JP2019111851A - 車両の樹脂バックドア - Google Patents

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Abstract

【課題】樹脂バックドアにおいて、ダンパステーブラケットの取り付け強度を確保すると共に取り付けの際の外周形状の変形を抑制する。【解決手段】樹脂製のインナパネル20とロアアウタパネル15と、インナパネル20とロアアウタパネル15とで形成される中空空間18に配置され、隙間d1〜d3を空けてインナパネル20に接着剤50で固定される金属製の左補強部材41Lと、インナパネル20の車両幅方向外側に取り付けられるダンパステーブラケット70と、を含む車両の樹脂バックドア100において、ダンパステーブラケット70は一端がインナパネル20に設けられた23j孔に挿通されたカラー80を挟んで左補強部材41Lに締結されている。【選択図】図4

Description

本発明は、車両の樹脂バックドアの構造、特に、ダンパステーブラケットの取り付け部の構造に関する。
バックドアによって開閉される車両後端部の開口部を通して、リヤシートの車両後方側のラゲージルームへの荷物の出し入れを行う車両が用いられている。
このような車両のバックドアは、上部が左右一対のヒンジを介して車両上部構造に回転可能に取り付けられ、このヒンジを中心にして上下方向に回転させることで開閉する跳ね上げ式で、バックドアの開放操作力を低減させ、且つ開放状態を維持させるため、バックドアとボデーとの間にダンパステーを掛け渡した構造が用いられている(例えば、特許文献1参照)。
また、近年、樹脂製の車両ドアが多く用いられている。樹脂製のドアは重量を低減することができる反面、鋼板で形成されたドアに比べて剛性を確保することが難しい。このため、樹脂製のインナパネルと樹脂製のアウタパネルによって形成された中空空間に金属製の補強部材を取り付ける構造が提案されている(例えば、特許文献2参照)。この構造では、金属製の補強部材を樹脂製のインナパネルに接着剤で固定する構成が知られている(例えば、特許文献3参照)。
特開2009−234417号公報 特許第5846036号明細書 特開2011−136606号公報
ところで、特許文献1に記載されたような鋼板製のバックドアを特許文献3に記載したような樹脂で構成した樹脂バックドアが用いられることがある。樹脂バックドアの場合、ドアの車両幅方向外側にダンパステーブラケットを固定し、このダンパステーブラケットにダンパステーを回転自在に取り付ける構成が用いられる。ダンパステーブラケットには、ドア開閉時の荷重が掛かるため、ダンパステーブラケットは、樹脂製のインナパネルに固定するのではなく、インナパネル内部の補強部材に締結される場合が多い。
一方、樹脂製のインナパネル、金属製の補強部材にはそれぞれ製造公差があるので、金属製の補強部材を樹脂製のインナパネルに接着剤で固定すると補強部材とインナパネルとの間の隙間にばらつきが出てしまう。このため、インナパネルを挟み込んでインナパネルの内部に配置された補強部材とインナパネルの外側のダンパステーブラケットとをボルト等で共締めすると、インナパネルが補強部材側に変形して樹脂バックドアの外周形状が変形してしまう場合がある。
そこで、本発明は、樹脂バックドアにおいて、ダンパステーブラケットの取り付け強度を確保すると共に、取り付けの際の外周形状の変形を抑制することを目的とする。
本発明の車両の樹脂バックドアは、樹脂製のインナパネルと、樹脂製のアウタパネルと、前記インナパネルと前記アウタパネルとで形成される中空空間に配置され、隙間を空けて前記インナパネルに接着剤で固定される金属製の補強部材と、前記インナパネルの車両幅方向外側に取り付けられるダンパステーブラケットと、を含む車両の樹脂バックドアであって、前記ダンパステーブラケットは、一端が前記インナパネルに設けられた孔に挿通されたカラーを挟んで前記補強部材に締結されていること、を特徴とする。
