JP2015233353A - 電気接続箱 - Google Patents

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Abstract

【課題】排水性を確保でき、かつ、省スペース化を実現できる電気接続箱を提供する。
【解決手段】電気接続箱100は、設置時に上方側及び下方側に開口が位置する筒状に形成され、内部に電子部品102を収容するフレーム103と、フレーム103の上方側の開口を塞ぐアッパカバー104と、フレーム103の下方側の開口を塞ぐロアカバー105と、フレーム103の周壁にアッパカバー104側からスライド係合されて取り付けられ、電子部品102に接続される電線群が挿通される第4挿通口109Dを形成する挿通口区画体110と、フレーム103の周壁の内周面において挿通口区画体110のロアカバー105側に設けられ、アッパカバー104側に面し、フレーム103の中心側から内周面に向けて下り傾斜して形成される傾斜面114aを有する区分壁114と、傾斜面114aからロアカバー105側へ区分壁114を貫通して設けられる水抜き孔としての貫通孔115と、を備える。
【選択図】図5

Description

本発明は、電気接続箱に関する。
従来、自動車等の車両に搭載され、ワイヤーハーネス等の接続処理用部品や、ヒューズ、リレー、電子制御ユニット等の電装品などの種々の電子部品モジュールを集約して内部に収容する電気接続箱(ジャンクションボックス、ヒューズボックス、リレーボックスなどとも呼ばれる)が知られている(例えば特許文献1参照)。
特開2013−198347号公報
従来の電気接続箱では、内部に浸入した水を排出する排水経路を設ける必要があるが、この排水経路のためのスペースを削減したいというニーズがある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、排水性を確保でき、かつ、省スペース化を実現できる電気接続箱を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明に係る電気接続箱は、設置時に上方側及び下方側に開口が位置する筒状に形成され、内部に電子部品を収容するフレームと、前記フレームの前記上方側の開口を塞ぐアッパカバーと、前記フレームの前記下方側の開口を塞ぐロアカバーと、前記フレームの周壁に前記アッパカバー側からスライド係合されて取り付けられ、前記電子部品に接続される電線群が挿通される挿通口を形成する挿通口区画体と、前記フレームの前記周壁の内周面において前記挿通口区画体の前記ロアカバー側に設けられ、前記アッパカバー側に面し、前記フレームの中心側から前記内周面に向けて下り傾斜して形成される傾斜面を有する区分壁と、前記傾斜面から前記ロアカバー側へ前記区分壁を貫通して設けられる水抜き孔と、を備えることを特徴とする。
また、上記の電気接続箱は、前記区分壁の前記傾斜面と、前記挿通口区画体との間に区画され、前記フレーム内に浸入し、前記アッパカバー側から前記区分壁に落下した水を前記水抜き孔へ誘導する誘導通路を備えることが好ましい。
また、上記の電気接続箱において、前記区分壁の前記ロアカバー側には、ジョイントコネクタが係止される係止部が設けられ、前記水抜き孔は、前記係止部を作成するときの型抜き用の孔であることが好ましい。
本発明に係る電気接続箱は、挿通口区画体の下方側の余剰空間を利用して排水経路を設けることができるので、排水性を確保でき、かつ、省スペース化を実現できるという効果を奏する。
図1は、本発明の一実施形態に係る電気接続箱の概略構成を示す斜視図である。 図2は、図1に示す電気接続箱の分解斜視図である。 図3は、図2中の区分壁を拡大視した斜視図である。 図4は、図3に示す区分壁を鉛直方向下側から視た斜視図である。 図5は、電気接続箱の第4挿通口と区分壁を含む領域の断面図である。
以下に、本発明に係る電気接続箱の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の図面において、同一または相当する部分には同一の参照番号を付し、その説明は繰り返さない。
