JP2018069493A - 印刷装置、印刷制御プログラムおよび印刷制御方法 - Google Patents

印刷装置、印刷制御プログラムおよび印刷制御方法 Download PDF

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圭太 石黒
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誠一 大木
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亮太朗 高村
岳志 北川
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岳志 北川
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Abstract

【課題】デューティー比の高い部分と低い部分の偏りが顕著な印刷物の場合であっても、印刷物全体の印刷濃度が適切で高品質の印刷を行うことが可能な印刷装置を提供する。
【解決手段】サーミスタでサーマルヘッドの温度を検出し、サーミスタから最も近傍に配列された第1の発熱素子の通電履歴情報を示す第1の通電履歴値、第1の発熱素子以外の第2の発熱素子の通電履歴情報を示す第2の通電履歴値、及び検出された検出温度に基づいて、第2の発熱素子の温度を算出し、検出された検出温度に基づいて、第1の発熱素子に通電させる通電時間を設定し、算出された第2の発熱素子の温度に基づいて、第2の発熱素子に通電させる通電時間を設定し、印刷データを構成する1ライン分のラインデータに基づいて、それぞれ設定された通電時間だけ第1の発熱素子及び第2の発熱素子を選択的に通電させる。
【選択図】図5

Description

本発明は、サーマルヘッドに配設された発熱素子を発熱駆動することにより、任意の文字、絵柄等を含む印刷データを印刷する印刷装置、印刷制御プログラムおよび印刷制御方法に関する。特に、印刷濃度を一定にすることによる印刷品質の向上を実現する印刷装置、印刷制御プログラムおよび印刷制御方法に関する。
従来、スーパーマーケットや小売店などで、連続用紙から切り出してレシートを発行するレシート印刷装置がある。このようなレシート印刷装置は、ステッピングモータにより駆動機構を駆動させて、ロール状に保持された帯状の連続用紙に所定の情報を印刷し、必要に応じた長さに切り出してレシートとして発行する。
また、航空手荷物の行き先や便名などの荷物情報が記載され、手荷物に取り付けられて手荷物の輸送や受け渡し時の標識として使用されるバゲッジタグがある。バゲッジタグもレシートを発行するレシート印刷装置と同様のタグ印刷装置で印刷する。
このような、レシート印刷装置やタグ印刷装置等の印刷装置では、感熱紙に熱したサーマルヘッドを当てることにより印刷することが多い。このような感熱式の印刷装置では、サーマルヘッドの発熱時間が一定であっても、印刷が進行していくことによりサーマルヘッドのヘッド温度が上昇する。ヘッド温度が上昇すると、印刷濃度が濃くなる傾向がある。例えば、バゲッジタグなどの長い媒体に対してデューティー比の高い印刷を行うと、印刷中にヘッド温度が大きく上昇し、印刷濃度が徐々に濃くなっていくことがある。
そこで、ヘッド温度を検出するセンサを搭載し、ヘッド温度が高い場合は発熱時間を短縮することで印刷濃度を一定にする制御を行っている技術が開示されている(例えば、特許文献1、2を参照。)。また、温度変化に応じた通電時間の制御だけでなく、過去の通電履歴を考慮して通電時間を制御する技術が開示されている(例えば、特許文献3を参照。)。
特開平10−129029号公報 特開2007−062838号公報 特開2012−035472号公報
しかしながら、デューティー比の高い部分と低い部分の偏りが顕著な印刷物の場合、印刷濃度にムラが発生することにより印字品質が低下する、という問題点があった。これは、デューティー比の高い部分の発熱素子が頻繁に発熱駆動されて温度が大きく上昇し、他方、デューティー比の低い部分の発熱素子が殆ど発熱駆動されず温度上昇が大きくないにも関わらず、所定箇所で検出した温度変化に応じて一律に通電時間を制御するためである。
本発明は、上述のような実状に鑑みたものであり、デューティー比の高い部分と低い部分の偏りが顕著な印刷物の場合であっても、印刷物全体の印刷濃度が適切で高品質の印刷を行うことが可能な印刷装置、印刷制御プログラムおよび印刷制御方法を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するため、下記のような構成を採用した。
