JP2006077234A - Led素子封止用樹脂組成物および該組成物を硬化してなる硬化物 - Google Patents

Led素子封止用樹脂組成物および該組成物を硬化してなる硬化物 Download PDF

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Abstract

【課題】
耐熱性、耐紫外線性、光学的透明性、強靭性および接着性に優れたLED素子封止用樹脂組成物、その硬化物および該硬化物によるLED素子封止方法を提供する。
【解決手段】
(イ)下記平均組成式(1):
(OX)SiO(4−a−b)/2 (1)
(式中、Rは、独立に、炭素原子数1〜6のアルキル基、アルケニル基またはアリール基であり、Xは、独立に、水素原子、炭素原子数1〜6のアルキル基、アルケニル基、アルコキシアルキル基またはアシル基であり、aは1.05〜1.5の数であり、bは0<b<2を満たす数であり、但し、1.05<a+b<2である)
で表される、ポリスチレン換算の重量平均分子量が5×10以上であるオルガノポリシロキサン、および
(ロ)縮合触媒
を含有するLED素子封止用樹脂組成物、前記組成物を硬化してなる硬化物ならびに該硬化物によるLED素子封止方法。
【選択図】 なし

Description

本発明は、光学用材料に関するものであって、特に、耐熱性、光学的透明性、強靭性等の特性に優れたLED素子封止用樹脂組成物、その硬化物および該硬化物によるLED素子封止方法に関する。
LED素子封止材としては、透明性の高いエポキシ樹脂やシリコーン樹脂が作業性のよさや扱いやすさから幅広く使用されている。
しかし、最近では青色LEDや紫外LED等の短波長を持ったLEDが開発され、その用途が急速に広がっている。このような状況にあって、従来のようなエポキシ樹脂やシリコーン樹脂では、強い紫外光により樹脂の黄変や極端な場合には樹脂骨格が切断されるといった不具合が発生し、使用することができなくなっている。特に紫外LED用途では樹脂による封止が困難であるため、ガラスによる封止に頼らざるを得ないのが現状である。
したがって、本発明の目的は、耐熱性、耐紫外線性、光学的透明性、強靭性および接着性に優れたLED素子封止用樹脂組成物、その硬化物および該硬化物によるLED素子封止方法を提供することにある。
上記課題を解決するために本発明者らは鋭意研究の結果、下記の組成物およびその硬化物がその課題を解決することを見出した。即ち、本発明は、
(イ)下記平均組成式(1):
(OX)SiO(4−a−b)/2 (1)
(式中、Rは、独立に、炭素原子数1〜6のアルキル基、アルケニル基またはアリール基であり、Xは、独立に、水素原子、炭素原子数1〜6のアルキル基、アルケニル基、アルコキシアルキル基またはアシル基であり、aは1.05〜1.5の数であり、bは0<b<2を満たす数であり、但し、1.05<a+b<2である)
で表される、ポリスチレン換算の重量平均分子量が5×10以上であるオルガノポリシロキサン、および
(ロ)縮合触媒
を含有するLED素子封止用樹脂組成物、
を提供する。
また、本発明は、前記組成物を硬化してなる硬化物および該硬化物によるLED素子封止方法を提供する。
本発明の組成物およびその硬化物は、耐熱性、耐紫外線性、光学的透明性、強靭性および接着性に優れたものであって、さらに複屈折率が小さいものである。したがって、LED素子封止用として特に有用なものである。
以下、本発明を詳細に説明する。なお、本明細書において、室温とは24±2℃(即ち、22〜26℃)を意味するものである。
〔(イ)オルガノポリシロキサン〕
(イ)成分は、下記平均組成式(1):
(OX)SiO(4−a−b)/2 (1)
(式中、Rは、独立に、炭素原子数1〜6のアルキル基、アルケニル基またはアリール基であり、Xは、独立に、水素原子、炭素原子数1〜6のアルキル基、アルケニル基、アルコキシアルキル基またはアシル基であり、aは1.05〜1.5の数であり、bは0<b<2を満たす数であり、但し、1.05<a+b<2である)
で表される、ポリスチレン換算の重量平均分子量が5×10以上であるオルガノポリシロキサンである。
上記式(1)中、Rで表されるアルキル基としては、例えば、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、tert-ブチル基、ペンチル基、ネオペンチル基、ヘキシル基、シクロヘキシル基等が挙げられる。アルケニル基としては、例えば、ビニル基、アリル基、プロペニル基等が挙げられ、特にビニル基が挙げられる。アリール基としては、例えば、フェニル基等が挙げられる。これらの中でも、Rとしては、メチル基、フェニル基が好ましい。
