JP2019077532A - 塵芥収集車及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】塵芥収集車において、強度低下をできるだけ抑制しながら平板状の大きな透明板を塵芥収容箱の側壁に設ける。【解決手段】塵芥収容箱の側壁4aは、側方窓部4bに対応する側方開口20aを有し、この側方開口20aの上下に膨出部20b,20cが形成され、側方開口20aの前後は、湾曲するように折り曲げられたアウターパネル20と、アウターパネル20の膨出部20bの裏側に間隔を空けて貼り付けられて閉断面を形成するインナーパネル21と、側方開口20aの前後に上下の膨出部20bと略面一となるように貼り付けられる補強部材23と、側方開口20aの周縁に嵌め込まれる枠部材24と、枠部材24に取り付けられる平板状の側方透明板12とを設ける。【選択図】図4

Description

本発明は、学習用の出前授業等で利用される内部が見える塵芥収集車及びその製造方法に関する。
従来より、塵芥収集車の中身について知ってもらったり、ごみ問題を身近なこととして考えてもらうために、内部が見えるようにした、いわゆるスケルトン塵芥収集車が知られている。このスケルトン塵芥収集車では、塵芥収容箱の側壁等に透明なアクリル板等を設けて内部に塵芥が押し込まれる様子を見学できるようになっている。
ところで、特許文献1のように、塵芥収容箱の断面が二重構造となった塵芥収集車がある。この塵芥収集車は比較的大型なので、塵芥収容箱の側壁の剛性を高めるために閉断面を形成している。
一方で、特許文献1よりも小型の塵芥収集車の塵芥収容箱は、内部容積を増やすと共に、見た目をよくするために、側壁は一重で湾曲した形状となっている(例えば、特許文献2参照)。
特開2005−314058号公報 特開平9−20401号公報
しかしながら、特許文献1の塵芥収容箱のような補強部を構成する上中下段のビードを設けたままにして窓部を上下に分けてしまうと、内部が見にくくなる上、各ビードが湾曲した断面のため、内部を見やすくするための平坦な透明なアクリル板等を設けにくい。
また、特許文献2のような塵芥収集車の構成でも、塵芥収容箱の側壁が板状の湾曲した鋼板で構成されているので、平坦な透明なアクリル板等を設けにくい。しかも、窓部を大きくすると、その分だけ補強が必要になる。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、強度低下をできるだけ抑制しながら平板状の大きな透明板を塵芥収容箱の側壁に容易に設けることにある。
上記の目的を達成するために、この発明では、湾曲した塵芥収容箱の側壁に閉断面を形成し、その閉断面で囲まれた領域に窓部を設けた。
具体的には、第1の発明では、少なくとも一部の壁部に透明な窓部を有する塵芥収集車を前提とし、
上記塵芥収集車は、
車台と、
上記車台に載置され、少なくとも一部に窓部を有する塵芥収容箱と、
上記塵芥収容箱の後方開口部に連設され、該後方開口部から塵芥収容箱に塵芥を押し込む塵芥積込装置を備えた塵芥投入箱とを備えており、
上記塵芥収容箱の側壁は、
上記窓部に対応する側方開口を有し、該側方開口の上下に膨出部が形成され、該側方開口の前後は、湾曲するように折り曲げられた側方内側壁部を有するアウターパネルと、
上記アウターパネルの上記膨出部の裏側に間隔を空けて貼り付けられて閉断面を形成するインナーパネルと、
上記側方開口の前後の上記側方内側壁部に上記上下の膨出部と略面一となるように貼り付けられる補強部材と、
上記側方開口の周縁に嵌め込まれる枠部材と、
上記枠部材に取り付けられる平板状の透明板とを備えている。
上記の構成によると、アウターパネルとインナーパネルとで窓部の周りに閉断面が形成されるので、窓部を形成したことによる強度低下が抑制される。また、膨出部を設けたことによる内面の凹凸をインナーパネルで覆うことで、塵芥が引っ掛からず、塵芥積込装置による塵芥の積み込みを阻害しない。また、側方開口の前後に補強部材を設けて膨出部と略面一とすることで、外観が向上すると共に、この部分でも閉断面を構成できるので、窓部を設けたことによる強度低下を抑制できる。さらに、平板状の透明板を枠部材に取り付けるので、取付が容易であり、また、透明板が湾曲していないので、内部がゆがんで見えることはない。