[実施形態]
図1〜5を参照して、本発明の一実施形態に係る電気接続箱の構成について説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る電気接続箱の概略構成を示す斜視図である。図2は、図1に示す電気接続箱の分解斜視図である。図3は、図2中の区分壁を拡大視した斜視図である。図4は、図3に示す区分壁を鉛直方向下側から視た斜視図である。図5は、図1中のV−V断面図であり、電気接続箱の第4挿通口と区分壁を含む領域の断面図である。なお、図1では、電気接続箱のアッパカバーを二点鎖線で図示している。
図1,2に示す本実施形態に係る電気接続箱100は、自動車等の車両に搭載され、ワイヤーハーネス・電線等の接続処理用部品を構成するコネクタ、ヒューズ、リレー、分岐部、電子制御ユニット等の電装品を集約して内部に収容するものである。電気接続箱100は、例えば、車両のエンジンルームや車体の下方部分に設置され、バッテリ等の電源と、車両内に搭載される各種電子機器との間に接続されている。電気接続箱100は、電源から供給された電力を車両内の各種電子機器に分配する。なお、電気接続箱100は、ジャンクションボックス、ヒューズボックス、リレーボックスなどとも呼ばれる場合があるが、本実施形態ではこれらを総称して電気接続箱と呼ぶ。
電気接続箱100は、筐体101の内部の収容空間部に、種々の電子部品102が収容される。筐体101は、例えば、フレーム103、アッパカバー104、及び、ロアカバー105等を含んで構成される。筐体101は、フレーム103、アッパカバー104、及び、ロアカバー105が分割された3層分割構造となっている。フレーム103、アッパカバー104、及び、ロアカバー105は、絶縁性の合成樹脂によって形成される。フレーム103は、電子部品102が組み付けられる収容空間部を形成する主たる部材である。フレーム103は、互いに連なる複数の壁部からなる周壁により、略ロの字型の筒状に形成され、この電気接続箱100がエンジンルーム等に接続された状態で、鉛直方向上側(上方側)、及び、鉛直方向下側(下方側)に開口が位置する。アッパカバー104は、フレーム103の鉛直方向上側の開口を塞ぐ蓋状の部材である。ロアカバー105は、フレーム103の鉛直方向下側の開口を塞ぐ皿状(トレイ状)の部材である。筐体101は、フレーム103の鉛直方向上側の開口とアッパカバー104の開口とが対向し、フレーム103の鉛直方向下側の開口とロアカバー105の開口とが対向するようにして、アッパカバー104がフレーム103の鉛直方向上側に組み付けられ、ロアカバー105がフレーム103の鉛直方向下側に組み付けられる。筐体101は、フレーム103に対して、種々の形式の係止機構106を介して、アッパカバー104、ロアカバー105が係止される。なお、フレーム103とアッパカバー104とロアカバー105とが積層される方向は、典型的には、この電気接続箱100がエンジンルーム等に接続された状態で、鉛直方向に沿っているが、当該電気接続箱100の設置状況によっては当該積層される方向が鉛直方向に対して所定の角度を有して設置される場合もある。
そして、この筐体101の内部の収容空間部に組み付けられる種々の電子部品102としては、上述したように、コネクタ、ヒューズ、リレー、分岐部、電子制御ユニット等の電装品が含まれる。電気接続箱100は、フレーム103に一体的に形成される種々の形状の区画壁107、フレーム103に着脱可能に組み付けられる種々の形状のブロック108等によって形成される多数のキャビティ108a内に、上記種々の電子部品102が組み付けられる。この場合、区画壁107、ブロック108等もフレーム103等と同様に絶縁性の合成樹脂によって形成される。そして、電気接続箱100は、種々の電子部品102が組み付けられたキャビティに対して、挿通口109等を介して配索される電線の端子等が鉛直方向下側から嵌合し電気的に接続される。
