JP2010091901A - コネクタ収納ケース - Google Patents

コネクタ収納ケース Download PDF

Info

Publication number
JP2010091901A
JP2010091901A JP2008263538A JP2008263538A JP2010091901A JP 2010091901 A JP2010091901 A JP 2010091901A JP 2008263538 A JP2008263538 A JP 2008263538A JP 2008263538 A JP2008263538 A JP 2008263538A JP 2010091901 A JP2010091901 A JP 2010091901A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connector
case
optical cable
storage case
adapter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008263538A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5148446B2 (ja
Inventor
Yasuhiko Shinmachi
安彦 新町
Genichi Sakaguchi
元一 坂口
Tadashi Sasaki
正 佐々木
Hayato Minami
隼人 南
Keno Shiraishi
賢生 白石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Japan Recom Ltd
Shodensha Co Ltd
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Japan Recom Ltd
Shodensha Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp, Japan Recom Ltd, Shodensha Co Ltd filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP2008263538A priority Critical patent/JP5148446B2/ja
Publication of JP2010091901A publication Critical patent/JP2010091901A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5148446B2 publication Critical patent/JP5148446B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)

Abstract

【課題】コネクタを壁面などに直接的据え付けすることができ、光ケーブルの配線接続作業を容易にした信頼性のあるコネクタ収納ケースを低コストで提供する。
【解決手段】壁面固定手段のネジ取付孔11を両側に備えたケース本体1に、他のコネクタ収納ケースのケース本体1を係脱する連接部12を設けたカバー体2を着脱自在に被覆装着したものから構成され、アダプタaを着脱自在に収納するアダプタ収納部2と、該アダプタaに接続されるコネクタbを着脱自在に収納するコネクタ収納部4と、該コネクタbに接続する光ケーブルcを導出入する光ケーブル導出入部5とをケース本体1に配列形成してあり、該ケース本体1の両側に形成した位置決め用の嵌挿用ガイド凹部6にカバー体2を着脱自在に被覆装着してケース本体1内のアダプタaとコネクタbとを前記光ケーブル導出入部5内の光ケーブルcとともに拘持されるようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、事務所、工場、一般住宅の家屋、その他の建物などの屋内に配線される各種高速通信サービスを提供する通信回線用の光ファイバケーブル(以下光ケーブルという)を布設する際に利用される端末引き込み用の接続部であるコネクタを壁面、床面またはその他の家具面などに直接的据え付けるためのコネクタ収納ケースで、光通信用端末機器との接続後の光ケーブル配置処理を安全に行うことができるコネクタ収納ケースに関するものである。
