JP2019077743A - レンズ用縮合硬化型シリコーン樹脂組成物 - Google Patents
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Abstract
Description
しかし、最近では短波長の光を発する青色LED、紫外線LED等が開発され、その用途が急速に広がっている。このような状況にあって、従来のエポキシ樹脂やシリコーン樹脂では、強い紫外線により樹脂の黄変や極端な場合には樹脂骨格が切断されるといった不具合が発生し、LED素子封止材として使用することができなくなっている。このLED素子封止材として、主にヒドロシリル化を用いた付加硬化型シリコーン樹脂が使用されているが、付加反応後に生成するメチレン鎖が紫外線により分解し樹脂を変色させてしまうため、該シリコーン樹脂はシリコーン樹脂レンズの材料としても適さない。
(A)下記平均組成式(1)
R1 aSi(OR2)b(OH)cO(4−a−b−c)/2 (1)
(式(1)中、R1は同一又は異種の炭素原子数1〜6のアルキル基を示し、R2は同一又は異種の炭素原子数1〜4のアルキル基を示し、a、b及びcは0.8≦a≦1.5、0≦b≦0.3、0.001≦c≦0.5、及び0.801≦a+b+c<2を満たす数である。)
で表され、25℃で固体であり、重量平均分子量が1,000以上5,000未満である縮合硬化型レジン状オルガノポリシロキサン:100質量部
(B)脂肪族カルボン酸亜鉛化合物:0.01〜10質量部
を必須成分として含む、レンズ用縮合硬化型シリコーン樹脂組成物。
[2]
前記(A)成分の縮合硬化型レジン状オルガノポリシロキサンの融点または軟化点が30〜100℃の範囲である、[1]に記載のレンズ用縮合硬化型シリコーン樹脂組成物。
[3]
前記(A)成分の平均組成式(1)において、R1がメチル基である、[1]又は[2]に記載のレンズ用縮合硬化型シリコーン樹脂組成物。
[4]
[1]〜[3]のいずれか1項に記載のレンズ用縮合硬化型シリコーン樹脂組成物の硬化物。
[5]
厚さ1.0mmの硬化物において、波長400nmの初期光透過率が80%以上である、[4]に記載の硬化物。
[6]
[5]に記載の硬化物からなるレンズ。
[7]
(A)25℃で固体であり、重量平均分子量が1,000以上5,000未満であり、融点または軟化点は30〜100℃の範囲である縮合硬化型レジン状オルガノポリシロキサン:100質量部
及び
(B)脂肪族カルボン酸亜鉛化合物:0.01〜10質量部
を含むレンズ用縮合硬化型シリコーン樹脂組成物をトランスファー成形によって硬化させるステップを有する、シリコーン樹脂レンズの製造方法。
[8]
前記(A)成分のオルガノポリシロキサンが、下記平均組成式(1)
R1 aSi(OR2)b(OH)cO(4−a−b−c)/2 (1)
(式(1)中、R1は同一又は異種の炭素原子数1〜6のアルキル基を示し、R2は同一又は異種の炭素原子数1〜4のアルキル基を示し、a、b及びcは0.8≦a≦1.5、0≦b≦0.3、0.001≦c≦0.5、及び0.801≦a+b+c<2を満たす数である。)
で表される縮合硬化型レジン状オルガノポリシロキサンである、[7]に記載のシリコーン樹脂レンズの製造方法。
[9]
前記(A)成分の平均組成式(1)において、R1がメチル基である、[8]に記載のシリコーン樹脂レンズの製造方法。
<(A)25℃で固体の縮合硬化型レジン状オルガノポリシロキサン>
(A)成分のオルガノポリシロキサンとしては、例えば、下記平均組成式(1)
R1 aSi(OR2)b(OH)cO(4−a−b−c)/2 (1)
で示されるものが挙げられる。
これらのa、b及びcが上記の範囲を満たしたうえで、上記平均組成式(1)において、a+b+cの範囲は、0.801≦a+b+c<2を満たす数であり、0.9≦a+b+c≦1.8が好ましく、1.0≦a+b+c≦1.5がより好ましい。
[測定条件]
展開溶媒:テトラヒドロフラン
流量:0.35mL/min
検出器:RI
カラム:TSK−GEL Hタイプ(東ソー株式会社製)
カラム温度:40℃
試料注入量:5μL
R1 nSiX4−n (2)
(式(2)中、R1は前記と同じであり、Xは塩素等のハロゲン原子又は炭素原子数1〜4のアルコキシ基を示し、nは0、1又は2のいずれかである。)
加水分解及び縮合の反応温度は、好ましくは10〜120℃、より好ましくは20〜80℃である。反応温度がこの範囲を満たすと、加水分解縮合物はゲル化しにくく、本発明の組成物に使用可能な固体状のものとなる。
