JP2009303347A - Dc−dcコンバータの制御回路 - Google Patents
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Abstract
【課題】高効率で、かつDC−DCコンバータの出力電圧の変動を小さく抑えることのできる制御回路を提供する。
【解決手段】負荷状態判定部1が、DC−DCコンバータ1000の出力の負荷状態が、通常負荷状態であるか、第1の軽負荷状態であるか、第1の軽負荷状態よりもさらに軽負荷の第2の軽負荷状態であるか、の3段階で判定し、スイッチング素子制御部2が、負荷状態判定部1の判定に応じて、DC−DCコンバータ1000のハイサイドスイッチング素子SW1の導通制御信号HSおよびローサイドスイッチング素子SW2の導通制御信号LSを3通りに切り替える。
【選択図】図1
【解決手段】負荷状態判定部1が、DC−DCコンバータ1000の出力の負荷状態が、通常負荷状態であるか、第1の軽負荷状態であるか、第1の軽負荷状態よりもさらに軽負荷の第2の軽負荷状態であるか、の3段階で判定し、スイッチング素子制御部2が、負荷状態判定部1の判定に応じて、DC−DCコンバータ1000のハイサイドスイッチング素子SW1の導通制御信号HSおよびローサイドスイッチング素子SW2の導通制御信号LSを3通りに切り替える。
【選択図】図1
Description
本発明は、DC−DCコンバータの制御回路に関する。
直流電圧の入力を受けて所定の直流電圧を出力するDC−DCコンバータでは、スイッチング素子のオン/オフを制御して出力電圧を安定化させる。そのスイッチング素子を制御する制御方式としては、DC−DCコンバータの出力電圧と基準電圧を比較して、その誤差電圧が最小となるようにスイッチング素子の駆動信号のパルス幅を変化させるPWM(パルス幅変調)方式が広く用いられている。
このPWM方式には、DC−DCコンバータの負荷が軽負荷となった場合にもスイッチング素子のオン/オフによる電力消費が発生するため、負荷で消費する電力よりもスイッチング素子で消費する電力が大きくなり、電力消費の効率が悪化するという問題があった。
これを改善するために、従来、デューティ比が所定の最小値以上となるように駆動信号を生成し、かつ出力電圧が基準電圧よりも高く設定される第1しきい値電圧に達してから、第1しきい値電圧よりも低く設定される第2しきい値電圧に降下するまでの期間、スイッチング素子の駆動を停止する制御方法が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
しかし、上述の提案の方法では、電力消費の効率は向上するが、スイッチング素子を急激に停止させるため、そのときの出力電圧の変動が大きい、という問題があった。
特開2006−174630号公報
そこで、本発明の目的は、高効率で、かつDC−DCコンバータの出力電圧の変動を小さく抑えることのできる制御回路を提供することにある。
本発明の一態様によれば、スイッチング素子により出力電圧が制御されるDC−DCコンバータの制御回路であって、前記DC−DCコンバータの出力の負荷状態が、通常負荷状態であるか、第1の軽負荷状態であるか、前記第1の軽負荷状態よりもさらに軽負荷の第2の軽負荷状態であるか、の3段階で判定する負荷状態判定手段と、前記負荷状態判定手段の判定に応じて、前記スイッチング素子の導通制御信号を3通りに切り替えるスイッチング素子制御手段とを備えることを特徴とする制御回路が提供される。
本発明によれば、高効率で、かつDC−DCコンバータの出力電圧の変動を小さく抑えることができる。
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施例に係る制御回路の構成の例を示すブロック図である。本実施例の制御回路は、DC−DCコンバータ1000のハイサイドスイッチング素子SW1およびローサイドスイッチング素子SW2の導通を制御して、負荷RLの負荷状態が変化しても負荷RLに供給する出力電圧VOUTを一定に保つように、DC−DCコンバータ1000を制御する制御回路である。
DC−DCコンバータ1000は、ハイサイドスイッチング素子SW1が導通すると、入力端子VINからインダクタLを介してキャパシタCへ電流を流し、キャパシタCを充電する。一方、ローサイドスイッチング素子SW2が導通すると、DC−DCコンバータ1000は、キャパシタCに充電された電荷をインダクタLを介して接地端子へ放電する。キャパシタCの端子電圧が、出力電圧VOUTとして負荷RLへ供給される。
