JP6634961B2 - 運転支援装置 - Google Patents

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本発明は、運転支援装置に関する。
従来、交差点において自車両が対向車線を横切って右折する場合において、自車両がその進行方向前方の対向車両と接触する可能性を自車両のドライバに警報する運転支援装置が知られている。
運転支援装置としては、下記特許文献1に見られるように、ドライバが対向車両を認識していると判定した場合には、対向車両と接触可能性がある旨をドライバに警報しないものが知られている。詳しくは、この運転支援装置は、ドライバのブレーキ操作量がその閾値よりも小さい場合にドライバが対向車両を認識していないと判定し、ブレーキ操作量が閾値よりも大きい場合にドライバが対向車両を認識していると判定する。この運転支援装置によれば、ドライバに対する不要な警報を抑制でき、ドライバに煩わしさを与える事態の発生を抑制している。
特開2012−14339号公報
ドライバのブレーキ操作量が小さい状態で自車両を交差点に進入させる場合がある。この場合、ドライバのブレーキ操作量だけでは、ドライバが対向車両を認識しているかどうかを判定できないことがある。その結果、ドライバは対向車両がいないことを認識して右折しようとしているにもかかわらず、ドライバに対して警報され、ドライバに煩わしさを与えるといった問題が生じ得る。
なお、上述した問題は、交差点において自車両が対向車線を横切って右折する場合に限らず、交差点において自車両が対向車線を横切って左折する場合にも同様に生じ得る。
本発明は、交差点において自車両が対向車線を横切って旋回する場合において、ドライバに対する不要な警報を抑制できる運転支援装置を提供することを主たる目的とする。
以下、上記課題を解決するための手段、及びその作用効果について記載する。
本発明は、交差点において自車両(20)が対向車線を横切って旋回する場合に、前記自車両との接触可能性のある対向車両の有無を判定する対向車判定部(22)と、前記自車両の走行速度を取得する速度取得部(22)と、前記速度取得部により取得された走行速度に基づいて、前記自車両が減速しながら前記交差点に進入すると仮定した状態での前記交差点手前の所定位置における前記自車両の走行速度がその閾値速度(VHth)を超えるか否かを予測する進入時予測部(22)と、前記対向車判定部により接触可能性のある対向車両があると判定された場合において、前記進入時予測部により走行速度が前記閾値速度を超えると予測されていることを条件として、前記交差点での旋回時に前記対向車両との接触可能性がある旨を前記自車両のドライバに対して警報する旋回時警報部(22)と、を備える。
交差点手前の所定位置における自車両の走行速度を把握することにより、その把握した情報を、自車両がその後交差点に進入する場合の走行速度が対向車両との接触を回避可能な速度よりも高くなっているか否かを予測する際に用いることができる。ここで、交差点手前の所定位置における自車両の走行速度は、自車両の走行速度、自車両の減速度、及び上記所定位置に基づいて予測できる。
そこで上記発明では、自車両の走行速度に基づいて、自車両が減速しながら交差点に進入すると仮定した状態での交差点手前の所定位置における走行速度がその閾値速度を超えるか否かが予測される。これにより、自車両がその後交差点に進入する場合の走行速度が対向車両との接触を回避可能な速度よりも高くなっているか否かを、ブレーキ操作量の大小にかかわらず把握できる。このため、旋回時における対向車両の存在をドライバが意識していることの把握精度を向上できる。
そして上記発明では、自車両との接触可能性のある対向車両があると判定された場合において、上記所定位置における走行速度が閾値速度を超えると予測されていることを条件として、交差点での旋回時に対向車両との接触可能性がある旨がドライバに対して警報される。一方、上記所定位置における走行速度が閾値速度以下であると予測されている場合には、対向車両との接触可能性がある旨がドライバに対して警報されない。以上説明した上記発明によれば、ブレーキ操作量が小さい状態で自車両を交差点に進入させる場合であっても、旋回時における対向車両の存在をドライバが意識していることを把握でき、ドライバに対する不要な警報を抑制できる。これにより、ドライバに煩わしさを与える事態の発生を抑制できる。
さらに上記発明では、交差点進入前に、交差点手前の所定位置における走行速度が閾値速度を超えているか否かを事前に把握できる。このため、自車両が交差点に進入する前の早期の段階から、交差点での旋回時に対向車両との接触可能性がある旨をドライバに対して警報できる。これにより、安全性を高めることができる。