筐体101は、複数の挿通口109を有している。具体的には、筐体101は、図1,2に示すように、挿通口109として、少なくとも第1挿通口109A、第2挿通口109B、第3挿通口109C、及び、第4挿通口109Dを有しており、複数の電線群(図示せず)がこれらを介して筐体101内から外部に導出されている。第1挿通口109Aと第2挿通口109Bと第3挿通口109Cと第4挿通口109Dとは、所定の方向に対して間隔をあけて配置される。ここでは、上記所定の方向は、例えば筐体101の長辺方向であり、第1挿通口109Aと第2挿通口109Bと第3挿通口109Cと第4挿通口109Dとは、筐体101の長辺方向に対して間隔をあけて配置される。本実施形態の第1挿通口109Aは、筐体101の短辺側の側面に形成され、第2挿通口109Bと第3挿通口109Cと第4挿通口109Dとは、筐体101の長辺側の側面であって同じ側の側面に形成される。筐体101は、長辺方向に対して一方側から第1挿通口109A、第4挿通口109D、第2挿通口109B、第3挿通口109Cの順で間隔をあけて配置されている。第1挿通口109A、第2挿通口109B、及び、第3挿通口109Cは、筐体101と一体的に形成されている。一方、第4挿通口109Dは、図2に示すように、筐体101とは別体の部品である挿通口区画体110の一部として形成されている。
なお、上記の複数の挿通口109等において、「第1、第2、第3、第4」の関係は、便宜的に設定しているものであり、上記に限られない。なお、第4挿通口109Dを含む挿通口区画体110は、一般的には「後付けサイドカバー」とも呼ばれる場合があるが、本実施形態では「第4挿通口109D」及び「挿通口区画体110」との呼び方で統一する。なお、電気接続箱100が車両のエンジンルームに設置される場合、一般的に、第4挿通部109Dにはエンジン側からのワイヤーハーネスが挿通される。エンジンルームに電気接続箱100が設置された後にエンジンが設置されるのが一般的であるので、エンジン側のハーネスは最後に電気接続箱100内に接続されるため、このワイヤーハーネスが挿通される第4挿通部109Dを含む挿通口区画体110も、フレーム103とは別体として形成されて最後に組み付けられる。
図2に示すように、筐体101と別体の部品として形成される挿通口区画体110は、フレーム103の周壁のうちの長辺側の側面に対して、鉛直方向上側(アッパーカバー側)からスライド係合することで、筐体101と一体的に連結され、筐体101に第4挿通口109D(挿通口)を形成するよう構成されている。挿通口区画体110は、内部に電線群を挿通する筒状部111と、この筒状部111の外周に設けられる略矩形状の係合板112とを有する。一方、この挿通口区画体110を連結するフレーム103の長辺側の側面には係合受け部116が設けられている。係合受け部116は、フレーム103の周壁(長辺側側面)が鉛直方向上端から矩形状にくりぬかれて設けられている。挿通口区画体110の係合板112が、フレーム103の係合受け部116に鉛直方向上側からスライド係合することで、第4挿通口109Dがフレーム103に連結固定される。
図5に示すように、挿通口区画体110の筒状部111は、フレーム103に連結された状態において、フレーム103の外周部分においてフレーム103の側面と直交する方向(短辺方向)に延在する水平筒部111aと、係合板112の位置近傍からフレーム103の中心側の端部111cまでの部分において、鉛直方向上側(アッパーカバー104側)に傾斜して形成される傾斜筒部111bとを有する。そして、この筒状部111の傾斜筒部111bの外周面のうち鉛直方向下側の部分は、フレーム103の中心側の端部111cから係合板112の位置近傍まで下り傾斜する傾斜面111dが形成されている。
上述のとおり、挿通口区画体110は、係合板112を鉛直方向上側からフレーム103の係合受け部116にスライド係合することでフレーム103に連結される構成のため、挿通口区画体110はフレーム103の側面の鉛直方向の上部に配置されている。本実施形態の電気接続箱100では、図2,5に示すように、挿通口区画体110(第4挿通口109D)の鉛直方向下側の余剰空間に、電子部品102の一種としてのジョイントコネクタ102Aが配置されている。ジョイントコネクタ102Aは、例えば銅状打ち抜き材(バスバー)を用いた内部回路を内部に有し、ワイヤーハーネスの電線群に回路分岐を形成するために用いる電子部品である。