第2の発明では、第1の発明において、
上記塵芥投入箱の上記塵芥積込装置が内部に内蔵された左右側壁を覆うサイドカバーにも、平板状の透明板が設けられており、
上記塵芥投入箱の左右側壁の上記後方開口部の近傍にも、平板状の透明板が設けられている。
上記の構成によると、塵芥投入箱の側壁外側における油圧シリンダ等の動きを見ることができるだけでなく、塵芥が後方開口部を通って塵芥収容箱の内部に押し込まれる様子を見ることができる。
第3の発明では、少なくとも一部の壁部に透明な窓部が形成された塵芥収容箱を有する塵芥収集車の製造方法において、
板状のアウターパネルに上記窓部に対応する側方開口を開口させると共に、該側方開口の上下に膨出部を折り曲げ形成し、かつ該側方開口の前後に湾曲した側方内側壁部を形成し、
上記膨出部の裏側から上記側方開口の前後周縁の側方内側壁部と連続するようにインナーパネルを貼り付け、
上記側方開口の前後の上記側方内側壁部に上記膨出部と連続するように補強部材を表側から貼り付け、
上下の上記膨出部及び前後の上記補強部材で囲まれた上記側方開口の周縁に枠部材を嵌め込み、
上記枠部材に平板状の透明板を取り付ける。
上記の構成によると、アウターパネルが膨出部等のプレス成形及び側方開口の切り抜きで容易に成形される。また、膨出部の裏側からインナーパネルを貼り付けることで、窓部周縁の強度を保つ閉断面が形成される。さらに、補強部材を側方開口の前後に設けることで、膨出部と連続した表面が形成され、また、それにより、上下の膨出部と前後の補強部材とで囲まれた窓部に枠部材を嵌め込むことができ、この枠部材に平板状の透明板を容易に取り付けることができる。
第4の発明では、第3の発明において、
上記枠部材を上下の膨出部の水平な面に溶接する。
上記の構成によると、枠部材の溶接が容易で、この枠部材に平板状の透明板を容易に取り付けることができる。
第5の発明では、第4の発明において、
上記枠部材の裏側から上記透明板を取り付ける。
上記の構成によると、水平な面を滑らせるようにして透明板を取り付けやすい。
以上説明したように、本発明によれば、強度低下をできるだけ抑制しながら平板状の大きな透明板を塵芥収容箱の側壁に設けることができる。
本発明の実施形態に係る塵芥収集車を示す側面図である。 塵芥収容箱の側壁を示す側面図である。 塵芥収容箱を示す正面図である。 (a)は図2のIVa−IVa線端面図であり、(b)は図2のIVb−IVb線端面図である。 図2のV−V線断面図である。 前側補強部材を示す図であって、(a)は側面図、(b)は端面図である。 後側補強部材を示す図であって、(a)は側面図、(b)は端面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施形態の塵芥収集車1を示し、この塵芥収集車1は、内部が見えるようにした、いわゆるスケルトン塵芥収集車である。この塵芥収集車1は、走行可能な車台2を備え、前側に運転室3がある。車台2には、少なくとも一部に窓部を有する塵芥収容箱4が載置されている。この塵芥収容箱4の後端に設けた後方開口部5には、その開口縁に沿って角パイプ状の開口枠部5aが形成されている。また、後方開口部5には、塵芥投入箱6が開閉シリンダ7によって開閉可能に設けられている。塵芥投入箱6の後端に塵芥を投入する投入口(図示せず)が開閉可能に設けられている。塵芥投入箱6の左右側壁6aには、内部の塵芥積込装置の一部である摺動シリンダ8が設けられている。詳しくは図示しないが、この塵芥積込装置は、例えば、摺動シリンダ8で上下に昇降される摺動板と、塵芥を後方開口部5側に押し込む押込板とを備えている。塵芥収容箱4の内部には、塵芥を排出するために前後に移動可能な排出板9が設けられている。
塵芥投入箱6の左右側壁6aは、例えば、樹脂製のサイドカバー6bで開閉可能に覆われており、このサイドカバー6bの大部分は切り欠かれて側面視で略D字状の投入箱外側窓部6cが形成され、この投入箱外側窓部6cに平坦な投入箱外側透明板10が嵌め込まれている。これにより、開閉シリンダ7、摺動シリンダ8等の動きを見ることができるようになっている。
