JP2019111685A - 蛍光ブロックおよびその製造方法 - Google Patents

蛍光ブロックおよびその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2019111685A
JP2019111685A JP2017245476A JP2017245476A JP2019111685A JP 2019111685 A JP2019111685 A JP 2019111685A JP 2017245476 A JP2017245476 A JP 2017245476A JP 2017245476 A JP2017245476 A JP 2017245476A JP 2019111685 A JP2019111685 A JP 2019111685A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
block
fluorescent
counterbore
holes
fluorescent material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017245476A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6940397B2 (ja
Inventor
今井 敏夫
Toshio Imai
敏夫 今井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taiheiyo Cement Corp
Original Assignee
Taiheiyo Cement Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Taiheiyo Cement Corp filed Critical Taiheiyo Cement Corp
Priority to JP2017245476A priority Critical patent/JP6940397B2/ja
Publication of JP2019111685A publication Critical patent/JP2019111685A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6940397B2 publication Critical patent/JP6940397B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】製造工程において蛍光材の性能劣化を抑制するためのコーティング用の樹脂が縁部から垂れるのを防止できる蛍光ブロックおよびその製造方法を提供する。【解決手段】励起光を受けて蛍光を発する蛍光ブロック100であって、セメント硬化体112中に無機粒子115が分散された材料からなり、一つの面に平面の底部119を有する座繰り118が形成され、底部119の表面に開口有底の複数の穴117が形成されたブロック本体110と、穴117に充填された蛍光材120と、蛍光材120が穴に充填された座繰り底部119の表面をコーティングする樹脂膜130と、を備える。このように座繰り118を設けているため製造工程で樹脂がブロック本体110の縁部から垂れるのを防止できる。【選択図】図1

