JP2016090642A - 画像形成装置及びファンユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】外部の環境を正確に検知することができると共に、異なる位置に配置された冷却対象物を効率的に冷却できる画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置は、本体フレームと外装カバーとを有する筐体と、本体フレームに収容される主冷却対象物と、本体フレームと外装カバーとの間に配置される副冷却対象物と、を備え、本体フレームと外装カバーとの間に配置されたファン35と、ファン35と主冷却対象物との間に配設されたダクトと、ダクトにおいて、本体フレームと外装カバーとの間から副冷却対象物に向かうように形成された分岐口49と、分岐口49と副冷却対象物との間に配置された環境センサー50と、を有する。ファン35によってダクトに取り込まれた空気の一部は分岐口49から排気されて環境センサー50に吹き付けられた後、副冷却対象物に送風される。
【選択図】図5

Description

本発明は、外部の環境を計測するセンサーを備えた画像形成装置及びファンユニットに関する。
画像形成装置には、外部の環境(温度や湿度)に応じた画像形成を行うために、温度や湿度を計測する環境センサーが備えられている。このような環境センサーは外部環境を正確に検知するために、できるだけ外部環境に近い外装カバーの内側に設置される場合が多い。
しかし、外装カバーの内側には電源基板やメイン基板等の電装基板のような熱源となる部品が配置されているので、環境センサーが熱源の影響を受けて正確な計測を行うことができない場合がある。
一方で、画像形成装置には、画像形成部等を冷却するためにファンが設けられており、外部の空気が取り込まれて装置内部に流入されるようになっている。
特許文献1には、吸気口と、環境センサーと、冷却対象物と、ファンと、排気口とを、平面視にて対角上にこの順で設けて、ファンで吸気口から取り込まれた空気を環境センサーで計測するように構成された画像形成装置が開示されている。また、特許文献2には、ファンから画像形成部に延びるダクト内に温度センサーを設け、ファンで導入された外気を温度センサーに吹き付けるように構成した画像形成装置が開示されている。
特開2004−20683号公報 特開2014−102332号公報
上記に記載の特許文献1に記載されている画像形成装置では、ファンで取り込まれた空気は画像形成装置の対角上に送風されるため、この対角上に配置された冷却対象物のみが冷却されるようになっている。また、特許文献2に記載されている画像形成装置でも、ファンによってダクトが接続している画像形成部を冷却するように構成されている。このため、これらの特許文献に記載されている画像形成装置において、ファンの送風経路以外に冷却対象物が配置されている場合には、別の冷却機構が必要になる。特に、電源基板やメイン基板は画像形成装置の後面に配置されている場合が多く、外装カバーに設けた通気孔を通して外気と接することで冷却されるようになっているので、十分な冷却効果を得られない場合がある。
そこで、本発明は上記事情を考慮し、環境センサーで外部の環境を正確に検知することができると共に、異なる場所に配置されている冷却対象物を効率的に冷却できる画像形成装置及びファンユニットを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の画像形成装置は、画像形成部が収容される本体フレームと該本体フレームの外側を覆う外装カバーとを有する筐体と、前記画像形成部に含まれる主冷却対象物と、前記本体フレームと前記外装カバーとの間に配置される副冷却対象物と、を備えた画像形成装置であって、前記本体フレームと前記外装カバーとの間に配置され、前記筐体の外部の空気を取り込むファンと、前記ファンと前記主冷却対象物との間に配設されたダクトと、前記本体フレームと前記外装カバーとの間において、前記ダクトに形成された分岐口と、前記分岐口と前記副冷却対象物との間に配置された、温度及び湿度の少なくとも一方を計測する環境センサーと、を有し、前記ファンによって前記ダクトに取り込まれた空気は、前記ダクトを通って前記主冷却対象物に送風されると共に、前記分岐口から前記環境センサーに吹き付けられた後、前記副冷却対象物に送風されることを特徴とする。
このような構成を採用することにより、ファンによって取り込まれた外部の空気が環境センサーに吹き付けられるため、環境センサーは外部の温度や湿度を正確に検知することができ、環境に応じた画像形成作業が可能となる。また、ファンで取り込まれた空気を、主冷却対象物のみでなく、本体フレームの外側に配置された副冷却対象物の方向にも流すようになっているので、ファンによる効率的な冷却が可能となる。