図2に示すように、ジョイントコネクタ102Aは、鉛直方向下方からフレーム103に連結される。より詳細には、図5に示すように、フレーム103の側壁の内周側には、係合受け部116より鉛直方向下側の位置に、ジョイントコネクタ102Aを係止する係止部113が設けられている。係止部113は、図4,5に示すように、フレーム103と一体的に形成されている。図5に示すように、係止部113は、挿通口区画体110の傾斜面111dと略平行に対向して配置される傾斜面114aを有する区分壁114から、鉛直方向下方に延在するよう配置されている。そして、係止部113には、フレーム103の鉛直方向下方からジョイントコネクタ102Aが挿入されて、係止される。
ここで、図3〜5に示すように、この係止部113と、区分壁114とを鉛直方向に沿って貫通する貫通孔115(水抜き孔)が設けられている。フレーム103の成形時に係止部113はアンダーカット部となる。貫通孔115は、係止部113のアンダーカット処理の際に金型を鉛直方向の上側及び下側から抜くために形成される型抜き用の孔である。区分壁114の傾斜面114aは、鉛直方向上側に面しており、フレーム103の中心側から側壁の内周面に向けて下り傾斜して形成されており、貫通孔115は、区分壁114の傾斜面114aの下り傾斜の下方側に開口している。
次に、図5を参照して本実施形態に係る電気接続箱100の作用を説明する。図5に示すように、区分壁114の傾斜面114aは、挿通口区画体110の傾斜面111dの鉛直方向下方に、傾斜面111dの傾斜に沿って、略一定の間隙をとって配置されている。また、区分壁114の傾斜面114aの下り傾斜の下部に貫通孔115が設けられている。例えばアッパカバー104とフレーム103との嵌合部分など、区分壁114より鉛直方向上方の箇所から筐体101の内部へ水が浸入する場合がある。この場合、筐体101へ浸入した水が区分壁114に落下すると、区分壁114の傾斜面114aの傾斜方向に沿って、区分壁114の傾斜面114aと第4挿通口109Dの傾斜面111dとの間の隙間を通り、フレーム103の側壁の内周面側の傾斜面114aの最下部に集約される。この集約された水は貫通孔115を通って鉛直方向下方のロアカバー105に排出され、ロアカバー105に設けられた排水口から外部に排出される。すなわち、区分壁114の傾斜面114aと挿通口区画体110の傾斜面111dとの間の隙間は、筐体101へ浸入して区分壁114に落下した水を貫通孔115へ誘導する誘導通路117として機能する。また、貫通孔115は、筐体101の上方から内部に浸入した水をロアカバー105側に排出する水抜き孔として機能する。
このように、本実施形態の電気接続箱100は、設置時に上方側及び下方側に開口が位置する筒状に形成され、内部に電子部品102を収容するフレーム103と、フレーム103の上方側の開口を塞ぐアッパカバー104と、フレーム103の下方側の開口を塞ぐロアカバー105と、フレーム103の周壁にアッパカバー104側からスライド係合されて取り付けられ、電子部品102に接続される電線群が挿通される第4挿通口109Dを形成する挿通口区画体110と、フレーム103の周壁の内周面において挿通口区画体110のロアカバー105側に設けられ、アッパカバー104側に面し、フレーム103の中心側から内周面に向けて下り傾斜して形成される傾斜面114aを有する区分壁114と、傾斜面114aからロアカバー105側へ区分壁114を貫通して設けられる水抜き孔としての貫通孔115と、を備える。
この構成により、挿通口区画体110及び第4挿通口109Dの鉛直方向下方の余剰空間を利用して筐体101内の排水経路を設けることができるので、筐体101内に組み付けられる種々の電子部品102に対して排水経路を鉛直方向に沿って重畳配置することが可能となり、省スペース化を実現できる。したがって、本実施形態の電気接続箱100は、排水性を確保でき、かつ、省スペース化を実現できる。
