JP4206911B2 - 配線ダクトの取付構造 - Google Patents

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Description

本発明は、配電盤内において電気設備の制御用の配線を内部に収納する配線ダクトの取付構造に関する。
(1)本発明は、先行技術調査を行うことなく、公知・公用の配線ダクトの取付構造を基礎に開発した発明であり、出願人の知っている先行技術は公知文献発明ではなく、先行技術文献情報は存在しない。以下、公知・公用の配線ダクトの取付構造を説明する。
(2)一般に、配電盤内には、可変速装置(インバータ装置)、配線用遮断機、変圧器などの電気設備が収納されているとともに、ノイズ対策の観点から電気設備に電源を供給するパワー電線と、電気設備を制御する制御線とが分離して配線されている。
図8〜図11に基づいて概略を説明すれば、前面が開口したボックス型の配電盤は、図8に示すように、左側面パネル1に凸状の折曲部2が形成されているとともに、この折曲部2に電線固定金具3及びL字金具4を介して、制御線5を集中配線する配線ダクト6が上下方向に沿って取り付けられている。
前記電線固定金具3は、三段に折曲形成されており、基端部が前記折曲部2にねじ止めされている一方、先端部にはパワー電線7を保持する樹脂製の電線保持具8がねじ止めされている。この電線保持具8は、金属製の前記電線固定金具8によってパワー電線7が損傷を受けることに鑑み用いられているものであって、図9に示すように、一対の貫通孔9が形成されている。
前記L字金具4は、図8に示すように、一端部が前記電線固定金具3の中央部にねじ14を用いて固定されている一方、他端部が約90度に折曲されて前記側面パネル1に対して垂直方向に延設されている。
前記配線ダクト6は、横断面コ字状のダクト本体11と、このダクト本体11の開口部を閉塞するダクトカバー12とを備え、前記ダクト本体11の底板が前記L字金具4の他端部にネジ13を用いて固定されている。
そして、両貫通孔に図10のラッチバンドを挿入結束して、図11に示すように、パワー電線7を電線固定金具3の先端部に固定する一方、制御線5を配線ダクト6内に集中配線し、これにより両者5.7が分離配線されている。なお、配電盤の右側面パネルや上下面パネルにも同様の手段によりパワー電線7と制御線とが分離配線されている。
しかしながら、従来は、パワー電線7と制御線5とが分離配線されているものの、配線ダクト6の取付作業に問題が生じていた。
すなわち、電線固定金具3とL字金具4とダクト本体11とが、それぞれねじ止めを用いて、随所で固定されていることから、部品点数が多いばかりか、ねじ止め数が非常に多く、これにより取付工数が増加し、作業効率が悪化するおそれがあった。
また、ダクト本体11をL字金具4に固定するねじ13の頭部15が露呈しているため、制御線5が損傷するおそれがある。そこで、ねじ13の頭部15をビニールテープにより保護する手段が採られているが、これでは作業工数が一層増加してしまう。
さらに、制御線5の本数が増加した場合には、大型の配線ダクト6に交換する必要があるが、長いL字金具4に変更しなければならないため、交換作業が煩雑で迅速な交換が困難な場合があった。
本発明は、前記従来の問題を解決すべく発明されたものであって、請求項1記載の発明は、電気設備を収納する配電盤の筐体内に、電気設備の制御用の配線を収納する配線ダクトを取り付ける配ダクトの取付構造であって、前記筐体の内面には、前記配線ダクトを支持する電線固定部材が固定されている一方、前記配線ダクトの外面には配線用のダクト穴が形成され、前記電線固定部材は、前記ダクト穴内に嵌入する嵌入突部と、この嵌入突部の先端に形成されて前記ダクト穴の内縁に係止する係止片とを備え、前記嵌入突部を前記ダクト穴内に嵌入させるとともに、前記嵌入突部に嵌合されるダクト固定具を設けて、前記係止片を前記ダクト穴の内縁に係止して、前記電線固定部材に前記配線ダクトを固定することを特徴としている。
したがって、配線ダクトは、前記両嵌入突部を前記ダクト穴内に嵌入するとともに、前記係止片を前記ダクト穴の内縁に係止させて、L字金具やねじ止めを用いずに、電線固定部材に直接に取り付けられる。