すなわち、本発明の一態様によれば、本発明の印刷装置は、複数の発熱素子をライン状に配列したサーマルヘッドと、印刷データを構成する1ライン分のラインデータに基づいて、前記複数の発熱素子に選択的に通電させる通電部と、前記通電部によって通電された前記複数の発熱素子が発熱することにより、前記複数の発熱素子が対峙する被印刷媒体を感熱させて前記印刷データを印刷する印刷部と、前記サーマルヘッドに実装され、前記サーマルヘッドの温度を検出する温度検出部と、前記温度検出部から最も近傍に配列された第1の発熱素子の通電履歴情報を示す第1の通電履歴値、前記第1の発熱素子以外の第2の発熱素子の通電履歴情報を示す第2の通電履歴値、及び前記温度検出部によって検出された検出温度に基づいて、前記第2の発熱素子の温度を算出する第2発熱素子温度算出部と、前記温度検出部によって検出された検出温度に基づいて、前記第1の発熱素子に通電させる通電時間を設定し、前記第2発熱素子温度算出部によって算出された前記第2の発熱素子の温度に基づいて、前記第2の発熱素子に通電させる通電時間を設定する通電時間設定部とを備え、前記通電部が、前記通電時間設定部によってそれぞれ設定された通電時間だけ前記第1の発熱素子及び前記第2の発熱素子を通電させ、前記印刷部が、前記通電部によって通電された前記第1の発熱素子及び前記第2の発熱素子が発熱することにより、前記第1の発熱素子及び前記第2の発熱素子が対峙する部分の前記被印刷媒体を感熱させることを特徴とする。
また、本発明の印刷装置は、前記第1の通電履歴値が、前記通電部によって1画素分前記第1の発熱素子が通電されたことを示す履歴値の所定画素分の累積値であって、時間経過に連れて段階的に減少する重み付けを伴った履歴値の累積値であり、前記第2の通電履歴値が、前記通電部によって1画素分前記第2の発熱素子が通電されたことを示す履歴値の所定画素分の累積値であって、時間経過に連れて段階的に減少する重み付けを伴った履歴値の累積値であり、前記第2発熱素子温度算出部が、前記第2の通電履歴値から前記第1の通電履歴値を減算し、前記減算した値に正の比例係数で比例する特定値を算出し、前記特定値を前記検出温度から減算することで、前記第2の発熱素子の温度を算出することが望ましい。
また、本発明の印刷装置は、前記温度検出部が、前記温度を所定時間間隔で検出し、前記第2発熱素子温度算出部が、前記第2の発熱素子の温度を前記所定時間間隔で算出し、前記通電時間設定部が、前記第1の発熱素子に通電させる時間及び前記第2の発熱素子に通電させる時間を前記所定時間間隔で設定することが望ましい。
また、本発明の印刷装置は、前記通電時間設定部が、前記温度検出部によって検出された検出温度を前記第1の発熱素子の温度と見做して、前記第1の発熱素子に通電させる時間を設定することが望ましい。
また、本発明の印刷装置は、前記通電時間設定部が、前記温度検出部によって検出された検出温度が高くなると、前記第1の発熱素子に通電させる時間を短くなるように設定し、前記第2発熱素子温度算出部によって算出された前記第2の発熱素子の温度が高くなると、前記第2の発熱素子に通電させる時間を短くなるように設定することが望ましい。
また、本発明の一態様によれば、本発明の印刷制御プログラムは、複数の発熱素子をライン状に配列したサーマルヘッドと前記サーマルヘッドに実装されたサーミスタを備えた印刷装置のコンピュータを、印刷データを構成する1ライン分のラインデータに基づいて、前記複数の発熱素子に選択的に通電させる通電手段、前記通電手段によって通電された前記複数の発熱素子が発熱することにより、前記複数の発熱素子が対峙する被印刷媒体を感熱させて前記印刷データを印刷する印刷手段、前記サーミスタで前記サーマルヘッドの温度を検出する温度検出手段、前記サーミスタから最も近傍に配列された第1の発熱素子の通電履歴情報を示す第1の通電履歴値、前記第1の発熱素子以外の第2の発熱素子の通電履歴情報を示す第2の通電履歴値、及び前記温度検出手段によって検出された検出温度に基づいて、前記第2の発熱素子の温度を算出する第2発熱素子温度算出手段、前記温度検出手段によって検出された検出温度に基づいて、前記第1の発熱素子に通電させる通電時間を設定し、前記第2発熱素子温度算出手段によって算出された前記第2の発熱素子の温度に基づいて、前記第2の発熱素子に通電させる通電時間を設定する通電時間設定手段として機能させ、前記通電手段が、前記通電時間設定手段によってそれぞれ設定された通電時間だけ前記第1の発熱素子及び前記第2の発熱素子を通電させ、前記印刷手段が、前記通電手段によって通電された前記第1の発熱素子及び前記第2の発熱素子が発熱することにより、前記第1の発熱素子及び前記第2の発熱素子が対峙する部分の前記被印刷媒体を感熱させることを特徴とする印刷制御プログラムである。
