JP2019092356A - 電力変換装置の制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ピーク電流モード制御を実施する制御装置において、駆動スイッチの1スイッチング周期に対するオン操作期間の比率がその最大値となっている状態を判定することができる制御装置を提供する。【解決手段】制御装置30は、基本信号により定められたオン操作期間内において、電流制御部が有するコンパレータの出力が反転したこと検出した場合に、駆動スイッチ21をオフ操作すべく、操作信号をハイ状態からロー状態へと変化させるピーク電流モード制御を実施する。操作信号の1スイッチング周期内において該コンパレータの出力が反転していないことを検出した場合に、操作信号の周波数の切替えが必要であると判定する。周波数の切替えが必要と判定された場合は、操作信号の周波数を第1周波数よりも低い第2周波数に切替える。【選択図】図1

Description

リアクトルと駆動スイッチとを備える電力変換装置に適用される制御装置に関する。
駆動スイッチを備える電力変換装置において、入力電圧が所定値よりも低い電圧となる場合、駆動スイッチの1スイッチング周期に対するオン操作期間の比率である時比率を最大としても、出力電圧を目標とする指令電圧まで上昇させることができない場合がある。そのため、特許文献1で開示された制御装置では、入力電圧が所定値よりも低い電圧であることが判定された場合に、駆動スイッチを操作する操作信号の周波数を低くすることで、オン操作期間を増加させている。
特開2009―232662号公報
ところで、電力変換装置の制御方式として、駆動スイッチに流れる電流を指令電流に制御すべく、駆動スイッチを操作するピーク電流モード制御がある。ピーク電流モード制御において、出力電圧を指令電圧に制御する上では、時比率がその最大値となっている状態を判定することが要求される。
本発明は、上記課題に鑑みたものであり、ピーク電流モード制御を実施する制御装置において、駆動スイッチの1スイッチング周期に対するオン操作期間の比率がその最大値となっている状態を判定することができる制御装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明に係る制御装置は、リアクトルと、オン・オフ操作される駆動スイッチと、前記リアクトルに流れるリアクトル電流を検出する電流検出部と、前記駆動スイッチの1スイッチング周期を定める基本信号を生成する信号生成部と、を備える電力変換装置に適用される。制御装置は、前記リアクトル電流が指令電流まで上昇した場合に出力を反転させるコンパレータを有し、前記基本信号により定められたオン操作期間内において前記コンパレータの出力が反転した場合に前記駆動スイッチをオフ操作するピーク電流モード制御を実施する電流制御部と、前記ピーク電流モード制御の実施下において、前記1スイッチング周期内で前記コンパレータの出力が反転していないことを検出した場合に、前記駆動スイッチのスイッチング周波数の切替えが必要であると判定する切替判定部と、前記切替判定部により前記スイッチング周波数の切替えが必要であると判定されない場合は、前記スイッチング周波数を第1周波数にし、前記スイッチング周波数の切替えが必要であると判定された場合は、前記スイッチング周波数を前記第1周波数から前記第1周波数よりも低い第2周波数に切り替える周波数切替部とを備える。
本発明者は、基本信号により定められたオン操作期間内において、コンパレータの出力の反転を検出した場合に、駆動スイッチをオフ操作するピーク電流モード制御の実施下において以下の状態に着目した。すなわち、駆動スイッチのオン操作期間の増加に伴い、リアクトルに流れるリアクトル電流が上昇する。そのため、1スイッチング周期内において、リアクトル電流が指令電流まで上昇している状態とリアクトル電流が指令電流まで上昇しない状態とを比較した場合、後者の状態では、1スイッチング周期に対するオン操作期間の比率が取り得る最大値となっている可能性が高い。
この点、上記構成では、操作信号の1スイッチング周期内においてコンパレータの出力が反転していないことを検出した場合に、駆動スイッチのスイッチング周波数の切替えが必要であると判定する。そして、スイッチング周波数の切替えが必要と判定されない場合は、スイッチング周波数を第1周波数にし、周波数の切替えが必要と判定された場合は、スイッチング周波数を第1周波数から第1周波数よりも低い第2周波数に切替ることとした。そのため、制御装置は、ピーク電流モード制御の実施下において、駆動スイッチの1スイッチング周期に対するオン操作期間の比率がその最大値となっている状態を判定することができる。