本発明の画像形成装置においては、前記主冷却対象物は、前記画像形成部に含まれる現像装置であり、前記副冷却対象物は、電源基板や制御基板を含む電装基板であることを特徴としても良い。
このような構成を採用することにより、現像装置の冷却のみでなく、筐体の外面に配置されることが多く、冷却の必要性のある電装基板を効率的に冷却することができる。
本発明の画像形成装置においては、前記電装基板と前記ファンとは前記本体フレームの後板の外面に並設されており、前記分岐口は、前記ファンによって取り込まれた空気を前記後板の外面に沿って前記電装基板に向かって送風するように形成されていることを特徴としても良い。
このような構成を採用することにより、取り込まれた空気は分岐口から直接電装基板に向かうので、電装基板をより効率的に冷却することができる。
本発明の画像形成装置においては、前記ダクトと接続可能に形成され、前記分岐口を有するダクト接続部材を備え、前記ダクト接続部材と、前記ファンと、前記環境センサーと、は一体化されたユニット構造を有することを特徴としても良い。
このような構成を採用することにより、ファンや環境センサーを筐体に簡単に取り付けることができる。
本発明の画像形成装置においては、前記ダクトには、前記ファンと接続可能な接続部と、前記分岐口の外側に設けられた前記環境センサーと、が一体に形成されていることを特徴としても良い。
このような構成を採用することにより、環境センサーの取り付けが容易になる。
本発明のファンユニットは、異なる位置に配置された主冷却対象物と副冷却対象物とを冷却可能なファンユニットであって、前記主冷却対象物から延びるダクトに一端が接続可能なダクト接続部材と、前記ダクト接続部材の他端に配置されたファンと、前記ダクト接続部材に形成された分岐口と、前記分岐口と前記副冷却対象物との間に配置された、温度及び湿度の少なくとも一方を計測する環境センサーと、を備え、前記ダクト接続部材と前記ファンと前記環境センサーとは一体化されたユニット構造を有することを特徴とする。
このような構成を採用することにより、異なる場所に配置されている主冷却対象物と副冷却対象物とを効率的に冷却することができるのと同時に外部の環境を正確に検知することができる。
本発明によれば、環境センサーで外部の環境を正確に検知することができると共に、本体フレームの内部と外面とにそれぞれ配置された冷却対象物を効率的に冷却することができる。
本発明の一実施形態に係るプリンターの構成の概略を示す模式図である。 本発明の一実施形態に係るプリンターの筐体を後面側から見た斜視図である。 本発明の一実施形態に係るプリンターにおいて、ファンの構造を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係るプリンターにおいて、環境センサーの構造を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係るプリンターにおいて、筐体の後面における空気の流れを示す背面図である。 本発明の一実施形態に係るファンユニットの構成の概略を示す側面図である。 本発明の一実施形態に係るプリンターにおいて、ダクトの他の例を示す図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の一実施形態に係る画像形成装置について説明する。
まず、図1を参照して、画像形成装置としてのプリンター1の全体の構成について説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るプリンターの概略を示す模式図であり、以下の説明では、図1における紙面手前側を、プリンター1の正面側(前側)とし、左右の向きはプリンター1を正面から見た方向を基準とする。
プリンター1は、中空部を有する本体フレーム2と、本体フレーム2の外側を覆う外装カバー3と、を有する略直方体形状の筐体4を備える。
筐体4の上面には排紙トレイ6が設けられている。筐体4の中空部の下方には、給紙カセット7から用紙を給紙する給紙部8が設けられている。また、中空部には、左側にレーザー・スキャニング・ユニット(LSU)を有する露光装置9が配置され、右側に画像形成部10が設けられている。画像形成部10には、像担持体である感光体ドラム11が回転可能に設けられ、感光体ドラム11の周囲には、帯電装置12と、現像装置13(主冷却対象物)と、転写ローラー14と、クリーニング装置15とが、感光体ドラム11の回転方向(図1の矢印X参照)に沿って配置されている。現像装置13は、トナーコンテナ16と接続している。また、中空部には、画像形成部10の上方に定着装置17が設けられ、定着装置17の左側に、排紙トレイ6に面した排紙部18が設けられている。