また、本発明の一態様によれば、本発明の印刷制御方法は、複数の発熱素子をライン状に配列したサーマルヘッドと前記サーマルヘッドに実装されたサーミスタを備えた印刷装置において実行される印刷制御方法であって、前記サーミスタで前記サーマルヘッドの温度を検出し、前記サーミスタから最も近傍に配列された第1の発熱素子の通電履歴情報を示す第1の通電履歴値、前記第1の発熱素子以外の第2の発熱素子の通電履歴情報を示す第2の通電履歴値、及び前記検出された検出温度に基づいて、前記第2の発熱素子の温度を算出し、前記検出された検出温度に基づいて、前記第1の発熱素子に通電させる通電時間を設定し、前記算出された前記第2の発熱素子の温度に基づいて、前記第2の発熱素子に通電させる通電時間を設定し、印刷データを構成する1ライン分のラインデータに基づいて、前記それぞれ設定された通電時間だけ前記第1の発熱素子及び前記第2の発熱素子を選択的に通電させ、前記通電された前記第1の発熱素子及び前記第2の発熱素子が発熱することにより、前記第1の発熱素子及び前記第2の発熱素子が対峙する部分の被印刷媒体を感熱させて前記印刷データを印刷することを特徴とする。
本発明によれば、デューティー比の高い部分と低い部分の偏りが顕著な印刷物の場合であっても、印刷物全体の印刷濃度が適切で高品質の印刷を行うことができる。
本実施の形態における印刷装置の外観を示す図である。 本実施の形態における印刷装置が備えるプリンタ部の内部構成を示す断面図である。 本実施の形態における印刷装置が備えるサーマルヘッドを示す斜視図である。 本実施の形態における印刷装置のハードウェア構成図である。 本実施の形態における印刷装置の機能ブロック図である。 本実施の形態における印刷制御処理の流れを示すフローチャートである。 印刷制御処理のサブルーチン「通電時間算出処理」の流れを示すフローチャートである。 履歴比較テーブルの例を示す図である。 温度比率テーブルの例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本実施の形態における印刷装置の外観を示す図である。
図1に示すように、本実施の形態における印刷装置1は、制御部10とプリンタ部20を備える。プリンタ部20の背面には、ロール状のロール紙を載置するロール紙用スタンド30を接続して設置することが可能である。なお、ロール紙用スタンド30の代わりに、連続して折り畳まれたファンフォールド紙を載置するファンフォールド紙トレイを接続することも可能である。
制御部10は、前面に電源スイッチ11が設けられ、上面に操作部12が設けられている。電源スイッチ11は、印刷装置1の電源のオンとオフを切り換える。操作部12は、印刷装置1を操作するための操作用スイッチや印刷装置1の状態を表示する状態表示LEDを備える。状態表示LEDは、例えば、エラー発生時に点灯したり、ロール紙やファンフォールド紙がなくなったときに点灯したりする。
プリンタ部20については、図2と併せて説明する。
図2は、本実施の形態における印刷装置が備えるプリンタ部の内部構成を示す断面図である。
プリンタ部20は、図1を用いて説明した排出用ローラ27及び表示部28の他、図2に示すように、媒体搬送モータ22、プラテンローラ23、サーマルヘッド24、カッター駆動モータ25、及びカッター26等を備える。また、プリンタ部20は、背面側に媒体挿入口21Aが設けられ、正面側に媒体排出口21Bが設けられている。そして、媒体挿入口21Aから媒体排出口21Bの間には、搬送路21Cが形成されている。
媒体挿入口21Aは、ロール紙又はファンフォールド紙等の被印刷媒体2がロール紙用スタンド30又はファンフォールド紙トレイから挿入される。媒体排出口21Bは、印刷データが印刷された被印刷媒体2としてのバゲッジタグや搭乗券を排出する。搬送路21Cは、媒体挿入口21Aから挿入された被印刷媒体2を媒体排出口21Bへ搬送する。媒体搬送モータ22は、プラテンローラ23を回転させる。プラテンローラ23は、媒体搬送モータ22により回転され、媒体挿入口21Aから挿入された被印刷媒体2を、搬送路21Cを経由して媒体排出口21Bへ搬送する。サーマルヘッド24は、ライン状に配設された複数の発熱素子242(図3参照)を選択的に発熱させ、熱により反応する被印刷媒体(感熱紙)2に印刷データを印刷する。
カッター駆動モータ25は、カッター26の昇降動作を行う。カッター26は、カッター駆動モータ25により昇降され、印刷データが印刷された被印刷媒体2を所定の寸法にカットし、バゲッジタグ等を形成する。排出用ローラ27は、対向するピンチローラとの間に印刷されたバゲッジタグ等を挟持して、媒体排出口21Bから排出させる。表示部28は、様々な情報を表示する。
図3は、本実施の形態における印刷装置が備えるサーマルヘッドを示す斜視図である。