Description

本発明は、励起光を受けて蛍光を発する蛍光ブロックおよびその製造方法に関する。
従来、蛍光材を含むコンクリート装飾板が知られている。特許文献1記載のシラスコンクリート装飾材は、夜光貝、白蝶貝などの真珠光沢面を有する貝殻、人工骨材、蓄光材(蓄光セラミックス粉末をプラスチックなどで固めたもの)を素材とする装飾粒を線図、字または絵になるように配置し、その上に装飾層を敷きならして、表面に線図、模様または色彩を施して形成されている。装飾層は、水を入れないシラスまたはシラスバルーンとセメント(シラス71〜85wt%、セメント15〜29wt%)を混合したゼロスランプ材料で構成されている。
特開2005−7667号公報
上記のようなコンクリート装飾板は、表面に線図、絵などの意図した複雑な模様や色彩を施すのに有効である。しかしながら、装飾粒に蛍光材料を用いる場合には、蛍光材料が風雨に曝され、蛍光機能が短期間で消失するおそれがある。例えば、ユーロピウムおよびジスプロシウムをアクティベータとするアルミン酸ストロンチウムの蛍光材料は、水に暴露されると加水分解する。
シラスバルーンは、シラスを加熱炉内で熱処理して発泡軽量化した多孔質の材料である。上記のコンクリート装飾板に蛍光材料が用いられる場合、蛍光材料はシラスバルーンの孔に入るか、あるいはセメント硬化体の表面に固着し、いずれにしても外部に露出する。そして、外部に露出した蛍光材料は、蛍光特性が短期間で劣化しやすい。
このような問題に対し、蛍光材料の露出を防止するために部材表面をコーティングする対策が考えられるが、流動性を有するコーティング材料を部材表面に塗布すると硬化する前にコーティング材料が側面から垂れる。その場合には、コーティング厚さが減少するだけでなく、部材の寸法が仕様から外れてしまう。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、製造工程において蛍光材の性能劣化を抑制するためのコーティング用の樹脂が縁部から垂れるのを防止できる蛍光ブロックおよびその製造方法を提供することを目的とする。
(1)上記の目的を達成するため、本発明の蛍光ブロックは、励起光を受けて蛍光を発する蛍光ブロックであって、セメント硬化体中に無機粒子が分散された材料からなり、一つの面に平面の底部を有する座繰りが形成され、前記底部の表面に開口有底の複数の穴が形成されたブロック本体と、前記穴に充填された蛍光材と、前記蛍光材が前記穴に充填された前記座繰り底部の表面をコーティングする樹脂膜と、を備えることを特徴としている。
このように蛍光材を穴に充填した表面を樹脂でコーティングしたことにより、蛍光材が水や大気と直接に接触するのを防止でき性能劣化を抑制できる。また、座繰りを設けているため製造工程で樹脂がブロック本体の縁部から垂れるのを防止できる。
(2)また、本発明の蛍光ブロックは、前記座繰りの深さは、0.3mm以上1.5mm以下であることを特徴としている。これにより、十分に表面を覆えるだけの樹脂を座繰りに注入できるとともに、少ない負担で座繰りを形成し樹脂をコーティングできる。
(3)また、本発明の蛍光ブロックは、前記無機粒子は、閉気孔中空であり、前記無機粒子の切断面により前記穴が形成されていることを特徴としている。これにより、閉気孔中空の無機粒子を切断して形成された穴は開口有底になるため、屋外で使用しても蛍光材料が水に曝露されず、蛍光特性を維持できる。
(4)また、本発明の蛍光ブロックの製造方法は、励起光を受けて蛍光を発する蛍光ブロックの製造方法であって、閉気孔中空の無機粒子を骨材としてセメントおよび水に混練する工程と、前記混練された材料をブロック形状に成形し硬化して、底部の表面上に穴が形成された座繰りを一つの面に有するブロック本体を生成する工程と、前記穴に蛍光材を充填する工程と、前記蛍光材が前記穴に充填された前記座繰り底部の表面を樹脂でコーティングする工程と、を含むことを特徴としている。このように形成した座繰りの表面を樹脂でコーティングするため、樹脂がブロック本体の縁部から垂れるのを防止できる。
(5)また、本発明の蛍光ブロックの製造方法は、励起光を受けて蛍光を発する蛍光ブロックの製造方法であって、閉気孔中空の無機粒子を骨材としてセメントおよび水に混練する工程と、前記混練された材料を平板形状に成形し硬化して、底部の表面上に穴が形成された座繰りを一つの面に有する平板状の中間体を生成する工程と、前記穴に蛍光材を充填する工程と、前記蛍光材が前記穴に充填された前記座繰り底部の表面を樹脂でコーティングする工程と、前記座繰りを有する面に垂直な面で中間体をブロック形状に切断する工程と、を含むことを特徴としている。
このように、形成した座繰りの表面を樹脂膜でコーティングするため、樹脂が平板状の中間体の縁部から垂れるのを防止できる。その後、中間体をブロック形状に切断するため、樹脂が垂れることなく座繰りの無い蛍光ブロックを製造できる。
本発明によれば、製造工程において蛍光材の性能劣化を抑制するためのコーティング用の樹脂が縁部から垂れるのを防止できる。
第1の実施形態の蛍光ブロックの構成を示す断面図である。 第2の実施形態における平板状の中間体の構成を示す断面図である。
