JP2019084718A - サーマルプリンタ - Google Patents

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久修 村越
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Abstract

【課題】回路部品の発熱による環境温度の測定への影響を軽減したサーマルプリンタを提供する。【解決手段】サーマルプリンタ(1)は、サーマルヘッドを構成する部品が実装されるサーマルヘッド用基板(4a)と、サーマルヘッドを構成する部品以外の回路部品が実装されており、実装面が長方形の回路基板(20)と、回路基板に実装される温度センサ(21)とを有し、回路部品は、1つ又は複数の第1回路部品(31A〜32G)と、第1回路部品よりも相対的な発熱温度が低い第2回路部品(22)とを有し、回路基板の長辺方向において、温度センサは、第2回路部品よりも回路基板における一方の短辺(L1)側に配置され、第1回路部品のうちの少なくとも1つは、第2回路部品よりも回路基板における他方の短辺(L2)側に配置されている。【選択図】図5

Description

本発明は、サーマルプリンタに関する。
サーマルプリンタでは、プリンタが置かれた環境の温度(環境温度)とサーマルヘッドの温度(ヘッド温度)に応じて印刷濃度が変化する。印刷濃度を一定にするためには、これらの温度を測定し、それに応じてサーマルヘッドへの印加エネルギー(通電時間)を制御する必要がある。サーマルヘッド内の基板に温度センサを配置すればヘッド温度は測定できるが、印刷時にサーマルヘッド自体の温度が上昇するので、サーマルヘッド内の温度センサは環境温度の測定には不向きである。このため、プリンタ内のメインの回路基板(制御基板)にも温度センサを配置し、ヘッド温度と環境温度の両方を測定して、これらの測定値に基づいてサーマルヘッドへの印加エネルギーを制御することが考えられる(例えば、特許文献1,2を参照)。
特開2006−184129号公報 特開2009−078385号公報
プリンタの回路基板上の回路部品には発熱するものがあり、発熱量は回路部品によって異なる。例えば、電源回路又はモータ駆動回路を構成する回路部品には発熱量が多いものがあるため、回路基板上に温度センサを配置する場合には、そうした回路部品の発熱が環境温度の測定に影響し得る。
そこで、本発明は、回路部品の発熱による環境温度の測定への影響を軽減したサーマルプリンタを提供することを目的とする。
サーマルヘッドを構成する部品が実装されるサーマルヘッド用基板と、サーマルヘッドを構成する部品以外の回路部品が実装されており、実装面が長方形の回路基板と、回路基板に実装される温度センサとを有し、回路部品は、1つ又は複数の第1回路部品と、第1回路部品よりも相対的な発熱温度が低い第2回路部品とを有し、回路基板の長辺方向において、温度センサは、第2回路部品よりも回路基板における一方の短辺側に配置され、第1回路部品のうちの少なくとも1つは、第2回路部品よりも回路基板における他方の短辺側に配置されていることを特徴とするサーマルプリンタが提供される。
第2回路部品は、少なくとも、温度センサに接続されて、温度を測定する機能を実現するセンサ接続ICを含むことが好ましい。
第1回路部品は、回路基板に実装される回路部品に電源を供給する電源回路を構成する回路部品、又は、モータを駆動するモータ駆動回路を構成する回路部品の少なくともいずれかを含むことが好ましい。
温度センサの中心と、1つの第1回路部品の中心とが、回路基板を長辺方向に2等分する仮想直線を挟んで配置されるか、又は、複数の第1回路部品のうち、回路基板の一方の短辺に最も近いものと、回路基板の他方の短辺に最も近いものとの中間位置が、温度センサの中心位置に対して、回路基板を長辺方向に2分割する仮想直線を挟んで配置されていることが好ましい。
温度センサの中心と、1つの第1回路部品の中心とが、回路基板を短辺方向に2等分する仮想直線を挟んで配置されるか、又は、複数の第1回路部品のうち、回路基板の一方の長辺に最も近いものと、回路基板の他方の長辺に最も近いものとの中間位置が、温度センサの中心位置に対して、回路基板を短辺方向に2分割する仮想直線を挟んで配置されていることが好ましい。
温度センサの中心と、1つ又は複数の第1回路部品のそれぞれの中心とが、回路基板の中心を通り直交する2つの仮想直線で回路基板を4つの領域に分割したときに、回路基板の中心を挟んで互いに対向する2つの対向領域に分かれて配置されていることが好ましい。
温度センサの中心と、1つの第1回路部品の中心又は複数の第1回路部品をすべて含む最小の長方形領域の中心との距離が、回路基板の短辺方向に温度センサと1つの第1回路部品又は長方形領域とを配置したときの、両者の中心同士の離間可能な距離よりも長いことが好ましい。