図3に示すように、サーマルヘッド24は、ヘッド本体241、及び複数の微細な発熱素子242を備える。これらの発熱素子242は、長手方向Wに延びた細長の矩方体形状のヘッド本体241の表面上にライン状に配設されている。各発熱素子242は、例えば、略半円状に突き出て配設されている。各発熱素子242は、通電により発熱し、その熱により被印刷媒体2を発色させて印刷データを画素単位で印刷する。被印刷媒体2が感熱紙でない場合は、インクが塗布されたインクリボンを被印刷媒体2に重ね、発熱によりインクを溶融又は昇華させて被印刷媒体2に転写させても良い。
また、サーマルヘッド24は、任意の発熱素子242の近傍にサーミスタ243を配設している。サーミスタ243は、周辺の温度を検出する。例えば、サーミスタ243に最も近い発熱素子242の温度として、検出信号のAD変換値を出力する。
図4は、本実施の形態における印刷装置のハードウェア構成図である。
図4において、印刷装置1は、接続I/F(インターフェース)13、CPU(Central Processing Unit)14、ROM(Read Only Memory)15、RAM(Random Access Memory)16、媒体搬送モータ22、サーマルヘッド24、及びサーミスタ243を備える。接続I/F13、CPU14、ROM15、及びRAM16は、制御部10が備える。媒体搬送モータ22、サーマルヘッド24、及びサーミスタ243は、プリンタ部20が備える。
接続I/F13は、USB(Universal Serial Bus)等のシリアルインターフェースやイーサネット(登録商標)等のパラレルインターフェース等、上位装置3と接続するためのユニットである。上位装置3は、例えば、空港サーバなどのコンピュータ等である。
ROM15は、印刷装置1において実行する印刷制御プログラムの他、印刷装置1の各機能を制御し実行するための制御プログラム及びテーブルデータなどを格納する。例えば、ヘッド駆動回路で駆動するサーマルヘッド24によって所望の描画図案を被印刷媒体2へ印刷させるための制御プログラム、印刷対象となる描画図案に含まれる文字、記号、絵文字等の印刷データやサイズ情報、印刷フォント等のデータを記憶する。
RAM16は、印刷対象となる所望の描画図案に含まれる文字、記号、絵文字やそれらのサイズ、文字間隔等を指定する情報、作成される印刷物の大きさ等の印刷情報を記憶する入力データメモリとして機能する。また、RAM16は、入力されたそれらの印刷情報に基づいて生成され、所望の描画図案を表す印刷データを記憶する印刷データメモリとして機能する。また、RAM16は、印刷処理等に必要なデータを一時的に記憶するレジスタやカウンタ等を備える。
CPU14は、これらの各部を制御する。CPU14は、例えば、ROM15に格納された印刷制御プログラムをRAM16を介して読み出し、印刷制御処理を実行する。
媒体搬送モータ22及びサーマルヘッド24については、図2を用いて説明した通りである。サーミスタ243については、図3を用いて説明した通りである。
図5は、本実施の形態における印刷装置の機能ブロック図である。
図5に示すように、本実施の形態における印刷装置1は、サーマルヘッド24、印刷データ格納部501、通電部502、印刷部503、温度検出部504、履歴情報格納部505、第2発熱素子温度算出部506、及び通電時間設定部507を備える。
サーマルヘッド24は、上述したように、ライン状に配設された複数の発熱素子242を備える。
印刷データ格納部501は、上位装置3から送信されたPDL(Page Description Language)等の印刷データを一時的に格納する。
通電部502は、印刷データ格納部501に格納された印刷データを読み出し、印刷データを構成する1ライン分のラインデータに基づいて、複数の発熱素子242に選択的に通電させる。
印刷部503は、通電部502によって通電された複数の発熱素子242が発熱することにより、複数の発熱素子242が対峙する被印刷媒体2を感熱させて印刷データを印刷する。
温度検出部504は、サーマルヘッド24に実装され、サーマルヘッド24の温度を検出する。温度検出部504は、例えば、温度を所定時間間隔で検出する。温度検出部504は、例えば、上述したサーミスタ243で実現することができる。
履歴情報格納部505は、各発熱素子242の通電履歴情報を示す通電履歴値を格納する。通電履歴値は、例えば、過去に通電部502によって発熱素子242が通電されたことを示す履歴値の所定画素分の累積値であって、時間経過に連れて段階的に減少する重み付けを伴った履歴値の累積値である。具体的な例を示せば、過去5画素分について、古い順に「1」「2」「3」「4」「5」の重み付けを伴った履歴値の場合、「通電」「非通電」「通電」「通電」「非通電」であれば、通電履歴値は、「8(=1+0+3+4+0)」となる。
