JP2019091530A - ワイヤハーネス - Google Patents

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Abstract

【課題】プロテクタに対する結束部材の相対回転を抑制することができるワイヤハーネスを提供する。【解決手段】ワイヤハーネスWHは、配索材1と、配索材を保持するプロテクタ2と、配索材をプロテクタに対して固定する結束部材3と、を備え、結束部材は、プロテクタおよび配索材に対して巻かれたバンド部31と、バンド部の基端につながっており、かつ挿通孔34を有し、挿通孔に挿通されたバンド部を係止するヘッド部32と、を有し、プロテクタは、ヘッド部を収容する収容部を有し、収容部は、幅方向の両側からバンド部を挟んで互いに対向しており、かつヘッド部におけるバンド部の基端と接続された面を係止する一対の第一係止部24a,24bと、幅方向の両側からバンド部を挟んで互いに対向しており、かつヘッド部における挿通孔の挿入口が形成された面を係止する一対の第二係止部25a,25bと、を有する。【選択図】図8

Description

本発明は、ワイヤハーネスに関する。
従来、プロテクタに対して結束部材が取り付けられることがある。特許文献1には、プロテクタの外周部から突出するとともに、プロテクタの円周方向に亘って延在する一対の環状突起を少なくとも1組以上設けたプロテクタの技術が開示されている。特許文献1のプロテクタは、バンド部材を環状突起に挟持させてバンド部材が横ずれするのを防止することができるとともに、基体を環状突起の前後端部に挟持させてバンド部材が回転するのを防止することができる、とされている。
特開2000−161538号公報
プロテクタに対する結束部材の位置ずれを抑制することについて、なお改良の余地がある。例えば、結束部材によって配索材をプロテクタに対して固定する場合に、結束部材の回転を抑制できることが望まれている。
本発明の目的は、プロテクタに対する結束部材の相対回転を抑制することができるワイヤハーネスを提供することである。
本発明のワイヤハーネスは、配索材と、前記配索材を保持するプロテクタと、前記配索材を前記プロテクタに対して固定する結束部材と、を備え、前記結束部材は、前記プロテクタおよび前記配索材に対して巻かれたバンド部と、前記バンド部の基端につながっており、かつ挿通孔を有し、前記挿通孔に挿通された前記バンド部を係止するヘッド部と、を有し、前記プロテクタは、前記ヘッド部を収容する収容部を有し、前記収容部は、幅方向の両側から前記バンド部を挟んで互いに対向しており、かつ前記ヘッド部における前記バンド部の基端と接続された面を係止する一対の第一係止部と、幅方向の両側から前記バンド部を挟んで互いに対向しており、かつ前記ヘッド部における前記挿通孔の挿入口が形成された面を係止する一対の第二係止部と、を有することを特徴とする。
本発明に係るワイヤハーネスは、配索材と、配索材を保持するプロテクタと、配索材をプロテクタに対して固定する結束部材と、を備える。結束部材は、プロテクタおよび配索材に対して巻かれたバンド部と、バンド部の基端につながっており、かつ挿通孔を有し、挿通孔に挿通されたバンド部を係止するヘッド部と、を有する。プロテクタは、ヘッド部を収容する収容部を有する。
収容部は、幅方向の両側からバンド部を挟んで互いに対向しており、かつヘッド部におけるバンド部の基端と接続された面を係止する一対の第一係止部と、幅方向の両側からバンド部を挟んで互いに対向しており、かつヘッド部における挿通孔の挿入口が形成された面を係止する一対の第二係止部と、を有する。本発明に係るワイヤハーネスによれば、二つの係止部によってヘッド部の二つの面を係止することで、結束部材の相対回転を抑制することができるという効果を奏する。
図1は、実施形態に係るワイヤハーネスの斜視図である。 図2は、実施形態に係る結束部材の側面図である。 図3は、実施形態に係る結束部材の斜視図である。 図4は、実施形態に係るプロテクタの斜視図である。 図5は、実施形態に係るプロテクタの側面図である。 図6は、実施形態に係るプロテクタの正面図である。 図7は、実施形態における結束部材の巻き付け方法を説明する正面図である。 図8は、実施形態における結束部材の巻き付け方法を説明する斜視図である。 図9は、実施形態における結束部材の巻き付け方法を説明する側面図である。 図10は、実施形態における結束部材の巻き付け方法を説明する断面図である。