上記式(1)中、Xで表されるアルキル基としては、例えば、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基等が挙げられる。アルケニル基としては、例えば、ビニル基等が挙げられる。アルコキシアルキル基としては、例えば、メトキシエチル基、エトキシエチル基、ブトキシエチル基等が挙げられる。アシル基としては、例えば、アセチル基、プロピオニル基等が挙げられる。これらの中でも、Xとしては、水素原子、メチル基、イソブチル基が好ましい。
上記式(1)中、aは、1.15〜1.25の数であることが好ましく、bは、0.01≦b<1.4、特に0.02≦b≦1.0、とりわけ0.05≦b≦0.3を満たす数であることが好ましい。aが1.05未満である場合には、硬化被膜にクラックが入りやすくなり、1.5を超える場合には、硬化被膜に強靭性がなく、脆くなりやすい。bが0である場合には、基材に対する接着性に劣り、2以上の場合には、硬化被膜が得られないことがある。また、a+bは、好ましくは、1.06≦a+b≦1.8であり、より好ましくは、1.1≦a+b≦1.7である。
また、本成分のオルガノポリシロキサンは、得られる硬化物の耐熱性がより優れたものとなることから、該オルガノポリシロキサン中の、メチル基等に代表されるRの比率(質量基準)を少なくすることが好ましく、具体的には、32質量%以下とすることが好ましく、15〜32質量%とすることがより好ましく、20〜32質量%とすることが更により好ましく、25〜31質量%とすることが特に好ましい。該比率がこの範囲を満たすと、硬化被膜を形成しやすく、得られる硬化被膜は耐クラック性に優れたものとなりやすい。
本成分のオルガノポリシロキサンは、下記一般式(2):
SiR (OR4−c (2)
(式中、Rは、独立に、前記で定義したRと同じであり、Rは、独立に、前記で定義したXのうち水素原子を除くものと同じであり、cは1〜3の整数である)
で表されるシラン化合物を加水分解縮合させることにより、あるいは上記一般式(2)で表されるシラン化合物と下記一般式(3):
Si(OR (3)
(式中、Rは、独立に、前記と同じである)
で表されるアルキルシリケートおよび/もしくは該アルキルシリケートの縮重合物(アルキルポリシリケート)とを、共加水分解縮合させることにより得られる。これらのシラン化合物およびアルキル(ポリ)シリケートは、各々、一種単独で用いても二種以上を併用してもよい。
上記式(2)で表されるシラン化合物としては、例えば、メチルトリメトキシシラン、メチルトリエトキシシラン、エチルトリメトキシシラン、エチルトリエトキシシラン、フェニルトリメトキシシラン、フェニルトリエトキシシラン、ジメチルジメトキシシラン、ジメチルジエトキシシラン、ジフェニルジメトキシシラン、ジフェニルジエトキシシラン、メチルフェニルジメトキシシラン、メチルフェニルジエトキシシラン等が挙げられ、好ましくはメチルトリメトキシシランである。これらのシラン化合物は、一種単独で用いても二種以上を併用してもよい。
上記式(3)で表されるアルキルシリケートとしては、例えば、テトラメトキシシラン、テトラエトキシシラン、テトライソプロピルオキシシラン等のテトラアルコキシシランが挙げられ、該アルキルシリケートの縮重合物(アルキルポリシリケート)としては、例えば、メチルポリシリケート、エチルポリシリケート等が挙げられる。これらのアルキル(ポリ)シリケートは、一種単独で用いても二種以上を併用してもよい。
これらの中でも、得られる硬化物が耐クラック性および耐熱性により優れたものとなることから、本成分のオルガノポリシロキサンは、メチルトリメトキシシラン等のアルキルトリアルコキシシラン50〜95モル%とジメチルジメトキシシラン等のジアルキルジアルコキシシラン50〜5モル%とからなるものが好ましく、メチルトリメトキシシラン等のアルキルトリアルコキシシラン75〜85モル%とジメチルジメトキシシラン等のジアルキルジアルコキシシラン25〜15モル%とからなるものがより好ましい。
本発明の好ましい実施形態では、本成分のオルガノポリシロキサンは、上記シラン化合物を加水分解縮合させることにより、あるいは上記シラン化合物とアルキル(ポリ)シリケートを共加水分解縮合させることにより得ることができ、その方法は特に限定されないが、例えば、以下の条件を適用することができる。