一般に、建物の屋内では屋内配線により壁面に導入された光ケーブルに、その屋内で使用される光通信用端末機器類が接続されてインターネットなどの情報通信、電話回線、ケーブルテレビその他の通信回線を利用することができるが、光通信端末機器の設置に際してコネクタを備えた光ケーブル接続箱を用いて配線接続をすることが多く、狭隘な個所や小さなスペース部分に光ケーブル接続箱を据え付けられない場合には接続部を直接固定せざるを得ない場合、配線ケーブルは光通信の特性、特に光ファイバケーブルの信号伝送特性を十分に満足させることが配慮されなければならない。
ところが、従来でのオフィスや住居などの屋内における光通信端末機器の配置は様々で、作業性の簡便化のためにコネクタを用いて接続されることが多く、サービス提供エリア内での高速通信サービスの加入先に対する光ケーブルの引き込み作業では、ドロップケーブルの一端に予め装着してあるコネクタをアダプタにコネクタ接続し、このアダプタに端末機器類に接続されたコネクタをコネクタ接続する接続作業を行うことが知られている。 この出願の発明に関する先行技術文献情報としては次のものがある。
光ファイバ接続切替え装置1は、図示しない伝送装置と接続された所内光ケーブル2から延び出た複数本の所内光ファイバ心線3と加入者側と接続された所外光ファイバ心線5とを切り替え可能に接続するもので、・・・(中略)・・・所内光ファイバ心線3が接続される光コネクタアダプタ20が設けられ、所外光ファイバ心線5が接続される光コネクタアダプタ21がモジュール17,17A,18に設けられコネクタ接続可能であることが図示例で開示されている。(例えば特許文献1参照)
特開2001−221964号公報(明細書の段落〔0014〕及び〔0019〕〜〔0023〕並びに図面図3〜図5)
しかしながら、従来の配線作業工程での光ファイバ接続切替え装置や光ケーブル接続箱などを用いて配線接続をすることが、狭隘な個所や小さなスペース部分に設置できない場合には、接続部のコネクタを直接固定せざるを得ないために光テープ(両面接着テープ)を用いてコネクタを壁面などに直接的据え付けすることになるが、両面テープは長期使用には劣化によってコネクタの固定維持が難しく光ケーブル配線に不都合が生じ、光通信の特性を満足することができず、光通信損失があって端末処理に適合しないことにもなるし、端末機器の配置転換や保守修理など、また配線都合や移動や増設ごとその都度配線工事をすることが必要となって面倒であるばかりでなく、光信号損失がないように安全に利用することの信頼性がないし、ケーブルの配線上でも体裁も悪いなど問題があった。
本発明では、これら従来の欠点を排除しようとするもので、コネクタを壁面などに直接的据え付けすることができ、コネクタ固定維持の長期使用に信頼性があってコネクタによる接続部の保護を確実にし、安全性をも大幅に高めるほかコネクタ収納ケースの連接固定が可能で光ケーブルの配線接続作業を容易にし、光ケーブルの配置処理をも安全に行うことができ、光通信の特性を十分満足でき、配線工事での工数も少なくコネクタおよび光ケーブルの定着性も強固にできて、光通信端末機器類への接続配線取扱いも著しく簡便化でき、配線工事の適正化にも役立って信頼性のあるコネクタ収納ケースを低コストで提供することを目的としている。
本発明は、上記課題を解決するため、請求項1の発明は、アダプタを着脱自在に収納するアダプタ収納部と、該アダプタに接続されるコネクタを着脱自在に収納するコネクタ収納部と、該コネクタに接続する光ケーブルを導出入する光ケーブル導出入部とをケース本体に形成し、該ケース本体に壁面固定手段を備えると共に、前記ケース本体に形成した嵌挿用ガイド凹部にカバー体を着脱自在に被覆装着してケース本体内のアダプタとコネクタとを前記光ケーブル導出入部とともに拘持し、該カバー体に他のコネクタ収納ケースのケース本体を係脱する連接部を設けたことを特徴とするコネクタ収納ケースである。
請求項2の発明では、請求項1に記載のコネクタ収納ケースにおいて、ケース本体の光ケーブル導出入部が、テーパー状に外側に向かって隙間が漸増する湾曲対向面を有し、該対向面によって光ケーブル導出入部に通過する光ケーブルを把持することを特徴とするコネクタ収納ケースである。
さらに請求項3の発明では、請求項1または請求項2に記載のコネクタ収納ケースにおいて、前記ケース本体が、断面略U字状にプラスチックにより形成され、その底面に弾性的に変曲する舌片状の係止部材を持った連結部を一体成形し、該係止部材を前記カバー体に形成したポケット状の係止受け部に係脱自在に嵌合保持するスライド式着脱構成とし複数のコネクタ収納ケースを連接できることを特徴とするコネクタ収納ケースである。
