JP4888212B2 - 車両用警報装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両の運転者に対して、安全運転を支援する車両用警報装置に関するものである。
従来、車両の運転者に対して安全運転を支援する装置の一例として特許文献1に示すものがあった。
特許文献1は、運転者の運転操作中に、信号パラメータ、交通規制等の管制情報と、時刻と、地図データと、ブレーキ、アクセル、速度等車両の走行状況を検知する車内センサから、運転者の運転に危険行為があったか否かを判定し、該危険行為を発生地点、時刻等とともに集計し、危険行為の発生状況を必要に応じて運転者に報知する。このようにして、運転者に対して、自分の運転においてどのような危険行為が多いかを認識させるものである。
特開平11−120488号公報
特許文献1においては、運転者に対して、自分の運転においてどのような危険行為が多いかを認識させることはできるもの、実際に車両を運転中である運転者に対して、その運転者に適した安全運転を支援することはできない。
本発明は、上記問題点に鑑みなされたものであり、運転者が実際に車両を運転しているときに、その運転者に適した安全運転支援を行うことができる車両用警報装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1に記載の車両用警報装置は、車両の運転者に対して安全運転を支援する車両用警報装置であって、車両の外部における交通情報として、信号機における青信号の残り時間を含む交通情報を取得する交通情報取得手段と、車両の走行状態に関する走行情報として、車両の速度と車両の現在位置から信号機までの距離とを含む走行情報を取得する走行情報取得手段と、運転者の運転操作に関する操作情報として、加速操作及び減速操作を含む操作情報を取得する操作情報取得手段と、交通情報と、交通情報を取得したときの走行情報と、交通情報を取得したときの走行状態においてなされた運転操作を示す操作情報と、後述する警報内容決定手段によって決定された警報内容とを関連付けて記憶する記憶手段と、交通情報を取得した場合、取得した交通情報及び交通情報を取得したときの走行情報に近似する交通情報及び走行情報を記憶手段から検索し、近似する交通情報及び走行情報に関連付けられた警報内容及び操作情報から、近似する交通情報及び走行状態が示す車両の状況で且つ警報を受けた場合に運転者が加速操作を行うか又は減速操作を行うか、及び近似する交通情報及び走行状態が示す車両の状況で且つ警報を受けない場合に運転者が加速操作を行うか又は減速操作を行うかを推測して、推測した運転操作に応じて警報内容を決定する警報内容決定手段とを備えることを特徴とするものである。
このように、記憶手段にて過去の交通情報、走行情報、操作情報を関連付けて記憶しておき、今回の交通情報及び走行情報に近似する交通情報及び走行情報を記憶手段から検索することによって、今回の交通情報及び走行情報における運転者の運転操作が推測できる。そして、その推測した運転者の運転操作に応じて警報内容を決定することによって、運転者が実際に車両を運転しているときに、その運転者に適した安全運転支援を行うことができる。また、このようにすることによって、信号機における青信号の残り時間に対して、運転者に適した安全運転支援を行うことができる。つまり、交差点を通過する際の安全運転支援を行うことができる。さらに、運転者の運転操作は、警報内容によってかわる可能性があるので、このように過去の警報内容も考慮することによって、より一層運転者に適した安全運転支援を行うことができる。
また、請求項に示すように、警報内容決定手段は、交通情報を取得した場合、信号機における青信号の残り時間と、車両の速度と、車両の現在位置から信号機までの距離と、に基づいて車両が信号機を安全に通過可能か否かを判定し、判定結果も考慮して警報内容を決定するようにしてもよい。このようにすることによって、信号機を安全に通過可能である場合、そうでない場合、それぞれに適した安全運転支援を行うことができる。
また、請求項に示すように、交通情報を取得した場合、取得した交通情報及び交通情報を取得したときの走行情報を元に警報必要性を算出する警報必要性算出手段を備え、警報内容決定手段は、警報必要性算出手段の算出結果も考慮して警報内容を決定するようにしてもよい
運転者に対する警報は、取得した交通情報及び交通情報を取得したときの走行情報を元に算出された警報の必要性によってもかわってくるものである。したがって、請求項3に示すようにすることによって、運転者により一層適した安全運転支援を行うことができる。
また、請求項に示すように、警報必要性算出手段によって警報の必要性があると算出された場合、警報内容決定手段は、警報を受けた場合における運転者の運転操作として、加速操作するか否かを推測し、加速操作しないと推測した場合は停止を促す警告を出すようにし、加速操作すると推測した場合は警報を出さないようにしてもよい
