JP6343179B2 - 電気接続箱の電線固定用治具、及び、電線固定方法 - Google Patents

電気接続箱の電線固定用治具、及び、電線固定方法 Download PDF

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Description

本発明は、電気接続箱の電線固定用治具、及び、電線固定方法に関する。
従来、車両等に搭載され、種々の電子部品モジュールを収容する電気接続箱において、箱本体の内部から挿通口を介して引き出される電線群を挿通口に固定する構成が知られている。例えば特許文献1には、通し部(挿通口)を介して外部に引き出されたハーネス(電線群)を半円弧状の第1部材及び第2部材で挟持し、その外周に結束バンド(線状部材)を巻きつけて結束することで、ハーネスを箱本体に組み付ける構成が開示されている。
特開2010−279191号公報
しかしながら、特許文献1に記載されるような線状部材を電線群に巻回して固定する構成では、例えば電線群の周囲に充分なスペースが無い場合など、線状部材を電線群の外周に沿って巻回させる作業を行うのに手間がかかる状況が考えられる。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、電気接続箱に電線群を固定する作業を容易にすることができる電気接続箱の電線固定用治具、及び電線固定方法を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明に係る電気接続箱の電線固定用治具は、内部に電子部品を収容する筐体と、前記電子部品に接続される電線群を挿通する挿通口と、前記挿通口の外側端部から前記挿通口の内周形状の一部に沿って延在して設けられる板状の保持部と、を備える電気接続箱において、前記電線群が前記挿通口に挿通されて前記保持部の内周面と当接した状態で、線状部材を前記保持部及び前記電線群の外周に巻回して、前記電線群を前記電気接続箱に固定するための電線固定用治具であって、前記電気接続箱の前記保持部を載置する載置面と、前記保持部が前記載置面上の所定位置に載置されたときの前記保持部の延在方向と直交する幅方向に沿って、前記載置面に掘り下げて設けられた溝部と、を備え、前記溝部は、前記載置面上の前記所定位置に前記保持部の外周面が前記載置面と当接するよう載置された状態で、前記保持部の前記外周面との組み合わせによって、前記線状部材を前記幅方向の一方側から進入して他方側に進出させる誘導通路を構成するよう形成されることを特徴とする。
また、上記の電気接続箱の電線固定用治具において、前記溝部の底面は、前記延在方向から視たときに、前記保持部が位置する側と反対側に凹んで形成され、前記誘導通路の進出側として機能する側の進出側端部において、前記底面の接線方向が前記線状部材の所望の進出方向と同様の方向となるよう形成されることが好ましい。
また、上記の電気接続箱の電線固定用治具において、前記電気接続箱の前記保持部が、前記延在方向から視たときに半円弧状に形成され、前記保持部の前記内周面において、周方向の一方側端部から、前記誘導通路の延在方向に沿った途中位置まで延在する誘導溝が、前記保持部の前記外周面側に突出して設けられており、前記誘導溝の前記途中位置の端面には、前記延在方向から視たときに前記保持部の前記外周面の接線方向に沿って貫通する貫通孔が設けられており、前記溝部の底面は、前記延在方向から視たときに、前記保持部の形状に沿った曲面で形成され、前記溝部の前記底面に掘り下げて設けられ、前記載置面上の前記所定位置に前記電気接続箱の前記保持部が載置された状態で、前記保持部の前記誘導溝の外周側突出部を嵌合する切り欠き部を備えることが好ましい。
また、上記の電気接続箱の電線固定用治具において、前記溝部の底面は、前記延在方向から視たときに、前記誘導通路の進出側として機能する側の進出側端部における前記底面の接線方向が、前記誘導通路の進入側として機能する側の進入側端部における前記底面の接線方向と同方向となり、前記進出側端部における前記線状部材の進行方向が、前記進入側端部における前記線状部材の進行方向の反対方向となるよう形成され、前記溝部の前記幅方向の全長が、前記電線群の直径と、前記保持部の板厚の2倍長と、前記線状部材の厚さの2倍長と、を合計した長さより大きくなるように、前記溝部が形成されることが好ましい。