また、請求項4の発明は、請求項3に記載のコネクタ収納ケースにおいて、前記ケース本体に設けた壁面固定手段が壁面取付用ネジ孔の取付部、或いは鉄材面に吸着する磁石からなることを特徴とするコネクタ収納ケースである。
請求項5の発明は、請求項3または請求項4に記載のコネクタ収納ケースにおいて、前記カバー体が前記ケース本体の表面開口部を被覆するプラスチック材により断面逆U字状に形成した蓋体であって、ケース本体に設けたガイド凹部に嵌挿係脱できケース本体を拘持定着したことを特徴とするコネクタ収納ケースである。
さらにまた、請求項6の発明では、請求項4または請求項5に記載のコネクタ収納ケースにおいて、前記カバー体が前記ケース本体のアダプタ収納部を被覆する凹部を一端に有し、両端に突設した位置決めフランジ片を備え、該位置決めフランジ片を前記ケース本体の両側に設けた係止凹部に係脱自在に係合することを特徴とするコネクタ収納ケースである。
請求項1の発明では、アダプタを着脱自在に収納するアダプタ収納部と、該アダプタに接続されるコネクタを着脱自在に収納するコネクタ収納部と、該コネクタに接続する光ケーブルを導出入する光ケーブル導出入部とをケース本体に形成し、該ケース本体に壁面固定手段を備えると共に、前記ケース本体に形成した嵌挿用ガイド凹部にカバー体を着脱自在に被覆装着してケース本体内のアダプタとコネクタとを前記光ケーブル導出入部とともに拘持し、該カバー体に他のコネクタ収納ケースのケース本体を係脱する連接部を設けたことにより、コネクタ固定維持の長期使用に信頼性があってコネクタによる接続部の保護を確実にし、安全性をも大幅に高めるほかコネクタ収納ケースの連接固定が可能で光ケーブルの配線接続作業を容易にし、コネクタ並びに光ケーブルの配置処理を安全に行うことができ、光通信の特性を十分満足でき、配線工事での工数も少なく光ケーブル定着性も強固にできて、光通信端末機器類への接続配線取扱いも著しく簡便化でき、配線工事の適正化にも寄与できる。
また、請求項2の発明では、ケース本体の光ケーブル導出入部が、テーパー状に外側に向かって隙間が漸増する湾曲対向面を有し、該対向面によって光ケーブル導出入部に通過する光ケーブルを把持することで、光ケーブルがコネクタ収納ケースの光ケーブル導出入部を通るときに心線に対する引張衝撃などをも確実に防止できコネクタから心線が極端に曲がってしまうのを湾曲面でガイドして安全な配線ができ、しかも心線の保持も緩衝的に行われているので、心線に弛みが生じないし、光ケーブルの屋内配線固定が確実にでき光ケーブルに無理な屈曲や小円弧が発生することなく光損失をなくして伝送特性を良好に保つことができる。
さらに請求項3の発明では、前記ケース本体が、断面略U字状にプラスチックにより形成され、その底面に弾性的に変曲する舌片状の係止部材を持った連結部を一体成形し、該係止部材を前記カバー体に形成したポケット状の係止受け部に係脱自在に嵌合保持するスライド式着脱構成としたことにより、複数の光ケーブルを個々のコネクタ収納ケースに収納して段積み使用ができ、その連接作業も簡便で各配線の干渉もなくした安全な配線が可能であり、簡単な操作で光ケーブルの固定ができ信頼性のある配線接続作業が行え、配線工事の適正化と、配線管理の安全性とを図ることができる。
また、請求項4、請求項5および請求項6の発明によれば、光通信端末機器類への接続配線取扱を著しく簡便化でき、しかもコネクタ及びアダプタとからなる接続部のケース本体への収納が収まり良くでき収納取扱いにも余裕があり、配線固定も容易で安定した状態での配置ができ、室内での体裁を良好にすると共に、光通信を利用するときに簡単な操作でその端末を着脱自在に接続することができ、光ケーブル固定も確実にでき、安全性を高め信頼性のある光ケーブル接続が可能となる。
以下、本発明に係るコネクタ収納ケースについて図面を参照して説明する。図1(a)はコネクタ収納ケースの外観斜面図であり、図1(b)〜(d)はそれぞれカバー体を取り除いて内部を示し、コネクタの異なる形態の例を用いた使用状態の平面図である。図2(a)〜(d)はケース本体の平面図、側面図、底面図及びA−A線における断面図であり、図3(a)〜(c)はケース本体の平面図、側面図及び、図2のH−H線の断面図で、図4(a)〜(e)は図2のB−B線、C−C線、D−D線、E−E線、F−F線、G−G線における各断面図であり、図5はカバー体の平面図、側面図、底面図及びA−A線における断面図である。また、図6(a)〜(d)はカバー体の右側面図、左側面図、図5におけるB−B線、C−C線における各断面図であり、図7はコネクタ収納ケースのカバー体とケース本体との連接状態を示す縦断面図、図8はコネクタ収納ケースの段積み使用状態の側面図、図9はコネクタ収納ケースと端末機器に接続される端末引き込み光ケーブルとの接続状態を示す説明図である。