次に、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
[第1の実施形態]
(蛍光ブロックの構成)
図1は、蛍光ブロック100の構成を示す断面図である。蛍光ブロックは、ブロック本体110、蛍光材120および樹脂膜130を備え、表面に励起光を受けると蛍光を発する。このような蛍光ブロック100は、道路上や道路の両脇の舗装に用い、誘導や注意喚起の表示に用いることができる。特に、道路両脇であれば表面が摩耗しにくいため好適である。
ブロック本体110は、セメント硬化体112中に中空構造を有する無機粒子115が分散された材料からなる。ブロック本体110の一つの面には座繰り118が形成され、座繰り118の底部119には、開口有底の複数の穴117が表面に形成されている。座繰り118が形成された「一つの面」は蛍光ブロック100を道路等に応用した際には上向きになる面である。セメント硬化体112には、無機粒子115の他に川砂等の細骨材が混合されていてもよい。
座繰り118の深さは、0.3mm以上1.5mm以下であることが好ましい。これにより、十分に表面を覆えるだけの樹脂を座繰り118に注入できるとともに、少ない負担で座繰り118を形成し樹脂膜130をコーティングできる。座繰り118からブロック本体110の端面までの距離は、3mm以上であることが好ましい。このように十分な距離をとることで座繰り118の端部が欠損する等の不具合が生じ難くなる。
セメント硬化体112の原料となるセメントは、石灰を主成分とする結合材であり、石灰石や粘土などを粉砕し、か焼、焼成して製造される。セメントには、普通ポルトランドセメントを用いることが好ましいが、早強ポルトランドセメント、中庸熱ポルトランドセメント、低熱ポルトランドセメント、高炉セメント、シリカセメント等であってもよい。
無機粒子115は、閉気孔中空であり、無機粒子115の切断面により蛍光ブロック表面の穴117が形成されていることが好ましい。閉気孔中空の無機粒子115を切断して形成された穴は開口有底になる。すなわち開口部を塞げば穴117を形成する無機物の被膜はセメント硬化体112から浸透する気体または水のアタックを遮断するため、屋外で使用しても蛍光材120が水に曝露されず、蛍光特性を維持できる。
無機粒子115は、例えば発泡パーライトである。発泡パーライトは、真珠岩と黒曜石を破砕して粒度を調整し、急速に加熱発泡させた粒径1〜5mm、比重0.08〜0.17の材料であり、入手しやすい。発砲パーライトは、SiO、Alおよびその他の無機酸化物で構成され、気密性の小気泡からなり、軽量性、不燃性、保温性および吸音性に優れている。用いられる発泡パーライトのすべてが閉気孔中空ではないが、発泡パーライトを用いる場合には閉気孔中空の発泡パーライトが無機粒子115として機能し、セメント硬化体112から浸透する気体または水のアタックを遮断できる。無機粒子115として、その他、火力発電所で生じるフライアッシュを用いてもよいが、その平均粒径は十数μmなので発泡パーライトの方が扱いやすい。
蛍光材120は、数〜数十μmの粒径を有し、粉末として穴117に充填されている。蛍光は基底状態にある元素が特定の波長の電磁波(紫外線、X線、電子線)の照射により励起し、元の基底状態に戻る際に発光を生じる現象である。励起光の照射を止めると直ちに消光する。これに対して、蓄光(燐光)は、入射エネルギー(励起光)が途絶えた後も発光が持続する現象である。
このように厳密には蛍光と蓄光は異なる現象を指すが、蛍光材120には、蛍光性を有するもののみならず蓄光性を有するものも含まれる。道路での表示に用いられる場合には、蛍光ブロック100は、励起光が照射されてから長時間残光を生じることが好ましく、その点では蓄光性であることが適している。また、蛍光材120は、道路での発光を検知しやすいように例えば波長480〜540nmの黄色の光を発する種類であることが好ましい。
無機物の蓄光材としては、(1)EuおよびDyをアクティベータとするアルミン酸ストロンチウム、(2)Cuをアクティベータとする硫化亜鉛が挙げられる。(1)の蓄光材は、水と接すると加水分解する、アクティベータが高価である等の欠点がある。(2)の蓄光材は安価であるが、長時間の紫外線照射により劣化するため屋内での使用に限定される。
屋外の道路に使用する場合には、紫外線照射に劣化しない(1)の蓄光材、すなわちEuおよびDyをアクティベータとするアルミン酸ストロンチウムが好ましい。ただし、この蓄光材は水に暴露されると加水分解するため、樹脂膜130により水に曝されないことが重要となる。また、ユーロピウムは高価な希土類元素であるところ、蛍光ブロック100では表面に露出した開口有底の穴部のみ蛍光材120を施すため、製造コストを低く抑えることができる。
なお、蛍光材120としては、上記のような蛍光材そのものではなく、蛍光材とガラスとの複合材であるガラス固化体であってもよい。そのような蛍光材のガラス固化体は、廃瓶ガラスを半々で混ぜて還元雰囲気でガラス固化し、粉砕することで製造できる。
