JP2019105922A - 電子機器、電子機器における制御方法、及びプログラム - Google Patents

電子機器、電子機器における制御方法、及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2019105922A
JP2019105922A JP2017236937A JP2017236937A JP2019105922A JP 2019105922 A JP2019105922 A JP 2019105922A JP 2017236937 A JP2017236937 A JP 2017236937A JP 2017236937 A JP2017236937 A JP 2017236937A JP 2019105922 A JP2019105922 A JP 2019105922A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
overcurrent
usb
external
control means
power supply
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017236937A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7118629B2 (ja
JP2019105922A5 (ja
Inventor
義和 佐藤
Yoshikazu Sato
義和 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2017236937A priority Critical patent/JP7118629B2/ja
Priority to US16/199,826 priority patent/US11385696B2/en
Publication of JP2019105922A publication Critical patent/JP2019105922A/ja
Publication of JP2019105922A5 publication Critical patent/JP2019105922A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7118629B2 publication Critical patent/JP7118629B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F1/00Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
    • G06F1/26Power supply means, e.g. regulation thereof
    • G06F1/266Arrangements to supply power to external peripherals either directly from the computer or under computer control, e.g. supply of power through the communication port, computer controlled power-strips
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F1/00Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
    • G06F1/26Power supply means, e.g. regulation thereof
    • G06F1/28Supervision thereof, e.g. detecting power-supply failure by out of limits supervision
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F1/00Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
    • G06F1/26Power supply means, e.g. regulation thereof
    • G06F1/30Means for acting in the event of power-supply failure or interruption, e.g. power-supply fluctuations
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F13/00Interconnection of, or transfer of information or other signals between, memories, input/output devices or central processing units
    • G06F13/38Information transfer, e.g. on bus
    • G06F13/40Bus structure
    • G06F13/4063Device-to-bus coupling
    • G06F13/4068Electrical coupling
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F2213/00Indexing scheme relating to interconnection of, or transfer of information or other signals between, memories, input/output devices or central processing units
    • G06F2213/0042Universal serial bus [USB]
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F2213/00Indexing scheme relating to interconnection of, or transfer of information or other signals between, memories, input/output devices or central processing units
    • G06F2213/38Universal adapter
    • G06F2213/3812USB port controller

Abstract

【課題】電子機器の製造コストを抑制した上で、電子機器を過電流から保護する。【解決手段】本発明の電子機器は、複数の外部インタフェースの各々に割り当てられ、外部デバイスに対する電流の供給又は遮断を制御し、外部デバイスに供給される過電流の検出有無を過電流検出信号として出力する電源制御手段と、外部デバイスに対する電流の供給又は遮断を制御するための電源制御信号を出力する制御手段と、過電流検出信号の論理積を外部割込信号として出力する論理積回路と、過電流検出信号のいずれかがアサートされると、過電流が発生した外部インタフェースを特定する外部インタフェース情報を出力するインタフェース制御手段を備え、制御手段は、外部割込信号がアサートされると、外部インタフェース情報を取得し、過電流が発生した電源制御手段に、外部デバイスに対する電源の供給を遮断するように、電源制御信号を出力する。【選択図】図4