同様に、上記の課題を解決するため、本発明に係る電線固定方法は、上記の電気接続箱の電線固定用治具を用いた電線固定方法であって、前記電線固定用治具の前記載置面上の所定位置に前記電気接続箱の前記保持部を載置し、前記電気接続箱の前記挿通口に挿通された前記電線群を前記保持部の前記内周面側に載置して、前記電線固定用治具の前記溝部と、前記保持部の前記外周面との組み合わせによって、前記溝部の前記幅方向の一方側に進入口を有し、前記溝部の前記幅方向の他方側に進出口を有する前記誘導通路を形成する誘導通路形成ステップと、前記誘導通路形成ステップで形成された前記誘導通路の前記進入口から線状部材を挿入する挿入ステップと、前記挿入ステップにて前記進入口に挿入された前記線状部材の先端を、前記誘導通路内に進行させて、前記進出口から進出させる進出ステップと、前記進出ステップにて前記進出口から進出された前記線状部材の先端部を、前記線状部材の基端側と共に前記電線群の外周に巻回して結束することで、前記電線群を前記電気接続箱の前記保持部に固定する固定ステップと、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、載置面上の所定位置に電気接続箱の保持部を載置すれば、電気接続箱の保持部の外周面と電線固定用治具の溝部との組み合わせにより形成される誘導通路を用いて、線状部材を所望の巻回方向に容易に誘導させることが可能となり、また、線状部材を所望の方向に進出させることも可能となるので、電気接続箱に電線群を固定する作業を容易にすることができるという効果を奏する。
図1は、電気接続箱の概略構成を示す斜視図である。 図2は、図1中の第1挿通口に設けられる保持部を拡大視した斜視図である。 図3は、図2に示す保持部を鉛直方向下方から視た斜視図である。 図4は、本実施形態に係る電気接続箱の電線固定用治具に電気接続箱の保持部を載置した状態を、第1挿通孔の貫通方向から視たときの図である。 図5は、図4のX1矢視図である。 図6は、図4,5に示す本実施形態に係る電気接続箱の電線固定用治具の概略構成を示す斜視図である。 図7は、本実施形態に係る電線固定用治具に電気接続箱及び電線群を載置した状態を示す模式図であり、かつ、本実施形態に係る電線固定用治具を用いた第1電線群の保持部への固定作業の第一段階を示す模式図である。 図8は、本実施形態に係る電線固定用治具を用いた第1電線群の保持部への固定作業の第二段階を示す模式図である。 図9は、本実施形態に係る電線固定用治具を用いた第1電線群の保持部への固定作業の第三段階を示す模式図である。 図10は、本実施形態に係る電線固定用治具を用いた第1電線群の保持部への固定作業の第四段階を示す模式図である。 図11は、電線固定用治具の溝部の形状の第一変形例を示す図である。 図12は、電線固定用治具の溝部の形状の第二変形例を示す図である。
以下に、本発明に係る電気接続箱の電線固定用治具、及びこの電線固定用治具を用いた電線固定方法の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の図面において、同一または相当する部分には同一の参照番号を付し、その説明は繰り返さない。
[実施形態]
まず図1〜3を参照して、本発明の一実施形態に係る電線固定用治具が適用される電気接続箱の構成について説明する。図1は、電気接続箱の概略構成を示す斜視図である。図2は、図1中の第1挿通口に設けられる保持部を拡大視した斜視図である。図3は、図2に示す保持部を鉛直方向下方から視た斜視図である。なお、図1では、電気接続箱のアッパカバーを二点鎖線で図示している。
図1に示す電気接続箱100は、自動車等の車両に搭載され、ワイヤハーネス・電線等の接続処理用部品を構成するコネクタ、ヒューズ、リレー、分岐部、電子制御ユニット等の電装品を集約して内部に収容するものである。電気接続箱100は、例えば、車両のエンジンルームや車体の下方部分に設置され、バッテリ等の電源と、車両内に搭載される各種電子機器との間に接続されている。電気接続箱100は、電源から供給された電力を車両内の各種電子機器に分配する。なお、電気接続箱100は、ジャンクションボックス、ヒューズボックス、リレーボックスなどとも呼ばれる場合があるが、本実施形態ではこれらを総称して電気接続箱と呼ぶ。
電気接続箱100は、筐体101の内部の収容空間部に、種々の電子部品102が収容される。筐体101は、例えば、フレーム103、アッパカバー104、及び、ロアカバー105等を含んで構成される。筐体101は、フレーム103、アッパカバー104、及び、ロアカバー105が分割された3層分割構造となっている。フレーム103、アッパカバー104、及び、ロアカバー105は、絶縁性の合成樹脂によって形成される。フレーム103は、電子部品102が組み付けられる収容空間部を形成する主たる部材である。フレーム103は、略ロの字型の筒状に形成され、この電気接続箱100がエンジンルーム等に接続された状態で、鉛直方向上側、及び、鉛直方向下側に開口が位置する。アッパカバー104は、フレーム103の鉛直方向上側の開口を塞ぐ蓋状の部材である。ロアカバー105は、フレーム103の鉛直方向下側の開口を塞ぐ皿状(トレイ状)の部材である。