JP6996986B2 - 筐体および電気接続箱 - Google Patents

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本発明は、筐体および電気接続箱に関する。
車両等に搭載される従来の電気接続箱における筐体は、少なくとも筐体本体と、蓋部材と、で構成される。筐体本体は、筐体側外周壁により筐体側開口部が形成されている。蓋部材は、蓋側外周壁により蓋側開口部が形成されている。電気接続箱は、蓋側外周壁のうち一部が筐体側開口部に挿入されることで、蓋部材を筐体本体に対して嵌合する(特許文献1参照)。
電気接続箱は、通常、車両のエンジンルームや車室内に搭載された搭載状態において、筐体本体に対して蓋部材が挿入される挿入方向が鉛直方向と一致する。電気接続箱は、筐体本体の内部空間にブロックが収容され、ブロックの内部空間に端子のカシメ部やバスバー等の電子部品が収容される。電気接続箱は、ブロックの内部空間に収容される電子部品から熱が発生すると、熱が上昇するがブロックの上方向において蓋部材が対向することとなり、蓋部材の内部空間に熱が拡散することとなる。
また、電気接続箱は、搭載状態において、液体の浸入を抑制するために、筐体本体と、蓋部材との嵌合部分において防液体構造を形成している。
特開2014-143877号公報
ところで、電気接続箱は、挿入方向が鉛直方向と交差した設置状態となる場合がある。この場合は、ブロックの上方向において対向するのが筐体側外周壁となり、蓋部材が対向する場合と比較して、ブロックとブロックの上方向において対向する部材間の隙間が狭く、筐体本体の内部空間のうち、上方向側に熱が滞留するという問題が生じた。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであって、筐体本体の内部空間に発生する熱を外部へ放出しつつ、外部からの液体の浸入を抑制することができる筐体および電気接続箱を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明に係る筐体は、筐体側外周壁により筐体側開口部が形成された筐体本体と、蓋側外周壁により蓋側開口部が形成され、前記蓋側外周壁のうち、一部が前記筐体側開口部に挿入されることで、前記筐体本体に対して嵌合する蓋部材と、を備え、前記筐体本体および前記蓋部材は、挿入方向が鉛直方向と交差した状態で設置対象物に設置されており、前記筐体側外周壁は、挿入方向と直交する直交方向において前記蓋側外周壁と対向する筐体側嵌合部を有し、前記蓋側外周壁は、挿入方向と直交する直交方向において前記筐体側外周壁と対向する蓋側嵌合部を有し、前記筐体側嵌合部は、周方向における少なくとも一箇所に、直交方向において前記蓋側嵌合部側とは反対側に突出し、前記蓋側嵌合部との間に放熱空間部を形成する突出部が形成され、前記蓋側外周壁は、直交方向において前記突出部と対向して、直交方向において前記筐体側嵌合部側に突出するリブが形成され、前記放熱空間部は、前記筐体側外周壁における挿入方向側の端部と前記蓋側外周壁との間に形成された外部開口部において外部と連通し、前記蓋側外周壁における挿入方向側と反対側の離脱方向側の端部と前記筐体側外周壁との間に形成された内部開口部において前記筐体本体の内部空間と連通し、前記筐体側外周壁のうち、鉛直方向上側領域に形成される、ことを特徴とする。
また、上記の筐体では、前記リブは、挿入方向から見た場合に、前記突出部よりも前記蓋側外周壁の周方向に延在して形成され、前記筐体側外周壁における挿入方向側の端部のうち、少なくとも前記突出部を挟んで挿入方向において接触する、ことが望ましい。
