JP2014164488A - 制御装置、制御方法、及び制御プログラム - Google Patents

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俊章 赤澤
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Abstract

【課題】 バスに接続されている装置に異常が発生した場合、異常が発生した装置が、バスに接続されている他の装置に与える影響を軽減する制御装置を提供する。
【解決手段】 本発明の制御装置は、第2の電源装置から電力の供給を受ける第2の電子装置が接続されているバスと、第1の電子装置とを接続し、切断指示を受信すると前記バスと前記第1の電子装置との間の接続を切断する第1のスイッチ手段と、前記第2の電源装置の供給電圧が所定値以下であることを表す異常信号を受信した場合、前記第1のスイッチ手段に前記切断指示を送信する第1の切断指示送信手段とを含み、前記第2の電源装置とは異なる第1の電源装置から電力の供給を受ける。
【選択図】 図8

Description

本発明は制御装置、制御方法、及び制御プログラムに関する。
バスに接続された情報処理装置内で発生した障害が、同じバスに接続された他の情報処理装置に与える影響を減少させる装置の例が、特許文献1に記載されている。
特許文献1の装置は、システムバスと情報処理装置のデータバスとを接続する、バススイッチを含む。特許文献1の装置が含む内部回路は、装置内の障害を検出する。装置内に障害が検出されると、内部回路は、切替回路に、障害情報信号を送る。障害信号を受信した切替回路は、バススイッチに障害情報信号を送る。障害情報信号を受信したバススイッチは、オフになり、システムバスとデータバスとを切り離す。
特許文献2には、シリアルデータバスである装置内バスに接続される接続先装置が、シリアルデータバスの監視を行うシステムが記載されている。接続先装置の入力チェック部は、シリアルデータバスの異常を検出する。異常が検出された場合、入力チェック部は、入力チェック部が含まれる接続先装置内の、入力制御回路に通知を行う。入力制御回路は、シリアルデータバスが接続されているセレクタを制御して、装置内バスから接続先装置を切り離す。
特許文献3には、基準の電圧と電池セルの端子電圧とを比較することにより、電池セルの異常を検出する車両用直流電源装置が記載されている。
特許文献4には、プロセッサが二重化されたマルチプロセッサシステムが記載されている。
特開2002−182943号公報 特開平9−244964号公報 特開2009−089488号公報 特公昭62−002335号公報
特許文献1及び特許文献2の装置は、自装置内で発生した異常を検出する。そして、異常が検出された場合、特許文献1及び特許文献2の装置は、自装置が接続されているバスから自装置を切り離す。特許文献1及び特許文献2の装置は、例えば電源に発生した障害により正常な動作ができなくなった場合、自装置をバスから切り離すことはできなくなる。従って、特許文献1及び特許文献2の装置は、例えば電源に発生した障害により正常な動作ができなくなった場合、バスに不正な信号を送信する可能性や、バスに不正な電圧をかける可能性がある。その場合、特許文献1及び特許文献2の装置は、バスに不正な信号を送信することや、バスに不正な電圧をかけることにより、バスに接続されている他の装置に影響を与える。
また、特許文献3及び特許文献4に記載の技術では、障害が発生した装置をバスから切り離すことはできない。
特許文献1乃至4の技術では、バスに接続されている装置に異常が発生した場合、異常が発生した装置が、バスに接続されている他の装置に与える影響を軽減することはできない。
本発明の目的は、バスに接続されている装置に異常が発生した場合、異常が発生した装置が、バスに接続されている他の装置に与える影響を軽減する制御装置を提供することにある。
本発明の制御装置は、第2の電源装置から電力の供給を受ける第2の電子装置が接続されているバスと、第1の電子装置とを接続し、切断指示を受信すると前記バスと前記第1の電子装置との間の接続を切断する第1のスイッチ手段と、前記第2の電源装置の供給電圧が所定値以下であることを表す異常信号を受信した場合、前記第1のスイッチ手段に前記切断指示を送信する第1の切断指示送信手段とを含み、前記第2の電源装置とは異なる第1の電源装置から電力の供給を受ける。