回路部品は、温度センサには接続されないセンサ非接続ICをさらに含み、センサ接続ICは、センサ非接続ICよりも温度センサに近い位置に配置されていることが好ましい。
サーマルプリンタは、筐体内で回路基板が収納される空間の上端の少なくとも一部を画定する壁部をさらに有し、第1回路部品のうちの少なくとも1つの側における壁部の少なくとも一部は、壁部の平面視における第1回路部品のうちの少なくとも1つと温度センサとの間の位置よりも、回路基板に対して高い位置にあることが好ましい。
温度センサの側における壁部の少なくとも一部は、壁部の平面視における第1回路部品のうちの少なくとも1つと温度センサとの間の位置よりも、回路基板に対して高い位置にあることが好ましい。
サーマルプリンタは、印刷用のロール紙を収容する収容部をさらに有し、壁部は収容部の底部を兼ねていることが好ましい。
サーマルヘッドの温度を測定するヘッド用温度センサと、ヘッド用温度センサが測定した温度とサーマルヘッドに印加する印加エネルギーとの対応関係を定める演算式又は対応表データを記憶する記憶部と、演算式又は対応表データから得られる印加エネルギーを、温度センサとヘッド用温度センサとが測定した温度の差に基づいて補正する制御部とをさらに有することが好ましい。
上記のサーマルプリンタによれば、回路部品の発熱による環境温度の測定への影響が軽減される。
プリンタ1の斜視図である。 プリンタ1の斜視図である。 プリンタ1の断面図である。 回路基板20を点線で示したプリンタ1の底面図である。 回路基板20の上面図である。 回路基板20の裏面図である。 プリンタ1のブロック図である。 回路基板20上の回路部品30の好ましい配置を説明するための図である。 回路基板20上の回路部品30の好ましい配置を説明するための図である。 本体2b内の底部50の形状を説明するための図である。 印刷時の印加エネルギーの補正処理を説明するためのグラフである。
以下、図面を参照しつつ、サーマルプリンタについて説明する。ただし、本発明は図面又は以下に記載される実施形態には限定されないことを理解されたい。
図1及び図2は、プリンタ1の斜視図である。図3は、プリンタ1の断面図である。プリンタ1は、筐体2の内部に、用紙収容部3、サーマルヘッド4、プラテンローラ5、用紙検出センサ6などを有する。プリンタ1は、感熱紙であるロール紙3aにサーマルヘッド4から熱を加えて発色させることにより印刷(印字)を行う感熱式プリンタ(サーマルプリンタ)である。
筐体2は、上側のカバー2aと下側の本体2bとで構成される。カバー2aは、プリンタ1の背面側の端部が本体2bに軸支されることにより、本体2bに対して回動可能に連結されている。カバー2aが本体2bに対して閉じられたときに、筐体2は全体として略直方体の形状を有する。図3に示すように、筐体2の前面側におけるカバー2aと本体2bとの境界部分には、印刷物をプリンタ1の外部に排出するための排出口2cが設けられている。図1及び図2では、カバー2aを上方に開いて筐体2の内部が露出した状態を示している。図1では、ロール紙3aが用紙収容部3に収容された状態を、図2では、ロール紙3aが用紙収容部3から取り除かれた状態を、それぞれ示している。図3では、カバー2aを閉じたときの、図1のIII−III線に沿ったプリンタ1の断面を示している。
用紙収容部3は、ロール状に巻かれたロール紙3aを収容するとともに、ロール紙3aの軸を回転可能に保持する。用紙収容部3は収容部の一例であり、本体2b内の底部50の上側に設けられている。
サーマルヘッド4は、カバー2a内におけるプリンタ1の前面付近において、本体2b内のプラテンローラ5に対向する位置に配置されている。サーマルヘッド4は、プリンタ1の幅方向に沿って複数の発熱体が配列したサーマルヘッド用基板4aで構成される。サーマルヘッド4は、印刷時に、ロール紙3aを間に挟んでプラテンローラ5に対して押圧され、印刷データに応じて各発熱体に選択的に通電してロール紙3aを加熱することで、ロール紙3aに画像又は文字を印刷する。サーマルヘッド用基板4aの中央付近には、サーマルヘッド4の温度(ヘッド温度)を測定するためのサーミスタ(ヘッド用温度センサ)である温度センサ4bが設けられている。
プラテンローラ5は、プリンタ1の幅方向を軸方向とする略円柱形状のローラであり、本体2b内の前面付近に配置されている。プラテンローラ5は、ロール紙3aの搬送時及び印刷時に、サーマルヘッド4によって押圧されるロール紙3aを下側から支持する。プラテンローラ5は本体2bに回動可能に保持されており、プラテンローラ5の軸の一端には、図示しないギア列を介して用紙搬送モータ7(図7(A)を参照)が連結されている。プラテンローラ5は、サーマルヘッド4との間にロール紙3aを挟んだ状態で、用紙搬送モータ7の駆動力を受けて回転することにより、ロール紙3aの端部を排出口2cに向けて搬送する。
