JP2019106773A - 回転子及び回転電機 - Google Patents

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Abstract

【課題】被覆筒の締め代が軸方向に沿って均一な回転子を提供すること。【解決手段】回転子30は、外周面がテーパー状の回転軸に装着される、内周面がテーパー状の回転筒31と、回転筒31の外周側に配置される永久磁石32と、永久磁石32の外周側に装着され、永久磁石32を被覆する被覆筒33と、を備え、回転筒31及び永久磁石32からなる積層体Sの外径が軸方向Xに沿ってテーパー状に縮径するのに合わせて、積層体Sに対する被覆筒33の締め代が軸方向Xに沿ってテーパー状に大きくなるように構成される。【選択図】図3B

Description

本発明は、回転子及びこれを備えた回転電機に関する。
回転子に永久磁石を用いた電動機の一種として、スリーブの外周側に永久磁石を配置した電動機が知られている。この種の電動機では、高速回転時に遠心力により永久磁石が回転子から脱落することを抑制するため、回転子の外周側に円筒状の被覆筒が装着される。被覆筒の材料としては、強度が高く、軽量である等の理由から、特に炭素繊維強化プラスチック(以下、「CFRP」ともいう)が広く用いられている。
また、回転子を回転軸に固定するための構造として、回転軸の外周面及び回転子の内周面をそれぞれテーパー状としたものが知られている。この構造において、回転子を回転軸に圧入すると、回転軸の外周面で回転子の内周面が外側に押し広げられて、回転子が回転軸に固定される(例えば、特許文献1〜3参照)。
特開2000−23399号公報 特開2014−212680号公報 特開2016−82773号公報
上述した構造において、回転軸は、軸方向の一端側から他端側に向かうにつれて外径が徐々に太くなるテーパー状の外周面を有する。また、回転軸が円柱状の中空構造である場合、外径が太い部分では肉厚となり、外径が細い部分では肉薄となる。一方、回転子は、軸方向の一端側から他端側に向かうにつれてスリーブの内径が徐々に広くなるテーパー状の内周面を有する。そのため、スリーブでは、内径が広い部分では肉薄となり、内径が狭い部分では肉厚となる。
上述のように、回転軸と回転子のスリーブとは、軸方向に沿って肉厚の配分がそれぞれ異なる。そのため、回転子を回転軸に装着したときに、回転子の内径が外側に拡張される量には、軸方向で差が生じる。具体的には、回転子において、回転軸の外径が太い側と嵌合する部分の内径は、他の部分に比べて外側に拡張される量が多くなる。また、回転子において、回転軸の外径が細い側と嵌合する部分の内径は、他の部分に比べて外側に拡張される量が少なくなる。回転軸において外径が細い部分は、肉薄のため、回転子が圧入されたときの収縮量が多くなるためである。このように、回転軸に装着された回転子において、内径が外側に拡張される量には、軸方向に沿って違いが生じる。そのため、回転子の外周側に装着される被覆筒の締め代も、軸方向に沿って不均一となる。
本発明の目的は、被覆筒の締め代を軸方向に沿ってより均一にできる回転子及び回転電機を提供することにある。
(1) 本発明は、外周面がテーパー状の回転軸(例えば、後述する回転軸35)に装着される、内周面がテーパー状の回転筒(例えば、後述するスリーブ31)と、前記回転筒の外周側に配置される永久磁石(例えば、後述する永久磁石32)と、前記永久磁石の外周側に装着され、前記永久磁石を被覆する被覆筒(例えば、後述する被覆筒33)と、を備え、前記回転筒及び前記永久磁石からなる積層体(例えば、後述する積層体S)の外径が軸方向(例えば、後述する軸方向X)に沿ってテーパー状に縮径するのに合わせて、前記積層体に対する前記被覆筒の締め代が軸方向に沿ってテーパー状に大きくなる回転子(例えば、後述する回転子30)に関する。
(2) (1)の回転子において、前記被覆筒は、前記積層体の外径が軸方向に沿ってテーパー状に縮径するのに合わせて、前記被覆筒の内径が軸方向に沿ってテーパー状に小さくなるように構成されてもよい。
