JP3000115U - ジョイントボックス - Google Patents

ジョイントボックス

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JP3000115U
JP3000115U JP40394U JP40394U JP3000115U JP 3000115 U JP3000115 U JP 3000115U JP 40394 U JP40394 U JP 40394U JP 40394 U JP40394 U JP 40394U JP 3000115 U JP3000115 U JP 3000115U
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忠男 戸塚
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ケーブル結線接続部保護用のジョイントボッ
クスを、ケーブルへの結線接続時等での引張り強度をも
ち、取り扱い容易でかつ簡易型構造によって体裁よく構
成する。 【構成】 ケーブル結線接続部保護用のジョイントボッ
クス10を、被取付部側にねじ止め可能な箱体形状のボ
ックス本体11と、その収容凹部開口端を閉塞するボッ
クスカバー12とで構成する。ボックス本体は、側壁部
での相対向する位置に結線接続されるケーブル1がそれ
ぞれ挿通される少なくとも一対の挿通溝14を有する。
これら挿通溝の壁部には、溝内に臨んで樹脂製外皮付き
のケーブルを挾み込んで係止保持する弾性係止爪15が
合成樹脂材で一体に形成されている。この弾性係止爪
は、ボックス本体側壁部内側で挿通溝の側縁部から張り
出し形成される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、たとえば電力線等を始めとする種々の樹脂製外皮付きのコード、ケ ーブル等(以下ケーブルという)を天井裏等の屋内で布設する際に用いて好適な ジョイントボックスに関する。
【0002】
【従来の技術】
たとえば電力線等のケーブルを天井裏等に布設するに際して、適宜の位置にジ ョイントボックスを設け、ケーブルの結線接続部を、各ジョイントボックス内に 収容して保護するような構造が一般に採用されている。 このようなジョイントボックスによれば、複数対のケーブルでの結線接続部を 集中させた状態で覆うことにより外部から保護し、このようなケーブル結線接続 部を簡単にしかも体裁よく保護した状態で布設し得るものである。
【0003】 このようなジョイントボックスとして従来一般には、ケーブルが布設される適 宜の位置に取付け固定されるベースと、このベース上に着脱自在に組み付けられ る透明なカップ状カバーとからなるものが用いられている。
【0004】 このような従来のジョイントボックスは、ベースを、天井裏での梁やL形鋼等 にねじ止め固定したり、あるいは二重天井内等での吊りボルトの一部に組付けし 、このベース上に、複数対のケーブル結線接続部を位置合わせして引っ掛け保持 させ、この状態でカップ状カバーをベースに組み付けることによって、ケーブル 結線接続部を、外部から視認可能な状態で保護するものであった。
【0005】 さらに、上述したベースとしては、予め吊りボルトに対し組み付け可能な形状 で形成されているものも知られている。
【0006】 上述したようなジョイントボックスを用いたケーブルの布設作業にあたっては 、たとえば天井裏等において梁等にケーブルをステップル等の門型形状の固定金 具で固定しながら順次布設し、その結線接続部の該当部分に、たとえばリング状 ベース等を上方から被せてねじ止め固定し、このベースの内孔部分から突出する ケーブルの結線接続部を整えた後、このベースに対しカップ状カバーを被せて組 付け固定することによって、この部分を保護するようになっている。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したような従来のジョイントボックスでは、ケーブルの結 線接続部が、ベースに対し単に掛け止めされているだけであり、実際の固定は、 ケーブル布設にあたってのステップル等の固定金具で行っているだけのものであ った。