電力変換装置の回路図。 制御装置の機能ブロック図。 1スイッチング周期に占めるオン操作期間Tonとオフ操作期間Toffとを示す図。 切替判定の原理を説明する図。 切替判定の原理を説明する図。 周波数切替処理を説明するフローチャート。 本実施形態の効果を説明する図。 第2実施形態に係る周波数切替処理の手順を説明するフローチャート。 第2実施形態の変形例1に係る周波数切替処理の手順を説明するフローチャート。 第2実施形態の変形例2に係る周波数切替処理の手順を説明するフローチャート。 第2実施形態の変形例3に係る周波数切替処理の手順を説明するフローチャート。 第3実施形態に係る電力変換装置の回路図。
<第1実施形態>
電力変換装置の第1実施形態について説明する。電力変換装置は、直流電源から供給される直流電力を給電対象に供給するのに用いられる。
図1は、本実施形態に係る電力変換装置100の回路図である。電力変換装置100の第1入力端子IN1には直流電源60のプラス端子が接続され、第2入力端子IN2にはマイナス端子が接続されている。本実施形態では、直流電源60は、例えば、リチウムイオン蓄電池等の蓄電池である。また、電力変換装置100の第1出力端子OUT1と第2出力端子OUT2とには機器70が接続されている。機器70は、例えば、車載用モニター等であり、給電対象に相当する。
電力変換装置100は、DC・DCコンバータ10を備えている。本実施形態では、DC・DCコンバータ10は、直流電源60から供給された直流電圧を降圧する降圧チョッパ型のコンバータである。
DC・DCコンバータ10は、フィルタコンデンサ11と、主回路20と、平滑コンデンサ12とを備えている。本実施形態では、DC・DCコンバータ10において、直流電源60から高圧の電圧が印加される高圧側配線のうち第1入力端子IN1と主回路20とを接続する配線を第1配線LP1と称す。また、直流電源60から低圧の電圧が印加される低圧側配線のうち第2入力端子IN2と主回路20とを接続する配線を第2配線LP2と称す。また、高圧側配線のうち主回路20を構成する配線を第3配線LP3と称し、低圧側配線のうち主回路20を構成する配線を第4配線LP4と称す。そして、高圧側配線のうち主回路20と第1出力端子OUT1とを接続する配線を第5配線LP5と称し、低圧側配線のうち主回路20と第2出力端子OUT2とを接続する配線を第6配線LP6と称す。
第1配線LP1と第2配線LP2とは、フィルタコンデンサ11により接続されている。主回路20は、駆動スイッチ21と、リアクトル22と、ダイオード23とを備えている。本実施形態では、駆動スイッチ21はnチャネル型MOSFETである。第3配線LP3において、駆動スイッチ21のドレインはフィルタコンデンサ11側に接続され、ソースはリアクトル22の第1端側に接続されている。リアクトル22の第2端は、第5配線LP5に接続されている。第3配線LP3における駆動スイッチ21のソースとリアクトル22の第1端と間には、ダイオード23のカソードが接続されている。ダイオード23のアノードは、第4配線LP4に接続されている。
第5配線LP5と第6配線LP6とは、平滑コンデンサ12により接続されている。第5配線LP5のうち主回路20と接続される側と反対側は、第1出力端子OUT1に接続され、第6配線LP6のうち主回路20と接続される側と反対側は第2出力端子OUT2に接続されている。
電力変換装置100は、第1電圧検出部31と、第2電圧検出部32と、電流センサ33とを備えている。
第1電圧検出部31は、第1,第2配線LP1,LP2において、第1,第2入力端子IN1,IN2と、フィルタコンデンサ11との間で、フィルタコンデンサ11に並列接続されている。これにより、第1電圧検出部31は、直流電源60から供給される電圧を入力電圧V1rとして検出する。
第2電圧検出部32は、第5,第6配線LP5,LP6において、平滑コンデンサ12と第1,第2出力端子OUT1,OUT2との間で、平滑コンデンサ12に並列接続されている。これにより、第2電圧検出部32は、平滑コンデンサ12の端子間電圧を、出力電圧V2rとして検出する。