上記シラン化合物、アルキル(ポリ)シリケートは、通常、アルコール類、ケトン類、エステル類、セロソルブ類、芳香族化合物類等の有機溶媒に溶解させて使用することが好ましい。具体的には、例えば、メタノール、エタノール、イソプロピルアルコール、イソブチルアルコール、n―ブタノール、2−ブタノール等のアルコール類が好ましく、得られる組成物の硬化性および硬化物の強靭性が優れたものとなることから、イソブチルアルコールがより好ましい。
さらに、上記シラン化合物、アルキル(ポリ)シリケートは、例えば、酢酸、塩酸、硫酸等の酸触媒を併用して加水分解縮合を行うことが好ましい。加水分解縮合させる際に添加される水の量は、上記シラン化合物、あるいは上記シラン化合物とアルキル(ポリ)シリケート中のアルコキシ基の合計量1モルに対して、通常、0.9〜1.5モルであり、好ましくは1.0〜1.2モルである。この配合量が0.9〜1.5モルの範囲を満たすと、得られる組成物の作業性に優れ、その硬化物が強靭性に優れたものとなる。
本成分のオルガノポリシロキサンのポリスチレン換算の重量平均分子量は、熟成によって分子量をゲル化寸前の分子量にすることが望ましく、取り扱い上の観点からポットライフを考慮して5×10以上であることが必要であり、5×10〜3×10、特に1×10〜1×10であることが好ましい。この分子量が5×10未満の場合には、得られる組成物の硬化時にクラックが入りやすくなる。なお、この分子量が大きすぎると、該組成物がゲル化しやすく作業性に劣ることがある。
前記熟成を行う温度は、0〜40℃が好ましく、室温がより好ましい。この熟成温度が0〜40℃であると、本成分のオルガノポリシロキサンがラダー状構造を有するものとなり、得られる硬化物が耐クラック性に優れたものとなる。
本成分のオルガノポリシロキサンは、一種単独で用いても二種以上を併用してもよい。
〔(ロ)縮合触媒〕
(ロ)成分の縮合触媒は、前記(イ)成分のオルガノポリシロキサンを硬化させるために必要とされる成分である。縮合触媒としては、特に限定されないが、該オルガノポリシロキサンの安定性、得られる硬化物の硬度、無黄変性等に優れることから、通常、有機金属系触媒が用いられる。この有機金属系触媒としては、例えば、亜鉛、アルミニウム、チタン、錫、コバルト等の原子を含有するものが挙げられ、好ましくは亜鉛、アルミニウム、チタン原子を含有するものであり、具体的には、有機酸亜鉛、ルイス酸触媒、有機アルミニウム化合物、有機チタニウム化合物等が挙げられる。より具体的には、オクチル酸亜鉛、安息香酸亜鉛、p-tert-ブチル安息香酸亜鉛、ラウリン酸亜鉛、ステアリン酸亜鉛、塩化アルミニウム、過塩素酸アルミニウム、リン酸アルミニウム、アルミニウムトリイソプロポキシド、アルミニウムアセチルアセトナート、アルミニウムブトキシビスエチルアセトアセテート、テトラブチルチタネート、テトライソプロピルチタネート、オクチル酸錫、ナフテン酸コバルト、ナフテン酸錫等が挙げられ、好ましくはオクチル酸亜鉛である。
(ロ)成分の配合量は、(イ)成分100質量部に対して、通常、0.05〜10質量部であり、得られる組成物が硬化性および安定性に優れたものとなることから、好ましくは0.1〜5質量部である。
本成分の縮合触媒は、一種単独で用いても二種以上を併用してもよい。
〔その他の任意成分〕
本発明の組成物には、上記(イ)成分および(ロ)成分のほかに、本発明の作用・効果を損なわない範囲において、その他の任意成分を配合することができる。その他の任意成分としては、例えば、無機フィラー、無機蛍光体、老化防止剤、ラジカル禁止剤、紫外線吸収剤、接着性改良剤、難燃剤、界面活性剤、保存安定改良剤、オゾン劣化防止剤、光安定剤、増粘剤、可塑剤、カップリング剤、酸化防止剤、熱安定剤、導電性付与剤、帯電防止剤、放射線遮断剤、核剤、リン系過酸化物分解剤、滑剤、顔料、金属不活性化剤、物性調整剤、有機溶媒等が挙げられる。これらの任意成分は、一種単独で用いても二種以上を併用してもよい。
無機フィラーを配合すると、得られる硬化物の光の散乱や組成物の流動性が適切な範囲となったり、該組成物を利用した材料が高強度化されたりする等の効果がある。無機フィラーとしては、特に限定されないが、光学特性を低下させない微粒子状のものが好ましく、例えば、アルミナ、水酸化アルミニウム、溶融シリカ、結晶性シリカ、超微粉無定型シリカ、疎水性超微粉シリカ、タルク、炭酸カルシウム、硫酸バリウム等が挙げられる。
無機蛍光体としては、例えば、LEDに広く利用されている、イットリウム、アルミニウム、ガーネット系のYAG系蛍光体、ZnS系蛍光体、YS系蛍光体、赤色発光蛍光体、青色発光蛍光体、緑色発光蛍光体等が挙げられる。