また、本実施形態の電気接続箱100は、区分壁114の傾斜面114aと、挿通口区画体110との間に区画され、フレーム103内に浸入し、アッパカバー104側から区分壁114に落下した水を貫通孔115へ誘導する誘導通路117を備える。
この構成により、筐体101(フレーム103内)へ浸入して区分壁114に落下した水を貫通孔115へ効率よく誘導させることができる。また、この誘導通路117は、区分壁114の傾斜面114aと、挿通口区画体110(傾斜面111d)との間の隙間によって形成され、通路の幅が限定されているので、貫通孔115が設けられる傾斜面114aの最下部側へ流れる水の量を所定量以下に調整できる。
また、本実施形態の電気接続箱100では、区分壁114のロアカバー105側には、ジョイントコネクタ102Aが係止される係止部113が設けられる。水抜き孔として利用される貫通孔115は、係止部113を作成するときの型抜き用の孔である。つまり、本実施形態では、フレーム103の形成時に設けられる既存の貫通孔115が水抜き孔として流用される。この構成により、排水経路を設けるために新たな孔を形成する必要がなく、コスト低減を図ることができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、上記実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。上記実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。上記実施形態及びその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
上記実施形態では、区分壁114の傾斜面114aと挿通口区画体110の傾斜面111dとの間の隙間によって、貫通孔115へ水を誘導する誘導通路117が形成される構成を例示したが、このような誘導通路117を設けない構成としてもよい。具体的には、挿通口区画体110に傾斜面111dを設けず、区分壁114の傾斜面114aが鉛直方向上側に露出する構成としてもよい。この場合には、筐体101へ浸入して区分壁114に落下した水は、区分壁114の傾斜面114aの下り傾斜に沿って最下部側へ流れ落ち、貫通孔115に到達する。
100 電気接続箱
102 電子部品
102A ジョイントコネクタ
103 フレーム
104 アッパカバー
105 ロアカバー
109D 第4挿通口(挿通口)
110 挿通口区画体
113 係止部
114 区分壁
114a 傾斜面
115 貫通孔(水抜き孔)
117 誘導通路

Claims (3)

  1. 設置時に上方側及び下方側に開口が位置する筒状に形成され、内部に電子部品を収容するフレームと、
    前記フレームの前記上方側の開口を塞ぐアッパカバーと、
    前記フレームの前記下方側の開口を塞ぐロアカバーと、
    前記フレームの周壁に前記アッパカバー側からスライド係合されて取り付けられ、前記電子部品に接続される電線群が挿通される挿通口を形成する挿通口区画体と、
    前記フレームの前記周壁の内周面において前記挿通口区画体の前記ロアカバー側に設けられ、前記アッパカバー側に面し、前記フレームの中心側から前記内周面に向けて下り傾斜して形成される傾斜面を有する区分壁と、
    前記傾斜面から前記ロアカバー側へ前記区分壁を貫通して設けられる水抜き孔と、
    を備えることを特徴とする電気接続箱。
  2. 前記区分壁の前記傾斜面と、前記挿通口区画体との間に区画され、前記フレーム内に浸入し、前記アッパカバー側から前記区分壁に落下した水を前記水抜き孔へ誘導する誘導通路を備えることを特徴とする、請求項1に記載の電気接続箱。
  3. 前記区分壁の前記ロアカバー側には、ジョイントコネクタが係止される係止部が設けられ、
    前記水抜き孔は、前記係止部を作成するときの型抜き用の孔である
    ことを特徴とする、請求項1または2に記載の電気接続箱。
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