請求項2記載の発明は、前記ダクト固定具は、前記嵌入突部内に嵌めこまれるものであって、前記嵌入突部を、前記電線固定部材の外面に環状に立設するとともに、前記嵌入突部内に前記ダクト固定具を嵌めこんで設けたことを特徴としている。
この発明によれば、ダクト固定具が嵌入突部内に嵌めこまれるため、ダクト固定具の外縁とダクト穴の内縁とによって嵌入突部が挟まれ、これによりダクト穴内縁と嵌入突部の組付強度が向上する。
請求項3記載の発明は、前記ダクト固定具は、その外縁に前記係止片に係合する係合部を有するものであって、前記嵌入突部を、前記電線固定部材の外面に環状に立設するとともに、前記ダクト固定具を、前記嵌入突部の先端開口部を閉塞して設けたことを特徴としている。
この発明によれば、ダクト固定具の係合部が係止片に係合するため、係止片とダクト固定具の係合部とが重なり合ってダクト穴の内縁に係止し、これによりダクト穴の内縁に対する組付強度が向上する。
請求項4記載の発明は、前記電線固定部材に前記配線ダクトの外面に当接するガイド部を設けたことを特徴としている。
したがって、配線ダクトの外面をガイド部に当接させながら、電線固定部材に取り付けることができ、配線ダクトの位置決めが容易となる。また、配線ダクトの外面にガイド部が当接しているため、取付後は配線ダクトのぐらつきも防止される。
請求項5記載の発明は、前記電線固定部材を合成樹脂材により構成するとともに、前記電線固定部材の前記嵌入突部と所定間隔をおいた位置に、固定バンドを巻回して電気設備の電源供給用の配線を結束したことを特徴としている。
ここでは電気設備の電源供給用の配線(パワー電線)が、ノイズ対策の観点から電気設備の制御用の配線(制御線)と分岐配線されている。すなわち、制御用の配線(制御線)を配線ダクト内に集中配線する一方、電源供給用の配線(パワー電線)が金属による損傷を受けることなく、固定バンドを用いて合成樹脂製の電線固定部材に直接的に結束固定される。この固定バンドには、例えば、従来のラッチバンドや、所定長さに切断されたエンドレスバンドなどを用いることができる。
請求項6記載の発明は、前記電線固定部材は、前記固定バンドの巻回位置に前記固定バンドに係止する係止溝を有することを特徴としている。
したがって、固定バンドを係止溝に係止させつつ、電線固定部材に巻回することができる。
請求項7記載の発明は、前記電線固定部材は、前記固定バンドの巻回位置に前記固定バンドを挿通する一対の挿通穴を有することを特徴としている。
したがって、固定バンドを挿通穴に挿通させて、電線固定部材に巻回することができる。
請求項1記載の発明によれば、配線ダクトは、L字金具やねじ止めを用いることなく、電線固定部材に取り付けられることから、部品点数が減少するとともに、ねじ止めの作業が省略される。したがって、作業工数が大幅に減少し、配線ダクトの取付作業が簡素化され、この点で作業効率が向上する。
また、配線ダクトは、ねじ止めを用いることなく、電線固定部材に取り付けられるため、従来のようにねじの頭部をビニールテープにより保護する必要がなく、この点でも作業工数が減少する。
さらに、L字金具が不要になるため、部品管理が容易になるとともに、大型の配線ダクトに交換するときの作業効率も向上し、これにより配線ダクト内の制御線が増加した場合に、迅速に交換することができる。
請求項2記載の発明によれば、ダクト固定具の外縁とダクト穴の内縁とによって嵌入突部が挟まれるため、ダクト穴内縁と嵌入突部の組付強度が向上し、これにより配線ダクトを電線固定部材に強固に取り付けることができる。
請求項3記載の発明によれば、係止片とダクト固定具の係合部とが重なり合ってダクト穴の内縁に係止するため、ダクト穴の内縁に対する組付強度が向上し、これにより配線ダクトを電線固定部材に強固に取り付けることができる。
請求項4記載の発明によれば、配線ダクトの位置決めが容易になるため、この点でも作業効率が向上する。また、配線ダクトのぐらつきが防止されるため、安定性も向上する。
請求項5記載の発明によれば、電線固定部材が合成樹脂製なため、電源供給用の電線(パワー電線)を直接結束固定しても、損傷のおそれがなく、これにより従来の電線保持具が不要になり、この点で部品点数が減少し、取付作業が簡素化される。
請求項6記載の発明によれば、固定バンドを係止溝に係止させつつ、電線固定部材に巻回可能なため、固定バンドの横滑が防止され、これにより電源供給用の配線(パワー電線)の脱落が防止される。