〔組成物の形態の例〕
最も単純な実施形態において、本発明によるLED素子封止用樹脂組成物は、前記(イ)成分および(ロ)成分を含有し、シリカ充填剤等の無機フィラーを含有しない組成物であり、特には前記(イ)成分および(ロ)成分のみから実質的になる組成物である。無機フィラーとしては、例えば、上記のものが挙げられる。
〔組成物・硬化物の調製〕
本発明の組成物は、前記(イ)成分、(ロ)成分、および場合により含有される任意成分を任意の方法により混合して調製することができる。具体的には、例えば、(イ)成分のオルガノポリシロキサンと(ロ)成分の触媒、および上記任意成分を、通常、市販の攪拌機(例えば、THINKY CONDITIONING MIXER((株)シンキー製)等)に入れて、1〜5分間程度、均一に混合することによって、本発明の組成物を調製することができる。
本発明の組成物は、そのままの状態でフィルム状等に成形してもよいが、該組成物を有機溶媒に溶解してワニスとしてもよい。前記有機溶媒としては、特に限定されないが、沸点が64℃以上であるものが好ましく、例えば、ベンゼン、トルエン、キシレン等の炭化水素系溶媒;テトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン、ジエチルエーテル等のエーテル系溶媒;メチルエチルケトン等のケトン系溶媒;クロロホルム、塩化メチレン、1,2−ジクロロエタン等のハロゲン系溶媒;メタノール、エタノール、イソプロピルアルコール、イソブチルアルコール等のアルコール系溶媒;オクタメチルシクロテトラシロキサン、ヘキサメチルジシロキサン等が挙げられ、好ましくはキシレン、イソブチルアルコールである。これらの有機溶媒は、一種単独で用いても二種以上を併用してもよい。
この有機溶媒の配合量は、特に限定されないが、(イ)成分のオルガノポリシロキサンの濃度を、好ましくは30質量%以上、より好ましくは40質量%以上となる範囲とすることが、得られる硬化物の厚さを、典型的には10μm〜3mm、より典型的には100μm〜3mmのとなるように加工することが容易となることから望ましい。
また、前記組成物を硬化させる際には、硬化は、例えば、80〜200℃で1〜12時間程度行うことができるが、80〜200℃の範囲でステップキュアをすることにより行うことが好ましい。例えば、ステップキュアは、2段階または3段階以上を経て、好ましくは以下の3段階を経て行うことができる。まず、該組成物を80〜120℃で低温硬化させる。硬化時間は0.5〜2時間程度の範囲でよい。次いで、該組成物を125〜175℃で加熱硬化させる。硬化時間は0.5〜2時間程度の範囲でよい。最後に、該組成物を180〜200℃で加熱硬化させる。硬化時間は1〜10時間程度の範囲でよい。より具体的には、該組成物を80℃で1時間低温硬化させ、次いで150℃で1時間加熱硬化させ、さらに200℃で8時間加熱硬化させることが好ましい。これらの段階を経たステップキュアにより、得られる組成物は硬化性に優れ、気泡の発生も適切な範囲となる。更に、ステップキュアにより、上記の厚さを有する無色透明の硬化物を得ることができる。
本発明の組成物を硬化させて得られる硬化物のガラス転移点(Tg)は、通常、市販の測定器(例えば、真空理工(株)製の熱機械試験器(商品名:TM-7000、測定範囲:25〜200℃))では検出されないほど高いことから、得られる硬化物は極めて耐熱性に優れたものとなる。
〔組成物・硬化物の用途〕
本発明の組成物は、LED素子封止用、特に青色LEDや紫外LEDの素子封止用として有用なものである。LED素子は、本発明の組成物の硬化物を用いて、
該LED素子に該組成物を塗布すること、および
該組成物を硬化させて該LED素子上に該硬化物を形成させることにより、該LED素子を該硬化物で封止すること
を含む方法により封止することができる。該組成物は、例えば、そのままの状態で、または、該組成物を上記の有機溶媒に溶解して生成したワニスの状態で、該LED素子に塗布することができる。該組成物は、例えば、上記のステップキュアを用いて硬化させることができる。
本発明の組成物は、その他にも、その優れた耐熱性、耐紫外線性、透明性等の特性から、下記のディスプレイ材料、光記録媒体材料、光学機器材料、光部品材料、光ファイバー材料、光・電子機能有機材料、半導体集積回路周辺材料等の用途にも用いることができる。
−1.ディスプレイ材料−