(3) (1)の回転子において、前記被覆筒は、前記積層体の外径が軸方向に沿ってテーパー状に縮径するのに合わせて、前記被覆筒の厚みが軸方向に沿って逆テーパー状に増加するように構成されてもよい。
(4) (1)の回転子において、前記被覆筒は、前記積層体の外径が軸方向に沿ってテーパー状に縮径するのに合わせて、前記被覆筒の内径が軸方向に沿ってテーパー状に小さくなり、且つ、前記積層体の外径が軸方向に沿って逆テーパー状に拡径するのに合わせて、前記被覆筒の厚みが軸方向に沿って逆テーパー状に増加するように構成されてもよい。
(5) 本発明は、(1)から(4)までのいずれかの回転子と、前記回転子の外周側に設けられる固定子(例えば、後述する固定子20)と、を備える回転電機(例えば、後述する電動機1)に関する。
本発明によれば、被覆筒の締め代を軸方向に沿ってより均一にできる回転子及び回転電機を提供することができる。
第1本実施形態における電動機1の構成を示す断面図である。 回転子30の分解斜視図である。 第1実施形態の被覆筒33の形状を示す断面図である。 回転軸35及び回転軸35に装着された回転子30の構成を示す断面図である。 第2実施形態の被覆筒133の形状を示す断面図である。 回転軸35及び回転軸35に装着された回転子130の構成を示す断面図である。 第3実施形態の被覆筒233の形状を示す断面図である。 回転軸35及び回転軸35に装着された回転子230の構成を示す断面図である。 第1の変形形態における被覆筒33Aの形状を示す断面図である。 第2の変形形態における被覆筒33Bの形状を示す断面図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。なお、本明細書に添付した図面は、いずれも模式図であり、理解しやすさ等を考慮して、各部の形状、縮尺、縦横の寸法比等を、実物から変更又は誇張している。例えば、後述する回転子の構成を説明する図においては、被覆筒の軸方向、径方向の長さを短く誇張したり、被覆筒の厚みを誇張したりすると共に、永久磁石の全体形状を簡略化している。また、図面においては、部材(例えば、永久磁石32)の断面を示すハッチングを適宜に省略する。
本明細書等において、形状、幾何学的条件、これらの程度を特定する用語、例えば「方向」等の用語については、その用語の厳密な意味に加えて、概ねその方向とみなせる範囲を含む。
本明細書等においては、図1に示す回転子30の位置を基準として、左右方向をX方向として説明する。X方向においては、右側をX1、左側をX2、とする。なお、X方向は、後述する「軸方向」と一致するため、例えば、「軸方向Xに沿ってX2側からX1側に向けて」等の記載形式で説明することもある。
また、本明細書等においては、後述する回転軸35の回転中心となる線を「回転軸線L」と呼称し、この回転軸線Lに沿う方向を「軸方向X」ともいう。なお、これらの呼称は、回転子30を構成する部材、例えば、後述するスリーブ31、被覆筒33、積層体S等が単体で存在する形態においても適用される。
(第1実施形態)
まず、第1実施形態の回転子30を備えた、回転電機としての電動機1について説明する。なお、電動機1の構成は、後述する他の実施形態に共通する。
図1は、第1本実施形態における電動機1の構成を示す断面図である。なお、図1に示す電動機1の構成は一例であり、第1実施形態の回転子30を適用可能であれば、構成は制限されない。
図1に示すように、電動機1は、主な構成要件として、フレーム10と、固定子20と、回転子30と、回転軸35と、軸受13と、を備える。なお、本実施形態の電動機1において、回転子30の内周面及び回転軸35の外周面は、後述する図面に示すように、それぞれテーパー状に形成されているが、図1では、説明を容易にするため、一般的な円筒状に描いている。
フレーム10は、電動機1の外装部材であり、フレーム本体11と、軸穴12と、を備える。