用紙検出センサ6は、ロール紙3aの有無及びロール紙3a上の位置を検出するためのセンサであり、本体2bにおける用紙収容部3とプラテンローラ5の間に配置されている。用紙検出センサ6は、発光部と、発光部から出射されロール紙3aを透過した光又はロール紙3aで反射した光を受光する受光部とを有し、ロール紙3a上に形成された切欠き又は黒色マークなどの目印を、受光された光の強度変化に応じて検出する。プリンタ1は、用紙検出センサ6の検出結果に応じてロール紙3aの搬送量を制御することで、ロール紙3a上の被印刷領域をサーマルヘッド4による印刷位置に位置決めする。
図4は、回路基板20を点線で示したプリンタ1の底面図である。図4の矢印Aは、プリンタ1から印刷物が排出される方向を示している。図3及び図4に示すように、プリンタ1は、本体2b内の背面側における底部50よりもさらに下側に、サーマルヘッドを構成する部品以外の回路部品が実装される回路基板20を有する。プリンタ1を下方から見たときに、回路基板20は本体2bの底面により隠れているが、図4では、回路基板20の位置を破線で示している。回路基板20の外形形状は特に限定されないが、プリンタ1の回路基板20は長方形の実装面を有する。
図5は回路基板20の上面図であり、図6は回路基板20の裏面図である。図7(A)及び図7(B)は、プリンタ1のブロック図である。
図7(A)に示すように、プリンタ1は、筐体2内における回路基板20とは別の位置に、用紙搬送モータ7、カッタ駆動モータ8及びモータドライバ9を有する。用紙搬送モータ7はプラテンローラ5を回転させるためのモータであり、カッタ駆動モータ8は、ロール紙3aの印刷領域の後端を切断するカッタを駆動するためのモータである。モータドライバ9は、カッタ駆動モータ8を駆動するためのDCモータドライバである。
図5及び図6に示すように、回路基板20上には、温度センサ21、CPU22、RAM23、ROM24、及びその他の回路部品31A〜31C,32A〜32Gが実装されている。このうち、回路部品31B,31C,32Gは回路基板20の裏面に、残りは回路基板20の上面に実装されている。実際には、回路基板20上には上記したものの他にも様々な回路部品が実装されているが、図5及び図6では、こうした回路部品のうちで以下の説明に必要な一部のものだけを図示している。図4及び図5から分かるように、回路基板20の2つの長辺L3,L4は本体2bの前面及び背面にそれぞれ面し、回路基板20の2つの短辺L1,L2は本体2bの他の2つの側面に面している。なお、図6では、回路基板20の上面に実装されている温度センサ21の位置を点線で示している。
温度センサ21は、プリンタ1が置かれた環境の温度(環境温度)を測定するためのサーミスタであり、回路基板20の一方の短辺L1及び長辺L3で形成される角部付近に配置されている。プリンタ1では、サーマルヘッド4の温度センサ4bとは別に、環境温度の測定用の温度センサ21が回路基板20上に設けられている。
CPU(マイコン)22は、制御部の一例であり、プリンタ1の動作を制御する。特に、CPU22は、温度センサ4b,21に接続されるセンサ接続ICであり、ヘッド温度及び環境温度を測定する機能を実現する。CPU22は、サーマルヘッド4、モータドライバ9及び回路部品(モータドライバ)31Aに対して制御信号を出力し、サーマルヘッド4、用紙搬送モータ7及びカッタ駆動モータ8を駆動させる。
RAM23及びROM24は、記憶部の一例であり、プリンタ1の動作に必要な情報を記憶する。RAM23は、温度センサ21には接続されないセンサ非接続IC(例えば、SDRAM)であり、バス(データバス及びアドレスバス)26を介してCPU22に接続されている。RAM23は回路基板20の中央付近に配置され、CPU22は温度センサ21とRAM23の間に配置され、ROM24は、CPU22よりも、回路基板20の長辺L3とは反対側の長辺L4に近い側に配置されている。CPU22及びRAM23は、相対的に発熱温度が低い第2回路部品の一例である。ただし、RAM23は、CPU22よりも発熱温度が低ければ、第2回路部品に含める必要はない。
図4〜図6の符号25は、電源ケーブルが接続される電源ジャック、USBケーブル及びLANケーブルなどが接続されるコネクタ、並びに電源スイッチ及び設定スイッチなどの配置位置を示している。回路基板20では、こうしたコネクタ及びスイッチは、長辺L4側(すなわち、本体2bの背面側)に実装されている。
回路部品31A〜31Cは、用紙搬送モータ7を駆動するモータ駆動回路を構成する回路部品である。回路部品31Aはステッピングモータドライバであり、回路部品31B,31Cはそのモータドライバに接続される抵抗器である。