電流センサ33は、第1配線LP1において、フィルタコンデンサ11と、主回路20との間に直列接続されている。これにより、電流センサ33は、主回路20のリアクトル22に流れるリアクトル電流ILrを検出する。本実施形態では、電流センサ33が電流検出部に相当する。
電力変換装置100は、制御装置30を備えている。制御装置30は、周知のマイクロコンピュータにより構成されており、出力電圧V2rを指令電圧V2*に制御すべく、駆動スイッチ21を操作するための操作信号GSを出力する。なお、制御装置30が提供する機能は、例えば、実体的なメモリ装置に記録されたソフトウェア及びそれを実行するコンピュータ、ハードウェア、又はそれらの組み合わせによって提供することができる。
本実施形態では、制御装置30は、リアクトル電流ILrを指令電流IL*に制御すべく、周知のピーク電流モード制御を実施する。図2に示すように、制御装置30は、定電圧制御部41と、上限電流設定部42と、最小値選択部43と、電流制御部44と、信号生成部45とを備えている。
定電圧制御部41は、出力電圧V2rを指令電圧V2*にフィードバック制御するための操作量として、DC・DCコンバータ10の出力電流の目標値である目標電流値Iref1を算出する。
上限電流設定部42は、上限電流値Iref2を算出する。上限電流値Iref2はDC・DCコンバータ10の定格電流に応じて設定されている。例えば、リアクトル22に流れる電流などを考慮し、上限電流値Iref2が定められている。
最小値選択部43は、定電圧制御部41から出力される目標電流値Iref1と、上限電流設定部42から出力される上限電流値Iref2とを比較し、いずれか小さい方の値を指令電流IL*として出力する。
信号生成部45は、クロック信号CLを生成する。クロック信号CLの1周期が駆動スイッチ21の1スイッチング周期に相当する。信号生成部45は、例えば、クロック信号CLの周波数を変更可能な周知のクロックジェネレータである。
電流制御部44は、DA変換器351と、コンパレータ352と、加算器353と、RSフリップフロップ354とを備えている。指令電流IL*は、DA変換器351に入力される。DA変換器351は、入力された指令電流IL*をデジタル値からアナログ値に変換する。アナログ値に変換された指令電流IL*は、コンパレータ352の反転入力端子に入力される。加算器353は、電流センサ33により検出されたリアクトル電流ILrとスロープ補償信号Slopeとを加算し、補償後リアクトル電流AILとして出力する。加算器353から出力された補償後リアクトル電流AILは、コンパレータ352の非反転入力端子に入力される。なお、スロープ補償信号Slopeは、リアクトル22に流れる電流の変動に伴う発振を抑制するものである。
コンパレータ352は、指令電流IL*と補償後リアクトル電流AILとを比較し、補償後リアクトル電流AILが指令電流IL*より小さい期間において、ロー状態の出力信号CoをRSフリップフロップ354のR端子に入力する。また、コンパレータ352は、補償後リアクトル電流AILが指令電流IL*より大きい期間において、ハイ状態の出力信号CoをRSフリップフロップ354のR端子に入力する。更に、RSフリップフロップ354のS端子には、信号生成部45からのクロック信号CLが入力される。RSフリップフロップ354の出力端子Qから出力される操作信号GSがハイ状態となる期間が、駆動スイッチ21がオン操作されるオン操作期間となる。一方、操作信号GSがロー状態となる期間が、駆動スイッチ21がオフ操作されるオフ期間となる。
本実施形態では、信号生成部45は、操作信号GSの周波数を第1周波数F1とする場合、第1クロック信号CL1を出力する。また、信号生成部45は、操作信号GSの周波数を第1周波数F1よりも低い第2周波数F2とする場合、第2クロック信号CL2を出力する。第1,第2クロック信号CL1,CL2が基本信号に相当する。
図3(a)は、操作信号GSの周波数が第1周波数F1となる場合の1スイッチング周期に占めるオン操作期間Tonとオフ操作期間Toffとを示す。以下、第1周波数F1に対応する1スイッチング周期を第1周期Tsw1(=1/F1)と称す。図3(b)は、操作信号GSの周波数が第2周波数F2となる場合の1スイッチング周期に占めるオン操作期間Tonとオフ操作期間Toffとを示す。以下、第2周波数F2に対応する1スイッチング周期を第2周期Tsw2(=1/F2)と称す。操作信号GSの周波数が第1周波数F1から第2周波数F2に変更されることで、駆動スイッチ21の1スイッチング周期は、第1周期Tsw1から、この第1周期Tsw1よりも長い第2周期Tsw2となる。また、第2周期Tsw2では、オン操作期間Ton2が、第1周期Tsw1でのオン操作期間Ton1よりも長くなる。