以下に、本発明の実施形態に係るワイヤハーネスにつき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記の実施形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるものあるいは実質的に同一のものが含まれる。
[実施形態]
図1から図10を参照して、実施形態について説明する。本実施形態は、ワイヤハーネスに関する。図1は、実施形態に係るワイヤハーネスの斜視図、図2は、実施形態に係る結束部材の側面図、図3は、実施形態に係る結束部材の斜視図、図4は、実施形態に係るプロテクタの斜視図、図5は、実施形態に係るプロテクタの側面図、図6は、実施形態に係るプロテクタの正面図、図7は、実施形態における結束部材の巻き付け方法を説明する正面図、図8は、実施形態における結束部材の巻き付け方法を説明する斜視図、図9は、実施形態における結束部材の巻き付け方法を説明する側面図、図10は、実施形態における結束部材の巻き付け方法を説明する断面図である。図10には、図7のX−X断面が示されている。
図1に示すように、実施形態に係るワイヤハーネスWHは、配索材1と、プロテクタ2と、結束部材3とを有する。ワイヤハーネスWHは、更に、電気接続箱を有していてもよい。ワイヤハーネスWHは、自動車等の車両において、車両に搭載された各装置間を接続する。ワイヤハーネスWHは、電源供給や信号通信に用いられる配索材1を有する。ワイヤハーネスWHが有する配索材1の本数は、一本であっても、複数本であってもよい。
本実施形態の配索材1は、芯線11と、芯線11を覆う絶縁性の被覆12とを有する被覆電線である。配索材1の一端は、例えば、電気接続箱内に収納されている電子部品と接続される。配索材1の他端は、例えば、コネクタ等を介してバッテリや電装部品等の各装置(外部機器)と接続される。
プロテクタ2は、配索材1を保持する部材である。プロテクタ2は、配索経路に応じた形状に形成されている。プロテクタ2は、配索経路に沿って配索材1を延在させると共に、配索材1を保護する。プロテクタ2は、例えば、絶縁性の合成樹脂で形成されている。
結束部材3は、プロテクタ2に対して配索材1を固定する。本実施形態の結束部材3は、所謂バンドクリップと称される部材である。より詳しくは、結束部材3は、バンド部31と、ヘッド部32と、アンカー部33と、を有する。バンド部31、ヘッド部32、およびアンカー部33は、絶縁性の合成樹脂等で一体に形成されている。
バンド部31は、細長い平板状に形成された構成部である。バンド部31は、可撓性を有しており、任意の湾曲形状に弾性変形することができる。バンド部31は、配索材1およびプロテクタ2に対して巻き付けられ、かつ締め付けられることで配索材1をプロテクタ2に対して固定する。
ヘッド部32は、バンド部31の基端31aとつながっている。ヘッド部32の形状は、例えば、ブロック形状である。ヘッド部32は、バンド部31の幅方向においてバンド部31よりも広い幅を有している。本実施形態のヘッド部32の形状は、略直方体である。バンド部31は、ヘッド部32が有する複数の面の一つである第一の面32aから延出している。第一の面32aの形状は、矩形である。バンド部31は、第一の面32aの端部32aeから、第一の面32aに対して直交する方向に延出している。
図2および図3に示すように、ヘッド部32は、挿通孔34を有する。挿通孔34は、第一の面32aと平行な方向に沿ってヘッド部32を貫通している貫通孔である。挿通孔34は、ヘッド部32の内部を第二の面32bから第三の面32cまで延在している。第二の面32bおよび第三の面32cは、それぞれ第一の面32aと隣接しており、かつ互いに逆方向を向く面である。本実施形態の結束部材3では、第二の面32bおよび第三の面32cが第一の面32aと直交している。
挿通孔34は、入口側開口34aおよび出口側開口34bを有する。入口側開口34aは、挿通孔34における第二の面32bの開口部である。出口側開口34bは、挿通孔34における第三の面32cの開口部である。バンド部31の先端31bは、入口側開口34aから挿通孔34に挿入され、出口側開口34bから突出する。挿通孔34は、ヘッド部32における第一の面32a側とは反対側の端部に形成されている。ヘッド部32は、挿通孔34に挿通されたバンド部31を係止する係止機構を有する。係止機構は、例えば、バンド部31に形成されている凹凸を係止する爪部である。