ディスプレイ材料としては、例えば、液晶ディスプレイの基板材料、導光板、プリズムシート、偏向板、位相差板、視野角補正フィルム、接着剤、偏光子保護フィルム等の液晶用フィルム等の液晶表示装置周辺材料;次世代フラットパネルディスプレイであるカラープラズマディスプレイ(PDP)の封止材、反射防止フィルム、光学補正フィルム、ハウジング材、前面ガラスの保護フィルム、前面ガラス代替材料、接着剤等;プラズマアドレス液晶(PALC)ディスプレイの基板材料、導光板、プリズムシート、偏向板、位相差板、視野角補正フィルム、接着剤、偏光子保護フィルム等;有機EL(エレクトロルミネッセンス)ディスプレイの前面ガラスの保護フィルム、前面ガラス代替材料、接着剤等;フィールドエミッションディスプレイ(FED)の各種フィルム基板、前面ガラスの保護フィルム、前面ガラス代替材料、接着剤等が挙げられる。
−2.光記録材料−
光記録材料としては、例えば、VD(ビデオディスク)、CD、CD−ROM、CD−R/CD−RW、DVD±R/DVD±RW/DVD−RAM、MO、MD、PD(相変化ディスク)、光カード用のディスク基板材料、ピックアップレンズ、保護フィルム、封止材、接着剤等が挙げられる。
−3.光学機器材料−
光学機器材料としては、例えば、スチールカメラのレンズ用材料、ファインダプリズム、ターゲットプリズム、ファインダーカバー、受光センサー部等;ビデオカメラの撮影レンズ、ファインダー等;プロジェクションテレビの投射レンズ、保護フィルム、封止材、接着剤等;光センシング機器のレンズ用材料、封止材、接着剤、フィルム等が挙げられる。
−4.光部品材料−
光部品材料としては、例えば、光通信システムでの光スイッチ周辺のファイバー材料、レンズ、導波路、素子の封止材、接着剤等;光コネクタ周辺の光ファイバー材料、フェルール、封止材、接着剤等;光受動部品・光回路部品である、レンズ、導波路、LED素子の封止材、接着剤等;光電子集積回路(OEIC)周辺の基板材料、ファイバー材料、素子の封止材、接着剤等が挙げられる。
−5.光ファイバー材料−
光ファイバー材料としては、例えば、装飾ディスプレイ用照明・ライトガイド等;工業用のセンサー類、表示・標識類等;通信インフラ用および家庭内のデジタル機器接続用の光ファイバー等が挙げられる。
−6.半導体集積回路周辺材料−
半導体集積回路周辺材料としては、例えば、LSI、超LSI材料用のマイクロリソグラフィー用のレジスト材料等が挙げられる。
−7.光・電子機能有機材料−
光・電子機能有機材料としては、例えば、有機EL素子周辺材料;有機フォトリフラクティブ素子;光−光変換デバイスである光増幅素子、光演算素子、有機太陽電池周辺の基板材料;ファイバー材料;これらの素子の封止材、接着剤等が挙げられる。
以下、実施例を用いて本発明についてより具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例により何ら限定されるものではない。
なお、合成例で用いたメチルトリメトキシシランは信越化学工業(株)製のKBM13(商品名)であり、ジメチルジメトキシシランは信越化学工業(株)製のKBM22(商品名)である。
<合成例1>
1Lの3つ口フラスコに、撹拌装置および冷却管をセットした。このフラスコに、メチルトリメトキシシラン109g(0.8モル)と、ジメチルジメトキシシラン24g(0.2モル)と、イソブチルアルコ−ル106gとを入れ、撹拌しながら氷冷した。系中の温度を0〜20℃に保ちながら、0.05Nの塩酸溶液60.5gを滴下した。滴下終了後、80℃の還流温度で7時間攪拌した。次いで、反応液を室温まで冷却した後、該反応液にキシレン150gを入れて希釈した。その後、反応液を分液ロートに入れて水300gで洗浄し、水洗液の抽出水電気伝導度が2.0μS/cm以下になるまで洗浄を継続した。そして、前記洗浄済み反応液を共沸脱水することにより、水を留去し、揮発分を50質量%に調整した後、室温で12時間熟成することにより、下記式(4):
(CH)1.2(OX)0.18SiO1.31 (4)
(式中、Xは、水素原子、メチル基およびイソブチル基の組み合わせである)
で表される、重量平均分子量21,000のオルガノポリシロキサン1を118g(有機溶媒を含み、不揮発分50質量%である)得た。
<合成例2>
1Lの3つ口フラスコに、撹拌装置および冷却管をセットした。このフラスコに、メチルトリメトキシシラン68.1g(0.5モル)と、ジメチルジメトキシシラン60.1g(0.5モル)と、イソブチルアルコ−ル118gとを入れ、撹拌しながら氷冷した。系中の温度を0〜20℃に保ちながら、0.05Nの塩酸溶液54gを滴下した。滴下終了後、80℃の還流温度で7時間攪拌した。次いで、反応液を室温まで冷却した後、該反応液にキシレン150gを入れて希釈した。その後、反応液を分液ロートに入れて水300gで洗浄し、水洗液の抽出水電気伝導度が2.0μS/cm以下になるまで洗浄を継続した。そして、前記洗浄済み反応液を共沸脱水することにより、水を留去し、揮発分を50質量%に調整した後、室温で12時間熟成することにより、下記式(5):