フレーム本体11は、固定子20を包囲すると共に保持する筐体である。フレーム本体11は、軸受13を介して回転子30を保持する。フレーム本体11は、供給口14、排出口15及び孔部16を備える。供給口14は、固定子枠22の流路23に冷媒を供給するための開口であり、冷媒の供給配管(不図示)に接続されている。排出口15は、流路23を流通した冷媒を排出させるための開口であり、冷媒の排出配管(不図示)に接続されている。孔部16は、固定子20から引き出された動力線27を貫通させるための開口である。
軸穴12は、回転軸35(後述)が貫通する穴である。
固定子20は、回転子30を回転させるための回転磁界を形成する複合部材である。固定子20は、全体として円筒形に形成され、フレーム10の内部に固定されている。固定子20は、鉄心21と、固定子枠22と、を備える。
鉄心21は、内側に巻線26を配置可能な部材である。鉄心21は、円筒形に形成され、固定子枠22の内側に配置されている。鉄心21は、内側面に複数の溝(不図示)が形成され、この溝に巻線26が配置される。なお、巻線26の一部は、鉄心21の軸方向Xにおいて、鉄心21の両端部から突出している。鉄心21は、例えば、電磁鋼板等の薄板を複数枚重ね合わせ、これを接着、かしめ等で一体化することにより作製される。
固定子枠22は、その内側に、鉄心21を保持する部材である。固定子枠22は、円筒形に形成され、固定子20の外側に配置されている。鉄心21は、回転子30のトルクにより生じる反力を受け止めるために、固定子枠22と強固に接合されている。図1に示すように、本実施形態の固定子枠22は、外側面に、鉄心21から伝わる熱を冷却するための流路23を備える。流路23は、固定子枠22の外側面に形成された一条又は多条の螺旋溝である。フレーム本体11(フレーム10)の供給口14から供給された冷媒(不図示)は、固定子枠22の外側面を螺旋状に沿うように流路23内を流通した後、フレーム本体11の排出口15から外部に排出される。
固定子20の鉄心21からは、巻線26と電気的に接続された動力線27が引き出されている。この動力線27は、電動機1の外部に設置された電源装置に接続される(不図示)。電動機1の動作時に、例えば、鉄心21に三相交流電流が供給されることにより、回転子30を回転させるための回転磁界が形成される。
回転子30は、固定子20により形成された回転磁界との磁気的な相互作用により回転する部品である。回転子30は、固定子20の内周側に設けられる。回転子30の構成については、後述する。
回転軸35は、回転子30を支持する部材である。回転軸35は、回転子30の軸中心を貫通するように挿入され、回転子30に固定される。回転軸35には、軸方向Xに沿って一対の軸受13が嵌合されている。軸受13は、回転軸35を回転自在に支持する部材であり、フレーム本体11に設けられる。回転軸35は、フレーム本体11及び軸受13により、回転軸線Lを中心として回転自在に支持されている。また、回転軸35は、軸穴12を貫通し、例えば、切削工具のチャック装置、外部に設置された動力伝達機構、減速機構等(いずれも不図示)に接続される。
図1に示す電動機1において、固定子20(鉄心21)に三相交流電流を供給すると、回転磁界が形成された固定子20と回転子30との間の磁気的な相互作用により回転子30に回転力が発生し、その回転力が回転軸35を介して外部に出力される。
次に、回転子30の構成について説明する。
図2は、回転子30の分解斜視図である。図2に示すように、回転子30は、スリーブ(回転筒)31と、永久磁石32と、被覆筒33と、を備える。
スリーブ31は、複数の永久磁石32が取り付けられる略円筒形状の部材であり、回転軸35(図1参照)と複数の永久磁石32との間に設けられている。複数の永久磁石32は、スリーブ31の周方向に沿って配置されている。スリーブ31は、例えば、炭素鋼等の磁性材料により形成される。内周側にスリーブ31を有する回転子30は、回転軸35の外周側に装着される。なお、以下の説明においては、スリーブ31の外周側に複数の永久磁石32を備えた形態を総称して「積層体S」ともいう。