また、請求項に示すように、警報必要性算出手段によって警報の必要性がないと算出された場合、警報内容決定手段は、警報を受けてない場合における運転者の運転操作として、減速操作するか否かを推測し、減速操作しないと推測した場合は警報を出さないようにし、減速操作すると推測した場合は交差点をそのまま通過するように促す警報を出すようにしてもよい。
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて説明する。
(第1の実施の形態)
まず、第1の実施の形態について説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態における車両用警報装置の概略構成を示すブロック図である。図2は、本発明の第1の実施の形態における車両用警報装置の処理動作を示すフロー図である。
図1に示すように、本実施の形態における車両用警報装置100は、スロットルセンサ10、ブレーキセンサ20、車速センサ30、位置検出装置40、記憶装置50、通信装置60、表示装置70、スピーカ80と、これらに接続される制御装置90とを含む。この車両用警報装置100は、車両に搭載されて、その車両の運転者に対して交差点での安全運転を支援するものである。特に、本発明の車両用警報装置100は、運転者の過去の運転操作(運転癖)なども考慮して交差点での安全運転を支援するものである。
スロットルセンサ10は、車両の運転者による加速操作と減速操作を検出するとともに、アクセルペダルの踏み込み変位量を検出し、その検出結果を示す信号(操作情報)を制御装置90に出力する。なお、スロットルセンサ10が検出するアクセルペダルの踏み込み変位量は、スロットルバルブの開度に対応している。
ブレーキセンサ20は、車両の運転者によるブレーキペダルの踏込み状態を検出することによって運転者による減速操作を検出するものであり、その検出結果を示す信号(操作情報)を制御装置90へ出力する。例えば、ブレーキペダルの踏込み速度(操作速度)が速い場合は、急ブレーキを示す信号を制御装置90へ出力することとなる。
車速センサ30は、自車両の車軸等に設置され、自車両の走行速度を検出し、その検出結果を示す信号を制御装置90へ出力する。
位置検出装置40は、自車両の位置を検出するものであり、自車両の進行方向の方位を検出する地磁気センサ、自車両の鉛直方向周りの角速度を検出するジャイロセンサ、自車両の移動距離を検出する距離センサ、及びGPS衛星からの電波に基づいて、自車両の現在位置を検出するGPS(Global Positioning System)のためのGPS受信機などを有している。そして、位置検出装置40は、検出した自車両の位置を示す信号を制御装置90へ出力する。なお、これらは、各々が性質の異なる誤差を持っているため、複数のセンサにより各々補完しながら使用するように構成されている。また、各センサの精度によっては位置検出器を上述した内の一部で構成してもよい。
記憶装置50は、例えば、メモリカードやハードディスク等の記憶媒体からなる。この記憶装置50には、ユーザによって記憶されたテキストデータ、画像データ、音声データ等の各種データが記憶される。特に、本実施の形態においては、制御装置90からの指示によって記憶及び更新されるものであり、運転者の過去の運転操作(運転癖)を把握するための運転操作データベース(運転操作記録とも称する)が記憶されている。この運転操作記録は、後ほど説明する信号機情報(交通情報)と、信号機情報を取得したときの車両の走行情報と、信号機情報を取得したときの走行状態においてなされた運手者の運転操作を示す操作情報と、警報内容とが関連付けられて記憶されている。
通信装置60は、各交差点などに設けられる路上機(図示省略)との路車間通信を行うものであり、信号機の位置を示す信号、信号機の青信号の残り時間を示す信号などを含む信号機情報(交通情報)を受信するものである。
表示装置70は、例えば液晶ディスプレイによって構成され、制御装置90からの指示によって警報を示す画像を表示するものである。また、スピーカ80は、制御装置90からの指示によって警報を示す音声が発令されるものである。
これらが接続される制御装置90は、通常のコンピュータとして構成されており、内部には周知のCPU、ROM、RAM、I/O及びこれらの構成を接続するバスラインが備えられている。そして、制御装置90は、操作情報取得部91、走行情報取得部92、交通情報取得部93、警報内容決定部94、記憶部95などの機能部を備える。
操作情報取得部(操作情報取得手段)91は、スロットルセンサ10、ブレーキセンサ20から運転者の加速及び減速操作を含む運転操作に関する操作情報を取得する。