アンカー部33は、ヘッド部32における第一の面32a側とは反対側の端部につながっている。アンカー部33は、柱状部36、および押圧部37を有する。押圧部37は、基部37aおよびスカート部37bを有する。基部37aは、円盤状の構成部である。以下の説明において、ヘッド部32の第一の面32aと直交する方向を「軸方向X」と称する。また、挿通孔34の延在する方向を「挿入方向Y」と称する。基部37aは、ヘッド部32に対して軸方向Xと直交する方向に張り出している。基部37aの外径は、ヘッド部32から軸方向Xに沿って遠ざかるに従って大きくなる。
柱状部36は、柱状に形成された構成部である。柱状部36は、ヘッド部32から軸方向Xに沿ってバンド部31側とは反対側に向けて突出している。柱状部36は、互いに直交する4枚の板状部36aを有する。板状部36aは、軸方向Xと直交する方向に突出しており、かつ軸方向Xに沿って延在している。2枚の板状部36aは、挿入方向Yに向けて突出している。他の2枚の板状部36aは、挿入方向Yと直交する方向に向けて突出している。板状部36aの先端部は、先細形状となっている。軸方向Xにおける柱状部36の中間部には、被係止部36bが形成されている。被係止部36bは、角柱状の構成部である。被係止部36bの断面形状は、略矩形である。
スカート部37bは、基部37aの縁部につながっている。スカート部37bは、弾性変形可能な板状の構成部である。軸方向Xから見た場合のスカート部37bの形状は、円環形状である。スカート部37bは、スカート状に形成されており、軸方向Xに対して傾斜している。より詳しくは、スカート部37bは、軸方向Xに沿ってヘッド部32から遠ざかるに従って径が拡大している。
結束部材3は、図2に示すように、車両の壁部4に対して固定される。壁部4は、例えば、金属製や樹脂製のパネル部材である。壁部4には、壁部4を貫通する孔41が形成されている。壁部4に対する結束部材3の固定は、例えば、作業者によってなされる。孔41に対して、アンカー部33の柱状部36が先端側から挿入される。柱状部36が孔41に対して奥まで挿入されると、押圧部37のスカート部37bが壁部4に接触する。柱状部36が更に奥まで挿入されることで、スカート部37bが弾性変形して壁部4を押圧する。作業者は、スカート部37bを弾性変形させながら、被係止部36bが孔41を通過するまで柱状部36を孔41に挿入する。孔41を通過した被係止部36bは、壁部4によって係止される。被係止部36bと、弾性変形したスカート部37bとによって壁部4が挟み込まれることで、アンカー部33が壁部4に固定される。
なお、結束部材3は、配索材1とプロテクタ2とを固定した状態で壁部4に対して取り付けられる。つまり、本実施形態のワイヤハーネスWHは、アンカー部33によって壁部4に対して固定される。言い換えると、配索材1およびプロテクタ2は、結束部材3を介して壁部4によって支持される。ワイヤハーネスWHは、例えば、複数の結束部材3を有しており、複数の結束部材3のアンカー部33がそれぞれ壁部4に対して固定される。
図4乃至図6に示すように、プロテクタ2は、主壁部21、第一側壁部22、および第二側壁部23を有する。主壁部21、第一側壁部22、および第二側壁部23は、一体に形成されている。主壁部21は、平板状の構成部であり、配索材1を支持する支持面21aを有している。主壁部21において、支持面21a側とは反対側の面を裏面21bと称する。
第一側壁部22は、主壁部21における幅方向の一方側の端部とつながっている。第二側壁部23は、主壁部21における幅方向の他方側の端部とつながっている。第一側壁部22は、支持面21aにおける幅方向の一方側の端部から、主壁部21と交差する方向に延出している。第二側壁部23は、支持面21aにおける幅方向の他方側の端部から、主壁部21と交差する方向に延出している。
図5に示すように、主壁部21、第一側壁部22、および第二側壁部23は、配索空間26を形成している。配索空間26は、配索材1が収容される空間部であり、主壁部21および二つの側壁部22,23によって囲まれている。本実施形態のプロテクタ2では、第一側壁部22は、主壁部21となす角度θ1が鋭角となるように主壁部21に対して立設されている。第二側壁部23は、主壁部21となす角度θ2が鈍角となるように主壁部21に対して立設されている。プロテクタ2は、主壁部21と二つの側壁部22,23との接続部分において湾曲している。
図4に示すように、主壁部21は、バンド部31が挿通される貫通孔27を有する。貫通孔27は、主壁部21を板厚方向に貫通している。本実施形態の貫通孔27は、主壁部21における第二側壁部23側の端部に形成されている。貫通孔27の形状は、例えば、矩形である。貫通孔27の幅および奥行きの寸法は、貫通孔27に対して結束部材3のバンド部31を挿入可能な値とされている。バンド部31は、支持面21a側から貫通孔27に挿入される。