さらに、中空部には、画像形成部10の右側に、給紙部8から、感光体ドラム11と転写ローラー14との間に設けられる転写部19と、定着装置17と、を通って、排紙部18に向かって縦に延びる用紙の搬送経路20が設けられている。
次に、このような構成を備えたプリンター1の画像形成動作について説明する。まず、帯電装置12によって感光体ドラム11の表面が帯電された後、露光装置9からのレーザー光Pにより感光体ドラム11に対して画像データに対応した露光が行われ、感光体ドラム11の表面に静電潜像が形成される。この静電潜像は、現像装置13でトナー像に現像される。
一方、給紙部8によって給紙カセット7から取り出された用紙は、上記した画像形成動作とタイミングを合わせて搬送経路20に沿って転写部19へ搬送され、転写部19において感光体ドラム11上のトナー像が用紙に転写される。トナー像を転写された用紙は、搬送経路20を下流側へ搬送されて定着装置17に進入し、定着装置17において用紙にトナー像が定着される。トナー像が定着された用紙は、排紙部18から排紙トレイ6に排出される。なお、感光体ドラム11に残留したトナーは、クリーニング装置15によって回収される。
次に、図2を参照して筐体4の本体フレーム2について説明する。図2は、本体フレームを後方から見た斜視図である。
本体フレーム2の後板2aには、駆動ユニット31と、電源基板32(副冷却対象物)と高圧基板33とエンジン・メイン基板34とを含む電装基板と、ファン35と、が支持されている。本体フレーム2の後板2aを覆う外装カバー(図示省略)には、複数の通気孔が形成されており、これらの通気孔を介して外装カバーと後板2aとの間に外部の空気が入り込むようになっている。
駆動ユニット31は、画像形成部10の各構成要素等を駆動するモーターやギア列(いずれも図示されず)を有し、後板2aの右寄りの位置に支持されている。
電源基板32は、AC100Vの電圧をDC24V、12V、5Vに変換するためのもので、コネクタ、トランス、コンデンサ等の電気部品が実装されている。電源基板32は、後板2aの外面において、中央よりも左寄りの下部に縦方向に配置されている。
高圧基板33は、帯電装置12や現像装置13、転写ローラー14等に高圧の電源を供給するためのもので、電源に接続されるコネクタ、トランスやコンデンサ、抵抗器等の電気部品が実装されている。高圧基板33は、後板2aの外面において、中央上部に縦方向に配置されている。
エンジン・メイン基板34は、画像形成動作を制御するもので、CPUや各種電気部品が実装されている。エンジン・メイン基板34は、後板2aの外面において、左側上部に横方向に配置されている。
ファン35は、外装カバーに形成された通気孔を通して外部の空気を取り込み、筐体4の内部に導く吸気ファンであり、後板2aの中央付近に配置されている。
図2及び図3を参照して、ファン35について説明する。図3はファンの斜視図である。ファン35は、図3に示されるように、ハブ37の外周面に放射状に配設された複数の回転羽根38と、ハブ37を回転可能に支持する四角筒状の支持部材39と、を備える。支持部材39の後側の開口は、空気が取り込まれる吸気口41であり、外装カバーに設けられた通気孔を介して外部に面している。支持部材39の前側の開口は、空気が排気される排気口42であり、ダクト45に接続されている。ダクト45は、排気口42と現像装置13との間に配設されている。ファン35によって吸気口41から取り込まれた空気は、排気口42からダクト45に入り、ダクト45を通って現像装置13に送風されて、現像装置13を冷却する。また、支持部材39の外周面には、種々の信号線や電源ラインを束ねるホルダー47が設けられている。
ダクト45には、本体フレーム2の後板2aの外側において、電源基板32に向かう左側の側面に縦長の長方形状の分岐口49が形成されている。図2に示されるように、分岐口49と電源基板32との間において、本体フレーム2の後板2aの外面には、環境センサー50が配置されている。環境センサー50は、温度又は湿度の少なくとも一方を計測するセンサーであり、例えば、温湿度センサーを使用することができる。
図4を参照して環境センサーについて説明する。図4は、環境センサーの斜視図である。環境センサー50は、検知部51と、検知部51が支持される基板52と、を有する。基板52には、検知部51で検知された値を送信する信号線や電源ライン等が接続されるコネクタ53が設けられている。
環境センサー50は、ホルダー55に支持されている。ホルダー55は、箱状の形状を有し、底板55a上には、環境センサー50の基板52に係合する複数のフック部57が形成されており、側板55bの一部には、環境センサー50のコネクタ53に対応する位置に切り欠き58が形成されている。環境センサー50は、基板52が各フック部57に係合することで底板55a上に固定され、コネクタ53が切り欠き58から露出するように、ホルダー55に支持されている。また、検知部51は、ホルダー55の側板55bの先端よりも外側に突出している。