筐体101は、フレーム103の鉛直方向上側の開口とアッパカバー104の開口とが対向し、フレーム103の鉛直方向下側の開口とロアカバー105の開口とが対向するようにして、アッパカバー104がフレーム103の鉛直方向上側に組み付けられ、ロアカバー105がフレーム103の鉛直方向下側に組み付けられる。筐体101は、フレーム103に対して、種々の形式の係止機構106を介して、アッパカバー104、ロアカバー105が係止される。なお、フレーム103とアッパカバー104とロアカバー105とが積層される方向は、典型的には、この電気接続箱100がエンジンルーム等に接続された状態で、鉛直方向に沿っているが、当該電気接続箱100の設置状況によっては当該積層される方向が鉛直方向に対して所定の角度を有して設置される場合もある。
そして、この筐体101の内部の収容空間部に組み付けられる種々の電子部品102としては、上述したように、コネクタ、ヒューズ、リレー、分岐部、電子制御ユニット等の電装品が含まれる。電気接続箱100は、フレーム103に一体的に形成される種々の形状の区画壁107、フレーム103に着脱可能に組み付けられる種々の形状のブロック108等によって形成される多数のキャビティ内に、上記種々の電子部品102が組み付けられる。この場合、区画壁107、ブロック108等もフレーム103等と同様に絶縁性の合成樹脂によって形成される。そして、電気接続箱100は、種々の電子部品102が組み付けられたキャビティに対して、挿通口109等を介して配索される電線110の端子等が鉛直方向下側から嵌合し電気的に接続される。
筐体101は、複数の挿通口109を有している。具体的には、筐体101は、図1に示すように、挿通口109として、少なくとも第1挿通口109A、第2挿通口109B、及び、第3挿通口109Cを有しており、複数の電線群111がこれらを介して筐体101内から外部に導出されている。第1挿通口109Aは、電線群111として、複数の電線110からなる第1電線群111Aが挿通される。第2挿通口109Bは、第1電線群111Aとは異なる複数の電線110からなる第2電線群111Bが挿通される。第3挿通口109Cは、第1電線群111A、及び、第2電線群111Bとは異なる複数の電線110からなる第3電線群111Cが挿通される。第1挿通口109Aと第2挿通口109Bと第3挿通口109Cとは、所定の方向に対して間隔をあけて配置される。ここでは、上記所定の方向は、例えば筐体101の長辺方向であり、第1挿通口109Aと第2挿通口109Bと第3挿通口109Cとは、筐体101の長辺方向に対して間隔をあけて配置される。本実施形態の第1挿通口109Aは、筐体101の短辺方向側の側面に形成され、第2挿通口109Bと第3挿通口109Cとは、筐体101の長辺側の側面であって同じ側の側面に形成される。筐体101は、長辺方向に対して一方側から第1挿通口109A、第2挿通口109B、第3挿通口109Cの順で間隔をあけて配置されている。筐体101の内部から第1挿通口109Aを介して導出される第1電線群111Aは、例えば、車両前方側に配索される。筐体101の内部から第2挿通口109Bを介して導出される第2電線群111Bは、例えば、車両室内側に配索される。筐体101の内部から第3挿通口109Cを介して導出される第3電線群111Cは、例えば、車両後方側に配索される。
なお、上記の複数の挿通口109、複数の電線群111等において、「第1、第2、第3」の関係は、便宜的に設定しているものであり、上記に限られない。
また、本実施形態の第1挿通口109A、第2挿通口109B、及び、第3挿通口109Cは、略円筒形状に形成されており、その形状の一部分が筐体101の側壁から外側に突出するように、筐体101と一体的に形成されている。第1電線群111A、第2電線群111B、及び、第3電線群111Cは、各挿通口109の中空部に挿通されている。そして、本実施形態では、図2,3に示すように、これらの複数の挿通口109のうちの第1挿通口109Aにおいて、第1挿通口109Aの外側端部から第1挿通口109Aの内周形状の一部に沿って延在するように、板状の保持部112が外側に突出して設けられている。