上記の目的を達成するために、本発明に係る電気接続箱は、少なくとも1以上の電子部品と、内部に前記電子部品を収容する筐体と、を備え、前記筐体は、筐体側外周壁により筐体側開口部が形成された筐体本体と、蓋側外周壁により蓋側開口部が形成され、前記蓋側外周壁のうち、一部が前記筐体側開口部に挿入されることで、前記筐体本体に対して嵌合する蓋部材と、を備え、前記筐体本体および前記蓋部材は、挿入方向が鉛直方向と交差した状態で設置対象物に設置されており、前記筐体側外周壁は、挿入方向と直交する直交方向において前記蓋側外周壁と対向する筐体側嵌合部を有し、前記蓋側外周壁は、挿入方向と直交する直交方向において前記筐体側外周壁と対向する蓋側嵌合部を有し、前記筐体側嵌合部は、周方向における少なくとも一箇所に、直交方向において前記蓋側嵌合部側とは反対側に突出し、前記蓋側嵌合部との間に放熱空間部を形成する突出部が形成され、前記蓋側外周壁は、直交方向において前記突出部と対向して、直交方向において前記筐体側嵌合部側に突出するリブが形成され、前記放熱空間部は、前記筐体側外周壁における挿入方向側の端部と前記蓋側外周壁との間に形成された外部開口部において外部と連通し、前記蓋側外周壁における挿入方向側と反対側の離脱方向側の端部と前記筐体側外周壁との間に形成された内部開口部において前記筐体本体の内部空間と連通し、前記筐体側外周壁のうち、鉛直方向上側領域に形成される、ことを特徴とする。
本発明に係る筐体および電気接続箱は、筐体本体の内部空間に発生する熱を外部へ放出しつつ、外部からの液体の浸入を抑制することができる。
図1は、実施形態に係る電気接続箱の斜視図である。 図2は、実施形態に係る電気接続箱の底面図である。 図3は、実施形態に係る電気接続箱の挿入方向が鉛直方向と交差した設置状態の正面図である。 図4は、図2のB部分の拡大斜視図である。 図5は、実施形態に係る電気接続箱の挿入方向が鉛直方向と交差した設置状態における、図1のA-A線に沿った断面図である。 図6は、図5のC部分の拡大図である。
以下に、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記の実施形態に係る構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
[実施形態]
まず、実施形態に係る電気接続箱について説明する。図1は、実施形態に係る電気接続箱の斜視図である。図2は、実施形態に係る電気接続箱の底面図である。図3は、実施形態に係る電気接続箱の挿入方向が鉛直方向と交差した設置状態の正面図である。図4は、図2のB部分の拡大斜視図である。図5は、実施形態に係る電気接続箱の挿入方向が鉛直方向と交差した設置状態における、図1のA-A線に沿った断面図である。図6は、図5のC部分の拡大図である。ここで、各図のX方向は、実施形態に係る電気接続箱の幅方向であり、水平方向である。Y方向は、実施形態に係る電気接続箱の奥行方向であり、水平方向であり、幅方向と直交する方向である。Z方向は、実施形態に係る電気接続箱の高さ方向であり、鉛直方向であり、直交方向であり、幅方向および奥行方向と直交する方向である。X1はフレームに対してロアカバーが挿入される挿入方向であり、X2は挿入方向と反対方向である離脱方向である。Z1は上方向であり、Z2は下方向である。
本実施形態に係る電気接続箱1は、自動車等の車両に搭載され、バッテリ等の電源から供給される電力を各種の電子部品等を介して、車両内に搭載される各種の電子機器に分配するものである。電気接続箱1は、例えば、車両のエンジンルームや車室内に設置される。電気接続箱1は、バッテリ等の電源と車両内に搭載される各種の電子機器との間に接続される。電気接続箱1は、電線と共にワイヤハーネスを構成してもよい。電気接続箱1は、収容する電子部品の種類に応じてジャンクションボックス、ヒューズボックス、リレーボックス等とも呼ばれる場合があるが、本実施形態ではこれらを総称して「電気接続箱」と呼ぶ。電気接続箱1は、図1~図4に示すように、筐体2として、フレーム3と、ロアカバー4と、アッパーカバー5(破線で図示)と、を含んで構成され、突出部34と、リブ44と、放熱空間部8と、を備える。
筐体2は、内部に形成される内部空間6に1以上の電子部品を収容するものである。筐体2は、絶縁性の合成樹脂によって箱型形状に形成される。筐体2は、筐体本体としてのフレーム3と、蓋部材としてのロアカバー4と、アッパーカバー5と、を備える。筐体2は、フレーム3、ロアカバー4、およびアッパーカバー5が分割された3層分割構造となっている。筐体2は、下側からロアカバー4、フレーム3、アッパーカバー5の順番に積層して形成される。筐体2は、種々の形式の係止機構7を備え、フレーム3に対して、係止機構7を介して、ロアカバー4、アッパーカバー5が係止される。本実施形態に係る筐体2は、フレーム3に対してロアカバー4が挿入される挿入方向が鉛直方向と交差した状態で車両のエンジンルームや車室内の設置対象物に設置される。