インナパネルに設けられた孔に一端が挿通されたカラーを挟んでダンパステーブラケットと補強部材とを締結しているので、インナパネルと補強部材との間の隙間の幅にばらつきがあってもダンパステーブラケットを取り付ける際にインナパネルを補強部材の側に引き寄せることがなく、ダンパステーブラケットを取り付ける際に樹脂バックドアの外周形状の変形を抑制することができる。また、ダンパステーブラケットを補強部材に締結固定するので、ダンパステーブラケットの取り付け強度を確保することができる。
本発明の車両の樹脂バックドアにおいて、前記カラーは、前記一端と反対側の他端に前記インナパネルに設けられた前記孔の内径よりも外径が大きいフランジを有し、前記カラーの前記フランジと前記孔の周囲の前記インナパネルとの間に圧接される弾性部材を有してもよい。
インナパネル内面と補強部材との間の隙間の幅のばらつきによりインナパネル外面とフランジとの間の隙間の幅がばらついても、ダンパステーブラケットの取り付けの際にスポンジやゴム等の弾性部材を圧縮することにより、該隙間の幅のばらつきを吸収してインナパネルの孔の周囲をシールできる。これにより、各隙間の幅にばらつきがあってもインナパネルの孔から樹脂バックドアの中に水が侵入することを効果的に抑制できる。
本発明は、樹脂バックドアにおいて、ダンパステーブラケットの取り付け強度を確保すると共に取り付けの際の外周形状の変形を抑制できる。
実施形態の樹脂バックドアが取り付けられた車両を示す斜視図である。 実施形態の樹脂バックドアの側面図である。 実施形態の樹脂バックドアの分解斜視図である。 図2に示すA−A断面図で、ダンパステーブラケットの取り付け部の断面を示す図である。 図4に示すB部の詳細断面図である。 インナパネルへの補強部材の組み付けを示す斜視図である。 インナパネルに隙間を空けて補強部材を接着固定する工程を示す説明図である。 図7に示すC−C断面におけるインナパネルと補強部材との隙間の幅の変化を示す断面図である。 図7に示すD−D断面におけるインナパネルと補強部材との隙間の幅の変化を示す断面図である。 他の実施形態の樹脂バックドアにおけるダンパステーブラケットの取り付け部の断面図である。 従来技術の樹脂バックドアにおけるダンパステーブラケットの取り付け部の断面図である。
<樹脂バックドアの全体構造>
以下、図面を参照しながら実施形態の樹脂バックドア100について説明する。図1に示すように、樹脂バックドア100は、上端部に左右一対に設けられたヒンジ75を介して車両200のボデー210のルーフパネル13に回転可能に取り付けられ、矢印99に示すように、ヒンジ75を中心にして上下方向に回転させることで開閉する跳ね上げ式のドアである。
樹脂バックドア100の側面と、ボデー210のドア開口220の周囲に設けられた溝状のトルーフ14との間には、樹脂バックドア100の開放操作力を低減させ、且つ開放状態を維持させるダンパステー60が取り付けられている。ダンパステー60は、円筒形状のシリンダ61と、このシリンダ61の中に挿入された棒状のピストンロッド62と、を備えている。ダンパステー60のシリンダ61のボデー側端部は、トルーフ14に固定されたボデー側のダンパステーブラケット63に回転自在に組み付けられている。また、ダンパステー60のピストンロッド62のバックドア側端部は、樹脂バックドア100の車両幅方向外側に取り付けられたドア側のダンパステーブラケット70にボールジョイントを介して回転自在に組み付けられている。
図2に示すように、車両200の樹脂バックドア100は、樹脂製のアッパアウタパネル10と、ロアアウタパネル15と、樹脂製のインナパネル20と、図3に示すように、インナパネル20に固定された金属製の左補強部材41Lと、右補強部材41Rと、下辺補強部材47と、左角接続部材46Lと、右角接続部材46Rとで構成されている。インナパネル20の左下部23Lの車両幅方向外側には、ボルト71によってドア側のダンパステーブラケット70が取り付けられている。図3に示すインナパネル20の右下部23Rの車両幅方向外側にも同様にダンパステーブラケット70が取り付けられている。なお、本明細書では、左右は車両200の後方から見た左側、右側として説明する。
図3に示すように、インナパネル20は、中央にバックウィンドウ12用の開口35が設けられ、インナパネル20は、開口35の上側でアッパアウタパネル10が組付けられる上辺部21と、開口35の車両幅方向外側の左側部22L、右側部22Rと、開口35の下側の車両幅方向外側でロアアウタパネル15が組付けられる左下部23L、右下部23Rと、下辺部24とを有している。また、インナパネル20の上辺部21の左右両側にはヒンジ75を取り付けるボルト孔38が設けられている。