本実施形態では、1スイッチング周期内に必ずオフ操作期間Toffが生じるように、1スイッチング周期Tsw内に最低限のオフ操作期間Toffが定められている。そのため、操作信号GSの周波数が第1,第2周波数F1,F2のいずれとなる場合においても、1スイッチング周期Tswに対するオン操作期間Tonの時比率Dr(=Ton1/Tsw1,Ton2/Tsw2)は100%よりも小さい値となる。操作信号GSにより定められる第1,第2周波数F1,F2がスイッチング周波数に相当する。
次に、DC・DCコンバータ10の動作を説明する。DC・DCコンバータ10は、制御装置30から出力される操作信号GSにより、リアクトル電流ILrが増加する第1状態と、リアクトル電流ILrが減少する第2状態とのいずれかの状態にされる。
第1状態では、操作信号GSがハイ状態となる期間であり、駆動スイッチ21がオン操作される。そのため、リアクトル22に磁気エネルギが蓄積され、リアクトル電流ILrが上昇する。
第1状態に続く第2状態では、制御装置30から出力される操作信号GSがロー状態となる期間であり、駆動スイッチ21がオフ操作される。そのため、ダイオード23、リアクトル22、及び機器70を含む閉回路が形成される。また、リアクトル22が放電を開始することで、閉回路に電流が流れ、リアクトル電流ILrが低下する。
また、制御装置30は、ピーク電流モード制御の実施下において、オン操作期間Tonの時比率がその最大値となっていることを検出した場合に、操作信号GSの周波数の切り替えが必要であることを判定する切替判定処理を実施する。また、制御装置30は、切替判定処理により、操作信号の周波数の切り替えが必要であることを判定した場合、操作信号GSの周波数を第1周波数F1から第2周波数F2に切り替える。
図4,図5は、本実施形態に係る切替判定の原理を説明する図である。図4は、1スイッチング周期Tswにおいて補償後リアクトル電流AILが指令電流IL*まで上昇している場合の補償後リアクトル電流AILと指令電流IL*との推移を示している。図5は、スイッチング周期Tswにおいて補償後リアクトル電流AILが指令電流IL*まで上昇しない場合の補償後リアクトル電流AILと指令電流IL*との推移を示している。
駆動スイッチ21のオン操作期間の増加に伴い、リアクトル22の磁気エネルギが増加し、リアクトル電流ILrが上昇する。図4では、1スイッチング周期Tsw内で操作信号GSが取り得るオン操作期間Tonの最大値となるよりも前に、補償後リアクトル電流AILが指令電流IL*まで上昇している。そのため、コンパレータ352の出力信号Coがロー状態からハイ状態に切り替わるタイミングで、操作信号GSがハイ状態からロー状態に切り替わる。このため、駆動スイッチ21がオフ操作され、リアクトル電流ILrが増加から減少に転じている。
図5では、1スイッチング周期Tsw内で操作信号GSが取り得るオン操作期間Tonの最大値を経過しても、補償後リアクトル電流AILが指令電流IL*まで上昇していない。そのため、コンパレータ352の出力信号Coは反転していない。図5に示す状態では、その後、操作信号GSがハイ状態からロー状態に切り替わることで、駆動スイッチ21がオフ操作され、リアクトル電流ILrが増加から減少に転じている。
図4,図5に示したように、1スイッチング周期Tsw内で補償後リアクトル電流AILが指令電流IL*まで上昇しない状態は、時比率Drがその最大値となっている可能性が高い。一方で、1スイッチング周期Tsw内で補償後リアクトル電流AILが指令電流IL*まで上昇している状態は、時比率Drがその最大値となっていない可能性が高い。
時比率Drがその最大値となっている状態で、入力電圧V1rの低下や、指令電圧V2*の増加が生じると、出力電圧V2rを指令電圧V2*に制御できなくなるおそれがある。そこで、制御装置30は、1スイッチング周期Tsw内におけるコンパレータ352の出力信号Coの論理反転の有無から、時比率Drがその最大値となっているか否かを判定する。制御装置30は、1スイッチング周期Tsw内においてコンパレータ352の出力信号Coがロー状態からハイ状態に切り替わっていないことを判定した場合、操作信号GSの周波数を第1周波数F1から第2周波数F2に切り替える。
