JP2018064427A - 給電ターミナル及びブラシレスモータ - Google Patents
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Abstract
Description
図1に示すように、本実施形態のブラシレスモータMは、例えば車両のエンジンに付随して設けられる電動可変バルブタイミング(電動VCT)装置に用いられるモータである。ブラシレスモータMは、ランデル型モータにて構成されるモータ本体11に対し、モータ本体11を駆動制御するための制御回路12が一体的に組み付けられて構成されている。
[ステータ]
図1及び図2に示すように、ステータ20は、円環状のステータコア21を有している。ステータコア21には、径方向内側に向かって延出される複数のティース22が周方向に等ピッチで設けられている。各ティース22は、径方向内側端がT字状をなすティース形状をなし、その径方向内周面が回転軸14の回転軸線Lを中心とした円弧面にて形成されている。各ティース22には、インシュレータ23を介して3相の巻線のそれぞれが巻回されている。具体的には、12個のティース22には、周方向に3相巻線、すなわちU相巻線24、V相巻線25、W相巻線26が順番に例えば集中巻きにて巻回されている。そして、これら巻回した巻線24,25,26に3相の駆動電流が供給されてステータ20に回転磁界を形成し、ステータ20の内側に配置したロータ30を正逆回転させる。
図1〜図3に示すように、ロータ30は、第1及び第2ロータコア31,41と、界磁磁石50と、整流磁石51と、センサマグネット55とを有している。
第1ロータコア31は、例えば軟磁性材料よりなる電磁鋼板にて形成され、エンドフレーム70側に配置される。第1ロータコア31は、略円板状の第1コアベース32を有し、その中心位置に軸方向に貫通する貫通穴32aが形成されている。貫通穴32aのエンドフレーム70側の外周部には、略円筒状のボス部32bが突出形成されている。貫通穴32aとボス部32bとは、バーリング加工にて同時に形成される。なお、ボス部32bの外径は、回転軸14の基端部を回転可能に支持する軸受16の外径、すなわちエンドフレーム70に設けた軸受16を収容固定する軸受収容部71の内径より小さく形成されている。
第2ロータコア41は、第1ロータコア31と同一材質及び同形状であって、ヨークハウジング60の底部側に配置される。第2ロータコア41は、円板状の第2コアベース42を有し、その中心位置に軸方向に貫通する貫通穴42aが形成されている。貫通穴42aのヨークハウジング60側の外周部には、略円筒状のボス部42bが突出形成されている。貫通穴42aとボス部42bとは、バーリング加工にて同時に形成される。なお、ボス部42bの外径は、回転軸14の先端側部位を回転可能に支持する軸受15の外径、すなわちヨークハウジング60に設けた軸受15を収容固定する軸受収容部61の内径より小さく形成されている。
図3に示すように、界磁磁石50は、円板状の永久磁石であって、その中央部に貫通穴50aが形成されている。界磁磁石50は、その貫通穴50aに円筒状のスリーブ50bが貫挿されている。スリーブ50bは、本実施形態では回転軸14と同じステンレス製(非磁性)にて形成されている。界磁磁石50の外径は、第1及び第2コアベース32,42の外径と一致するように設定されている。従って、界磁磁石50の外周面50cが第1及び第2コアベース32,42の外周面32c,42cと面一となる。
ロータ30は、界磁磁石50の外周側に補助磁石としての整流磁石51を備えている。整流磁石51は、円環状をなすよう形成される。なお、界磁磁石50と整流磁石51とは、異なる材料で構成される。具体的には、界磁磁石50は、例えば異方性の焼結磁石であり、例えばフェライト磁石、サマリウムコバルト(SmCo)磁石、ネオジム磁石等で構成される。整流磁石51は、例えばボンド磁石(プラスチックマグネット、ゴムマグネット等)であり、例えばサマリウム鉄窒素(SmFeN)系磁石、サマリウムコバルト(SmCo)系磁石、ネオジム磁石等などの希土類磁石で構成される。
センサマグネット55は、断面略矩形状で円環状をなし、軸方向一端面がロータ30の本体側の固定部位Aに対して固定するための固定面55aとなっている。固定面55aは、センサマグネット55の全周に亘って設けられる円環状の平坦面をなしている。
また図1に示すように、センサマグネット55に対して軸方向に所定の間隔を有して対向するホールIC等の磁気センサ56が制御回路12の回路基板12aに設けられる。ここで、制御回路12の回路基板12aは、エンドフレーム70におけるヨークハウジング60とは反対側の面に配置されているが、磁気センサ56は、そのエンドフレーム70に設けた貫通窓70aを介してセンサマグネット55と対向している。そして、ロータ30と一体的にセンサマグネット55が回転することで、磁気センサ56はそのセンサマグネット55の磁極に応じた検出信号を出力する。磁気センサ56からの検出信号を受けた制御回路12は、その検出信号に基づいてロータ30の回転位置(角度)を算出するとともに回転数(速度)等を算出し、ブラシレスモータMの駆動制御を行う。
上記したように本実施形態のモータMのモータケース13は、ヨークハウジング60と、エンドフレーム70と、モータカバー80とを有する。
図6に示すように、制御回路12(回路基板12a)が組み付けられたエンドフレーム70がヨークハウジング60に固定されると、接続孔72aを通じて巻線24〜26の接続端末24a〜26aが給電ターミナル95〜97の接続部95a〜97aとそれぞれ近接配置される。なお、図6(図5)は、接続処理前の状態を示している。