回路部品32A〜32Gは、回路基板20に実装される各回路部品に電源を供給する電源回路を構成する回路部品である。特に、回路部品32A,32Bは電源ICであり、回路部品32CはFET(電界効果トランジスタ)である。また、回路部品32D〜32Gは、電源ICやFET以外のIC、抵抗器、インダクタ、ダイオードなどである。図7(B)に示すように、例えば、回路基板20上の電源ジャックに24Vの直流電圧が入力されると(符号25A)、この電圧は、符号32Aの電源ICにより5Vに変換され、さらに符号32Bの電源ICにより1.25V及び3.3Vに変換されて、CPU22、RAM23及びROM24に供給される。符号32CのFETは、サーマルヘッド4、用紙搬送モータ7及びカッタ駆動モータ8への電源供給のスイッチとして機能する。
回路部品31A〜31C,32A〜32Gは、RAM23よりも、回路基板20の他方の短辺L2及び長辺L4で形成される角部に近い側に配置されている。回路基板20上の回路部品の中でも、モータ駆動回路及び電源回路を構成するこれらの回路部品は、特に発熱量が多い。回路部品31A〜31C,32A〜32Gは、CPU22及びRAM23などの第2回路部品よりも相対的な発熱温度が高い第1回路部品の一例である。以下では、回路部品31A〜31C,32A〜32Gを区別せず、単に「回路部品30」ということがある。
ただし、電源回路を構成する回路部品や、モータ駆動回路を構成する回路部品であっても、必ずしも、無条件にすべてが第1回路部品ではない。前述の通り、CPU22及びRAM23などの第2回路部品よりも相対的な発熱温度が高い回路部品が第1回路部品である。したがって、例えば、電源IC及びFET以外のICや、抵抗器、インダクタ、ダイオードなどで構成される回路部品31B,31C,32D〜32Gなどは、発熱温度が相対的に第2回路部品よりも低ければ、第1回路部品には含まれない。
例えばホストコンピュータからプリンタ1に印刷指示が入力されると、プリンタ1では、用紙搬送モータ7によりプラテンローラ5が駆動され、プラテンローラ5の回転により、ロール紙3aの端部が用紙収容部3から引き出されて搬送される。続いて、サーマルヘッド4によりロール紙3a上に画像又は文字などが印刷(印字)される。その印刷領域は、プラテンローラ5の回転により排出口2cの外まで搬送され、カッタ駆動モータ8により駆動されるカッタで印刷領域の後端が切断されることで、印刷物として排出される。
図5に示すように、プリンタ1では、温度センサ21は、回路基板20の長辺方向において、CPU22及びRAM23よりも回路基板20における一方の短辺L1側に配置されている。また、回路部品31A〜31C,32A〜32G(回路部品30)は、回路基板20の長辺方向において、CPU22及びRAM23よりも、回路基板20における他方の短辺L2側に配置されている。すなわち、発熱量が多い(発熱温度が高い)回路部品30と温度センサ21とは、互いに回路基板20上の対角位置に配置されている。発熱量が中程度で温度センサ21に接続されるCPU22は、回路基板20上で、温度センサ21と回路部品30との間に配置されている。このように、温度センサ21と回路部品30とを離間させることにより、環境温度を検出する際の回路部品30の発熱の影響が軽減される。
回路基板20上では、温度センサ21に接続されるCPU22は、温度センサ21に接続されないRAM23よりも温度センサ21に近い位置に配置されている。このように、センサ接続ICを温度センサ21の近くに配置することにより、回路基板20上に温度センサ21を設けるための配線を簡素化することができる。
図8(A)〜図9(D)は、回路基板20上の回路部品30の好ましい配置を説明するための図である。これらの図では、一例として、温度センサ21と回路部品30のうちの1つ又は3つについて、回路基板20上の配置位置を示している。回路部品30のうちの少なくとも1つ又は複数の配置位置は、図8(A)〜図9(D)のいずれかに示した通りであることが好ましい。
図8(A)に示すように、少なくとも1つの回路部品30は、回路基板20を長辺方向に2等分する仮想直線L5を挟んで、温度センサ21とは反対側に配置されていることが好ましい。あるいは、図8(B)に示すように、複数の回路部品30のうち、回路基板20の一方の短辺L1に最も近いものと、回路基板20の他方の短辺L2に最も近いものとの中間位置P1は、仮想直線L5を挟んで、温度センサ21とは反対側に配置されていることが好ましい。このような配置であれば、温度センサ21と、1つの回路部品30の配置位置又は複数の回路部品30の全体の配置領域とを、回路基板20の長辺方向に離間させることができる。図8(B)と図8(D)では、回路部品30の配置位置を分かりやすくするために、回路部品30が3つの場合の例を示している。
