JP2019114100A - 交通管制装置および車載器 - Google Patents

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Kosuke Tsubakimoto
幸介 椿本
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Abstract

【課題】事故発生等の危険に関する情報を、車両の運転者に対してより効果的に注意喚起できるように提供する。【解決手段】実施形態の交通管制装置は、記憶部と、生成部と、送信部と、を備える。記憶部は、過去に発生した事故に関する事故情報を予め記憶する。生成部は、事故情報に基づいて、道路上で危険の発生が予測される位置と、危険の内容と、危険の度合いを示す危険度とを対応付けた危険度情報を生成する。送信部は、危険度情報を、危険度情報に含まれる位置の方向に走行している車両に搭載された車載器に送信する。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、交通管制装置および車載器に関する。
従来、過去の事故発生に関する情報から、事故が発生する可能性が高い場所を推定する技術が開示されている。また、このような技術によって推定された事故発生の可能性を利用して、交通パトロールの巡回や、看板等を用いて車両の運転者に注意喚起する技術が知られている。
特許第6045846号公報 特許第5885853号公報 特開2014−203357号公報 特開2014−089557号公報 特開2017−004445号公報
しかしながら、事故発生等の危険に関する情報を、車両の運転者に対してより効果的に注意喚起できるように提供することが望まれている。
実施形態の交通管制装置は、記憶部と、生成部と、送信部と、を備える。記憶部は、過去に発生した事故に関する事故情報を予め記憶する。生成部は、事故情報に基づいて、道路上で危険の発生が予測される位置と、危険の内容と、危険の度合いを示す危険度とを対応付けた危険度情報を生成する。送信部は、危険度情報を、危険度情報に含まれる位置の方向に走行している車両に搭載された車載器に送信する。
図1は、実施形態1にかかる交通管制システムの全体構成の一例を示す図である。 図2は、実施形態1にかかる車両情報データベースの構成の一例を示す図である。 図3は、実施形態1にかかる属性情報データベースの構成の一例を示す図である。 図4は、実施形態1にかかる生体情報データベースの構成の一例を示す図である。 図5は、実施形態1にかかる危険度情報データベースの構成の一例を示す図である。 図6は、実施形態1にかかる車載器の機能の一例を示すブロック図である。 図7は、実施形態1にかかる閾値データベースの構成の一例を示す図である。 図8は、実施形態1にかかる危険度情報の生成および送信処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図9は、実施形態1にかかる危険度情報の出力処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図10は、実施形態2にかかる車載器の機能の一例を示すブロック図である。 図11は、実施形態2にかかる危険度情報の出力処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図12は、実施形態3にかかる車載器の機能の一例を示すブロック図である。 図13は、実施形態3にかかる危険度情報の出力および自動運転制御の処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図14は、実施形態3にかかる危険回避処理の流れの一例を示すフローチャートである。
(実施形態1)
図1は、本実施形態にかかる交通管制システムSの全体構成の一例を示す図である。本実施形態の交通管制システムSが管理の対象とする道路は、有料道路でも良いし、一般道路でも良いものとする。図1に示すように、交通管制システムSは、交通管制装置10と、ITS(Intelligent Transport Systems)スポット3とを備える。
ITSスポット3は、路側に設置され、ITSスポット3は、DSRC(Dedicated Short Range Communication:“専用狭域通信”)を用いて、道路を走行する車両2a〜2c(以下、特に区別しない場合は車両2という)に搭載された車載器と、情報の送受信をする。また、ITSスポット3は、交通管制装置10と相互に情報を送受信可能に接続している。
交通管制装置10は、記憶部11と、受信部12と、生成部13と、送信部14とを備える。
記憶部11は、事故情報データベース(DB)111と、目的地データベース(DB)112と、車両情報データベース(DB)113と、属性情報データベース(DB)114と、生体情報データベース(DB)115と、危険度情報データベース(DB)116とを有する。記憶部11は、HDD(Hard Disk Drive)等の記憶装置によって構成される。
事故情報データベース111は、過去に発生した事故に関する情報が予め登録されたデータベースである。例えば、事故情報データベース111には、過去に事故が発生した位置を示す緯度および経度と、事故の内容とが対応付けられて登録される。ここで、本実施形態においては、事故とは、主として道路上で発生する交通事故のことをいうものとする。また、事故情報データベース111には、不図示の外部システム等から、最新の事故情報が随時更新される構成を採用しても良い。
目的地データベース112と、車両情報データベース113と、属性情報データベース114と、生体情報データベース115とには、車両2の車載器から送信された情報が登録される。
目的地データベース112には、車両2の識別情報と、車両2の目的地とが対応付けられて登録される。車両2の識別情報は、車両2を特定可能な情報であり、例えば、車載器のIDとする。目的地は、車両2のカーナビゲーションシステムに入力された目的地である。また、目的地の代わりに、車両2の走行予定の経路や進行方向が車両2の識別情報に対応付けられて記憶部11に登録される構成を採用しても良い。
車両情報データベース113には、車両2の状態を示す車両情報が登録される。本実施形態の車両情報は、更新日時と対応付けられている。車両情報は、車両2が目的地まで到着するまでの車両2の状態を示しており、本実施形態では、車両2の位置と、車速と、加速度と、操舵角と、アクセル開度と、ブレーキ操作量を含んでいる。
図2は、本実施形態にかかる車両情報データベース113の構成の一例を示す図である。図2に示すように、車両情報データベース113には、車両2の識別情報と、更新日時と、位置と、車速と、加速度と、操舵角と、アクセル開度と、ブレーキ操作量とが対応付けられて登録される。車両2の位置は、例えば緯度と経度で表される。更新日時は、車両情報が車載器内で生成された時刻でも良いし、後述の受信部12が車両情報を受信した時刻でも良い。