走行情報取得部(走行情報取得手段)92は、車速センサ30、位置検出装置40から車両の速度と車両の位置とを含む走行状態に関する走行情報を取得する。また、走行情報取得部92は、位置検出装置40から取得した車両の位置と通信装置60から取得した信号機の位置とによって、車両と信号機との相対位置を求め、走行情報の一部である車両の現在位置から信号機までの距離を算出する算出部が含まれる。なお、以下、車両の現在位置から信号機までの距離を単に距離とも称する。
交通情報取得部(交通情報取得手段)93は、通信装置60から車両の外部の交通情報である信号機情報を取得する。
警報内容決定部(警報内容決定手段)94は、例えば、信号機情報を取得した場合に、取得した信号機情報及び信号機情報を取得したときの走行情報に近似する信号機情報及び走行情報を記憶装置50から検索し、近似する信号機情報及び走行情報に関連付けられた操作情報に応じて警報内容を決定する。
記憶部95(記憶手段)は、信号機情報と、信号機情報を取得したときの走行情報と、信号機情報を取得したときの走行状態においてなされた運転操作を示す操作情報と、警報内容とを関連付けた運転操作記録を記憶装置50に記憶する。
ここで、図2を用いて、本実施の形態における車両用警報装置100の処理動作に関して説明する。なお、図2に示すフロー図は、車両が走行中である場合に実行されるものである。
まず、ステップS10では、制御装置90の交通情報取得部93は、通信装置60が各交差点などに設けられる路上機との路車間通信を行うことによって、交通情報としての信号機情報を受信したか否かを判定し、信号機情報を受信したと判定した場合はステップS11へ進み、信号機情報を受信してないと判定した場合はステップS10での処理を繰り返す。
ステップS11では、制御装置90の交通情報取得部93は、ステップS10にて受信した信号機情報から信号機の位置を示す信号、青信号の残り時間を示す信号(交通情報)を抽出する。
ステップS12では、制御装置90の走行情報取得部92は、車速センサ30から出力された車両の速度(自車速度)を示す信号を取得する。さらに、走行情報取得部92は、位置検出装置40から出力された自車両の位置と通信装置60にて受信した信号機情報から抽出した信号機の位置を示す信号とを用いて車両と信号機との相対位置を求めることによって、車両の現在位置から信号機までの距離を取得する。
ステップS13では、制御装置90の警報内容決定部94は、信号機における青信号の残り時間、自車速度及び信号機との相対位置に基づいて交差点を安全に通過可能か否かの判定を行う(警報必要性算出手段)。そして、安全に通過可能でないと判定した場合はステップS14へ進み、安全に通過可能と判定した場合はステップS19へ進む。
ここで、安全に通過可能な場合とは、青信号の残り時間に余裕がある場合であり、例えば、減速せずにそのまま走行すれば赤信号になる前に交差点を通過できる場合などである。一方、安全に通過可能でない場合とは、青信号の残り時間が少ない場合であり、例えば、そのままの速度では赤信号になる前に交差点を通過できない場合などである。
また、安全に通過可能な場合、そうでない場合のいずれの場合であっても、運転者に対して安全運転を支援するために、青信号の残り時間(交通情報)と車速・距離(走行情報)とに基づいて警報を行うことが考えられる。しかしながら、例えば、青信号の残り時間を示す警報を行うと、急ブレーキをかける運転者、車両の速度を一気に加速させる運転者、又は交差点から大幅に離れた位置からブレーキ操作を行う運転者なども考えられる。このように、運転者の過去の運転操作(運転癖)などを考慮することなく、青信号の残り時間(交通情報)と車速・距離(走行情報)とに基づいて警報を行うと、あまり好ましくない場合もありうる。
そこで、ステップS14では、制御装置90の警報内容決定部94は、運転者の過去の運転操作(運転癖)を考慮した警報を行うために、記憶装置50に記憶されている運転操作記録を参照する。つまり、警報内容決定部94は、交通情報取得部93で取得した現在の信号機情報と(その交通情報を取得したときの)走行情報取得部92で取得した現在の走行情報とに近似する(過去の)信号機情報と(過去の)走行情報とを記憶装置50に記憶されている運転操作記録から検索する。
そして、ステップS15では、制御装置90の警報内容決定部94は、記憶装置50に記憶されている運転操作記録のうち、近似する信号機情報と走行情報に関連付けられ、さらに警報を受けた場合の操作情報から運転者の運転操作を推測する。換言すると、警報内容決定部94は、車両の現在の状況(青信号の残り時間、車速、距離)で、且つ警報を受けた場合に、運転者がどういう運転操作を行うかを推測する。そして、ステップS16では、制御装置90の警報内容決定部94は、運転者が行う運転操作が加速操作であると推測した場合はステップS18へ進み、運転者が行う運転操作が加速操作であると推測してない場合はステップS17へ進む。