また、左右側壁6aは、通常、鋼板で構成されているが、この左右側壁6aにおける後方開口部5の近傍にも、例えば側面視で台形状の投入箱内側窓部6dが形成されており、この投入箱内側窓部6dに平板状の投入箱内側透明板11が取り付けられている。
そして、塵芥収容箱4の側壁4aにも側方窓部4bが設けられており、この側方窓部4bには、大きな側方透明板12が取り付けられている。この詳しい構造については、後述する。
図3に示すように、塵芥収容箱4の正面壁部4cの左側にも、正面窓部4dが設けられている。この正面窓部4dにも板状の正面側透明板13が貼り付けられている。これらの透明板10〜13は、例えば、厚さ3mm〜5mmの平坦で、色彩がクリアのポリカーボネート樹脂板で構成され、ハードコートを施され、周縁裏側は黒色印刷されているのが望ましいが、それに限定されない。なお、本実施形態では、塵芥収容箱4の正面右側は、不透明な板部材14で塞がれているが、逆にこちら側に正面側透明板13が設けられていてもよく、両方に設けられていてもよい。
次いで、側方窓部4bの構成について、詳細に説明する。図2及び図4に示すように、塵芥収容箱4の側壁4aは、側方窓部4bに対応する側方開口20aを有するアウターパネル20を備えている。このアウターパネル20は、例えば板状の鋼板よりなり、例えば台形状の側方開口20aの上下に膨出部20b,20cが形成されている。膨出部20b,20cは、塵芥投入箱6の湾曲形状に合わせて角部が湾曲している。上下の膨出部20b,20cは、側方開口20aを形成する前後に延びる互いに略平行な枠取付用水平平坦面20dを備えている。側方開口20aの前後は、湾曲するように折り曲げられた側方内側壁部20eが形成されている。
アウターパネル20の上下の膨出部20b,20cの裏側には、側方内側壁部20eと略面一となるように左右内側に間隔を空けてインナーパネル21が溶接等により貼り付けられている。これにより、インナーパネル21と、アウターパネル20とで上下の膨出部20b,20cにおいて閉断面が形成されている。なお、下側のインナーパネル21は、前後に延びる、排出板9のガイドフレーム22に連結されていてもよい。
一方、図4でも示したように、側方内側壁部20eは、上下中央が湾曲している。図5に示すように、この湾曲した側方内側壁部20eの表面側を覆うように、上下方向に延びる補強部材23が溶接されている。この補強部材23は、前側の側方内側壁部20eを覆う前側補強部材25と後側の側方内側壁部20eを覆う後側補強部材26とを有する。前側補強部材25と後側補強部材26は、それぞれの主面25a,26aが
上下の膨出部20b,20cと略面一となるように貼り付けられている。
前側補強部材25は、図2、図5及び図6に示すように、主面25aの側方開口20a側の上下方向縁に連設される枠取付用垂直平坦面25bと、主面25aの側方開口20aと反対側の上下方向縁に連設される傾斜面25cとを有する。前側補強部材25は、主面25aと枠取付用垂直平坦面25bと傾斜面25cとで断面略コの字状に形成され、前側の側方内側壁部20eとの間で上下方向に延びる閉断面を形成している。
また、後側補強部材26は、上下方向へ斜めに延びるように形成されている。後側補強部材26は、主面26aの側方開口20a側の上下方向縁に連設される枠取付用傾斜平坦面26bを有する。後側補強部材26は、主面26aと枠取付用傾斜平坦面26bとで断面略L字状に形成され、後側の側方内側壁部20e及び開口枠部5aとの間で上下方向に延びる閉断面を形成している。
上述の前側補強部材25及び後側補強部材26は、例えば1枚の鋼板を折り曲げ形成すればよい。
そして、このように形成された側方開口20aの周縁の枠取付用水平平坦面20d、枠取付用垂直平坦面25b及び枠取付用傾斜平坦面26bに枠部材24が嵌め込まれている。具体的には、枠部材24は、例えば側方開口20aに沿った台形状に矩形断面の棒鋼を溶接したもので、所定の間隔でネジ穴加工が施されている。
この枠部材24に裏側から平板状の側方透明板12が例えばボルト24bにより取り付けられている。
なお、塵芥収容箱4及び塵芥投入箱6の内部部品は、動きを見やすくするためにそれぞれ異なる色彩を施してもよい。また、側方窓部4bの上方の膨出部20bに看板25を設けてもよい。
次に、本実施形態に係る塵芥収集車1の製造方法について説明する。
