JP2008059029A - 情報処理システムの緊急時電源断方式と方法 - Google Patents

情報処理システムの緊急時電源断方式と方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 従来のEPO(緊急時電源断)方式をUPSを使用している情報処理システムに適用すると、UPS側に無停止AC電源を切断するためのリレー等が必要になり、また一方的に、EMU等への給電が断たれ電子部品の電気的破壊を招くこともある。
【解決手段】本体側装置の1台(CPU1)にEPOスイッチ11と、これがオンになると分電盤7にAC電源の切断動作開始を伝達すると共にEPO状態をSVP4に通知する手段を備え、SVP4に、本体側装置のインタフェースを監視しEPO状態オンを検出するEPO状態監視手段41と、EPO状態を通知するEPO通知手段42を備え、EMU3に通知を受けこれをUPS5に転送するEPO通知転送手段32、クローズ処理を行い通常のオフシーケンスで動作電源をオフする自装置クローズ手段33を備え、UPS5にEPO通知を受信し所定時間経過後にAC電源出力を断つ電源供給断回路52を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は情報処理システムの緊急時電源断方式と方法に関し、特にUPS(無停止電源装置)を備えた情報処理システムの緊急時電源断方式と方法に関する。
従来の、EPO(Emergency Power Off=緊急時電源断)機能を備えた電源制御方式が特許文献1に示されている。この電源制御方式は、本体装置に緊急時に電源を切断するスイッチ手段を設け、本体装置の電源制御部はこのスイッチ手段によって本体装置の電源が切断されたことを検出して複数の周辺装置に電源切断指令を送出し、各周辺装置の電源も同時に切断する。
一方最近の情報処理システムでは、システムの一部に、EMU(拡張記憶装置)等の様に無停止電源を必要とする装置を含むシステムがあり、この様なシステムでは、EMUはUPSからAC電源を受けるが、設備費用等の理由により他の装置はそれぞれの電源装置が分電盤からAC電源を受けている。
この情報処理システムに従来のEPO機能付きの電源制御方式を採用した場合のシステム構成を図3に示す。
図3を参照すると、CPU10のEPOスイッチ101からの通知を受け、分電盤70に設けたリレー701によりAC切断を行う機能のほか、UPS50からEMU30に供給されている無停止電源も切断する必要があり、UPS50に外付けでリレー80等のハードウェアを設けることになる。
また、上記情報処理システムには、システムの診断制御や状態監視のためSVP40(サービスプロセッサ)が設けられている。SVP40とEMU30間やSVP40とCPU10間は、診断制御等を行うためのインタフェースとしてバス100で接続されている。EMU30とUPS50の間は、EMU30がUPS50の状態を検知するための制御インタフェースケーブル105’が張られている。
特開平2−39311号公報(第1ページ)
しかしながら、従来のEPO機能を持つ電源制御方式においては、次のような課題がある。第1の課題は、UPSを使用している情報処理システムに適用すると、UPS側にリレー等の大掛かりなハードウェアを具備する必要があるということである。
第2の課題は、UPSを使用している情報処理システムに適用すると、UPS側のリレーが駆動されると一方的に、無停止電源受電装置(EMU等)への給電が断たれるために、無停止電源受電装置の中で電源断シーケンスを守ることができず、電子部品の電気的な破壊を招くことがあるということである。
本発明の目的は前記課題を解決した、情報処理システムの緊急時電源断方式と方法を提供することにある。
本発明の第1の情報処理システムの緊急時電源断方式は、無停止電源を供給するUPS装置と前記UPS装置から無停止電源を受電する装置を含む情報処理システムの緊急時電源断方式であって、前記情報処理システムに緊急時電源断スイッチがオンになりEPO状態になったことを通知する手段を備え、前記無停止電源を受電する装置に前記EPO状態の通知を受け前記通知を前記UPS装置に転送する手段とクローズ処理を行い通常のオフシーケンスで動作電源をオフにする手段を備え、前記UPS装置に前記転送された通知を受信し所定時間経過後にAC電源出力を断つ手段を備える。