永久磁石32は、磁界を発生する部材であり、図2に示すように、スリーブ31の外周側において、周方向に沿って8列設けられている(図2では、手前側の4列のみを図示)。8列の永久磁石32は、スリーブ31の周方向において、N極用の永久磁石32とS極用の永久磁石32とが交互に配置されている。永久磁石32は、スリーブ31の外周面に、接着層34(図2以外では不図示)を介して貼り付けられている。本実施形態では、各列の永久磁石32が回転子30の軸方向Xに沿って2分割された例を示すが、これに限らず、永久磁石32は、回転子30の軸方向Xに沿って3つ以上に分割されていてもよいし、分割されていなくてもよい。
被覆筒33は、複数の永久磁石32を被覆するための円筒形状の部材である。被覆筒33は、スリーブ31に配置された永久磁石32の外周面に装着される。永久磁石32の外周面に被覆筒33を装着することにより、回転子30の回転によって生じる遠心力により、永久磁石32が回転子30から脱落することを抑制できる。本実施形態では、後述するように、永久磁石32の外周面に直接、被覆筒33を装着する例について説明するが、被覆筒33は、永久磁石32の外周面に、例えば、接着層等を介して装着されてもよい。
被覆筒33は、例えば、CFRP用の繊維シートを、樹脂と共に筒状の治具に巻き付けることにより成形できる。なお、被覆筒33を形成する素材としては、CFRPのほかに、例えば、ガラス繊維、アラミド繊維、炭化ケイ素繊維、ボロン繊維、チタン合金繊維等の比強度の高い材料を含む繊維強化プラスチックを用いることができる。
回転子30に装着された被覆筒33は、締め代に応じた収縮力により回転子30に固定される。それにより、被覆筒33には、回転子30が回転する際に生じる遠心力に抗して、永久磁石32を固定するのに十分な反力が半径方向の内側に向かって作用する。このように、被覆筒33において、半径方向の内側に向かって反力が作用することにより、遠心力により永久磁石32が回転子30から脱落することが抑制される。半径方向の内側とは、回転子30の外側から回転軸線Lに接近する方向である。
なお、締め代とは、図2に示すように、永久磁石32の外周側に装着される前の被覆筒33の内径QDに対して、スリーブ31に配置された永久磁石32の外径PDがオーバーする分(PD−QD)の寸法である。この締め代が大きいほど、装着した被覆筒33から、より大きな反力を半径方向の内側(永久磁石32側)に作用させることができる。
次に、第1実施形態における回転子30の構成について説明する。
図3Aは、第1実施形態の被覆筒33の形状を示す断面図である。図3Bは、回転軸35及び回転軸35に装着された回転子30の構成を示す断面図である。
図3Aに示すように、第1実施形態の被覆筒33は、単体状態において、軸方向Xに沿って厚みtが均等となるように形成されている。また、被覆筒33は、回転子30を回転軸35に装着したときに、積層体Sの外径が軸方向Xに沿ってX1側からX2側に向けてテーパー状に縮径するのに合わせて、内径が軸方向Xに沿ってテーパー状に小さくなるように形成されている。具体的には、被覆筒33は、図3Aに示すように、軸方向XのX1側の内径QD1に対して、軸方向XのX2側の内径QD2がテーパー状に小さくなる(QD2<QD1)ように形成されている。
被覆筒33は、図2に示すように、積層体Sの外周側に装着される。積層体Sに被覆筒33が装着されることにより、回転子30が形成される。この回転子30は、大径側となるX1側を先にして、回転軸35のX2側から挿入される。回転軸35に挿入された回転子30は、回転軸35の軸方向XをX1側に向けて圧入され、図3Bに示すように、軸方向Xの所定位置で固定される。