本発明の組成物中、(A)成分は、70〜99.9質量%含有することが好ましく、80〜99.9質量%含有することがより好ましく、90〜99.9質量%含有することがさらに好ましい。
(B)成分の脂肪族カルボン酸亜鉛化合物は、上記(A)成分であるオルガノポリシロキサンの硬化に用いるための縮合触媒であり、(A)成分の安定性、被膜の硬度、無黄変性、硬化性などを考慮して選択される。この脂肪族カルボン酸亜鉛化合物としては、下記式
Zn(OCOR)2 (3)
(式(3)中、Rは炭素数8〜30の脂肪族炭化水素基であり、酸素原子を含んでもよい。)
で示される脂肪族カルボン酸亜鉛が挙げられ、例えば、オクチル酸亜鉛、カプリル酸亜鉛、ラウリン酸亜鉛、ステアリン酸亜鉛、12−ヒドロキシステアリン酸亜鉛、モンタン酸亜鉛等が挙げられる。中でも、硬化物の光学的透明性の観点からオクチル酸亜鉛及びカプリル酸亜鉛が好ましい。
チタン、ジルコニウム及びアルミニウムなどの亜鉛以外の金属のカルボン酸塩は、硬化が遅く、硬化物が得られないため、本発明の組成物の縮合触媒として好ましくない。
塩基性有機化合物類、酸性有機化合物類等の有機化合物系縮合触媒は、硬化物が変色しやすく、また保存安定性が悪いために、外観や色調に関する光半導体などの材料への使用には好ましくない。
また、アルミニウムアルコキシド、ジルコニウムアルコキシド、及びチタンアルコキシドのような金属アルコキシドが縮合触媒としてよく知られているが、これらの化合物を用いると、硬化速度が速すぎたり、逆に硬化性が悪く、組成物が硬化しなかったりするため好ましくない。また、ジルコニウムアルコキシド及びチタンアルコキシドは化合物自体に色がついているため、シリコーン樹脂レンズの材料として適さない。
本発明の組成物には、上記(A)成分及び(B)成分のほかに、本発明の作用・効果を損なわない範囲において、その他の任意成分を配合することができる。その他の任意成分としては、例えば、無機蛍光体、接着性改良剤、難燃剤、界面活性剤、増粘剤、可塑剤、カップリング剤、酸化防止剤、帯電防止剤、放射線遮断剤、滑剤、顔料等が挙げられる。これらの任意成分は、一種単独で用いても二種以上を併用してもよい。
本発明のシリコーン樹脂レンズの製造方法としては、例えば、前記(A)成分のオルガノポリシロキサン、(B)成分の脂肪族カルボン酸亜鉛化合物、並びに必要に応じてその他の任意成分を所定の組成比で配合し、1〜10分程度均一に溶融混合処理を行い、次いで冷却固化させ、得られた冷却固化物を適当な大きさに粉砕してレンズ用縮合硬化型シリコーン樹脂組成物の材料とすることができる。
このようにして製造したレンズ用縮合硬化型シリコーン樹脂組成物のスパイラルフロー値は、200cm以上が好ましく、254cm(100インチ)以上がより好ましい。該スパイラルフロー値がこの範囲内であれば、トランスファー成形性に優れた樹脂組成物を得ることができるため好ましい。
なお、本発明におけるスパイラルフロー値とは、EMMI 1−66規格に準拠した金型を使用して、成形温度175℃、成形圧力6.9N/mm2、成形時間90秒の条件で測定した値を指す。
コンプレッション成形などのトランスファー成形以外の方法で組成物を成形しようとした場合、得られるレンズにボイドやタックが発生しやすいため好ましくない。
本明細書における初期光透過率とは、成形温度175℃、成形圧力6.9N/mm2、成形時間300秒の条件でトランスファー成形を行い、直径50mm、厚さ1.0mmの硬化物を作製し、エス・デイ・ジー(株)製X−rite8200を使用して400nmの光透過率を測定した値を指す。
なお、本明細書における紫外線照射96時間後の光透過率とは、上記のとおり作製した硬化物に対して、アイグラフィックス(株)製UV照射装置を使用してUV照射(30mW)を96時間照射した後に、エス・デイ・ジー(株)製X−rite8200を使用して400nmの光透過率(%)を測定した値を指す。
本発明のレンズ用縮合硬化型シリコーン樹脂組成物は、光半導体レンズ用組成物として使用することができる。本発明の組成物を適用することができる光半導体は特に制限されないが、例えば、発光ダイオード(LED)、有機電界発光素子などが挙げられる。本発明の組成物の硬化物は、耐紫外線性及び光学的透明性に優れ、トランスファー成形で製造することができるため、耐紫外線性レンズ、特に紫外線LED用レンズの製造に適している。
[合成例1]