ステップS17では、制御装置90の警報内容決定部94は、警報内容を決定し、表示装置70、スピーカ80を用いて「停止せよ」などの警報を発令する。これは、運転者は、過去の運転操作(運転操作記録)からすると、車両の現在の状況(青信号の残り時間、車速、距離)で、且つ警報(「停止せよ」)を受けた場合に、車速を加速させて(加速操作を行って)無理やり交差点(信号機)を通過しないと推測できるからである。
一方、ステップS18では、制御装置90の警報内容決定部94は、あえて警報を出さない。換言すると、警報内容決定部94は、警報内容として、警報を出さないことを決定する。これは、運転者は、過去の運転操作(運転操作記録)からすると、車両の現在の状況(青信号の残り時間、車速、距離)で、且つ警報(「停止せよ」)を受けた場合に、車速を加速させて(加速操作を行って)無理やり交差点(信号機)を通過すると推測できるからである。つまり、このような場合に警報を出すと、逆に好ましくない支援となりかねないので、あえて警報を出さないようにする。なお、ステップS17及びステップS18で、決定される警報内容は、記憶装置50に記憶しておく。そして、警報内容は、記憶装置50に記憶する場合、車両の状況(青信号の残り時間、車速、距離)と運転操作とに関連付けて記憶しておいてもよい。
ステップS19では、制御装置90の警報内容決定部94は、運転者の過去の運転操作(運転癖)を考慮した警報を行うために記憶装置50に記憶されている運転操作記録を参照する。つまり、警報内容決定部94は、現在の交通情報取得部93で取得した信号機情報と現在(交通情報を取得したとき)の走行情報取得部92で取得した走行情報とに近似する信号機情報と走行情報とを記憶装置50に記憶されている運転操作記録から検索する。
そして、ステップS20では、制御装置90の警報内容決定部94は、記憶装置50に記憶されている運転操作記録のうち、近似する信号機情報と走行情報に関連付けられ、さらに警報を受けてない場合の操作情報から運転者の運転操作を推測する。換言すると、警報内容決定部94は、車両の現在の状況(青信号の残り時間、車速、距離)で、且つ警報を受けてない場合に、運転者がどういう運転操作を行うかを推測する。そして、ステップS21では、制御装置90の警報内容決定部94は、運転者が行う運転操作が減速操作であると推測した場合はステップS22へ進み、運転者が行う運転操作が減速操作であると推測してない場合はステップS18へ進む。
ステップS18では、制御装置90の警報内容決定部94は、警報を出さない。換言すると、警報内容決定部94は、警報内容として、警報を出さないこと決定する。これは、運転者は、過去の運転操作(運転操作記録)からすると、車両の現在の状況(青信号の残り時間、車速、距離)で、且つ警報を受けてない場合に、不要な減速操作を行わないと推測できるからである。
一方、ステップS22では、制御装置90の警報内容決定部94は、警報内容を決定し、表示装置70、スピーカ80を用いて、あえて「そのまま通過」などの警報を発令する。これは、運転者は、過去の運転操作(運転操作記録)からすると、車両の現在の状況(青信号の残り時間、車速、距離)で、且つ警報を受けてない場合に、不要な減速操作を行うと推測できるからである。つまり、このような場合に警報を出さないようにすると、逆に好ましくない支援となりかねないので、あえて警報を出すようにする。なお、ステップS22で、決定される警報内容は、記憶装置50に記憶しておく。そして、警報内容は、記憶装置50に記憶する場合、車両の状況(青信号の残り時間、車速、距離)と運転操作とに関連付けて記憶しておいてもよい。
そして、ステップS23では、制御装置90の操作情報取得部91は、スロットルセンサ10、ブレーキセンサ20から今回の信号機情報を取得したときの走行状態においてなされた運転操作を示す操作情報を取得する。換言すると、操作情報取得部91は、交差点(信号機)を通過した際の実際の運転者の運転操作を示す操作情報を取得する。
ステップS24では、制御装置90の記憶部95は、今回の信号機情報と、今回の信号機情報を取得したときの走行状態と、今回の信号機情報を取得したときの走行状態においてなされた運転操作を示す操作情報と、今回決定された警報内容とを関連付けて記憶装置50に記憶する。
このように本実施の形態においては、運転者が実際に車両を運転しているときに、信号機における青信号の残り時間に対して、運転者に適した安全運転支援を行うことができる。
なお、上述の実施の形態においては、車両から信号機までの距離を通信装置60で受信した信号機の位置を用いて算出する例を採用しているが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、メモリカードやハードディスク等の書き込み可能な記憶媒体からなり、信号機の位置を示す信号を含む道路データ、地点検索データ等によって構成される地図データを記憶する地図データ記憶装置を備え、この地図データ記憶装置から信号機の位置を示す信号を取得するようにしてもよい。