本実施例の制御回路は、DC−DCコンバータ1000の出力電圧VOUTの変動を検出して、DC−DCコンバータ1000のハイサイドスイッチング素子SW1およびローサイドスイッチング素子SW2の導通をそれぞれ制御する、ハイサイド導通制御信号HSおよびローサイド導通制御信号LSを出力する。
本実施例の制御回路は、負荷RLの負荷状態が通常負荷状態であるときは、従来と同様、PWM信号による制御を行う。
そのために、本実施例の制御回路は、DC−DCコンバータ1000の出力電圧VOUTの抵抗R1およびR2による分圧電圧を基準電圧Vrefと比較するコンパレータ31と、コンパレータ31から出力される誤差電圧を、入力端子VINからDC−DCコンバータ1000へ流れる電流を電圧に変換する電流/電圧変換部32の出力IOUTと比較するコンパレータ33と、コンパレータ33から出力されるPWMCMP信号によりパルス幅が変調されるPWM信号を生成するPWM信号生成部34と、を備える。
PWM信号生成部34により生成されるPWM信号は、負荷RLの負荷が軽い方へ変動して出力電圧VOUTが上昇したときは低レベル期間が長くなり、負荷RLの負荷が重い方へ変動して出力電圧VOUTが下降したときは高レベル期間が長くなる。
本実施例の制御回路は、負荷RLの負荷状態が通常負荷状態であるときは、このPWM信号生成部34から出力されるPWM信号によりハイサイド導通制御信号HSおよびローサイド導通制御信号LSを生成し、DC−DCコンバータ1000を制御する。
しかし、負荷RLの負荷状態が軽負荷状態に変化すると、本実施例の制御回路は、PWM信号による制御から離脱し、その負荷状態が、第1の軽負荷状態であるか、あるいは、さらに軽負荷の第2の軽負荷状態であるか、によって、固定周期の最小パルス幅オン信号による制御、あるいは、強制オフ信号による制御に、切り替える。
そのために、本実施例の制御回路は、負荷状態判定部1と、スイッチング素子制御部2と、を有する。
負荷状態判定部1は、負荷RLが軽負荷になるほど、PWM信号生成部34から出力されるPWM信号の低レベル期間が長くなり、また、コンパレータ31から出力される誤差電圧のレベルが低下することを利用して、負荷RLの負荷状態を判定する。
そこで、負荷状態判定部1は、PWM信号生成部34から出力されるPWM信号の低レベルの継続時間を測定する低レベル期間測定部11と、コンパレータ31から出力される誤差電圧を予め定めたしきい値電圧Vtと比較し、比較結果信号MDを出力するコンパレータ12と、低レベル期間測定部11の測定結果とコンパレータ12の比較結果にもとづいて負荷状態を判定する判定部13と、を備える。
判定部13は、低レベル期間測定部11により測定されたPWM信号の低レベル継続時間が予め定めた所定時間より短いときは、通常負荷状態であると判定する。
一方、低レベル期間測定部11により測定されたPWM信号の低レベル継続時間が予め定めた所定時間より長く、かつ、コンパレータ31から出力される誤差電圧がしきい値電圧Vtより高いとコンパレータ12により判定されたときは、判定部13は、第1の軽負荷状態であると判定する。
これに対して、低レベル期間測定部11により測定されたPWM信号の低レベル継続時間が予め定めた所定時間より長く、かつ、コンパレータ31から出力される誤差電圧がしきい値電圧Vtより低いとコンパレータ12により判定されたときは、判定部13は、第2の軽負荷状態であると判定する。
スイッチング素子制御部2は、ハイサイドスイッチング素子SW1を最短時間導通させる固定周期の最小パルス幅オン信号を生成する最小パルス幅オン信号生成部21と、ハイサイドスイッチング素子SW1およびローサイドスイッチング素子SW2を非導通にする強制オフ信号を生成する強制オフ信号生成部22と、負荷状態判定部1による負荷状態の判定にもとづいて、ハイサイド導通制御信号HSおよびローサイド導通制御信号LSを3通りに切り替える導通制御信号切り替え部23と、を備える。
導通制御信号切り替え部23は、負荷状態判定部1の判定が通常負荷状態であるときは、ハイサイド導通制御信号HSおよびローサイド導通制御信号LSをPWM信号生成部34から出力されるPWM信号とし、負荷状態判定部1の判定が第1の軽負荷状態であるときは、ハイサイド導通制御信号HSおよびローサイド導通制御信号LSを最小パルス幅オン信号生成部21から出力される固定周期の最小パルス幅オン信号とし、負荷状態判定部1の判定が第2の軽負荷状態であるときは、ハイサイド導通制御信号HSおよびローサイド導通制御信号LSを強制オフ信号生成部22から出力される強制オフ信号とする。