フレーム3は、フレーム3の内部空間3aの一部を構成する主たる部材である。フレーム3は、フレーム側外周壁31における離脱方向側の端部に筐体側開口部であるフレーム側開口部32、および挿入方向側の端部に挿入方向側開口部を有する筒形状に形成される。フレーム3は、内部空間3aに複数のブロックが収容され、ブロックの内部空間に端子のカシメ部やバスバー等の電子部品が収容される。
フレーム側外周壁31は、筐体側外周壁であり、挿入方向と直交する直交方向(奥行方向および鉛直方向を含む)において後述する蓋側外周壁であるロアカバー側外周壁41と対向する筐体側嵌合部であるフレーム側嵌合部33を有する。フレーム側嵌合部33は、フレーム側外周壁31のうち、幅方向において挿入方向側の端部を含む領域である。フレーム側嵌合部33は、周方向における少なくとも一箇所に、突出部34が形成されている。本実施形態に係るフレーム側嵌合部33は、フレーム側外周壁31の鉛直方向上側領域に突出部34が複数形成される。ここで、フレーム側外周壁31の鉛直方向上側領域は、筐体2の鉛直方向の上方向側において離れた位置で、鉛直方向に向かって筐体2を見た場合に、フレーム側外周壁31のうち視認することができる領域である。
突出部34は、図4~図6に示すように、フレーム3の内部空間3aに発生する熱を外部へ放出するものである。突出部34は、挿入方向と直交する直交方向において後述する蓋側嵌合部であるロアカバー側嵌合部43側とは反対側に突出して形成されている。本実施形態における突出部34は、フレーム側嵌合部33の外周面より上方向に突出して形成されている。突出部34は、下方向に開口を有する凹形状に形成されている。つまり、突出部34は、フレーム側嵌合部33の外周面より上方向に突出することで溝が形成される。突出部34は、後述するリブ44よりも上方向において突出して形成されており、溝がリブ44よりも上方向側まで形成されている。
ロアカバー4は、フレーム3のフレーム側開口部32を閉塞する部材である。ロアカバー4は、挿入方向から見た場合に、外周形状がフレーム3の外周形状と同一(略同一も含む)に形成される。ロアカバー4は、筐体2の内部空間6の一部を構成する部材である。ロアカバー4は、ロアカバー側外周壁41によりロアカバー側開口部42を有する蓋状に形成される。ロアカバー4は、ロアカバー側外周壁41のうち、ロアカバー側開口部42側の一部がフレーム3のフレーム側開口部32に挿入されることで、フレーム3に対して嵌合する。
ロアカバー側外周壁41は、蓋側外周壁であり、挿入方向と直交する直交方向(奥行方向および鉛直方向を含む)において筐体側外周壁であるフレーム側外周壁31と対向する蓋側嵌合部であるロアカバー側嵌合部43を有する。ロアカバー側嵌合部43は、ロアカバー側外周壁41のうち、幅方向において離脱方向側の端部を含む領域である。ここで、ロアカバー側外周壁41は、直交方向において突出部34と対向して、フレーム側嵌合部33側に突出するリブ44が形成されている。
リブ44は、外部からの水などの液体の浸入を抑制するものである。リブ44は、ロアカバー側外周壁41の全周に亘って形成されており、上下方向において各突出部34と対向して形成されており、ロアカバー側外周壁41の外周面から上方向に突出して形成されている。リブ44は、フレーム3にロアカバー4が嵌合された状態である嵌合状態において、フレーム側外周壁31の挿入方向側の端部と、フレーム側挿入方向において接触(一部接触を含む)する。つまり、リブ44は、挿入方向側の端部のうち、少なくとも突出部34を挟んで挿入方向において接触する。
アッパーカバー5は、フレーム3の上方側開口部を閉塞する部材である。アッパーカバー5は、挿入方向から見た場合に、外周形状がフレーム3の外周形状と同一(略同一も含む)に形成される。アッパーカバー5は、筐体2の内部空間6の一部を構成する部材である。アッパーカバー5は、離脱方向側開口部を有する蓋状に形成される。
放熱空間部8は、フレーム3の内部空間3aに発生する熱を外部へ放出するための空間である。放熱空間部8は、突出部34とロアカバー側嵌合部43によって囲われた空間である。放熱空間部8は、フレーム側外周壁31における挿入方向側の端部とロアカバー側外周壁41との間に形成された外部開口部81において外部と連通する。放熱空間部8は、ロアカバー側外周壁41における離脱方向側の端部とフレーム側外周壁31との間に形成された内部開口部82においてフレーム3の内部空間3aと連通する。