(CH)1.5(OX)0.15SiO1.18 (5)
(式中、Xは、水素原子、メチル基およびイソブチル基の組み合わせである)
で表される、重量平均分子量8,500のオルガノポリシロキサン2を109g(有機溶媒を含み、不揮発分50質量%である)得た。
<合成例3>
1Lの3つ口フラスコに、撹拌装置および冷却管をセットした。このフラスコに、メチルトリメトキシシラン115.8g(0.85モル)と、ジメチルジメトキシシラン18.0g(0.15モル)と、イソブチルアルコ−ル102gとを入れ、撹拌しながら氷冷した。系中の温度を0〜20℃に保ちながら、0.05Nの塩酸溶液78.3gを滴下した。滴下終了後、80℃の還流温度で7時間攪拌した。次いで、反応液を室温まで冷却した後、該反応液にキシレン150gを入れて希釈した。その後、反応液を分液ロートに入れて水300gで洗浄し、水洗液の抽出水電気伝導度が2.0μS/cm以下になるまで洗浄を継続した。そして、前記洗浄済み反応液を共沸脱水することにより、水を留去し、揮発分を50質量%に調整し、室温で長時間(120時間)熟成することにより、下記式(6):
(CH)1.15(OX)0.19SiO1.33 (6)
(式中、Xは、水素原子、メチル基およびイソブチル基の組み合わせである)
で表される、重量平均分子量120,000のオルガノポリシロキサン3を102g(有機溶媒を含み、不揮発分50質量%である)得た。
<合成例4>
1Lの3つ口フラスコに、撹拌装置および冷却管をセットした。このフラスコに、メチルトリメトキシシラン109g(0.8モル)と、ジメチルジメトキシシラン24g(0.2モル)と、イソブチルアルコ−ル106gとを入れ、撹拌しながら氷冷した。系中の温度を0〜20℃に保ちながら、0.05Nの塩酸溶液60.5gを滴下した。滴下終了後、80℃の還流温度で7時間攪拌した。次いで、反応液を室温まで冷却した後、該反応液にヘキサメチルジシロキサン100g、キシレン50gを入れて希釈した。その後、反応液を分液ロートに入れて水300gで洗浄し、水洗液の抽出水電気伝導度が2.0μS/cm以下になるまで洗浄を継続した。そして、前記洗浄済み反応液を共沸脱水することにより、水を留去し、揮発分を50質量%に調整し、室温で12時間熟成することにより、下記式(7):
(CH)1.2(OX)0.19SiO1.31 (7)
(式中、Xは、水素原子、メチル基およびイソブチル基の組み合わせである)
で表される、重量平均分子量20,500のオルガノポリシロキサン4を113g(有機溶媒を含み、不揮発分50質量%である)得た。
<合成例5>
1Lの3つ口フラスコに、撹拌装置および冷却管をセットした。このフラスコに、メチルトリメトキシシラン27.2g(0.2モル)と、ジメチルジメトキシシラン96.2g(0.8モル)と、イソブチルアルコ−ル106gとを入れ、撹拌しながら氷冷した。系中の温度を0〜20℃に保ちながら、0.05Nの塩酸溶液57.1gを滴下した。滴下終了後、80℃の還流温度で7時間攪拌した。次いで、キシレン150gを反応液に入れて希釈した。その後、反応液を分液ロートに入れて水300gで洗浄し、水洗液の抽出水電気伝導度が2.0μS/cm以下になるまで洗浄を継続した。そして、前記洗浄済み反応液を共沸脱水することにより、水を留去し、揮発分を50質量%に調整することにより、下記式(8):
(CH)1.8(OX)0.11SiO1.05 (8)
(式中、Xは、水素原子、メチル基およびイソブチル基の組み合わせである)
で表される、重量平均分子量15,000のオルガノポリシロキサンC1を94g(有機溶媒を含み、不揮発分50質量%である)得た。
<合成例6>
1Lの3つ口フラスコに、撹拌装置および冷却管をセットした。このフラスコに、メチルトリメトキシシラン136.2g(1.0モル)と、イソブチルアルコ−ル106gとを入れ、撹拌しながら氷冷した。系中の温度を0〜20℃に保ちながら、0.05Nの塩酸溶液81gを滴下した。滴下終了後、80℃の還流温度で7時間攪拌した。次いで、反応液を室温まで冷却し、該反応液にキシレン150gを入れて希釈した。その後、反応液を分液ロートに入れて水300gで洗浄し、水洗液の抽出水電気伝導度が2.0μS/cm以下になるまで洗浄を継続した。そして、前記洗浄済み反応液を共沸脱水することにより、水を留去し、揮発分を50質量%に調整し、室温で12時間熟成することにより、下記式(9):