以下の説明では、配索材1の延在する方向を「配索方向AX」と称する。配索方向AXは、プロテクタ2に対して配索材1が配索される方向である。図6に示すように、プロテクタ2は、一対のガイドリブ28,28を有する。ガイドリブ28,28は、第二側壁部23から第一側壁部22に向けて突出している線状のリブである。ガイドリブ28,28は、バンド部31を貫通孔27に導く。ガイドリブ28,28は、配索方向AXにおいて貫通孔27を挟んで位置している。
図4および図6に示すように、プロテクタ2は、収容部20を有する。収容部20は、結束部材3のヘッド部32を収容し、ヘッド部32を保持するように構成されている。収容部20は、切欠き部20aを含む。切欠き部20aは、第一側壁部22の縁部22aから主壁部21にわたって形成されている。つまり、切欠き部20aは、配索方向AXにおいて第一側壁部22を分断するように形成されている。また、切欠き部20aの奥部は、主壁部21に形成されている。切欠き部20aは、主壁部21の幅方向において貫通孔27と隣接する位置に形成されている。つまり、図4に示すように、主壁部21は、貫通孔27と切欠き部20aとによって挟まれた柱部21cを有する。
本実施形態の収容部20は、一対の第一係止部24a,24bおよび一対の第二係止部25a,25bを有する。以下の説明では、一対の第一係止部24a,24bをまとめて「第一係止部24」と称することがある。また、一対の第二係止部25a,25bをまとめて「第二係止部25」と称することがある。第一係止部24および第二係止部25は、収容部20に収容されたヘッド部32を係止し、ヘッド部32の位置ずれを規制する。第一係止部24は、第一側壁部22における切欠き部20aの入口部に形成されている。第一係止部24は、第一側壁部22に設けられ、配索方向AXに向けて突出した突部である。
一対の第一係止部24a,24bは、配索方向AXにおいて互いに対向している。一方の第一係止部24aは、配索方向AXの一方に向けて突出しており、他方の第一係止部24bは、配索方向AXの他方に向けて突出している。第一係止部24が設けられていることにより、切欠き部20aの入口部分の幅Wd1(図6参照)は、切欠き部20aの奥部の幅Wd2よりも狭くなっている。入口部分の幅Wd1は、一対の第一係止部24a,24bの先端面同士の間隔である。
図7に示すように、入口部分の幅Wd1は、バンド部31の幅Wa1よりも広く、かつヘッド部32の幅Wa2よりも狭い。つまり、一対の第一係止部24a,24bの間隔(=入口部分の幅Wd1)は、バンド部31の通過を許容し、かつヘッド部32の通過を規制する値である。一対の第一係止部24a,24bの側面である係止面24c,24dは、ヘッド部32を係止する。図7等からわかるように、一対の第一係止部24a,24bは、バンド部31の側面に向けて突出した突部である。
また、切欠き部20aにおける奥部の幅Wd2は、ヘッド部32の幅Wa2よりもわずかに広い。すなわち、各幅Wa1,Wa2,Wd1,Wd2は、下記式(1)の関係を有する。
Wa1<Wd1<Wa2<Wd2…(1)
第二係止部25は、主壁部21の裏面21bから突出した突部である。第二係止部25は、切欠き部20aに隣接して配置されている。より詳しくは、一対の第二係止部25a,25bは、柱部21cの両端部に形成されている。すなわち、図4に示すように、一方の第二係止部25aは、柱部21cにおける配索方向AXの一端から突出している。他方の第二係止部25bは、柱部21cにおける配索方向AXの他端から突出している。一対の第二係止部25a,25bは、それぞれ係止面25c,25dを有する。係止面25c,25dは、第二係止部25における第一側壁部22側を向く面である。
配索方向AXにおける一対の第二係止部25a,25bの間隔Wc1(図6参照)は、バンド部31の幅Wa1よりも広く、かつヘッド部32の幅Wa2よりも狭い。つまり、一対の第二係止部25a,25bの間隔Wc1の値は、バンド部31の通過を許容し、かつヘッド部32の通過を規制する値である。
切欠き部20aの最も奥側には、係止面21dが形成されている。係止面21dは、主壁部21の一部であり、主壁部21の幅方向を向いている。係止面21dは、柱部21cの側面である。係止面21dは、収容部20に収容されたヘッド部32を係止する。
図7から図9を参照して、プロテクタ2に対する配索材1の固定方法について説明する。図7に示すように、配索材1がプロテクタ2に載置された状態で、結束部材3がプロテクタ2および配索材1に対して巻き付けられる。このときに、結束部材3のヘッド部32が収容部20に収容される。より詳しくは、ヘッド部32は、第一の面32aを係止面24c,24dと対向させるように収容部20に収容される。作業者は、ヘッド部32を収容部20に収容し、バンド部31を配索材1に巻き付ける。