次に、図6を用いて、制御装置30が実施する周波数の切替処理を説明する。図6の処理は、制御装置30により所定周期で繰り返し実施される。
ステップS10では、1スイッチング周期Tsw内においてコンパレータ352の出力信号Coの変化を監視する。ステップS11では、ステップS10での監視結果に基づいて、1スイッチング周期Tsw内においてコンパレータ352の出力信号Coがロー状態からハイ状態に切り替わったか否かを判定する。ステップS11が切替判定部に相当する。
ステップS11で否定判定した場合、ステップS12に進む。ステップS12に進む場合、操作信号GSの周波数の切り替えが必要であるため、操作信号GSの周波数を第1周波数F1から第2周波数F2に切り替える。そのため、操作信号GSにおける1スイッチング周期Tsw内でのオン操作期間Tonが増加する。
ステップS11で肯定判定した場合、ステップS13に進む。ステップS13に進む場合、操作信号GSの周波数の切り替えは不要であるため、操作信号GSの周波数を第1周波数F1に維持する。
ステップS12及びステップS13が周波数切替部に相当する。ステップS12又はS13の処理が終了すると、図6の処理を一旦終了する。
次に、本実施形態の効果を、図7を用いて説明する。
図7は、電力変換装置100の動作可能範囲を説明する図である。具体的には、横軸の入力電圧V1rに対して、縦軸を出力電圧V2rの最大出力値V2maxとする図である。図7に実線にて、操作信号GSの周波数を第1周波数F1に固定した場合の動作可能範囲を示す。また、破線にて、操作信号GSの周波数を第1周波数F1から第2周波数F2に切り替えた場合の動作可能範囲の拡大分を示す。
図7では、入力電圧V1rの低電圧側であるTV1〜TV2の範囲において、最大出力値V2maxが増加している。そのため、本実施形態において、操作信号GSの周波数を低くすることで、入力電圧V1rがTV1〜TV2の低電圧側範囲において出力電圧V2rの範囲を拡大することができる。
以上説明した本実施形態によれば以下の効果を奏する。
・制御装置30は、駆動スイッチ21の1スイッチング周期Tsw内においてコンパレータ352の出力信号Coが反転していないことを検出した場合に、操作信号GSの周波数の切り替えが必要であると判定する。そして、周波数の切り替えが必要と判定した場合は、操作信号GSの周波数を第1周波数F1よりも低い第2周波数F2に切り替えることとした。そのため、ピーク電流モード制御の実施下において、駆動スイッチ21のオン操作期間の時比率Drがその最大値となっている状態を把握することができる。また、入力電圧V1rの低電圧範囲TV1〜TV2において、出力電圧V2rの範囲を拡大することができる。
<第2実施形態>
第2実施形態では、第1実施形態と異なる構成を主に説明する。なお、第1実施形態と同一の符号を付した箇所は同一の箇所を示し、その説明は繰り返さない。
本実施形態では、コンパレータ352の出力が反転していない場合であっても、操作信号GSの周波数を第1周波数F1から第2周波数F2に切り替えない例外条件を定めていることが第1実施形態と異なる。補償後リアクトル電流AILが指令電流IL*まで上昇しておらずコンパレータ352の出力信号Coが反転しない原因として、入力電圧V1rが低すぎる場合、指令電圧V2*が高すぎる場合、及びリアクトル電流ILrが一時的に減少した場合のいずれかが想定される。
コンパレータ352の出力信号Coが反転しない原因が、リアクトル電流ILrの一時的な減少である場合、操作信号GSの周波数を低くしてしまうと、不要に出力電圧V2rを増加させるおそれがある。具体的には、入力電圧V1rと指令電圧V2*とが適正な値であるのにもかかわらず、リアクトル電流ILrが一時的に減少した状態で操作信号GSの周波数を低くすると、出力電圧V2rが増加する。
そこで、本実施形態では、制御装置30は、コンパレータ352の出力信号Coの反転しないことが、リアクトル電流ILrの一時的な減少を原因とする場合には、操作信号GSの周波数を第1周波数F1から第2周波数F2に切り替えないこととしている。
図8を用いて、第2実施形態に係る周波数切替処理を説明する。図8の処理は、制御装置30により所定周期で繰り返し実施される。