本発明の制御方法は、第1のスイッチ手段により、第2の電源装置から電力の供給を受ける第2の電子装置が接続されているバスと、第1の電子装置とを接続し、切断指示を受信すると前記バスと前記第1の電子装置との間の接続を切断し、前記第2の電源装置の供給電圧が所定値以下であることを表す異常信号を受信した場合、前記第1のスイッチ手段に前記切断指示を送信し、前記第2の電源装置とは異なる第1の電源装置から電力の供給を受ける。
本発明の制御プログラムは、第2の電源装置とは異なる第1の電源装置から電力の供給を受けるコンピュータを、前記第2の電源装置から電力の供給を受ける第2の電子装置が接続されているバスと、第1の電子装置とを接続し、切断指示を受信すると前記バスと前記第1の電子装置との間の接続を切断する第1のスイッチ手段と、前記第2の電源装置の供給電圧が所定値以下であることを表す異常信号を受信した場合、前記第1のスイッチ手段に前記切断指示を送信する第1の切断指示送信手段として動作させる。
本発明には、バスに接続されている装置に異常が発生した場合、異常が発生した装置が、バスに接続されている他の装置に与える影響を軽減するができるという効果がある。
図1は、第1の実施形態の情報処理システム4の構成の例を表す図である。 図2は、第1の実施形態の情報処理システム4の構成の他の例を表す図である。 図3は、第1の実施形態の情報処理システム4の例である情報処理装置6の構成を表す図である。 図4は、第1の実施形態の制御装置11の動作の例を表すフローチャートである。 図5は、装置内の電源の異常が検出された場合、システムバスと自装置との間の接続を遮断する装置を模式的に表す図である。 図6は、内部回路102による異常の検出のタイミングが遅れた場合の、電源101の電圧と、システムバス106のデータ信号の関係を表す図である。 図7は、第1の実施形態における、電源装置の電圧とバス3に流れるデータ信号の関係を表す図である。 図8は、第2の実施形態の制御装置11の構成を表す図である。
次に、本発明の第1の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本実施形態の情報処理システム4の構成の例を表す図である。
図1を参照すると、情報処理システム4は、制御装置11と、制御装置21と、コントローラ15と、コントローラ25と、電源装置16と、電源装置26と、電源監視装置17と、電源監視装置27とを含む。
制御装置11は、スイッチ部12と、切断指示送信部13と、異常信号受信部14とを含む。
電源装置16は、制御装置11とコントローラ15に電力を供給する。
制御装置21は、スイッチ部22と、切断指示送信部23と、異常信号受信部24とを含む。
電源装置26は、制御装置21とコントローラ25に電力を供給する。
コントローラ15と、コントローラ25は、例えばプロセッサである。コントローラ15と、コントローラ25は、互いを接続するバスを経由して通信を行う、供給された電力により動作する電子装置であればよい。
バス3と、バス18と、バス28は、例えばデータバスである。コントローラ15とスイッチ部12は、バス18によって接続されている。コントローラ25とスイッチ部22は、バス28によって接続されている。スイッチ部12とスイッチ部22は、バス3によって接続されている。スイッチ部12は、通常状態では、バス18とバス3を接続することにより、コントローラ15をバス3に接続する。また、スイッチ部22は、通常状態では、バス28とバス3を接続することにより、コントローラ25をバス3に接続する。通常状態では、コントローラ15とコントローラ25は、バス18と、スイッチ部12と、バス3と、スイッチ部22と、バス28とを介して接続されている。
例えば、電源装置26に、電圧低下などの異常が発生した場合、電源装置26から電力の供給を受ける制御装置21とコントローラ25は、その異常の影響を受ける。発生した異常により、コントローラ25が正常に動作しなくなった場合、コントローラ25は、コントローラ25が接続されているバス28に、異常な信号を送信する可能性や、異常な電圧をかける可能性がある。この場合、バス28と、バス3と、バス18が接続されていれば、異常な信号や、異常な電圧は、バス28とバス3とバス18とを経由して、コントローラ15に伝達される。すなわち、電源装置26に発生した異常の影響は、コントローラ25と、バス28と、バス3と、バス18とを経由して、コントローラ15に及ぶ。この場合、コントローラ15や電源装置16に異常が発生していなくても、電源装置26に発生した異常の影響により、コントローラ15が誤動作する可能性や、故障する可能性がある。