このときに、作業者は、一対の第一係止部24a,24bの隙間を通過させてバンド部31を配索材1に対して巻き付ける。ヘッド部32が収容部20に収容されると、配索方向AXにおけるバンド部31の位置決めがなされる。バンド部31は、一対の第一係止部24a,24bの隙間と対向する位置に位置付けられる。従って、作業者は、バンド部31を配索材1に対して巻き付けていくだけで、バンド部31を一対の第一係止部24a,24bの隙間に通すことができる。一対の第一係止部24a,24bは、配索方向AXの両側からバンド部31を支持し、バンド部31の位置ずれを規制することができる。
作業者は、配索材1に巻き付けたバンド部31の先端31bを貫通孔27に挿入する。先端31bは、貫通孔27から主壁部21の裏面21b側に突出する。作業者は、図8および図9に示すように、バンド部31の先端31bをヘッド部32の挿通孔34に挿入する。バンド部31の先端31bは、挿通孔34の出口側開口34bから突出する。作業者は、バンド部31における先端31b側の部分を挿通孔34から引き出してバンド部31を締め付けていく。バンド部31の締め付け作業は、工具等を用いてなされてもよい。バンド部31が締め付けられていくと、バンド部31が一対の第二係止部25a,25bの隙間に入り込む。一対の第二係止部25a,25bは、配索方向AXの両側からバンド部31を支持し、バンド部31の位置ずれを規制することができる。
バンド部31の締め付け作業により、ヘッド部32には二方向の力が作用する。図9に示すように、バンド部31が配索材1およびプロテクタ2に対して締め付けられていくときには、第一の力F1および第二の力F2がヘッド部32に対して作用する。第一の力F1は、バンド部31の基端31aがヘッド部32を引っ張る向きの力である。ヘッド部32は、第一の力F1によってプロテクタ2の係止面24c,24dに向けて押圧される。係止面24c,24dは、ヘッド部32を係止して結束部材3の回転を規制する。
第二の力F2は、貫通孔27に挿通されたバンド部31からヘッド部32に作用する力である。言い換えると、第二の力F2は、ヘッド部32がバンド部31を係止する係止力に応じた力である。第二の力F2は、バンド部31をヘッド部32から引き抜く向きの力である。ヘッド部32は、第二の力F2によってプロテクタ2の係止面21dおよび第二係止部25に向けて押圧される。係止面21dおよび第二係止部25は、ヘッド部32を係止して結束部材3の回転を規制する。
結束部材3によって配索材1がプロテクタ2に対して固定されることで、ワイヤハーネスWHが完成する。ワイヤハーネスWHは、結束部材3のアンカー部33によって壁部4に対して固定される。ここで、ワイヤハーネスWHが壁部4に対して取り付けられるまでに、ヘッド部32に対して第一の力F1や第二の力F2が作用することがある。例えば、ワイヤハーネスWHが搬送される際に、他の部品との接触等によってヘッド部32に対して第一の力F1や第二の力F2が作用することがある。第一の力F1や第二の力F2によって結束部材3が回転してしまうと、アンカー部33の位置がずれ、ワイヤハーネスWHが壁部4に対して固定できなくなる可能性がある。あるいは、壁部4に対するワイヤハーネスWHの取り付け角度や取り付け位置が所望の角度や位置と異なってしまう可能性がある。
ワイヤハーネスWHが壁部4に対して固定された後も、ヘッド部32に対して第一の力F1や第二の力F2が作用することがある。例えば、車両の走行中に発生する振動などにより、第一の力F1や第二の力F2がヘッド部32に作用する。第一の力F1や第二の力F2によって結束部材3が回転してしまうと、壁部4に対するワイヤハーネスWHの固定位置やワイヤハーネスWHの姿勢が変化してしまう。ヘッド部32やアンカー部33の位置ずれを抑制できることが望まれている。
本実施形態のワイヤハーネスWHは、ヘッド部32の第一の面32aを係止する一対の第一係止部24a,24bを有する。一対の第一係止部24a,24bは、幅方向の両側からバンド部31を挟んで互いに対向している。従って、第一係止部24は、バンド部31からヘッド部32に作用する第一の力F1に抗して、適切にヘッド部32を係止することができる。例えば、第一係止部24は、ヘッド部32に対して第一の力F1による回転モーメントが発生することを抑制しつつヘッド部32を係止することができる。よって、第一係止部24は、配索材1およびプロテクタ2に対する結束部材3の相対回転を規制することができる。その結果、第一係止部24は、壁部4に対するワイヤハーネスWHの固定位置やワイヤハーネスWHの姿勢を適切に維持することができる。