樹脂膜130は、蛍光材120を穴117に充填されたブロック本体110の表面をコーティングする。樹脂膜130は、例えばウレタンやアクリル、ポリエステルを主原料とした樹脂、シリコン樹脂、エポキシ樹脂などで形成できる。開口有底の複数の穴117に蛍光材120が充填されて表面が樹脂膜130でコーティングされているため、蛍光材120が水や大気と接触し、蛍光特性が劣化するのを抑制できる。樹脂膜130は密着性があり、ブロックの強度を向上する効果もある。
樹脂膜130は、透光性を有し、可視光を透過する。「透光性」とは、「透明」のように光が透過する場合だけでなく、透過する光が拡散され、磨りガラスや乳白色のようにその材質を通して向こう側の形状等を明確に認識できない場合も含む。特に波長350nm以上450nm以下の励起光に対する透過性に優れていることが好ましい。上記範囲の波長の励起光に対する透過率(JIS K 7361−1:1997)が70%以上であることが好ましい。これにより、樹脂膜130は励起光を透過させ蛍光を生じさせる。
(蛍光ブロックの製造方法)
上記のように構成される蛍光ブロック100の製造方法を説明する。まず、発泡パーライトのような閉気孔中空の無機粒子(115)10重量部に普通ポルトランドセメント122重量部および水55重量部を投入し、混錬する。無機粒子115と共に細骨材を混合してもよい。
そして、矩形の型枠を準備し、型枠に、混練された上記のセメントモルタル材料を充填する。そして、流し込んだ材料を、座繰り形成用の台形体が突出したプレス板により押さえながら振動を与える。その後すぐに形成された矩形材料をプレス板で押さえながら型枠を上方に引き抜く。そして、そのまま材料を養生室へ運び所定の期間、養生する。台形体が当接した部分は座繰り118として形成される。材料が硬化したら座繰り118の底部119の表面を研磨または切断し、その表面上に穴117を形成することでブロック本体110を生成できる。このようにして形成された穴117に必要とされる所定の蛍光色や残光輝度を有する蛍光材120を充填する。
次に、蛍光材120が穴117に充填された表面を樹脂でコーティングする。例えばウレタンやアクリル、ポリエステルを主原料とする樹脂膜130を形成する場合には、主原料の液体を何重にも塗り重ねる方法がある。塗装用ローラーまたは刷毛を用いてシリコン樹脂やエポキシ樹脂を塗布してもよい。また、座繰り118を設けているため製造工程で樹脂がブロック本体110の縁部から垂れるのを防止できる。このようにして開口有底の複数の穴117に蛍光材120が充填されて表面を樹脂膜130でコーティングされた蛍光ブロック100を製造できる。その結果、蛍光ブロック100の水や大気との接触による蛍光特性の劣化を抑制できる。
なお、上記の製造方法では、プレス板側の形状で座繰り118を形成しているが、型枠にセメントモルタル材料を充填する際の型枠内の底部に座繰り形成用の台形体を設けてもよい。また、座繰り無しの矩形体のブロックを作製した上で切削加工により座繰りを形成してもよい。
[第2の実施形態]
上記の実施形態では、型枠で矩形の蛍光ブロックの形状を形成しているが、型枠で平板の中間体を形成した上で、その中間体を切断して蛍光ブロックを形成してもよい。図2は、平板状の中間体200の構成を示す断面図である。まず、混練されたセメントモルタル材料とブロックを切り出し可能な平板形成用の型枠を準備し、その型枠に、混練されたセメントモルタル材料を充填する。そして、座繰り形成用の台形体が突出したプレス板により充填した材料を押さえながら振動を与える。
その後すぐに形成された平板材料をプレス板で押さえながら型枠を上方に引き抜く。養生された平板状の中間体200は、セメント硬化体112および無機粒子115からなる。平板状の中間体200の一つの面において台形体が当接した部分は座繰り218として形成される。材料が硬化したら座繰り218の底部219の表面を研磨または切断し、その表面上に穴117を形成する。そして、形成された穴117に蛍光材120を充填する。
次に、蛍光材120が穴117に充填された表面を樹脂膜130でコーティングする。このとき、座繰り218を設けているため、塗布した樹脂が中間体200の表面から垂れることがない。そして、コーティングされた平板状の中間体200を所要の寸法のブロックに切り出す。例えば図2における破線を切断面とすることができる。このようにして開口有底の複数の穴に蛍光材が充填されて表面を樹脂膜130でコーティングされた蛍光ブロック300を製造できる。このようにして樹脂膜130のコーティングを容易にして蛍光ブロック300を製造できる。
なお、型枠にセメントモルタル材料を充填する際の型枠内の底部に座繰り形成用の台形体を設けてもよいし、座繰り無しの中間体の原型を作製した上で切削加工により座繰りを形成してもよい。また、図2に示すような切断により蛍光ブロック300に座繰り218が残らないように切り出す方が応用面では好ましいが、座繰り218が残るように切り出してもよい。
100 蛍光ブロック
110 ブロック本体
112 セメント硬化体
115 無機粒子
117 穴
118 座繰り
119 座繰りの底部
120 蛍光材
130 樹脂膜
200 中間体
218 座繰り
219 座繰りの底部
300 蛍光ブロック