先に説明したように、回転軸35と回転子30のスリーブ31は、軸方向Xに沿って肉厚の配分がそれぞれ異なるため、回転子30を回転軸35に圧入すると、回転子30の内径が拡張される量は、軸方向Xにおいて差が生じる。すなわち、回転軸35の外径が太いX1側において、回転子30の内径は、回転軸35の外径が細いX2側に比べて拡張される量が多くなる。また、回転軸35の外径が細いX2側において、回転子30の内径は、回転軸35の外径が太いX1側に比べて拡径される量が少なくなる。
従来の被覆筒は、軸方向に沿って厚みが均等であり、内径も軸方向に沿って同一に形成されている。そのため、その被覆筒を備えた回転子30を回転軸35に装着すると、回転子30の内径は、回転軸35の外径が太いX1側では回転軸35により拡張される量が多くなり、回転軸35の外径が細いX2側では回転軸35により拡張される量が少なくなる。その結果、回転子30の外周側に装着される被覆筒の締め代は、軸方向に沿って不均一となる。すなわち、従来の被覆筒を装着した回転子30では、回転軸35の外径が太いX1側に比べて、回転軸35の外径が細いX2側において締め代が緩くなる。
上述したように、回転子30において、被覆筒による締め代が緩い部分では、永久磁石32を固定する力が低下する。回転子30において、被覆筒の締め代が軸方向に沿って不均一であると、回転子30を高速で回転させたときに、締め代の緩い部分の永久磁石32がずれてしまい、適切なトルクが得られなくなる可能性がある。このような傾向は、回転子30の回転速度を高速にするに従って、より顕著となる。
これに対して、第1実施形態の被覆筒33は、積層体Sの外径が軸方向Xに沿ってX1側からX2側に向けてテーパー状に縮径するのに合わせて、内径が軸方向Xに沿ってテーパー状に小さくなるように形成されている。これによれば、被覆筒33が装着された回転子30において、回転軸35の外径が細いX2側と嵌合する部分では、回転軸35により拡張される量が少なくなるが、この部分では被覆筒33の締め代が大きくなる(内径が軸方向Xに沿ってテーパー状に小さくなる)ため、この部分の永久磁石32を十分な反力で固定できる。
このように、第1実施形態の被覆筒33が装着された回転子30は、被覆筒33による締め代の緩い部分が少なくなり、被覆筒33の締め代が軸方向Xに沿ってより均一となる。そのため、回転子30を高速で回転させたときに、永久磁石32のずれが生じにくくなる。したがって、第1実施形態の被覆筒33を装着した回転子30を、より高速で回転させることが可能となる。
また、従来の被覆筒において、締め代の緩い部分をなくすために、軸方向に沿って締め代を通常よりも大きくすることが考えられる。しかし、このような構成とした場合、回転子30において、回転軸35の外径が太いX1側と嵌合する部分では、締め代が大きくなり過ぎてしまい、この部分の永久磁石32が変形するおそれがある。しかし、第1実施形態の回転子30においては、被覆筒33の締め代が軸方向Xに沿ってより均一となり、締め代が部分的に大きくなり過ぎることが少なくなるため、永久磁石32の変形を抑制できる。
また、第1実施形態の被覆筒33は、図3Aに示すように、軸方向Xに沿って厚みtが均等であるため、先に説明したように、CFRP用の繊維シートを、樹脂と共に筒状の治具に巻き付ける手法により簡単に作製できる。
(第2実施形態)
第2実施形態の回転電機1は、被覆筒の構成が第1実施形態と相違する。第2実施形態の回転電機1において、その他の構成は、第1実施形態と同じである。そのため、第2実施形態では、回転子130及び回転軸35のみを図示し、回転電機1の全体の図示を省略する。また、第2実施形態の説明及び図面において、第1実施形態と同等の部材又は同様の機能を果たす部分には、第1実施形態と同一の符号又は末尾(下2桁)に同一の符号を適宜に付して、重複する説明を省略する。
図4Aは、第2実施形態の被覆筒133の形状を示す断面図である。図4Bは、回転軸35及び回転軸35に装着された回転子130の構成を示す断面図である。