まず、例えば1枚の鋼板に窓部に対応する側方開口20aを開口させると共に、この側方開口20aの上下に膨出部20b,20cを折り曲げ形成してアウターパネル20を形成する。例えば、厚さ約3mmの鋼板をプレス機械で折り曲げ、側方開口20aの部分を切り抜く。
次いで、膨出部20b,20cの裏側から側方開口20aの前後周縁の側方内側壁部20eと連続するようにインナーパネル21を貼り付ける。インナーパネル21も例えば厚さ約3mmの折り曲げ鋼板を予め側方内側壁部20eと連続するような曲面状に折り曲げ形成しておき、溶接等にてアウターパネル20に溶接するとよい。
次いで、図2及び図5に示すように、側方開口20aの前後の側方内側壁部20e、膨出部20b,20cと連続するように補強部材23(前側補強部材25、後側補強部材26)を表側から貼り付ける。補強部材23も例えば厚さ約3mmの鋼板を予め折り曲げ形成しておき、側方内側壁部20eの表面側から嵌め込んで溶接するとよい。このとき、できるだけ上下の膨出部20b,20cの表面と、補強部材23の表面とが面一となるようにすると見映えがよい。
次いで、上下の膨出部20b,20c及び前後の補強部材23(前側補強部材25、後側補強部材26)で囲まれることにより側方開口20aの周縁に形成された枠取付用水平平坦面20d、枠取付用垂直平坦面25b及び枠取付用傾斜平坦面26bに枠部材24を嵌め込む。枠部材24は、例えば4本の鋼板を溶接で組み付けてネジ穴24aを設けておくとよい。嵌め込んだ後の枠部材24と枠取付用水平平坦面20d、枠取付用垂直平坦面25b及び枠取付用傾斜平坦面26bとは溶接で結合するとよい。このとき、これらの平坦面20d,25b,26bが、枠部材24の取付方向(車両の車幅方向)に相互に平行かつ枠部材24の厚みよりも当該取付方向に十分大きな幅があるので、枠部材24を滑らせながら嵌め込んで位置決めしやすく、溶接もしやすい。
次いで、枠部材24に平板状の側方透明板12を裏面側から取り付ける。上述したように枠部材24に予めネジ穴24aを設けておけば、ボルト24bを締結するだけで側方透明板12を確実に固定できる。また、枠部材24の内面が面一になっていれば、平坦な側方透明板12を取り付けやすい。
このように本実施形態では、アウターパネル20が膨出部20b等のプレス成形及び側方開口20aの切り抜きで容易に成形される。また、膨出部20bの裏面側からインナーパネル21を貼り付けることで、側方窓部4b前後方向の強度を保つ閉断面が形成される。さらに、補強部材23を側方開口20aの前後に設けることで、膨出部20b,20cと連続した表面が形成され、また、それにより、上下の膨出部20b,20cと前後の補強部材23(前側補強部材25、後側補強部材26)とで囲まれた窓部に枠部材24を嵌め込むことができ、この枠部材24に平板状の側方透明板12を容易に取り付けることができる。
本実施形態では、アウターパネル20とインナーパネル21とで側方窓部4bの周りに閉断面が形成されるので、側方窓部4bを形成したことによる強度低下が抑制される。
また、膨出部20b,20cを設けたことによる内面の凹凸をインナーパネル21で覆うことで、塵芥が引っ掛からず、塵芥積込装置による塵芥の積み込みを阻害しない。
さらに、側方開口20aの前後に補強部材23を設けて膨出部20b,20cと略面一とすることで、外観が向上すると共に、この部分でも閉断面を構成できるので、側方窓部4bを設けたことによる強度低下を抑制できる。
また、平板状の側方透明板12を平坦な裏面を有する枠部材24に取り付けるので、取付が容易であり、また、側方透明板12が湾曲していないので、内部がゆがんで見えることはない。
また本実施形態では、枠部材24を枠取付用水平平坦面20d、枠取付用垂直平坦面25b及び枠取付用傾斜平坦面に溶接するようにしたので、枠部材24の溶接が容易で、この枠部材24に平板状の側方透明板12を取り付けることができる。
また、塵芥投入箱6においても投入箱外側窓部6c及び投入箱内側窓部6dを設けているので、塵芥投入箱6の左右側壁6aの外側における開閉シリンダ7、摺動シリンダ8等の動きを見ることができるだけでなく、塵芥が後方開口部5を通って塵芥収容箱4の内部に押し込まれる様子を見ることができる。
