JP2010004632A - ワイヤハーネス取付用治具 - Google Patents

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Tatsuo Ogawa
達生 尾川
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Abstract

【課題】ワイヤハーネスをプロテクタに取付ける際に、ワイヤハーネスの周囲に結束バンドを効率よく巻き掛けられるワイヤハーネス取付用治具を提供する。
【解決手段】断面コ字状の壁面によって形成される収容室4と、壁面の底板部2に底板部2から所定距離をおいて底板部2に沿って配設される固定板7と、底板部2の固定板7と対向する部位に貫通孔5とを有するプロテクタ1に適用されるワイヤハーネス取付用治具に、プロテクタ1に装着された際に、貫通孔5に隙間無く挿入されるように形成されたガイド部14を設け、固定板7およびガイド部14の間に一方の側から長尺な帯状の結束バンド6の一端を送り込んだ際に、結束バンド6がガイド部14により他方の側へ導出させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、プロテクタ内に収容されるワイヤハーネスの周囲に結束バンドを巻き掛ける際に用いられるワイヤハーネス取付用治具に関する。
従来のワイヤハーネス保護用プロテクタとして、特許文献1に開示されたものがある。このワイヤハーネス保護用プロテクタ100は、図3に示すように、底板部101に、ワイヤハーネスWが結合される固定板102と、この固定板102の両側に位置する貫通孔103a,103bとを備え、ワイヤハーネスWの周囲には結束バンド104が巻き掛けられる。
上記構成によれば、プロテクタ100の底板部101にワイヤハーネスWを取付ける際、結束バンド104のバンド部105先端を上から一方の貫通孔103aに挿通した後、下から他方の貫通孔103bに上向きに挿通し、バンド部105をワイヤハーネスWの外周に巻き掛けて結束バンド104のロック部106に挿通して係止することで、ワイヤハーネスWを固定板102に結合固定することができる。
特開2005−323474号公報
しかしながら、特許文献1のワイヤハーネス保護用プロテクタ100にあっては、結束バンド104のバンド部105先端を上から一方の貫通孔103aに挿通することによって、バンド部105先端が底板部101から下方へ突出するため、下から他方の貫通孔103bに上向きに挿通する手間を要し、この結束バンド104の巻き掛け作業の効率向上が要望されていた。
そこで、本発明は、前記した課題を解決すべくなされたものであり、ワイヤハーネスをプロテクタに取付ける際に、ワイヤハーネスの周囲に結束バンドを効率よく巻き掛けることができるプロテクタのワイヤハーネス取付用治具を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、断面コ字状の壁面によって形成される収容室と、該壁面の底板部に該底板部から所定距離をおいて該底板部に沿って配設される固定板と、該底板部の該固定板と対向する部位に貫通孔とを有するプロテクタに適用されるワイヤハーネス取付用治具であって、前記プロテクタに装着された際に、前記貫通孔に隙間無く挿入されるように形成されたガイド部を備え、前記固定板および前記ガイド部の間に一方の側から長尺な帯状の結束バンドの一端を送り込んだ際に、該結束バンドが前記ガイド部により他方の側へ導出されることを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1記載のワイヤハーネス取付用治具において、前記プロテクタに装着された際に、前記貫通孔に挿入された状態で表面が底板部の表面にほぼ一致するように前記ガイド部が形成されたことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、プロテクタにワイヤハーネス取付用治具を設けて、底板部の貫通孔にガイド部を係合させた状態で、プロテクタの固定板にワイヤハーネスを装着して、固定板および治具のガイド部の間に一方の側から結束バンドの一端を送り込む際に、結束バンドがガイド部により他方の側へ導出される。
さらに、前記一方の側から結束バンドを送り込んでワイヤハーネスの外周に沿って移動させることにより、結束バンドがワイヤハーネスの周囲に巻き掛けられる。次いで、結束バンドを締め込んだ状態で係止することにより、ワイヤハーネスが固定板に結合固定される。
これによって、ワイヤハーネスをプロテクタに取付ける際に、結束バンドの一端がプロテクタの底板部から貫通孔を介して突出することがなくて済み、突出した結束バンドの一端を押し戻す手間を省くことができるので、結束バンドをワイヤハーネスの周囲に効率よく巻き掛けることができる。
請求項2の発明によれば、プロテクタにワイヤハーネス取付用治具を装着するとともにガイド部を底板部の貫通孔に挿入し、プロテクタの固定板および治具のガイド部の間に一方の側から結束バンドの一端を送り込む際に、ガイド部の表面aが底板部の表面にほぼ一致するため、底板部およびガイド部の各表面上を結束バンドの一端が摺動するので、結束バンドの一端が底板部と治具のガイド部との間を円滑に移動することができる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1および図2は本発明の一実施形態を示し、図1はワイヤハーネス取付用治具を用いて結束バンドをワイヤハーネスの周囲に巻き掛ける状態を示す断面図、図2は結束バンドを締め込んでワイヤハーネスを固定板に結合する状態を示す断面図である。
