JP2019067688A - コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】ロックアームのロック解除操作に支障を来すのを防止する。【解決手段】コネクタは、弾性変形可能なロックアーム25を有する第1ハウジング10と、ロックアーム25に形成されたロック孔28と、第1ハウジング10に対し嵌合・離脱が可能な第2ハウジング50と、第2ハウジング50に形成され、ロック孔28に係止することで両ハウジング10,50を嵌合状態にロックするロック突起53と、第1ハウジング10に取り付けられ、第1ハウジング10から導出された電線32を転向させる電線カバー33と、電線カバー33に形成され、ロック孔28とロック突起53との係止部分を外面側から覆う覆い部39とを備えている。【選択図】図1

Description

本発明は、コネクタに関するものである。
特許文献1には、弾性変形可能なロックアームが形成された雌ハウジングと、ロック突部が形成された雄ハウジングとを備えたコネクタが開示されている。ロックアームにはロック孔が形成されており、両ハウジングが嵌合すると、ロック突部がロック孔に係止することで、両ハウジングが嵌合状態にロックされる。
特開2002−203638号公報
上記のコネクタは、ロック孔とロック突部との係止部分が外面側に露出しているため、走行中に路面から跳ね上げられた泥がロック孔とロック突部との係止部分に付着する虞がある。この付着した泥が乾燥して固化すると、ロックアームをロック解除操作することができなくなることが懸念される。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、ロックアームのロック解除操作に支障を来すのを防止することを目的とする。
本発明は、
弾性変形可能なロックアームを有する第1ハウジングと、
前記ロックアームに形成されたロック孔と、
前記第1ハウジングに対し嵌合・離脱が可能な第2ハウジングと、
前記第2ハウジングに形成され、前記ロック孔に係止することで前記第1ハウジングと前記第2ハウジングを嵌合状態にロックするロック突起と、
前記第1ハウジングに取り付けられ、前記第1ハウジングから導出された電線を転向させる電線カバーと、
前記電線カバーに形成され、前記ロック孔と前記ロック突起との係止部分を外面側から覆う覆い部とを備えているところに特徴を有する。
ロック孔とロック突起との係止部分を覆い部で覆ったので、ロック孔とロック突起との係止部分への異物の付着に起因してロックアームのロック解除操作に支障を来すという虞はない。
実施例1において第1ハウジングと第2ハウジングを嵌合した状態をあらわす断面図 第1ハウジングに電線カバーを取り付けた状態の斜視図 第1ハウジングに電線カバーを取り付けた状態の平面図 第1ハウジングに電線カバーを取り付けた状態の断面図 第1ハウジングの斜視図 第1ハウジングの平面図 第2ハウジングの斜視図
本発明は、前記ロックアームに形成され、押し操作することで前記ロック孔を前記ロック突起から解離させることが可能なロック解除操作用の操作部と、前記電線カバーに形成され、前記操作部を露出させる開口部とを備えていてもよい。この構成によれば、電線カバーを第1ハウジングから外さなくても、ロックアームをロック解除操作することができる。
本発明は、前記開口部が、前記電線カバーの外縁部において前記電線カバーの外部へ開放された形態であり、前記覆い部が、前記外縁部のうち前記開口部の開放端に隣接する2つの領域同士を連結する形態であってもよい。この構成によれば、開口部が電線カバーの外縁部に開放されていると、電線カバーの外縁部の強度低下が懸念されるが、電線カバーの外縁部のうち開口部の開放端に隣接する領域同士が覆い部で連結されているので、電線カバーの外縁部における強度低下を回避できる。
本発明は、前記電線カバーに形成され、前記ロック孔のうち前記ロック突起と非干渉の領域に収容された侵入規制部を備えていてもよい。ロック孔の開口領域を大きくすると、金型成形工程におけるロックアームのヒケを抑制することができるが、その反面、ロック孔内へ異物が侵入し易くなる。しかし、ロック孔内には侵入規制部が収容されているので、ロック孔の開口領域を大きくしてもロック孔内への異物の侵入を規制することができる。
本発明は、前記侵入規制部が前記覆い部から延出した形態であってもよい。この構成によれば、覆い部と侵入規制部との間に隙間が存在しないので、ロック孔に対する異物侵入規制の機能に優れている。
<実施例1>
以下、本発明を具体化した実施例1を図1〜図7を参照して説明する。尚、以下の説明において、前後の方向については、図1,3,4,6における左方を前方と定義する。上下の方向については、図1,2,4,5,7にあらわれる向きを、そのまま上方、下方と定義する。
本実施例のコネクタは、ワイヤーハーネス(図示省略)の端末部に取り付けられる第1ハウジング10と、第1ハウジング10に取り付けられた電線カバー33と、回路基板(図示省略)に載置した状態で取り付けられる第2ハウジング50とを備えている。