属性情報データベース114は、車両2の運転者の属性情報が登録されるデータベースである。本実施形態においては、車両2の運転者の属性情報は、車両2の運転者の年齢と、運転歴と、事故歴である。運転者の属性情報は、運転者の運転習熟度の判断基準になる情報であれば良く、年齢と、運転歴と、事故歴以外の情報を用いても良い。
図3は、本実施形態にかかる属性情報データベース114の構成の一例を示す図である。図3に示すように、属性情報データベース114には、車両2の識別情報と、車両2の運転者の年齢と、運転歴と、事故歴とが対応付けられて登録される。また、本実施形態においては、1台の車両2に同時に乗車する運転者は1人であるため、属性情報データベース114は、運転者の識別情報を有さない。車両2の運転者が交代した場合には、交代後の運転者の属性情報が車載器から送信されるものとする。あるいは、属性情報データベース114は、さらに、運転者を特定可能な識別情報を有しても良い。
また、本実施形態では、年齢が70歳以上の運転者を高齢運転者、運転歴が1年以下の運転者を初心者、その他の運転者を一般運転者とする。70歳は所定の年齢の一例であり、1年は所定の期間の一例である。高齢運転者および初心者の基準はこれに限定されるものではない。
生体情報データベース115は、車両2の運転者の生体情報が登録されるデータベースである。本実施形態においては、車両2の運転者の生体情報は、車両2の運転者の心拍数と、血圧である。運転者の生体情報は、運転者の状況を判断するために、運転者の身体から得られる情報であれば良く、心拍数や、血圧以外であっても良い。
図4は、本実施形態にかかる生体情報データベース115の構成の一例を示す図である。図4に示すように、生体情報データベース115には、車両2の識別情報と、更新日時と、車両2の運転者の心拍数と、血圧とが登録される。また、生体情報データベース115は、さらに、運転者を特定可能な識別情報を登録する構成を採用しても良い。属性情報および生体情報は、本実施形態における運転者の特性を示す特性情報の一例である。
危険度情報データベース116は、後述の生成部13によって生成された危険度情報が登録されるデータベースである。本実施形態においては、危険度情報は、道路上で危険の発生が予測される位置と、危険の内容と、危険度とが対応付けられた情報である。危険度情報は、車両2が走行する道路上の危険を識別可能な情報であれば良く、位置、危険の内容、危険度以外であっても良い。
図5は、本実施形態にかかる危険度情報データベース116の構成の一例を示す図である。図5に示すように、危険度情報データベース116には、道路上で危険の発生が予測される位置と、危険の内容と、危険度とが対応付けられて登録される。
本実施形態の危険度は、危険の度合いを数値で示したものとする。危険度は、例えば、事故等の危険の発生する可能性の高さと、当該事故等の規模や重大性とに応じて、後述の生成部13によって決定される。本実施形態において、危険度は“0”〜“100”の数値で示され、数値が大きいほど危険の度合いが高いものとする。危険度の表現手法はこれに限定されるものではなく、“低”“中”“高”等の段階によって危険の度合いを示すものであっても良い。
また、本実施形態において、道路上で危険の発生が予測される位置は、当該危険の発生が予測される範囲の開始位置と終了位置の緯度と経度として登録される。開始位置と終了位置の間の距離は、例えば、50mとするが、これに限定されるものではない。また、危険の発生が予測される位置がより詳細に特定可能な場合は、特定の地点の緯度と経度が、道路上で危険の発生が予測される位置として登録されても良い。危険の内容は、当該位置で発生が予測される危険を説明する文章や単語である。図5に示す“急カーブ”等の危険の内容は一例であり、より具体的かつ詳細に危険の内容を説明する文章であっても良い。あるいは、車載器側で識別可能なコード等を用いて、危険の内容を説明する構成を採用しても良い。また、上述の各データベースの構成は一例であり、これに限定されるものではない。
図1に戻り、受信部12および送信部14は、ITSスポット3を介して車両2に搭載された車載器と情報の送受信をする。より詳細には、受信部12は、車両2の識別情報と、車両2の位置と、車両2の目的地と、車両2の車両情報と、車両2の運転者の属性情報および生体情報とを、ITSスポット3を介して、車両2の車載器から受信する。受信部12は、受信した各種の情報を、目的地データベース112、車両情報データベース113、属性情報データベース114、生体情報データベース115に、車両2の識別情報と対応付けてそれぞれ登録する。
送信部14は、危険度情報データベース116に登録された危険度情報を、危険度情報に含まれる位置の方向に走行している車両2に搭載された車載器に、ITSスポット3を介して送信する。具体的には、送信部14は、各危険度情報に含まれる位置の上流側に位置するITSスポット3に、危険度情報を送信する。危険度情報を受信したITSスポット3は、当該ITSスポット3の設置位置を通過する車両2に搭載された車載器に対して危険度情報を送信する。これによって、危険度情報に含まれる位置の方向に走行している車両2に搭載された車載器に、危険度情報が送信される。
なお、車載器との通信の手段は上記の手法に限定されるものではなく、受信部12および送信部14は、ITSスポット3を介さずに、無線ネットワーク等を用いて車載器と直接的に情報の送受信をする構成を採用しても良い。
生成部13は、事故情報データベース111と、目的地データベース112と、車両情報データベース113と、属性情報データベース114と、生体情報データベース115とに登録された情報に基づいて、危険度情報を生成する。生成部13は、生成した危険度情報を、危険度情報データベース116に登録する。
次に、車両2に搭載された車載器について説明する。
図6は、本実施形態にかかる車載器20の機能の一例を示すブロック図である。図6に示すように、車載器20は、記憶部21と、受付部22と、取得部23と、送信部24と、受信部25と、出力部26と、を備える。
記憶部21は、閾値データベース(DB)121と、目的地データベース(DB)122と、車両情報データベース(DB)123と、属性情報データベース(DB)124と、生体情報データベース(DB)125とを有する。記憶部21は、HDD等の記憶装置によって構成される。
目的地データベース122と、車両情報データベース123と、属性情報データベース124と、生体情報データベース125とは、それぞれ車両2の目的地、車両情報、車両2の運転者の属性情報、生体情報が登録されるデータベースである。各データベースの構成は、上述した交通管制装置10の目的地データベース112と、車両情報データベース113と、属性情報データベース114と、生体情報データベース115と同様である。ただし、目的地データベース122、車両情報データベース123、属性情報データベース124、生体情報データベース125は、自装置が搭載された車両2または車両2の運転者についての情報のみを記憶するため、車両2の識別情報を含まなくとも良い。