(1)給電ターミナル95〜97の接続部95a〜97aは、折返し部102の手前部位である直線部101に対して折返し部102より先の接触可能部位が逆湾曲部103の湾曲凸部の先端部分、すなわち湾曲面をなす接触部106であるため、ヒュージングを行うための一対の接合用の第1及び第2電極X1,X2による圧接にてその接触部106を折返し部102の手前の直線部101に対して安定した接触状態とすることができる。つまり、接続部95a〜97aにおいて巻線24〜26の接続端末24a〜26aの周囲を囲繞する環状部105を確実に構成でき、ヒュージングによる接続端末24a〜26aの被覆除去を全周に亘ってより確実に行うことができる。これにより、給電ターミナル95〜97の接続部95a〜97aと巻線24〜26の接続端末24a〜26aとの接合性向上を図ることができ、ひいてはブラシレスモータMの信頼性向上等に貢献することができる。
・上記実施形態では、折返し部102の次に逆湾曲部103を形成し、折返し部102の手前の直線部101に対して湾曲面を有する接触部106を接触させるようにしたが、例えば図10に示す接続部95aは略P字状をなしているが、折返し部102の手前の直線部101に対する接触可能部位としての端部エッジに潰し加工が施されている。つまり、直線部101に対する接触部110は潰し面となっているため、上記実施形態と同様に、安定した接触状態を得ることが可能である。
・上記実施形態のブラシレスモータMは電動VCT用に用いるものであったが、電動VCT以外の装置の駆動源として用いるものであってもよい。
(イ)制御回路一体型のブラシレスモータに用いられ、制御回路側の給電ターミナルとステータの巻線との接続が図られるその給電ターミナルと巻線との接合方法であって、
給電ターミナルの接続部は、前記巻線の接続端末の周囲を囲繞可能とするために折返し部を含み、前記折返し部の手前部位に対して前記折返し部より先の接触可能部位が湾曲面若しくは潰し面にて構成されるものであり、
ヒュージングを行うための一対の接合用電極による圧接にて前記湾曲面若しくは潰し面よりなる接触可能部位を前記折返し部の手前部位に接触させて環状部とし、前記ヒュージングによる接合がなされることを特徴とする給電ターミナルと巻線との接合方法。
Claims (3)
- 制御回路一体型のブラシレスモータに用いられ、制御回路側の給電ターミナルとステータの巻線との接続が図られるその給電ターミナルであって、
給電ターミナルの接続部は、前記巻線の接続端末の周囲を囲繞可能とするために折返し部を含み、前記折返し部の手前部位に対して前記折返し部より先の接触可能部位が湾曲面若しくは潰し面にて構成され、ヒュージングを行うための一対の接合用電極による圧接にて前記湾曲面若しくは潰し面よりなる接触可能部位が前記折返し部の手前部位に接触して環状部となることが可能に構成されていることを特徴とする給電ターミナル。 - 請求項1に記載の給電ターミナルにおいて、
前記接続部は、前記接触可能部位よりも更に先の先端部が前記折返し部の外側面よりも外側に突出するように構成されていることを特徴とする給電ターミナル。 - 制御回路一体型のブラシレスモータにおいて、制御回路側の給電ターミナルとステータの巻線との接続が図られてなるブラシレスモータであって、
前記給電ターミナルの接続部は、前記巻線の接続端末の周囲を囲繞可能とするために折返し部を含み、前記折返し部の手前部位に対して前記折返し部より先の接触可能部位が湾曲面若しくは潰し面にて構成され、ヒュージングを行うための一対の接合用電極による圧接にて前記湾曲面若しくは潰し面よりなる接触可能部位を前記折返し部の手前部位に接触させて環状部として前記ヒュージングによる接合がなされていることを特徴とするブラシレスモータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016202847A JP2018064427A (ja) | 2016-10-14 | 2016-10-14 | 給電ターミナル及びブラシレスモータ |
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Publications (1)
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Family
ID=61967015
Family Applications (1)
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JP2016202847A Pending JP2018064427A (ja) | 2016-10-14 | 2016-10-14 | 給電ターミナル及びブラシレスモータ |
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JP (1) | JP2018064427A (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0982378A (ja) * | 1995-09-14 | 1997-03-28 | Hitachi Media Electron:Kk | 端子とコイル線材の接続構造および接続方法 |
JPH11114674A (ja) * | 1997-10-08 | 1999-04-27 | Denso Corp | 絶縁被覆電線の接続方法及びその接続構造 |
JP2011030408A (ja) * | 2009-06-24 | 2011-02-10 | Denso Corp | 電子回路内蔵型モータ |
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2016
- 2016-10-14 JP JP2016202847A patent/JP2018064427A/ja active Pending
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