環境センサー50が支持されたホルダー55は、図2に示されるように、分岐口49と電源基板32との間において、環境センサー50の検知部51が分岐口49に対向し、分岐口49から排気された空気が検知部51に吹き付けられるようになっている。
上記構成を有するプリンター1におけるファン35による冷却動作について図5を参照して説明する。ファン35が作動すると、吸気口41から外部の空気が取り込まれる。取り込まれた空気は、主に排気口42からダクト45を通って現像装置13に送風されて、現像装置13を冷却する。また、取り込まれた空気の一部は、ダクト45から分岐口49に入り、分岐口49の下流に配置された環境センサー50に吹き付けられ、環境センサー50で温度及び湿度が計測される。計測された温度及び湿度は制御部に送信され、計測された温度及び湿度に基づいて画像形成動作が制御される。
環境センサー50を通過した空気は、図5の白抜き矢印で示されるように、左側に向かって流れ、電源基板32を主に冷却する。また、環境センサー50を通過した空気は後板2aと外装カバーとの間の空間に流れて、エンジン・メイン基板34や高圧基板33を冷却する。
上記説明したように本発明の実施形態に係るプリンター1においては、ファン35によって取り込まれた外気の温度及び湿度が環境センサー50で計測される。したがって、外気の温度や湿度をタイムリーに計測することができ、画像形成動作の制御をより適切に行うことができる。
また、本実施形態では、電装基板の内で最も発熱量が大きい電源基板32とファン35とを並べて配置して、分岐口49から電源基板32に送風しているので、ファン35によって主な冷却対象である現像装置13のみでなく、電源基板32も効率的に冷却することができる。なお、分岐口49は、最も発熱量の大きい基板が配置されて位置に応じて形成することができる。
また、本実施形態では、ダクト45に設けられた分岐口49と電源基板32のとの間の後板2aに環境センサー50を支持されたホルダー55を配置したが、ファン35と環境センサー50とをファンユニットとして一体化してもよい。
図6を参照して、ファンユニットについて説明する。ファンユニット60は、ファン35と、環境センサー50と、ダクト接続部材61を有する。ダクト接続部材61は、筒状の部材であり、一端がファン35の排気口42に接続され、他端にダクト45と接続される接続部が形成されている。ダクト接続部材61の側壁には、分岐口49が貫通して形成されている。分岐口49の側縁には、ファン35の送風方向と交差する方向において外方向に延びる支持部49aが形成されている。支持部49aの分岐口49側の面には、一対のフック部57が設けられている。環境センサー50は、基板52が一対のフック部57に支持されて、検知部51が分岐口49に対向し、分岐口49から排気された空気が検知部51に吹き付けられるように位置決めされている。
ファン35が作動すると、取り込まれた空気は、図6の矢印A1に示されるように、主にダクト接続部材61からダクト45に入り、現像装置13に送風されて現像装置13を冷却する。また、取り込まれた空気の一部は、図6の矢印A2に示されるように、ダクト接続部材61の分岐口49から排気されて環境センサー50の検知部51に吹き付けられ、環境センサー50によって温度や湿度が計測される。吹き付けられた空気は、電源基板32に向かって送風され、電源基板32を冷却する。
このようなファンユニット60を筐体4に取り付ける際は、分岐口49を最も冷却の必要性のある基板に向かうように位置決めした状態で、ダクト接続部材61をダクト45に接続し、ファン35を本体フレーム2の後板2aに固定する。このように、ファンユニット60を使用することにより、ファン35及び環境センサー50の筐体4への取り付けが簡易になる。また、環境センサー50を支持するホルダー55が不要となるので、部品点数を削減できる。
ファンユニット60は、プリンター1等の画像形成装置のみでなく、種々の産業機械や精密機械、家電製品等にも適用することができ、異なる位置に配置された主冷却対象物と副冷却対象物とを冷却すると共に、外部の環境を正確に検知することで外部環境に応じて各機器の稼働条件を制御することができる。
あるいは、図7に示されるように、ダクト45に設けられた分岐口49に環境センサー50を直接支持させるようにすることもできる。この場合、ダクト45の端部に、ファン35の排気口42と接続可能な接続部45aを形成する。また、ダクト45の側壁に形成された分岐口49の側縁に、ファン35の送風方向と交差する方向において外方向に延びる支持部49aを形成する。支持部49aの分岐口49側の面には、一対のフック部57が設けられており、環境センサー50は、基板52が一対のフック部57に支持されて、検知部51が分岐口49に対向し、分岐口49から排気された空気が検知部51に吹き付けられるように位置決めされている。