第2発熱素子温度算出部506は、履歴情報格納部505に格納された、温度検出部504から最も近傍に配列された第1の発熱素子242の通電履歴情報を示す第1の通電履歴値、及び第1の発熱素子242以外の第2の発熱素子242の通電履歴情報を示す第2の通電履歴値を読み出す。第1の通電履歴値は、例えば、通電部502によって1画素分第1の発熱素子242が通電されたことを示す履歴値の所定画素分の累積値であって、時間経過に連れて段階的に減少する重み付けを伴った履歴値の累積値である。第2の通電履歴値は、例えば、通電部502によって1画素分第2の発熱素子242が通電されたことを示す履歴値の所定画素分の累積値であって、時間経過に連れて段階的に減少する重み付けを伴った履歴値の累積値である。
そして、第2発熱素子温度算出部506は、第1の通電履歴値、第2の通電履歴値、及び温度検出部504によって検出された検出温度に基づいて、第2の発熱素子242の温度を算出する。例えば、第2発熱素子温度算出部506は、第2の通電履歴値から第1の通電履歴値を減算し、減算した値に正の比例係数で比例する特定値を算出する。なお、特定値を算出する代わりに、後述するように、図8に示すようなテーブルを参照しても良い。更に、第2発熱素子温度算出部506は、特定値を検出温度から減算することで、第2の発熱素子242の温度を算出する。第2発熱素子温度算出部506は、例えば、第2の発熱素子242の温度を所定時間間隔で算出する。
通電時間設定部507は、温度検出部504によって検出された検出温度に基づいて、第1の発熱素子242に通電させる通電時間を設定し、第2発熱素子温度算出部506によって算出された第2の発熱素子242の温度に基づいて、第2の発熱素子242に通電させる通電時間を設定する。これにより、通電部502は、通電時間設定部507によってそれぞれ設定された通電時間だけ第1の発熱素子242及び第2の発熱素子242を通電させる。また、印刷部503は、通電部502によって通電された第1の発熱素子242及び第2の発熱素子242が発熱することにより、第1の発熱素子242及び第2の発熱素子242が対峙する部分の被印刷媒体2を感熱させる。
通電時間設定部507は、例えば、第1の発熱素子242に通電させる時間及び第2の発熱素子242に通電させる時間を所定時間間隔で設定する。通電時間設定部507は、例えば、温度検出部504によって検出された検出温度を第1の発熱素子242の温度と見做して、第1の発熱素子242に通電させる時間を設定する。通電時間設定部507は、例えば、温度検出部504によって検出された検出温度が高くなると、第1の発熱素子242に通電させる時間を短くなるように設定し、第2発熱素子温度算出部506によって算出された第2の発熱素子242の温度が高くなると、第2の発熱素子242に通電させる時間を短くなるように設定する。
次に、図6乃至図9を用いて、上述の印刷装置1が実行する印刷制御処理について説明する。
図6は、本実施の形態における印刷制御処理の流れを示すフローチャートである。図7は、印刷制御処理のサブルーチン「通電時間算出処理」の流れを示すフローチャートである。図8は、履歴比較テーブルの例を示す図である。図9は、温度比率テーブルの例を示す図である。
印刷装置1は、印刷開始の指示を受けると、印刷データ格納部501に格納された印刷データに基づいて、印刷制御処理を開始する。
印刷装置1は、図6のステップS601において、サーマルヘッド24に実装されたサーミスタ243でサーマルヘッド24の温度を検出する。
印刷装置1は、ステップS602において、ステップS601で検出した温度に基づいて、印刷する最初の1ライン分の通電時間を設定する。検出した温度が摂氏25度であった場合、例えば、通電時間を5ミリ秒に設定する。例えば、温度と通電時間との関係を予めテーブル化しておき、そのテーブルを参照することにより、検出した温度に対応する通電時間を設定しても良い。又は、標準温度に対応する標準通電時間を予め設定しておき、後述する図9に示すような「温度比較テーブル」を参照することにより、標準通電時間に対して参照した倍率を乗算した通電時間を設定しても良い。
印刷装置1は、ステップS603において、印刷データに基づいて、ステップS602で設定した通電時間だけ発熱素子242を選択的に通電させ、印刷を開始する。例えば、印刷する画素に対応する発熱素子242には5ミリ秒間通電させ、印刷しない画素に対応する発熱素子242には通電させない。
印刷装置1は、予め定められた時間(例えば、25ミリ秒)を経過した後、又は予め定められたライン数(例えば、5ライン)を印刷した後に、ステップS604において、印刷が完了したか否かを判断する。