閾値データベース121は、危険度の閾値が登録されるデータベースである。危険度の閾値は、後述の出力部26によって危険度情報の出力の有無の判断に使用される。
図7は、本実施形態にかかる閾値データベース121の構成の一例を示す図である。図7に示すように、閾値データベース121には、運転者種別と、閾値と、フラグとが対応付けて登録される。運転者種別は、属性情報によって運転者を分類する種別である。本実施形態では、年齢および運転歴によって運転者は“一般運転者”“高齢運転者”“初心者”の何れかの運転者種別となる。なお、本実施形態においては、高齢運転者と初心者の両方に該当する運転者は高齢運転者に分類されるものとする。
閾値は、危険度の閾値であり、運転者種別によって異なる値が予め設定される。例えば、高齢運転者または初心者の閾値は、一般運転者の閾値よりも小さく(低く)設定される。フラグは、車載器20が搭載された車両2の現在の運転者の運転者種別を示す。図7に示す例では、運転者種別“高齢運転者”にフラグ“1”が設定されているため、車載器20が搭載された車両2の現在の運転者の運転者種別は、“高齢運転者”であり、危険度の閾値は“15”となる。以下、車両2の現在の運転者の運転者種別に対応付けられた閾値(つまり、フラグが立っている閾値)を、「第1の閾値」という。第1の閾値は、本実施形態における所定の閾値の一例である。
図6に戻り、受付部22は、不図示のタッチパネル等の入力装置から、車両2の運転者の年齢、運転歴、事故歴等の属性情報の入力を受け付ける。受付部22は、受け付けた属性情報を、属性情報データベース114に登録する。また、受付部22は、車両2の運転者の年齢および運転歴に応じて閾値データベース121のフラグを設定する。
取得部23は、車両2に搭載された各種のセンサ等から、車両2の目的地、車両情報、車両2の運転者の生体情報を取得する。例えば、取得部23は、車両2に搭載されたGPS受信機から、GPS信号に基づく車両2の現在位置を取得する。また、取得部23は、車両2に搭載された車輪速センサから車両2の車輪速を取得し、車輪速から車速を算出する。また、取得部23は、車両2に搭載されたカーナビゲーションシステム、加速度センサ、操舵システム、アクセルセンサ、ブレーキセンサ等から、車両2の目的地、加速度、操舵角、アクセル開度、ブレーキ操作量を取得する。GPS受信機、カーナビゲーションシステム、加速度センサ、操舵システム、アクセルセンサ、ブレーキセンサ等は、本実施形態の検出部の一例である。あるいは、取得部23は、車両2に搭載されたECU(Electronic Control Unit)等の装置から、車両2の車速、加速度、操舵角、アクセル開度、ブレーキ操作量等を取得しても良い。
また、取得部23は、車両2に搭載された心拍計と血圧計から、車両2の運転者の心拍数と血圧とを取得する。あるいは、取得部23は、運転者が装着しているリストバンド型や腕時計型のウェアラブル端末等から、運転者の心拍数と血圧とを取得しても良い。取得部23は、取得した車両2の目的地、車両情報、車両2の運転者の生体情報を、目的地データベース122、車両情報データベース123、生体情報データベース125に登録する。取得部23が各種のセンサ等から一定時間(例えば5分)ごとに情報を取得する。
送信部24は、車両2のエンジンがON状態である間、一定時間ごとに目的地データベース122と、車両情報データベース123と、属性情報データベース124と、生体情報データベース125とに登録された情報を、車両2の識別情報に対応付けて交通管制装置10に送信する。車両2の識別情報は、例えば記憶部21に予め登録されているものとする。
受信部25は、車両2の進行方向で発生が予測される危険についての危険度情報を、交通管制装置10から受信する。受信部25は、取得した危険度情報を出力部26に送信する。
送信部24および受信部25は、ITSスポット3を介して交通管制装置10との間で情報を送受信しても良いし、無線ネットワーク等を用いて直接的に交通管制装置10との間で情報を送受信しても良い。
出力部26は、受信した危険度情報を、車両2の運転者に応じて出力する。このため、本実施形態では、運転者に応じて定められた第1の閾値を用いる。具体的には、出力部26は、受信部25によって受信された危険度情報のうち、第1の閾値以上の危険度に対応付けられた位置と、危険の内容と、を出力する。図7で示した例では、第1の閾値は“15”であるので、出力部26は、危険度情報のうち、“15”以上の危険度に対応付けられた位置と、危険の内容とを示す案内画像または音声案内を生成し、車両2に搭載されたディスプレイ201またはスピーカー202から出力する。案内画像または音声案内は、危険度情報に含まれる位置と、危険の内容とをそのまま出力するものでなくとも良い。例えば、出力部26は、危険度情報に含まれる危険の内容に文言や図を追加すること等によって運転者に把握しやすい形式で出力しても良い。
また、出力部26は、案内画像または音声案内の出力の際、車両2の運転者の特性に応じて異なる態様で出力する。例えば、運転者が“高齢運転者”である場合には、高齢者がより認識しやすい表示態様や音量で出力する。
なお、出力部26とディスプレイ201またはスピーカー202との組み合わせを出力部と称しても良いし、ディスプレイ201またはスピーカー202を出力部と称しても良い。ディスプレイ201は、例えばダッシュボードに設置された液晶モニタでも良いし、HUD(Head Up Display)等でも良い。
次に、以上のように構成された本実施形態の交通管制装置10における危険度情報の生成および送信処理について説明する。
図8は、本実施形態にかかる危険度情報の生成および送信処理の流れの一例を示すフローチャートである。
交通管制装置10の受信部12は、車載器20から、車両2の目的地、車両2の車両情報、車両2の運転者の属性情報、車両2の運転者の生体情報を受信する(S1)。また、車載器20から送信されるデータフォーマットと、交通管制装置10内の処理で使用されるデータフォーマットとに差異がある場合は、受信部12は、データフォーマットの変換の機能をさらに有しても良い。受信部12は、受信した各種の情報を、目的地データベース112、車両情報データベース113、属性情報データベース114、生体情報データベース115に、車両2の識別情報と対応付けてそれぞれ登録する。
そして、生成部13は、事故情報データベース111と、受信部12によって受信されて各データベース(目的地データベース112、車両情報データベース113、属性情報データベース114、生体情報データベース115)に登録された各種の情報と、に基づいて危険度情報を生成する(S2)。
例えば、生成部13は、過去に事故が所定の回数以上発生したことが事故情報データベース111に登録されている位置と、発生した事故の内容、危険度とを、危険度情報として登録する。図5に示した例では、“緯度x3、経度y3〜緯度x4、経度y4”の範囲の位置で、追突事故が過去に所定の回数以上発生しているため、生成部13は当該位置における危険の内容を“追突事故多発”、危険度を“70”とする危険度情報を生成する。