左補強部材41Lはインナパネル20の上辺部21と左側部22Lと左下部23Lとに沿った略L字型の閉断面構造であり、右補強部材41Rはインナパネル20の上辺部21と右側部22Rと右下部23Rとに沿った略L字型の閉断面構造である。左補強部材41Lは、インナパネル20の上辺部21に対向するように組付けられる左上肩部42Lと、インナパネル20の左側部22L、左下部23Lに対向するように組付けられて車両上下方向に延びる左上アーム部43L、左下アーム部44Lとを有している。左上肩部42Lの上側には、窪み部42Uが設けられており、窪み部42Uにはヒンジ取り付け用のボルト孔48が設けられている。
右補強部材41Rは、左補強部材41Lと左右対称で、右上肩部42Rと、右上アーム部43R、右下アーム部44Rとを有しており、右上肩部42Rの上側には、ボルト孔48が設けられた窪み部42Vが設けられている。
左角接続部材46Lは、左補強部材41Lの下端部45Lと下辺補強部材47の左端47Lとを接続する略L字型の部材であり、右角接続部材46Rは、右補強部材41Rの下端部45Rと下辺補強部材47の右端47Rとを接続する略L字型の部材である。
樹脂バックドア100は、インナパネル20のボルト孔38と、左補強部材41L、右補強部材41Rに設けられたボルト孔48とにボルトを通し、反対側からナットを締め付けることによって、ルーフパネル13の左右に固定されたヒンジ75に締結される。
<樹脂バックドアの左下部の構造>
図4に示すように、インナパネル20の左下部23Lには、左補強部材41Lの左下アーム部44Lと、ロアアウタパネル15とが組付けられている。インナパネル20の左下部23Lと左下アーム部44Lには、ドア側のダンパステーブラケット70が取り付けられている。
インナパネル20の左下部23Lは、車両前後方向前側に凹んだ略U字状の溝部23aと、内フランジ23cと外フランジ23dとを含んでいる。溝部23aの車両前後方向前側の底面は、ボデー210のドア開口220の周縁に取り付けられたシールゴム230に接しており、溝部23aの車両幅方向内側の内縦壁23bは、ドア開口220を覆うように車両幅方向内側に向かって延びている。また、溝部23aの車両幅方向外側の外縦壁23kは、溝部23aの底部から内フランジ23cにつながるように車両前後方向後側に向かって延びており、車両前後方向の中央部分には、カラー80の胴部82を通す孔23jが設けられている。内フランジ23cは、溝部23aの外縦壁23kの車両前後方向後端から車両幅方向外側に向かって折れ曲がって延び、車両幅方向外側に向かって延びる外フランジ23dにつながっている。外フランジ23dの車両幅方向外側は、インナパネル20の車両幅方向外側の見切り部23eとなっている。溝部23aの車両前後方向前側の底面と、外縦壁23kの車両幅方向外側の面と、内フランジ23c、外フランジ23dの車両前後方向前側の面とは、ドア開口220の周囲に設けられた溝状のトルーフ14を覆っている。
ロアアウタパネル15は、車両前後方向後側に向かって湾曲して、意匠面を構成する中央部15aと、インナパネル20の外フランジ23dに接着剤51で組付けられる端部15eとを含んでいる。中央部15aの車両幅方向内側の車両前後方向後側には、スポンジ55を介してバックウィンドウガラス12aが取り付けられている。端部15eは、インナパネル20の見切り部23eと一体になってボデー210の意匠面210aのバックドア側の端部210eとの間に隙間を空けて対向する。ボデー210の意匠面210aとロアアウタパネル15の意匠面である端部15eと中央部15aとは隙間を介して連続した車両後部の意匠面を構成する。
図4に示すように、車両前後方向前側にU字状に凹んだインナパネル20に車両前後方向後ろ側に向かって湾曲したロアアウタパネル15を組み付けると内部に中空空間18が形成され、この中空空間18の中に左補強部材41Lの左下アーム部44Lが配置されている。