電源監視装置17は、電源装置16を監視し、電源装置16の異常を検出する。電源装置16の異常が検出された場合、電源監視装置17は、異常信号受信部24に、異常信号を送信する。例えば、電源監視装置17は、電源装置16の出力が、定格電圧を含む正常な範囲内に含まれているか否かを監視する。そして、電源監視装置17は、電源装置16の出力が、正常な範囲に含まれなくなった場合、異常を検出する。
そして、電源監視装置17は、例えば、電源装置16に異常が検出されていない場合、所定電圧の正常信号を異常信号受信部24に送信する。電源装置16に異常が検出された場合、電源監視装置17は、正常信号とは異なる電圧の異常信号を異常信号受信部24に送信する。電源監視装置17は、例えば、電源装置16の出力電圧が正常な範囲内である場合、0以外の所定電圧の、1やHighを表す信号を送信し、電源装置16の出力電圧が正常な範囲を下回る場合、0やLowを表す電圧0の信号を送信する、既存の回路により実現される。この場合、0以外の所定電圧の信号が、正常信号である。また、電圧がHighの電圧0の信号が、異常信号である。電源装置16の出力電圧の正常な範囲は、電源装置16に応じて、情報処理システム4の管理者などにより、電源監視装置17に予め設定されていればよい。また、電源装置16が、電源監視装置17の機能を含んでいてもよい。その場合、電源装置16が、電源装置16の異常を検出した場合、異常信号を送信してもよい。そして、後述の異常信号受信部24は、電源装置16から異常信号を受信してもよい。
電源監視装置27は、電源装置26を監視し、電源装置26の異常を検出する。電源装置26の異常が検出された場合、電源監視装置27は、異常信号受信部14に、異常信号を送信する。例えば、電源監視装置27は、電源装置26の出力が、定格電圧を含む正常な範囲内に含まれているか否かを監視する。そして、電源監視装置27は、電源装置26の出力が、正常な範囲に含まれなくなった場合、異常を検出する。
そして、電源監視装置27は、例えば、電源装置26に異常が検出されていない場合、所定電圧の正常信号を異常信号受信部14に送信する。電源装置26に異常が検出された場合、電源監視装置27は、正常信号とは異なる電圧の異常信号を異常信号受信部14に送信する。電源監視装置27は、例えば、電源装置26の出力電圧が正常な範囲内である場合、1やHighを表す所定電圧の信号を送信し、電源装置26の出力電圧が正常な範囲を下回る場合、0やLowを表す電圧0の信号を送信する、既存の回路により実現される。電源装置26の出力電圧の正常な範囲は、電源装置26に応じて、情報処理システム4の管理者などにより、電源監視装置27に予め設定されていればよい。また、電源装置26が、電源監視装置27の機能を含んでいてもよい。その場合、電源装置26が、電源装置26の異常を検出した場合、異常信号を送信してもよい。そして、後述の異常信号受信部14は、電源装置26から異常信号を受信してもよい。
なお、電源監視装置17及び電源監視装置27による異常信号の送信方法は、以上の方法に限られない。
異常信号受信部14は、電源監視装置27から、異常信号を受信する。異常信号受信部14と電源監視装置27は、専用の信号線で接続されていてもよい。
異常信号受信部14が異常信号を受信した場合、切断指示送信部13は、スイッチ部12に対して、切断指示を送信する。切断指示装置13が異常信号受信部14の機能を含み、異常信号受信部14としても動作してもよい。
例えば、電源装置26に異常が発生しておらず、異常信号受信部14が電源監視装置27から異常信号を受信していない通常状態では、切断指示送信部13は、所定の電圧の信号をスイッチ部12に送信していてもよい。そして、異常信号受信部14が電源監視装置27から異常信号を受信した場合、切断指示送信部13は、スイッチ部12に送信する信号の電圧を、通常状態でスイッチ部12に送信する信号の電圧と異なる電圧に切り替えることで、切断指示を送信してもよい。
スイッチ部12は、切断指示を受信すると、コントローラ15が接続されているバス18とバス3との間の接続を切断する。切断指示を受信した場合、スイッチ部12は、例えば、ハイインピーダンス状態に遷移することで、バス18とバス3の間の信号を遮断すればよい。