また、過去に事故が発生していない位置であっても、一般的に事故が発生しやすい地形や道路形状の位置についても、生成部13は、危険度情報を生成する。例えば、急カーブや、道路幅(幅員)が狭くなる地点がある場合、生成部13は、急カーブ等の位置と、危険の内容と、危険度とを決定して危険度情報を生成する。
また、生成部13は、目的地データベース112と、車両情報データベース113と、属性情報データベース114と、生体情報データベース115とに登録された情報に基づいて、他の車両の走行の阻害要因となり得る車両2が存在するか否かを判断し、このような車両2が存在する場合、当該車両2の存在する位置と、危険の内容と、危険度とを、危険度情報として登録する。他の車両の走行の阻害要因となり得る車両2とは、例えば、蛇行運転等の不審な挙動をしている車両2である。生成部13は、車両情報データベース113に時系列に登録された車両2の車両情報から、車両2が操舵角の変更を繰り返して蛇行運転をしていたり、急加速や急減速を繰り返していたり、道路上で停止していたりという不審な挙動をしているか否かを判断する。
また、生成部13は、直ちに事故の発生につながらなくとも、事故の一因となり得る事象を、危険度情報として登録する。事故の一因となり得る事象とは、例えば、高齢運転者が運転する車両2が所定の範囲内に所定の台数以上存在することや、運転者の心拍数や血圧が所定の範囲を超えている車両2が所定の範囲内に所定の台数以上存在することや、渋滞が発生中であること等である。例えば、生成部13は、属性情報データベース114と、生体情報データベース115とに登録された車両2の運転者の特性情報から、このような危険な事象が発生している位置を判断する。また、生成部13は、目的地データベース112に登録された車両2の目的地と、車両情報データベース113に登録された車両2の位置から渋滞の発生位置を予測しても良い。
なお、生成部13による危険度情報の生成の手法は上述の手法に限定されるものではない。例えば、生成部13は、特許文献1(特許第6045846号公報)に記載の事故発生予報の技術を用いて危険度情報を生成しても良い。
生成部13は、生成した危険度情報を、危険度情報データベース116に登録する。
そして、送信部14は、生成部13によって生成されて危険度情報データベース116に登録された危険度情報を、車載器20に送信する(S3)。より具体的には、送信部14は、各危険度情報に含まれる位置の上流側に位置するITSスポット3に、危険度情報を送信する。また、ITSスポット3を介さずに通信をする場合には、送信部14は、目的地データベース112に登録された車両2の識別情報と、車両2の位置と、車両2の目的地とに基づいて、危険度情報に含まれる位置の方向に走行している車両2を特定し、特定した車両2の車載器20に対して、危険度情報を送信する。
次に、以上のように構成された本実施形態の車載器20における危険度情報の出力処理について説明する。
図9は、本実施形態にかかる危険度情報の出力処理の流れの一例を示すフローチャートである。当フローチャートの処理は、例えば、車両2のエンジンがON状態である場合に、繰り返し実行される。
受信部25は、交通管制装置10から危険度情報を受信する(S11)。受信部25は、取得した危険度情報を出力部26に送信する。受信する危険度情報は、車両2がこれから走行する走行経路上に存在する危険を表したものとする。
次に、出力部26は、受信部25によって受信された危険度情報に含まれる危険度と、閾値データベース121に設定された第1の閾値とを比較する。そして、出力部26は、受信部25によって受信された危険度情報のなかに、危険度が第1の閾値以上の危険度情報があるか否かを判断する(S12)。
例えば、図7で示した例では、第1の閾値は“15”であるので、出力部26は、受信された各危険度情報に含まれる危険度が“15”以上であるか否かを判断する。危険度が第1の閾値以上の危険度情報が、出力対象となる。また、仮に、車両2の運転者が“一般運転者”であった場合は、第1の閾値は“60”となるので、受信された各危険度情報に含まれる危険度が“60”以上の危険度情報が、出力対象となる。このように、運転者の特性に応じて第1の閾値が異なるため、出力部26は、一般運転者に対しては注意喚起をする必要がない程度の危険度であっても、高齢運転者または初心者に対しては出力対象と判断する場合がある。
危険度が第1の閾値以上の危険度情報がない場合(S12“No”)、出力対象の危険度情報はないため、当フローチャートの処理は終了する。
危険度が第1の閾値以上の危険度情報がある場合(S12“Yes”)、次に、出力部26は、自車両の運転者が高齢運転者であるか否かを判断する(S13)。出力部26は、自車両の運転者が高齢運転者であるか否かを、閾値データベース121に設定されたフラグの有無によって判断しても良いし、属性情報データベース124に登録された年齢を参照しても良い。
出力部26は、自車両の運転者が高齢運転者である場合には(S13“Yes”)、出力対象の危険度情報を制限する。一般に、高齢運転者は、大量の情報を報知されると判断および対応が遅れたり、正しい判断をすることが困難になったりする場合がある。このため、出力部26は、高齢運転者に対しては、危険度が第1の閾値以上の危険度情報のうち、車両2の現在位置から所定の距離(例えば100m)以内の位置における危険度情報のみを出力対象とする。このように出力対象を制限することにより、高齢運転者は、より近い距離に迫った危険への対応に集中することができる。
具体的には、出力部26は、自車両の運転者が高齢運転者である場合に(S13“Yes”)、車両2の現在位置から100m以内の位置における危険度情報があるか否かを判断する(S14)。車両2の現在位置から100m以内の位置における危険度情報がない場合(S14“No”)、出力対象の危険度情報はないため、当フローチャートの処理は終了する。なお、出力対象の危険度情報を制限する基準は、車両2の現在位置からの距離に限定されるものではない。
危険度が第1の閾値以上の危険度情報のうち、車両2の現在位置から100m以内の位置における危険度情報がある場合(S14“Yes”)、出力部26は、当該危険度情報に基づく高齢運転者用の案内画像または音声案内を生成する。出力部26は、生成した高齢運転者用の案内画像または音声案内をディスプレイ201またはスピーカー202から出力する(S15)。