本実施形態のワイヤハーネスWHは、ヘッド部32の第二の面32bを係止する一対の第二係止部25a,25bを有する。一対の第二係止部25a,25bは、幅方向の両側からバンド部31を挟んで互いに対向している。従って、第二係止部25は、バンド部31からヘッド部32に作用する第二の力F2に抗して、適切にヘッド部32を係止することができる。例えば、第二係止部25は、ヘッド部32に対して第二の力F2による回転モーメントが発生することを抑制しつつヘッド部32を係止することができる。よって、第二係止部25は、配索材1およびプロテクタ2に対する結束部材3の相対回転を規制することができる。その結果、第二係止部25は、壁部4に対するワイヤハーネスWHの固定位置やワイヤハーネスWHの姿勢を適切に維持することができる。
また、本実施形態の第二係止部25は、壁部4に対してアンカー部33が固定される際に、スカート部37bの変形を阻害しにくいように構成されている。具体的には、第二係止部25は、図9等に示すように段差部25eを有している。第二係止部25は、基端部251と、先端部252とを有する。基端部251は、主壁部21側の構成部である。先端部252は、基端部251から、主壁部21とは反対側に向けて突出している。挿入方向Yに沿った先端部252の幅は、基端部251の幅よりも狭い。先端部252は、基端部251における第二側壁部23側の位置に形成されている。つまり、第二係止部25は、第一側壁部22側に、段差部25eを有する。段差部25eの形状は、押圧部37の基部37aの形状に対応している。
図10に示すように、段差部25eが設けられることにより、基部37aおよびスカート部37bと第二係止部25との間に隙間が形成されている。従って、アンカー部33が壁部4に対して取り付けられる際に、スカート部37bの変形を第二係止部25が阻害しにくい。言い換えると、スカート部37bと第二係止部25とが干渉しにくい。よって、本実施形態の第二係止部25は、壁部4に対するワイヤハーネスWHの取り付け作業の作業性に影響しにくい。
また、第二係止部25は、ワイヤハーネスWHが壁部4に固定された後に、基部37aやスカート部37bを係止することができる。例えば、第二の力F2がヘッド部32に作用した場合に、ヘッド部32だけでなく基部37aやスカート部37bを係止して結束部材3の回転を規制することができる。第二係止部25は、ワイヤハーネスWHが壁部4に固定され、スカート部37bが弾性変形した状態において、スカート部37bと接触するように構成されてもよい。その一例として、スカート部37bが弾性変形した状態において、第二係止部25の先端面25fがスカート部37bに接触するように構成されてもよい。
以上説明したように、本実施形態に係るワイヤハーネスWHは、配索材1と、プロテクタ2と、結束部材3と、を有する。プロテクタ2は、配索材1を保持する部材である。結束部材3は、配索材1をプロテクタ2に対して固定する。結束部材3は、バンド部31と、ヘッド部32と、を有する。バンド部31は、プロテクタ2および配索材1に対して巻かれる。ヘッド部32は、バンド部31の基端31aにつながっており、かつ挿通孔34を有する。ヘッド部32は、挿通孔34に挿通されたバンド部31を係止する。
プロテクタ2は、ヘッド部32を収容する収容部20を有する。収容部20は、一対の第一係止部24a,24bと、一対の第二係止部25a,25bと、を有する。一対の第一係止部24a,24bは、幅方向の両側からバンド部31を挟んで互いに対向している。一対の第一係止部24a,24bは、ヘッド部32におけるバンド部31の第一の面32aを係止する。第一の面32aは、ヘッド部32における基端31aと接続された面である。
一対の第二係止部25a,25bは、幅方向の両側からバンド部31を挟んで互いに対向している。一対の第二係止部25a,25bは、ヘッド部32における第二の面32bを係止する。第二の面32bは、ヘッド部32における挿通孔34の入口側開口34aが形成された面である。