また、上述の実施の形態においては、過去警報内容や交差点(信号機)を安全に通過できるか否かも考慮して警報内容を決定しているが、本発明はこれに限定されるものではない。本発明は、信号機情報を取得した場合、取得した信号機情報及び信号機情報を取得したときの走行情報に近似する信号機情報及び走行情報を記憶装置50から検索し、近似する信号機情報及び走行情報に関連付けられた操作情報に応じて警報内容を決定するようにすれば本発明の目的は達成できるものである。
ただし、運転者の運転操作は、警報内容によってかわる可能性があるので、過去の警報内容も考慮することによって、より一層運転者に適した安全運転支援を行うことができるので好ましい。
また、交差点(信号機)を安全に通過できるか否かも考慮して警報内容を決定することによって、信号機を安全に通過可能である場合、そうでない場合のそれぞれに適した安全運転支援を行うことができるので好ましい。
また、近似する信号機情報及び走行情報に加えて、警報内容のみを考慮して警報内容を決定してもよい。
また、上述のように、取得した交通情報及び交通情報を取得したときの走行情報を元に算出された警報の必要性も考慮して警報内容を決定することによって、運転者により一層適した安全運転支援を行うことができる。
また、制御装置90は、記憶装置50の記憶内容(運転操作記録)の管理を行うようにしてもよい。制御装置90は、所定のタイミング(例えば、車両のエンジンをスタートした時点など)で記憶装置50から最も古い運転操作記録を参照する。そして、制御装置90は、現在の日時と最も古い運転操作記録が記憶された日時とを比較し、最も古い運転操作記録が現在の日時から所定期間以前に記憶されたものである場合はその運転操作記録を削除する。このようにすることによって、比較的新しい運転操作記録を参照して警報内容を決定できるので好ましい。
(第2の実施の形態)
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。図3は、本発明の第2の実施の形態における車両用警報装置の概略構成を示すブロック図である。図4は、本発明の第2の実施の形態における車両用警報装置の処理動作を示すフロー図である。
第2の実施の形態における車両用警報装置200は、上述の第1の実施の形態によるものと共通するところが多いので、以下、共通部分についての詳しい説明は省略し、異なる部分を重点的に説明する。第2の実施の形態において、上述の第1の実施の形態と異なる点は、主にレーダ装置210を設けた点、及び交通情報として先行車両のブレーキ状態を取得する点などである。
図3に示すように、本実施の形態における車両用警報装置200は、スロットルセンサ10、ブレーキセンサ20、車速センサ30、位置検出装置40、記憶装置50、通信装置61、表示装置70、スピーカ80、レーダ装置210と、これらに接続される制御装置90とを含む。この車両用警報装置200は、車両に搭載されて、その車両の運転者に対して安全運転を支援するものである。特に、本発明の車両用警報装置100は、運転者の過去の運転操作(運転癖)なども考慮して先行車両に対する安全運転を支援するものである。
通信装置61は、先行車両との間で車車間通信を行うものであり、先行車両の位置とブレーキ状態を含む車両の外部の交通情報を受信するものである。運転者は、先行車両がある場合、その先行車両のブレーキ状態(ブレーキランプの点灯など)を確認(目視)することによってもブレーキ操作を行うものである。特に、高速道路などにおいては、直前の車両のブレーキ状態を確認してブレーキ操作するのでは遅い場合があるので、例えば2台先の車両のブレーキ状態を確認してブレーキ操作することもある。しかしながら、例えば、直前の先行車両がトラックなどの大型車である場合、その大型車の前方を走行している車両のブレーキ状態(ブレーキランプの点灯など)を目視できない可能性がある。そこで、通信装置61にて先行車両の位置とブレーキ状態を含む車両の外部の交通情報を受信することによって、直前を大型車が走行しているような場合あっても、例えば2台先の車両のブレーキ状態を把握することができる。
レーダ装置210は、例えば、スキャン式のレーザレーダなどを採用することができ、自車両の前バンパー部、あるいはその近傍に設けられる。レーダ装置210は、レーザビームを車両前方に送出してその反射光から車両前方の所定範囲に存在する物体(先行車両など)を検出する。レーダ装置210は、検出した物体に関する各種データ(直前の先行車両との相対距離、相対速度、直前の先行車両の位置(走行車線)など)を含んだ先行車両情報を制御装置90に出力する。なお、直前の先行車両との相対距離、相対速度、直前の先行車両の位置(走行車線)などを含んだ先行車両情報の算出方法は、周知の技術であるため詳しい説明は省略する。また、本実施の形態においては、レーダ装置210にて、直前の先行車両との相対距離、相対速度、直前の先行車両の位置(走行車線)などを含んだ先行車両情報を算出する例を採用しているが、本発明はこれに限定されるものではない。レーダ装置210からの信号に基づいて制御装置90が算出するようにしてもよい。
