JPH0920401A - 塵芥収集車の塵芥収容箱 - Google Patents

塵芥収集車の塵芥収容箱

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JPH0920401A
JPH0920401A JP16840295A JP16840295A JPH0920401A JP H0920401 A JPH0920401 A JP H0920401A JP 16840295 A JP16840295 A JP 16840295A JP 16840295 A JP16840295 A JP 16840295A JP H0920401 A JPH0920401 A JP H0920401A
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floor
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dust
ceiling
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JP16840295A
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Kazuhiko Yamaishi
一彦 山石
Kenji Shimizu
賢二 清水
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Morita Tokushu Kiko KK
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Morita Tokushu Kiko KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 排水性および箱強度の向上を図る。 【解決手段】 塵芥収集車の塵芥収容箱6を、床が6a
中央部から両側壁6b,6bに向かって上がり傾斜する
とともに、両側壁6b,6bが床6aから天井6cに向
かって漸次縮幅するように傾斜し、かつ、両側壁6b,
6bおよび天井6cが外側に膨出するように弓形に湾曲
する断面形状にし、床6aが後下がりになるようにテー
パー状のフレーム7を介して車台に載置させるようにし
たものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【発明に属する技術分野】本発明は、塵芥収集車の塵芥
収容箱に関するものである。
【0001】
【従来の技術】一般に、塵芥収集車は、図3に示すよう
に、塵芥収容箱1と、その後端開口部に開閉自在に装着
された塵芥投入箱2とを有し、塵芥収集時には塵芥収容
箱1に塵芥投入箱2を固縛装置(図示せず)によりロッ
クしておき、塵芥投入箱2内に投入された塵芥を当該塵
芥投入箱2内に装設された塵芥積込装置(図示せず)に
より塵芥収容箱1内に順次収容し、当該塵芥収容箱1内
が満杯状態になると、廃棄場に搬送してここで塵芥収容
箱1にロックした塵芥投入箱2のロックを解除して当該
塵芥投入箱2を上方に開放した後、塵芥収容箱1の前方
位置にある排出板3を後方へ摺動して塵芥を塵芥収容箱
1の後端開口部から排出させるようになっている。
【0002】従来、上記塵芥収集車の塵芥収容箱1は、
図4および図5に示すように、断面形状が四つの内角が
すべて直角である四辺形、例えば長方形であり、かつ、
床が水平となるように水平なフレーム4を介して車台
(図示せず)に載置されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の塵芥
収容箱1は、床が平坦で、かつ、その床が水平となるよ
うに車台に載置されているため、内部を清掃作業する際
に洗浄水および汚水が床の全面に広がり易く、しかも、
洗浄水および汚水が後端開口部へ流れ難い。したがっ
て、洗浄水および汚水の排出が非常に面倒であった。
尚、従来、床の中央部前後方向に後下がりに傾斜する排
水溝を設けた塵芥収容箱1が提案されているが、これで
は洗浄水および汚水が排水溝へ流れ難いとともに、排水
溝によりできた角部で応力集中が起こり易いという問題
があった。
【0004】また、従来の塵芥収容箱1は、断面形状が
四つの内角がすべて直角である四辺形であるため、左右
方向の箱強度が弱くて歪み易く、排出板3との間にスキ
マが生じて塵芥が排出板3の内側に入り込むという問題
があった。このように排出板3の内側に入り込んだ塵芥
は、塵芥排出時に排出されないため、長期間放置してお
くと床材が腐食したり、シリンダのピストンロッドに付
着して錆びて、シリンダの伸縮動作に悪影響を及ぼす等
のトラブルがあった。このため、図5および図6に示す
ように、塵芥収容箱1の両側壁および天井をリブ5で補
強する必要があり、それだけコストアップにつながると
いう問題があった。
【0005】本発明は上記課題に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、排水性および箱強度の向