左補強部材41Lの左下アーム部44Lは、略四角の環状の閉断面構造で車両幅方向外側と、車両幅方向内側の車両前後方向後側とに向かってそれぞれ鍔部44c、44dが張り出しているもので、インナパネル20側の内板44aとアウタパネル側の外板44bで構成されている。内板44aは、略U字状の溝形で車両幅方向外側と、車両幅方向内側の車両前後方向後側とに向かって延びる鍔を含んでいる。外板44bは、U字状の内板44aの開放側を塞ぐ板状部材で両端に内板44aの両側の鍔に組付けられる鍔を有している。内板44aの各鍔と外板44bの各鍔はフリクションスター溶接(FSW)またはスポット溶接で接合され、鍔部44c、44dを構成する。左補強部材41Lの内板44aの底部のインナパネル20の側の面44fは、隙間d2を空けてインナパネル20の溝部23aの車両前後方向後側の面23fに接着剤50で固定され、左補強部材41Lの鍔部44cのインナパネル20の側の面44gは、インナパネル20の内フランジ23cの車両前後方向後側の面23gに隙間d3を空けて接着剤50で固定されている。
内板44aの車両幅方向外側の外縦壁44kは、内板44aの底部から鍔部44cにつながるように車両前後方向後側に向かって延びており、外縦壁44kの車両幅方向内側には、内板44aの外縦壁44kと底部に沿った略L字型の板部材である補強板83がスポット溶接等で取り付けられている。図5に示すように、内板44aの外縦壁44kと補強板83の車両前後方向の中央部には、ダンパステーブラケット70を固定するためのボルト71を通す孔44jと孔84とがそれぞれ設けられている。補強板83の車両幅方向内側には、U字型の断面の座金85が固定され、座金85にはナット72が固定されている。
図5に示すように、カラー80は、一端が円筒形の胴部82で、一端と反対側の他端は胴部82の外周に突出する円板状のフランジ81となっている。胴部82の外径は、インナパネル20の左下部23Lの外縦壁23kに設けられた孔23jの内径よりも小さく、フランジ81の外径は、孔23jの内径よりも大きくなっている。カラー80の胴部82の先端82eからフランジ81の面81aまでの高さはH1である。
また、カラー80のフランジ81と、インナパネル20の孔23jの周囲の前記インナパネル20との間には弾性部材であるスポンジ90が挟みこまれている。スポンジ90は、カラー80の胴部82の外径よりも大きく、孔23jの内径と略同一あるいは少し大きい内径の孔91が空いた円環状部材である。スポンジ90の厚さは、カラー80の胴部82の先端82eが左補強部材41Lの外縦壁44kの車両幅方向外側の面44hに接した際のフランジ81のインナパネル20の側の面81aとインナパネル20の左下部23Lの外縦壁23kとの隙間d5よりも厚い。
<インナパネルと補強部材の隙の幅の変化と組み付け方法>
以上説明した樹脂製のインナパネル20、金属製の補強部材40にはそれぞれ製造公差があるので、金属製の補強部材40を樹脂製のインナパネル20に隙間d1〜d3を空けて接着剤50で固定すると補強部材40とインナパネル20との間の隙間d1〜d3にばらつきが出る。以下、樹脂バックドア100のインナパネル20と補強部材40との間の隙間d1〜d3のばらつきと補強部材40のインナパネル20への組み付け方法について図6から図9を参照しながら説明する。以下の説明では、インナパネル20の左下部23Lと左補強部材41Lの左下アーム部44Lとの間の隙間d1〜d3の変化について説明する。また、以下の説明では、図6に示すように、インナパネル20の左下部23Lは設計形状の通りに仕上っているが、左下アーム部44Lが矢印97、98で示すように、一点鎖線で示す設計形状から車両前後方向後側及び車両幅方向外側に向かって僅かに湾曲しているとして説明する。なお、湾曲による設計寸法からのずれは、製造公差内の大きさである。また、以下の説明では、インナパネル20の左下部23L、左補強部材41Lの左下アーム部44Lをそれぞれ下冶具120、上冶具130に固定し、左下アーム部44Lの面44fとインナパネル20の面23fとの隙間d2が標準隙間dsとなるように設定し、その隙間d2に接着剤50を充填することにより、インナパネル20の左下部23Lに左補強部材41Lの左下アーム部44Lを固定することとして説明する。