本実施形態は図1に示すように、壁面固定手段のネジ取付孔11を両側に備えたケース本体1に、他のコネクタ収納ケースのケース本体1を係脱する連接部12を設けたカバー体2を着脱自在に被覆装着したものから構成される。このケース本体1は、図1〜図4に示すように、アダプタaを着脱自在に収納するアダプタ収納部2と、該アダプタaに接続されるコネクタbを着脱自在に収納するコネクタ収納部4と、該コネクタbに接続する光ケーブルcまたはインドア光ケーブル、光コードなどを導出入する光ケーブル導出入部5とをケース本体1に配列形成してあり、該ケース本体1の両側に形成した位置決め用の嵌挿用ガイド凹部6にカバー体2を着脱自在に被覆装着してケース本体1内のアダプタaとコネクタbとを前記光ケーブル導出入部5内の光ケーブルcとともに拘持されるようになっている。
前記アダプタ収納部3としては、アダプタaのフランジ部を嵌入する凹部を両側に有してケース本体1の一端に設けてアダプタaの接続端部がケース体内外に突出できるようにしてあり、外側の接続端部は端末機器に接続される端末引き込み光ケーブルのコネクタ接続可能とし、内側の接続端部はドロップ光ケーブルのコネクタbとのコネクタ接続可能とするのがよい。またケース本体1の他端に設けた前記光ケーブル導出入部5としては、テーパー状に外側に向かって隙間dが漸増する湾曲対向面5を有し、該対向面5によって光ケーブル導出入部5に通過する光ケーブルcを把持すると共に、コネクタbから心線が極端に曲がってしまうのを湾曲面でガイドして安全な配線ができるようにしてある。
さらに、前記ケース本体1は図2〜図4に示すように断面略U字状にプラスチックにより形成され、その底面に弾性的に変曲する係止突起7のある係止片7と、前記カバー体2に設けたポケット状の係止受け部からなる連接部12に挿入される舌状の係止部材8とが一体成形され、ケース本体1をカバー体2の上にスライド式に着脱できるように構成して、複数のコネクタ収納ケースを段積み状態に連接できるようにしてある。
また、前記ケース本体1に設けた壁面固定手段としては、壁面取付用のネジ取付孔11によってネジ止めするか或いは鉄材面に吸着する磁石からなる構成とするのがコネクタ収納ケースの取扱作業が簡便でよい。この壁面取付用の固定手段としてスチールデスク、パネルなどの鉄材面に吸着する磁石或いは、屋内壁面またはデスクなどに取付けやすくしてあるが、ネジによりネジ止めできる壁面取付片を付設することもできる。
さらにまた、このコネクタ収納ケースにおいて、図5〜図6に示すように前記カバー体2は、前記ケース本体1の表面開口部を被覆する断面逆U字状に形成したプラスチック材の蓋体であって、ケース本体1に設けたアダプタ収納部3を嵌挿する嵌合部13を一端に備え、ケース本体1の両側に設けた複数のガイド凹部6にそれぞれ嵌挿係脱できる位置決めフランジ片9を両側に一対づつ4個突設してケース本体1に着脱自在に被覆装着して、ケース本体1内のアダプタaとコネクタbとを前記光ケーブル導出入部5内の光ケーブルcとともにを拘持定着できるようにしてあり、カバー体2の上面に設けたロック爪10と、ポケット状の係止受け部からなる連接部12とに、ケース本体1に備えられる係止突起7のある係止片7と、舌状の係止部材8とが係脱できるように構成されている。
この場合、ケース本体1をカバー体2の上にスライド式に着脱できる構成として、図7の如く、ケース本体1とカバー体2とに対応した位置に係脱機構を設けて外れ防止で定着性を確実にし、取り外しも簡便にできる構成を選んで設けることができるし、さらに、必要に応じケース本体1とカバー体2とに対向配備した係止用凹凸の係止部で係脱できるようにして、カバー体2のケース本体1に対する脱着がしやすくするのもよく、いずれにしても複数のコネクタ収納ケースを段積み状態に連接できるようすることができることが配慮される。(図8)