【0008】 したがって、従来のジョイントボックスでは、ケーブルに対し外部から引張り 力が作用したりすると、ケーブルにずれが生じることを避けられないものであり 、ケーブルの結線接続部を適切かつ確実に保護するうえで問題を持っていた。
【0009】 特に、このような問題は、ケーブル布設時においてケーブル結線接続部をジョ イントボックスにより保護する際にも、また保護した後においても同様に生じる 虞れを避けられないものであった。 そして、このような問題がケーブル布設時に生じると、布設作業が面倒かつ煩 雑となる等の不具合もあった。
【0010】 本考案はこのような事情に鑑みてなされたものであり、ケーブルの仮固定手段 を設けることにより、ケーブル布設作業時等において、ケーブルに対し外部から 引張り力等が作用しても、ケーブルがずれたりすることを防止することができ、 しかも構造が簡単で、コスト的にも安価なジョイントボックスを得ることを目的 としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】 このような要請に応えるために本考案に係るジョイントボックスは、布設ケー ブルの結線接続部を被覆保護するために用いられるものであって、ケーブルの結 線接続部が収容される収容凹部を有する、たとえば略箱形形状等による樹脂製の ボックス本体と、その収容凹部開口端を閉塞するように組付け固定されるボック スカバーとから構成され、ボックス本体の側壁部における相対向する位置に、互 いに結線接続されるケーブルが挿通される少なくとも一対の挿通溝を、たとえば 収容凹部開口端側に向って開口させたり、長手方向に沿って少なくとも二本のケ ーブルが並列して挿通可能な状態で形成し、かつこれら各挿通溝内に臨む弾性係 止爪を、挿通溝の溝壁部において、たとえばボックス本体の側壁部内側で挿通溝 の側縁部からボックス本体内に張り出すように合成樹脂材により一体に形成した り、挿通溝の溝壁部から溝内に向って合成樹脂材により一体に張り出し形成した り、あるいは弾性材料で別部材として形成したものを付設したりすることによっ て設けたものである。
【0012】
【作用】
本考案によれば、ケーブル布設用壁面等の被取付部に、ボックス本体をねじ止 めなどで取付け固定し、このボックス本体の側壁部に設けた挿通溝内にケーブル を適宜挿通させ、ボックス本体内にケーブル結線接続部を収容することにより、 弾性係止爪がケーブルの樹脂製外皮等に喰い込んでこれを係止保持し、抜け止め を図ることができる。 そして、このようなボックス本体に対しボックスカバーを被せて一体的に組み 付けることにより、ジョイントボックスとしての機能を得ることができる。
【0013】
【実施例】
図1ないし図7は本考案に係るジョイントボックスの一実施例を示すものであ り、これらの図において、符号1で示すものは、たとえば図4の(a),(b) に示したように、絶縁性をもつ樹脂製外皮2内に複数本(二本、三本)の電線3 を埋設してなるケーブルで、このケーブル1は、断面形状が略偏平な楕円形状を 呈するようになっている。
【0014】 また、図1中4は一対のケーブル1,1の接続端を結線接続してなる結線接続 部で、たとえば絶縁テープ等で絶縁被覆したり、圧着端子等の接続手段を用いる ことにより結線接続されている部分を示し、その詳細な図示は省略する。
【0015】 さて、本考案によれば、ケーブル結線接続部4を保護するためのジョイントボ ックス10を、ケーブル結線接続部4が収容される収容凹部11aを有するボッ クス本体11と、このボックス本体11の収容凹部11a開口端を閉塞するよう に組付け固定されるボックスカバー12とから構成している。
【0016】 ここで、本実施例では、ボックス本体11は、上方が開口された略箱体形状を 呈し、かつその底部には、このジョイントボックス10の被取付部(たとえば天 井裏の梁等といったケーブル布設個所の一部)にねじ止め固定するためのねじ孔 13が形成されている。 また、これらのボックス本体11とボックスカバー12は、それぞれ所要の形 状を有するようにして合成樹脂材等により一体に形成されている。なお、ボック スカバー12等は透明な合成樹脂材等で形成するとよい。
【0017】 特に、本考案によれば、このようなボックス本体11において、側壁部におけ る相対向する位置に、互いに結線接続されるケーブル1,1が挿通される少なく とも一対の挿通溝14,14を設け、かつこれら挿通溝14,14の溝壁部に、 この挿通溝14,14内に臨む弾性係止爪15,15;15,15を形成したと ころに特徴を有している。