ステップS10の処理の後、ステップS21では、入力電圧V1rを取得する。ステップS22では、指令電圧V2*を取得する。
ステップS11において、1スイッチング周期Tsw内でコンパレータ352の出力信号Coが反転しなかったことを判定すると、ステップS23に進む。本実施形態では、ステップS23及びステップS24において、電力変換装置100のリアクトル電流ILrが一時的に減少したか否かを判定する。ステップS23及びステップS24が原因判定部に相当する。
まず、ステップS23では、入力電圧V1rが入力電圧閾値TH1以下であるか否かを判定する。本実施形態では、入力電圧閾値TH1を、周波数を第1周波数F1とし、かつオン操作期間Tonの時比率Drをその最大値とした状態における操作信号GSを用いて駆動スイッチ21を操作したとしても、出力電圧V2rを指令電圧V2*に制御できない場合の入力電圧V1rの上限値に定めている。
ステップS23において肯定判定した場合、ステップS12に進む。ステップS12に進む場合、1スイッチング周期Tsw内でコンパレータ352の出力信号Coが反転しない原因は、入力電圧V1rが低いことにあるため、操作信号GSの周波数を第1周波数F1から第2周波数F2に切り替える。
入力電圧V1rが入力電圧閾値TH1よりも大きい場合、ステップS23において否定判定し、ステップS24に進む。ステップS24では、指令電圧V2*が出力電圧閾値TH2以上であるか否かを判定する。本実施形態では、出力電圧閾値TH2を、次のように定めている。すなわち、周波数が第1周波数F1であり、かつオン操作期間Tonの時比率Drがその最大値とした状態における操作信号GSを用いて駆動スイッチ21を操作したとしても、出力電圧V2rを指令電圧V2*に制御できない場合の指令電圧V2*の下限値に定めている。
ステップS24において肯定判定した場合、ステップS12に進む。ステップS12に進む場合、1スイッチング周期Tsw内でコンパレータ352の出力信号Coが反転しない原因は、指令電圧V2*が高すぎることにあるため、操作信号GSの周波数を第1周波数F1から第2周波数F2に変更する。
指令電圧V2*が出力電圧閾値TH2よりも小さい場合、ステップS24において否定判定し、ステップS13に進む。ステップS13に進む場合、1スイッチング周期Tsw内でコンパレータ352の出力信号Coが反転しない原因は、リアクトル電流ILrが一時的に減少したことにあるとみなし、操作信号GSの周波数を第1周波数F1に維持する。
ステップS12又はステップS13の処理が終了すると、図8の処理を一旦終了する。
以上説明した本実施形態によれば以下の効果を奏する。
・制御装置30は、1スイッチング周期Tsw内でコンパレータ352の出力信号Coが反転しない場合に、リアクトル電流ILrが指令電流IL*まで上昇しなかった原因がリアクトル電流ILrの一時的な低下に基づくものであるか否かを、入力電圧V1r、及び指令電圧V2*に基づいて判定する。原因がリアクトル電流ILrの一時的な低下に基づくものであると判定した場合は、操作信号GSを第1周波数F1に維持する。この場合、出力電圧V2rを不要に増加させてしまうことを防止し、機器70に対する電力の供給を安定化させることができる。
<第2実施形態の変形例1>
図9を用いて、第2実施形態の変形例1に係る周波数切替処理を説明する。図9の処理は、制御装置30により所定周期で繰り返し実施される。
ステップS11において1スイッチング周期Tsw内でコンパレータ352の出力信号Coが反転しなかったことを判定すると、ステップS31に進む。ステップS31では、入力電圧V1rが入力電圧閾値TH1以下であるか否かを判定する。
ステップS31において否定判定した場合、ステップS13に進む。一方、ステップS31において肯定判定した場合、ステップS32に進む。ステップS32では、指令電圧V2*が出力電圧閾値TH2以上であるか否かを判定する。
ステップS32において肯定判定した場合、ステップS12に進む。ステップS12に進む場合、操作信号GSの周波数を第1周波数F1から第2周波数F2に切り替える。
ステップS32において否定判定した場合、ステップS13に進む。ステップS13に進む場合、1スイッチング周期Tsw内でコンパレータ352の出力信号Coが反転しない原因は、リアクトル電流ILrが一時的に減少したことにあるとみなし、操作信号GSの周波数を第1周波数F1に維持する。
ステップS12又はステップS13の処理が終了すると、図9の処理を一旦終了する。