ファン35が作動すると、取り込まれた空気は、図7の矢印A1に示されるように、ダクト45から現像装置13に送風されて現像装置13を冷却する。また、取り込まれた空気の一部は、図7の矢印A2に示されるように、分岐口49から排気されて環境センサー50の検知部51に吹き付けられる。
このようにダクト45に分岐口49を形成すると共に環境センサー50を一体に設けておくと、環境センサー50を後付する場合に比べて環境センサー50の取り付けが簡易になる。
本発明の実施形態では、プリンター1に本発明の構成を適用した場合について説明したが、他の異なる実施形態では、複写機、ファクシミリ、複合機等のプリンター1以外の画像形成装置に本発明の構成を適用しても良い。
さらに、上記した本発明の実施形態の説明は、本発明に係る画像形成装置における好適な実施の形態を説明しているため、技術的に好ましい種々の限定を付している場合もあるが、本発明の技術範囲は、特に本発明を限定する記載がない限り、これらの態様に限定されるものではない。すなわち、上記した本発明の実施の形態における構成要素は適宜、既存の構成要素等との置き換えが可能であり、かつ、他の既存の構成要素との組合せを含む様々なバリエーションが可能であり、上記した本発明の実施の形態の記載をもって、特許請求の範囲に記載された発明の内容を限定するものではない。
1 プリンター
2 本体フレーム
2a 後板
3 外装カバー
4 筐体
13 現像装置(主冷却対象物)
32 電源基板(副冷却対象物)
35 ファン
45 ダクト
45a 接続部
49 分岐口
50 環境センサー
60 ファンユニット
61 ダクト接続部材

Claims (6)

  1. 画像形成部が収容される本体フレームと該本体フレームの外側を覆う外装カバーとを有する筐体と、前記画像形成部に含まれる主冷却対象物と、前記本体フレームと前記外装カバーとの間に配置される副冷却対象物と、を備えた画像形成装置であって、
    前記本体フレームと前記外装カバーとの間に配置され、前記筐体の外部の空気を取り込むファンと、
    前記ファンと前記主冷却対象物との間に配設されたダクトと、
    前記本体フレームと前記外装カバーとの間において、前記ダクトに形成された分岐口と、
    前記分岐口と前記副冷却対象物との間に配置された、温度及び湿度の少なくとも一方を計測する環境センサーと、
    を有し、
    前記ファンによって前記ダクトに取り込まれた空気は、前記ダクトを通って前記主冷却対象物に送風されると共に、前記分岐口から前記環境センサーに吹き付けられた後、前記副冷却対象物に送風されることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記主冷却対象物は、前記画像形成部に含まれる現像装置であり、
    前記副冷却対象物は、電源基板や制御基板を含む電装基板であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記電装基板と前記ファンとは前記本体フレームの後板の外面に並設されており、前記分岐口は、前記ファンによって取り込まれた空気を前記後板の外面に沿って前記電装基板に向かって送風するように形成されていることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記ダクトと接続可能に形成され、前記分岐口を有するダクト接続部材を備え、
    前記ダクト接続部材と、前記ファンと、前記環境センサーと、は一体化されたユニット構造を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記ダクトには、前記ファンと接続可能な接続部と、前記分岐口の外側に設けられた前記環境センサーと、が一体に形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 異なる位置に配置された主冷却対象物と副冷却対象物とを冷却可能なファンユニットであって、
    前記主冷却対象物から延びるダクトに一端が接続可能なダクト接続部材と、前記ダクト接続部材の他端に配置されたファンと、前記ダクト接続部材に形成された分岐口と、前記分岐口と前記副冷却対象物との間に配置された、温度及び湿度の少なくとも一方を計測する環境センサーと、を備え、前記ダクト接続部材と前記ファンと前記環境センサーとは一体化されたユニット構造を有することを特徴とするファンユニット。
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