Claims (5)

  1. 励起光を受けて蛍光を発する蛍光ブロックであって、
    セメント硬化体中に無機粒子が分散された材料からなり、一つの面に平面の底部を有する座繰りが形成され、前記底部の表面に開口有底の複数の穴が形成されたブロック本体と、
    前記穴に充填された蛍光材と、
    前記蛍光材が前記穴に充填された前記座繰り底部の表面をコーティングする樹脂膜と、を備えることを特徴とする蛍光ブロック。
  2. 前記座繰りの深さは、0.3mm以上1.5mm以下であることを特徴とする請求項1記載の蛍光ブロック。
  3. 前記無機粒子は、閉気孔中空であり、前記無機粒子の切断面により前記穴が形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2記載の蛍光ブロック。
  4. 励起光を受けて蛍光を発する蛍光ブロックの製造方法であって、
    閉気孔中空の無機粒子を骨材としてセメントおよび水に混練する工程と、
    前記混練された材料をブロック形状に成形し硬化して、底部の表面上に穴が形成された座繰りを一つの面に有するブロック本体を生成する工程と、
    前記穴に蛍光材を充填する工程と、
    前記蛍光材が前記穴に充填された前記座繰り底部の表面を樹脂でコーティングする工程と、を含むことを特徴とする製造方法。
  5. 励起光を受けて蛍光を発する蛍光ブロックの製造方法であって、
    閉気孔中空の無機粒子を骨材としてセメントおよび水に混練する工程と、
    前記混練された材料を平板形状に成形し硬化して、底部の表面上に穴が形成された座繰りを一つの面に有する平板状の中間体を生成する工程と、
    前記穴に蛍光材を充填する工程と、
    前記蛍光材が前記穴に充填された前記座繰り底部の表面を樹脂でコーティングする工程と、
    前記座繰りを有する面に垂直な面で中間体をブロック形状に切断する工程と、を含むことを特徴とする製造方法。
JP2017245476A 2017-12-21 2017-12-21 蛍光ブロックおよびその製造方法 Active JP6940397B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017245476A JP6940397B2 (ja) 2017-12-21 2017-12-21 蛍光ブロックおよびその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017245476A JP6940397B2 (ja) 2017-12-21 2017-12-21 蛍光ブロックおよびその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019111685A true JP2019111685A (ja) 2019-07-11
JP6940397B2 JP6940397B2 (ja) 2021-09-29

Family

ID=67221053

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017245476A Active JP6940397B2 (ja) 2017-12-21 2017-12-21 蛍光ブロックおよびその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6940397B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111805692A (zh) * 2020-06-29 2020-10-23 成都市东宇市政设施制造厂 一种pc夜光砖的生产工艺

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02104803A (ja) * 1988-10-12 1990-04-17 Mitsubishi Mining & Cement Co Ltd コンクリート製品及びコンクリートブロック
JPH06158617A (ja) * 1992-11-24 1994-06-07 Fuosu Syst:Kk 蛍光骨材及びその製造方法並びに景観部材
JPH09254111A (ja) * 1996-03-21 1997-09-30 Tokai Rubber Ind Ltd コンクリート製品の製法およびそれによって得られるコンクリート製品
JP2001003046A (ja) * 1999-06-18 2001-01-09 Ekon:Kk 蓄光性蛍光体とカラー夜間発光体及びその応用製品
JP2005036621A (ja) * 2003-07-18 2005-02-10 Taiyu Concrete Kogyo Kk 蓄光・蛍光成形体を表面に埋設した蓄光・蛍光成形体埋設コンクリート製品及びその製造方法。
JP3177594U (ja) * 2012-05-30 2012-08-09 司 花島 蓄光滑り止め部材の積層構造