以上説明した第2実施形態の変形例1によれば、第2実施形態と同様の効果を奏する。
<第2実施形態の変形例2>
本実施形態では、入力電圧V1rに対する指令電圧V2*の比が所定値よりも小さい場合に、コンパレータ352の出力が反転しなかった原因が、リアクトル電流ILrの一時的な減少にあると判定する。
図10を用いて、第2実施形態の変形例2に係る周波数切替処理を説明する。図10の処理は、制御装置30により所定周期で繰り返し実施される。
ステップS11において1スイッチング周期Tsw内でコンパレータ352の出力信号Coが反転しなかったことを判定すると、ステップS41に進む。ステップS41では、入力電圧V1rに対する指令電圧V2*の比を示す判定比が判定閾値TH3以上であるか否かを判定する。ここで、同じ指令電圧V2*であれば、入力電圧V1rが低くなるほど、ステップS41で算出される判定比(V2*/V1r)が高い値となる。また、同じ入力電圧V1rであれば、指令電圧V2*が高くなるほど、ステップS41で算出される判定比が高い値となる。さらに、入力電圧V1rが低く、かつ指令電圧V2*が低い場合や、入力電圧V1rが高く、かつ指令電圧V2*が高い場合は、判定比が所定値よりも高い値とならない。
なお、本実施形態では、周波数が第1周波数F1であり、かつオン操作期間Tonの時比率Drがその最大値となる場合における操作信号GSを用いて駆動スイッチ21を操作したとしても、出力電圧V2rを指令電圧V2*に制御できない場合の入力電圧V1rの上限値と、指令電圧V2*の下限値との比により判定閾値TH3を定めている。
ステップS41において肯定判定した場合、ステップS12に進み、操作信号GSの周波数を第1周波数F1から第2周波数F2に切り替える。一方、判定比が判定閾値TH3よりも小さく、ステップS41において否定判定した場合、ステップS13に進み、操作信号GSの周波数を第1周波数F1に維持する。
以上説明した第2実施形態の変形例2によれば、第2実施形態と同様の効果を奏する。
<第2実施形態の変形例3>
本実施形態では、リアクトル電流ILrの低下速度が所定値以上である場合に、コンパレータ352の出力が反転しなかった原因が、リアクトル電流ILrの一時的な減少にあると判定する。
図11を用いて、第2実施形態の変形例3に係る周波数切替処理を説明する。図11の処理は、制御装置30により所定周期で繰り返し実施される。
ステップS51では、1スイッチング周期Tswにおける補償後リアクトル電流AILの最大値である最大電流Imを検出する。なお、ステップS51において、補償後リアクトル電流AILの最大値に代えて、リアクトル電流ILrの最大値を最大電流Imとしてもよい。
ステップS11において、1スイッチング周期Tsw内でコンパレータ352の出力信号Coが反転しなかったことを判定すると、ステップS52に進む。ステップS52では、ステップS51で検出した補償後リアクトル電流AILの最大電流Imの低下速度を算出する。例えば、最大電流Imの検出周期毎での最大電流Imの低下量を算出し、算出した低下量を検出周期で除算することで、低下速度Vdを算出する。
ステップS53では、ステップS52で算出した低下速度Vdが速度閾値THVより小さいか否かを判定する。低下速度Vdが速度閾値THVより小さいと判定すれば、ステップS12に進み、操作信号GSの周波数を第1周波数F1から第2周波数F2に切り替える。
低下速度Vdが速度閾値THV以上であると判定すると、ステップS13に進み、操作信号GSの周波数を第1周波数F1に維持する。
以上説明した第2実施形態の変形例3によれば、第2実施形態と同様の効果を奏する。
<第3実施形態>
第3実施形態では、第1実施形態と異なる構成を主に説明する。なお、第1実施形態と同一の符号を付した箇所は同一の箇所を示し、その説明は繰り返さない。
本実施形態では、DC・DCコンバータ10aは、昇圧チョッパ型のコンバータである。図12は、第3実施形態に係る電力変換装置100の構成図である。
主回路40は、リアクトル24と、駆動スイッチ25と、ダイオード26とを備えている。リアクトル24は、第3配線LP3に直列接続されている。リアクトル24の第2端には、第3配線LP3に直列接続されたダイオード26のアノードが接続されている。ダイオード26のカソードは、第3配線LP3において平滑コンデンサ12側に接続されている。また、第3配線LP3において、リアクトル24の第2端と、ダイオード26のアノードとの間には、駆動スイッチ25のドレインが接続されている。