メチルトリクロロシラン100質量部及びトルエン200質量部を1Lのフラスコに入れ、氷冷下で、水8質量部とイソプロピルアルコール60質量部との溶媒混合液を液中滴下した。内温−5〜0℃の範囲で5時間かけて該溶媒混合液を滴下した後、加熱して還流温度で20分間撹拌し、反応混合液を調製した。その後、前記反応混合液を室温まで冷却し、水12質量部を30℃以下で30分間滴下し、20分間撹拌した。これに水25質量部を滴下後、得られた反応混合液を40〜45℃の範囲で60分間撹拌した。その後、該反応混合液に水200質量部を加えて有機層を分離した。この有機層を中性になるまで洗浄し、その後共沸脱水、濾過及び減圧ストリップをすることにより、下記平均式(A−1)で示される無色透明の固体(融点76℃、重量平均分子量3,060、屈折率1.43)のレジン状オルガノポリシロキサン(A−1)36.0質量部を得た。
(CH3)1.0Si(OC3H7)0.07(OH)0.10O1.42 (A−1)
メチルトリクロロシラン50質量部、フェニルトリクロロシラン50質量部及びトルエン200質量部を1Lのフラスコに入れ、氷冷下で、水8質量部とイソプロピルアルコール60質量部との溶媒混合液を液中滴下した。内温−5〜0℃の範囲で5時間かけて該溶媒混合液を滴下した後、加熱して還流温度で20分間撹拌し、反応混合液を調製した。その後、前記反応混合液を室温まで冷却し、水12質量部を30℃以下で30分間滴下し、20分間撹拌した。これに水25質量部を滴下後、得られた反応混合液を40〜45℃の範囲で60分間撹拌した。その後、該反応混合液に水200質量部を加えて有機層を分離した。この有機層を中性になるまで洗浄し、その後共沸脱水、濾過及び減圧ストリップをすることにより、下記平均式(A−2)で示される無色透明の固体(融点80℃、重量平均分子量4,050、屈折率1.52)のレジン状オルガノポリシロキサン(A−2)38.0質量部を得た。
(CH3)0.59(C6H5)0.41Si(OC3H7)0.07(OH)0.10O1.42
(A−2)
メチルトリメクロロシラン80質量部、ジメチルジクロロシラン20質量部及びトルエン200質量部を1Lのフラスコに入れ、氷冷下で、水8質量部とイソプロピルアルコール60質量部との溶媒混合液を液中滴下した。内温−5〜0℃の範囲で5時間かけて該溶媒混合液を滴下し、その後加熱して還流温度で20分間撹拌し、反応混合液を調製した。その後、前記反応混合液を室温まで冷却し、水12質量部を30℃以下、30分間で滴下し、20分間撹拌した。これに水25質量部を滴下後、得られた反応混合液を40〜45℃の範囲で60分間撹拌した。その後、該反応混合液に水200質量部を加えて有機層を分離した。この有機層を中性になるまで洗浄し、その後共沸脱水、濾過及び減圧ストリップをすることにより、下記平均式(A−3)で示される無色透明の液体(粘度10Pa・s、重量平均分子量4,060、屈折率1.42)の液状オルガノポリシロキサン(A−3)34.0質量部を得た。
(CH3)1.2Si(OC3H7)0.07(OH)0.1O1.32 (A−3)
合成例1で得られたレジン状オルガノポリシロキサン(A−1)36.0質量部をトルエン36.0質量部で希釈し、揮発分を50質量%に調整することにより、シリコーン樹脂ワニス(A−4)を得た。
(A−5)25℃で無色透明液状であり、前記平均組成式(1)に該当し、R1がメチル基であるオルガノポリシロキサン(X−40−9246、重量平均分子量6,000、屈折率1.41、加水分解性基の割合12質量%、信越化学工業社製)
(B−1):オクチル酸亜鉛(ナカライテクス(株)製)
(B−2):カプリル酸亜鉛(日東化成工業(株)製)
(B−3):ジルコニウムテトラプロポキシド(マツモトファインケミカル(株)製)
(B−4):安息香酸亜鉛(和光純薬工業(株)製)
(B−5):チタンテトラブトキシド(マツモトファインケミカル(株)製)
(B−6):DBU(和光純薬工業(株)製)
(B−7):チタンイソステアレート(マツモトファインケミカル(株)製)
(B−8):オクチル酸ジルコニウム(マツモトファインケミカル(株)製)
表1に示す配合(質量部)で各成分を溶融混合し、冷却、粉砕して組成物を得た。これらの組成につき、以下の諸特性を測定した。結果を表1に示す。
成形温度175℃、成形圧力6.9N/mm2、成形時間300秒の条件でトランスファー成形を行い、直径50mm、厚さ1.0mmの硬化物を作製し、以下の基準で評価した。ボイドは、目視で1.0mm以上のものが確認できた場合にボイドが発生とした。