本発明の第2の情報処理システムの緊急時電源断方式は、情報処理システムの緊急時電源断方式であって、前記情報処理システムには、本体側の装置と、前記本体側の装置とインタフェースを持つサービスプロセッサと、周辺装置と、無停止電源を供給するUPS装置を含み、前記本体側の装置や周辺装置の内の少なくとも1台が前記UPS装置から無停止電源を受電する装置であり、前記本体側の装置の1台に、緊急時電源断スイッチと、前記緊急時電源断スイッチがオンになると分電盤にAC電源の切断動作開始を伝達し、EPO状態を前記サービスプロセッサに通知する手段を備え、前記サービスプロセッサに、前記インタフェースを監視しEPO状態になったことを検出するEPO状態監視手段と、前記検出を受け、EPO状態を通知する手段を備え、前記無停止電源を受電する装置に、前記EPO状態の通知を受け通知を前記UPS装置に転送する手段と、クローズ処理を行い通常のオフシーケンスで動作電源をオフにする手段を備え、前記UPS装置に、前記転送された通知を受信し所定時間経過後にAC電源出力を断つ手段を備える。
本発明の第3の情報処理システムの緊急時電源断方式は、前記第2の情報処理システムの緊急時電源断方式であって、前記サービスプロセッサの前記EPOを通知する手段が、通知先記憶部を参照し、前記無停止電源を受電する装置に、EPOを通知する様にした。
本発明の第4の情報処理システムの緊急時電源断方式は、前記第2の情報処理システムの緊急時電源断方式であって、前記緊急時電源断スイッチを備える前記本体側の装置を中央処理装置とする。
本発明の第5の情報処理システムの緊急時電源断方式は、前記第2の情報処理システムの緊急時電源断方式であって、前記無停止電源を受電する装置を揮発性メモリを用いた拡張記憶装置とする。
本発明の第1の情報処理システムの緊急時電源断方法は、無停止電源を供給するUPS装置と前記UPS装置から無停止電源を受電する装置を含む情報処理システムの緊急時電源断方法であって、前記情報処理システムに緊急時電源断スイッチがオンになりEPO状態になったことを通知する手順を備え、前記無停止電源を受電する装置に前記EPO状態の通知を受け前記通知を前記UPS装置に転送する手順と、クローズ処理を行い通常のオフシーケンスで動作電源をオフにする手順を備え、前記UPS装置に前記転送された通知を受信し所定時間経過後にAC電源出力を断つ手順を備える。
本発明の第2の情報処理システムの緊急時電源断方法は、本体側の装置と、前記本体側の装置とインタフェースを持つサービスプロセッサと、周辺装置と、無停止電源を供給するUPS装置を含み、前記本体側の装置や周辺装置の内の少なくとも1台が前記UPS装置から無停止電源を受電する装置である情報処理システムの緊急時電源断方法であって、前記本体側の装置の一つが緊急時電源断スイッチと、前記スイッチがオンになると、分電盤にAC電源の切断動作開始を伝達し、EPO状態を前記サービスプロセッサに通知する手順を有し、前記サービスプロセッサが、前記インタフェースを監視しEPO状態になったことを検出するEPO状態監視手順と、前記検出を受けEPO状態を通知する手順を有し、前記無停止電源を受電する装置が、前記EPO状態の通知を受け、通知を前記UPS装置に転送する手順と、自装置のクローズ処理を行い通常のオフシーケンスで動作電源をオフにする手順を有し、前記UPS装置が、前記転送された通知を受信し所定時間経過後にAC電源出力を断つ手順を有する。
本発明の第3の情報処理システムの緊急時電源断方法は、前記第2の情報処理システムの緊急時電源断方法であって、前記サービスプロセッサの前記EPOを通知する手順を、通知先記憶部を参照し、前記無停止電源を受電する装置にEPOを通知する手順とする。
本発明の第4の情報処理システムの緊急時電源断方法は、前記第2の情報処理システムの緊急時電源断方法であって、前記緊急時電源断スイッチを備える前記本体側の装置を中央処理装置とする。
本発明の第5の情報処理システムの緊急時電源断方法は、前記第2の情報処理システムの緊急時電源断方法であって、前記無停止電源を受電する装置を揮発性メモリを用いた拡張記憶装置とする。
本発明は、SVP、UPS、及びUPSからの無停止電源を受電している装置の既存のHWを流用することで、EPO時のUPS出力電源の切断やそれに伴う処理を実現することにより、UPSを含む情報処理システムに用いられても外付けで大掛かりなハードウェアの設備が不要になるという効果を持つ。
次に、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の緊急時電源断方式を含む情報処理システムのブロック図である。図1を参照すると、本情報処理システムは、本体側装置として、CPU1(中央処理装置)とIOP2(入出力処理装置)とEMU3(拡張記憶装置)とSVP(サービスプロセッサ)を含み、周辺装置としてディスク記憶装置6−1、6−2を含み、更にEMU3は無停止電源を受電する装置であり、これ用のUPS5(無停止電源装置)も備える。