異常信号受信部24は、電源監視装置17から、異常信号を受信する。異常信号受信部24と電源監視装置17は、専用の信号線で接続されていてもよい。
異常信号受信部24が異常信号を受信した場合、切断指示送信部23は、スイッチ部22に対して、切断指示を送信する。切断指示装置23が異常信号受信部24の機能を含み、異常信号受信部24としても動作してもよい。
この場合の切断指示送信部23によるスイッチ部22に対する切断指示の送信方法は、異常信号受信部14が電源監視装置27から異常信号を受信した場合の、切断指示送信部13によるスイッチ部12に対する切断指示の送信方法と同じでよい。
スイッチ部22は、切断指示を受信すると、コントローラ25が接続されているバス28とバス3との間の接続を切断する。切断指示を受信した場合、スイッチ部22は、例えば、スイッチ部12と同様にハイインピーダンス状態に遷移することで、バス28とバス3の間の信号を遮断すればよい。
図2は、本実施形態の情報処理システム4の構成の他の例を表す図である。
図2を参照すると、情報処理装置1が、制御装置11とコントローラ15と、電源装置16と、電源監視装置17を含む。情報処理装置1は、電源装置16を含まず、電源装置16に接続されていてもよい。また、情報処理装置2が、制御装置21とコントローラ25と、電源装置26と、電源監視装置27を含む。情報処理装置2は、電源装置26を含まず、電源装置26に接続されていてもよい。そして、情報処理装置1と情報処理装置2は、バス3を介して、データのやりとりを行う。
情報処理装置1と情報処理装置2は、例えば、共に一つの装置内に含まれ、その装置の内部のさまざまな障害を検出する障害処理装置であってもよい。障害処理装置は、障害が検出された部分の切り離しを行ってもよい。障害検出装置は、障害検出装置が含まれる装置の、表示装置などの出力装置に、検出された障害の情報を表示してもよい。また、バス3により接続された2台の障害処理装置は、バス3を介して、障害の情報を、相互に送信及び受信することにより、検出された障害の情報を共有してもよい。
図3は、本実施形態の情報処理システム4の例である情報処理装置6の構成を表す図である。
図3を参照すると、情報処理装置6は、情報処理部5と、障害処理装置1Aと、障害処理装置2Aと、電源装置16と、電源監視装置17を含む。報処理装置6は、上述の、2台の障害処理装置を含む装置の例である。
情報処理部5は、情報処理装置6のプロセッサである。
障害処理装置1Aは、図2の情報処理装置1である。この例の障害処理装置1Aは、電源装置16を含まず、電源装置16に接続されている。また、障害処理装置1Aが含む電源監視装置17は、電源装置16の監視を行う。障害処理装置1Aは、バス3を介して、障害処理装置2Aに接続されている。
障害処理装置2Aは、図2の情報処理装置2である。この例の障害処理装置2Aは、電源装置26を含まず、電源装置26に接続されている。また、障害処理装置2Aが含む電源監視装置27は、電源装置26の監視を行う。
本実施形態の情報処理システム4は、図2や図3の例に限られない。
次に、本実施形態の動作について、図面を参照して詳細に説明する。
図4は、本実施形態の制御装置11の動作の例を表すフローチャートである。
電源装置26に異常が発生していない場合、電源監視装置27は、異常信号受信部14に異常信号を送信しない。異常信号受信部14が異常信号を受信していない場合(ステップS101、N)、制御装置11は待機を続ける。
電源監視装置27が、電源装置26に発生した異常を検出した場合、電源監視装置27は、異常信号受信部14に異常信号を送信する。
異常信号受信部14が電源監視装置27から異常信号を受信した場合(ステップS101、Y)、切断指示送信部13は、スイッチ部12に、切断指示を送信する(ステップS102)。
切断指示を受信したスイッチ部12は、コントローラ15が接続されているバス18と、バス3との間の接続を切断する(ステップS103)。すなわちスイッチ部12は、コントローラ15と、バス3との間の接続を切断する。前述のように、バス3には、異常が発生した電源装置26から電力の供給を受けるコントローラ25が接続されている。このことにより、スイッチ部12は、電源装置26に発生した異常の、コントローラ15に対する影響を遮断する。