本実施形態のワイヤハーネスWHでは、一対の第一係止部24a,24bがヘッド部32の第一の面32aを係止し、一対の第二係止部25a,25bがヘッド部32の第二の面32bを係止する。ヘッド部32の第一の面32aおよび第二の面32bがそれぞれ係止されることで、配索材1およびプロテクタ2に対する結束部材3の相対回転が規制される。言い換えると、結束部材3が配索材1をプロテクタ2に対して固定した状態(以下、単に「固定状態」と称する。)において、結束部材3の位置ずれが規制される。本実施形態に係るワイヤハーネスWHでは、ヘッド部32の位置ずれが規制されることで、ヘッド部32と他部品との干渉が発生しにくい。また、結束部材3の位置ずれが規制されることで、配索材1の位置ずれや結束部材3の緩みが生じにくい。
また、本実施形態のワイヤハーネスWHでは、一対の第一係止部24a,24bおよび一対の第二係止部25a,25bがそれぞれバンド部31を挟んで互いに対向している。従って、バンド部31からヘッド部32に作用する力F1,F2に対して、ヘッド部32の位置ずれが適切に規制される。
本実施形態のワイヤハーネスWHでは、ヘッド部32が収容部20に収容されることでヘッド部32の位置ずれが規制される。よって、ヘッド部32に相対回転規制のための特別な構成を設ける必要がなく、既存の結束部材3を用いることが可能である。
本実施形態のプロテクタ2は、主壁部21と、第一側壁部22と、を有する。主壁部21は、配索材1を支持する支持面21aを有する壁部である。第一側壁部22は、支持面21aにおける幅方向の端部から主壁部21と交差する方向に延出した側壁部である。収容部20は、第一側壁部22に縁部から主壁部21にわたって形成された切欠き部20aを含む。第一係止部24は、第一側壁部22における切欠き部20aの入口部に形成されている。第一係止部24は、第一側壁部22からバンド部31の側面に向けて突出している突部である。
切欠き部20aの入口部に形成された突部によって第一係止部24が構成されることで、プロテクタ2に対する結束部材3の取り付け作業が容易となる。例えば、収容部20に対するヘッド部32の収容作業や、配索材1に対するバンド部31の巻き付け作業の作業性が向上する。作業者は、一対の第一係止部24a,24bの隙間を通して容易にバンド部31を配索材1に巻き付けることができる。比較例として、プロテクタ2にバンド部31用の挿通孔が二つ設けられており、これら二つの挿通孔にそれぞれバンド部31を挿入しなければならない構成が挙げられる。二つの挿通孔のうち一方の挿通孔は、例えば、ヘッド部32の位置決め用に設けられる。
この比較例では、挿通孔にバンド部31の先端31bを挿入する作業が二回発生する。一方、本実施形態のワイヤハーネスWHでは、貫通孔27にバンド部31を挿入する以外に、バンド部31の先端31bをプロテクタ2に挿入する作業が必要ない。従って、本実施形態のワイヤハーネスWHによれば、結束部材3によって配索材1をプロテクタ2に固定する作業の作業性が向上する。
また、作業者は、一対の第一係止部24a,24bの間にバンド部31を入れるだけでヘッド部32を収容部20に収容させ、プロテクタ2に対するヘッド部32の位置決めを行うことができる。よって、本実施形態のワイヤハーネスWHによれば、結束部材3によって配索材1をプロテクタ2に固定する作業の作業性が向上する。
本実施形態の第二係止部25は、裏面21bから突出した突部であり、かつ切欠き部20aに隣接して配置されている。裏面21bは、主壁部21における支持面21aとは反対側の面である。裏面21bから突出した突部によって第二係止部25が構成されることで、ヘッド部32をプロテクタ2における裏面21b側に固定することができる。ヘッド部32が裏面21b側に固定されることで、ヘッド部32と他部品との干渉が生じにくい。
本実施形態の結束部材3は、更に、固定対象の壁部4に対して固定されるアンカー部33を有する。アンカー部33は、柱状部36と、押圧部37と、を有する。柱状部36は、ヘッド部32から突出しており、壁部4に形成された孔41に挿入されて係止される。押圧部37は、柱状部36の基端部に設けられ、かつ弾性変形可能である。押圧部37は、柱状部36が係止された状態で壁部4を押圧する。
第二係止部25は、押圧部37が弾性変形していない状態で押圧部37と離間している。一方、第二係止部25は、柱状部36が係止された状態で押圧部37を支持する。本実施形態の第二係止部25は、基端部251および先端部252の二段構成となっている。この二段構成により、弾性変形する押圧部37に対する第二係止部25の干渉を抑制しつつ、ヘッド部32の位置ずれを規制することが可能となる。
また、柱状部36が係止された状態では、先端部252が押圧部37を支持することができる。例えば、第二係止部25は、先端面25fがスカート部37bに接触することで押圧部37を支持してもよい。或いは、第二係止部25は、柱状部36が係止された状態で、スカート部37bに対して先端面25fがわずかな隙間をあけて対向するように構成されてもよい。第二係止部25がヘッド部32に加えて押圧部37を支持することで、結束部材3の位置ずれがより確実に規制される。