また、図8(C)に示すように、少なくとも1つの回路部品30は、回路基板20を短辺方向に2等分する仮想直線L6を挟んで、温度センサ21とは反対側に配置されていることが好ましい。あるいは、図8(D)に示すように、複数の回路部品30のうち、回路基板20の一方の長辺L3に最も近いものと、回路基板20の他方の長辺L4に最も近いものとの中間位置P2は、仮想直線L6を挟んで、温度センサ21とは反対側に配置されていることが好ましい。このような配置であれば、温度センサ21と、1つの回路部品30の配置位置又は複数の回路部品30の全体の配置領域とを、回路基板20の短辺方向に離間させることができる。
図9(A)は、図8(A)と図8(C)に示した両方の条件を満たす配置を示し、図9(B)は、図8(B)と図8(D)に示した両方の条件を満たす配置を示す。図9(A)及び図9(B)では、回路基板20の中心を通り直交する2つの仮想直線L5,L6で、回路基板20の実装面が4つの長方形の領域R1〜R4に分割されている。図9(A)及び図9(B)に示すように、温度センサ21と、1つ又は複数の回路部品30とは、領域R1〜R4のうちで、回路基板20の中心を挟んで互いに対向する2つの領域(対向領域)R1,R3に分かれて配置されていることが好ましい。このような配置であれば、温度センサ21と、1つの回路部品30の配置位置又は複数の回路部品30の全体の配置領域とが、回路基板20の対角方向又はそれに近い方向に離間する。このため、より効果的に、回路部品30の発熱による環境温度の測定への影響を軽減させることができる。
一般に、個々の回路部品にはある程度の大きさがあり、図示しない他の回路部品との配置位置の関係もあるため、一部の回路部品30は、仮想直線L5又はL6に跨って配置されていてもよい。このため、各回路部品30の中心位置が、図8(A)〜図9(B)に示した条件を満たすように配置されていればよい。
図9(A)に示した配置であれば、図9(C)に示すように、温度センサ21の中心と1つの回路部品30の中心との距離dは、回路基板20の短辺方向に温度センサ21とその回路部品30とを配置したときの、両者の中心同士の離間可能な距離d’よりも長くなる。複数の回路部品30についても、図9(B)に示した配置であれば、それらの回路部品30の中心と温度センサ21の中心との距離について、同じことが言える。図9(D)に示すように、温度センサ21の中心と複数の回路部品30をすべて含む最小の長方形領域R5の中心P3との距離dは、回路基板20の短辺方向に温度センサ21とその長方形領域R5とを配置したときの、両者の中心同士の離間可能な距離d’よりも長くなる。すなわち、温度センサ21と1つ又は複数の回路部品30の配置領域とを、回路基板20の短辺方向に沿って配置した場合よりも離間させることができる。
図9(B)に示した配置の場合にも、図示しない他の回路部品との位置関係や、環境温度の測定への回路部品30の影響度合いなどによっては、複数の回路部品30の一部が、領域R1,R2,R4側に配置されていてもよい。この場合には、図9(D)に示したような、複数の回路部品30をすべて含む最小の長方形領域R5の中心P3が、領域R3に位置するように各回路部品30を回路基板20上に配置するとよい。これにより、複数の回路部品30を全体として、温度センサ21から離間した位置に配置することができ、発熱による環境温度の測定への影響を軽減することができる。
これまでに説明した温度センサ21と第1回路部品及び第2回路部品との配置位置の関係は、回路基板20への各回路部品の実装面が上面側か裏面側かにかかわらず適用することができる。例えば、温度センサ21が回路基板20の上面側に実装され、回路部品30のすべてが回路基板20の裏面側に実装されている場合や、この逆に実装されている場合にも適用することができる。
図10(A)及び図10(B)は、本体2b内の底部50の形状を説明するための図である。図10(A)は回路基板20と底部50の斜視図であり、図10(B)は、図10(A)における左下から、回路基板20の長辺方向の仮想直線L6に沿って回路基板20と底部50を見たときの側面図である。これらの図では、簡単のため、回路基板20上には、温度センサ21と1つの回路部品30のみを示している。
底部50は、筐体2内で回路基板20が収納される空間の上端を画定する壁部の一例であり、第1離間部51、第2離間部52及び接近部53を有する。図1のIII−III線に沿ったプリンタ1の背面側から前面側に向かう底部50の断面の形状は、ロール紙3aの外周面に沿うように、円弧状に形成されている(図3を参照)。さらに、底部50の前面側の端部と背面側の端部は、円弧状の部分に接続された直線状の斜面に形成されている。