CPU1には、EPOスイッチ11(緊急時電源断スイッチ)が実装されている。本実施形態ではEPOスイッチ11をCPU1に実装しているが、単独でEPO(緊急時電源断)機能を持つ装置があってもよく、情報処理システムとしての実装場所には拘らない。
大型汎用コンピュータでは診断制御やシステムの状態監視、或いはシステムのログ記録を行う目的で専用のSVP(サービスプロセッサ)を備えていることが多い。SVP4は、バス103によりCPU1、IOP2の本体側の各装置と接続されている。
EPOスイッチ11が操作されオンになるとその旨(EPO状態)がバス103を介してSVP4に通知される。SVP4はバス103を監視し、EPO状態になったことを検出するEPO状態監視手段41を持つ。EPO状態監視手段41は、バス103を通じ所定回数以上EPO状態通知が行われたことをソフトウェア的に検出することで実現される。
EMU3は、UPS5より無停止のAC電源を受けている。汎用大型コンピュータのEMU3は主記憶とディスク記憶装置6−1、6−2の中間に位置するために、記憶素子には主記憶と同じ高速の揮発性メモリ素子が用いられるが、アーキテクチャ上は不揮発性であることも要求されるので停電時の対策としてUPS5を通じて電源を受けている。
SVP4は、情報処理システムでUPS5からAC電源を受電している装置の識別情報(通信アドレス)を付属する通知先記憶部43に記憶している。この通知先記憶部43にはEMU3が記憶されており、EPO通知手段42がEPO状態監視手段41から、システムがEPO状態になったことを通知されると、通知先記憶部43を参照し、EMU3に制御インタフェース106を介して、その旨を通知する。
EPO通知手段42はそのための手段であるが、SVP4から他装置への通信は多くのケースは汎用的なLAN(Local Area Network)カードによるネットワーク制御で行われるために、この通知はネットワーク上に特定の通信コードを定義し、そのコードをソフトウェアで発生することで実現する他の実施例もある。
EMU3は制御インタフェース106を介して情報処理システムがEPO状態になったことをEPO通知受信手段31によって知る。前記他の実施例ではEPO通知受信手段31も、ネットワーク上に定義された前述の特定のコードをソフトウェア的に検出することで実現される。
今般の汎用コンピュータでは、自装置の電源をオフする際に、システムデータ等の保護をし、また電子部品を電気的な破壊から守るために、電源断のシーケンスを制御することが一般的である。例えば受電コンポーネントを同一の電源オフ/オンのタイミングを取るもの同士でセグメント化し、セグメントA〜セグメントDの各セグメントにそれぞれ専用の電源を割り当て、各電源のオフ/オンする順番をコントロールすることで実現している。ここで電源といっているのは、AC電源を入力として必要な動作用電源(主としてDC)を出力する装置のことで、EMU3に組み込まれている。
この際にセグメントAにシステム制御上コアになるような情報があり、この情報を不揮発性メモリ(フラッシュメモリ等)に吐き出すまで電源を落としてはいけないようなケースでは、不揮発性メモリーに情報を吐き出すために必要充分な時間=Tを計算しておき、セグメントAの電源断が起動されてから、実際に電源をオフするまでの時間=Tを確保するようにソフトウェアや専用HWでコントロールしている。
EMU3の自装置クローズ手段33は、こういった既存の電源断及び不揮発性メモリへの退避制御の仕掛けを起動する手段である。EMU3のEPO通知転送手段32は、EPO通知受信手段31で受信した内容を制御インタフェース105を介してUPS5に送信する手段である。
制御インタフェース105は汎用的なLANカードによるネットワーク接続でもよいし、単なる接点信号でのやりとりでもよい。例えば、レベルHigh=EPO状態/レベルLow=非EPO状態のように定義することで実現される。またこの制御インタフェース105は従来からEMU3側でUPS5の状態を検出するためにも必要なインタフェースである。従って、制御インタフェース105としてケーブル内の信号定義が本発明で新たに追加される程度であり、全体の金物量が増加する訳ではない。
EPO通知受信手段51は、制御インタフェース105が接点信号で定義される実施例では、この信号の立ち上がりエッジを検出し、その後定量的に同一LEVELとなっているかを確認することで実現される。こういったフィルター制御については一般的な事柄であるので詳細は言明しない。制御インタフェース105がLANネットワークでインタフェースが組まれている場合には、ソフトウェアでの検出となる。
UPS5はEMU3に無停止のAC電源を給電しているが、短絡等の不具合を検出した場合には電源の供給を停止する電源供給断回路52を備えている。UPS5において、内部の短絡検出回路(図示せず)の出力にEPO通知受信手段51の出力がORされており、EPO通知受信手段51によってシステムがEPO状態となったことを検出した際に、電源供給断回路52を起動する。