図1および図2に示すプロテクタ1は、底板部2と、底板部2の両端にそれぞれ立設される側板部3,3とによって構成される断面コ字状の壁面を有し、壁面によって形成された収容室4にワイヤハーネスWが収容される。また、図示しないカバーが上部に離脱自在に設けられている。
プロテクタ1の底板部の表面には、後述する結束バンド6のバンド部8が挿通可能に間隔を空けつつ、底板部2に沿って固定板7が形成されている。さらに、底板部2の固定板7と対向する部位には、貫通孔5が形成されている。
結束バンド6は、柔軟性を有する樹脂材からなり、長尺な帯状のバンド部8と、バンド部8の基端に設けられ、バンド部8の先端側が挿通されるとともにバンド部8を係止可能なロック部9とから構成されている。
そして、本願のワイヤハーネス取付用治具10は、プロテクタ1に装着された際に、プロテクタ1の底板部2を受ける底部11と、底部11の両端に立設され、プロテクタ1の側板部3,3の外方にそれぞれ配置される側部12,13と、底部11より上方に突出し、結束バンド6を案内するガイド部14とから一体的に構成されている。
ガイド部14は、底板部2の貫通孔5に隙間無く挿入されるとともに、貫通孔5に挿入された際にガイド部14の表面14aが底板部2の表面2aにほぼ一致するように形成されている。
上記構成において、プロテクタ1にワイヤハーネス取付用治具10を装着して、底板部2の貫通孔5に底部11のガイド部14を挿入し、ガイド部14の表面14aを底板部2の表面2aにほぼ一致するように配置する。次いで、図1に示すように、プロテクタ1の固定板7上にワイヤハーネスWを装着した状態で、固定板7およびワイヤハーネス取付用治具10のガイド部14の間に一方の側(図1の左側)から結束バンド6のバンド部8の先端を送り込む際に、バンド部8の先端がガイド部14の表面14a上を摺動して他方の側(図1の右側)に導出される。
さらに、前記一方の側から結束バンド6を送り込んでワイヤハーネスWの外周に沿って移動させることにより、結束バンド6がワイヤハーネスWの周囲に巻き掛けられる。次いで、図2に示すように、結束バンド6のバンド部8をロック部9に挿通して締め込んだ状態で係止することにより、ワイヤハーネスWが固定板7に結合固定される。
上記構成によれば、ワイヤハーネスWをプロテクタ1に取付ける際に、結束バンド6の一端がプロテクタ1の底板部2から貫通孔5を介して突出することがないため、突出した結束バンド6の一端を押し戻す手間を省くことができるので、結束バンド6を固定板7とともにワイヤハーネスWの周囲に効率よく巻き掛けることができる。
また、上記構成によれば、プロテクタ1にワイヤハーネス取付用治具10を装着した際に、ガイド部14の表面14aが底板部2の表面2aにほぼ一致し、底板部2の表面2aおよびガイド部14の表面14a上を結束バンド6の一端が摺動するので、結束バンド6の一端が底板部2とワイヤハーネス取付用治具10のガイド部14との間を円滑に移動することができる。
なお、上記実施形態では、プロテクタ1の底板部2に貫通孔5が形成され、この貫通孔5の上方に固定板7が設けられる場合を例示したが、本発明はこれに限定されず、プロテクタの底板部に、ワイヤハーネスが結合される固定板、およびこの固定板の両側に形成される一対の貫通孔を備えた場合、底板部の固定板の下方に、一方の貫通孔より突出した結束バンドの一端を他方の貫通孔を介して上方へ戻るように案内するガイド部を設けることによっても同様の効果が得られる。
本発明の一実施形態を示し、ワイヤハーネス取付用治具を用いて結束バンドをワイヤハーネスの周囲に巻き掛ける状態を示す断面図である。 本発明の一実施形態を示し、結束バンドを締め込んでワイヤハーネスを固定板に結合する状態を示す断面図である。 従来例のワイヤハーネス保護用プロテクタを示す断面図である。
符号の説明
1…プロテクタ
2…底板部
2a…表面
4…収容室
5…貫通孔
6…結束バンド
7…固定板
10…ワイヤハーネス取付用治具
14…ガイド部
14a…表面
W…ワイヤハーネス

Claims (2)

  1. 断面コ字状の壁面によって形成される収容室と、該壁面の底板部に該底板部から所定距離をおいて該底板部に沿って配設される固定板と、該底板部の該固定板と対向する部位に貫通孔とを有するプロテクタに適用されるワイヤハーネス取付用治具であって、
    前記プロテクタに装着された際に、前記貫通孔に隙間無く挿入されるように形成されたガイド部を備え、
    前記固定板および前記ガイド部の間に一方の側から長尺な帯状の結束バンドの一端を送り込んだ際に、該結束バンドが前記ガイド部により他方の側へ導出されることを特徴とするワイヤハーネス取付用治具。
  2. 請求項1記載のワイヤハーネス取付用治具において、
    前記プロテクタに装着された際に、前記貫通孔に挿入された状態で表面が底板部の表面にほぼ一致するように前記ガイド部が形成されたことを特徴とするワイヤハーネス取付用治具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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