運転支援システムの全体構成図。 右折時警報処理の手順を示すフローチャート。 交差点付近における自車両及び対向車両等を示す図。
以下、本発明に係る運転支援装置を具体化した一実施形態について、図面を参照しつつ説明する。本実施形態において、運転支援装置は、インフラシステムとともに運転支援システムを構成する。
図1に示すように、インフラシステム10は、路車間通信が可能な安全運転支援システム(DSSS)にて構成されており、情報取得部11と、インフラ側通信部12とを備えている。情報取得部11は、交差点に進入する対向車両情報、交差点の信号機の信号情報、及び交差点の道路線形情報等を取得する。対向車両情報には、対向車両の走行速度情報、及び対向車両の現在位置から交差点までの距離情報が含まれる。道路線形情報には、交差点に向かって走行する各車両の現在位置から交差点手前の停止線までの距離情報が含まれる。
情報取得部11により取得された情報は、インフラ側通信部12に出力される。インフラ側通信部12は、入力された情報を車両20に送信する。インフラ側通信部12は、光ビーコン等を備えている。
車両20は、車両側通信部21と、制御部22とを備えている。車両側通信部21は、インフラ側通信部12から送信された情報を受信して制御部22に都度出力する。インフラ側通信部12は、光ビーコンアンテナ等を備えている。
車両20は、その走行速度を検出する車速センサ23と、周辺監視センサ24とを備えている。周辺監視センサ24は、車両20の周辺の障害物を監視する機能を有する。本実施形態において、周辺監視センサ24は、車両20の走行道路を含む周辺環境を撮影する撮像装置、送信波に超音波を用いて物体を検出するソナー、ミリ波センサ、及びレーザセンサのうち少なくとも1つを含む。
車両20は、その旋回方向を知らせるためにドライバに操作される方向指示器25を備えている。
車両20は、ナビゲーション装置26を備えている。ナビゲーション装置26は、道路地図データ及び各種情報を記録した地図記憶媒体から地図データを取得するとともに、GPSアンテナを介して受信したGPS信号等に基づいて、車両20の現在位置を算出する。またナビゲーション装置26は、自車両の現在地を表示画面に表示するための制御、及び現在地から目的地までの経路を案内するための制御等を行う。
制御部22は、車両20が交差点を右折する場合において、対向車両との接触可能性がある場合にその旨をドライバに警報する警報処理を行う。
図3に、本実施形態に係る警報処理を示す。この処理は、制御部22により、例えば所定の処理周期毎に繰り返し実行される。
この一連の処理では、まずステップS10において、自車両20が右折する状況であるか否かを判定する。本実施形態では、インフラシステム10から受信した情報に基づいて自車両20が右折専用レーンを走行していると判定した場合、自車両20が右折する状況であると判定する。また本実施形態では、方向指示器25の操作状態が右折表示状態とされている時間が所定時間継続されていると判定した場合、自車両20が右折する状況であると判定する。
ステップS10において右折する状況であると判定した場合には、ステップS12に進み、車両側通信部21を介してインフラシステム10から対向車両情報、信号情報、及び自車両情報を含む各種情報を取得する。本実施形態において、自車両情報には、自車両20の前端部の現在位置から、自車両20の走行レーンにおいて交差点手前の第1位置までの距離である第1距離L1の情報が含まれる。図3には、自車両20が走行する右折専用レーンにおいて交差点手前の停止線30の位置を第1位置P1とする例を示した。ただし、第1位置としては、停止線の位置に限らず、インフラシステム10から情報を受信可能な位置であれば、交差点手前の他の位置であってもよい。例えば、第1位置は、交差点手前の横断歩道の位置であってもよい。
また本実施形態において、自車両情報には、自車両20の前端部の現在位置から、交差点の右折待機レーンの第2位置までの距離である第2距離L2が含まれる。図3には、第2位置の一例をP2として示した。
ちなみに、図3には、交差点の信号機を50にて示した。また、ステップS12においてインフラシステム10から情報を受信できないと判定した場合、警報処理のサービスを利用できないと判定し、図2に示す処理を一旦終了してもよい。
続くステップS14では、車速センサ23により検出された自車両20の走行速度である自車速を取得する。
続くステップS16では、ステップS12で取得した対向車両情報に基づいて、自車両20の進行方向前方に対向車両が存在するか否かを判定する。なお図3には、対向車両を40にて示した。
ステップS16において対向車両が存在すると判定した場合には、ステップS18に進み、ステップS12,S14で取得した情報に基づいて、交差点において自車両20との衝突可能性のある対向車両の有無を判定する。具体的には例えば、自車両20が交差点に進入する前に、自車両20と対向車両との双方が同時に交差点内に存在すると予測した場合、衝突可能性のある対向車両があると判定すればよい。