【0018】 ここで、本実施例では、上述した挿通溝14,14の溝壁部で樹脂製のボック ス本体11内側の側縁部に、挿通溝内に臨む弾性係止爪15,15;15,15 を、ボックス本体11内に張り出すように合成樹脂材により一体に形成した場合 を示している。すなわち、このような弾性係止爪15を一体成形し得るように、 ボックス本体11の成型用金型が形成されることは言うまでもない。
【0019】 そして、このような構成では、天井裏の梁等のようなケーブル1の布設用壁面 等の被取付部(図示せず)に、ボックス本体11をねじ止め等で取付け固定し、 このボックス本体11の対向する側壁部に設けた挿通溝14,14内にケーブル 1を順次挿通させ、ボックス本体11内にケーブル結線接続部4を収容させるこ とにより、弾性係止爪15,15;15,15がケーブル1の樹脂製外皮2等に 喰い込んで挿通溝14,14からの抜け出しを防ぐという係止保持状態を得るこ とが可能となる。
【0020】 そして、このようなボックス本体11に対しボックスカバー12を被せて一体 的に組み付けることにより、ジョイントボックス10としての機能を発揮し得る ものである。 ここで、図2等において符号16はボックス本体11の側壁部外側で開口側の 上端縁部分にわずかに突設された係合突部、17はこの係合突部16と係合する ようにボックスカバー12の側縁部分に形成された係合孔で、これらの係合によ ってボックスカバー12を、ボックス本体11に着脱可能な状態でワンタッチで 組付け固定できるようになっている。
【0021】 このような構成では、角箱形形状を呈するジョイントボックス10を、簡易型 構造によって構成でき、しかもケーブル布設時においてケーブル1を挿通溝14 ,14に挿通させることで、その仮固定を行なえ、外部から引張り力が作用して も抜け出したり、ずれたりすることがなくなり、ケーブル結線接続部4の所要の 状態での保護と、ケーブル布設時におけるずれ等を防ぎ、作業性を向上させ得る 等の利点を奏するものである。
【0022】 換言すれば、このジョイントボックス10のボックス本体11を、ケーブル布 設経路の所定個所に予め設け、ケーブル1を順次布設してステップル等で固定し ながら、ケーブル1を挿通溝14,14に挿通させることで、その仮固定を行な えることから、従来のようにずれ等に注意を要することなく、布設作業の作業性 を向上させることが可能となる。
【0023】 また、このような角箱形形状を呈するジョイントボックス10において、ボッ クス本体11の相対向する側壁部に、挿通溝14,14を設け、これに互いに結 線接続されるケーブル1,1を挿通させることにより、接続すべきケーブル1, 1同士の判別等を簡単に行なえる。
【0024】 さらに、図2中符号18,19で示す部分(カバー12の表面や本体11の上 端面部分)を書き込み可能なラベル部とし、布設される配線の系統名称等を記入 したり、ケーブル1の種別、配線ナンバー等を記入したりすると、実用面で有利 である。
【0025】 また、本実施例では、ケーブル1が挿通される挿通溝14を、ボックス本体1 1上部の開口端に開口して形成しており、ケーブル1の挿通を簡単に行なえるよ うにしている。
【0026】 さらに、このような挿通孔14の開口端部分は、ボックスカバー12によって 閉塞されるように構成され、これにより図3の(b)に示したように、挿通した ケーブル1,1を挿通溝14内でカバー12によって挾持し得るように構成して いる。 このような構成では、ケーブル1,1を、上述した弾性係止爪15,15;1 5,15と協働して確実に抜け止めを図って保持し得るものである。
【0027】 また、この実施例において、挿通溝14,14を、少なくとも二本のケーブル 1,1が長手方向に並列して挿通されるように形成している。 このようにすれば、図3の(b)から明らかなように、挿通溝数の最大で倍の 数のケーブル1,1を仮止めし、それぞれを任意の状態で結線接続して保護する ことが可能である。