第2ハウジング50は、横長のブロック状をなす端子保持部51と、端子保持部51の正面外周縁から正面側へ延出したフード部52とを備えている。端子保持部51には、細長い金属線材を屈曲した周知形態の複数の雄端子金具54が保持されている。雄端子金具54の基端の基板接続部55は、回路基板に導通可能に接続されるようになっている。雄端子金具54の先端のタブ56は、端子保持部51から突出してフード部52内に収容されている。フード部52を構成する上壁部の上面(外面)には、ロック突起53が形成されている。
第1ハウジング10は、合成樹脂製のハウジング本体11と、合成樹脂製のフロントリテーナ30と備えて構成されている。ハウジング本体11は、横長のブロック状をなす端子収容部12と、端子収容部12を包囲する筒状嵌合部14とを備えた単一部品である。端子収容部12の内部には複数の端子収容室13が形成され、各端子収容室13内には周知形態の雌端子金具31が収容されている。端子収容室13に挿入された雌端子金具31は、端子収容部12のに取り付けたフロントリテーナ30によって抜止め状態に保持されている。各雌端子金具31の後端部に接続した電線32は、ハウジング本体11の後面から後方へ導出されている。
筒状嵌合部14は、端子収容部12の外周後端部に全周に亘って連なる後壁部15と、後壁部15の外周縁から前方へ延出して端子収容部12を包囲する周壁部16とを備えて構成されている。周壁部16を構成する上板部17の左右方向中央部には、上板部17の外面(上面)から内面(下面)に貫通した切欠部18が形成されている。前後方向における切欠部18の形成領域は、筒状嵌合部14の前端より少し後方の位置から、上板部17の後端に至る範囲である。切欠部18の後端は上板部17の後端縁に開放されている。筒状嵌合部14には、後述するリブ20の前端部内面から切欠部18の前端部へ水平に張りだした形態の庇部19が形成されている。
筒状嵌合部14には、左右対称な一対のリブ20と、左右対称な一対の側壁部21と、下壁部22とを有している。一対のリブ20は、切欠部18の左右両側縁から上方(外面側)へ立ち上がった形態である。一対の側壁部21は、上板部17の後縁部のうち切欠部18の開口端から後方へ片持ち状に延出した形態である。下壁部22は、左右両側壁部21の下端縁同士を連結した形態であり、下壁部22の前端は後壁部15に連なっている。リブ20と側壁部21と下壁部22は、後述するロックアーム25を保持するためのアーム保持部23として機能する。アーム保持部23の内部空間、即ちリブ20と側壁部21と下壁部22で区画された空間は、収容空間24となっている。切欠部18は収容空間24を構成している。
筒状嵌合部14には、平面視形状が前後方向に長い方形をなす板状のロックアーム25が形成されている。ロックアーム25は、アーム保持部23の収容空間24に収容され、一対のリブ20及び一対の側壁部21の間に挟まれるように配されている。ロックアーム25は、その左右両側縁から突出した支持部26を介してリブ20の後端部内面に連なっている。ロックアーム25の後端部(支持部26より後方の領域)には、操作部27が形成されている。ロックアーム25をロック解除操作する際には、操作部27の外面(上面)を押し操作するようになっている。
ロックアーム25のうち支持部26より前方の領域には、ロックアーム25の上面(外面)と下面(内面)とを連通させた形態のロック孔28が形成されている。ロック孔28の平面視形状は、前後方向に長い略長方形をなしている。ロック孔28の開口縁のうちの前端縁部、即ちロック孔28の前端部前端縁は、両ハウジング10,50が嵌合した状態で第2ハウジング50のロック突起53に係止するロック部29となっている。
ロックアーム25は、常にはロック姿勢に保持されているが、支持部26を支点としてシーソー状に弾性変位し得るようになっている。操作部27を押し操作してロックアーム25を弾性変位させると、ロック部29が端子収容部12から遠ざかるように上方へ変位して、ロックアーム25がロック解除姿勢となる。
電線カバー33は、合成樹脂製であり、上下に分割された一対の半割体34を合体させて構成されている。電線カバー33は、一対の半割体34で筒状嵌合部14を上下に挟むようにして第1ハウジング10に組み付けられている。電線カバー33の前端側部分は筒状の取付部35となっている。電線カバー33の後端側部分は、側面に電線導出口37が開口した電線転向部36となっている。
電線カバー33を第1ハウジング10に取り付けた状態では、筒状嵌合部14の外周面のうちアーム保持部23とロックアーム25を除いた領域が取付部35で覆われ、電線転向部36が第1ハウジング10の後方に配される。第1ハウジング10から後方へ導出された複数本の電線32は、電線転向部36内で側方へ曲げられ、電線導出口37から電線カバー33の外部へ引き出されている。