図4Aに示すように、第2実施形態の被覆筒133は、軸方向Xに沿って外径が均等となるように形成されている。すなわち、被覆筒133において、軸方向XのX1側の外径PD1と、軸方向XのX2側の外径PD2は、等しい径(PD1=PD2)となる。また、被覆筒133は、回転子130を回転軸35に装着したときに、積層体Sの外径が軸方向Xに沿ってX1側からX2側に向けてテーパー状に縮径するのに合わせて、厚みが軸方向Xに沿ってX1側からX2側に向けてテーパー状に増加するように形成されている。具体的には、被覆筒133は、図4Aに示すように、軸方向XのX1側の厚みt1に対して、軸方向XのX2側の厚みt2が逆テーパー状に増加する(t2>t1)ように形成されている。すなわち、被覆筒133は、軸方向XのX1側の内径QD1に対して、軸方向XのX2側の内径QD2がテーパー状に小さくなる(QD2<QD1)ように形成されている。
上述した第2実施形態の被覆筒133は、回転子130を回転軸35に装着したときに、積層体Sの外径が軸方向Xに沿ってX1側からX2側に向けてテーパー状に縮径するのに合わせて、被覆筒133の厚みが軸方向Xに沿って逆テーパー状に増加するように形成されている。これによれば、被覆筒133が装着された回転子130において、回転軸35の外径が細いX2側と嵌合する部分では、被覆筒133の締め代が大きくなる(厚みが軸方向Xに沿って逆テーパー状に大きくなる)ため、この部分の永久磁石32を十分な反力で固定できる。
このように、第2実施形態の被覆筒133が装着された回転子130は、被覆筒133による締め代の緩い部分が少なくなり、被覆筒133の締め代が軸方向Xに沿ってより均一となるため、回転子130を高速で回転させたときに、永久磁石32のずれが生じにくくなる。したがって、第2実施形態の被覆筒133を装着した回転子130を、より高速で回転させることが可能となる。また、第2実施形態の被覆筒133は、被覆筒133の締め代が軸方向Xに沿ってより均一となり、締め代が部分的に大きくなり過ぎることが少なくなるため、永久磁石32の変形を抑制できる。
また、第2実施形態の被覆筒133は、軸方向Xに沿って外径が均等であるため、回転子130を固定子20(図1参照)の内周側に装着する際、回転子130を固定子20に対して軸方向Xに真っ直ぐに挿入しやすくなる。一方、回転子の外径が軸方向Xに沿ってテーパー状となる場合、回転子を固定子20の内周側に装着した際に、永久磁石32の磁力によって、回転子が固定子20の内周側に引き寄せられ、軸方向Xに対して傾いた状態となりやすい。そのため、回転子の外周側に装着された被覆筒が固定子20と干渉して、被覆筒に傷が付きやすくなる。
しかし、第2実施形態の回転子130は、固定子20の内周側に装着する際に、回転子130を固定子20に対して軸方向Xに真っ直ぐに挿入しやすい。そのため、第2実施形態の回転子130は、外周側に装着された被覆筒133が固定子20と干渉しにくくなる。したがって、第2実施形態の回転子130によれば、回転子130を固定子20の内周側に装着する際に、被覆筒133に傷が付くことを抑制できる。
(第3実施形態)
第3実施形態の回転電機1は、被覆筒の構成が第1実施形態と相違する。第3実施形態の回転電機1において、その他の構成は、第1実施形態と同じである。そのため、第3実施形態では、回転子230及び回転軸35のみを図示し、回転電機1の全体の図示を省略する。また、第3実施形態の説明及び図面において、第1実施形態と同等の部材又は同様の機能を果たす部分には、第1実施形態と同一の符号又は末尾(下2桁)に同一の符号を適宜に付して、重複する説明を省略する。
図5Aは、第3実施形態の被覆筒233の形状を示す断面図である。図5Bは、回転軸35及び回転軸35に装着された回転子230の構成を示す断面図である。
第3実施形態の被覆筒233は、回転子230を回転軸35に装着したときに、積層体Sの外径が軸方向Xに沿ってX1側からX2側に向けてテーパー状に縮径するのに合わせて、内径が軸方向Xに沿ってテーパー状に小さくなるように形成されている。具体的には、被覆筒233は、図5Aに示すように、軸方向XのX1側の内径QD1に対して、軸方向XのX2側の内径QD2がテーパー状に小さくなる(QD2<QD1)ように形成されている。