Description

本発明は、複数の外部接続インタフェースを有する電子機器における電源(電流)を制御するための技術に関する。
従来、情報処理装置としての電子機器と周辺機器を接続するインタフェースとして、USB(Universal Serial Bus)規格のインタフェースが多く普及している。このUSB規格では、データ通信以外に、バスパワーとして、電子機器(情報処理装置)から対象の周辺機器に電源電流を供給できることも、その仕様の一部として規定されている。
そして、この規格に準拠したUSBインタフェースにより電源(電流)を供給する場合、電子機器には、周辺機器の動作が保証されるように、それに応じた電流(定格電流)を供給可能な電源が実装される。但し、接続される周辺機器を想定して、電源を実装した場合であっても、周辺機器は様々であり、接続される周辺機器によっては、許容値以上の電流が引かれてしまう可能性(即ち、過電流が発生する可能性)がある。そこで、この過電流から保護するために、通常、過電流を抑制するための回路(即ち、過電流制御回路)が実装される。
また、近年では、電子機器において、USBインタフェースとして複数のUSBポートを実装することが一般的であり、その場合、電子機器にUSBハブICが搭載され、さらに、その搭載されるUSBハブICに過電流制御回路が組み込まれる。例えば、特許文献1には、USBハブICに、過電流制御回路として、過電流を検出する信号と、過電流を制御する上で必要な信号(例えば、電源イネーブル信号等)をUSBポート毎に搭載し、過電流から保護する装置が開示されている。
特開2013−109461号公報
しかしながら、特許文献1の装置のように、USBハブICに、過電流制御回路(より詳細には、過電流を制御するための信号)を組み込む場合、ピン(端子)と回路を実装する必要があることから、製造コストが高価になるという問題がある。本発明は、前記従来の問題に鑑みてなされたものであって、電子機器の製造コストを抑制した上で、電子機器を過電流から保護することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、複数の外部インタフェースを備え、前記外部インタフェースを介して接続された外部デバイスに電流を供給可能な電子機器であって、前記複数の外部インタフェースの各々に割り当てられ、前記外部デバイスに対する電流の供給又は遮断を制御するとともに、前記外部デバイスに供給される過電流の検出有無を過電流検出信号として出力する電源制御手段と、前記電源制御手段に、前記外部デバイスに対する電流の供給又は遮断を制御するための電源制御信号を出力する制御手段と、前記制御手段に、前記電源制御手段の各々より出力される前記過電流検出信号の論理積を外部割込信号として出力する論理積回路と、前記過電流検出信号を受信し、前記過電流検出信号のいずれかがアサートされると、前記制御手段に、前記過電流が発生した外部インタフェースを特定する外部インタフェース情報を出力するインタフェース制御手段とを備え、前記制御手段は、前記外部割込信号がアサートされると、前記外部インタフェース情報を取得するとともに、前記過電流を検出した電源制御手段に、前記外部デバイスに対する電源の供給を遮断するように、前記電源制御信号を出力することを特徴とする。
本発明により、電子機器の製造コストを抑制した上で、電子機器を過電流から保護することを目的とする。
従来における電子機器の構成を示すブロック図である。 従来における電子機器のVBUS制御部の構成を示すブロック図である。 従来における電子機器のUSBハブICの構成を示すブロック図である。 本実施形態に係る電子機器の構成を示すブロック図である。 本実施形態に係る電子機器のVBUS制御部の構成を示すブロック図である。 本実施形態に係る電子機器のUSBハブICの構成を示すブロック図である。 本実施形態に係る電子機器の電源制御に関するタイミングチャートである。 本実施形態に係る電子機器の電源制御に関する処理の手順を示すフローチャートである。
以下、本発明の好適な実施の形態に関して、添付図面を参照しながら、詳細に説明する。なお、以下の実施形態は、本発明を限定するものではなく、本実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。
はじめに、本発明の実施形態を説明する前に、従来の電子機器の電源制御構成について説明する。図1は、複数のUSBポート(即ち、USBインタフェースの接続口)を備える一般的なハードウェア構成を示すブロック図である。なお、図1では、複数のUSBポートを備える一般的なハードウェア構成(電子機器)として、3つのUSBポートを備える画像形成装置10を用いて説明する。
画像形成装置10は、コピー、ファックス等の複数の機能を備える複合機(MFP:Multi Function Peripheral)であり、例えば、以下のように構成される。SOC(System on a Chip)101は、内部にCPU(Central Processing Unit)を搭載する、画像形成装置10全体を制御するメインユニットであり、各ユニットを制御するためのコントローラを備える。なお、各ユニットとは、SOC101の有する各種インタフェースで接続される。
ROM(Read Only Memory)102は、SOC101を起動するためのプログラムや各種設定情報等を記憶するメモリである。RAM(Random access memory)103は、SOC101が動作するためのワークメモリである。RAM103は、各種プログラムの展開や演算処理結果の記憶、プリント、スキャン等の動作実行により画像処理された画像データの保存(記憶)に用いられる。
記憶装置104は、データサイズの大きなプログラムやデータを記憶しておくための不揮発性メモリである。記憶装置104は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、フラッシュメモリ等で構成される。
プリンタ部105は、SOC101と画像データや制御信号のやりとり(送受信)をすることで動作するユニットであり、印刷動作に関わる感光体ドラム、レーザー発振器、トナー定着器、モーター等の各種デバイスで構成される。スキャナ部106は、SOC101と読み取り動作に関する制御信号のやりとり(送受信)をすることで動作するユニットであり、原稿検知センサ、読み取りセンサ、モーター等の各種デバイスで構成される。
LAN通信部107は、ネットワークコントローラや有線LANインタフェースで構成され、外部の機器とLAN(Local Area Network)ケーブルで接続することで、ネットワーク通信を行う。USB通信部108は、USBデバイスコントローラやUSBデバイスのインタフェース(例えば、TypeB)で構成される。USB通信部108は、外部のパーソナルコンピュータの有するUSBホストのインタフェース(例えば、TypeA)とUSBケーブルで接続することで、USB規格の通信を行う。USB通信部108は、後述のUSBハブIC110と接続されるUSBインタフェースと同じUSB規格により通信する通信部であるが、それらのUSBインタフェースとはホスト側/デバイス側の観点で異なり、デバイス側の通信部に相当する。