電線カバー33のうち上側の半割体34には、開口部38と、覆い部39と、侵入規制部40とが形成されている。開口部38は、電線カバー33の外面(上面)と内面(下面)とを連通させるように切欠した形態である。開口部38の前端は、半割体34(電線カバー33)の前縁部(外縁部)において電線カバー33の外部前方へ開放されている。電線カバー33を第1ハウジング10に取り付けた状態では、開口部38の開口縁にリブ20と側壁部21が嵌合し、開口部38内にアーム保持部23とロックアーム25が配される。したがって、開口部38においては、ロックアーム25のうち少なくとも操作部27と支持部26を含む領域が、露出した状態となる。
覆い部39は、電線カバー33の前縁部のうち開口部38の前端(開放端)に隣接する左右2つの領域同士を、橋渡し状に連結した形態である。この形態により、覆い部39は、ロックアーム25のうちロック孔28の概ね全領域(詳しくは、ロック孔28のうち後端部を除いた領域)とロック部29を外面側(上方)から覆っている。覆い部39が覆うのは、ロックアーム25のうち前端側領域だけであるから、操作部27は露出したままである。
侵入規制部40は、覆い部39の後端縁から下方(ロックアーム25に接近する方向)へ片持ち状に延出した形態である。侵入規制部40の下端部は、ロック孔28のうち後端側領域内に収容されている。この侵入規制部40が収容される位置は、両ハウジング10,50が嵌合したときにロック突起53が収容される領域よりも後方の領域である。
次に、本実施例の作用を説明する。両ハウジング10,50を嵌合する際には、第2ハウジング50のフード部52を端子収容部12と筒状嵌合部14との間の空間に嵌入させる。両ハウジング10,50の嵌合過程では、ロックアーム25の前端部(ロック部29)がロック突起53と干渉することにより、ロックアーム25がロック解除姿勢へ弾性変位させられる。そして、両ハウジング10,50が正規の嵌合状態になると、ロック部29がロック突起53を通過するので、ロックアーム25が弾性復帰し、ロック突起53がロック孔28の前端側領域内に収容される。
両ハウジング10,50が嵌合した状態では、ロック突起53が、ロック部29に対しその後方から接近して対向し、係止可能な状態となるので、第2ハウジング50が第1ハウジング10に対して前方へ離間しようとしても、ロック突起53がロック部29に係止することにより両ハウジング10,50の離脱が規制される。これにより、両ハウジング10,50が嵌合状態にロックされる。嵌合状態の両ハウジング10,50を離脱する際には、操作部27を押し操作してロックアーム25をロック解除姿勢へ弾性変位させる。これにより、ロック部29がロック突起53から解離するので、操作部27を押し操作したままで両ハウジング10,50を引き離せばよい。
本実施例のコネクタは、ロックアーム25の一部が電線カバー33で覆われずに外部に露出しているため、走行中に路面から跳ね上げられた泥がロック部29とロック突起53との係止部分に付着することが懸念される。もし、付着した泥が乾燥して固化すると、ロックアーム25をロック解除操作することができなくなる虞がある。
この対策として、両ハウジング10,50が嵌合した状態で、ロック部29とロック突起53を覆い部39によって外面側から覆っている。したがって、ロック部29とロック突起53との係止部分に対して上方から異物が侵入し難くなっている。また、覆い部39の前端部は、庇部19の上面に対し当接又は接近して対向した状態となっているので、覆い部39と筒状嵌合部14との間には隙間が殆ど無い状態である。したがって、筒状嵌合部14及び覆い部39の前方から収容空間24内に異物が侵入する虞はない。
さらに、覆い部39の後方においては、侵入規制部40が覆い部39とロックアーム25の外面(上面)との隙間を塞ぐように位置しているので、覆い部39の後方からロック孔28とロック突起53との部分に物が侵入する虞がない。さらにまた、侵入規制部40の下端部(延出端部)は、ロック孔28のうちロック突起53よりも後方の開口領域内に収容されている。したがって、ロック孔28の後端とロック突起53との隙間には、異物が侵入し難くなっている。上述のように、ロック孔28のロック部29とロック突起53との係止部分には、泥が付着し難くなっている。
本実施例のコネクタは、弾性変形可能なロックアーム25を有する第1ハウジング10と、ロックアーム25に形成されたロック孔28と、第1ハウジング10に対し嵌合・離脱が可能な第2ハウジング50と、第2ハウジング50に形成され、ロック孔28のロック部29に係止することで両ハウジング10,50を嵌合状態にロックするロック突起53とを備えている。第1ハウジング10には、第1ハウジング10から導出された電線32を転向させる電線カバー33が取り付けられ、電線カバー33には、ロック孔28(ロック部29)とロック突起53との係止部分を外面側から覆う覆い部39が形成されている。ロック孔28とロック突起53との係止部分を覆い部39で覆ったので、ロック孔28とロック突起53との係止部分への異物(泥)の付着に起因してロックアーム25のロック解除操作に支障を来す、という虞はない。