制御装置21の動作は、スイッチ部12と切断指示送信部13と異常信号受信部14と電源監視装置27と電源装置26を、それぞれ、スイッチ部22と切断指示送信部23と異常信号受信部24と電源監視装置17と電源装置16に置き換えた、図4の動作と同じである。
異常で説明した本実施形態には、バス3に接続されている装置に異常が発生した場合、異常が発生した装置が、バス3に接続されている他の装置に与える影響を軽減するができるという効果がある。
その理由は、異常信号受信部14が、電源装置26の異常を表す異常信号を電源監視装置27から受信した場合、切断指示送信部13が、スイッチ部12に切断指示を送信するからである。切断指示を受信したスイッチ部12は、バス3とコントローラ15の間の接続を切断する。
前述のように、電源装置26に異常が発生することにより異常な状態になったコントローラ25は、バス3に、異常な信号を送信したり、異常な電圧をかけたりする可能性がある。スイッチ3がバス3とコントローラ15の間の接続を切断することにより、バス3に接続され、異常な状態になったコントローラ25が、同じバス3に接続されているコントローラ15に与える影響を軽減することができる。
第1の実施形態に効果について、さらに詳しく説明する。
図5は、特許文献1に記載されている、装置内の電源の異常が検出された場合、システムバスと自装置との間の接続を遮断する装置を模式的に表す図である。
図5の装置100は、電源101と、内部回路102と、切替回路103と、バススイッチ104を含む。内部回路102と、バススイッチ104は、データバス105によって接続されている。バススイッチ104は、通常状態では、データバス105とシステムバス106を接続している。内部回路102は、電源101の異常を検出する。異常が検出された場合、内部回路102は、切替回路103に、異常が検出されたことを表す障害情報信号を送信する。障害情報信号は、第1の実施形態の異常信号に対応する。切替回路103は、障害情報信号を受信すると、バススイッチ104に、切替指示を送信する。切替指示を受信したバススイッチ104は、データバス105とシステムバス106の間の接続を、ハイインピーダンス状態にすることにより、遮断する。また、電源101は、内部回路102と、切替回路103と、バススイッチ104に電力を供給する。内部回路102と、切替回路103と、バススイッチ104は、電源101が供給する電力により動作する。
内部回路102は、本実施形態のコントローラ15やコントローラ25に対応する。バススイッチ104は、本実施形態のスイッチ部12やスイッチ部22に対応する。切替回路103は、異常信号受信部14及び切断指示送信部13に対応する。また、内部回路102は、装置100の電源101の異常を検出する電源監視装置として動作する。
図5の装置100は、装置100内の電源101に発生した異常が検出された場合、装置100の内部回路102とシステムバス106を接続するバススイッチ104をオフにすることによって、システムバス106から内部回路102を切り離す。しかし、電源101に異常が発生した場合、電源101から電力が供給されて動作する、内部回路102と切替回路103とバススイッチ104は、通常は正常に動作しなくなる。その場合、切替回路103は、データバス105とシステムバス106を接続するバススイッチ104をオフにできなくなる可能性がある。その場合、装置100は、電源101に発生した異常が、システムバス106に接続されている他の装置に影響を与えることを防ぐことはできない。また、電源101の異常に伴う、切替回路103の動作の異常や、内部回路102による電源101の異常の検出の遅れにより、切替回路103がデータバス105とシステムバス106を接続するバススイッチ104をオフにするタイミングが遅くなることもある。その場合、電源101に発生した異常が、システムバス106に接続されている他の装置に影響を与える時間が長くなる。
図6は、内部回路102による異常の検出のタイミングが遅れた場合の、電源101の電圧と、システムバス106のデータ信号の関係を表す図である。
電源101の電圧値が、定格電圧を中心とする正常動作範囲に入っていれば、電源101は正常な状態である。電源101の電圧値が、定格電圧を中心とする正常動作範囲に入らなければ、電源101は異常な状態である。