上を図る塵芥収集車の塵芥収容箱を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、本発明は、塵芥収集車の塵芥収容箱を、床
が中央部から両側壁に向かって上がり傾斜するととも
に、両側壁が床から天井に向かって漸次縮幅するように
傾斜し、かつ、両側壁および天井が外側に膨出するよう
に弓形に湾曲する断面形状にし、床が後下がりになるよ
うにテーパー状のフレームを介して車台に載置させるこ
とを特徴としたものであります。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図1およ
び図2に基づいて説明する。
【0008】図1および図2において、6は本発明に係
る塵芥収集車の塵芥収容箱であって、床6aが中央部か
ら両側壁6b,6bに向かって勾配θ1 で上がり傾斜す
るとともに、両側壁6b,6bが床6aから天井6cに
向かって漸次縮幅するように、即ち、床6aの幅をL
1 、天井6cの幅をL2 とするとL1 >L2 となるよう
に傾斜し、かつ、両側壁6b,6bおよび天井6cが外
側に膨出するように弓形に湾曲する断面形状を有し、そ
の内部に断面形状に対応する排出板(図示せず)が前後
方向に摺動可能に配設される。7は塵芥収容箱6を車台
(図示せず)上に載置させるためのフレームで、塵芥収
容箱6の床6aが後下がりとなるように上面が後方に向
かって勾配θ2 で下がり傾斜するテーパー状に形成され
る。
【0009】本発明に係る塵芥収集車の塵芥収容箱6に
よれば、床6aが中央部から両側壁6b,6bに向かっ
て上がり傾斜するとともに、その床6aが後下がりとな
るテーパー状のフレーム7を介して車台に載置されてい
るから、内部を清掃作業する際に洗浄水および汚水が床
6aの全面に広がらずに中央部に集合し、しかも、洗浄
水および汚水が後端開口部へ流れ易い。したがって、洗
浄水および汚水の排出を簡単に行え、清掃作業を容易に
することができる。
【0010】また、本発明に係る塵芥収集車の塵芥収容
箱6によれば、両側壁6b,6bが床6aから天井6c
に向かって漸次縮幅するように傾斜するから、左右方向
の箱強度が向上して歪み難い。したがって、排出板3と
の間にスキマが生じることがなくなり、塵芥が排出板3
の内側に入り込まない。この結果、床材が腐食したり、
シリンダの伸縮動作に悪影響を及ぼす等のトラブルの発
生を防止することができる。しかも、天井6cが床6a
より幅が狭いから、建物等からの突出体、例えば軒等と
の衝突を防止することができるとともに、補強リブが不
要であるから、その分の軽量化とコストダウンを図れ
る。
【0011】更に、本発明に係る塵芥収集車の塵芥収容
箱6によれば、両側壁6b,6bおよび天井6cが外側
に膨出するように弓形に湾曲するから、収容スペースが
増大してより沢山の塵芥を収容することが可能である。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
清掃作業時における洗浄水および汚水の排出が容易にな
り清掃作業の作業性の向上が図れるとともに、箱強度の
向上により歪み難くなり排出板の内側への塵芥の入り込
みを防止でき、しかも、収容スペースの増大によりより
沢山の塵芥の収容が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る塵芥収集車の塵芥収集箱の縦断正
面図である。
【図2】本発明に係る塵芥収集車の塵芥収集箱の側面図
である。
【図3】塵芥収集車の全体図である。
【図4】従来の塵芥収集箱の縦断正面図である。
【図5】従来の塵芥収集箱の側面図である。
【符号の説明】
6 塵芥収容箱 6a 床 6b 側壁 6c 天井 7 テーパー状のフレーム

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床が中央部から両側壁に向かって上がり
    傾斜するとともに、両側壁が床から天井に向かって漸次
    縮幅するように傾斜し、かつ、両側壁および天井が外側
    に膨出するように弓形に湾曲する断面形状を有し、床が
    後下がりになるようにテーパー状のフレームを介して車
    台に載置させるようにしたことを特徴とする塵芥収集車
    の塵芥収容箱。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003040402A (ja) * 2001-05-24 2003-02-13 Fuji Heavy Ind Ltd ごみ収集車
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JP2019077532A (ja) * 2017-10-23 2019-05-23 新明和工業株式会社 塵芥収集車及びその製造方法
JP2021116164A (ja) * 2020-01-27 2021-08-10 株式会社モリタホールディングス 塵芥収集車

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