ステップS18において衝突可能性のある対向車両があると判定した場合には、ステップS20に進み、自車両20の減速度Accが所定減速度Ath以下であるか否かを判定する。本実施形態では、所定減速度Athとして、0.2Gに対応する減速度に設定されている。なお自車両20の減速度Accは、車速センサ23により検出された自車速に基づいて算出されればよい。
ステップS20において自車両20の減速度Accが所定減速度Ath以下であると判定した場合には、ステップS22に進む。ステップS22では、交差点手前の第1位置における自車両20の走行速度が、閾値速度としての第1速度VHthを超えるか否かを予測する処理を行う。本実施形態では、この予測処理を、ステップS12で取得した第1距離L1が第1閾値X1以下であるか否かを判定することにより実施する。この処理は、自車両20がその後交差点に進入する場合の走行速度が、右折時に対向車両との接触を回避可能な速度よりも高くなっているか否かを予測するための処理である。以下、この処理で用いる第1閾値X1の設定手法について説明する。
まず、自車両20が第1減速度Ac1で減速しながら交差点に進入すると仮定した場合において、自車両20の走行速度が第1速度VHthになるまでに要する第1時間t1を、下式(eq1)を用いて算出する。ここで、下式(eq1)のV0には、ステップS14で取得した現在の自車速が入力される。なお下式(eq1)の右辺において、第1減速度Ac1に付された符号が「−」であるのは、本実施形態において、第1減速度Ac1が加速度を正として定義されているためである。
Figure 0006634961
本実施形態において、第1速度VHthは、徐行する場合の速度に設定され、具体的には例えば10km/hに設定されている。また第1減速度Ac1は、自車両20の右折時に想定されるドライバの通常のブレーキ操作によって生じる減速度に設定され、具体的には例えば0.2Gに対応する減速度に設定されている。
続いて、上式(eq1)で算出した第1時間t1と、現在の自車速V0とを下式(eq2)に入力することにより、第1閾値X1を算出する。
Figure 0006634961
第1距離L1が第1閾値X1を超えることは、自車両20が第1減速度Ac1で減速しながら第1位置に到達したと仮定した状態での第1位置における自車両20の走行速度が第1速度VHthを超えることと同じである。
ステップS22において肯定判定した場合には、自車両20がその後交差点に進入する場合の走行速度が対向車両との接触を回避可能な速度よりも低いと判定する。このため、交差点において右折時に対向車両との衝突可能性がある旨をドライバに対して警報しない。一方、ステップS22において否定判定した場合には、ステップS24に進む。ステップS24では、交差点の右折待機レーンの第2位置における自車両20の走行速度が第1速度VHthを超えるか否かを予測する処理を行う。本実施形態では、この予測処理を、ステップS12で取得した第2距離L2が第2閾値X2以下であるか否かを判定することにより実施する。この処理は、自車両20の走行速度が、その後右折待機レーンで停止できる速度であるか否かを予測するための処理である。以下、この処理で用いる第2閾値X2の設定手法について説明する。
まず、自車両20が第1減速度Ac1で減速しながら交差点に進入すると仮定した場合において、自車両20の走行速度が第2速度VLthになるまでに要する第2時間t2を、下式(eq3)を用いて算出する。ここで第2速度VLthは、第1速度VHthよりも低い値に設定され、本実施形態では0km/hに設定されている。
Figure 0006634961
続いて、上式(eq3)で算出した第2時間t2と、現在の自車速V0とを下式(eq4)に入力することにより、第2閾値X2を算出する。
Figure 0006634961
なお本実施形態では、第2閾値X2の算出に、上式(eq4)の右辺に示すように自車両20の空走距離を用いている。空走距離XAは、ドライバが危険を感知してから、ドライバのブレーキ操作によって車輪に制動力が付与され始めるまでの距離である。本実施形態では、空走距離XAが「XA=1.2(sec)×V0」として算出される。
第2距離L2が第2閾値X2を超えることは、自車両20が第1減速度Ac1で減速しながら右折待機レーンの第2位置に到達したと仮定した状態での第2位置における自車両20の走行速度が第2速度VLthを超えることと同じである。