次に、本発明を実施するための最良の形態の動作について図面を参照して説明する。図2は本発明の実施形態の動作を示したフローチャートである。図2を参照すると、EPOスイッチ11が操作されオンになると(ステップS1)、バス103を介してSVP4にEPO状態オンを示す通知コマンドが所定回数以上繰り返し通知され、また同時にEPOスイッチオン出力(レベル信号)がマシン室の分電盤7に伝送される(ステップS2)。
分電盤7ではリレー71の駆動が開始される(ステップS3)。
SVP4ではEPO状態監視手段41が、EPO状態通知コマンドの受信回数が所定値以上となり、情報処理システムがEPO状態になったことを検出し(ステップS4)、EPO通知手段42が通知先記憶部43を参照し、EMU3に制御インタフェース106を介しその旨を通知する(ステップS5)。
一方、分電盤7では、駆動開始より所定時間経つとリレー71がブレークし分電盤7からCPU1、IOP2、UPS5、ディスク記憶装置6−1、6−2の各装置への電源供給(例えばAC電源供給)は断たれる(ステップS6)。UPS5では、分電盤7からのAC電源断と同時に、バッテリからの電力供給が働きこれより作成されたAC電源をEMU3に給電し続ける(ステップS7)。
EMU3ではEPO信号をEPO通知受信手段31が検出すると、EPO通知転送手段32がUPS5に制御インタフェース105を介してEPO状態を転送する(ステップS8)。次に、自装置クローズ手段33を使ってシステム情報等を不揮発性メモリ(フラッシュメモリ等)に吐き出し(ステップS9)、また電子部品の破壊がないように電源オフのシーケンスを守りながら動作電源をオフにする(ステップS10)。
UPS5では、前記EPO状態が転送されるとEPO通知受信手段51によって情報処理装置システムがEPO状態になったことを検知し、電源供給断回路52の起動を指示する(ステップS11)。この際に、EMU3内の自装置クローズ処理に掛かる時間を電源供給断回路52を起動する際の時定数として扱い、この時定数経過後に、EMU3へのAC電源供給を断つ(ステップS12)。
以上の実施形態の説明では、SVP4は前記通知先記憶部43を有し、EPO通知手段42がシステムがEPO状態になったことを通知されると、通知先記憶部43を参照し、EMU3にその旨を通知する例を説明したが、SVP4が前記通知先記憶部43を持たず、またEPO通知手段42がシステムがEPO状態になったことを通知されると、接続されている全装置にその旨を一斉に同報通知し、EMU3がこれを受けて、通知の転送やクローズ処理、動作電源オフシーケンスを行う実施例もある。
本実施形態では、EPOスイッチ状態を監視しオン検出する手段や、EMUへの通知手段を実現するためのベースとなるハードウェアとしては既存のSVP4やバス103や制御インタフェース106の伝送メディアを利用し、EMU3からUPS5へのEPO状態通知は、両装置間の既存のインタフェースメデイアを利用することで実現し、UPSの出力を断つ手段そのものとしては、既存の電源供給断回路を利用している。
従って、インタフェースメディアにおける信号線や、通知コマンド送信ソフトウェアや監視し検出するソフトウェアや既存回路の起動制御等を追加することで本発明が実施できるので、本発明の情報処理システムの緊急時電源断方式がUPSを含む情報処理システムに用いられても外付けで大掛かりなハードウェアの設備は不要である。
本実施形態によれば、UPSに接続され、無停止電源を受電する装置内の電源断シーケンスを保証しながらEPO状態に遷移しているので、前記装置内の電気的な部品破壊等を招くことが無くなり、災害等からの復旧時に速やかに前記装置を再立ち上げすることができる。
本発明による、情報処理システムの緊急時電源断方式のブロック図である。 本発明の実施形態の動作を示したフローチャートである。 UPSを含むシステムに従来のEPO機能付きの電源制御方式を採用した場合のシステム構成を示したブロック図である。
符号の説明
1 CPU
11 EPOスイッチ
2 IOP
3 EMU
31 EPO通知受信手段
32 EPO通知転送手段
33 自装置クローズ手段
4 SVP
41 EPO状態監視手段
42 EPO通知手段
43 通知先記憶部
5 UPS
51 EPO通知受信手段
52 電源供給断回路
6−1、6−2 ディスク記憶装置
7 分電盤
71 リレー
103 バス
105、106 制御インタフェース

Claims (10)

  1. 無停止電源を供給するUPS装置と前記UPS装置から無停止電源を受電する装置を含む情報処理システムの緊急時電源断方式であって、