高齢運転者用の案内画像または音声案内とは、高齢者がより認識しやすい態様の案内画像または音声案内である。具体的には、高齢運転者用の案内画像は、一般運転者用の案内画像よりも、危険の内容を示す文字や図等の記載が大きく表示される。また、危険の内容を示す図がよりシンプルな形状に変更されても良いし、危険の内容を説明する文章等が短く簡潔に変更されても良い。また、高齢運転者用の音声案内は、一般運転者用の音声案内よりも音量が大きくなるように設定される。さらに、高齢運転者用の音声案内は、一般運転者用の音声案内よりも短く、簡潔であっても良い。また、出力部26は、危険の内容についての説明(“100m先に急カーブがあります”等)を出力するのではなく、“速度を落としてください”等の具体的な運転動作の指示を高齢運転者用の案内画像または音声案内として出力しても良い。
また、出力部26は、自車両の運転者が高齢運転者でない場合には(S13“No”)、通常の案内画像または音声案内を生成して、出力する(S16)。通常の案内画像または音声案内とは、一般運転者および初心者に対して出力する案内画像または音声案内であり、第1の閾値以上の危険度に対応付けられた位置と、危険の内容とを含む。また、本実施形態では、初心者に対しても一般運転者と同じ案内画像または音声案内を出力する構成を採用したが、出力部26は、別途、初心者向けの案内画像または音声案内を生成して出力しても良い。
このように、本実施形態の交通管制装置10は、事故情報データベース111に登録された過去に発生した事故に関する事故情報に基づいて生成した危険度情報を、危険の発生が予測される位置の方向に走行している車両2に搭載された車載器20に送信する。このため、本実施形態の交通管制装置10によれば、事故発生等の危険に関する情報を、車両2の運転者に対してより効果的に注意喚起できるように提供することができる。
また、本実施形態の危険度情報は、発生が予測される危険の度合いを示す危険度を含むため、本実施形態の交通管制装置10によれば、車載器20が危険の内容および位置を出力するか否かの判断をするための情報を提供することができる。
また、本実施形態の交通管制装置10は、事故情報だけではなく、さらに、車載器20から受信した車両2の位置と、車両2の目的地とに基づいて、危険度情報を生成する。このため、本実施形態の交通管制装置10によれば、現在、道路を走行している車両2の走行位置や走行方向に基づいてより高精度に危険度情報を生成することができる。
また、本実施形態の交通管制装置10は、さらに、車載器20から受信した車両2の車両情報と、車両2の運転者の特性情報とに基づいて、危険度情報を生成する。このため、本実施形態の交通管制装置10によれば、さらに多様な危険に対して予測をすることが可能になり、事故発生等の危険に関するより高精度な情報を車両2の車載器20に対して送信することができる。
さらに、本実施形態の運転者の特性情報は、運転者の年齢、運転歴、および生体情報のうちいずれか一つ以上を含むため、本実施形態の交通管制装置10は、現在道路を走行する車両2の運転者の年齢や運転の技量、体調等によって生じ得る危険についても予測することができる。
また、本実施形態の車載器20は、交通管制装置10から受信した危険度情報を、車両2の運転者の特性に応じて異なる態様で出力するため、事故発生等の危険に関する情報を、車両2の運転者に対してより効果的に注意喚起することができる。
また、本実施形態の車載器20は、交通管制装置10から受信した危険度情報のうち、第1の閾値以上の危険度に対応付けられた位置および危険の内容のうち、いずれか一つ以上を出力し、第1の閾値は、運転者の特性に応じて異なる。このため、本実施形態の車載器20によれば、運転者の特性に応じて、出力対象の情報を変更することができ、より効果的に注意喚起することができる。
また、本実施形態の車載器20は、第1の閾値は、運転者の年齢が所定の年齢以上である場合、または、運転者の運転歴が所定の期間以下である場合に通常よりも小さくなる。このため、本実施形態の車載器20によれば、一般運転者に対しては注意喚起をする必要がない危険の内容であっても、高齢運転者または初心者に対しては注意喚起をすることにより、より安全な運転を支援することができる。また、本実施形態の車載器20によれば、一般運転者に対して必要以上の注意喚起をして煩わしさを感じさせてしまうことを低減することができる。
また、本実施形態の車載器20は、車両2の位置と、車両2の目的地と、車両2の運転者の特性情報と、車両2の車両情報とを車両の識別情報に対応付けて交通管制装置10に送信する。これにより、本実施形態の車載器20は、交通管制装置10で行われるより高精度な危険度情報の生成に、貢献することができる。
なお、本実施形態においては、交通管制システムSは、交通管制装置10とITSスポット3とを含むものとしたが、さらに、車載器20を含むものとしても良い。
(変形例1)
実施形態1では、運転者を年齢と運転歴とで分類したが、分類基準はこれに限定されるものではない。例えば、運転者を、さらに事故歴で分類する構成を採用しても良い。当該構成を採用する場合、例えば、事故歴が所定の回数よりも多い運転者や、死亡事故等の重大事故を起こしたことのある運転者の第1の閾値は、一般運転者よりも低い値が予め設定されるものとする。
(変形例2)
実施形態1では、車両2の運転者が変更される場合には、車載器20の受付部22によって車両2の運転者の年齢、運転歴、事故歴等の属性情報の入力を受け付ける構成を採用したが、運転者の属性情報の登録および保持の手法はこれに限定されるものではない。例えば、属性情報データベース124に運転者を特定する識別情報を加えて、車両2を運転する可能性のある複数の運転者候補の情報を予め登録することが可能な構成を採用しても良い。当該構成を採用する場合、車両2の運転者が変更される場合には、受付部22は、予め登録された運転者候補から1人の運転者を選択する入力を、不図示のタッチパネル等の入力装置から受け付ける。
(変形例3)
実施形態1では、運転者の生体情報として、心拍数と血圧とを例示したが、生体情報はこれらに限定されるものではない。例えば、生体情報は、運転者の顔色や、まばたきの頻度、開眼の有無、脇見の有無等を含むものであっても良い。具体的には、本変形例の車両2は、運転者の顔を撮像可能な位置に設置された不図示の車内カメラを備える。本変形例の車載器20の取得部23は、車内カメラから撮像画像を取得し、公知の画像処理の手法を用いて運転者の顔色や、まばたきの頻度、開眼の有無、脇見の有無等を撮像画像から判断する。取得部23は、これらの生体情報を生体情報データベース125に登録し、送信部24は、実施形態1の内容に加えて、運転者の顔色や、まばたきの頻度、開眼の有無、脇見の有無等を生体情報として交通管制装置10に送信する。
本変形例の交通管制装置10の生成部13は、実施形態1の内容に加えて、運転者の顔色や、まばたきの頻度、開眼の有無、脇見の有無等に基づいて危険度情報を生成するため、より高精度な危険度情報を生成することができる。一例として、運転者が閉眼している車両2が存在する場合は、居眠り運転等の可能性がある。このような場合に、本変形例の交通管制装置10は、居眠り運転等を知らせるための危険度情報を生成し、付近を走行する車両2の車載器20に送信することができる。
(変形例4)