第1離間部51は、底部50のうちで筐体2の背面側の斜面部分にあり、回路部品30のうちの少なくとも1つの直上に位置し、接近部53よりも回路基板20から離間している。第2離間部52は、底部50のうちで筐体2の前面側の斜面部分にあり、温度センサ21の直上に位置し、接近部53よりも回路基板20から離間している。第1離間部51が位置する筐体2の背面側に向かうほど、また、第2離間部52が位置する筐体2の前面側に向かうほど、底部50の回路基板20からの高さは大きくなる。
接近部53は、底部50のうちで第1離間部51と第2離間部52の間(回路基板20の短辺方向の中間)における帯状の湾曲部分であり、第1離間部51よりも温度センサ21側に位置している。接近部53は、回路基板20側に突出することで、回路基板20に接近している。接近部53と回路基板20との間の距離d3は、第1離間部51と回路基板20との間の距離d1及び第2離間部52と回路基板20との間の距離d2よりも小さい。
回路部品30の発熱量が多いため、筐体2内では、回路部品30の上方である第1離間部51の直下の空間に温度が高い空気が溜まる。接近部53の回路基板20からの高さが低いため、接近部53は、この溜った空気が温度センサ21側に流れるのを妨げる熱抵抗として作用する。また、接近部53の下を通過して第1離間部51側から第2離間部52側に空気が流れても、その空気は温度が高いため、第2離間部52の斜面に沿って上昇して、回路基板20の上方の空間に溜まる。回路基板20と第2離間部52の間の空間にある程度の空気が溜らないと、第1離間部51側からの空気による温度センサ21への影響は少ない。このため、底部50の形状により、回路部品30の発熱による空気を介した温度センサ21への温度上昇の影響が軽減される。
プリンタ1では、用紙収容部3の底部50が、筐体2内で回路基板20が収納される空間の上端を画定する壁部を兼ねている。用紙収容部3の底部は、円筒状に巻かれたロール紙3aの形状に沿った曲面であるため、プリンタに特有のこのような底部50の形状を利用して、第1離間部51、第2離間部52及び接近部53を筐体2内に容易に形成することができる。
図10(A)では、底部50が平面視で温度センサ21と回路部品30とに重なる例を示したが、底部50は、必ずしも平面視で温度センサ21と回路部品30とに重ならなくてもよい。底部50と回路部品30とが重なるか否かにかかわらず、底部50は、底部50の平面視における回路部品30側の少なくとも一部(例えば、第1離間部51として図10(A)に示した位置Lなど)に、底部50の平面視における温度センサ21と回路部品30との間の位置M(接近部53の位置)よりも回路基板20に対する高さが高い部分を有していればよい。同様に、底部50と温度センサ21とが重なるか否かにかかわらず、底部50は、底部50の平面視における温度センサ21側の少なくとも一部(例えば、第2離間部52として図10(A)示した位置Rなど)に、底部50の平面視における温度センサ21と回路部品30との間の位置Mよりも回路基板20に対する高さが高い部分を有していればよい。
図10(A)に符号21’で示すように、回路基板20上の温度センサは、底部50と重なっていなくてもよい。図10(A)では、温度センサ21’の直上の位置をR’として、位置R’と回路部品30の直上の位置Lとを結ぶ仮想直線R’Lを示している。図示した例では、仮想直線R’Lは、接近部53として示した部分の直上の位置Mを通っている。この場合にも同様に、底部50は、温度センサ21’側の少なくとも一部(例えば、第2離間部52の位置Rなど)に、温度センサ21’と回路部品30との間の位置Mよりも回路基板20に対する高さが高い部分を有していればよい。
このような底部50の形状により、温度センサ21と回路部品30との間の位置Mよりも、底部50の平面視における、回路部品30側の位置Lや温度センサ21側の位置Rに、ある程度の温度が高い空気を溜めることができ、位置Mが熱抵抗となる。このため、底部50の形状により、回路部品30の発熱による空気を介した温度センサ21への温度上昇の影響が軽減される。
なお、回路部品30(第1回路部品)のうちの少なくとも1つが、このような位置関係で配置されていればよい。その理由は、このような位置関係で配置される回路部品30が1つであっても、それにより加熱された空気を介した温度センサ21への温度上昇の影響が軽減されるためである。
このような熱抵抗を利用した配置構造は、特に、温度センサ21と回路基板20の同じ実装面に配置された回路部品に有効である。さらに、このように、底部50の形状を利用して、温度センサ21に対する回路部品30の熱的な影響を軽減する構造は、回路基板20に実装される回路部品の発熱の大小関係にかかわらず適用することができる。すなわち、温度センサ21に対する熱的な影響を軽減したい回路部品を、図10(A)及び図10(B)に示した回路部品30の位置に配置すれば、この回路部品の発熱による空気を介した温度センサ21への影響を軽減することができる。