【0028】 さらに、本実施例では、ボックス本体11の底部に、ジョイントボックス10 の被取付部にねじ止め固定するためのねじ孔13を形成した場合を示したが、図 2等から明らかなように、ボックス本体11の挿通溝14を設けていない側壁部 に横溝20を設け、これによりこのボックス本体11を被取付部に対し横付け状 態で取付け固定するようにしてもよい。 このようにすれば、ジョイントボックス10の取付姿勢状態での制限が少なく なり、取付けできる個所が多くなるという利点がある。
【0029】 図8ないし図11は本考案に係るジョイントボックスの別の実施例を示すもの であり、これらの図において、上述した図1ないし図7と同一または相当する部 分には同一番号を付して詳細な説明は省略する。
【0030】 さて、この実施例では、図8ないし図10から明らかなように、ケーブル1を 仮固定するための弾性係止爪30を、ボックス本体11の側壁部における相対向 する位置に形成され互いに結線接続されるケーブル1,1が挿通される複数対の 挿通溝14,14において、その両側の溝壁部に、溝内に向って張り出し形成し た場合を示している。
【0031】 ここで、これらの弾性係止爪30は、挿通溝14が上方に開口されてケーブル 1が嵌め込まれる場合に、簡単に嵌め込んで挿通状態とし得るとともに、ケーブ ル1を確実に挾持し、係止保持し得るような形状で形成するとよい。 そして、このような構成によっても、上述した実施例と同様の作用効果を得ら れることは言うまでもない。
【0032】 なお、上述した図8〜図11に示した実施例の変形例として、たとえば弾性係 止爪30を形成する部分を、板ばね材等のような弾性材料からなる別部材である 爪形成部材として形成し、かつこれをボックス本体11の所望の個所に付設でき るように構成することが考えられる。 このようにすれば、弾性係止爪の形状等を自由に選択でき、ケーブル1の係止 保持状態を、より一層確実に得られるとともに、ボックス本体11の成形性も向 上するという利点を奏する。
【0033】 なお、本考案は上述した実施例構造には限定されず、各部の形状、構造等を適 宜変形、変更し得ることは勿論であり、種々の変形例が考えられる。
【0034】 たとえば上述した実施例では、ジョイントボックス10を構成するボックス本 体11を箱形形状で形成し、かつカバー12をこれに合わせて形成しているが、 本考案はこれに限定されず、箱形に限らず、内部に収容凹部を有するようなカッ プ状を呈するボックス本体およびこれに応じて開口端を閉塞し得るカバーであれ ばよいもので、種々の変形例を取ることは自由である。
【0035】 また、挿通溝14,14を、ボックス本体11の相対向する側壁部に設けた場 合を例示したが、このような対応する挿通溝の形成方向としても、自由に選択で きるものである。さらに、上述したようなカップ状のボックス本体である場合に は、円弧状の側壁部に適宜の方向を向いて挿通溝を形成し得ることから、布設方 向によっては、利用して効果を発揮し得るものである。
【0036】 また、上述したケーブル1側の外皮2、ボックス本体11、ボックスカバー1 2等の材質としても、合成樹脂材等に限らず、適宜の材料を用いることは自由で ある。
【0037】
【考案の効果】
以上説明したように本考案に係るジョイントボックスによれば、ケーブルの結 線接続部が収容される収容凹部を有するボックス本体と、このボックス本体の収 容凹部開口端を閉塞するように組付け固定されケーブル結線接続部を被覆保護す るためのボックスカバーとから構成され、ボックス本体の側壁部における相対向 する位置に、互いに結線接続されるケーブルが挿通される少なくとも一対の挿通 溝を有し、かつこれら挿通溝の溝壁部に、挿通溝内に臨む弾性係止爪を形成する ようにしたので、簡単な構造であるにもかかわらず、ケーブル布設作業時におい てケーブルを挿通溝に挿通させるだけで、その仮固定を行なえ、たとえケーブル に引張り力が作用しても抜け出し等を防止でき、布設時の作業性を向上させ得る という利点を奏する。
【0038】 また、本考案によれば、弾性係止爪を、挿通溝の溝壁部でボックス本体内側の 側縁部に、樹脂製のボックス本体内に向って張り出すように一体に形成したり、 挿通溝の溝壁部に溝内に向って張り出すように一体に形成したり、あるいは弾性 材料からなる爪形成部材として別部材にて形成し、これをボックス本体に付設し たりすることにより、ケーブルを、必要に応じて、簡単かつ適切に係止保持し、 外力による抜け出しを適切に防止し得るという利点を奏する。