図6の例では、電源101の電圧値は、時間の経過と共に低下し、時刻T1に正常動作範囲から外れる。そして、時刻T2において、内部回路102からデータバス105とバススイッチ104を経由してシステムバス106に流れるデータ信号が、異常な状態になる。内部回路102が電源101の異常を検出して障害情報信号を切替回路103に送信し、切替回路103が切替指示をバススイッチ104に送信することにより、バススイッチ104がオフになる時刻が、時刻T3である。時刻T3に、バススイッチ104がハイインピーダンス状態になることにより、バススイッチ104はオフになる。Hi−Zは、バススイッチ104がハイインピーダンス状態であることを表す。
図6の例では、時刻T2から時刻T3までの間、システムバス106に異常なデータ信号が流れている。なお、電源101の異常により、内部回路102と、切替回路103と、バススイッチ104の少なくともいずれかが動作しなくなると、時刻T3以降、システムバス106に異常なデータ信号が流れ続ける。
図7は、本実施形態における、電源装置の電圧とバス3に流れるデータ信号の関係を表す図である。
図7の、装置100ではデータ信号異常状態である期間は、電源101の電圧が図7の電源電圧のように変動した場合に、システムバス106に異常なデータ信号が流れる期間である。また、時刻T4は、電源101の電圧が図7の電源電圧のように変動した場合に、バススイッチ104がオフになる時刻を表す。
一方、異常信号は、例えば電源装置26の電圧が、図7の電源電圧値のように変動した場合に、電源監視装置27が異常信号受信部14に送信する異常信号である。また、データ信号が「ガード」である期間は、スイッチ部12がバス3とバス18との間の接続を切断している期間である。
このように、本実施形態の制御装置11は、バス3に接続されているコントローラ25に電力を供給する電源装置26に発生した異常の、バス3に接続されているコントローラ15に対する影響を、軽減することができる。
また、本実施形態には、情報処理システム4の保守が容易になると言う第2の効果がある。
その理由は、電源装置の異常を検出した電源監視装置が、他の電源装置から電力の供給を受ける制御装置の異常信号受信部14に、異常信号を送信するからである。電源装置26に異常が発生した場合、電源装置26の異常を検出した電源監視装置27が、電源装置16から電力の供給を受ける制御装置11の異常信号受信部14に、異常信号を送信する。そして、その場合、切断指示送信部13が、スイッチ部12に切断指示を送信する。切断指示を受信したスイッチ部12は、異常が発生した電源装置26から電力の供給を受けるコントローラ25が接続されているバス3と、異常が発生していない電源装置16から電力の供給を受けるコントローラ15との間の接続を切断する。異常が発生していない電源装置16から電力の供給を受けるコントローラ15は、バス3を伝搬する異常なデータ信号により誤動作することが無くなるので、異常が発生した電源装置の特定が容易になる。また、情報処理システム4が、異常信号を受信した異常信号受信部14が、コントローラ15にも通知を行うよう構成されていれば、コントローラ15が、電源装置26に異常が発生したことを把握することが可能になる。さらに、コントローラ15が、電源装置26に異常が発生したことを、例えば情報処理システム4の図示されない出力装置に出力することもできる。情報処理システム4がこのように構成されていれば、異常が発生した電源装置の特定が容易になる。
次に、本発明の第2の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図8は、本実施形態の制御装置11の構成を表す図である。
図8を参照すると、本実施形態の制御装置11は、第2の電源装置26から電力の供給を受ける第2の電子装置25Aが接続されているバス3と、第1の電子装置15Aとを接続し、切断指示を受信すると前記バス3と前記第1の電子装置15Aとの間の接続を切断する第1のスイッチ部12と、前記第2の電源装置26の供給電圧が所定値以下であることを表す異常信号を受信した場合、前記第1のスイッチ部12に前記切断指示を送信する第1の切断指示送信部13とを含み、前記第2の電源装置26とは異なる第1の電源装置16から電力の供給を受ける。
異常で説明した本実施形態には、第1の実施形態と同じ効果がある。
その理由は、第1の実施形態の効果と同じである。