なお、図3〜図10(B)に示した回路基板20への部品配置は、回路基板20が図8(A)に示した仮想直線L5に沿って2枚の回路基板に分離されるか、又は他の仮想直線に沿って3枚以上の回路基板に分離され、複数の回路基板を組み合わせて図4〜図6に示す形状に構成された場合にも適用することができる。
一般に、サーマルプリンタの印刷濃度は、高温になるほど濃くなるが、ヘッド温度と環境温度の両方に応じて変化する。環境温度に対してヘッド温度が大きく上昇しないような通常の印刷(印字)をした場合は、ヘッド温度と用紙の温度とは環境温度にほぼ等しいままである。この状態では、ヘッド温度だけ測定してサーマルヘッド4への印加エネルギーを制御しても、ヘッド温度、すなわち、環境温度に応じた適切な印刷濃度の調整が可能である。これに対し、連続で印刷した場合には、環境温度に対してヘッド温度だけが上昇し、環境温度にある用紙とサーマルヘッド4とに温度差が生じる。この状態では、ヘッド温度だけを測定してサーマルヘッド4への印加エネルギーを制御すると、印字結果が薄くなってしまう。その理由は、ヘッド温度よりも用紙の温度が低い分だけサーマルヘッド4への印加エネルギーが不足するためである。
そこで、プリンタ1は、温度センサ4bが測定するヘッド温度だけでなく、温度センサ21が測定する環境温度にも基づいて、サーマルヘッド4への印加エネルギーを制御する。
図11は、印刷時の印加エネルギーの補正処理を説明するためのグラフである。図11の横軸はヘッド温度T、縦軸はサーマルヘッドへの印加エネルギーEである。図11の直線Lは、環境温度が25℃の場合の、ヘッド温度Tと印加エネルギーEとの関係を示している。プリンタ1の記憶部であるROM24は、図11に示すグラフの情報を、温度センサ4bが測定したヘッド温度Tとサーマルヘッド4に印加する印加エネルギーEとの対応関係を定める演算式又は対応表データとして記憶する。
さらに、ROM24は、ヘッド温度と環境温度との温度差に応じた印加エネルギーの補正係数を予め記憶する。この補正係数は、環境温度がヘッド温度とは異なる場合に、ヘッド温度だけに基づいて図11のグラフから印加エネルギーを決めると発生し得る、印刷濃度のバラつきを軽減させるためのものである。この補正係数を用いた補正では、ヘッド温度が環境温度よりも高ければ、その温度差に比例した量だけ印加エネルギーを増加させる。また、ヘッド温度が環境温度よりも低ければ、ヘッド温度を環境温度として、それらの温度差に比例した量の補正は行わない。この場合には、温度センサ21や回路部品30を前述のように適切に配置しても、回路部品30の発熱などによる温度センサ21の温度上昇が生じたと見なす。その理由は、プリンタ1が、ヘッド温度を環境温度よりも低下させるマイナスのエネルギーを印加できないことから、温度センサ21が、実際の環境温度よりも高い温度を測定している可能性が大きいと考えられるためである。
例えば、ヘッド温度Tが50℃であるとする。この場合、プリンタ1の制御部(CPU22)は、図11のグラフから、ヘッド温度50℃に応じた印加エネルギーE50を特定する(符号a)。そして、制御部は、その印加エネルギーE50を、温度センサ21が測定した環境温度と温度センサ4bが測定したヘッド温度との差に基づいて補正する。その際、制御部は、ヘッド温度と環境温度との温度差に応じた補正係数をROM24から読み出し、その補正係数を印加エネルギーE50に掛けることで、環境温度で補正された印加エネルギーE50’を求める(符号b)。そして、制御部は、得られた印加エネルギーE50’がサーマルヘッド4に印加されるように制御する。
こうした補正処理によれば、ヘッド温度と印加エネルギーとの対応関係を定める簡易的なグラフを利用して、簡単に、環境温度の影響を加味したより正確な印加エネルギーを求めることができる。プリンタ1では、回路基板20に実装される回路部品30の発熱による温度センサ21への影響が軽減され、その温度センサ21によって環境温度が測定されるので、ヘッド温度と環境温度との差をより正確に求めることができる。これにより、両者の温度差に基づき、印刷濃度がバラつきにくくなるように、サーマルヘッド4への印加エネルギーを制御することが可能である。
なお、プリンタ1について説明した回路基板20上の温度センサ21及び各回路部品(第1回路部品及び第2回路部品)の配置は、印刷方式にはよらないので、感熱式プリンタに限らず、インクリボンを使用する熱転写プリンタにも同様に適用可能である。
1 プリンタ
2 筐体
3 用紙収容部
4 サーマルヘッド
4a サーマルヘッド用基板
4b 温度センサ
5 プラテンローラ
20 回路基板
21 温度センサ
22 CPU
23 RAM
30,31A〜31C,32A〜32G 回路部品
50 底部
51 第1離間部