また、ロックアーム25には、押し操作することでロック孔28をロック突起53から解離させることが可能なロック解除操作用の操作部27が形成されており、電線カバー33には、操作部27を露出させる開口部38が形成されている。この構成によれば、電線カバー33を第1ハウジング10から外さなくても、ロックアーム25をロック解除操作することができる。
また、開口部38は、電線カバー33の前縁部(外縁部)において電線カバー33の外部へ開放された形態であるため、電線カバー33の前縁部の強度低下が懸念される。しかし、覆い部39は、電線カバー33の前縁部のうち開口部38の開放端(前端)に隣接する2つの領域同士を連結する形態であるから、電線カバー33の前縁部における強度低下を回避できる。
また、ロック孔28の開口領域を大きくすると、金型成形工程におけるロックアーム25のヒケを抑制することができるが、その反面、ロック孔28内へ異物が侵入し易くなる。そこで、本実施例では、電線カバー33に、ロック孔28のうちロック突起53と非干渉の領域に収容される侵入規制部40を形成した。これにより、ロック孔28の開口領域を大きくしてもロック孔28内への異物の侵入を規制することができる。
また、侵入規制部40が覆い部39から延出した形態である。この構成によれば、覆い部39と侵入規制部40との間に隙間が存在しないので、ロック孔28に対する異物侵入規制の機能に優れている。
<他の実施例>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施例に限定されるものではなく、例えば次のような実施例も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施例では、電線カバーに、操作部を露出させるための開口部を形成したが、電線カバーはこのような開口部を有しない形態でもよい。
(2)上記実施例では、覆い部が、電線カバーの外縁部のうち開口部の開放端に隣接する領域同士を連結する形態であるが、覆い部は、開口部の開口端に隣接する領域から片持ち状にに延出する形態であってもよい。
(3)上記実施例では、電線カバーに形成した侵入規制部をロック孔内に収容したが、電線カバーは侵入規制部を有しない形態であってもよい。
(4)上記実施例では、侵入規制部が覆い部から延出した形態であるが、侵入規制部は、電線カバーのうち覆い部とは異なる位置から延出した形態であってもよい。
(5)上記実施例では、第2ハウジングが回路基板に取り付けられるものであるが、本発明は、第2ハウジングがワイヤーハーネスの端部に取り付けられたものである場合にも適用できる。
10…第1ハウジング
25…ロックアーム
27…操作部
28…ロック孔
32…電線
33…電線カバー
38…開口部
39…覆い部
40…侵入規制部
50…第2ハウジング
53…ロック突起

Claims (5)

  1. 弾性変形可能なロックアームを有する第1ハウジングと、
    前記ロックアームに形成されたロック孔と、
    前記第1ハウジングに対し嵌合・離脱が可能な第2ハウジングと、
    前記第2ハウジングに形成され、前記ロック孔に係止することで前記第1ハウジングと前記第2ハウジングを嵌合状態にロックするロック突起と、
    前記第1ハウジングに取り付けられ、前記第1ハウジングから導出された電線を転向させる電線カバーと、
    前記電線カバーに形成され、前記ロック孔と前記ロック突起との係止部分を外面側から覆う覆い部とを備えていることを特徴とするコネクタ。
  2. 前記ロックアームに形成され、押し操作することで前記ロック孔を前記ロック突起から解離させることが可能なロック解除操作用の操作部と、
    前記電線カバーに形成され、前記操作部を露出させる開口部とを備えていることを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
  3. 前記開口部が、前記電線カバーの外縁部において前記電線カバーの外部へ開放された形態であり、前記覆い部が、前記外縁部のうち前記開口部の開放端に隣接する2つの領域同士を連結する形態であることを特徴とする請求項2記載のコネクタ。
  4. 前記電線カバーに形成され、前記ロック孔のうち前記ロック突起と非干渉の領域に収容された侵入規制部を備えていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のコネクタ。
  5. 前記侵入規制部が前記覆い部から延出した形態であることを特徴とする請求項4記載のコネクタ。
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