また、被覆筒233は、回転子130を回転軸35に装着したときに、積層体Sの外径が軸方向Xに沿ってX2側からX1側に向けて逆テーパー状に拡径するのに合わせて、厚みが軸方向Xに沿ってX2側からX1側に向けて逆テーパー状に増加するように形成されている。具体的には、被覆筒233は、図5Aに示すように、軸方向XのX2側の厚みt3に対して、軸方向XのX1側の厚みt4が逆テーパー状に増加(t4>t3)するように形成されている。すなわち、被覆筒233は、軸方向XのX2側の外径PD2に対して、軸方向XのX1側の外径PD1が大きくなる(PD2<PD1)ように形成されている。
上述した第3実施形態の被覆筒233は、回転子230を回転軸35に装着したときに、積層体Sの外径が軸方向Xに沿ってX1側からX2側に向けてテーパー状に縮径するのに合わせて、被覆筒233の内径が軸方向Xに沿ってテーパー状に小さくなるように形成されている。これによれば、被覆筒233が装着された回転子230において、回転軸35の外径が細いX2側と嵌合する部分では、被覆筒33の締め代が大きくなる(内径が軸方向Xに沿ってテーパー状に小さくなる)ため、この部分の永久磁石32を十分な反力で固定できる。
このように、第3実施形態の被覆筒233が装着された回転子230は、被覆筒233による締め代の緩い部分が少なくなり、被覆筒233の締め代が軸方向Xに沿ってより均一となるため、回転子230を高速で回転させたときに、永久磁石32のずれが生じにくくなる。したがって、第3実施形態の被覆筒233を装着した回転子230を、より高速で回転させることが可能となる。また、第3実施形態の被覆筒233は、被覆筒233の締め代が軸方向Xに沿ってより均一となり、締め代が部分に大きくなり過ぎることが少なくなるため、永久磁石32の変形を抑制できる。
更に、第3実施形態の被覆筒233は、積層体Sの外径が軸方向Xに沿ってX2側からX1側に向けて逆テーパー状に拡径するのに合わせて、被覆筒233の厚みが軸方向Xに沿って逆テーパー状に増加するように形成されている。これによれば、回転子230を回転軸35に装着した際に、被覆筒233の半径方向の内側に向かう収縮量がより増加するため、回転子230を回転軸35に装着した後の回転子230の外径を、軸方向Xに沿ってほぼ均一にできる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、前述した実施形態に限定されるものではなく、後述する変形形態のように種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の技術的範囲内に含まれる。また、実施形態に記載した効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、実施形態に記載したものに限定されない。なお、上述の実施形態及び後述する変形形態は、適宜に組み合わせて用いることもできるが、詳細な説明は省略する。
(変形形態)
第1実施形態では、図3Aに示すように、被覆筒33の厚みが軸方向Xに沿って均等となる例について説明したが、これに限定されない。被覆筒33の断面形状は、例えば、永久磁石32の外径に合わせて変化させてもよい。図6は、第1の変形形態における被覆筒33Aの形状を示す断面図である。図7は、第2の変形形態における被覆筒33Bの形状を示す断面図である。なお、図6及び図7では、被覆筒の断面形状を誇張している。
図6に示すように、第1の変形形態の被覆筒33Aは、被覆筒33Aの断面形状が軸方向Xに沿ってすり鉢形状となるように形成されている。ここで、すり鉢形状とは、図6に示すように、被覆筒33Aの側面の断面形状が、軸方向XのX2側では厚く、X1側に向かって徐々に薄くなり、軸方向Xの中間付近からX1側に向かって徐々に厚くなる形状をいう。すなわち、すり鉢形状とは、被覆筒33A全体として見たときに、被覆筒33Aの内径が、軸方向XのX2側では小さく、X1側に向かって徐々に大きくなり、軸方向Xの中間付近からX1側に向かって徐々に小さくなる形状をいう。