図7に示すように、インナパネル20の左下部23Lは、下冶具120に固定されている。図7に示すように、下冶具120は、本体121と、本体121の周囲に設けられた上冶具130を受ける受け座122と、インナパネル20の左下部23Lの外フランジ23dを本体121に固定するクランプ123とを含んでいる。本体121は、インナパネル20の左下部23Lの溝部22a、内フランジ22c、外フランジ22dを受ける受け座121a、121c、121dを有している。溝部22a、内フランジ22c、外フランジ22dをそれぞれ下冶具120の本体121の各受け座121a、121c、121dの上に載置し、車両前後方向後側からクランプ123、ボルト124で外フランジ23dを下冶具120の本体121に挟み込むことにより、インナパネル20の左下部23Lは下冶具120に固定される。
上冶具130は、本体131と、下冶具120の受け座122の上に載置されるアーム132と、左補強部材41Lの左下アーム部44Lを保持するブラケット133とを有している。図7に示すように、左補強部材41Lの左下アーム部44Lをブラケット133に保持させた状態で、アーム132の下面を下冶具120の受け座122の上面に設定すると、左下アーム部44Lの面44fとインナパネル20の面23fとの隙間d2が標準隙間dsに設定される。
左下アーム部44Lの面44fとインナパネル20の面23fとの隙間d2は、補強部材40の寸法のばらつきを規定する製造公差e30、インナパネル20の寸法のばらつきを規定する製造公差e20、インナパネル20に補強部材40を組み付ける際の組付け寸法のばらつきea、上冶具130と補強部材40との取り付け誤差e80、下冶具120とインナパネル20との取り付け誤差e70、により、下記の式1で示される±ed3だけばらつく。
±ed3=[√(|e20|+|e30|+|ea|)]+e80+e70
----- (式1)
標準隙間dsは、左下アーム部44Lの面44fとインナパネル20の面23fとの隙間d2が式1で示される±ed3だけばらついても最小隙間dmin以上の隙間となるように、以下の式2の様に設定される。
ds=ed3+dmin ------- (式2)
この場合、左下アーム部44Lの面44fとインナパネル20の面23fとの隙間d2は、図8に示すように、dminとdmax=dmin+2*ed3の間で変化する。
インナパネル20の左下部23Lは、設計寸法の通りに仕上っているので、図8では、溝部22aの車両前後方向後側の面23fは、水平な直線状の面となっている。一方、左補強部材41Lの左下アーム部44Lは、車両前後方向後側に向かって僅かに湾曲しているので、左下アーム部44Lの底部のインナパネル20の側の面44fは、車両前後方向後側に湾曲した面となっている。このため、面23fと面44fとの間の隙間d2の幅は、端部では小さいdminで、中央部では大きなdmaxの様に変化する。そして、dminとdmaxとの間で変化する隙間d2に接着剤50を充填して、補強部材40をインナパネル20に接着固定する。接着剤50が固化した際の接着剤層の厚さは隙間d2の幅に応じて変化する。図4に示す左補強部材41Lの鍔部44cのインナパネル20の側の面44gとインナパネル20の内フランジ23cの面23gとの間の隙間d3も隙間d2と同様、dminとdmaxとの間で変化する。この隙間d3にも接着剤50を充填して、補強部材40をインナパネル20に接着固定する。このため、左下アーム部44Lの面44f、44gとインナパネル20の面23f、23gとの間の隙間d2、d3は、製造公差によってばらつきが生ずる。
同様に図4、図7に示す左下アーム部44Lの外縦壁44kの車両幅方向外側の面44hと、インナパネル20の溝部23aの外縦壁23kの車両幅方向内側の面23hとの間の隙間d1も製造公差によってばらつきが生ずる。図6に示すように、左下アーム部44Lが矢印97で示すように、一点鎖線で示す設計形状から車両幅方向外側に向かって製造公差の範囲で僅かに湾曲している場合、図9に示すように、面23hと面44hとの間の隙間d1の幅は、端部では大きなdmaxで、中央部では小さなdminの様に変化する。