52 第2離間部
53 接近部

Claims (12)

  1. サーマルヘッドを構成する部品が実装されるサーマルヘッド用基板と、
    前記サーマルヘッドを構成する部品以外の回路部品が実装されており、実装面が長方形の回路基板と、
    前記回路基板に実装される温度センサと、を有し、
    前記回路部品は、
    1つ又は複数の第1回路部品と、
    前記第1回路部品よりも相対的な発熱温度が低い第2回路部品と、を有し、
    前記回路基板の長辺方向において、
    前記温度センサは、前記第2回路部品よりも前記回路基板における一方の短辺側に配置され、
    前記第1回路部品のうちの少なくとも1つは、前記第2回路部品よりも前記回路基板における他方の短辺側に配置されている、
    ことを特徴とするサーマルプリンタ。
  2. 前記第2回路部品は、少なくとも、前記温度センサに接続されて、温度を測定する機能を実現するセンサ接続ICを含む、請求項1に記載のサーマルプリンタ。
  3. 前記第1回路部品は、
    前記回路基板に実装される回路部品に電源を供給する電源回路を構成する回路部品、又は、
    モータを駆動するモータ駆動回路を構成する回路部品
    の少なくともいずれかを含む、請求項1又は2に記載のサーマルプリンタ。
  4. 前記温度センサの中心と、前記1つの第1回路部品の中心とが、前記回路基板を長辺方向に2等分する仮想直線を挟んで配置されるか、又は、
    前記複数の第1回路部品のうち、前記回路基板の一方の短辺に最も近いものと、前記回路基板の他方の短辺に最も近いものとの中間位置が、前記温度センサの中心位置に対して、前記回路基板を長辺方向に2分割する仮想直線を挟んで配置されている、請求項1〜3のいずれか1項に記載のサーマルプリンタ。
  5. 前記温度センサの中心と、前記1つの第1回路部品の中心とが、前記回路基板を短辺方向に2等分する仮想直線を挟んで配置されるか、又は、
    前記複数の第1回路部品のうち、前記回路基板の一方の長辺に最も近いものと、前記回路基板の他方の長辺に最も近いものとの中間位置が、前記温度センサの中心位置に対して、前記回路基板を短辺方向に2分割する仮想直線を挟んで配置されている、請求項1〜4のいずれか1項に記載のサーマルプリンタ。
  6. 前記温度センサの中心と、前記1つ又は複数の第1回路部品のそれぞれの中心とが、前記回路基板の中心を通り直交する2つの仮想直線で前記回路基板を4つの領域に分割したときに、前記回路基板の中心を挟んで互いに対向する2つの対向領域に分かれて配置されている、請求項1〜3のいずれか1項に記載のサーマルプリンタ。
  7. 前記温度センサの中心と、前記1つの第1回路部品の中心又は前記複数の第1回路部品をすべて含む最小の長方形領域の中心との距離が、前記回路基板の短辺方向に前記温度センサと前記1つの第1回路部品又は前記長方形領域とを配置したときの、両者の中心同士の離間可能な距離よりも長い、請求項1〜6のいずれか1項に記載のサーマルプリンタ。
  8. 前記回路部品は、前記温度センサには接続されないセンサ非接続ICをさらに含み、
    前記センサ接続ICは、前記センサ非接続ICよりも前記温度センサに近い位置に配置されている、請求項2に記載のサーマルプリンタ。
  9. 筐体内で前記回路基板が収納される空間の上端の少なくとも一部を画定する壁部をさらに有し、
    前記第1回路部品のうちの少なくとも1つの側における前記壁部の少なくとも一部は、前記壁部の平面視における前記第1回路部品のうちの少なくとも1つと前記温度センサとの間の位置よりも、前記回路基板に対して高い位置にある、請求項1〜8のいずれか1項に記載のサーマルプリンタ。
  10. 前記温度センサの側における前記壁部の少なくとも一部は、前記壁部の平面視における前記第1回路部品のうちの少なくとも1つと前記温度センサとの間の位置よりも、前記回路基板に対して高い位置にある、請求項9に記載のサーマルプリンタ。
  11. 印刷用のロール紙を収容する収容部をさらに有し、
    前記壁部は前記収容部の底部を兼ねている、請求項9又は10に記載のサーマルプリンタ。
  12. 前記サーマルヘッドの温度を測定するヘッド用温度センサと、
    前記ヘッド用温度センサが測定した温度と前記サーマルヘッドに印加する印加エネルギーとの対応関係を定める演算式又は対応表データを記憶する記憶部と、
    前記演算式又は対応表データから得られる印加エネルギーを、前記温度センサと前記ヘッド用温度センサとが測定した温度の差に基づいて補正する制御部と、
    をさらに有する、請求項1〜11のいずれか1項に記載のサーマルプリンタ。
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