図2は、PWM信号生成部34および低レベル期間測定部11の具体的な回路の構成の例を示す回路図である。
PWM信号生成部34は、オシレータ341の発振信号OSCの立ち下りによりセットされ、コンパレータ33から出力されるPWMCMP信号が低レベルである期間はリセット状態であるラッチ342を有し、このラッチ342の出力が、PWM信号として出力される。
したがって、PWM信号が低レベルである期間は、PWMCMP信号が低レベルである期間によって決定される。
そこで、低レベル期間測定部11は、PWMCMP信号の低レベル期間の開始を検出するカウンタ111およびラッチ112と、PWMCMP信号の低レベル期間の終了を検出するカウンタ121およびラッチ122と、を有する。
カウンタ111は、PWMCMP信号が高レベルから低レベルへ変化したときにカウントを開始し、その低レベル期間が発振信号OSCの所定クロック数継続したときに、出力CAを‘H’とする。カウンタ111の出力CAが‘H’になると、ラッチ112がセットされる。
すなわち、PWM信号が所定期間低レベルであると、PWMCMP信号の低レベル期間の開始を示す信号として、ラッチ112が、出力LAに‘H’を出力する。
このラッチ112の出力LAが‘H’になると、カウンタ121はリセットされる。また、ラッチ112の出力LAが‘H’になると、オシレータ341は発振を停止する。
なお、カウンタ111およびラッチ112は、PWMCMP信号の次の立ち上りでリセットされる。
ラッチ112がリセットされると、ラッチ122はセットされ、その出力LBは、‘H’となる。
また、ラッチ112がリセットされると、オシレータ341は発振を再開する。
カウンタ121は、PWMCMP信号が低レベルから高レベルへ変化したときにカウントを開始し、その高レベル期間が発振信号OSCの所定クロック数継続したときに、出力CBを‘H’とする。カウンタ121の出力CBが‘H’になると、ラッチ122がリセットされる。
すなわち、PWM信号が高レベルへ立ち上がった後、所定期間高レベルであると、PWMCMP信号の低レベル期間の終了を示す信号として、ラッチ122の出力LBが所定期間‘H’を出力する。
ラッチ112の出力LAおよびラッチ122の出力LBは、判定部13へ入力される。
次に、本実施例の制御回路の動作について、図3および図4を用いて説明する。なお、ここでは、低レベル期間測定部11のカウンタ111およびカウンタ121でカウントする所定のクロック数が2である場合を例にとって説明する。
図3は、負荷RLの状態が、通常負荷状態から、第1の軽負荷状態、第2の軽負荷状態へと、次第に軽負荷になったときの動作を示す。
まず、負荷RLが通常負荷状態であるときは、オシレータ341の発振信号OSCの立ち下り(例えば、時刻t11)で立ち上がり、PWMCMP信号の立ち下り(例えば、時刻t12)で立ち上がるPWM信号が出力される。
このPWM信号の立ち上りで、低レベル期間測定部11のカウンタ111およびラッチ112は、ともにリセットされる。
一方、低レベル期間測定部11のカウンタ121は、PWM信号の立ち上りでカウントを開始し、オシレータ341の発振信号OSCのクロック2個分のカウントを行った時点で出力CBに‘H’を出力している。カウンタ121の出力CBが‘H’のとき、ラッチ122はリセットされる。
したがって、負荷RLが通常負荷状態であるとき、低レベル期間測定部11から出力されるラッチ112の出力LAおよびラッチ122の出力LBは、ともに‘L’である。
また、コンパレータ31から出力される誤差電圧がしきい値電圧Vtより高いので、コンパレータ12から出力される比較結果信号MDは、‘H’である。
このラッチ112の出力LA、ラッチ122の出力LBおよびコンパレータ12からの比較結果信号MDを受けて、負荷状態判定部1の判定部13は、負荷RLが通常負荷状態である、と判定する。
この負荷状態判定部1からの判定を受けたとき、スイッチング素子制御部2の導通制御信号切り替え部23は、ハイサイド導通制御信号HSとしてPWM信号を出力し、ローサイド導通制御信号LSとしてPWM信号の反転信号を出力する。
その後、負荷RLの負荷が軽くなり、時刻t13で電流/電圧変換部32の出力IOUTが低くなり、時刻t14でDC−DCコンバータ1000の出力電圧VOUTが高くなると、コンパレータ33から出力されるPWMCMP信号の低レベル期間が長くなる。その期間が、オシレータ341の発振信号OSCの時刻t15、t16で発生するクロック2個分継続すると、低レベル期間測定部11のカウンタ111の出力CAが‘H’となり、ラッチ112の出力LAが‘H’となる。