実施形態1では、車載器20の出力部26は、高齢運転者に対しては、危険度が第1の閾値以上の危険度情報のうち、車両2の現在位置から100mより遠い位置における危険度情報は出力対象とせず、出力処理を終了していたが、処理の流れはこれに限定されるものではない。例えば、受信部25は、受信した危険度情報を記憶部21に保存し、出力部26は、保存された危険度情報を定期的に読み出して、危険度情報に含まれる位置が、車両2の現在位置から100m以内の範囲に含まれるか否かを判断しても良い。
当該構成を採用する場合、危険度情報に含まれる位置が車両2の現在位置から100m以内の範囲に入った時点で、出力部26は、当該位置と、当該位置に対応付けられた危険の内容とを示す案内画像または音声案内を生成して、ディスプレイ201またはスピーカー202から出力する。
(実施形態2)
実施形態1では、車載器20は、運転者の年齢と運転歴とに基づいて第1の閾値を変更していた。本実施形態の車載器は、さらに、運転者の生体情報に基づいて第1の閾値を変更する。
本実施形態の交通管制システムSの全体構成および交通管制装置10が備える機能は、図1に示した実施形態1の構成と同様である。
図10は、本実施形態にかかる車載器2020の機能の一例を示すブロック図である。図10に示すように、本実施形態の車載器2020は、記憶部21と、受付部22と、取得部2023と、送信部24と、受信部25と、出力部26と、変更部27とを備える。
記憶部21と、受付部22と、送信部24と、受信部25と、出力部26とは、実施形態1と同様の機能を備える。
取得部2023は、実施形態1の機能を備えた上で、受信部25が危険度情報を受信した場合に、車両2に搭載された心拍計と血圧計またはウェアラブル端末等から、車両2の運転者の心拍数と血圧とを取得する。
変更部27は、運転者の生体情報に応じて第1の閾値を変更する。より詳細には、変更部27は、運転者の心拍数が第2の閾値以上である場合、または、運転者の血圧が第3の閾値以上である場合に、運転者の第1の閾値を、所定の値分減算する。第2の閾値および第3の閾値の値は特に限定されるものではないが、運転者が心理的に動揺していることや緊張状態であること等を示す心拍数や血圧の値が、第2の閾値および第3の閾値として予め設定される。
また、変更部27が減算する所定の値は、心拍数または血圧のいずれかが、第2の閾値または第3の閾値以上である場合は、それぞれ“5”とする。心拍数が第2の閾値以上かつ血圧が第3の閾値以上である場合は、“10”となる。これらの値は一例であり、所定の値はこれらに限定されるものではない。
次に、以上のように構成された本実施形態の交通管制装置10および車載器2020で実行される処理の流れについて説明する。本実施形態の交通管制装置10で実行される危険度情報の生成および送信処理の流れは、図8で説明した実施形態1の処理の流れと同様である。
図11は、本実施形態にかかる危険度情報の出力処理の流れの一例を示すフローチャートである。S11の危険度情報の受信の処理は、図9で説明した実施形態1の処理と同様である。
次に、取得部2023は、心拍計と血圧計またはウェアラブル端末等から、車両2の運転者の心拍数と血圧とを取得する(S21)。
そして、変更部27は、取得された心拍数が第2の閾値以上、または、取得された血圧が第3の閾値以上であるか否かを判断する(S22)。
取得された心拍数が第2の閾値以上、または、取得された血圧が第3の閾値以上である場合(S22“Yes”)、変更部27は、第1の閾値を減算する(S23)。例えば、車両2の運転者が“初心者”である場合、予め登録された第1の閾値は“30”である。この運転者の心拍数が第2の閾値以上かつ血圧が第3の閾値以上である場合、変更部27は、第1の閾値を“10”減算するため、減算後の第1の閾値は“20”となる。
S23の第1の閾値の減算処理が行われた場合は、次のS12の処理では、減算された第1の閾値が用いられる。例えば、減算後の第1の閾値が“20”の場合、受信された危険度情報に含まれる危険度が“20”以上の危険度情報があるか否かが判断される。この場合は、危険度が“20”以上の危険度情報が出力対象となる。第1の閾値が減算されることにより、予め登録された初心者用の第1の閾値では出力対象にならない危険度情報が、出力対象となる場合がある。例えば、図5に示した危険度情報の例では、“渋滞発生中”の危険度は“20”であるため、危険度が減算後の第1の閾値である“20”以上であり、出力対象となる。
また、取得された心拍数が第2の閾値未満、かつ、取得された血圧が第3の閾値未満の場合(S22“No”)、変更部27はS23の処理を行わない。この場合、次のS12の処理では、予め登録された第1の閾値が用いられる。
S12“No”の場合は、実施形態1と同様に、当フローチャートの処理は終了する。また、S12“Yes”の場合のS13〜S16の処理は、実施形態1と同様である。
このように、本実施形態の車載器2020によれば、運転者の生体情報に応じて第1の閾値を変更するため、運転者の心理状態や体調等に応じて、より効果的に危険についての注意喚起をすることができる。
例えば、通常時は運転者が気づいて自ら回避することができる危険であっても、運転者の心理状態や体調等によっては注意力や判断力の低下により、発見や対応が遅れる場合がある。このような場合に、本実施形態の車載器2020によれば、通常時には出力しない危険度の低い情報でも、運転者の心理状態や体調等に応じて出力し、運転者に注意喚起をすることができる。
(変形例5)
実施形態2では、心拍数と血圧とに応じて第1の閾値を変更しているが、他の生体情報を用いても良い。例えば、変形例3の構成を組み合わせて、運転者の顔色や、まばたきの頻度、開眼の有無、脇見の有無等に応じて、変更部27が第1の閾値を変更する構成を採用しても良い。例えば、脇見運転の場合は、運転者の前方への注意力が低下している場合がある。このような場合に、変更部27が第1の閾値を減算して、より危険度の低い危険情報であっても運転者に注意喚起をすることで、安全性を向上させることができる。
また、生体情報だけではなく、運転を開始してからの時間や走行距離に応じて、変更部27が第1の閾値を変更する構成を採用しても良い。一般に、長時間の運転は疲労が蓄積し、注意力や判断力が低下する恐れがあるため、このような場合にも第1の閾値を減算することにより、より効果的に運転者に対して注意喚起をすることができる。
(変形例6)
実施形態2では、心拍数または血圧が第2の閾値または第3の閾値以上の場合に、変更部27が第1の閾値を所定の値分減算するものとしたが、第1の閾値の変更の手法はこれに限定されるものではない。例えば、変更部27は、心拍数または血圧が高いほど、第1の閾値がより小さくなるように、第1の閾値を減算しても良い。または、変更部27は、心拍数または血圧の高さの度合に応じて段階的に第1の閾値を減算しても良い。
(変形例7)