    前記情報処理システムに緊急時電源断スイッチがオンになりEPO状態になったことを通知する手段を備え、
    前記無停止電源を受電する装置に前記EPO状態の通知を受け前記通知を前記UPS装置に転送する手段とクローズ処理を行い通常のオフシーケンスで動作電源をオフにする手段を備え、
    前記UPS装置に前記転送された通知を受信し所定時間経過後にAC電源出力を断つ手段を備えることを特徴とする情報処理システムの緊急時電源断方式。
  2. 情報処理システムの緊急時電源断方式であって、
    前記情報処理システムには、本体側の装置と、前記本体側の装置とインタフェースを持つサービスプロセッサと、周辺装置と、無停止電源を供給するUPS装置を含み、
    前記本体側の装置や周辺装置の内の少なくとも1台が前記UPS装置から無停止電源を受電する装置であり、
    前記本体側の装置の1台に、緊急時電源断スイッチと、前記緊急時電源断スイッチがオンになると分電盤にAC電源の切断動作開始を伝達し、EPO状態を前記サービスプロセッサに通知する手段を備え、
    前記サービスプロセッサに、前記インタフェースを監視しEPO状態になったことを検出するEPO状態監視手段と、前記検出を受け、EPO状態を通知する手段を備え、
    前記無停止電源を受電する装置に、前記EPO状態の通知を受け通知を前記UPS装置に転送する手段と、クローズ処理を行い通常のオフシーケンスで動作電源をオフにする手段を備え、
    前記UPS装置に、前記転送された通知を受信し所定時間経過後にAC電源出力を断つ手段を備えることを特徴とする情報処理システムの緊急時電源断方式。
  3. 前記サービスプロセッサの前記EPOを通知する手段が、通知先記憶部を参照し、前記無停止電源を受電する装置に、EPOを通知する様にしたことを特徴とする請求項2記載の情報処理システムの緊急時電源断方式。
  4. 前記緊急時電源断スイッチを備える前記本体側の装置を中央処理装置とすることを特徴とする請求項2記載の情報処理システムの緊急時電源断方式。
  5. 前記無停止電源を受電する装置を揮発性メモリを用いた拡張記憶装置とすることを特徴とする請求項2記載の情報処理システムの緊急時電源断方式。
  6. 無停止電源を供給するUPS装置と前記UPS装置から無停止電源を受電する装置を含む情報処理システムの緊急時電源断方法であって、
    前記情報処理システムに緊急時電源断スイッチがオンになりEPO状態になったことを通知する手順を備え、
    前記無停止電源を受電する装置に前記EPO状態の通知を受け前記通知を前記UPS装置に転送する手順と、クローズ処理を行い通常のオフシーケンスで動作電源をオフにする手順を備え、
    前記UPS装置に前記転送された通知を受信し所定時間経過後にAC電源出力を断つ手順を備えることを特徴とする情報処理システムの緊急時電源断方法。
  7. 本体側の装置と、前記本体側の装置とインタフェースを持つサービスプロセッサと、周辺装置と、無停止電源を供給するUPS装置を含み、
    前記本体側の装置や周辺装置の内の少なくとも1台が前記UPS装置から無停止電源を受電する装置である情報処理システムの緊急時電源断方法であって、
    前記本体側の装置の一つが緊急時電源断スイッチと、前記スイッチがオンになると、分電盤にAC電源の切断動作開始を伝達し、EPO状態を前記サービスプロセッサに通知する手順を有し、
    前記サービスプロセッサが、前記インタフェースを監視しEPO状態になったことを検出するEPO状態監視手順と、前記検出を受けEPO状態を通知する手順を有し、
    前記無停止電源を受電する装置が、前記EPO状態の通知を受け、通知を前記UPS装置に転送する手順と、自装置のクローズ処理を行い通常のオフシーケンスで動作電源をオフにする手順を有し、
    前記UPS装置が、前記転送された通知を受信し所定時間経過後にAC電源出力を断つ手順を有することを特徴とする情報処理システムの緊急時電源断方法。
  8. 前記サービスプロセッサの前記EPOを通知する手順を、通知先記憶部を参照し、前記無停止電源を受電する装置にEPOを通知する手順とすることを特徴とする請求項7記載の情報処理システムの緊急時電源断方法。
  9. 前記緊急時電源断スイッチを備える前記本体側の装置を中央処理装置とすることを特徴とする請求項7記載の情報処理システムの緊急時電源断方法。
  10. 前記無停止電源を受電する装置を揮発性メモリを用いた拡張記憶装置とすることを特徴とする請求項7記載の情報処理システムの緊急時電源断方法。
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