操作部109は、SOC101から表示用の画像データを受信し、その画像データを画面に表示させる他、タッチパネルやキー等を介して、ユーザーの操作を受信し、その操作に対応する制御信号をSOC101に送信する。なお、SOC101は、操作部109から制御信号を受けると、その制御信号に基づいて、表示する画像データの変更や所定の機能(例えば、コピー等)を実行する。
USBハブIC110は、SOC101とUSB規格で接続されており、ホスト側のUSBインタフェースを複数のポートに拡張する。なお、図1では、SOC101の有するUSBホストのインタフェースは1ポートのみであり、USBハブIC110を使用することで、3ポートまで増やした(拡張した)構成として示している。
図1において、SOC101とUSBハブIC110間におけるUSB規格の通信を、USBアップストリーム信号111として示す。また、USBハブIC110とUSBハブIC110により分岐したUSBポート間におけるUSB規格の通信を、USBダウンストリーム信号112、123、129として示す。
なお、USBハブIC110は、信号を分配してポートを増やす他、接続されるデバイスの検出、通信速度の制御、VBUS制御部114、124、130への電源供給の制御(具体的には、イネーブル・ディセーブル信号の制御)を行う。その他、USBハブIC110から出力され、VBUS制御部114、124、130への電源供給を制御する信号を、図1において、USB電源制御信号113、121、127として示す。
VBUS制御部114、124、130は、電源部115からUSBポート118、125、131に供給される電源のON又はOFFを制御するブロックである。電源部115は、入力されたAC電源をDC電源に変換し、その変換したDC電源を画像形成装置10の各ユニットに供給する。
なお、図1に示す構成では、USBポートに供給される電源を、VBUS制御部114、124、130の入力側のUSB上流電源116と、出力側のUSB下流電源117、133、134で示している。VBUS制御部114、124、130は、各々、USBハブIC110から送信されるUSB電源制御信号113、121、127に基づいて、USBポート118、125、131への電源の供給(ON又はOFF)を制御する。VBUS制御部114、124、130は、例えば、USB電源制御信号113、121、127がイネーブル側に変更されたことを検知すると、内部接続をONに制御し、USB下流電源117、133、134に電源を供給する。その他、VBUS制御部114、124、130以外のユニットに供給される電源については、本発明の主眼ではないので、不図示とし、その説明も省略する。
USBポート118、125、131は、画像形成装置10に、USBインタフェースを有する外部デバイスを接続するためのUSBコネクタ(TypeA)である。USBデバイス119、126、132は、USBコネクタ(TypeA)に接続可能なUSBデバイス機器である。USBデバイス119、126、132は、例えば、USBメモリ、USBカードリーダ、またUSBをケーブル介して接続されるポータブルHDD等である。
ここで、これらのUSBデバイスは、基本的に画像形成装置10の規格を満たす電流を消費するが、USBインタフェースを有していれば、どのようなUSBデバイスでも接続可能であるため、場合によっては規格外のUSBデバイスが接続されることもある。そして、その場合、供給される電流(電源)は、電源部115が供給可能な電流の許容値以上に引かれる過電流の状態になる可能性がある。
そこで、従来の電源制御構成においても、VBUS制御部114、124、130は、その機能として、供給する電源のON又はOFFを制御するだけではなく、過電流が発生した場合にそれを検出して、USBハブIC110にエラー信号として通知する。なお、このエラー信号は、図1において、VBUSエラー信号120、122、128として示される。USBハブIC110は、VBUSエラー信号120、122、128を受信すると、USB電源制御信号113、121、127をディセーブルに制御することで、VBUS制御部114、124、130からの電源供給を遮断する。また、VBUS制御部114、124、130において検出する過電流の閾値は、定格電流を満たすように設計されるのが一般的であり、この従来の電源制御構成では、500mAとしている。その他、VBUS制御部114、124、130は、図2において詳細に説明するように、過電流の検出以外のエラーの検出、電源の遮断等も、その機能として実行する。
次に、従来の電源制御構成におけるVBUS制御部114の内部構成を、図2を用いて、詳細に説明する。なお、VBUS制御部124、130は、VBUS制御部114と同様の内部構成であることから、ここでは、その説明を省略する。
スイッチ部200は、スイッチ制御部201からの制御信号に基づいて、USB上流電源116とUSB下流電源117間の導通を制御する回路である。なお、スイッチ部200は、例えば、FET(Field Effect Transistor)等のスイッチング素子で構成される。
スイッチ制御部201は、スイッチ部200の導通を制御するための信号を生成する回路であり、例えば、チャージポンプ回路とゲートロジック回路で構成される。スイッチ制御部201は、より詳細には、後述する低電圧誤動作防止部202、過電流検出部203、過熱遮断部205からの通知、及びUSB電源制御信号113に応じて、スイッチ部200の導通を制御する。また、スイッチ制御部201は、スイッチ部200を非導通状態に制御した場合、出力放電部206に通知をすることで、USB下流電源117の放電制御を行う。
低電圧誤動作防止部202は、USB上流電源116の電圧が所定の電圧値以下である場合に、スイッチ制御部201に通知する回路である。なお、スイッチ制御部201は、低電圧誤動作防止部202から上述のUSB上流電源116の電圧が所定の電圧値以下である通知を受けると、スイッチ部200を非導通状態に制御する。
過電流検出部203は、USB上流電源116又はUSB下流電源117として流れる電流の電流値が、予め定められた閾値以上の電流値である場合に、スイッチ制御部201及び過電流検出通知部204に通知する回路である。なお、スイッチ制御部201は、過電流検出部203から上述の閾値以上の電流が流れているという通知を受けると、スイッチ部200を半導通状態にすることで、USB下流電源117として流れる電流を制限する。補足として、半導通状態にするとは、USBデバイス119、126、132に供給される過電流を、過電流として検出される閾値未満に制限することである。
過電流検出通知部204は、過電流検出部203から上述の閾値以上の電流が流れているという通知を受けると、USBハブIC110にVBUSエラー信号120を出力する回路であり、例えば、オープンドレインのFET等で構成される。