また、本実施の形態における制御装置90の操作情報取得部(操作情報取得手段)91は、ブレーキセンサ20から運転者のブレーキ操作を含む運転操作に関する操作情報を取得する。
走行情報取得部(走行情報取得手段)92は、車速センサ30、位置検出装置40、レーダ装置210から車両の速度と位置と、直前の先行車両との相対距離と相対速度と、直前の先行車両の位置を含む走行情報とを取得する。
交通情報取得部(交通情報取得手段)93は、通信装置61が先行車両と車車間通信を行うことによって受信した、先行車両の位置とブレーキ状態を含む車両の外部の交通情報を取得する。なお、本実施の形態における通信装置61は、上述の実施の形態における通信装置60と異なり、車車間通信を行うものであるが、この車車間通信には、車両からの情報を中継する路側機との通信を含む。また、その他の路車間通信を同時に行うものであってもかまわない。
警報内容決定部(警報内容決定手段)94は、例えば、交通情報を取得した場合に、取得した交通情報及び信号機情報を取得したときの走行情報に近似する交通情報及び走行情報を記憶装置50から検索し、近似する信号機情報及び走行情報に関連付けられた操作情報に応じて警報内容を決定する。
記憶部95は、交通情報と、交通情報を取得したときの走行情報と、交通情報を取得したときの走行状態においてなされた運転操作を示す操作情報と、警報内容とを関連付けた運転操作記録を記憶装置50に記憶する。
ここで、図4を用いて、本実施の形態における車両用警報装置200の処理動作に関して説明する。なお、図4に示すフロー図は、車両が走行中である場合に実行されるものである。
まず、ステップS30では、制御装置90の交通情報取得部93は、通信装置61が先行車両との車車間通信を行うことによって、先行車両の位置(走行車線)とブレーキ状態を含む交通情報を受信したか否かを判定し、交通情報を受信したと判定した場合はステップS31へ進み、信号機情報を受信してないと判定した場合はステップS30での処理を繰り返す。
ステップS31では、制御装置90の走行情報取得部92は、車速センサ30、位置検出装置40から車両の速度と位置とを示す信号を取得する。
ステップS32では、制御装置90の走行情報取得部92は、レーダ装置210から直前の先行車両との相対距離、相対速度、直前の先行車両の位置(走行車線)を含んだ先行車両情報を取得する。
ステップS33では、制御装置90の走行情報取得部92は、通信装置61から取得した交通情報と車速センサ30、位置検出装置40から車両の速度と位置とに基づいて、交通情報を出力した先行車両との相対距離、相対速度を算出することによって取得する。
ステップS34では、制御装置90の警報内容決定部94は、ステップS31〜S33にて取得した情報に基づいてブレーキ操作が必要か否かを判定する。これは換言すると、警報が必要であるか否かを算出するものである(警報必要性算出手段)。そして、通常のブレーキ操作が必要であると判定した場合はステップS35へ進み、急ブレーキ操作が必要であると判定した場合はステップS41へ進み、ブレーキ操作が必要でない(不要)と判定した場合はステップS30へ戻る。このように、ブレーキ操作が必要か否かを判定することによって、ブレーキ操作が必要な場合のみ警報内容を決定すればよいので好ましい。
ここで、急ブレーキ操作が必要な場合とは、例えば、交通情報を送信した先行車両、及び直前の先行車両共に、自車両と同じ走行車線を走行中であり、自車両と先行車両との距離が短い(車間距離があまりない)場合などである。一方、通常のブレーキ操作が必要な場合とは、例えば、交通情報を送信した先行車両、及び直前の先行車共に、自車両と同じ走行車線を走行中であり、自車両と直前の先行車両との距離が比較的長い(比較的、車間距離がある)場合などである。なお、ブレーキ操作が必要でない場合とは、例えば、交通情報を送信した先行車両、及び直前の先行車両共に、自車両と異なる走行車線を走行中である場合などである。
なお、ステップS34での判定において、ブレーキ操作が必要でないと判定した場合は、あえて警報を出す必要がない。また、通常ブレーキ操作が必要であると判定した場合は、通常ブレーキを促す警報を行う必要がある。また、急ブレーキ操作が必要であると判定した場合は、急ブレーキを促す警報を行う必要がある。
しかしながら、通常ブレーキ操作が必要である場合は、先行車両がブレーキした旨の警報を行うと、あわてて急ブレーキ操作を行う運転者も考えられる。つまり、急ブレーキ操作が必要でないときに、急ブレーキ操作を行ってしまう可能性がある。よって、通常ブレーキ操作が必要である場合は、運転者の過去の運転操作(運転癖)などを考慮することなく警報を行うと、あまり好ましくない場合もありうる。