このように、面23hと面44hとの間の隙間d1の幅がインナパネル20、補強部材40の製造公差によって変化する。このため、図11に示す従来技術の樹脂バックドア300のように、カラー80を用いずに、インナパネル20の外縦壁23kの車両幅方向内側の面23hと左補強部材41Lの外縦壁44kの車両幅方向外側の面44hとの間に所定の厚さt1のスペーサ86を挟み、ボルト71とナット72とでダンパステーブラケット70と、インナパネル20の外縦壁23kと、スペーサ86と、左補強部材41Lの外縦壁44kと、補強板83とを共締めしてダンパステーブラケット70をインナパネル20と左補強部材41Lとに締結した場合、隙間d1のばらつきにより樹脂バックドア300の外周形状が変形してしまう。すなわち、隙間d1がスペーサ86の厚さt1よりも大きくなった場合には、ボルト71を締め込むとインナパネル20の外縦壁23kが、左補強部材41Lの外縦壁44kに向かって引きこまれて、インナパネル20の内フランジ23c、外フランジ23dが変形する。このため、インナパネル20の見切り部23eと外フランジ23dに接着固定されているロアアウタパネル15の端部15eの位置が車両幅方向内側に移動し、図4に示す端部15e、見切り部23eと対向するボデー210の意匠面210aのバックドア側の端部210eとの間の隙間が設計値よりも空いてしまう。このため、ボデー210の意匠面210aとロアアウタパネル15の意匠面である端部15e、中央部15aとで構成される車両後部の意匠面の見栄えが低下してしまう。
そこで、本実施形態の樹脂バックドア100では、インナパネル20に設けられた孔23jに挿通されたカラー80を挟んでダンパステーブラケット70と左補強部材41Lとを締結することにより、ダンパステーブラケット70を取り付ける際の樹脂バックドア100の外周形状の変形を抑制している。
<ダンパステーブラケットの組み付け工程>
以下、本実施形態の樹脂バックドア100におけるダンパステーブラケット70の組み付け工程について説明する。以下の説明では、インナパネル20の左下部23Lの車両幅方向外側にダンパステーブラケット70を取り付ける場合について説明するが、インナパネル20の右下部23Rにダンパステーブラケット70を取り付ける場合も同様である。
最初に、図5に示すスポンジ90の孔91にカラー80の胴部82を通す。そして、インナパネル20の車両幅方向外側から外縦壁23kに設けられた孔23jにカラー80の胴部82を挿入する。次に、ダンパステーブラケット70の孔73をカラー80の胴部82の孔に合わせて位置決めし、孔73、カラー80の胴部82、左補強部材41Lの左下アーム部44Lの外縦壁44kの孔44j、補強板83の孔84にボルト71を通し、ボルト71の先端のねじ部をナット72に係合させる。スポンジ90の厚さは、カラー80の胴部82の先端82eが左補強部材41Lの外縦壁44kの車両幅方向外側の面44hに接した際のフランジ81のインナパネル20の側の面81aとインナパネル20の左下部23Lの外縦壁23kとの隙間d5よりも厚いので、この状態では、カラー80の先端82eは面44hに接していない。
ボルト71を締め込んでいくとスポンジ90がフランジ81の面81aとインナパネル20の外縦壁23kとの間で圧縮され、カラー80のフランジ81が左補強部材41Lの外縦壁44kに向かって移動する。また、スポンジ90の圧縮反力により、インナパネル20の外縦壁23kが車両幅方向内側に押され、インナパネル20の外縦壁23kは車両幅方向内側に向かってわずかに撓む。更に、ボルト71を締め込んでいくと、カラー80の先端82eが左補強部材41Lの外縦壁44kの車両幅方向外側の面44hに当たる。先端82eが左補強部材41Lの外縦壁44kの面44hに接するとフランジ81によるスポンジ90の圧縮が止まり、それ以上インナパネル20の外縦壁23kが撓まなくなる。
この際、フランジ81の面81aとインナパネル20の外縦壁23kとの隙間はd5となる。カラー80の胴部82の先端82eからフランジ81の面81aまでの高さH1は一定で、左補強部材41Lの外縦壁44kの厚さも一定なので、インナパネル20と左補強部材41Lとの間の隙間d1の幅のばらつきによりインナパネル20の外縦壁23kとフランジ81との間の隙間d5の幅もばらつく。この隙間d5の幅のばらつきは、スポンジ90の圧縮により吸収される。