過熱遮断部205は、過電流制限状態が継続した場合等、VBUS制御部114の温度が所定の温度以上になった場合に、スイッチ制御部201に通知をする回路である。なお、スイッチ制御部201は、過熱遮断部205から上述のVBUS制御部114の温度が所定の温度以上になったという通知を受けると、スイッチ部200を非導通状態に制御する。出力放電部206は、スイッチ制御部201からの通知を受けると、USB下流電源117における出力電力を放電するように制御し、例えば、FET等のスイッチング素子で構成される。
次に、従来の電源制御構成におけるUSBハブIC110の内部構成を、図3を用いて、詳細に説明する。USBポート部300は、USB規格に準拠したインタフェース回路であり、アップストリーム通信が可能なように構成される。USBポート部300には、図3に示されるように、USBアップストリーム信号111が接続される。
TT部301は、トランザクショントランスレータと呼ばれる回路であり、アップストリーム側の速度モードと、ダウンストリーム側の速度モードが異なる場合に、トランザクションの変換処理を行う。なお、ここで、速度モードとは、USB規格で定められたHigh SpeedモードやFull Speedモードのことを示す。
リピーター部302は、アップストリーム側の速度モードと、ダウンストリーム側の速度モードが同じ場合に、それらの間のデータ転送を制御する回路である。ルーティング部303は、USBポート部300に対して、DSポート部304、305、306のうち、どのDSポート部とデータ通信を行うかを制御する(即ち、ルート制御する)。DSポート部304、305、306は、USB規格に準拠したインタフェース回路であり、ダウンストリーム通信が可能なように構成される。DSポート部304、305、306には、図3に示されるように、各々、USBダウンストリーム信号112、123、129が接続される。
DSポート電源制御部307、308、309は、ダウンストリーム側に接続されるVBUS制御部114、124、130に送信されるUSB電源制御信号113、121、127を生成する回路である。具体的には、DSポート電源制御部307は、アップストリーム側のSOC101の要求に従って、USB電源制御信号113を、イネーブル又はディセーブルに制御する。なお、DSポート電源制御部308、309に関しても、同様に、USB電源制御信号121、127を制御する。
また、DSポート電源制御部307、308、309は、VBUSエラー信号120、122、128による過電流発生通知に従って、ソフトウェア制御を介すことなく、USB電源制御信号113、121、127をディセーブルに制御することができる。さらに、DSポート電源制御部307、308、309は、上述のVBUSエラー信号120、122、128による過電流発生通知を受信すると、USBアップストリーム信号111を介して、SOC101に過電流が発生したことを情報として通知する。
MPU部310は、USBハブIC110を構成する各ブロックの設定・制御を行う回路であり、ROMやRAMを備えている。以上、図1−図3を用いて、従来の電源制御構成について説明した。そこで、以下では、本発明の実施形態に係る電子機器(電源制御装置)に関して、図4−図8を用いて説明する。
図4は、本実施形態に係る電子機器の構成を示すブロック図である。なお、複数の外部インタフェース(即ち、USBポート)を備える一般的な電子機器として、PC(Personal Computer)等も想定することができるが、図4では、3つのUSBポートを備える画像形成装置40を用いて説明する。
画像形成装置40は、コピー、ファックス等の複数の機能を備える複合機(MFP)であり、例えば、以下のように構成される。SOC401は、内部にCPUを搭載する、画像形成装置40全体を制御するメインユニットであり、各ユニットを制御するためのコントローラを備える。なお、各ユニットとは、SOC401の有する各種インタフェースで接続される。また、SOC401は、後述のUSB電源制御信号453、454、455を出力するための汎用ポートを備えている。
ROM402は、SOC401を起動するためのプログラムや各種設定情報等を記憶するメモリである。RAM403は、SOC401が動作するためのワークメモリである。RAM403は、各種プログラムの展開や演算処理結果の記憶、プリント、スキャン等の動作実行により画像処理された画像データの保存(記憶)に用いられる。
記憶装置404は、データサイズの大きなプログラムやデータを記憶しておくための不揮発性メモリである。記憶装置404は、例えば、HDD、SSD、フラッシュメモリ等で構成される。プリンタ部405は、SOC401と画像データや制御信号のやりとり(送受信)をすることで動作するユニットであり、印刷動作に関わる感光体ドラム、レーザー発振器、トナー定着器、モーター等の各種デバイスで構成される。スキャナ部406は、SOC401と読み取り動作に関わる制御信号のやりとり(送受信)をすることで動作するユニットであり、原稿検知センサ、読み取りセンサ、モーター等の各種デバイスで構成される。
LAN通信部407は、ネットワークコントローラや有線LANインタフェースで構成され、外部の機器とLANケーブルで接続することで、ネットワーク通信を行う。USB通信部408は、USBデバイスコントローラやUSBデバイスのインタフェース(例えば、TypeB)で構成される。USB通信部408は、外部のパーソナルコンピュータの有するUSBホストのインタフェース(例えば、TypeA)とUSBケーブルで接続することで、USB規格の通信を行う。USB通信部408は、後述のUSBハブIC410と接続されるUSBインタフェースと同じUSB規格により通信する通信部であるが、それらのUSBインタフェースとはホスト側/デバイス側の観点で異なり、デバイス側の通信部に相当する。
操作部409は、SOC401から表示用の画像データを受信し、その画像データを画面に表示させる他、タッチパネルやキー等を介して、ユーザーの操作を受信して、その操作に対応する制御信号をSOC401に送信する。なお、SOC401は、操作部409から制御信号を受けると、その制御信号に基づいて、表示する画像データの変更や所定の機能(例えば、コピー等)を実行する。
USBハブIC410は、SOC401とUSB規格で接続されており、ホスト側のUSBインタフェースを複数のポートに拡張する。なお、図4では、SOC401の有するUSBホストのインタフェースは1ポートのみであり、USBハブIC410を使用することで、3ポートまで増やした(拡張した)構成として示している。
図4において、SOC401とUSBハブIC410間におけるUSB規格の通信を、USBアップストリーム信号411として示す。また、USBハブIC410とUSBハブIC410により分岐したUSBポート間におけるUSB規格の通信を、USBダウンストリーム信号412、423、429として示す。なお、USBハブIC410は、インタフェースコントローラ(即ち、インタフェース制御手段)であり、信号を分配してポートを増やす他、接続されるデバイスの検出、通信速度の制御を行う。