請求項7記載の発明によれば、固定バンドを挿通穴に挿通させて電線固定部材に巻回可能なため、固定バンドの横滑りや脱落が防止され、これにより電源供給用の配線(パワー電線)の脱落が防止される。
図6および図7は、本発明が適用される配電盤の一例を示している。この配電盤15内には、外部設備と電気的に接続される変速装置(インバータ装置)、配線用遮断機、変圧器などの電気設備16が配置収納されている。
この配電盤15の筐体17は、所定形状の鋼板を曲げ加工して各部を溶接してボックス状に形成され、前面に開口部18が広く開放されているとともに、この開口部18を開閉する扉19が取り付けられている。
具体的には、前記筐体17は、壁面などに固定される長方形状の背面パネル23と、この背面パネル23の上下端部に配置された一対の長方形状の上下面パネル21と、前記背面パネル23の左右端部に配置された一対の長方形状の両側面パネル22と、この上下面パネル21および両側面パネル22の内面に取り付けられて、電気設備16の制御用の制御線5を収納する配線ダクト20とを有している。
以下、本発明の実施形態を、前記左側面パネル22に対する前記配線ダクト20の取付例に基づき説明するが、前記右側面パネル22・前記上下面パネル21にも同様な手段を用いて、前記配線ダクト20が取り付けられている。
(1)第1実施形態
図1〜図3は、本発明の第1実施形態に係る配電盤の取付構造を示し、前記左側面パネル22は、幅方向の所定箇所が横断面凸状に折曲形成されているとともに、この折曲部24が長手方向に連続している。この折曲部24の複数箇所には、前記配線ダクト20を支持するプラスチック製の電線固定部材25がねじ止めされている。
この電線固定部材25は、三段に折り曲げられた段差状に形成され、前記折曲部24にねじ止めされる基部26と、この基部26の一側端から斜め上方向に折り曲げられた傾斜部27と、この傾斜部27の一側端に前記基部26と水平に折り曲げられた中央部28と、この中央部28の一側端から斜め上方に折り曲げられた先端部29とを有している。
前記電線固定部材25の中央部28には、先端部29側に前記配線ダクト20のコーナー部30の外面に当接するガイド部31が立設されているとともに、このガイド部31の前記基端部26側には所定の距離をおいて、前記配線ダクト20の外周のダクト穴32内に嵌入する一対の弾性変形可能な円環状の嵌入突部33が周設されている。
この嵌入突部33は、縦断面T字状に形成され、前記中央部28の外周面に垂直に立設された脚部34と、この脚部34の先端に全周に亙って周設された係止片35とを備えている。この係止片35は、前記電線固定部材25の中央部28とほぼ平行に形成されているとともに、内周部36と外周部37とが前記脚部34から突出している。
前記電線固定部材25の先端部29は、従来のラッチバンド10(固定バンド)巻回して、電気設備16の電源供給用のパワー電線7が結束固定されているとともに、ラッチバンド10の巻回位置の一側端には、図3に示すように、前記ラッチバンド10を係止する凹状の係止溝39が形成されている。このパワー電線7の結束には、前記ラッチバンド10のほか、例えば所定長さに切断されたエンドレスバンドなどを用いることもできる。
前記配線ダクト20は、図1および図2に示すように、内部に電気設備の制御用の制御線5が集中配線され、横断面コ字状のダクト本体40と、このダクト本体40の開口部を閉塞するダクトカバー41と、前記ダクト本体40の底板および側板の外面に円形に貫通形成されて制御線を出し入れする複数のダクト穴32と、前記嵌入突部33の脚部34内に嵌め込まれる円盤状のダクト固定具43とを有している。
前記ダクト穴32の内径は、前記脚部34の外径と同等に設定されている一方、前記係止片35の外周部37の外径よりも小さく設定されている。したがって、前記脚部34が前記ダクト穴32内に嵌入するとともに、前記係止片35の外周部37が前記ダクト穴32の内周縁44に係止している。