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02104803A (ja) * 1988-10-12 1990-04-17 Mitsubishi Mining & Cement Co Ltd コンクリート製品及びコンクリートブロック
JPH06158617A (ja) * 1992-11-24 1994-06-07 Fuosu Syst:Kk 蛍光骨材及びその製造方法並びに景観部材
JPH09254111A (ja) * 1996-03-21 1997-09-30 Tokai Rubber Ind Ltd コンクリート製品の製法およびそれによって得られるコンクリート製品
JP2001003046A (ja) * 1999-06-18 2001-01-09 Ekon:Kk 蓄光性蛍光体とカラー夜間発光体及びその応用製品
JP2005036621A (ja) * 2003-07-18 2005-02-10 Taiyu Concrete Kogyo Kk 蓄光・蛍光成形体を表面に埋設した蓄光・蛍光成形体埋設コンクリート製品及びその製造方法。
JP3177594U (ja) * 2012-05-30 2012-08-09 司 花島 蓄光滑り止め部材の積層構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111805692A (zh) * 2020-06-29 2020-10-23 成都市东宇市政设施制造厂 一种pc夜光砖的生产工艺

Also Published As

Publication number Publication date
JP6940397B2 (ja) 2021-09-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EA025941B1 (ru) Связующий элемент, связующая матрица и композиционный материал, содержащие связующий элемент, и способ его получения
EP2928839B1 (en) White or colored cementitious mixture for manufacture of concrete, mortar and interactive pastes with photoluminescent properties
KR101598073B1 (ko) 재활용 소재를 이용한 친환경 경관석 패널
CN109133771A (zh) 一种预制无机人造夜光石板材及其制备方法
JP2007186967A (ja) 蓄光性又は蛍光性模様を施した積層材及び壁床材
JP6940397B2 (ja) 蛍光ブロックおよびその製造方法
US11542198B2 (en) Composite architectural ultra-high performance porcelain concrete (CA-UHPPC) panels and method of producing the same
JP6904830B2 (ja) 蛍光ブロックおよびその製造方法
Li et al. Luminous and bonding performance of self-luminescent cementitious coatings based on white cement and geopolymer
CN106626599B (zh) 一种二氧化硅气凝胶夹心石膏板及其制作方法
KR0137364B1 (ko) 상감모양이 들어있는 콘크리이트 제품의 제조방법
KR101841921B1 (ko) 미장층이 형성된 경량 보드
CN113003997B (zh) 一种自发光透光混凝土墙板及其制备方法
KR102660103B1 (ko) 투수성을 가진 발광 보도블럭과 그 제조방법
JP3373731B2 (ja) 発光性骨材及び該発光性骨材の製造方法
JP7009712B2 (ja) ガラス被覆蛍光骨材およびその製造方法
JP6904831B2 (ja) 蛍光コンクリート部材およびその製造方法
CN114908627B (zh) 一种碱式硫酸镁水泥基自发光砖材及其制备方法
KR102610478B1 (ko) 온도감응변색 및 차열효과가 우수한 표층부를 구비한 감온변색차열 콘크리트 블록 및 그 제조방법
TW201321335A (zh) 砂漿
JPH08217560A (ja) 吸音コンクリート、吸音コンクリートユニット、吸音コンクリートブロック、およびそれらを用いた吸音コンクリート壁、ならびに吸音コンクリートおよび吸音コンクリートブロックの製造方法
CN109704678B (zh) 超高性能混凝土、镂空构件及镂空构件的制备方法
KR20200090546A (ko) 컬러 페이스 벽돌의 제조방법
Anand et al. Reprocessing of Glass Material in Enhancing Cement Mortar with Coarse Aggregates
JP3009279U (ja) 軽量石目調タイル

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20201006

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210727

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210824

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210902

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6940397

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150