【0039】 さらに、本考案によれば、挿通溝を、ボックス本体の開口端に開口させ、この 開口端部分がボックスカバーによって閉塞されることにより、挿通溝内に挿通し たケーブルを挾持し得るように構成することにより、ケーブルを係止保持し得る 効果をより一層効果的に発揮させ得るものである。
【0040】 また、本考案によれば、挿通溝を、少なくとも二本のケーブルが長手方向に並 列して挿通されるように構成することにより、複数対のケーブルを適宜挿通保持 させ、効率のよく、しかも体裁のよい結線接続部の保護部を構成できる。
【0041】 さらに、本考案によれば、ボックス本体を、上方に開口された箱体形状を呈す るように形成し、かつその相対向する側壁部にケーブル挿通用の挿通溝を形成す ることにより、ケーブルを、整然として配列しながら、所要の状態で結線接続し 、これらを適切に保護し得るという利点もある。
【0042】 また、本考案によれば、ボックス本体の底部に、ジョイントボックスの被取付 部にねじ止め固定するためのねじ孔を形成しているので、このジョイントボック スの適切かつ確実な被取付部への固定状態を得られ、しかもケーブルの布設作業 も簡単に行なえるという利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るジョイントボックスの一実施例を
示し、ボックス本体を平面方向から見た概略断面図であ
る。
【図2】本考案に係るジョイントボックスの概略分解斜
視図である。
【図3】本考案によるジョイントボックスの挿通溝への
ケーブル挿通状態を、(a),(b)に示す概略側面図
である。
【図4】ケーブルの種類を(a),(b)に例示する概
略断面図である。
【図5】本考案に係るジョイントボックスを示し、
(a)は概略正面図、(b)はその要部断面図である。
【図6】ジョイントボックスのボックス本体を示し、
(a)は概略正面図、(b)はその側面図である。
【図7】ジョイントボックスのボックスカバーを示し、
(a)は概略平面図、(b)はその側断面図である。
【図8】本考案によるジョイントボックスの別の実施例
を示すボックス本体の概略平面図である。
【図9】図8で示したボックス本体を示し、(a)は要
部断面図、(b)はその側断面図、(c)は側面図であ
る。
【図10】図8で示したジョイントボックスの概略構成
を示す分解斜視図である。
【図11】図8でのジョイントボックスへのケーブル挿
通状態を、(a),(b)に示す概略側面図である。
【符号の説明】 1 ケーブル 2 樹脂製外皮 3 電線 4 ケーブル結線接続部 10 ジョイントボックス 11 ジョイント本体 11a 収容凹部 12 ボックスカバー 13 ねじ孔 14 挿通溝 15 弾性係止爪 16 係合突部 17 係合孔 30 弾性係止爪

Claims (8)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーブルの結線接続部を保護するために
    用いられるジョイントボックスであって、 このジョイントボックスは、前記ケーブルの結線接続部
    が収容される収容凹部を有するボックス本体と、このボ
    ックス本体の収容凹部開口端を閉塞するように組付け固
    定されるボックスカバーとから構成され、前記ボックス
    本体は、側壁部における相対向する位置に互いに結線接
    続されるケーブルが挿通される少なくとも一対の挿通溝
    を有し、かつこれら挿通溝の溝壁部には、その挿通溝内
    に臨む弾性係止爪が形成されていることを特徴とするジ
    ョイントボックス。
  2. 【請求項2】 ケーブルの結線接続部を保護するために
    用いられるジョイントボックスであって、 このジョイントボックスは、前記ケーブルの結線接続部
    が収容される収容凹部を有する樹脂製のボックス本体
    と、このボックス本体の収容凹部開口端を閉塞するよう
    に組付け固定されるボックスカバーとから構成され、前
    記ボックス本体は、側壁部における相対向する位置に互
    いに結線接続されるケーブルが挿通される少なくとも一
    対の挿通溝を有し、かつこれら挿通溝の溝壁部で前記ボ