VBUS制御部414、424、430は、電源部415からUSBポート418、425、431に供給される電源のON又はOFFを制御するブロックである。電源部415は、入力されたAC電源をDC電源に変換し、その変換したDC電源を画像形成装置40の各ユニットに供給する。
なお、図4に示す構成では、USBポートに供給される電源を、VBUS制御部414、424、430の入力側のUSB上流電源416と、出力側のUSB下流電源417、433、434で示している。VBUS制御部414、424、430は、各々、SOC401の出力ポートに接続されたUSB電源制御信号453、454、455に基づいて、USBポート418、425、431への電源の供給(ON又はOFF)を制御する。VBUS制御部414、424、430は、例えば、USB電源制御信号453、454、455がイネーブル側に変更されたことを検知すると、内部接続をONに制御し、USB下流電源417、433、434に電源を供給する。その他、VBUS制御部414、424、430以外のユニットに供給される電源については、本発明の主眼ではないので、不図示とし、その説明も省略する。また、VBUS制御部414、424、430は、例えば、ハイサイドスイッチ回路等で構成される。
USBポート418、425、431は、画像形成装置40に、USBインタフェースを有する外部デバイスを接続するためのUSBコネクタ(TypeA)である。USBデバイス419、426、432は、USBコネクタ(TypeA)に接続可能なUSBデバイス機器である。USBデバイス419、426、432は、例えば、キーボード、USBメモリ、USBカードリーダ、またUSBケーブルを介して接続されるポータブルHDD等である。
ここで、これらのUSBデバイスは、基本的に画像形成装置40の規格を満たす電流を消費するが、USBインタフェースを有していれば、どのようなUSBデバイスでも接続可能であるため、場合によっては規格外のUSBデバイスが接続されることもある。そして、その場合、供給される電流(電源)は、電源部415が供給可能な電流の許容値以上に引かれる過電流の状態になる可能性がある。
そこで、本実施形態に係る電子機器において、VBUS制御部414、424、430は、その機能として、供給する電源のON又はOFFを制御するだけではなく、過電流が発生した場合にそれを検出して、USBハブIC410にエラー信号として通知する。なお、このエラー信号は、過電流の検出有無を示す過電流検出信号であり、図4において、VBUSエラー信号420、422、428として示される。USBハブIC410は、VBUSエラー信号420、422、428を受信すると、USBアップストリーム信号411を介して、過電流が発生したUSBポート、又は、過電流の発生及び過電流が発生したUSBポートをSOC401に通知する。また、VBUS制御部414、424、430において検出する過電流の閾値は、定格電流を満たすように設計されるのが一般的であり、本実施形態では、500mAとしている。
ANDロジックゲート451は、論理積回路であり、VBUSエラー信号420、422、428のAND論理信号を、VBUSエラー割込信号452としてSOC401に通知する(即ち、外部割込信号としてSOC401に通知する)。SOC401は、VBUSエラー割込信号452をトリガとして、USBアップストリーム信号411を介して通知される過電流が発生したUSBポートを情報として確認する。SOC401は、その過電流が発生したUSBポートを特定する情報に応じて、USB電源制御信号453、454、455のうち、過電流を検出したVBUS制御部に対応する信号をディセーブルにする。その他、VBUS制御部414、424、430は、図5において詳細に説明するように、過電流の検出以外のエラーの検出、電源の遮断等も、その機能として実行する。
以上、本実施形態に係る電子機器として、画像形成装置40を用いて、その電源制御構成について説明したが、電子機器としては必ずしもこれに限定されず、USBホストのインタフェースを有する機器であればよい。したがって、例えば、パーソナルコンピュータ等であってもよい。
次に、本実施形態に係る電子機器におけるVBUS制御部414の内部構成を、図5を用いて、詳細に説明する。なお、VBUS制御部424、430は、VBUS制御部414と同様の内部構成であることから、ここでは、その説明を省略する。
スイッチ部500は、スイッチ制御部501からの信号に基づいて、USB上流電源416とUSB下流電源417間の導通を制御する回路である。なお、スイッチ制御部501は、例えば、FET等のスイッチング素子で構成される。
スイッチ制御部501は、スイッチ部500の導通を制御するための信号を生成する回路であり、例えば、チャージポンプ回路とゲートロジック回路で構成される。スイッチ制御部501は、より詳細には、後述する低電圧誤動作防止部502、過電流検出部503、過熱遮断部505からの通知、及びUSB電源制御信号453に応じて、スイッチ部500の導通を制御する。また、スイッチ制御部501は、スイッチ部500を非導通状態に制御した場合、出力放電部506に通知をすることで、USB下流電源417の放電制御を行う。
低電圧誤動作防止部502は、低電圧検出手段であり、USB上流電源416の電圧(即ち、入力電圧)が所定の電圧値以下に低下した場合に、スイッチ制御部501に通知する回路である。なお、スイッチ制御部501は、低電圧誤動作防止部502から上述のUSB上流電源416の電圧が所定の電圧値以下である通知を受けると、スイッチ部500を非導通状態に制御する。
過電流検出部503は、USB上流電源416又はUSB下流電源417として流れる電流の電流値が、予め定められた閾値以上の電流値である場合に、スイッチ制御部501及び過電流検出通知部504に通知をする回路である。なお、スイッチ制御部501は、過電流検出部503から上述の閾値以上の電流が流れているという通知を受けると、スイッチ部500を半導通状態にすることで、USB下流電源417として流れる電流を制限する。補足として、半導通状態にするとは、USBデバイス419、426、432に供給される過電流を、過電流として検出される閾値未満に制限することである。
過電流検出通知部504は、過電流検出部503から上述の閾値以上の電流が流れているという通知を受けると、USBハブIC410にVBUSエラー信号420を出力する回路であり、例えば、オープンドレインのFET等で構成される。