実施形態2では、変更部27は、危険度情報を受信した時点における運転者の心拍数と血圧とを用いて第1の閾値の減算をするか否かの判断をしているが、一定時間ごとに取得された心拍数と血圧とを用いる構成を採用しても良い。当該構成を採用する場合、変更部27は、一定時間ごとに取得されて生体情報データベース125に登録された心拍数と血圧とのうち、最新のデータに基づいて第1の閾値を変更する。
(実施形態3)
実施形態1では、車載器20は、受信した危険度情報に基づいて案内画像または音声案内を出力することによって、運転者に危険を報知していた。本実施形態では、車載器は、さらに、車両2を自動運転制御することにより、受信した危険度情報に含まれる危険を回避する。
本実施形態の交通管制システムSの全体構成および交通管制装置10が備える機能は、図1に示した実施形態1の構成と同様である。
図12は、本実施形態にかかる車載器3020の機能の一例を示すブロック図である。図12に示すように、本実施形態の車載器3020は、記憶部21と、受付部22と、取得部23と、送信部24と、受信部25と、出力部26と、運転制御部28とを備える。
記憶部21と、受付部22と、取得部23と、送信部24と、受信部25と、出力部26とは、実施形態1と同様の機能を備える。
運転制御部28は、受信された危険度情報に含まれる危険を回避するように、車両2の運転者の特性に応じて、車両2を自動運転制御する。本実施形態における自動運転制御とは、運転操作(操舵、アクセル操作、ブレーキ操作等)の一部または全部を制御する機能のことであり、例えば、ACC(Adaptive Cruise Control)である。自動運転制御の例はこれに限定されるものではなく、運転支援や、自動ブレーキ等であっても良いし、より高度な自動運転であっても良い。
また、車両2の自動運転機能がON状態の場合には、例えば、自動運転中であることを示す自動運転フラグが“1”となり、車両2の自動運転制御機能がOFF状態の場合には、自動運転フラグが“0”となる。自動運転フラグは、記憶部21に保存されるものとする。車両2が自動運転中であるか否かの判別手法はこれに限定されるものではない。
次に、以上のように構成された本実施形態の交通管制装置10および車載器3020で実行される処理の流れについて説明する。本実施形態の交通管制装置10で実行される危険度情報の生成および送信処理の流れは、図8で説明した実施形態1の処理の流れと同様である。
図13は、本実施形態にかかる危険度情報の出力および自動運転制御の処理の流れの一例を示すフローチャートである。S11の危険度情報の受信の処理は、図9で説明した実施形態1の処理と同様である。
次に、運転制御部28は、自動運転フラグの値から、自車両が自動運転中であるか否かを判断する(S31)。運転制御部28は、自車両が自動運転中であると判断した場合(S31“Yes”)、受信された危険度情報に含まれる危険を回避するための、危険回避処理を開始する(S32)。危険回避処理は、自動運転の機能の一部とする。詳細は図14で説明する。
また、運転制御部28が自車両は自動運転中ではないと判断した場合(S31“No”)、危険回避処理は実行されない。この場合、実施形態1と同様に、S12の危険度が第1の閾値以上の危険度情報の有無の判断から、S16の出力までの処理が実行される。
また、本実施形態においては、運転制御部28による危険回避処理が開始された場合(S32)でも、S12〜S16の処理は実行される。これにより、自動運転制御によって危険が回避される場合でも、危険の発生が予測される位置や危険の内容が出力されるため、車両2の運転者や同乗者は、自動運転制御によるブレーキ制御等の意図を把握することができる。なお、処理の流れはこれに限定されるものではなく、運転制御部28による危険回避処理が開始された場合(S32)は、S12〜S16の処理を実行せずに当フローチャートの処理を終了する構成を採用しても良い。
図14は、本実施形態にかかる危険回避処理の流れの一例を示すフローチャートである。運転制御部28は、閾値データベース121に設定されたフラグの有無によって、自車両の運転者が高齢運転者であるか否かを判断する(S301)。なお、運転制御部28は、属性情報データベース124に登録された年齢から、運転者が高齢運転者であるか否かを判断しても良い。
自車両の運転者が高齢運転者でない場合には(S301“No”)、運転制御部28は、受信部25によって受信された危険度情報に含まれる危険を回避するよう、車両2(自車両)を自動運転制御する(S302)。例えば、運転制御部28は、危険度情報に含まれる危険の発生が予測される位置に車両2が到達する前に、所定の速度まで車速を減速させる。また、運転制御部28は、危険度情報に含まれる道路上で危険の発生が予測される位置を避けるために、操舵制御を行って車線変更等をしても良い。
また、自車両の運転者が高齢運転者である場合には(S301“Yes”)、運転制御部28は、受信部25によって受信された危険度情報に含まれる危険を回避する際に、通常よりも早く減速を開始するように、車両2を自動運転制御する(S303)。減速の開始をより早くすることは、運転者の特性に応じた自動運転制御の一例であり、これに限定されるものではない。例えば、運転制御部28は、運転者が高齢運転者である場合には、運転者のブレーキ操作の強さを増幅させるように運転支援をしても良い。
また、本実施形態では、危険回避処理において初心者と一般運転者とで自動運転制御の態様を変更していないが、運転制御部28は、初心者に対して、一般運転者とは異なる態様の危険回避処理を実行しても良い。
このように、本実施形態の車載器3020は、危険度情報に含まれる危険を回避するように、車両2の運転者の特性に応じて、車両2を自動運転制御する。これにより、運転者に対してより安心感のある自動運転制御を提供することができる。例えば、本実施形態の車載器3020によれば、高齢運転者の場合には一般運転者よりも手前の地点から減速することで、運転者が不安を感じること等を低減することができる。
なお、車載器3020は複数の装置によって構成されても良い。例えば、車載器3020はDSRC通信用の車載器と、自動運転制御用の車載器(車載装置)とを含む構成であっても良い。
以上説明したとおり、実施形態1〜3によれば、事故発生等の危険に関する情報を、車両の運転者に対してより効果的に注意喚起できるように提供することができる。
実施形態1〜3の交通管制装置10は、CPU(Central Processing Unit)などの制御装置と、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)などの記憶装置と、HDD、CDドライブ装置、フラッシュメモリなどの外部記憶装置と、ディスプレイ装置などの表示装置と、キーボードやマウスなどの入力装置を備えており、通常のコンピュータを利用したハードウェア構成となっている。