前記ダクト固定具43の外径は、図2に示すように、前記脚部34の内径と同等に設定されている一方、前記係止片35の内周部36の内径よりも大きく設定されている。したがって、前記ダクト固定具43は、前記脚部34内に嵌めこまれているとともに、前記係止片35の内周部36が前記ダクト固定具43の外周縁43aに係止し、これによりダクト固定具43の抜けが防止されている。これと同時に、ダクト固定具43の外周縁43aとダクト穴32の内周縁44とによって嵌入突部33の脚部34が挟まれ、これによりダクト穴32の内周縁44と嵌入突部33とが強固に組付くようになっている。
したがって、配線ダクト20を左側面パネル22に取り付けるには、まず、折曲部24の上下方向の所定位置に、複数毎の電線固定部材25の基端部26をねじ止めして、左側面パネル22に各電線固定部材25を固定する。
つぎに、ダクト本体40のコーナー部30の外面をガイド部31の内側面に当接させつつ、ダクト穴32の内周縁44に係止片35を当てて、係止片35を内方向に弾性変形させ、嵌入突部33の脚部34および係止片35をダクト穴32内に嵌入させる。
このときダクト本体40のコーナー部30の外面にガイド部31の内側面が当接するため、配線ダクト20のぐらつきが防止される。また、ダクト本体40のコーナー部30の外面をガイド部31の内側面に当接させつつ、電線固定部材25に取付可能なため、ダクト本体40の位置決めが容易であり、この点で取付作業が容易となる。
そして、係止片35は、ダクト穴32内への嵌入後に形状が復元するため、ダクト穴32の内周縁44に係止し、これによりダクト本体40が各電線固定部材25の中央部28に取り付けられる。
この係止片35をダクト穴32の内周縁44に係止させた後に、ダクト固定具43を嵌入突部33の脚部34内に嵌め込むとともに、ダクト固定具43とダクト穴32の内周縁44とで嵌入突部33の脚部34を挟み、これにより嵌入突部33の脚部34とダクト穴32の内周縁44との組付性が向上し、ダクト本体40が電線固定部材25の中央部28に強固に取り付けられる。
したがって、ダクト本体40は、従来のL字金具4やねじ13.14を用いることなく、電線固定部材25に直接取り付けられ、この結果、部品点数が減少するとともに、ねじ止めの作業が省略され、これにより作業工数が大幅に減少し、配線ダクトの取付作業が簡素化され、作業効率が格段に向上する。
また、ダクト本体40は、従来のねじ13を用いることなく、電線固定部材25に取り付けられることから、ねじ13の頭部15をビニールテープにより保護する必要がなく、この点でも作業工数が減少する。
さらに、L字金具4が不要になるため、部品管理が容易になるとともに、大型の配線ダクト20に交換するときにL字金具4を交換する必要がなく、交換作業の効率が向上し、これにより配線ダクト20内の制御線5が増加した場合に、大型の配線ダクト20に迅速に交換することができる。
このように電線固定部材25にダクト本体40を取付けた後に、制御線5とパワー電線7とが分岐配線される。すなわち、制御線5をダクト本体40内に集中配線して、ダクト本体40の開口部をダクトカバー41で閉塞する一方、ラッチバンド10を係止溝39に係止した状態で巻回して、パワー電線7を電線固定部材25の先端部29に直接に結束固定する。
この場合に、電線固定部材25は、プラスチック製なため、パワー電線を損傷させることがなく、この結果、従来の電線保持具8が不要になり、この点でも部品点数が減少し、かつ取付作業が簡素化される。また、ラッチバンド10は、係止溝39に係止しているため、横滑りに起因する抜けが防止され、これによりパワー電線7の脱落が防止される。
(2)第2実施形態
図4は、本発明の第2実施形態に係る配線ダクトの取付構造を示し、前記係止片35の内周部36が省略されている一方、前記ダクト固定具43が、横断面キャップ状に形成されている。
前記ダクト固定具43は、図4に示すように、前記係止片35の開口部を閉塞する円形の固定具本体45と、この固定具本体45の外周縁に内側に向かって折曲形成された係合部46とを有し、この係合部46は、前記係止片35の外周部37に外側から重なり合って、前記ダクト穴の内周縁に係止している。
したがって、本実施形態においても、ダクト穴32の内周縁44に対する組付強度が向上し、これにより第1実施形態と同様に、ダクト本体40が電線固定部材25の中央部28に強固に取り付けることができる。
(3)その他