したがって、本実施形態に係る塵芥収集車1によると、強度低下をできるだけ抑制しながら平板状の大きな側方透明板12を容易に設けることができる。
(その他の実施形態)
本発明は、上記実施形態について、以下のような構成としてもよい。
すなわち、上記実施形態では、投入箱外側透明板10、投入箱内側透明板11、側方透明板12、正面側透明板13を設けたが、少なくとも側方透明板12が設けられていればよい。
また、上記実施形態では、側方透明板12の形状を上辺と下辺とが略平行な台形状としたが、平行四辺形状としたり、投入箱外側透明板10のような曲線を含む形状としてもよい。
なお、以上の実施形態は、本質的に好ましい例示であって、本発明、その適用物や用途の範囲を制限することを意図するものではない。
1 塵芥収集車
2 車台
3 運転室
4 塵芥収容箱
4a 側壁
4b 側方窓部
4c 正面壁部
4d 正面窓部
5 後方開口部
5a 開口枠部
6 塵芥投入箱
6a 左右側壁
6b サイドカバー
6c 投入箱外側窓部
6d 投入箱内側窓部
7 開閉シリンダ
8 摺動シリンダ
9 排出板
10 投入箱外側透明板
11 投入箱内側透明板
12 側方透明板
13 正面側透明板
14 板部材
20 アウターパネル
20a 側方開口
20b,20c 膨出部
20d 枠取付用水平平坦面
20e 側方内側壁部
21 インナーパネル
22 サイドフレーム
23 補強部材
24 枠部材
24a ネジ穴
24b ボルト
25 前側補強部材
25a 主面
25b 枠取付用垂直平坦面
25c 傾斜面
26 後側補強部材
26a 主面
26b 枠取付用傾斜平坦面

Claims (5)

  1. 少なくとも一部の壁部に透明な窓部を有する塵芥収集車において、
    車台と、
    上記車台に載置され、少なくとも一部に窓部を有する塵芥収容箱と、
    上記塵芥収容箱の後方開口部に連設され、該後方開口部から塵芥収容箱に塵芥を押し込む塵芥積込装置を備えた塵芥投入箱とを備えており、
    上記塵芥収容箱の側壁は、
    上記窓部に対応する側方開口を有し、該側方開口の上下に膨出部が形成され、該側方開口の前後は、湾曲するように折り曲げられた側方内側壁部を有するアウターパネルと、
    上記アウターパネルの上記膨出部の裏側に間隔を空けて貼り付けられて閉断面を形成するインナーパネルと、
    上記側方開口の前後の上記側方内側壁部に上記上下の膨出部と略面一となるように貼り付けられる補強部材と、
    上記側方開口の周縁に嵌め込まれる枠部材と、
    上記枠部材に取り付けられる平板状の透明板とを備えている
    ことを特徴とする塵芥収集車。
  2. 請求項1に記載の塵芥収集車において、
    上記塵芥投入箱の上記塵芥積込装置が内部に内蔵された左右側壁を覆うサイドカバーにも、平板状の透明板が設けられており、
    上記塵芥投入箱の左右側壁の上記後方開口部の近傍にも、平板状の透明板が設けられている
    ことを特徴とする塵芥収集車。
  3. 少なくとも一部の壁部に透明な窓部が形成された塵芥収容箱を有する塵芥収集車の製造方法において、
    板状のアウターパネルに上記窓部に対応する側方開口を開口させると共に、該側方開口の上下に膨出部を折り曲げ形成し、かつ該側方開口の前後に湾曲した側方内側壁部を形成し、
    上記膨出部の裏側から上記側方開口の前後周縁の側方内側壁部と連続するようにインナーパネルを貼り付け、
    上記側方開口の前後の上記側方内側壁部に上記膨出部と連続するように補強部材を表側から貼り付け、
    上下の上記膨出部及び前後の上記補強部材で囲まれた上記側方開口の周縁に枠部材を嵌め込み、
    上記枠部材に平板状の透明板を取り付ける
    ことを特徴とする塵芥収集車の製造方法。
  4. 請求項3に記載の塵芥収集車の製造方法において、
    上記枠部材を上下の膨出部の水平な面に溶接する
    ことを特徴とする塵芥収集車の製造方法。
  5. 請求項4に記載の塵芥収集車の製造方法において、
    上記枠部材の裏側から上記透明板を取り付ける
    ことを特徴とする塵芥収集車の製造方法。
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