過熱遮断部505は、過熱検出手段であり、過電流制限状態が継続した場合等、VBUS制御部414の温度が所定の温度以上になった場合に、スイッチ制御部501に通知をする回路である。なお、スイッチ制御部501は、過熱遮断部505から上述のVBUS制御部414の温度が所定の温度以上になったという通知を受けると、スイッチ部500を非導通状態に制御する。出力放電部506は、スイッチ制御部501からの通知を受けると、USB下流電源417における出力電力を放電するように制御し、例えば、FET等のスイッチング素子で構成される。
次に、本実施形態に係る電子機器におけるUSBハブIC410の内部構成を、図6を用いて、詳細に説明する。USBポート部600は、USB規格に準拠したインタフェース回路であり、アップストリーム通信が可能なように構成される。USBポート部600には、図6に示されるように、USBアップストリーム信号411が接続される。
TT部601は、トランザクショントランスレータと呼ばれる回路であり、アップストリーム側の速度モードと、ダウンストリーム側の速度モードが異なる場合に、トランザクションの変換処理を行う。なお、ここで、速度モードとは、USB規格で定められたHigh SpeedモードやFull Speedモードのことを示す。
リピーター部602は、アップストリーム側の速度モードと、ダウンストリーム側の速度モードが同じ場合に、それらの間のデータ転送を制御する回路である。ルーティング部603は、USBポート部600に対して、DSポート部604、605、606のうち、どのDSポート部とデータ通信を行うかを制御する(即ち、ルート制御する)。DSポート部604、605、606は、USB規格に準拠したインタフェース回路であり、ダウンストリーム通信が可能なように構成される。DSポート部604、605、606には、図6に示されるように、各々、USBダウンストリーム信号412、423、429が接続される。
DSポート過電流通知受信部607、608、609は、VBUSエラー信号420、422、428による過電流発生通知を受信する。DSポート過電流通知受信部607、608、609は、過電流発生通知を信号として受信すると、USBアップストリーム信号411を介して、SOC401に過電流が発生したUSBポートを情報として通知する。MPU部610は、USBハブIC410を構成する各ブロックの設定・制御を行う回路であり、ROMやRAMを備えている。
図7は、本実施形態に係る電子機器の電源制御に関するタイミングチャートであり、具体的には、過電流が発生してから、SOC401によりUSB電源制御信号をディセーブルにするまでの処理をタイミングチャートとして示すものである。なお、図7では、USBポート431において、過電流が発生したものとして説明する。
USBポート431で過電流が発生すると、VBUS制御部430は、VBUSエラー信号428をLowレベルに制御する(即ち、アサートする)(700)。即ち、VBUS制御部430は、USBハブIC410に、過電流が発生したことを信号として通知する。VBUSエラー信号428がLowレベルで出力されると、VBUSエラー信号428のレベルの変化に応じて、ANDロジックゲート451の出力であるVBUSエラー割込信号452がLowレベルに変化する(即ち、アサートされる)(701)。
他方、USBハブIC410は、VBUSエラー信号428により過電流発生通知を受信すると、SOC401に、USBアップストリーム信号411を介して、USBポート431において過電流が発生したUSBポートを情報として通知する(702)。また、SOC401は、VBUSエラー割込信号452のレベルの変化(701)をトリガとして、過電流ポート情報(702)を取得する。なお、図8において後述するが、SOC401が過電流ポート情報(702)を取得しようとするタイミングで、USBハブIC410から過電流ポート情報(702)が未だ通知されていない場合、SOC401は、再度、取得するように試みる。
SOC401は、過電流ポート情報(702)を取得し、USBポート431で過電流が発生したことを認識(判定)すると、USB電源制御信号455をディセーブルにすることで、USB下流電源434を遮断する(703)。その後、USB下流電源434が遮断されることで、USBポート431は過電流状態から復帰するので、VBUS制御部430は、VBUSエラー信号428において、過電流通知を解除する(704)。
図8は、本実施形態に係る電子機器の電源制御に関する処理の手順を示すフローチャートであり、具体的には、SOC401において、VBUSエラー割込信号452のレベルの変化を検知した場合の処理の手順を示すフローチャートである。
SOC401は、VBUSエラー割込信号452のレベルの変化を検知すると、それをトリガとして、過電流ポート情報を取得するために、USBアップストリーム信号411を確認する(S801)。SOC401は、USBアップストリーム信号411を確認した結果、過電流ポート情報を取得することができたか否かを判定する(S802)。
なお、USBハブIC410がUSBアップストリーム信号411を介して過電流ポート情報を通知する前に、SOC401が過電流ポート情報を取得しようとした場合、SOC401は過電流ポート情報を取得することができない。そのため、SOC401は、処理をステップS801に返す。他方、SOC401は過電流ポート情報を取得することができた場合、その過電流ポート情報に応じて、USB電源制御信号453、454、455のうち、過電流を検出したVBUS制御部に対応する信号をディセーブルにする(S803)。
以上のように、本実施形態によれば、いずれかのUSBポートにおいて過電流が発生すると、SOCは、VBUSエラー割込信号をトリガとして、USBアップストリーム信号を介して過電流ポート情報(外部インタフェース情報)を確認することができる。SOCは、その過電流ポート情報に応じて、USB電源制御信号のうち、過電流を検出したVBUS制御部に対応する信号をディセーブルにすることで、過電流から保護することができる。
また、USBハブICにおいて過電流を制御する上で必要な機能(回路)を実装しないようにした上で(即ち、USBハブICの製造コストを抑制した上で)、汎用ポートを備えたSOCよりUSBポート毎に電子機器を過電流から保護することができる。
[その他の実施形態]
なお、本発明の目的は、以下の処理を実行することによっても達成することができる。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出す処理である。また、この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が上述した実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード及びそのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
401 SOC
410 USBハブIC
414 VBUS制御部
418 USBポート
424 VBUS制御部
425 USBポート
430 VBUS制御部
431 USBポート
451 ANDロジックゲート(論理積回路)