ラッチ112の出力LAが‘H’になると、カウンタ121はリセットされ、その出力CBは‘L’となるが、ラッチ122の出力LBは‘L’のままである。
また、コンパレータ31から出力される誤差電圧がしきい値電圧Vtよりも依然として高いので、コンパレータ12から出力される比較結果信号MDも、‘H’のままである。
このように、ラッチ112の出力LAが‘H’、ラッチ122の出力LBが‘L’、コンパレータ12の比較結果信号MDが‘H’のとき、負荷状態判定部1の判定部13は、負荷RLが第1の軽負荷状態である、と判定する。
この負荷状態判定部1からの判定を受けたとき、スイッチング素子制御部2の導通制御信号切り替え部23は、ハイサイド導通制御信号HSとして、最小パルス幅オン信号生成部21から出力される固定周期の最小パルス幅オン信号を出力し、ローサイド導通制御信号LSとして、その反転信号を出力する。
この最小パルス幅オン信号の固定周期は、例えば、時刻t16からt17の期間であり、オシレータ341の発振信号OSCの発信周期に比べて、かなり長い周期である。従って、負荷RLが第1の軽負荷状態であるとき、ハイサイドスイッチング素子SW1およびローサイドスイッチング素子SW2のスイッチング頻度は、通常負荷状態のときに比べて、かなり低くなる。
その後、時刻t18で電流/電圧変換部32の出力IOUTがさらに低くなり、時刻t19でDC−DCコンバータ1000の出力電圧VOUTがさらに高くなって、コンパレータ31から出力される誤差電圧がしきい値電圧Vtよりも低くなると、コンパレータ12から出力される比較結果信号MDが、‘L’へ変化する。
コンパレータ12の比較結果信号MDが‘L’へ変化すると、負荷状態判定部1の判定部13は、負荷RLが第2の軽負荷状態である、と判定する。
この負荷状態判定部1からの判定を受けたとき、スイッチング素子制御部2の導通制御信号切り替え部23は、ハイサイド導通制御信号HSおよびローサイド導通制御信号LSとして、強制オフ信号生成部22から出力される強制オフ信号を出力する。
これにより、ハイサイドスイッチング素子SW1およびローサイドスイッチング素子SW2はともに非導通となり、DC−DCコンバータ1000の出力はハイインピーダンス状態となる。
次に、図4に、負荷RLが、第2の軽負荷状態から、第1の軽負荷状態を経て、通常負荷状態へ戻るときの動作を示す。
コンパレータ12の比較結果信号MDが‘L’で、負荷状態判定部1の判定部13により負荷RLが第2の軽負荷状態と判定されていたときに、時刻t21で電流/電圧変換部32の出力IOUTが上昇し、時刻t22でDC−DCコンバータ1000の出力電圧VOUTが下降して、コンパレータ31から出力される誤差電圧がしきい値電圧Vtよりも高くなると、コンパレータ12から出力される比較結果信号MDが、‘H’へ変化する。
コンパレータ12から出力される比較結果信号MDが‘H’へ変化すると、負荷状態判定部1の判定部13は、負荷RLが第1の軽負荷状態になった、と判定する。
この負荷状態判定部1からの判定を受けて、スイッチング素子制御部2の導通制御信号切り替え部23は、ハイサイド導通制御信号HSとして、最小パルス幅オン信号生成部21から出力される固定周期の最小パルス幅オン信号を出力し、ローサイド導通制御信号LSとして、その反転信号を出力する。
その後、時刻t23で電流/電圧変換部32の出力IOUTがさらに高くなり、時刻t24でDC−DCコンバータ1000の出力電圧VOUTがさらに低くなると、コンパレータ33から出力されるPWMCMP信号が‘H’へ変化する。
PWMCMP信号が‘H’へ変化すると、カウンタ111およびラッチ112がリセットされ、それぞれの出力CAおよびLAが、ともに‘L’となる。
ラッチ112の出力LAが‘L’になると、ラッチ122がセットされるとともに、オシレータ341が発振を開始する。オシレータ341が発振を開始すると、その立ち下り(時刻t25)で、ラッチ342がセットされ、その出力のPWM信号が‘H’へ変化する。
PWM信号が‘H’へ変化すると、その高レベルが所定期間継続するかを検出するために、カウンタ121がカウントを開始する。オシレータ341の発振信号OSCのクロック2個分のカウントを行う時点(時刻t26)までPWM信号の高レベルが継続していると、カウンタ121の出力CBが‘H’へ変化する。
カウンタ121の出力CBが‘H’へ変化すると、ラッチ122がリセットされ、その出力LBが‘L’へ変化する。