印刷が完了したと判断された場合(ステップS604:YES)、本印刷制御処理を終了する。他方、印刷が未だ完了していないと判断された場合(ステップS604:NO)、印刷装置1は、ステップS605において、サーマルヘッド24に実装されたサーミスタ243でサーマルヘッド24の温度を再度検出する。
そして、印刷装置1は、ステップS606において、図7を用いて詳述する印刷制御処理のサブルーチン「通電時間算出処理」を実行する。サブルーチン「通電時間算出処理」は、通電させる時間を各発熱素子242にそれぞれ設定し直すための処理である。
まず、印刷装置1は、図7のステップS701において、サーミスタ243から最も近傍に配列された発熱素子242の通電履歴情報を示す通電履歴値を算出する。この通電履歴値を第1の通電履歴値とする。例えば、上述したように、過去5画素分について、古い順に「1」「2」「3」「4」「5」の重み付けを伴った履歴値の場合、「通電」「非通電」「通電」「通電」「非通電」であれば、第1の通電履歴値「8」が算出される。
次に、ステップS702乃至S705を発熱素子242の数分繰り返す。例えば、発熱素子242が640個の場合、ステップS702乃至S705を640回繰り返す。
印刷装置1は、ステップS702において、繰返し処理の対象となっている各発熱素子242(対象画素)の通電履歴情報を示す通電履歴値を算出する。この通電履歴値を第2の通電履歴値とする。例えば、過去5画素分について、古い順に「1」「2」「3」「4」「5」の重み付けを伴った履歴値の場合、「通電」「通電」「非通電」「非通電」「非通電」であれば、第2の通電履歴値「3(=1+2+0+0+0)」が算出される。
印刷装置1は、ステップS703において、図8に示すような「履歴比較テーブル」を参照し、サーミスタ243から最も近傍に配列された発熱素子242以外の発熱素子242の温度を算出する。例えば、上述例で示した第1の通電履歴値(図8中のA値)は「8」であり、第2の通電履歴値(図8中のB値)は「3」であるので、図8の「履歴比較テーブル」を参照すると、「−2」が参照される。図6のステップS605で検出した温度が摂氏30度であった場合、サーミスタ243から最も近傍に配列された発熱素子242ではない発熱素子242の温度として、「28」(=30−2)度が算出される。なお、テーブル参照の代わりに、ステップS702で算出した第2の通電履歴値からステップS701で算出した第1の通電履歴値を減算し、減算した値に正の比例係数で比例する特定値を用いても良い。図8は、比例係数0.5で算出した特定値の小数点以下を切り捨てた値(=ROUNDDOWN(0.5×(B値−A値)))をテーブル化したものである。ROUNDDOWNは、小数点以下を切捨てる関数であり、例えば、ROUNDDOWN(1.23)=1である。
印刷装置1は、ステップS704において、温度変化があったか否かを判断する。
温度変化が無かったと判断された場合(ステップS704:NO)、ステップS705をスキップし、ステップS702に戻る。他方、温度変化があったと判断された場合(ステップS704:YES)、印刷装置1は、ステップS705において、ステップS703で算出された第2の発熱素子242の温度に基づいて、図9に示すような「温度比率テーブル」を参照し、対応する倍率で通電時間を変更する。上述例では、算出された第2の発熱素子242の温度が「28」であるので、通電時間を0.485(=0.5×0.97)ミリ秒に変更する。
全ての発熱素子242についてステップS702乃至S705の処理を実行すると、換言すれば、全ての発熱素子242について通電時間を変更(再設定)すると、印刷装置1は、図6のステップS607において、印刷データを構成する1ライン分のラインデータに基づいて、それぞれ設定された通電時間だけ第1の発熱素子242及び第2の発熱素子242を選択的に通電させ、通電された第1の発熱素子242及び第2の発熱素子242が発熱することにより、第1の発熱素子242及び第2の発熱素子242が対峙する部分の被印刷媒体2を感熱させて印刷データを印刷する。そして、ステップS604に戻る。
以上、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら説明してきたが、本発明が適用される印刷装置は、前述の実施の形態に限定されない。
前述してきた本発明の実施の形態は、印刷装置の一機能としてハードウェア又はDSP(Digital Signal Processor)ボードやCPUボードでのファームウェアもしくはソフトウェアにより実現することができる。
また、本発明が適用される印刷装置は、その機能が実行されるのであれば、前述の実施の形態に限定されることなく、単体の装置であっても、複数の装置からなるシステムあるいは統合装置であっても、LAN、WAN等のネットワークを介して処理が行なわれるシステムであってもよいことは言うまでもない。