なお、前記カバー体2としては、前記ケース本体1のアダプタ収納部3を被覆する嵌合部13を一端に有し、両端に突設した位置決めフランジ片9によって、前記ケース本体1の両側に設けた係止凹部6に係脱自在に装着することで、カバー体2の内壁に突設した爪片14をケース本体1に備えた係止孔15に挿脱してケース本体の表面開口部を被覆保持したり取り外したりして配線固定が容易で、しかもアダプタa付きコネクタbも安定した状態での保護配置ができ、室内での体裁を良好にすると共に、取付け配線工事も簡単な操作で行えて端末機器類への接続の簡便化が図れる。(図2、図5及び図6)
この例では、前記ケース本体1とカバー体2とからなるコネクタ収納ケースを用いる際に、光ケーブルcまたはドロップ光ケーブル、光コードなどに接続されたコネクタbをアダプタaに接続連結した状態でケース本体1のアダプタ収納部3、コネクタ収納部4及び光ケーブル導出入部5に入れてカバー体2を被覆抱持し、アダプタ収納部3に収納されたアダプタaに接続されるコネクタ17のある光ケーブルがスプリッタ16を介して複数に分岐した光ケーブルにそれぞれ接続されるコネクタ18で端末機器(図示せず)に接続されて用いられる。(図9)
以上の構成からなるコネクタ収納ケースにおいて、ケーブル導出入部5の開口部から入る光ケーブルcは、湾曲対向面5で挟持された状態で光ケーブル導出入部5に嵌挿され、カバー体2を被覆すれば確実に拘持される。
そして、この光ケーブルcを支持したケース本体1を建物室内壁面に固定手段によって据え付ければ簡単な操作で、フロアへの取付配線工事を行うことができるし、ケース本体2にカバー体4を被覆結合して光ケーブルの接続部3が外側に露出しないようにして保護し、体裁上見ばえのよい状態として用いることができるほか、保守或いは光ケーブル分離時に、光ケーブルの脱着が容易に行え配線の便宜を図ることができる。
かくして、実施例のコネクタ収納ケースを用いれば、光ケーブルの配線作業を容易にし、配線工事での工数も少なく光ケーブル固定も迅速にでき、光通信端末機器類への接続配線取扱いも著しく簡便化でき、配線工事の適正化に寄与し、配線の適宜を図ることができ、光ケーブルがケース本体のケーブル導入部を通るときに心線に対する引張衝撃などをも確実に防止でき、各配線の干渉もなくした安全な配線ができるし、配線管理や組立分離作業も容易に行えて、信頼性も高められる。
さらにまた、実施例によれば、光ケーブルのケース本体への収納が収まり良くでき収納取扱いにも余裕があり、しかも心線の保持も緩衝的に行われているので、心線に弛みが生じないし、ケーブルの屋内配線固定が確実にできケーブルに無理な屈曲や小円弧が発生することなく光損失をなくして伝送特性を良好に保つことができるほか、光通信を利用するときに簡単な操作でその端末を着脱自在に接続することができ、取付け配線工事も体裁良好で安全に行うことができる。
本発明の実施例を示すコネクタ収納ケースを示し、(a)はコネクタ収納ケースの外観斜面図(b)〜(d)はそれぞれカバー体を取り除いて内部を示し、異なるコネクタ形態の例を用いた使用状態の正面図である。 図1で用いられるケース本体を示し、(a)はその平面図、(b)はその側面図、(c)はその底面図、(d)はA−A線における断面図である。 図2で用いられるケース本体を示し、(a)はその左側面図、(b)はその右側面図、(c)はH−H線における縦断面図である。 図2で用いられるケース本体の縦断面を示し、(a)はC−C線における断面図、(b)はD−D線における断面図、(c)はE−E線における断面図、(d)はF−F線における断面図、(e)はG−G線における断面図である。 図1で用いられるカバー体を示し、(a)はその正面図、(b)はその側面図、(c)はその底面図、(d)はA−A線における断面図である。 図5で用いられるケース本体を示し、(a)はその左側面図、(b)はその右側面図、(c)はB−B線における断面図、(b)はC−C線における断面図である。 本実施例のコネクタ収納ケースのカバー体とケース本体との連接状態を示す縦断面図である。 本実施例のコネクタ収納ケースの段積み使用状態の側面図で或る。 本実施例のコネクタ収納ケースと端末機器に接続される端末引き込み光ケーブルとの接続状態を示す説明図である。
符号の説明
a アダプタ
b コネクタ
c 光ケーブル
d 間隙
1 ケース本体
2 カバー体
3 アダプタ収納部
4 コネクタ収納部
5 光ケーブル導出入部
湾曲対向面
6 嵌挿用ガイド凹部
7 係止片
係止突起
8 係止部材
9 位置決めフランジ片
10 ロック爪
11 ネジ取付孔
12 連接部
13 嵌合部
14 爪片
15 係止孔
16 スプリッタ
17 コネクタ
18 コネクタ

