JP2019092264A - モータ及びモータの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ブラシレスモータは、折返し部102を有した給電ターミナル95と、折返し部102の内側に配置されて給電ターミナル95と電気的に接続される巻線24とを備える。給電ターミナル95は、その素材である圧延板材の圧延方向Z1と折返し部102の折返される方向Z2とが一致するように形成される。
【選択図】図6
Description
図1に示すように、本実施形態のブラシレスモータMは、例えば車両のエンジンに付随して設けられる電動可変バルブタイミング(電動VCT)装置に用いられるモータである。ブラシレスモータMは、ランデル型モータにて構成されるモータ本体11に対し、モータ本体11を駆動制御するための制御回路12が一体的に組み付けられて構成されている。
[ステータ]
図1及び図2に示すように、ステータ20は、円環状のステータコア21を有している。ステータコア21には、径方向内側に向かって延出される複数のティース22が周方向に等ピッチで設けられている。各ティース22は、径方向内側端がT字状をなすティース形状をなし、その径方向内周面が回転軸14の回転軸線Lを中心とした円弧面にて形成されている。各ティース22には、インシュレータ23を介して3相の巻線のそれぞれが巻回されている。具体的には、12個のティース22には、周方向に3相巻線、すなわちU相巻線24、V相巻線25、W相巻線26が順番に例えば集中巻きにて巻回されている。そして、これら巻回した巻線24,25,26に3相の駆動電流が供給されてステータ20に回転磁界を形成し、ステータ20の内側に配置したロータ30を正逆回転させる。
図1〜図3に示すように、ロータ30は、第1及び第2ロータコア31,41と、界磁磁石50と、整流磁石51と、センサマグネット55とを有している。
第1ロータコア31は、例えば軟磁性材料よりなる電磁鋼板にて形成され、エンドフレーム70側に配置される。第1ロータコア31は、略円板状の第1コアベース32を有し、その中心位置に軸方向に貫通する貫通穴32aが形成されている。貫通穴32aのエンドフレーム70側の外周部には、略円筒状のボス部32bが突出形成されている。貫通穴32aとボス部32bとは、バーリング加工にて同時に形成される。
第1コアベース32の外周面32cには、等間隔に複数(本実施形態では4つ)の第1爪状磁極33が径方向外側に突出されるとともに軸方向に延出形成されている。ここで、第1爪状磁極33において、第1コアベース32の外周面32cから径方向外側に突出した部分を第1基部34といい、軸方向に屈曲された先端部分を第1磁極部35という。
第2ロータコア41は、第1ロータコア31と同一材質及び同形状であって、ヨークハウジング60の底部側に配置される。第2ロータコア41は、円板状の第2コアベース42を有し、その中心位置に軸方向に貫通する貫通穴42aが形成されている。貫通穴42aのヨークハウジング60側の外周部には、略円筒状のボス部42bが突出形成されている。貫通穴42aとボス部42bとは、バーリング加工にて同時に形成される。
第2コアベース42の外周面42cには、等間隔に複数(本実施形態では4つ)の第2爪状磁極43が径方向外側に突出されるとともに軸方向に延出形成されている。ここで、第2爪状磁極43において、第2コアベース42の外周面42cから径方向外側に突出した部分を第2基部44といい、軸方向に屈曲された先端部分を第2磁極部45という。
また、第2磁極部45の径方向外側面46は、軸直交方向断面形状が回転軸14の回転軸線Lを中心とする同心円形状の円弧面を有し、その径方向外側面46に2つの補助溝47を有している。
図3に示すように、界磁磁石50は、円板状の永久磁石であって、その中央部に貫通穴50aが形成されている。界磁磁石50は、その貫通穴50aに円筒状のスリーブ50bが貫挿されている。スリーブ50bは、本実施形態では回転軸14と同じステンレス製(非磁性)にて形成されている。界磁磁石50の外径は、第1及び第2コアベース32,42の外径と一致するように設定されている。従って、界磁磁石50の外周面50cが第1及び第2コアベース32,42の外周面32c,42cと面一となる。
ロータ30は、界磁磁石50の外周側に補助磁石としての整流磁石51を備えている。
図3に示すように、整流磁石51は、円環状をなすよう形成され、背面磁石部52,53と極間磁石部54とを有し、背面磁石部52,53及び極間磁石部54のそれぞれの磁気的機能により第1及び第2ロータコア31,41(第1及び第2爪状磁極33,43)からの漏れ磁束を抑えるように磁化された極異方性磁石である。
センサマグネット55は、断面略矩形状で円環状をなし、軸方向一端面がロータ30の本体側の固定部位Aに対して固定するための固定面55aとなっている。固定面55aは、センサマグネット55の全周に亘って設けられる円環状の平坦面をなしている。