制御装置11、制御装置21、情報処理装置1、情報処理装置2、情報処理装置6、コントローラ15、コントローラ25、電源監視装置17、電源監視装置27は、それぞれ、コンピュータ及びコンピュータを制御するプログラム、専用のハードウェア、又は、コンピュータ及びコンピュータを制御するプログラムと専用のハードウェアの組合せにより実現することができる。
スイッチ部12、切断指示送信部13、異常信号受信部14は、例えば、プログラムを記憶する記録媒体からメモリに読み込まれた、各部の機能を実現するための専用のプログラムと、そのプログラムを実行するプロセッサにより実現することができる。あるいは、スイッチ部12、切断指示送信部13、異常信号受信部14の一部又は全部を、各部の機能を実現する専用の回路によって実現することもできる。
以上、実施形態を参照して本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細には、本発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
1、2、6 情報処理装置
1A、2A 障害処理装置
3、18、28 バス
4 情報処理システム
5 情報処理部
11、21 制御装置
12、22 スイッチ部
13、23 切断指示送信部
14、24 異常信号受信部
15、25 コントローラ
15A 第1の電子装置
16、26 電源装置
16A 第1の電源装置
17、27 電源監視装置
25A 第2の電子装置
26A 第2の電源装置
100 装置
101 電源
102 内部回路
103 切替回路
104 バススイッチ
105 データバス
106 システムバス

Claims (5)

  1. 第2の電源装置から電力の供給を受ける第2の電子装置が接続されているバスと、第1の電子装置とを接続し、切断指示を受信すると前記バスと前記第1の電子装置との間の接続を切断する第1のスイッチ手段と、
    前記第2の電源装置の供給電圧が所定値以下であることを表す異常信号を受信した場合、前記第1のスイッチ手段に前記切断指示を送信する第1の切断指示送信手段と
    を含み、前記第2の電源装置とは異なる第1の電源装置から電力の供給を受ける制御装置。
  2. 前記第1の電子装置と、前記第1の電源装置と、請求項1に記載の制御装置とを含み、前記第1の電源装置は、さらに、前記第1のコントローラに電力を供給する情報処理装置。
  3. 前記第2の電子装置と、
    前記第2の電源装置と、
    前記バスと前記第2の電子装置とを接続し、前記切断指示を受信すると前記バスと前記第2の電子装置との間の接続を切断する第2のスイッチ手段と、前記第1の電源装置の供給電圧が所定値以下であることを表す前記異常信号を受信した場合、前記第2のスイッチ手段に前記切断指示を送信する第1の切断指示送信手段とを含む第2の制御装置と、
    前記第2の電源装置の供給電圧が所定値以下である場合に前記異常信号を送信する第2の電源監視装置と、
    を含む第2の情報処理装置と、
    第1の電源装置の供給電圧が所定値以下である場合に前記異常信号を送信する第1の電源監視装置をさらに含む請求項2に記載の前記情報処理装置と、
    を含む情報処理システム。
  4. 第1のスイッチ手段により、第2の電源装置から電力の供給を受ける第2の電子装置が接続されているバスと、第1の電子装置とを接続し、切断指示を受信すると前記バスと前記第1の電子装置との間の接続を切断し、
    前記第2の電源装置の供給電圧が所定値以下であることを表す異常信号を受信した場合、前記第1のスイッチ手段に前記切断指示を送信し、
    前記第2の電源装置とは異なる第1の電源装置から電力の供給を受ける制御方法。
  5. 第2の電源装置とは異なる第1の電源装置から電力の供給を受けるコンピュータを、
    前記第2の電源装置から電力の供給を受ける第2の電子装置が接続されているバスと、第1の電子装置とを接続し、切断指示を受信すると前記バスと前記第1の電子装置との間の接続を切断する第1のスイッチ手段と、
    前記第2の電源装置の供給電圧が所定値以下であることを表す異常信号を受信した場合、前記第1のスイッチ手段に前記切断指示を送信する第1の切断指示送信手段と
    して動作させる制御プログラム。
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