(CH)1.0(OX)0.21SiO1.40 (9)
(式中、Xは、水素原子、メチル基およびイソブチル基の組み合わせである)
で表される、重量平均分子量22,500のオルガノポリシロキサンC2を103g(有機溶媒を含み、不揮発分50質量%である)得た。
<合成例7>
1Lの3つ口フラスコに、撹拌装置および冷却管をセットした。このフラスコに、メチルトリメトキシシラン109g(0.8モル)と、ジメチルジメトキシシラン24g(0.2モル)と、イソブチルアルコ−ル106gとを入れ、撹拌しながら氷冷した。系中の温度を0〜20℃に保ちながら、0.05Nの塩酸溶液60.5gを滴下した。滴下終了後、室温で24時間攪拌した。次いで、反応液にキシレン150gを入れて希釈した。反応液を分液ロートに入れて水300gで洗浄し、水洗液の抽出水電気伝導度が2.0μS/cm以下になるまで洗浄を継続した。そして、前記洗浄済み反応液を共沸脱水することにより、水を留去し、揮発分を50質量%に調整し、室温で12時間熟成することにより、下記式(10):
(CH)1.2(OX)1.16SiO0.82 (10)
(式中、Xは、水素原子、メチル基およびイソブチル基の組み合わせである)
で表される、重量平均分子量2,700のオルガノポリシロキサンC3を109g(有機溶媒を含み、不揮発分50質量%である)得た。
<合成例8>
1Lの3つ口フラスコに、撹拌装置および冷却管をセットした。このフラスコに、メチルトリメトキシシラン40.9g(0.3モル)と、ジフェニルジメトキシシラン170.8g(0.7モル)と、イソブチルアルコ−ル106gとを入れ、撹拌しながら氷冷した。系中の温度を0〜20℃に保ちながら、0.05Nの塩酸溶液55.1gを滴下した。滴下終了後、80℃の還流温度で7時間攪拌した。次いで、反応液にキシレン150gを入れて希釈した。その後、反応液を分液ロートに入れて水300gで洗浄し、水洗液の抽出水電気伝導度が2.0μS/cm以下になるまで洗浄を継続した。そして、前記洗浄済み反応液を共沸脱水することにより、水を留去し、揮発分を50質量%に調整することにより、下記式(11):
(CH)0.3(C)1.4(OX)0.12SiO1.09 (11)
(式中、Xは、水素原子、メチル基およびイソブチル基の組み合わせである)
で表される、重量平均分子量13,800のオルガノポリシロキサンC4を124g(有機溶媒を含み、不揮発分50質量%である)得た。
<実施例1〜6、比較例1〜4>
合成例1〜8で得られたオルガノポリシロキサン1〜4、C1〜C4(有機溶媒を含む)と縮合触媒とを表1に示した割合で配合し、組成物を調製した。この組成物を硬化させることにより、得られる硬化物の特性(耐クラック性、接着性、耐UV照射試験、耐熱性)を、下記の評価方法に従って、試験・評価した。得られた結果を表1、2に示す。
<評価方法>
−1.耐クラック性−
得られた組成物を50mm×50mm×2mmのテフロン(登録商標)コートを施した金型に入れ、80℃で1時間、次いで150℃で1時間、さらに200℃で1時間のステップキュアを行い、その後、200℃で8時間のポストキュアを行うことにより、厚さ1mmの硬化膜を作製した。この硬化膜のクラックの有無を目視で観察した。前記硬化膜にクラックが認められない場合を「良好」と評価してAと示し、クラックが認められる場合を「不良」と評価してBと示す。また、前記硬化膜が作成できなかった場合を「測定不可」と評価してCと示す。
−2.接着性−
得られた組成物をガラス基板に浸漬法で塗布し、その後、80℃で1時間、次いで150℃で1時間、さらに200℃で1時間のステップキュアを行い、その後、200℃で8時間のポストキュアを行うことにより、ガラス基板上に厚さ2〜3μmの硬化物を形成させた。ゴバン目テストにより、該硬化物の該ガラス基板に対する接着性を調べた。また、該硬化物にクラックが発生したために接着性測定できなかった場合には、表中に×と示す。
−3.耐UV照射試験−
ガラス基板に、得られた組成物をスポイトで0.1g滴下し、80℃で1時間、次いで150℃で1時間、さらに200℃で1時間のステップキュアを行い、その後、200℃で8時間のポストキュアを行うことにより、ガラス基板上に硬化物を形成させた。その硬化物に対して、UV照射装置(商品名:アイ紫外硬化用装置、アイグラフィックス(株)製)によりUV照射(30mW)を24時間行った。UV照射後の硬化物の表面を目視により観察した。前記硬化物の表面に全く劣化が認められない場合を「良好」と評価しAと示し、やや劣化が認められる場合を「やや劣化あり」と評価しBと示し、著しい劣化が認められる場合を「劣化」と評価しCと示した。