図2,3に示すように、保持部112は、その延在方向視において(保持部112が筐体101の外側へ突出する方向、または、第1挿通口109Aの貫通方向から視たとき)、半円弧状に形成されている。保持部112は、第1挿通口109Aの中空部の円筒形状の内周面をその貫通方向に沿って二分割したものと同等の曲面である内周面112aを有する。保持部112は、第1電線群111Aが第1開口部109Aに挿通された状態で、内周面112aによって第1電線群111Aの外周の一部と当接するように設けられている。この保持部112は、第1電線群111Aが第1挿通口109Aに挿通されて保持部112と当接した状態で、結束バンド10(線状部材)を保持部112及び第1電線群111Aの外周に巻回することで(図7〜10参照)、第1電線群111Aを電気接続箱100に固定するために利用されるものである。結束バンド10による固定手法の詳細については、図7〜10を参照して後述するが、結束バンド10は、保持部112の周方向((第1挿通口109Aに挿通される第1電線群111Aの軸心周りの方向)に沿って巻回される。
また、保持部112の内周面112aには、保持部112の周方向の一方側端部112cから周方向に沿った内周面112a上の途中位置(少なくとも保持部112の周方向の他方側端部112dよりは一方側端部112c側の位置)の間に誘導溝113が設けられている。誘導溝113の深さは保持部112の板厚より大きくとられている。つまり、誘導溝113が内周面112aに設けられることによって、その外周面112b側は誘導溝113の形状に沿って外側に突出された外周側突出部115が形成されている。また、この誘導溝113は、保持部112の一方側端部112cの縁端まで設けられており、保持部112の一方側端部112cの端面は、誘導溝113に沿った凹形状を有するように形成されている。また、一方側端部112cと反対側の誘導溝113の端面には、保持部112の外周面112bの接線方向に沿って開口される貫通孔114が設けられている。貫通孔114は、保持部112の内周面112aと外周面112bとを貫通して設けられている。言い換えると、貫通孔114は、結束バンド10を挿通して誘導溝113が設けられる内周面112a側から外周面112b側に遷移させるものである。誘導溝113は、保持部112の周方向の一方側端部112cから、結束バンド10の巻回方向に沿って、他方側端部112dへ進んだときの保持部112の途中位置(貫通孔114が設けられる位置)までの間に設けられている。このような誘導溝113の構成により、結束バンド10を保持部112の一方側端部112cからこの誘導溝113に沿って進入させた場合、結束バンド10の先端部を、まずは内周面112a側の誘導溝113に沿って進行させ、誘導溝113の端面にて、進行方向を変えることなく貫通孔114を通過して外周面112b側に進出させることができる。誘導溝113は、結束バンド10による第1電線群111Aの固定を行う際に、結束バンド10を保持部112の一方側端部112cから所望の巻回方向(第1電線群111Aの周方向)に好適に誘導させることができる。
そして、本実施形態に係る電気接続箱の電線固定用治具1(図4〜6参照)は、図1〜3に示す電気接続箱100において、このような保持部112と第1電線群111Aとを固定する作業の際に利用されるものである。図4〜7を参照して、本実施形態に係る電気接続箱の電線固定用治具1(以下では単に「電線固定用治具1」とも表記する)の構成を説明する。図4は、本実施形態に係る電気接続箱の電線固定用治具に電気接続箱の保持部を載置した状態を、第1挿通孔の貫通方向から視たときの図である。図5は、図4のX1矢視図である。図6は、図4,5に示す本実施形態に係る電気接続箱の電線固定用治具の概略構成を示す斜視図である。図7は、本実施形態に係る電線固定用治具に電気接続箱及び電線群を載置した状態を示す模式図である。図7は、図5のA−A断面視を示している。なお、図4〜7に示す本実施形態の電線固定用治具1は、電気接続箱100の全体が支持される治具の一部として構成されてもよい。
図4,5に示すように、第1挿通口109Aに挿通された第1電線群111Aを保持部112に固定するときには、第1電線群111Aが保持部112と当接した状態で、保持部112が鉛直方向下側となるように電線固定用治具1に載置される。つまり、第1電線群111Aと保持部112との固定作業の際には、電気接続箱100の筐体101は、車両等への設置時と天地を逆転して電線固定用治具1に載置される。図6に示すように、電線固定用治具1の上面2には、このとき保持部112を載置するための載置面3が設けられている。載置面3は、保持部112の外周形状に沿った半円弧状の曲面で形成されている。
さらに、電線固定用治具1には、保持部112が載置面3上の所定位置に載置されたときの保持部112の延在方向(以下では「保持部延在方向」とも表記する)と直交する、上面2の幅方向に沿って、載置面3に掘り下げて設けられた溝部4を備えている。なお、保持部延在方向は、保持部112が載置面3上の所定位置に載置されたときの第1挿通部109Aの開口方向とも言い換えることができる。溝部4の延在方向の幅は、結束バンド10の幅より大きく取られ、図7に示すように、溝部4に沿って結束バンド10を挿通可能とされている。