また、バスに接続されたCPU、ROMやRAMのメモリ、入力装置、出力装置、外部記録装置、媒体駆動装置、ネットワーク接続装置で構成されるシステムでも実現できる。すなわち、前述してきた実施の形態のシステムを実現するソフトェアのプログラムを記録したROMやRAMのメモリ、外部記録装置、可搬記録媒体を、印刷装置に供給し、その印刷装置のコンピュータがプログラムを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。
この場合、可搬記録媒体等から読み出されたプログラム自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムを記録した可搬記録媒体等は本発明を構成することになる。
プログラムを供給するための可搬記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、DVD−ROM、DVD−RAM、磁気テープ、不揮発性のメモリーカード、ROMカード、電子メールやパソコン通信等のネットワーク接続装置(言い換えれば、通信回線)を介して記録した種々の記録媒体などを用いることができる。
また、コンピュータ(情報処理装置)がメモリ上に読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施の形態の機能が実現される他、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが実際の処理の一部又は全部を行ない、その処理によっても前述した実施の形態の機能が実現される。
さらに、可搬型記録媒体から読み出されたプログラムやプログラム(データ)提供者から提供されたプログラム(データ)が、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行ない、その処理によっても前述した実施の形態の機能が実現され得る。
すなわち、本発明は、以上に述べた実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の構成又は形状を取ることができる。
1 印刷装置
2 被印刷媒体
3 上位装置
10 制御部
11 電源スイッチ
12 操作部
13 接続I/F(インターフェース)
14 CPU
15 ROM
16 RAM
20 プリンタ部
21A 媒体挿入口
21B 媒体排出口
21C 搬送路
22 媒体搬送モータ
23 プラテンローラ
24 サーマルヘッド
25 カッター駆動モータ
26 カッター
27 排出用ローラ
28 表示部
30 ロール紙用スタンド
241 ヘッド本体
242 発熱素子
243 サーミスタ
501 印刷データ格納部
502 通電部
503 印刷部
504 温度検出部
505 履歴情報格納部
506 第2発熱素子温度算出部
507 通電時間設定部

Claims (7)

  1. 複数の発熱素子をライン状に配列したサーマルヘッドと、
    印刷データを構成する1ライン分のラインデータに基づいて、前記複数の発熱素子に選択的に通電させる通電部と、
    前記通電部によって通電された前記複数の発熱素子が発熱することにより、前記複数の発熱素子が対峙する被印刷媒体を感熱させて前記印刷データを印刷する印刷部と、
    前記サーマルヘッドに実装され、前記サーマルヘッドの温度を検出する温度検出部と、
    前記温度検出部から最も近傍に配列された第1の発熱素子の通電履歴情報を示す第1の通電履歴値、前記第1の発熱素子以外の第2の発熱素子の通電履歴情報を示す第2の通電履歴値、及び前記温度検出部によって検出された検出温度に基づいて、前記第2の発熱素子の温度を算出する第2発熱素子温度算出部と、
    前記温度検出部によって検出された検出温度に基づいて、前記第1の発熱素子に通電させる通電時間を設定し、前記第2発熱素子温度算出部によって算出された前記第2の発熱素子の温度に基づいて、前記第2の発熱素子に通電させる通電時間を設定する通電時間設定部と、
    を備え、
    前記通電部は、前記通電時間設定部によってそれぞれ設定された通電時間だけ前記第1の発熱素子及び前記第2の発熱素子を通電させ、
    前記印刷部は、前記通電部によって通電された前記第1の発熱素子及び前記第2の発熱素子が発熱することにより、前記第1の発熱素子及び前記第2の発熱素子が対峙する部分の前記被印刷媒体を感熱させる、
    ことを特徴とする印刷装置。
  2. 前記第1の通電履歴値は、前記通電部によって1画素分前記第1の発熱素子が通電されたことを示す履歴値の所定画素分の累積値であって、時間経過に連れて段階的に減少する重み付けを伴った履歴値の累積値であり、