このような構成によれば、永久磁石32(図2参照)の断面形状が軸方向Xに沿って太鼓形状(後述する被覆筒33Bの断面形状を参照)となる場合に、積層体Sに装着される被覆筒33Aの内周面と、永久磁石32の外周面との間に隙間が生じにくくなる。このように、第1の変形形態の被覆筒33Aにおいては、永久磁石32の断面形状が軸方向Xに沿って太鼓形状であっても、永久磁石32との間に隙間が生じにくくなるため、積層体Sの締め代を軸方向Xに沿ってより均一にできる。
図7に示すように、第2の変形形態の被覆筒33Bは、被覆筒33Bの断面形状が軸方向Xに沿って太鼓形状となるように形成されている。ここで、太鼓形状とは、図7に示すように、被覆筒33Bの側面の断面形状が、軸方向XのX2側では薄く、X1側に向かって徐々に厚くなり、軸方向Xの中間付近からX1側に向かって徐々に薄くなる形状をいう。すなわち、太鼓形状とは、被覆筒33B全体として見たときに、被覆筒33Bの内径が、軸方向XのX2側では大きく、X1側に向かって徐々に小さくなり、軸方向Xの中間付近からX1側に向かって徐々に大きくなる形状をいう。
このような構成によれば、永久磁石32(図2参照)の断面形状が軸方向Xに沿ってすり鉢形状(前述した被覆筒33Aの断面形状を参照)となる場合に、積層体Sに装着される被覆筒33Bの内周面と、永久磁石32の外周面との間に隙間が生じにくくなる。このように、第2の変形形態の被覆筒33Bにおいては、永久磁石32の断面形状が軸方向Xに沿ってすり鉢形状であっても、永久磁石32との間に隙間が生じにくくなるため、積層体Sの締め代を軸方向Xに沿ってより均一にできる。
実施形態では、被覆筒を炭素繊維強化プラスチック(CFRP)により形成した例について説明したが、これに限定されない。被覆筒は、先に例示した繊維強化プラスチック(FRP)で形成してもよいし、繊維強化プラスチックを主材とする複合部材で形成してもよい。また、被覆筒は、繊維強化プラスチックのほか、例えば、ステンレス鋼等の金属材料により形成してもよい。
また、実施形態では、本発明に係る回転子を適用可能な回転電機として電動機を例をとして説明したが、これに限定されない。回転電機は、発電機であってもよい。
1:電動機、20:固定子、30,130,230:回転子、32:永久磁石、33,133,233,33A,33B:被覆筒、35:回転軸、S:積層体、X:軸方向

Claims (5)

  1. 外周面がテーパー状の回転軸に装着される、内周面がテーパー状の回転筒と、
    前記回転筒の外周側に配置される永久磁石と、
    前記永久磁石の外周側に装着され、前記永久磁石を被覆する被覆筒と、を備え、
    前記回転筒及び前記永久磁石からなる積層体の外径が軸方向に沿ってテーパー状に縮径するのに合わせて、前記積層体に対する前記被覆筒の締め代が軸方向に沿ってテーパー状に大きくなる、
    回転子。
  2. 前記被覆筒は、
    前記積層体の外径が軸方向に沿ってテーパー状に縮径するのに合わせて、前記被覆筒の内径が軸方向に沿ってテーパー状に小さくなる、
    請求項1に記載の回転子。
  3. 前記被覆筒は、
    前記積層体の外径が軸方向に沿ってテーパー状に縮径するのに合わせて、前記被覆筒の厚みが軸方向に沿って逆テーパー状に増加する、
    請求項1に記載の回転子。
  4. 前記被覆筒は、
    前記積層体の外径が軸方向に沿ってテーパー状に縮径するのに合わせて、前記被覆筒の内径が軸方向に沿ってテーパー状に小さくなり、且つ、前記積層体の外径が軸方向に沿って逆テーパー状に拡径するのに合わせて、前記被覆筒の厚みが軸方向に沿って逆テーパー状に増加する、
    請求項1に記載の回転子。
  5. 請求項1から請求項4までのいずれか一項に記載の回転子と、
    前記回転子の外周側に設けられる固定子と、
    を備える回転電機。
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