溝部4の底面4aは、保持部延在方向から視たときに、保持部112の形状に沿った半円弧状の曲面で形成される。溝部4は、載置面3上の所定位置に保持部112の外周面112bが載置面3と当接するよう載置された状態で、保持部112の外周面112bとの組み合わせによって、結束バンド10を幅方向一方側の進入側端部4bに設けられる進入口6aから進入して、幅方向他方側の進出側端部4cに設けられる進出口6bから進出させる誘導通路6を構成するよう形成される。
また、溝部4の底面4aは、誘導通路6の進出側として機能する側の進出側端部4cにおいて、曲面の接線方向が結束バンド10の所望の進出方向と同様の方向となるよう形成される。本実施形態では、誘導通路6の進出側として機能する側の溝部4の進出側端部4cにおいて、結束バンド10の進出方向が鉛直方向上側となるよう、底面4aの曲面の接線方向が形成されている。また、本実施形態では、誘導通路6の進入側として機能する側の溝部4の進入側端部4bにおいて、結束バンド10の進入方向が鉛直方向下側となるよう、底面4aの曲面の接線方向が形成されている。言い換えると、本実施形態では、溝部4の底面4aは、保持部延在方向から視たときに、誘導通路6の進出側として機能する側の溝部4の進出側端部4cにおける底面4aの接線方向が、誘導通路6の進入側として機能する側の溝部4の進入側端部4bにおける底面4aの接線方向と同方向となり、進出側端部4cにおける結束バンド10の進行方向が、進入側端部4bにおける結束バンド10の進行方向の反対方向となるよう形成される(図9参照)。
なお、溝部4は、幅方向の全長が、第1電線群111Aの直径と、保持部112の板厚の2倍長と、結束バンド10の厚さの2倍長とを合計した長さより大きく設けられるのが好ましい。これにより、誘導通路6を構成した際に結束バンド10を幅方向一方側の進入口6aから幅方向他方側の進出口6bへ挿通しやすくできる。
さらに、溝部4には、図6,7に示すように、載置面3上の所定位置に電気接続箱100の保持部112が載置された状態で、保持部112の誘導溝113の外周側突出部115を嵌合する切り欠き部5が、底面4aに掘り下げて設けられている。切り欠き部5の掘り下げ量は、保持部112の板厚と同等に設定されている。すなわち、切り欠き部5に保持部112の外周側突出部115が嵌合した状態では、保持部112の誘導溝113の底面と、溝部4の底面4aとが、貫通孔114にて段差なくフラットに連なるよう形成されている。図5に示すように、載置面3上の所定位置に電気接続箱100の保持部112が載置された状態では、保持部112の外周側突出部115が電線固定用治具1によって完全に被覆された状態となる。つまり、外周側突出部115の全体が切り欠き部5に嵌合された状態となる。これにより、電気接続箱100の保持部112を、電線固定用治具1に載置する際の位置決め手段として機能し、位置決めを容易に行えるように構成されている。
次に、図7に加えて図8〜10を参照して、電線固定用治具1を用いた第1電線群111Aの保持部112への固定作業(電線固定方法)について説明する。図7は、本実施形態に係る電線固定用治具を用いた第1電線群の保持部への固定作業の第一段階を示す模式図である。図8は、本実施形態に係る電線固定用治具を用いた第1電線群の保持部への固定作業の第二段階を示す模式図である。図9は、本実施形態に係る電線固定用治具を用いた第1電線群の保持部への固定作業の第三段階を示す模式図である。図10は、本実施形態に係る電線固定用治具を用いた第1電線群の保持部への固定作業の第四段階を示す模式図である。図7〜10は、固定作業の各段階における図5のA−A断面視を示している。
まず図7に示すように、載置面3上の所定位置に電気接続箱100の保持部112が載置され、保持部112の内周面112a側に第1電線群111Aが載置された状態で、溝部4と保持部112の外周面112bとの組み合わせによって、溝部4の幅方向一方側の進入側端部4bに進入口6aを有し、溝部4の幅方向他方側の進出側端部4cに進出口6bを有する誘導通路6が形成される(誘導通路形成ステップ)。このとき、進入口6aから貫通孔114までの間では、保持部112の誘導溝113と第1電線群111Aの外周との間に誘導通路6が形成され、一方、貫通孔114と進出口6bまでの間では保持部112の外周面112bと溝部4の底面4aとの間に誘導通路6が形成される。
次に図8に示すように、上記のように形成された誘導通路6の進入口6aから結束バンド10が鉛直方向下側に向けて挿入される(挿入ステップ)。結束バンド10の先端は、保持部112の誘導溝113と第1電線群111Aの外周との間の誘導通路6を通り、貫通孔114を通過して、保持部112の外周面112b側に進出する。
