する供給部を有するカートリッジと、
    上記供給部が接続される接続部、上記接続部に接続された上記供給部を通じて上記第1貯留室から水頭差によって供給された液体を貯留する第2貯留室、上記接続部より下方において上記第2貯留室に貯留された液体を流出させる流出口、及び上記第2貯留室を大気に連通させる第2大気連通部を有するカートリッジ装着部と、
    上記流出口を通じて上記第2貯留室から流出した液体を排出するヘッドと、を備える液体排出装置であって、
    該液体排出装置の使用姿勢において、
    上記カートリッジ装着部の第2貯留室は、上記接続部が接続された上部領域と、当該上部領域の下方に位置して上記流出口が接続された下部領域と、を有しており、
    上記下部領域は、上記カートリッジの最下面より下方に位置する少なくとも一部分が、上記上部領域よりも上記カートリッジの最下面に沿って突出している液体排出装置。
  2. 上記下部領域の少なくとも一部分は、鉛直方向から視て、上記カートリッジの最下面と重複している請求項1に記載の液体排出装置。
  3. 上記カートリッジは、上記最下面を有する基部と、鉛直方向における上記基部の上部から水平方向に突出する突部と、を有しており、
    上記第1貯留室は、上記基部及び上記突部に亘っており、
    上記供給部は、上記基部に設けられている請求項1又は2に記載の液体排出装置。
  4. 上記下部領域の少なくとも一部分を含む水平断面積は、上記上部領域の水平断面積より大きい請求項1から3のいずれかに記載の液体排出装置。
  5. 上記供給部は、上記第1貯留室に開口する連通口を有しており、
    上記流出口は、上記連通口より上記上部領域から離れた位置にある請求項1から4のいずれかに記載の液体排出装置。
  6. 上記カートリッジが上記カートリッジ装着部に対して鉛直方向と交差する移動方向へ移動されることにより、上記接続部と上記供給部とが接離可能である請求項1から5のいずれかに記載の液体排出装置。
  7. 上記下部領域の少なくとも一部分を構成する上記カートリッジ装着部における、上記移動方向に沿って上記カートリッジ装着部に装着される向きの上流側の第1面は、上記カートリッジにおいて、上記移動方向に沿って上記カートリッジ装着部に装着される向きの上流側の第2面と、上記移動方向において同じまたは装着される向きの上流側に位置する請求項6に記載の液体排出装置。
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