このように、コンパレータ12の比較結果信号MDが‘H’のときに、ラッチ112の出力LAが‘L’、ラッチ122の出力LBが‘L’となると、負荷状態判定部1の判定部13は、負荷RLが通常負荷状態になった、と判定する。
この負荷状態判定部1からの判定を受けて、スイッチング素子制御部2の導通制御信号切り替え部23は、ハイサイド導通制御信号HSとしてPWM信号を出力し、ローサイド導通制御信号LSとしてPWM信号の反転信号を出力する。
これにより、DC−DCコンバータ1000の制御は通常のPWM信号による制御に戻り、PWM信号生成部34が、PWM信号を継続して発生させる。
このような本実施例によれば、DC−DCコンバータ出力の負荷状態を、通常負荷状態、第1の軽負荷状態、第2の軽負荷状態の3段階で判定し、その負荷状態に応じて、DC−DCコンバータのスイッチング素子の制御を、通常サイクルのPWM信号による制御、長周期に固定した最小パルス幅オン信号による制御、強制オフ信号による制御、に切り替える。この切り替えにより、駆動する負荷の状態が変化しても、DC−DCコンバータの出力電圧の振動を小さくすることができ、DC−DCコンバータの電力消費の高効率化と、出力電圧の安定化を両立させることができる。
1 負荷状態判定部
2 スイッチング素子制御部
11 低レベル期間測定部
12 コンパレータ
12 判定部
21 最小パルス幅オン信号生成部
22 強制オフ信号生成部
23 導通制御信号切り替え部
31、33 コンパレータ
32 電流/電圧変換部
34 PWM信号生成部
111、121 カウンタ
112、122 ラッチ
341 オシレータ
342 ラッチ
1000 DC−DCコンバータ
SW1 ハイサイドスイッチング素子
SW2 ローサイドスイッチング素子
L インダクタ
C キャパシタ
RL 負荷
R1、R2 抵抗
2 スイッチング素子制御部
11 低レベル期間測定部
12 コンパレータ
12 判定部
21 最小パルス幅オン信号生成部
22 強制オフ信号生成部
23 導通制御信号切り替え部
31、33 コンパレータ
32 電流/電圧変換部
34 PWM信号生成部
111、121 カウンタ
112、122 ラッチ
341 オシレータ
342 ラッチ
1000 DC−DCコンバータ
SW1 ハイサイドスイッチング素子
SW2 ローサイドスイッチング素子
L インダクタ
C キャパシタ
RL 負荷
R1、R2 抵抗
Claims (5)
- スイッチング素子により出力電圧が制御されるDC−DCコンバータの制御回路であって、
前記DC−DCコンバータの出力の負荷状態が、通常負荷状態であるか、第1の軽負荷状態であるか、前記第1の軽負荷状態よりもさらに軽負荷の第2の軽負荷状態であるか、の3段階で判定する負荷状態判定手段と、
前記負荷状態判定手段の判定に応じて、前記スイッチング素子の導通制御信号を3通りに切り替えるスイッチング素子制御手段と
を備えることを特徴とする制御回路。 - 前記スイッチング素子制御手段は、
前記負荷状態判定手段の判定が前記通常負荷状態であるときは、前記DC−DCコンバータの出力電圧と基準電圧との誤差電圧に応じてパルス幅が変化するPWM信号を前記導通制御信号とし、
前記負荷状態判定手段の判定が前記第1の軽負荷状態であるときは、固定周期の最小パルス幅オン信号を前記導通制御信号とし、
前記負荷状態判定手段の判定が前記第2の軽負荷状態であるときは、前記スイッチング素子を非導通にする強制オフ信号を前記導通制御信号とする
ことを特徴とする請求項1に記載の制御回路。 - 前記負荷状態判定手段は、
前記PWM信号の低レベル継続時間を測定して、
前記低レベル継続時間が予め定めた所定時間より短いときは前記通常負荷状態であると判定し、
前記低レベル継続時間が前記所定時間より長く、かつ前記誤差電圧が予め定めたしきい値より高いときは前記第1の軽負荷状態であると判定し、
前記低レベル継続時間が前記所定時間より長く、かつ前記誤差電圧が予め定めたしきい値より低いときは前記第2の軽負荷状態であると判定する
ことを特徴とする請求項2に記載の制御回路。 - 前記負荷状態判定手段が、前記誤差電圧と前記しきい値とを比較するコンパレータを有する
ことを特徴とする請求項3に記載の制御回路。 - 前記スイッチング素子制御手段が、前記コンパレータの出力信号により、前記最小パルス幅オン信号と、前記強制オフ信号との切り替えを行う
ことを特徴とする請求項4に記載の制御回路。
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