次に図9に示すように、結束バンド10の先端は、保持部112の外周面112bと溝部4の底面4aとの間の誘導通路6を通り、誘導通路6の進出口6bから進出される(進出ステップ)。このとき、結束バンド10の進出方向は、鉛直方向上側となっており、鉛直方向下側であった進入方向から反転されている。この結果、結束バンド10は、保持部112の一方側端部112cから貫通孔114までの間では、誘導溝113に沿って第1電線群111Aの外周と接触し、保持部112の貫通孔114から他方側端部112dまでの間では、保持部112の外周面112bと接触して配置される。
そして図10に示すように、進出口6bから鉛直方向上側に進出された結束バンド10の先端部が、結束バンド10の基端側と共に第1電線群111Aの外周に巻回されて結束されることで、第1電線群111Aが保持部112(及び電気接続箱100)に固定される(固定ステップ)。
次に、本実施形態に係る電気接続箱の電線固定用治具1の効果を説明する。
本実施形態の電線固定用治具1は、内部に電子部品102を収容する筐体101と、電子部品102に接続される第1電線群111Aを挿通する第1挿通口109Aと、第1挿通口109Aの外側端部から第1挿通口109Aの内周形状の一部に沿って延在して設けられる板状の保持部112と、を備える電気接続箱100において、第1電線群111Aが第1挿通口109Aに挿通されて保持部112と当接した状態で、結束バンド10を保持部112及び第1電線群111Aの外周に巻回して、第1電線群111Aを電気接続箱100に固定するために使用される。この電線固定用治具1は、電気接続箱100の保持部112を載置する載置面3と、保持部112が載置面3上の所定位置に載置されたときの保持部112の延在方向と直交する幅方向に沿って、載置面3に掘り下げて設けられた溝部4と、を備える。溝部4は、載置面3上の所定位置に保持部112の外周面112bが載置面3と当接するよう載置された状態で、保持部112の外周面112bとの組み合わせによって、結束バンド10を幅方向の一方側から進入して他方側に進出させる誘導通路6を構成するよう形成される。
この構成により、電線固定用治具1の載置面3上の所定位置に電気接続箱100の保持部112を載置すれば、保持部112の外周面112bと溝部4との組み合わせによる誘導通路6が形成される。そして、この誘導通路6を利用して結束バンド10を誘導通路6に挿入すれば、結束バンド10を溝部4の幅方向の一方側の進入側端部4bから進入させ、他方側の進出側端部4cから進出させることができるので、結束バンド10を所望の巻回方向に容易に誘導させることが可能となり、また、結束バンド10を所望の方向に進出させることも可能となる。したがって、本実施形態の電線固定用治具1は、電気接続箱100に第1電線群111Aを固定する作業を容易にすることができる。
また、本実施形態の電線固定用治具1において、溝部4の底面4aは、保持部延在方向から視たときに、保持部112が位置する側と反対側に凹んで形成され、誘導通路6の進出側として機能する側の進出側端部4cにおいて、底面4aの接線方向が結束バンド10の所望の進出方向と同様の方向となるよう形成される。
この構成により、結束バンド10を誘導通路6内で進行させれば、誘導通路6の進出口6bにおいて結束バンド10を成り行きで所望の進出方向(本実施形態では鉛直方向上側)に進出させることが可能となるので、結束バンド10を保持部112に巻回する作業、及び、電気接続箱100に第1電線群111Aを固定する作業をさらに容易にすることができる。
また、本実施形態では、電気接続箱100の保持部112が、保持部延在方向から視たときに半円弧状に形成される。保持部112の内周面112aにおいて、周方向の一方側端部112cから、誘導通路6の延在方向に沿った途中位置まで延在する誘導溝113が、保持部112の外周面112b側に突出して設けられている。誘導溝113の途中位置の端面には、保持部延在方向から視たときに、保持部112の外周面112bの接線方向に沿って貫通する貫通孔114が設けられている。本実施形態の電線固定用治具1において、溝部4の底面4aは、保持部延在方向から視たときに、保持部112の形状に沿った曲面で形成され、溝部4の底面4aに掘り下げて設けられ、載置面3上の所定位置に電気接続箱100の保持部112が載置された状態で、保持部112の誘導溝113の外周側突出部115を嵌合する切り欠き部5を備える。
この構成により、電気接続箱100の保持部112の外周側突出部115を、電線固定用治具1の溝部4に設けられた切り欠き部5に嵌合させれば、電気接続箱100の保持部112を電線固定用治具1の載置面3上の所定位置に容易に位置決めして載置することができる。これにより、電気接続箱100に第1電線群111Aを固定する作業の精度を向上できる。