Claims (9)

  1. 複数の外部インタフェースを備え、前記外部インタフェースを介して接続された外部デバイスに電流を供給可能な電子機器であって、
    前記複数の外部インタフェースの各々に割り当てられ、前記外部デバイスに対する電流の供給又は遮断を制御するとともに、前記外部デバイスに供給される過電流の検出有無を過電流検出信号として出力する電源制御手段と、
    前記電源制御手段に、前記外部デバイスに対する電流の供給又は遮断を制御するための電源制御信号を出力する制御手段と、
    前記制御手段に、前記電源制御手段の各々より出力される前記過電流検出信号の論理積を外部割込信号として出力する論理積回路と、
    前記過電流検出信号を受信し、前記過電流検出信号のいずれかがアサートされると、前記制御手段に、前記過電流が発生した外部インタフェースを特定する外部インタフェース情報を出力するインタフェース制御手段と
    を備え、
    前記制御手段は、前記外部割込信号がアサートされると、前記外部インタフェース情報を取得するとともに、前記過電流を検出した電源制御手段に、前記外部デバイスに対する電源の供給を遮断するように、前記電源制御信号を出力することを特徴とする電子機器。
  2. 前記外部インタフェースは、USB(Universal Serial Bus)規格のインタフェースであることを特徴する請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記電源制御手段は、所定の閾値以上の電流が前記外部デバイスに供給されると、過電流として検出する過電流検出手段を有し、
    前記電源制御手段は、前記過電流検出手段により過電流が検出されると、前記外部デバイスに、前記所定の閾値未満の電流を供給するように制御することを特徴とする請求項1又は2に記載の電子機器。
  4. 前記電源制御手段は、入力電圧が所定の電圧値以下に低下すると、低電圧として検出する低電圧検出手段を有し、
    前記電源制御手段は、前記低電圧検出手段により低電圧が検出されると、前記外部デバイスに対して供給される電流を遮断するように制御することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の電子機器。
  5. 前記電源制御手段は、前記電源制御手段の過熱を検出する過熱検出手段を有し、
    前記電源制御手段は、前記過熱検出手段により過熱が検出されると、前記外部デバイスに対して供給される電流を遮断するように制御することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の電子機器。
  6. 前記電源制御手段は、前記外部デバイスに対して供給される電流を遮断するように制御した場合に、出力電力を放電するように制御する出力放電手段を有することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の電子機器。
  7. 前記電源制御手段は、ハイサイドスイッチ回路を含むことを特徴する請求項1から6のいずれか1項に記載の電子機器。
  8. 複数の外部インタフェースを備え、前記外部インタフェースを介して接続された外部デバイスに電流を供給可能な電子機器における制御方法であって、
    前記複数の外部インタフェースの各々に割り当てられた電源制御手段により、前記外部デバイスに電流を供給する供給ステップと、
    前記電源制御手段により、前記外部デバイスに過電流が供給されると、過電流検出信号をアサートして出力する第1の出力ステップと、
    論理積回路により、制御手段に、前記電源制御手段の各々より出力される前記過電流検出信号の論理積を外部割込信号として出力する第2の出力ステップと、
    インタフェース制御手段により、前記過電流検出信号のいずれかがアサートされると、前記制御手段に、前記過電流が発生した外部インタフェースを特定する外部インタフェース情報を出力する第3の出力ステップと、
    前記制御手段により、前記外部割込信号がアサートされると、前記外部インタフェース情報を取得する取得ステップと、
    前記制御手段により、前記過電流を検出した電源制御手段に、前記外部デバイスに対する電源の供給を遮断するように、電源制御信号を出力する第4の出力ステップと、
    前記過電流を検出した電源制御手段により、前記電源制御信号に基づいて、前記外部デバイスに対する電源の供給を遮断するように制御する制御ステップと
    を含むことを特徴とする電子機器における制御方法。
  9. コンピュータを、請求項1から7のいずれか1項に記載の電子機器の各手段として機能させるためのプログラム。
JP2017236937A 2017-12-11 2017-12-11 電子機器、電子機器における制御方法、及びプログラム Active JP7118629B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017236937A JP7118629B2 (ja) 2017-12-11 2017-12-11 電子機器、電子機器における制御方法、及びプログラム
US16/199,826 US11385696B2 (en) 2017-12-11 2018-11-26 Electronic apparatus, control method in electronic apparatus, and apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017236937A JP7118629B2 (ja) 2017-12-11 2017-12-11 電子機器、電子機器における制御方法、及びプログラム