    前記第2の通電履歴値は、前記通電部によって1画素分前記第2の発熱素子が通電されたことを示す履歴値の所定画素分の累積値であって、時間経過に連れて段階的に減少する重み付けを伴った履歴値の累積値であり、
    前記第2発熱素子温度算出部は、前記第2の通電履歴値から前記第1の通電履歴値を減算し、前記減算した値に正の比例係数で比例する特定値を算出し、前記特定値を前記検出温度から減算することで、前記第2の発熱素子の温度を算出する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  3. 前記温度検出部は、前記温度を所定時間間隔で検出し、
    前記第2発熱素子温度算出部は、前記第2の発熱素子の温度を前記所定時間間隔で算出し、
    前記通電時間設定部は、前記第1の発熱素子に通電させる時間及び前記第2の発熱素子に通電させる時間を前記所定時間間隔で設定する、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の印刷装置。
  4. 前記通電時間設定部は、前記温度検出部によって検出された検出温度を前記第1の発熱素子の温度と見做して、前記第1の発熱素子に通電させる時間を設定する、ことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の印刷装置。
  5. 前記通電時間設定部は、前記温度検出部によって検出された検出温度が高くなると、前記第1の発熱素子に通電させる時間を短くなるように設定し、前記第2発熱素子温度算出部によって算出された前記第2の発熱素子の温度が高くなると、前記第2の発熱素子に通電させる時間を短くなるように設定する、ことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の印刷装置。
  6. 複数の発熱素子をライン状に配列したサーマルヘッドと前記サーマルヘッドに実装されたサーミスタを備えた印刷装置のコンピュータを、
    印刷データを構成する1ライン分のラインデータに基づいて、前記複数の発熱素子に選択的に通電させる通電手段、
    前記通電手段によって通電された前記複数の発熱素子が発熱することにより、前記複数の発熱素子が対峙する被印刷媒体を感熱させて前記印刷データを印刷する印刷手段、
    前記サーミスタで前記サーマルヘッドの温度を検出する温度検出手段、
    前記サーミスタから最も近傍に配列された第1の発熱素子の通電履歴情報を示す第1の通電履歴値、前記第1の発熱素子以外の第2の発熱素子の通電履歴情報を示す第2の通電履歴値、及び前記温度検出手段によって検出された検出温度に基づいて、前記第2の発熱素子の温度を算出する第2発熱素子温度算出手段、
    前記温度検出手段によって検出された検出温度に基づいて、前記第1の発熱素子に通電させる通電時間を設定し、前記第2発熱素子温度算出手段によって算出された前記第2の発熱素子の温度に基づいて、前記第2の発熱素子に通電させる通電時間を設定する通電時間設定手段、
    として機能させ、
    前記通電手段は、前記通電時間設定手段によってそれぞれ設定された通電時間だけ前記第1の発熱素子及び前記第2の発熱素子を通電させ、
    前記印刷手段は、前記通電手段によって通電された前記第1の発熱素子及び前記第2の発熱素子が発熱することにより、前記第1の発熱素子及び前記第2の発熱素子が対峙する部分の前記被印刷媒体を感熱させる、
    ことを特徴とする印刷制御プログラム。
  7. 複数の発熱素子をライン状に配列したサーマルヘッドと前記サーマルヘッドに実装されたサーミスタを備えた印刷装置において実行される印刷制御方法であって、
    前記サーミスタで前記サーマルヘッドの温度を検出し、
    前記サーミスタから最も近傍に配列された第1の発熱素子の通電履歴情報を示す第1の通電履歴値、前記第1の発熱素子以外の第2の発熱素子の通電履歴情報を示す第2の通電履歴値、及び前記検出された検出温度に基づいて、前記第2の発熱素子の温度を算出し、
    前記検出された検出温度に基づいて、前記第1の発熱素子に通電させる通電時間を設定し、前記算出された前記第2の発熱素子の温度に基づいて、前記第2の発熱素子に通電させる通電時間を設定し、
    印刷データを構成する1ライン分のラインデータに基づいて、前記それぞれ設定された通電時間だけ前記第1の発熱素子及び前記第2の発熱素子を選択的に通電させ、
    前記通電された前記第1の発熱素子及び前記第2の発熱素子が発熱することにより、前記第1の発熱素子及び前記第2の発熱素子が対峙する部分の被印刷媒体を感熱させて前記印刷データを印刷する、
    ことを特徴とする印刷制御方法。
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