その後、所定のトルクまでボルト71を締め込むとダンパステーブラケット70の取り付けが終了する。ダンパステーブラケット70の取り付けが終了すると、インナパネル20の外縦壁23kに設けられた孔23jに挿通されたカラー80の先端82eが左補強部材41Lの外縦壁44kの車両幅方向外側の面44hに当たり、ダンパステーブラケット70はカラー80を挟んで左補強部材41Lに締結される。また、スポンジ90は、カラー80のフランジ81とインナパネル20の外縦壁23kとの間に圧接した状態となる。インナパネル20の外縦壁23kには、スポンジ90を圧縮する際の反力により、車両幅方向内側に向かう力F1が掛かっており、インナパネル20の外縦壁23kは、わずかに車両幅方向内側に撓んでいる。ただし、この力F1は小さく、インナパネル20の内フランジ23c、外フランジ23dを変形させるような力ではない。
以上説明したように、本実施形態の樹脂バックドア100は、インナパネル20に設けられた孔23jに挿通されたカラー80を挟んでダンパステーブラケット70と左補強部材41Lとを締結するので、インナパネル20と左補強部材41Lとの間の隙間d1の幅にばらつきがあってもダンパステーブラケット70をインナパネル20に取り付ける際、スポンジ90の圧縮反力以外のボルト71の締結力がインナパネル20に掛からない。このため、ダンパステーブラケット70を取り付ける際にボルト71の締結力によりインナパネル20を左補強部材41Lの側に大きく引き寄せることがなく、ダンパステーブラケット70を取り付ける際の樹脂バックドア100の外周形状の変形を抑制することができる。また、ダンパステーブラケット70をボルト71で左補強部材41Lに締結固定するので、ダンパステーブラケット70の取り付け強度を確保することができる。
また、インナパネル20と左補強部材41Lとの間の隙間d1の幅のばらつきによりインナパネル20の外縦壁23kとフランジ81との間の隙間d5の幅がばらついても、ダンパステーブラケット70の取り付けの際にスポンジ90を圧縮することにより、隙間d5の幅のばらつきを吸収してインナパネル20の外縦壁23kの孔23jの周囲をシールできる。このため、隙間d1、d5の幅にばらつきがあっても高圧洗浄等の際にフランジ81とインナパネル20の外縦壁23kとの間から樹脂バックドア100の内部に水が侵入することを効果的に抑制できる。
以上説明したように、本実施形態の樹脂バックドア100は、ダンパステーブラケット70の取り付け強度を確保すると共に取り付けの際の樹脂バックドア100の外周形状の変形を抑制できる。また、樹脂バックドア100の内部に水が侵入することを効果的の抑制できる。
<他の実施形態の樹脂バックドア>
次に、図10を参照しながら他の実施形態の車両200の樹脂バックドア150について説明する。本実施形態の樹脂バックドア150は、先に図1から図9を参照して説明した実施形態の樹脂バックドア100のスポンジ90を設けないように構成したものである。樹脂バックドア100と同一構造の部分には、同一の符号を付して説明は省略する。
図10に示すカラー180は、先に図5を参照して説明したカラー80と同様、円筒形の胴部182とフランジ181とを有している。カラー180の胴部182の先端182eからフランジ181の面181aまでの高さH2は、インナパネル20と左補強部材41Lとの間の隙間d1の幅のばらつきに応じていくつかの種類がある。高さH2は、カラー180の胴部182の先端182eが左補強部材41Lの外縦壁44kの車両幅方向外側の面44hに接した際にフランジ81のインナパネル20の側の面81aがインナパネル20を車両幅方向内側に向かってわずかに押圧して、面81aがインナパネル20の車両幅方向外側の台座23mの表面に密着する程度の高さである。隙間d1の幅が設計寸法よりも大きい場合には高さH2が大きいカラー180を用い、隙間d1の幅が設計寸法よりも小さい場合には高さH2が小さいカラー180を用いるようにする。