そこで、ステップS41では、制御回路90の警報内容決定部94は、警報内容(急ブレーキ操作が必要であることを示す内容)を決定し、表示装置70、スピーカ80を用いて、例えば「危険!ブレーキ」など警報を発令する。なお、表示装置70、スピーカ80以外にもバイブレータなどを用いて警報を行ってもよい。なお、ステップS41で、決定される警報内容は、記憶装置50に記憶しておく。そして、警報内容は、記憶装置50に記憶する場合、車両の状況と運転操作とに関連付けて記憶しておいてもよい。
一方、ステップS34にて通常ブレーキ操作が必要であると判定された場合、ステップS35では、制御装置90の警報内容決定部94は、運転者の過去の運転操作(運転癖)を考慮した警報を行うために記憶装置50に記憶されている運転操作記録を参照する。
ステップS36では、制御装置90の警報内容決定部94は、記憶装置50に運転操作記録があるか否かを判定し、運転操作記録があると判定した場合はステップS38へ進み、運転操作記録がないと判定した場合はステップS37へ進む。
ステップS37では、制御装置90の警報内容決定部94は、警報内容(ブレーキ操作が必要であることを示す内容)を決定し、表示装置70、スピーカ80を用いて、例えば「先行車ブレーキ」など警報を発令する。なお、表示装置70、スピーカ80以外にもバイブレータなどを用いて警報を行ってもよい。
ステップS38では、制御装置90の警報内容決定部94は、運転者の運転操作を推測する。つまり、警報内容決定部94は、交通情報取得部93で取得した現在の交通情報と(その交通情報を取得したときの)走行情報取得部92で取得した現在の走行情報とに近似する(過去の)交通情報と(過去の)走行情報とを記憶装置50に記憶されている運転操作記録から検索する。そして、警報内容決定部94は、記憶装置50に記憶されている運転操作記録のうち、近似する交通情報と走行情報に関連付けられ、さらに警報(ブレーキ操作が必要であることを示す警報)を受けた場合の操作情報から運転者の運転操作を推測する。換言すると、警報内容決定部94は、車両の現在の状況(車両の速度と位置、直前の先行車両との相対距離と相対速度、直前の先行車両の位置、先行車両の位置とブレーキ状態)で、且つ警報を受けた場合に、運転者がどういう運転操作を行うかを推測する。
ステップS39では、制御装置90の警報内容決定部94は、運転者が行う運転操作が急ブレーキ操作であると推測した場合はステップS40へ進み、運転者が行う運転操作が急ブレーキ操作であると推測してない場合はステップS37へ進む。
一方、ステップS40では、制御装置90の警報内容決定部94は、あえて警報を出さない。換言すると、警報内容決定部94は、警報内容として、警報を出さないこと決定する。これは、運転者は、過去の運転操作(運転操作記録)からすると、車両の現在の状況で、且つ警報を受けた場合に、急ブレーキ操作は必要ないにも係らず急ブレーキ操作を行うと推測できるからである。つまり、このような場合に警報を出すと、逆に好ましくない支援となりかねないので、あえて警報を出さないようにする。なお、ステップS37及びステップS40で、決定される警報内容は、記憶装置50に記憶しておく。そして、警報内容は、記憶装置50に記憶する場合、車両の状況と運転操作とに関連付けて記憶しておいてもよい。
そして、ステップS42では、制御装置90の操作情報取得部91は、ブレーキセンサ20から今回の交通情報を取得したときの走行状態においてなされた運転操作(ブレーキ操作)を示す操作情報を取得する。
ステップS43では、制御装置90の記憶部95は、今回の交通情報と、今回の交通情報を取得したときの走行状態と、今回の交通情報を取得したときの走行状態においてなされた運転操作を示す操作情報と、今回決定された警報内容とを関連付けて記憶装置50に記憶する。
このように本実施の形態においては、運転者が実際に車両を運転しているときに、先行車両のブレーキ状態に対して、運転者に適した安全運転支援を行うことができる。
また、上述のように、取得した交通情報及び交通情報を取得したときの走行情報を元に算出された警報の必要性も考慮して警報内容を決定することによって、運転者により一層適した安全運転支援を行うことができる。
また、上述の第2の実施の形態においては、過去の警報内容も考慮して警報内容を決定しているが、本発明はこれに限定されるものではない。本発明は、交通情報を取得した場合、取得した交通情報及び交通情報を取得したときの走行情報に近似する交通情報及び走行情報を記憶装置50から検索し、近似する交通情報及び走行情報に関連付けられた操作情報に応じて警報内容を決定するようにすれば本発明の目的は達成できるものである。
ただし、運転者の運転操作は、警報内容によってかわる可能性があるので、過去の警報内容も考慮することによって、より一層運転者に適した安全運転支援を行うことができるので好ましい。