−4.耐熱性−
得られた組成物を50mm×50mm×2mmのテフロン(登録商標)コートを施した金型に入れ、80℃で1時間、次いで150℃で1時間、さらに200℃で1時間のステップキュアを行い、その後、200℃で8時間のポストキュアを行うことにより、厚さ1mmの硬化膜を作成した。この硬化膜を250℃のオーブンに入れ、500時間経過後の残存重量減少率(%)を測定した。この残存重量減少率を耐熱性(%)として示す。また、前記硬化膜が作製できなかった場合には、表中に×と示す。
Figure 2006077234

(単位 質量部)
−(イ)成分に関して
表中の括弧内の数値は、揮発分を除いたオルガノポリシロキサンの配合量(質量部)である。
−(ロ)成分に関して
・触媒1:オクチル酸亜鉛
・触媒2:アルミニウムブトキシビスエチルアセトアセテート
・触媒3:テトラブチルチタネート
−組成物に関して
メチル基含有量:ポリシロキサン中のメチル基の理論量
Figure 2006077234
(単位 質量部)
−(イ)成分に関して
表中の括弧内の数値は、揮発分を除いたオルガノポリシロキサンの配合量(質量部)である。
−(ロ)成分に関して
・触媒1:オクチル酸亜鉛
−組成物に関して
メチル基含有量:ポリシロキサン中のメチル基の理論量
<評価>
表1から明らかなように、本発明のLED素子封止用樹脂組成物は、硬化させることにより厚膜の硬化物の作成が可能であり、接着性、耐クラック性、耐UV照射試験、耐熱性が良好であり、LED素子封止用樹脂組成物として優れた性能を有するものである。
一方、表2から明らかなように、前述の平均組成式(1)の要件を満たさない比較例1、2および4のオルガノポリシロキサン、および前述の重量平均分子量の要件を満たさない比較例3のオルガノポリシロキサンは、いずれも接着性、耐クラック性、耐UV照射試験および耐熱性の少なくとも1つの特性に劣ったり、目的とする硬化物が作製できなかったりする等の問題が生じた。

Claims (12)

  1. (イ)下記平均組成式(1):
    (OX)SiO(4−a−b)/2 (1)
    (式中、Rは、独立に、炭素原子数1〜6のアルキル基、アルケニル基またはアリール基であり、Xは、独立に、水素原子、炭素原子数1〜6のアルキル基、アルケニル基、アルコキシアルキル基またはアシル基であり、aは1.05〜1.5の数であり、bは0<b<2を満たす数であり、但し、1.05<a+b<2である)
    で表される、ポリスチレン換算の重量平均分子量が5×10以上であるオルガノポリシロキサン、および
    (ロ)縮合触媒
    を含有するLED素子封止用樹脂組成物。
  2. 無機フィラーを含有しない請求項1に係る組成物。
  3. 前記Rがメチル基である請求項1または2に係る組成物。
  4. 前記オルガノポリシロキサン中の前記Rの比率が32質量%以下である請求項1〜3のいずれか一項に係る組成物。
  5. 前記オルガノポリシロキサンが、沸点が64℃以上の有機溶媒に溶解され、かつ該オルガノポリシロキサンの濃度が30質量%以上である請求項1〜4のいずれか一項に係る組成物。
  6. 前記縮合触媒が有機金属系触媒である請求項1〜5のいずれか一項に係る組成物。
  7. 前記有機金属系触媒が、亜鉛、アルミニウムまたはチタン原子を含有する請求項6に係る組成物。
  8. 前記有機金属系触媒がオクチル酸亜鉛である請求項7に係る組成物。
  9. 請求項1〜8のいずれか一項に記載の組成物を硬化してなる硬化物。
  10. 請求項1〜8のいずれか一項に記載の組成物を180℃以上の温度で硬化させて得られる、厚さが10μm〜3mmであり無色透明の硬化物。
  11. 請求項1〜8のいずれか一項に記載の組成物を80〜200℃の範囲でステップキュアにより硬化させて得られる、厚さが10μm〜3mmであり無色透明の硬化物。
  12. 請求項1〜8のいずれか一項に記載の組成物の硬化物を用いてLED素子を封止する方法であって、
    該LED素子に該組成物を塗布すること、および
    該組成物を硬化させて該LED素子上に該硬化物を形成させることにより、該LED素子を該硬化物で封止すること
    を含む方法。
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