Claims (6)

  1. アダプタを着脱自在に収納するアダプタ収納部と、該アダプタに接続されるコネクタを着脱自在に収納するコネクタ収納部と、該コネクタに接続する光ケーブルを導出入する光ケーブル導出入部とをケース本体に形成し、該ケース本体に壁面固定手段を備えると共に、前記ケース本体に形成した嵌挿用ガイド凹部にカバー体を着脱自在に被覆装着してケース本体内のアダプタとコネクタとを前記光ケーブル導出入部とともに拘持し、該カバー体に他のコネクタ収納ケースのケース本体を係脱する連接部を設けたことを特徴とするコネクタ収納ケース。
  2. 請求項1に記載のコネクタ収納ケースにおいて、前記ケース本体の光ケーブル導出入部が、テーパー状に外側に向かって隙間が漸増する対向湾曲面を有し、該対向湾曲面によって光ケーブル導出入部に通過する光ケーブルを把持することを特徴とするコネクタ収納ケース。
  3. 請求項1または請求項2に記載のコネクタ収納ケースにおいて、前記ケース本体が、断面略U字状にプラスチックにより形成され、その底面に弾性的に変曲する舌片状の係止部材を持った連結部を一体成形し、該係止部材を前記カバー体に形成したポケット状の係止受け部に係脱自在に嵌合保持するスライド式着脱構成としたことを特徴とするコネクタ収納ケース。
  4. 請求項3に記載のコネクタ収納ケースにおいて、前記ケース本体に設けた壁面固定手段が壁面取付用ネジ孔の取付部、或いは鉄材面に吸着する磁石からなることを特徴とするコネクタ収納ケース。
  5. 請求項3または請求項4に記載のコネクタ収納ケースにおいて、前記カバー体が前記ケース本体の表面開口部を被覆するプラスチック材により断面逆U字状に形成した蓋体であって、ケース本体に設けたガイド凹部に嵌挿係脱できケース本体を拘持定着したことを特徴とするコネクタ収納ケース。
  6. 請求項4または請求項5に記載のコネクタ収納ケースにおいて、前記カバー体が前記ケース本体のアダプタ収納部を被覆する凹部を一端に有し、両端に突設した位置決めフランジ片を備え、該位置決めフランジ片を前記ケース本体の両側に設けた係止凹部に係脱自在に係合することを特徴とするコネクタ収納ケース。
JP2008263538A 2008-10-10 2008-10-10 コネクタ収納ケース Active JP5148446B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008263538A JP5148446B2 (ja) 2008-10-10 2008-10-10 コネクタ収納ケース