    ックス本体内側の側縁部には、挿通溝内に臨む弾性係止
    爪が、ボックス本体内に張り出すようにしてこのボック
    ス本体と合成樹脂材により一体に形成されていることを
    特徴とするジョイントボックス。
  3. 【請求項3】 ケーブルの結線接続部を保護するために
    用いられるジョイントボックスであって、 このジョイントボックスは、前記ケーブルの結線接続部
    が収容される収容凹部を有する樹脂製のボックス本体
    と、このボックス本体の収容凹部開口端を閉塞するよう
    に組付け固定されるボックスカバーとから構成され、前
    記ボックス本体は、側壁部における相対向する位置に互
    いに結線接続されるケーブルが挿通される少なくとも一
    対の挿通溝を有し、かつこれら挿通溝の溝壁部には、こ
    の挿通溝内に臨む弾性係止爪が溝内側に向って張り出し
    形成されていることを特徴とするジョイントボックス。
  4. 【請求項4】 ケーブルの結線接続部を保護するために
    用いられるジョイントボックスであって、 このジョイントボックスは、前記ケーブルの結線接続部
    が収容される収容凹部を有するボックス本体と、このボ
    ックス本体の収容凹部開口端を閉塞するように組付け固
    定されるボックスカバーとから構成され、前記ボックス
    本体は、側壁部における相対向する位置に互いに結線接
    続されるケーブルが挿通される少なくとも一対の挿通溝
    を有し、かつこのボックス本体には、これら各挿通溝内
    に張り出して臨ませられる弾性係止爪を有する弾性材料
    からなる爪形成部材が付設されていることを特徴とする
    ジョイントボックス。
  5. 【請求項5】 ケーブルの結線接続部を保護するために
    用いられるジョイントボックスであって、 このジョイントボックスは、前記ケーブルの結線接続部
    が収容される収容凹部を有するボックス本体と、このボ
    ックス本体の収容凹部開口端を閉塞するように組付け固
    定されるボックスカバーとから構成され、前記ボックス
    本体は、側壁部における相対向する位置に互いに結線接
    続されるケーブルが挿通される少なくとも一対の挿通溝
    を有し、これら挿通溝の溝壁部には、その挿通溝内に臨
    む弾性係止爪が形成されるとともに、これら各挿通溝
    は、ボックス本体の開口端に開口され、この開口端部分
    が前記ボックスカバーによって閉塞されることにより、
    挿通溝内に挿通したケーブルを挾持可能に構成されてい
    ることを特徴とするジョイントボックス。
  6. 【請求項6】 ケーブルの結線接続部を保護するために
    用いられるジョイントボックスであって、 このジョイントボックスは、前記ケーブルの結線接続部
    が収容される収容凹部を有するボックス本体と、このボ
    ックス本体の収容凹部開口端を閉塞するように組付け固
    定されるボックスカバーとから構成され、前記ボックス
    本体は、側壁部における相対向する位置に互いに結線接
    続されるケーブルが挿通される少なくとも一対の挿通溝
    を有し、これら挿通溝の溝壁部には、その挿通溝内に臨
    む弾性係止爪が形成されるとともに、これら各挿通溝
    は、少なくとも二本のケーブルが長手方向に並列して挿
    通されるように構成されていることを特徴とするジョイ
    ントボックス。
  7. 【請求項7】 請求項1、請求項2、請求項3、請求項
    4、請求項5または請求項6記載のジョイントボックス
    において、 ボックス本体は、上方に開口された箱体形状を呈し、か
    つその相対向する側壁部にケーブル挿通用の挿通溝が形
    成されていることを特徴とするジョイントボックス。
  8. 【請求項8】 請求項1、請求項2、請求項3、請求項
    4、請求項5、請求項6または請求項7記載のジョイン
    トボックスにおいて、 ボックス本体の底部には、ジョイントボックスの被取付
    部にねじ止め固定するためのねじ孔が形成されているこ
    とを特徴とするジョイントボックス。
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