ステップS24において肯定判定した場合には、右折待機レーンで停車させる意思があると判定する。このため、対向車両との衝突可能性がある旨をドライバに対して警報しない。一方、ステップS24において否定判定した場合には、ステップS26に進み、ステップS12で取得した信号情報に基づいて、信号機の表示が停車指示表示(赤信号)になっているか否かを判定する。
ステップS26において停車指示表示になっていないと判定した場合には、ステップS28に進み、交差点において対向車両と自車両20との接触可能性がある旨をドライバに対して警報する。本実施形態では、ドライバの聴覚及び視覚のうち少なくとも一方に認識させる態様で警報する。具体的には、ナビゲーション装置26の表示機能及び音発生機能を用いて警報する。
一方、ステップS20において否定判定した場合、ステップS22,S24において肯定判定した場合、又はステップS28の処理が完了した場合には、ステップS30に進み、第2距離L2が第3閾値X3以下であるか否かを判定する。以下、第3閾値X3の設定手法について説明する。
まず、自車両20が第2減速度Ac2で減速しながら交差点に進入すると仮定した場合において、自車両20の走行速度が第2速度VLthになるまでに要する第3時間t3を、下式(eq5)を用いて算出する。ここで、第2減速度Ac2は、自車両20の右折時に想定されるにドライバの通常のブレーキ操作よりもブレーキ操作量が大きいブレーキ操作によって生じる減速度に設定され、第1減速度Ac1よりも大きい値に設定されている。第2減速度Ac2は、具体的には例えば0.5Gに対応する減速度に設定されている。
Figure 0006634961
続いて、上式(eq5)で算出した第3時間t3と、現在の自車速V0とを下式(eq6)に入力することにより、第3閾値X3を算出する。
Figure 0006634961
第2距離L2が第3閾値X3を超えることは、自車両20が第2減速度Ac2で減速しながら右折待機レーンの第2位置に到達したと仮定した状態での第2位置における自車両20の走行速度が第2速度VLthを超えることと同じである。このため、ステップS30において第2距離L2が第3閾値X3を超えると判定した場合には、ステップS32に進み、ステップS28の警報よりもドライバの注意を引く態様で警報する。ここでは例えば、ナビゲーション装置26の音量をステップS28の警報時の音量よりも大きくした警報を行えばよい。これにより、対向車両が存在する場合において、交差点手前でドライバが強めのブレーキ操作を行ったとしても対向車両と衝突するおそれのあるくらいに走行速度が高いことを警報できる。したがって、警報されたドライバは、ブレーキ操作を強めることとなり、自車両20の車輪に付与される制動力が増加する。その結果、自車両20と対向車両との衝突を防止できる。
なお、ステップS10,S16,18において否定判定した場合、ステップS26,S30において肯定判定した場合、又はステップS32の処理が完了した場合には、この一連の処理を一旦終了する。
以上説明した本実施形態によれば、以下の効果が得られる。
交差点手前の第1位置における自車両20の走行速度が、徐行速度に設定された第1速度VHthを超えると予測されていることを条件として、右折時に対向車両との接触可能性がある旨をドライバに対して警報した。これにより、自車両20をその後交差点に進入させる場合にドライバに徐行意思があるか否かを、ブレーキ操作量の大小にかかわらず把握できる。このため、ドライバのブレーキ操作量が小さい状態で自車両20を交差点に進入させる場合であっても、右折時の対向車両の存在をドライバが意識していることを把握できる。これにより、ドライバに対する不要な警報を抑制でき、ドライバに煩わしさを与える事態の発生を抑制できる。
また、交差点進入前に、交差点手前の第1位置における自車両20の走行速度が第1速度VHthを超えているか否かを事前に把握できる。このため、自車両が交差点に進入する前の早期の段階から、ドライバの徐行意思を把握でき、交差点での右折時に対向車両との接触可能性がある旨をドライバに対して警報できる。これにより、安全性を高めることができる。
本実施形態では、ステップS24の処理により、右折待機レーンにおいてドライバに自車両20を停止させる意思があるか否かを判定した。そして、ステップS22でドライバに徐行意思がないと判定して、かつ、待機レーンでドライバに停車意思がないと判定した場合に、対向車両と衝突するおそれがある旨をドライバに対して警報した。このため、ドライバに対する不要な警報を抑制しつつ、対向車両の存在をドライバが意識しているかの判定精度を高めることができる。
交差点の信号機の表示が停車を指示する表示になっている場合には、自車両20は交差点に進入しない。この場合、交差点における自車両20と対向車両との衝突可能性がないことから、ドライバに対する警報は不要となる。そこで本実施形態では、対向車両との衝突可能性があると判定した場合であっても、交差点の信号機の表示が停車を指示する表示になっていると判定したときには、衝突可能性がある旨をドライバに警報しないようにした。このため、ドライバに対する不要な警報を抑制できる。