次に、本実施形態に係る電気接続箱1の組み立てについて説明する。まず、作業員は、図1に示すように、複数のブロックを、フレーム3の内部空間3aに収容して固定する。次に、作業員は、ブロックの内部空間に端子のカシメ部やバスバー等の電子部品を収容する。次に、作業員は、フレーム3の電子部品に対して、電子部品と外部の電子機器とを接続する図示しない電線を電気的に接続する。次に、作業員は、フレーム3のフレーム側開口部32にロアカバー4を取り付け、フレーム3の上方側開口部にアッパーカバー5を取り付ける。このとき、ロアカバー4は、ロアカバー側外周壁41のうち、ロアカバー側開口部42側の一部がフレーム3のフレーム側開口部32に挿入されることで、フレーム3に対して嵌合する。次に、作業員は、組み立てた電気接続箱1を車両のエンジンルームや車室内の設置対象物に設置する。
ここで、電気接続箱1が設置対象物に設置された状態で、電気接続箱1に収容された電子部品に通電を行うと、電子部品が熱を発生する。発生した熱は、電子部品がブロックの内部空間に収容されているので、周囲の空気を暖め、暖められた空気の大部分が内部空間3aの上方向側の端部、すなわちフレーム側外周壁31のうち上方向側の部分に向かって移動し、滞留することとなる。一方、電気接続箱1が設置対象物に設置された状態で、電気接続箱1に液体が付着する場合は、多くの場合、フレーム側外周壁31の鉛直方向上側領域となる。フレーム側外周壁31の鉛直方向上側領域に付着した液体は、車両の走行状態などにより、フレーム側外周壁31上を移動する。
以上のように、本実施形態に係る筐体2および電気接続箱1は、フレーム側嵌合部33に放熱空間部8を形成する突出部34が形成され、さらに放熱空間部8に外部と連通する外部開口部81とフレーム3の内部空間3aと連通する内部開口部82が形成されている。さらに、突出部34がフレーム側外周壁31のうち、鉛直方向上側領域に形成される。つまり、筐体2および電気接続箱1は、フレーム3の内部空間3aに端子のカシメ部やバスバー等の電子部品から発生した熱を受熱した空気がフレーム側外周壁31のうち上方向側の部分に滞留しても、受熱した空気が内部開口部82を介してフレーム3の内部空間3aと連通する放熱空間部8に流入し、外部開口部81を介して連通する外部へ流出する(図6に示す矢印S)。従って、筐体2および電気接続箱1は、従来の筐体および電気接続箱のように放熱空間部8、内部開口部82および外部開口部81がない場合と比べて、フレーム3の内部空間3aに発生する熱を外部へ放出することができる。
また、本実施形態に係る筐体2および電気接続箱1は、ロアカバー側外周壁41に突出部34と対向して、フレーム側嵌合部33側に突出するリブ44が形成されている。つまり、筐体2および電気接続箱1は、ロアカバー側外周壁41のうち、鉛直方向上側領域に存在する液体が放熱空間部8に浸入しようとしても、リブ44によって液体の浸入が阻止される。従って、筐体2および電気接続箱1は、外部と連通する放熱空間部8を形成しても、外部からの液体の浸入を抑制することができる。
また、本実施形態に係る筐体2および電気接続箱1は、リブ44が挿入方向から見た場合に、突出部34よりもロアカバー側外周壁41の周方向に延在して形成され、フレーム側外周壁31における挿入方向側の端部のうち、少なくとも突出部34を挟んで挿入方向において接触するように形成されている。従って、筐体2に対するロアカバー4の挿入方向への挿入量は、リブ44がフレーム側外周壁31におけるフレーム側開口部32側の端部と接触することで、一定量に規制される。これにより、フレーム3に対して、ロアカバー4を挿入しすぎることを抑制することができ、フレーム3に対するロアカバー4の位置決めを容易に行うことができる。
なお、本実施形態に係る筐体2および電気接続箱1は、上述した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された範囲で種々の変更が可能である。