なお、上述の第1及び第2の実施の形態においては、信号機に対する安全運転を支援する例、及び先行車両に対する安全運転を支援する例を用いて説明したが、本発明はこれに限定されるものでない。車両の外部における交通情報を取得する交通情報取得手段と、車両の走行状態に関する走行情報を取得する走行情報取得手段と、運転者の運転操作に関する操作情報を取得する操作情報取得手段と、交通情報と、交通情報を取得したときの走行情報と、交通情報を取得したときの走行状態においてなされた運転操作を示す操作情報とを関連付けて記憶する記憶手段と、交通情報を取得した場合、取得した交通情報及び交通情報を取得したときの走行情報に近似する交通情報及び走行情報を記憶手段から検索し、近似する交通情報及び走行情報に関連付けられた操作情報に応じて警報内容を決定する警報内容決定手段とを備えていれば、本発明の目的は達成できるものである。
本発明の第1の実施の形態における車両用警報装置の概略構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態における車両用警報装置の処理動作を示すフロー図である。 本発明の第2の実施の形態における車両用警報装置の概略構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施の形態における車両用警報装置の処理動作を示すフロー図である。
符号の説明
10 スロットルセンサ、20 ブレーキセンサ、30 車速センサ、40 位置検出装置、50 記憶装置、60 通信装置、70 表示装置、80 スピーカ、90 制御装置、91 操作情報取得部、92 走行情報取得部、93 交通情報取得部、94 警報内容決定部、95 記憶手段、210 レーダ、100,200 車両用警報装置

Claims (5)

  1. 車両の運転者に対して、安全運転を支援する車両用警報装置であって、
    前記車両の外部における交通情報として、信号機における青信号の残り時間を含む交通情報を取得する交通情報取得手段と、
    前記車両の走行状態に関する走行情報として、前記車両の速度と該車両の現在位置から前記信号機までの距離とを含む走行情報を取得する走行情報取得手段と、
    前記運転者の運転操作に関する操作情報として、加速操作及び減速操作を含む操作情報を取得する操作情報取得手段と、
    前記交通情報と、当該交通情報を取得したときの前記走行情報と、当該交通情報を取得したときの走行状態においてなされた運転操作を示す操作情報と、後述する警報内容決定手段によって決定された警報内容とを関連付けて記憶する記憶手段と、
    前記交通情報を取得した場合、取得した交通情報及び当該交通情報を取得したときの走行情報に近似する交通情報及び走行情報を前記記憶手段から検索し、近似する交通情報及び走行情報に関連付けられた警報内容及び操作情報から、近似する交通情報及び走行状態が示す車両の状況で且つ警報を受けた場合に運転者が加速操作を行うか又は減速操作を行うか、及び近似する交通情報及び走行状態が示す車両の状況で且つ警報を受けない場合に運転者が加速操作を行うか又は減速操作を行うかを推測して、推測した運転操作に応じて警報内容を決定する警報内容決定手段と、
    を備えることを特徴とする車両用警報装置。
  2. 前記警報内容決定手段は、前記交通情報を取得した場合、前記信号機における青信号の残り時間と、前記車両の速度と、前記車両の現在位置から前記信号機までの距離と、に基づいて前記車両が前記信号機を安全に通過可能か否かを判定し、当該判定結果も考慮して警報内容を決定することを特徴とする請求項1に記載の車両用警報装置。
  3. 前記交通情報を取得した場合、取得した交通情報及び当該交通情報を取得したときの走行情報を元に警報必要性を算出する警報必要性算出手段を備え、
    前記警報内容決定手段は、当該警報必要性算出手段の算出結果も考慮して警報内容を決定することを特徴とする請求項1又は2に記載の車両用警報装置。
  4. 前記警報必要性算出手段によって警報の必要性があると算出された場合、前記警報内容決定手段は、警報を受けた場合における運転者の運転操作として、加速操作するか否かを推測し、加速操作しないと推測した場合は停止を促す警告を出すようにし、加速操作すると推測した場合は警報を出さないようにすることを特徴とする請求項3に記載の車両用警報装置。
  5. 記警報必要性算出手段によって警報の必要性がないと算出された場合、前記警報内容決定手段は、警報を受けてない場合における運転者の運転操作として、減速操作するか否かを推測し、減速操作しないと推測した場合は警報を出さないようにし、減速操作すると推測した場合は交差点をそのまま通過するように促す警報を出すようにすることを特徴とする請求項3又は4に記載の車両用警報装置。
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