ダンパステーブラケット70を取り付ける際、インナパネル20の外縦壁23kの台座23mの表面には、カラー180のフランジ181から僅かに車両幅方向内側に向かう力F2が掛かり、インナパネル20の外縦壁23kは、わずかに車両幅方向内側に撓む。しかし、カラー180の先端182eが左補強部材41Lの外縦壁44kの面44hに接するとフランジ181はそれ以上インナパネル20の外縦壁23kを車両幅方向内側に押さないので、外縦壁23kがそれ以上変形することがない。このため、ダンパステーブラケット70を取り付ける際に締結力によりインナパネル20を左補強部材41Lの側に大きく引き寄せることがなく、ダンパステーブラケット70を取り付ける際の樹脂バックドア100の外周形状の変形を抑制することができる。また、ダンパステーブラケット70をボルト71で左補強部材41Lに締結固定するので、ダンパステーブラケット70の取り付け強度を確保することができる。
また、フランジ181の面181aがインナパネル20の外縦壁23kの台座23mの表面に密着することにより、孔23jをシールし、高圧洗浄等の際にフランジ181とインナパネル20の外縦壁23kとの間から樹脂バックドア150の内部に水が侵入することを抑制できる。
以上説明したように、本実施形態の樹脂バックドア150は、先に説明した樹脂バックドア100と同様、ダンパステーブラケット70の取り付け強度を確保すると共に取り付けの際の樹脂バックドア150の外周形状の変形を抑制できる。また、樹脂バックドア150の内部に水が侵入することを効果的の抑制できる。
10 アッパアウタパネル、12 バックウィンドウ、12a バックウィンドウガラス、13 ルーフパネル、14 トルーフ、15 ロアアウタパネル、15a 中央部、15e,210e 端部、18 中空空間、20 インナパネル、21 上辺部、22L 左側部、22R 右側部、22a,23a 溝部、22c,23c 内フランジ、22d,23d 外フランジ、23L 左下部、23R 右下部、23b 内縦壁、23e 見切り部、23f,23g,23h,44f,44g,44h,81a,181a 面、23j,44j,73,84,91 孔、23k,44k 外縦壁、23m 台座、24 下辺部、35 開口、38,48 ボルト孔、40 補強部材、41L 左補強部材、41R 右補強部材、42L 左上肩部、42R 右上肩部、42U,42V 窪み部、43L 左上アーム部、43R 右上アーム部、44L 左下アーム部、44R 右下アーム部、44a 内板、44b 外板、44c,44d 鍔部、45L,45R 下端部、46L 左角接続部材、46R 右角接続部材、47 下辺補強部材、47L 左端、47R 右端、50,51 接着剤、55,90 スポンジ、60 ダンパステー、61 シリンダ、62 ピストンロッド、63,70 ダンパステーブラケット、71,124 ボルト、72 ナット、75 ヒンジ、80,180 カラー、81,181 フランジ、82,181 胴部、82e,182e 先端、83 補強板、85 座金、86 スペーサ、100,150,300 樹脂バックドア、120 下冶具、121,131 本体、121a,121c,121d,122 受け座、123 クランプ、130 上冶具、132 アーム、133 ブラケット、200 車両、210 ボデー、210a 意匠面、220 ドア開口、230 シールゴム、d1〜d3,d5 隙間。

Claims (2)

  1. 樹脂製のインナパネルと、
    樹脂製のアウタパネルと、
    前記インナパネルと前記アウタパネルとで形成される中空空間に配置され、隙間を空けて前記インナパネルに接着剤で固定される金属製の補強部材と、
    前記インナパネルの車両幅方向外側に取り付けられるダンパステーブラケットと、を含む車両の樹脂バックドアであって、
    前記ダンパステーブラケットは、一端が前記インナパネルに設けられた孔に挿通されたカラーを挟んで前記補強部材に締結されていること、
    を特徴とする車両の樹脂バックドア。
  2. 請求項1に記載の車両の樹脂バックドアであって、
    前記カラーは、前記一端と反対側の他端に前記インナパネルに設けられた前記孔の内径よりも外径が大きいフランジを有し、
    前記カラーの前記フランジと前記孔の周囲の前記インナパネルとの間に圧接される弾性部材を有すること、
    を特徴とする車両の樹脂バックドア。
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