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008263538A JP5148446B2 (ja) 2008-10-10 2008-10-10 コネクタ収納ケース

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010091901A true JP2010091901A (ja) 2010-04-22
JP5148446B2 JP5148446B2 (ja) 2013-02-20

Family

ID=42254664

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008263538A Active JP5148446B2 (ja) 2008-10-10 2008-10-10 コネクタ収納ケース

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5148446B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013113985A (ja) * 2011-11-28 2013-06-10 Fujikura Ltd 光ファイバ接続用ユニット
CN103460095A (zh) * 2011-03-04 2013-12-18 康宁光缆系统有限责任公司 光纤适配器底座
US9541706B2 (en) 2011-08-09 2017-01-10 Fujikura Ltd. Mechanical splice unit, mechanical splicing tool, and optical fiber splicing method
EP3234673A4 (en) * 2014-12-19 2018-08-08 Corning Research & Development Corporation Ruggedized optical fiber connection structures and assemblies

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61217007A (ja) * 1985-03-22 1986-09-26 Sumitomo Electric Ind Ltd 光ケ−ブル端末の光コネクタプラグの固定部
JPH11258458A (ja) * 1998-01-05 1999-09-24 Molex Inc 光ファイバコネクタの収容装置
JP2002148480A (ja) * 2000-06-23 2002-05-22 Molex Inc 光ファイバーコネクタ
JP2004151670A (ja) * 2002-09-06 2004-05-27 Seiko Instruments Inc 光コネクタプラグ及び光コネクタアダプタ並びに光コネクタ
JP2005202380A (ja) * 2003-12-15 2005-07-28 Jimbo Electric Co Ltd アダプタと固定部材との取付構造
JP2007140302A (ja) * 2005-11-21 2007-06-07 Fujikura Ltd 光接続箱
JP2007192933A (ja) * 2006-01-17 2007-08-02 Matsushita Electric Works Ltd 光ファイバー用コンセント

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61217007A (ja) * 1985-03-22 1986-09-26 Sumitomo Electric Ind Ltd 光ケ−ブル端末の光コネクタプラグの固定部
JPH11258458A (ja) * 1998-01-05 1999-09-24 Molex Inc 光ファイバコネクタの収容装置
JP2002148480A (ja) * 2000-06-23 2002-05-22 Molex Inc 光ファイバーコネクタ
JP2004151670A (ja) * 2002-09-06 2004-05-27 Seiko Instruments Inc 光コネクタプラグ及び光コネクタアダプタ並びに光コネクタ
JP2005202380A (ja) * 2003-12-15 2005-07-28 Jimbo Electric Co Ltd アダプタと固定部材との取付構造
JP2007140302A (ja) * 2005-11-21 2007-06-07 Fujikura Ltd 光接続箱
JP2007192933A (ja) * 2006-01-17 2007-08-02 Matsushita Electric Works Ltd 光ファイバー用コンセント

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103460095A (zh) * 2011-03-04 2013-12-18 康宁光缆系统有限责任公司 光纤适配器底座
US9541706B2 (en) 2011-08-09 2017-01-10 Fujikura Ltd. Mechanical splice unit, mechanical splicing tool, and optical fiber splicing method
US10025037B2 (en) 2011-08-09 2018-07-17 Fujikura Ltd. Method of splicing optical fiber and optical fiber splicing device
JP2013113985A (ja) * 2011-11-28 2013-06-10 Fujikura Ltd 光ファイバ接続用ユニット
EP3234673A4 (en) * 2014-12-19 2018-08-08 Corning Research & Development Corporation Ruggedized optical fiber connection structures and assemblies
US10241280B2 (en) 2014-12-19 2019-03-26 Corning Research & Development Corporation Ruggedized optical fiber connection structures and assemblies

Also Published As

Publication number Publication date
JP5148446B2 (ja) 2013-02-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5148446B2 (ja) コネクタ収納ケース
US7154052B2 (en) Device plate for mounting a communications device to a raceway
JP4197588B2 (ja) プラスチック光ファイバ用コンセントおよびプラグを含む組立体
KR200409251Y1 (ko) 광케이블 단자함
US10234636B2 (en) Compact adapter module for installation at customer premises
JP4917505B2 (ja) 光ローゼット
JP4381348B2 (ja) 光コンセント
JP4052877B2 (ja) ケーブル固定具
JP4140817B2 (ja) 配線用器具
JP3963776B2 (ja) 光ケーブル接続具
KR101558521B1 (ko) 투명 라벨창이 구비되는 배선 닥트
JP5415905B2 (ja) 二芯光コンセント
JP2008083087A (ja) 光ファイバー用コンセント
JP2007086180A (ja) 成端キャビネット
JP4585934B2 (ja) 光受信機
JP2003348727A (ja) 配線用器具
JP5460724B2 (ja) ファイバターミナルボックス
JP4805045B2 (ja) 光・同軸複合コンセント
JP2009033914A (ja) 分電盤
JP2013024923A (ja) 成端箱
JP5047070B2 (ja) 光中継アダプタの取付構造及びそれを用いた光受信機
JP2010146970A (ja) 情報コンセント
JP2006003835A (ja) 光受信機
JP2007114314A (ja) 光コンセント
JP4121487B2 (ja) 光コンセント

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110817

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120705

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120717

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120914

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121030

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121128

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5148446

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151207

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250