また図1に示すように、センサマグネット55に対して軸方向に所定の間隔を有して対向するホールIC等の磁気センサ56が制御回路12の回路基板12aに設けられる。ここで、制御回路12の回路基板12aは、エンドフレーム70におけるヨークハウジング60とは反対側の面に配置されているが、磁気センサ56は、そのエンドフレーム70に設けた貫通窓70aを介してセンサマグネット55と対向している。そして、ロータ30と一体的にセンサマグネット55が回転することで、磁気センサ56はそのセンサマグネット55の磁極に応じた検出信号を出力する。磁気センサ56からの検出信号を受けた制御回路12は、その検出信号に基づいてロータ30の回転位置(角度)を算出するとともに回転数(速度)等を算出し、ブラシレスモータMの駆動制御を行う。
上記したように本実施形態のブラシレスモータMのモータケース13は、ヨークハウジング60と、エンドフレーム70と、モータカバー80とを有する。
図6に示すように、制御回路12(回路基板12a)が組み付けられたエンドフレーム70がヨークハウジング60に固定されると、接続孔72aを通じて巻線24〜26の接続端末24a〜26aが給電ターミナル95〜97の接続部95a〜97aとそれぞれ近接配置される。なお、図6(図5)は、接続処理前の状態を示している。
本実施形態の製造方法は、給電ターミナル95(96,97)を、その素材である圧延板材121(図7参照)の圧延方向Z1と前記折返し部102の折返される方向Z2とが一致するように、圧延板材121から打ち抜く成形工程を備えている。そして、成形工程の後に、折返して折返し部102を形成し、その後、折返し部102の内側に巻線24(25,26)の接続端末24a(25a,26a)を挟んでヒュージング溶接を行うことで、給電ターミナル95(96,97)と巻線24(25,26)とが電気的に接続される。
(1)給電ターミナル95(96,97)は、その素材である圧延板材121の圧延方向Z1と折返し部102の折返される方向Z2とが一致するように形成される。よって、例えば、折返し部102を折返して成形する際や巻線24(25,26)の接続端末24a(25a,26a)を挟んでヒュージング溶接する際等に、折返し部102の折返される方向Z2の直交方向(図7中、一点鎖線Y方向)に沿って亀裂が生じてしまうことを抑えることができる。その結果、例えば、溶接条件(溶接時の各種管理)を緩くできたり、溶接不良を低減することができる。
・上記実施形態では、給電ターミナル95(96,97)が、その素材である圧延板材121の圧延方向Z1と折返し部102の折返される方向Z2とが一致するように形成されるとしたが、巻線に接続される他のターミナルについて同様に実施してもよい。例えば、上記実施形態では言及していないが、巻線24〜26の中性点側端末24b〜26bを互いに接続する中性点ターミナル98における折返し部の折返される方向を、その素材である圧延板材の圧延方向と一致するように設定してもよい。また、例えば、ブラシ付き直流モータにおける整流子セグメントターミナル(ライザ)について同様に実施してもよい。
Claims (2)
- 折返し部を有したターミナルと、
前記折返し部の内側に配置されて前記ターミナルと電気的に接続される巻線と
を備えたモータであって、
前記ターミナルは、その素材である圧延板材の圧延方向と前記折返し部の折返される方向とが一致するように形成されたことを特徴とするモータ。 - 折返し部を有したターミナルと、
前記折返し部の内側に配置されて前記ターミナルと電気的に接続される巻線と
を備えたモータの製造方法であって、
前記ターミナルを、その素材である圧延板材の圧延方向と前記折返し部の折返される方向とが一致するように成形する成形工程を備えたことを特徴とするモータの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017218480A JP2019092264A (ja) | 2017-11-13 | 2017-11-13 | モータ及びモータの製造方法 |
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JP2017218480A Pending JP2019092264A (ja) | 2017-11-13 | 2017-11-13 | モータ及びモータの製造方法 |
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JP (1) | JP2019092264A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015072844A (ja) * | 2013-10-04 | 2015-04-16 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | 自動車用コネクタ端子 |
WO2015104911A1 (ja) * | 2014-01-07 | 2015-07-16 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | 回転電機の固定子、これを備えた回転電機、及びこれらの製造方法 |
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2017
- 2017-11-13 JP JP2017218480A patent/JP2019092264A/ja active Pending
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