また、本実施形態の電線固定用治具1において、溝部4の底面4aは、保持部延在方向から視たときに、誘導通路6の進出側として機能する側の進出側端部4cにおける底面4aの接線方向が、誘導通路6の進入側として機能する側の進入側端部4bにおける底面4aの接線方向と同方向となり、進出側端部4cにおける結束バンド10の進行方向が、進入側端部4bにおける結束バンド10の進行方向の反対方向となるよう形成される。このとき、溝部4の幅方向の全長が、第1電線群111Aの直径と、保持部112の板厚の2倍長と、結束バンド10の厚さの2倍長とを合計した長さより大きくなるように、溝部4が形成される。
この構成により、電線固定用治具1の載置面3上の所定位置に電気接続箱100の保持部112を載置したときに、溝部4の底面4aと保持部112との間に充分な間隙を確保できる。これにより、誘導通路6を構成した際に結束バンド10を幅方向一方側の進入口6aから他方側の進出口6bへ挿通しやすくできるので、結束バンド10を保持部112に巻回する作業を容易にすることができる。
[変形例]
次に、図11,12を参照して、本実施形態の変形例を説明する。図11は、電線固定用治具の溝部の形状の第一変形例を示す図である。上記実施形態では、電線固定用治具1の溝部4の底面4aに、電気接続箱100の保持部112の外周側突出部115を嵌合する切り欠き部5を設ける構成を例示したが、この切り欠き部5を設けなくてもよい。この場合、図11に示すように、保持部112の外周側突出部115が溝部4の底面4aと接触するため、保持部112の外周面112bは、一方側端部112cから貫通孔114までの間でも溝部4の底面4aと接触しない状態となる点が上記実施形態と異なるが、結束バンド10を挿通する誘導通路6の構成は上記実施形態と同様である。
図12は、電線固定用治具の溝部の形状の第二変形例を示す図である。上記実施形態では、電線固定用治具1の溝部4の底面4aの形状として、保持部延在方向から視たときに、保持部112の形状に沿った半円弧状の曲面で形成される構成を例示したが、溝部4は保持部112の外周面112bとの組み合わせによって、結束バンド10を幅方向の一方側から進入して、幅方向他方側に進出させる誘導通路6を構成することができればよく、半円弧状の曲面形状に限られず、保持部112の形状に沿った形状でなくてもよい。底面4aの形状は、保持部延在方向から視たときに、保持部112が位置する側と反対側に凹んで形成され、この底面4aと接触する結束バンド10の先端部を進出側端部4cに誘導できる形状であればよい。例えば図12に示すように、電線固定用治具1の溝部4の底面4aの形状をV字状とすることもできる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、上記実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。上記実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。上記実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
上記実施形態では、溝部4の一方側の進入側端部4bにおいて鉛直方向下側へ結束バンド10を進入させたときに、結束バンド10の進行方向を反転させて、他方側の進出側端部4cにおいて鉛直方向上側へ進出する構成を例示したが、結束バンド10の進入方向または進出方向が上記以外の方向となるように溝部4の形状を構成してもよい。
上記実施形態では、保持部112の形状を、保持部112の延在方向視において半円弧状に形成される構成を例示したが、第1電線群111Aが第1開口部109Aに挿通された状態で、内周面112aによって第1電線群111Aの外周の一部と当接することができればよく、例えば平板形状など半円弧状以外の形状でもよい。
上記実施形態では、複数の挿通口109のうち第1挿通口109Aのみに保持部112を備える構成を例示したが、第1挿通口109A以外の他の挿通口(第2挿通口109B、及び、第3挿通口109C)に保持部を設けてもよい。この場合、治具は、第2挿通口109B、及び、第3挿通口109Cの寸法に合わせて設けることができる。
上記実施形態では、第1電線群111Aと保持部112とを結束バンド10により巻き回す構成を例示したが、第1電線群111Aと保持部112とを一体的に纏めることができ、かつ、先端を誘導通路6に沿って進入することで他方側から進出することができるものであればよく、結束バンド10以外の線状部材を用いてもよい。
1 電線固定用治具
3 載置面
4 溝部
4a 溝部の底面
4b 進入側端部
4c 進出側端部
5 切り欠き部
6 誘導通路
10 結束バンド(線状部材)
100 電気接続箱