実施形態1〜3の交通管制装置10で実行される危険度情報の生成および送信プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。また、実施形態1〜3の交通管制装置10で実行される危険度情報の生成および送信プログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、実施形態1〜3の交通管制装置10で実行される危険度情報の生成および送信プログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。また、実施形態1〜3の危険度情報の生成および送信プログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。
実施形態1〜3の交通管制装置10で実行される危険度情報の生成および送信プログラムは、上述した各部(受信部、生成部、送信部)を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU(プロセッサ)が上記記憶媒体から危険度情報の生成および送信プログラムを読み出して実行することにより上記各部が主記憶装置上にロードされ、受信部、生成部、送信部が主記憶装置上に生成されるようになっている。
実施形態1〜3の車載器20,2020,3020は、CPUなどの制御装置と、ROMやRAMなどの記憶装置と、HDD、CDドライブ装置、フラッシュメモリなどの外部記憶装置と、ディスプレイ装置などの表示装置と、スピーカー等の音声出力装置と、キーボードやマウスなどの入力装置を備えており、通常のコンピュータを利用したハードウェア構成となっている。
実施形態1〜3の車載器20,2020,3020で実行される危険度情報の出力プログラムおよび自動運転制御プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク、CD−R、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。また、実施形態1〜3の車載器20,2020,3020で実行される危険度情報の出力プログラムおよび自動運転制御プログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、実施形態1〜3の車載器20,2020,3020で実行される危険度情報の出力プログラムおよび自動運転制御プログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。また、実施形態1〜3の危険度情報の出力プログラムおよび自動運転制御プログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。
実施形態1〜3の車載器20,2020,3020で実行される危険度情報の出力プログラムおよび自動運転制御プログラムは、上述した各部(受付部、取得部、送信部、受信部、出力部、変更部、運転制御部)を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPUが上記記憶媒体から危険度情報の出力プログラムまたは自動運転制御プログラムを読み出して実行することにより上記各部が主記憶装置上にロードされ、受付部、取得部、送信部、受信部、出力部、変更部、運転制御部が主記憶装置上に生成されるようになっている。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
2,2a〜2c 車両
3 ITSスポット
10 交通管制装置
11 記憶部
12 受信部
13 生成部
14 送信部
20,2020,3020 車載器
21 記憶部
22 受付部
23,2023 取得部
24 送信部
25 受信部
26 出力部
27 変更部
28 運転制御部
111 事故情報データベース
112 目的地データベース
113 車両情報データベース
114 属性情報データベース
115 生体情報データベース
116 危険度情報データベース
121 閾値データベース
122 目的地データベース
123 車両情報データベース
124 属性情報データベース
125 生体情報データベース
S 交通管制システム

Claims (10)

  1. 過去に発生した事故に関する事故情報を予め記憶する記憶部と、
    前記事故情報に基づいて、道路上で危険の発生が予測される位置と、危険の内容と、危険の度合いを示す危険度とを対応付けた危険度情報を生成する生成部と、
    前記危険度情報を、前記危険度情報に含まれる前記位置の方向に走行している車両に搭載された車載器に送信する送信部と、
    を備える交通管制装置。
  2. 前記道路を走行する前記車両の識別情報と、前記車両の位置と、前記車両の目的地とを、前記車載器から受信する受信部をさらに備え、
    前記生成部は、さらに、前記車載器から受信した前記車両の位置と、前記車両の目的地とに基づいて、前記危険度情報を生成する、
    請求項1に記載の交通管制装置。
  3. 前記受信部は、前記車載器から、前記車両の状態を示す車両情報と、前記車両の運転者の特性を示す特性情報とをさらに受信し、
    前記生成部は、さらに、前記車両情報と、前記特性情報とに基づいて、前記危険度情報を生成する、
    請求項2に記載の交通管制装置。
  4. 前記特性情報は、前記運転者の年齢、運転歴、および生体情報のうちいずれか一つ以上を含む、
    請求項3に記載の交通管制装置。
  5. 車両が走行する道路上で危険の発生が予測される位置と、危険の内容と、危険の度合いを示す危険度とを対応付けた危険度情報を交通管制装置から受信する受信部と、
    受信された前記危険度情報を、前記車両の運転者の特性に応じて異なる態様で出力する出力部と、
    を備える車載器。
  6. 前記出力部は、受信された前記危険度情報のうち、所定の閾値以上の前記危険度に対応付けられた前記位置および前記危険の内容のうち、いずれか一つ以上を出力し、
    前記所定の閾値は、前記運転者の特性に応じて異なる、
    請求項5に記載の車載器。
  7. 前記車両の運転者の特性を示す特性情報は、前記運転者の年齢と運転歴とを含み、
    前記所定の閾値は、前記運転者の年齢が所定の年齢以上である場合、または、前記運転者の運転歴が所定の期間以下である場合に通常よりも小さくなる、
    請求項6に記載の車載器。
  8. 前記特性情報は、検出部で検出された前記運転者の生体情報をさらに含み、
    前記生体情報に応じて前記所定の閾値を変更する変更部と、をさらに備える、
    請求項7に記載の車載器。
  9. 前記車両の位置と、前記車両の目的地と、前記運転者の前記特性情報と、前記車両の状態を示す車両情報とを前記車両の識別情報に対応付けて前記交通管制装置に送信する送信部をさらに備える、
    請求項8に記載の車載器。
  10. 前記危険度情報に含まれる危険を回避するように、前記車両の運転者の特性に応じて、前記車両を自動運転制御する運転制御部をさらに備える、
    請求項5から9の何れか1項に記載の車載器。
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