(その他の実施形態)
なお、上記実施形態は、以下のように変更して実施してもよい。
・上記実施形態において、第2速度VLthが第1速度VHthよりも低ければ、第2速度VLthは0よりも高い値であってもよい。
・図2のステップS24の処理は必須ではない。この場合、ステップS22において否定判定された場合、ステップS26に移行することとなる。
・ステップS26の処理を、ステップS22において否定判定された場合に実行してもよい。この場合、ステップS26において否定判定された場合、ステップS24に移行することとなる。
・上式(eq4),(eq6)の右辺から空走距離XAを無くしてもよい。
・上式(eq1),(eq2)で用いられる第1減速度Ac1が、車速センサ23の検出値に基づいて算出された自車両20の現在の減速度に基づいて設定されてもよい。具体的には例えば、第1減速度Ac1が上記現在の減速度に設定されてもよい。
・上記実施形態では、交差点進入前における自車両20の走行速度の予測対象位置を1つ設定したがこれに限らず、複数設定してもよい。この場合、複数の予測対象位置それぞれに対応する走行速度との比較用の閾値速度のうち、交差点に近い位置に対応する閾値速度ほど低い値に設定されればよい。
・上記実施形態では、左側通行の国を想定して、交差点において自車両が対向車線を横切って右折する場合における衝突可能性のある対向車両の有無を判定したがこれに限らない。右側通行の国を想定して、交差点において自車両が対向車線を横切って左折する場合における衝突可能性のある対向車両の有無を判定してもよい。
10…インフラシステム、20…車両、22…制御部、26…ナビゲーション装置。

Claims (3)

  1. 交差点において自車両(20)が対向車線を横切って旋回する場合に、前記自車両との接触可能性のある対向車両の有無を判定する対向車判定部(22)と、
    前記自車両の走行速度を取得する速度取得部(22)と、
    前記速度取得部により取得された走行速度に基づいて、前記自車両が減速しながら前記交差点に進入すると仮定した状態での前記交差点手前の所定位置における前記自車両の走行速度が第1速度(VHth)を超えるか否かを予測する進入時予測部(22)と、
    前記速度取得部により取得された走行速度に基づいて、前記自車両が減速しながら前記交差点の旋回待機レーンに到達したと仮定した状態での前記自車両の走行速度である待機位置速度が、前記第1速度よりも低い第2速度(VLth)を超えるか否かを予測する待機時予測部(22)と、
    前記対向車判定部により接触可能性のある対向車両があると判定された場合において、前記進入時予測部により前記所定位置における走行速度が前記第1速度を超えると予測されて、かつ、前記待機時予測部により前記待機位置速度が前記第2速度を超えると予測されていることを条件として、前記交差点での旋回時に前記対向車両との接触可能性がある旨を前記自車両のドライバに対して警報する旋回時警報部(22)と、を備える運転支援装置。
  2. 前記待機時予測部は、前記速度取得部により取得された走行速度に基づいて、前記自車両が第1減速度で減速しながら前記旋回待機レーンに到達したと仮定した状態での前記待機位置速度が前記第2速度を超えるか否かを予測するものであり、
    前記速度取得部により取得された走行速度に基づいて、前記自車両が前記第1減速度よりも大きい第2減速度で減速しながら前記旋回待機レーンに到達したと仮定した状態での前記待機位置速度が前記第2速度を超えるか否かを予測する急制動予測部(22)と、
    前記対向車判定部により接触可能性のある対向車両があると判定された場合において、前記急制動予測部により前記待機位置速度が前記第2速度を超えると予測されているときに、前記旋回時警報部による警報よりもドライバの注意を引く態様で、前記対向車両との接触可能性がある旨をドライバに対して警報する急制動警報部(22)と、を備える請求項に記載の運転支援装置。
  3. 前記自車両が前記交差点の手前位置に存在する場合において、該交差点の信号機の表示が停車を指示する表示になっていることを判定する表示判定部(22)を備え、
    前記旋回時警報部は、前記進入時予測部により前記所定位置における走行速度が前記第1速度を超えると予測されている場合であっても、前記表示判定部により停車を指示する表示になっていると判定されたときには、ドライバに対して警報しない請求項1又は2に記載の運転支援装置。
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