102 電子部品
109A 第1挿通口(挿通口)
111A 第1電線群(電線群)
112 保持部
112a 保持部の内周面
112b 保持部の外周面
112c 保持部の周方向の一方側端部
112d 保持部の周方向の他方側端部
113 誘導溝
114 貫通孔
115 外周側突出部

Claims (5)

  1. 内部に電子部品を収容する筐体と、前記電子部品に接続される電線群を挿通する挿通口と、前記挿通口の外側端部から前記挿通口の内周形状の一部に沿って延在して設けられる板状の保持部と、を備える電気接続箱において、前記電線群が前記挿通口に挿通されて前記保持部の内周面と当接した状態で、線状部材を前記保持部及び前記電線群の外周に巻回して、前記電線群を前記電気接続箱に固定するための電線固定用治具であって、
    前記電気接続箱の前記保持部を載置する載置面と、
    前記保持部が前記載置面上の所定位置に載置されたときの前記保持部の延在方向と直交する幅方向に沿って、前記載置面に掘り下げて設けられた溝部と、
    を備え、
    前記溝部は、前記載置面上の前記所定位置に前記保持部の外周面が前記載置面と当接するよう載置された状態で、前記保持部の前記外周面との組み合わせによって、前記線状部材を前記幅方向の一方側から進入して他方側に進出させる誘導通路を構成するよう形成される
    ことを特徴とする電気接続箱の電線固定用治具。
  2. 前記溝部の底面は、前記延在方向から視たときに、前記保持部が位置する側と反対側に凹んで形成され、前記誘導通路の進出側として機能する側の進出側端部において、前記底面の接線方向が前記線状部材の所望の進出方向と同様の方向となるよう形成される
    ことを特徴とする、請求項1に記載の電気接続箱の電線固定用治具。
  3. 前記電気接続箱の前記保持部が、前記延在方向から視たときに半円弧状に形成され、
    前記保持部の前記内周面において、周方向の一方側端部から、前記誘導通路の延在方向に沿った途中位置まで延在する誘導溝が、前記保持部の前記外周面側に突出して設けられており、
    前記誘導溝の前記途中位置の端面には、前記延在方向から視たときに前記保持部の前記外周面の接線方向に沿って貫通する貫通孔が設けられており、前記溝部の底面は、前記延在方向から視たときに、前記保持部の形状に沿った曲面で形成され、
    前記溝部の前記底面に掘り下げて設けられ、前記載置面上の前記所定位置に前記電気接続箱の前記保持部が載置された状態で、前記保持部の前記誘導溝の外周側突出部を嵌合する切り欠き部を備える
    ことを特徴とする、請求項1または2に記載の電気接続箱の電線固定用治具。
  4. 前記溝部の底面は、前記延在方向から視たときに、前記誘導通路の進出側として機能する側の進出側端部における前記底面の接線方向が、前記誘導通路の進入側として機能する側の進入側端部における前記底面の接線方向と同方向となり、前記進出側端部における前記線状部材の進行方向が、前記進入側端部における前記線状部材の進行方向の反対方向となるよう形成され、
    前記溝部の前記幅方向の全長が、前記電線群の直径と、前記保持部の板厚の2倍長と、前記線状部材の厚さの2倍長と、を合計した長さより大きくなるように、前記溝部が形成される
    ことを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の電気接続箱の電線固定用治具。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の電気接続箱の電線固定用治具を用いた電線固定方法であって、
    前記電線固定用治具の前記載置面上の所定位置に前記電気接続箱の前記保持部を載置し、前記電気接続箱の前記挿通口に挿通された前記電線群を前記保持部の前記内周面側に載置して、前記電線固定用治具の前記溝部と、前記保持部の前記外周面との組み合わせによって、前記溝部の前記幅方向の一方側に進入口を有し、前記溝部の前記幅方向の他方側に進出口を有する前記誘導通路を形成する誘導通路形成ステップと、
    前記誘導通路形成ステップで形成された前記誘導通路の前記進入口から線状部材を挿入する挿入ステップと、
    前記挿入ステップにて前記進入口に挿入された前記線状部材の先端を、前記誘導通路内に進行させて、前記進出口から進出させる進出ステップと、
    前記進出ステップにて前記進出口から進出された前記線状部材の先端部を、前記線状部材の基端側と共に前記電線群の外周に巻回して結束することで、前記電線群を前記電気接続箱の前記保持部に固定する固定ステップと、
    を含むことを特徴とする電線固定方法。
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