また、電流センサ33が、第1配線LP1において、フィルタコンデンサ11の接続点と、主回路40との間に接続されている。これにより、電流センサ33は、直流電源60のプラス端子から主回路40に流れ込む電流をリアクトル電流ILrとして検出する。
本実施形態においても、制御装置30は、ピーク電流モード制御を実施する。具体的には、制御装置30は、リアクトル電流ILrを指令電流IL*に制御すべく、駆動スイッチ25を操作する。そして、制御装置30は、1スイッチング周期Tswにおける、コンパレータ352の出力信号Coの反転の有無により、オン操作期間Tonの時比率Drがその最大値となっている状態を判定する。
以上説明した第3実施形態によれば、昇圧型のDC・DCコンバータ10aにおいても第2実施形態と同様の効果を奏する。
<その他の実施形態>
・DC・DCコンバータの備える主回路は、駆動スイッチを2つ以上備える構成であってもよい。この場合において、制御装置30が、各駆動スイッチに対してピーク電流モード制御を実施する構成としてもよい。
・DC・DCコンバータ10は、トランスを備える絶縁型の降圧コンバータ又は絶縁型の昇圧コンバータであってもよい。
・電流センサ33の位置は、駆動スイッチのソース側に設けられていても良い。また、主回路20,40が駆動スイッチを2つ以上備える構成である場合、各駆動スイッチのドレイン又はソース側に電流センサがそれぞれ設けられていてもよい。
21…駆動スイッチ、22…リアクトル、30…制御装置、44…電流制御部、45…信号生成部、352…コンパレータ。

Claims (4)

  1. リアクトル(22,24)と、オン・オフ操作される駆動スイッチ(21,25)と、前記リアクトルに流れるリアクトル電流を検出する電流検出部(33)と、前記駆動スイッチの1スイッチング周期を定める基本信号を生成する信号生成部(45)と、を備える電力変換装置に適用される電力変換装置の制御装置(30)において、
    前記リアクトル電流が指令電流まで上昇した場合に出力を反転させるコンパレータ(352)を有し、前記基本信号により定められたオン操作期間内において前記コンパレータの出力が反転した場合に前記駆動スイッチをオフ操作するピーク電流モード制御を実施する電流制御部と、
    前記ピーク電流モード制御の実施下において、前記1スイッチング周期内で前記コンパレータの出力が反転していないことを検出した場合に、前記駆動スイッチのスイッチング周波数の切替えが必要であると判定する切替判定部と、
    前記切替判定部により前記スイッチング周波数の切替えが必要であると判定されない場合は、前記スイッチング周波数を第1周波数にし、前記スイッチング周波数の切替えが必要であると判定された場合は、前記スイッチング周波数を前記第1周波数から前記第1周波数よりも低い第2周波数に切り替える周波数切替部と、を備える電力変換装置の制御装置。
  2. 前記電力変換装置の入力電圧を検出する電圧検出部と、
    前記切替判定部により前記周波数の切替えが必要であると判定された場合に、前記リアクトル電流が前記指令電流に達しなかった原因が、前記リアクトル電流の一時的な低下に基づくものであるか否かを、前記リアクトル電流、前記入力電圧、及び出力電圧の指令値の少なくとも1つに基づいて判定する原因判定部と、を備え、
    前記周波数切替部は、前記原因判定部により前記原因が前記リアクトル電流の一時的な低下に基づくものであると判定された場合、前記切替判定部の判定結果にかかわらず、前記スイッチング周波数を前記第1周波数に維持する請求項1に記載の電力変換装置の制御装置。
  3. 前記原因判定部は、前記入力電圧が所定の入力電圧閾値より大きい場合、及び前記出力電圧の指令値が所定の出力電圧閾値より小さい場合の少なくともいずれかの場合に、前記原因が前記リアクトル電流の一時的な低下に基づくものであると判定する請求項2に記載の電力変換装置の制御装置。
  4. 前記原因判定部は、前記入力電圧に対する前記出力電圧の指令値の比が判定閾値より小さい場合に、前記原因が前記リアクトル電流の一時的な低下に基づくものであると判定する請求項2に記載の電力変換装置の制御装置。
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