なお、本発明は、上記各実施形態に限定されるものではなく、例えば前記ダクト固定具43を用いることなく、前記ダクト穴32の内周縁44に対する前記係止片35の外周部37の係止のみによっても、ダクト本体40を電線固定部材25の中央部28に取り付けることができる。
また、第1実施形態において、前記嵌入突部33の脚部34の内周面に凹溝を周設し、前記ダクト固定具43を前記嵌入突部33の脚部34内に嵌め込むと同時に前記凹溝に前記ダクト固定具43の外周縁43aを取付けることもできる。この場合には、前記ダクト固定具43の脚部34に対する組付強度が向上し、前記ダクト固定部43の抜けが防止される。
さらに、前記係止溝39を廃止して、前記電線固定部材25の先端部29における前記ラッチバンド10の巻回位置に、図5に示すように、前記ラッチバンド10を挿通係止する挿通穴47を形成することもできる。
この場合には、前記ラッチバンド10を前記挿通穴47内に挿通係止した状態のまま、前記電線固定部材25の先端部29にラッチバンド10を巻回して、パワー電線7が結束固定される。したがって、前記ラッチバンド10の横滑りや脱落が防止され、これにより前記パワー電線7の脱落が防止される。
本発明の第1実施形態に係る配線ダクトの取付構造を示す横断面図。 同 ダクト固定具の取り付けを示す横断面図。 同 電線固定部材の先端部の斜視図。 本発明の第2実施形態に係る配線ダクトの取付構造を示す横断面図。 本発明に係る電線固定部材の先端部の他例を示す斜視図。 本発明の一実施形態に係る配電盤の斜視図。 図6のA−A線断面図。 従来例の横断面図。 電線保持具の斜視図。 ラッチバンドの斜視図。 従来例のパワー電線の固定状態図。
符号の説明
5…制御線(電気設備の制御用の配線)
7…パワー電線(電気設備の電源供給用の配線)
10…ラッチバンド(固定バンド)
15…配電盤
16…電気設備
17…筐体
20…配線ダクト
25…電線固定部材
30…コーナー部
31…ガイド部
32…ダクト穴
33…嵌入突部
35…係止片
39…係止溝
43…ダクト固定具
46…係合部
47…挿通穴

Claims (7)

  1. 電気設備を収納する配電盤の筐体内に、電気設備の制御用の配線を収納する配線ダクトを取り付ける配ダクトの取付構造であって、
    前記筐体の内面には、前記配線ダクトを支持する電線固定部材が固定されている一方、前記配線ダクトの外面には配線用のダクト穴が形成され、
    前記電線固定部材は、前記ダクト穴内に嵌入する嵌入突部と、この嵌入突部の先端に形成されて前記ダクト穴の内縁に係止する係止片とを備え、
    前記嵌入突部を前記ダクト穴内に嵌入させるとともに、前記嵌入突部に嵌合されるダクト固定具を設けて、前記係止片を前記ダクト穴の内縁に係止して、
    前記電線固定部材に前記配線ダクトを固定することを特徴とする配線ダクトの取付構造。
  2. 前記ダクト固定具は、前記嵌入突部内に嵌めこまれるものであって、
    前記嵌入突部を、前記電線固定部材の外面に環状に立設するとともに、
    前記嵌入突部内に前記ダクト固定具を嵌めこんで設けたことを特徴とする請求項1記載の配線ダクトの取付構造。
  3. 前記ダクト固定具は、その外縁に前記係止片に係合する係合部を有するものであって、
    前記嵌入突部を、前記電線固定部材の外面に環状に立設するとともに、
    前記ダクト固定具を、前記嵌入突部の先端開口部を閉塞して設けたことを特徴とする請求項1記載の配線ダクトの取付構造。
  4. 前記電線固定部材に前記配線ダクトの外面に当接するガイド部を設けたことを特徴とする請求項1〜3記載の配線ダクトの取付構造。
  5. 前記電線固定部材を合成樹脂材により構成するとともに、
    前記電線固定部材の前記嵌入突部と所定間隔をおいた位置に、固定バンドを巻回して電気設備の電源供給用の配線を結束したことを特徴とする請求項1〜4記載の配線ダクトの取付構造。
  6. 前記電線固定部材は、前記固定バンドの巻回位置に前記固定バンドに係止する係止溝を有することを特徴とする請求項5記載の配線ダクトの取付構造。
  7. 前記電線固定部材は、前記固定バンドの巻回位置に前記固定バンドを挿通する一対の挿通穴を有することを特徴とする請求項5記載の配線ダクトの取付構造。
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