第二係止部25の段差部25eは、押圧部37の基部37aを係止することもできる。例えば、壁部4に対してワイヤハーネスWHが固定された状態において、自重によって結束部材3に対してプロテクタ2を相対回転させる力がかかる可能性がある。この場合に、段差部25eが基部37aを係止して、相対回転を規制することができる。
[実施形態の変形例]
実施形態の変形例について説明する。収容部20の配置や形状は、例示した配置や形状には限定されない。また、第一係止部24および第二係止部25の配置や形状は、例示した配置や形状には限定されない。結束部材3は、アンカー部33を有していないものであってもよい。
上記の実施形態および変形例に開示された内容は、適宜組み合わせて実行することができる。
1 配索材
2 プロテクタ
3 結束部材
4 壁部
11 芯線
12 被覆
20 収容部
20a 切欠き部
21 主壁部
21a 支持面
21b 裏面
21c 柱部
21d 係止面
22 第一側壁部(側壁部)
22a 縁部
23 第二側壁部
24 第一係止部
24a 一方の第一係止部
24b 他方の第一係止部
24c,24d 係止面
25 第二係止部
251 基端部
252 先端部
25a 一方の第二係止部
25b 他方の第二係止部
25c,25d 係止面
25e 段差部
25f 先端面
26 配索空間
27 貫通孔
31 バンド部
31a 基端
31b 先端
32 ヘッド部
32a 第一の面
32ae 端部
32b 第二の面
32c 第三の面
33 アンカー部
34 挿通孔
34a 入口側開口
34b 出口側開口
36 柱状部
36a 板状部
36b 被係止部
37 押圧部
37a 基部
37b スカート部
WH ワイヤハーネス
AX 配索方向
X 軸方向
Y 挿入方向

Claims (4)

  1. 配索材と、
    前記配索材を保持するプロテクタと、
    前記配索材を前記プロテクタに対して固定する結束部材と、
    を備え、
    前記結束部材は、前記プロテクタおよび前記配索材に対して巻かれたバンド部と、前記バンド部の基端につながっており、かつ挿通孔を有し、前記挿通孔に挿通された前記バンド部を係止するヘッド部と、を有し、
    前記プロテクタは、前記ヘッド部を収容する収容部を有し、
    前記収容部は、幅方向の両側から前記バンド部を挟んで互いに対向しており、かつ前記ヘッド部における前記バンド部の基端と接続された面を係止する一対の第一係止部と、幅方向の両側から前記バンド部を挟んで互いに対向しており、かつ前記ヘッド部における前記挿通孔の挿入口が形成された面を係止する一対の第二係止部と、を有する
    ことを特徴とするワイヤハーネス。
  2. 前記プロテクタは、前記配索材を支持する支持面を有する主壁部と、前記支持面における幅方向の端部から前記主壁部と交差する方向に延出した側壁部と、を有し、
    前記収容部は、前記側壁部の縁部から前記主壁部にわたって形成された切欠き部を含み、
    前記第一係止部は、前記側壁部における前記切欠き部の入口部に形成され、前記バンド部の側面に向けて突出している突部である
    請求項1に記載のワイヤハーネス。
  3. 前記プロテクタは、前記配索材を支持する支持面を有する主壁部と、前記支持面における幅方向の端部から前記主壁部と交差する方向に延出した側壁部と、を有し、
    前記収容部は、前記側壁部の縁部から前記主壁部にわたって形成された切欠き部を含み、
    前記第二係止部は、前記主壁部における前記支持面とは反対側の面である裏面から突出した突部であり、かつ前記切欠き部に隣接して配置されている
    請求項1または2に記載のワイヤハーネス。
  4. 前記結束部材は、更に、固定対象の壁部に対して固定されるアンカー部を有し、
    前記アンカー部は、前記ヘッド部から突出しており、固定対象の壁部に形成された孔に挿入されて係止される柱状部と、前記柱状部の基端部に設けられ、かつ弾性変形可能であり、前記柱状部が係止された状態で前記壁部を押圧する押圧部と、を有し、
    前記第二係止部は、前記押圧部が弾性変形していない状態で前記押圧部と離間しており、かつ、前記柱状部が係止された状態で前記押圧部を支持する
    請求項1から3の何れか1項に記載のワイヤハーネス。
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