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2019105922A true JP2019105922A (ja) 2019-06-27
JP2019105922A5 JP2019105922A5 (ja) 2021-01-28
JP7118629B2 JP7118629B2 (ja) 2022-08-16

Family

ID=66696130

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017236937A Active JP7118629B2 (ja) 2017-12-11 2017-12-11 電子機器、電子機器における制御方法、及びプログラム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US11385696B2 (ja)
JP (1) JP7118629B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2023037688A (ja) * 2021-09-06 2023-03-16 キヤノン株式会社 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及びプログラム
JP2023172456A (ja) * 2022-05-24 2023-12-06 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置、通信装置、画像形成システム

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63228311A (ja) * 1987-03-18 1988-09-22 Fujitsu Ltd 電源制御方式
US6125455A (en) * 1997-03-12 2000-09-26 Samsung Electronics Co., Ltd. Power control device and method for USB
JP2002041187A (ja) * 2000-07-26 2002-02-08 Rohm Co Ltd Usb装置
JP2003263373A (ja) * 2002-03-07 2003-09-19 Fuji Xerox Co Ltd Usb装置
US20150356034A1 (en) * 2014-06-05 2015-12-10 Lenovo (Singapore) Pte. Ltd. Embedded microcontroller and buses
JP2016181168A (ja) * 2015-03-24 2016-10-13 シャープ株式会社 情報処理装置、cpu印加電圧制御装置、情報処理装置の制御方法

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2966189B2 (ja) 1992-05-01 1999-10-25 キヤノン株式会社 走査型プローブ顕微鏡
JP2000041187A (ja) 1998-07-22 2000-02-08 Toshiba Corp 画素欠陥補正装置
JP5901241B2 (ja) 2011-11-18 2016-04-06 キヤノン株式会社 Usbハブ装置及びそれを用いたシステム
KR20170003523A (ko) * 2014-05-06 2017-01-09 마이크로칩 테크놀로지 인코포레이티드 Usb 전력 포트 제어
JP6727094B2 (ja) 2016-10-14 2020-07-22 キヤノン株式会社 タッチスクリーンパネル、インターフェース回路、及び情報処理装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63228311A (ja) * 1987-03-18 1988-09-22 Fujitsu Ltd 電源制御方式
US6125455A (en) * 1997-03-12 2000-09-26 Samsung Electronics Co., Ltd. Power control device and method for USB
JP2002041187A (ja) * 2000-07-26 2002-02-08 Rohm Co Ltd Usb装置
JP2003263373A (ja) * 2002-03-07 2003-09-19 Fuji Xerox Co Ltd Usb装置
US20150356034A1 (en) * 2014-06-05 2015-12-10 Lenovo (Singapore) Pte. Ltd. Embedded microcontroller and buses
JP2016181168A (ja) * 2015-03-24 2016-10-13 シャープ株式会社 情報処理装置、cpu印加電圧制御装置、情報処理装置の制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
US11385696B2 (en) 2022-07-12
JP7118629B2 (ja) 2022-08-16
US20190179393A1 (en) 2019-06-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN103583034B (zh) 提供消除挂起状态的机会的信息处理装置、其控制方法和存储介质
US11073881B2 (en) Electronic apparatus and control method of electronic apparatus
US10873181B2 (en) Electronic device and control method of electronic device
JP7118629B2 (ja) 電子機器、電子機器における制御方法、及びプログラム
US11750015B2 (en) Information processing apparatus, control method of information processing apparatus, and non-transitory computer-readable storage medium
US20160187955A1 (en) Information processing apparatus, information processing method and computer program product
JP2008140492A (ja) 記憶装置の通電制御装置、画像形成装置及びプログラム
CN106873743B (zh) 复合机
JP5518131B2 (ja) 電気機器
US20190064901A1 (en) Connection circuit
US9924059B2 (en) Apparatus having power-saving function, method of processing information, and computer program product
JP2015185074A (ja) 電源制御装置及び電源制御方法
JP2011060178A (ja) 電子機器、画像形成装置、電源制御装置および電源制御方法
US11754953B2 (en) Image forming apparatus, control method for the image forming apparatus, and a storage medium
JP7396090B2 (ja) 画像処理装置
JP7218562B2 (ja) 電子機器、電源制御システム、電源制御方法およびプログラム
JP2017054188A (ja) 放電装置及びこれを含む画像形成装置
JP2008059029A (ja) 情報処理システムの緊急時電源断方式と方法
JP2019185576A (ja) 画像処理装置、画像処理装置の制御方法、及びプログラム
TWI602051B (zh) 電源供應系統及電源供應方法
JP2023037688A (ja) 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及びプログラム
JP6295698B2 (ja) ファクシミリ装置、オプションユニットおよび制御装置
JP2022060789A (ja) 電子機器、電子機器の制御方法および電子機器の制御プログラム
JP6014566B2 (ja) 電力供給システム
JP2020042535A (ja) 情報処理装置及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201209

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20201209

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210826

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210907

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211019

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220215

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220328

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220705

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220803

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 7118629

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151