以上の説明では、筐体2は、フレーム3、ロアカバー4、およびアッパーカバー5が分割された3層分割構造となっているものとして説明したがこれに限らない。筐体2は、例えば、フレーム側嵌合部33に放熱空間部8を形成する突出部34が形成されていればフレーム3とアッパーカバー5とが一体であってもよい。
また、筐体2は、フレーム側嵌合部33に放熱空間部8を形成する突出部34が形成されているものとして説明したがこれに限らない。筐体2は、例えば、アッパーカバー5の嵌合部に放熱空間部を形成する突出部が形成されていてもよい。
1 電気接続箱
2 筐体
3 フレーム
3a 内部空間
31 フレーム側外周壁
32 フレーム側開口部
33 フレーム側嵌合部
34 突出部
4 ロアカバー
41 ロアカバー側外周壁
42 ロアカバー側開口部
43 ロアカバー側嵌合部
44 リブ
5 アッパーカバー
6 内部空間
7 係止機構
8 放熱空間部
81 外部開口部
82 内部開口部

Claims (3)

  1. 筐体側外周壁により筐体側開口部が形成された筐体本体と、
    蓋側外周壁により蓋側開口部が形成され、前記蓋側外周壁のうち、一部が前記筐体側開口部に挿入されることで、前記筐体本体に対して嵌合する蓋部材と、
    を備え、
    前記筐体本体および前記蓋部材は、挿入方向が鉛直方向と交差した状態で設置対象物に設置されており、
    前記筐体側外周壁は、挿入方向と直交する直交方向において前記蓋側外周壁と対向する筐体側嵌合部を有し、
    前記蓋側外周壁は、挿入方向と直交する直交方向において前記筐体側外周壁と対向する蓋側嵌合部を有し、
    前記筐体側嵌合部は、周方向における少なくとも一箇所に、直交方向において前記蓋側嵌合部側とは反対側に突出し、前記蓋側嵌合部との間に放熱空間部を形成する突出部が形成され、
    前記蓋側外周壁は、直交方向において前記突出部と対向して、前記筐体側嵌合部側に突出するリブが形成され、
    前記放熱空間部は、
    前記筐体側外周壁における挿入方向側の端部と前記蓋側外周壁との間に形成された外部開口部において外部と連通し、
    前記蓋側外周壁における挿入方向側と反対側の離脱方向側の端部と前記筐体側外周壁との間に形成された内部開口部において前記筐体本体の内部空間と連通し、
    前記筐体側外周壁のうち、鉛直方向上側領域に形成される、
    ことを特徴とする筐体。
  2. 前記リブは、
    挿入方向から見た場合に、前記突出部よりも前記蓋側外周壁の周方向に延在して形成され、前記筐体側外周壁における挿入方向側の端部のうち、少なくとも前記突出部を挟んで挿入方向において接触する、
    請求項1に記載の筐体。
  3. 少なくとも1以上の電子部品と、
    内部に前記電子部品を収容する筐体と、を備え、
    前記筐体は、
    筐体側外周壁により筐体側開口部が形成された筐体本体と、
    蓋側外周壁により蓋側開口部が形成され、前記蓋側外周壁のうち、一部が前記筐体側開口部に挿入されることで、前記筐体本体に対して嵌合する蓋部材と、
    を備え、
    前記筐体本体および前記蓋部材は、挿入方向が鉛直方向と交差した状態で設置対象物に設置されており、
    前記筐体側外周壁は、挿入方向と直交する直交方向において前記蓋側外周壁と対向する筐体側嵌合部を有し、
    前記蓋側外周壁は、挿入方向と直交する直交方向において前記筐体側外周壁と対向する蓋側嵌合部を有し、
    前記筐体側嵌合部は、周方向における少なくとも一箇所に、直交方向において前記蓋側嵌合部側とは反対側に突出し、前記蓋側嵌合部との間に放熱空間部を形成する突出部が形成され、
    前記蓋側外周壁は、直交方向において前記突出部と対向して、前記筐体側嵌合部側に突出するリブが形成され、
    前記放熱空間部は、
    前記筐体側外周壁における挿入方向側の端部と前記蓋側外周壁との間に形成された外部開口部において外部と連通し、
    前記蓋側外周壁における挿入方向側と反対側の離脱方向側の端部と前記筐体側外周壁との間に形成された内部開口部において前記筐体本体の内部空間と連通し、
    前記筐体側外周壁のうち、鉛直方向上側領域に形成される、
    ことを特徴とする電気接続箱。
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