A:ボイドが発生せず硬化物が得られた。
B:ボイドが発生するも硬化物が得られた。
C:硬化物が得られなかった。
成形温度175℃、成形圧力6.9N/mm2、成形時間300秒の条件でトランスファー成形を行い、直径50mm、厚さ1.0mmの硬化物を作製した。次いで、以下の基準で該硬化物の表面を触診にてタック性を評価した。
○:タックなし
×:タックあり
成形温度175℃、成形圧力6.9N/mm2、成形時間300秒の条件でトランスファー成形を行い、直径50mm、厚さ1.0mmの硬化物を作製し、エス・デイ・ジー(株)製X−rite8200を使用して400nmの光透過率(初期光透過率)(%)を測定した。
成形温度175℃、成形圧力6.9N/mm2、成形時間300秒の条件でトランスファー成形を行い、直径50mm、厚さ1.0mmの硬化物を作製した。その硬化物に対して、UV照射装置(商品名:アイ紫外硬化用装置、アイグラフィックス(株)製)によりUV照射(30mW)を96時間行い、エス・デイ・ジー(株)製X−rite8200を使用して400nmの光透過率(紫外線照射96時間後の光透過率)(%)を測定した。
表1から明らかなように、本発明のレンズ用縮合硬化型シリコーン樹脂組成物はトランスファー成形により、ボイドやタックのない硬化物の作製が可能であり、光透過率及び紫外線照射96時間後の光透過率が良好であり、透明なシリコーン樹脂レンズの材料として優れた性能を有するものである。
一方、表1から明らかなように、脂肪族カルボン酸亜鉛化合物ではない縮合触媒を用いた比較例1〜10の樹脂組成物は、トランスファー成形で目的とする硬化物が作製できなかったり、硬化物が作製できた場合でも、耐紫外線性試験で変色して光透過率が低下したり、ボイドが発生した。よって、比較例1〜10の樹脂組成物は、透明なシリコーン樹脂レンズの材料として適していない。
Claims (9)
- (A)下記平均組成式(1)
R1 aSi(OR2)b(OH)cO(4−a−b−c)/2 (1)
(式(1)中、R1は同一又は異種の炭素原子数1〜6のアルキル基を示し、R2は同一又は異種の炭素原子数1〜4のアルキル基を示し、a、b及びcは0.8≦a≦1.5、0≦b≦0.3、0.001≦c≦0.5、及び0.801≦a+b+c<2を満たす数である。)
で表され、25℃で固体であり、重量平均分子量が1,000以上5,000未満である縮合硬化型レジン状オルガノポリシロキサン:100質量部
(B)脂肪族カルボン酸亜鉛化合物:0.01〜10質量部
を必須成分として含む、レンズ用縮合硬化型シリコーン樹脂組成物。 - 前記(A)成分の縮合硬化型レジン状オルガノポリシロキサンの融点または軟化点が30〜100℃の範囲である、請求項1に記載のレンズ用縮合硬化型シリコーン樹脂組成物。
- 前記(A)成分の平均組成式(1)において、R1がメチル基である、請求項1又は2に記載のレンズ用縮合硬化型シリコーン樹脂組成物。
- 請求項1〜3のいずれか1項に記載のレンズ用縮合硬化型シリコーン樹脂組成物の硬化物。
- 厚さ1.0mmの硬化物において、波長400nmの初期光透過率が80%以上である、請求項4に記載の硬化物。
- 請求項5に記載の硬化物からなるレンズ。
- (A)25℃で固体であり、重量平均分子量が1,000以上5,000未満であり、融点または軟化点は30〜100℃の範囲である縮合硬化型レジン状オルガノポリシロキサン:100質量部
及び
(B)脂肪族カルボン酸亜鉛化合物:0.01〜10質量部
を含むレンズ用縮合硬化型シリコーン樹脂組成物をトランスファー成形によって硬化させるステップを有する、シリコーン樹脂レンズの製造方法。 - 前記(A)成分のオルガノポリシロキサンが、下記平均組成式(1)
R1 aSi(OR2)b(OH)cO(4−a−b−c)/2 (1)
(式(1)中、R1は同一又は異種の炭素原子数1〜6のアルキル基を示し、R2は同一又は異種の炭素原子数1〜4のアルキル基を示し、a、b及びcは0.8≦a≦1.5、0≦b≦0.3、0.001≦c≦0.5、及び0.801≦a+b+c<2を満たす数である。)
で表される縮合硬化型レジン状オルガノポリシロキサンである、請求項7に記載のシリコーン樹脂レンズの製造方法。 - 前記(A)成分の平均組成式(1)において、R1がメチル基である、請求項8に記載のシリコーン樹脂レンズの製造方法。
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