JP6925852B2 - 電気接続箱、及び、ワイヤハーネス - Google Patents

電気接続箱、及び、ワイヤハーネス Download PDF

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Description

本発明は、電気接続箱、及び、ワイヤハーネスに関する。
車両等に搭載されるワイヤハーネスに適用される従来の電気接続箱として、例えば、特許文献1には、容器本体の側壁が外壁と内壁との二重壁により形成されている電気接続箱が開示されている。この電気接続箱は、外壁と内壁との間を仕切る水平リブが設けられ、当該水平リブの上部に、高さ方向に延在する上方リブが所定の間隔を隔てて複数設けられると共に、水平リブの下部に、高さ方向に延在する下方リブが所定の間隔を隔てて複数設けられる。そして、当該電気接続箱は、水平リブの各上方リブ間に、上部空間と下部空間とを連通する連通孔が設けられることで、外壁の変形防止を図ると共に容器本体への水の浸入を抑制している。
特開2002−369335号公報
ところで、上述の特許文献1に記載の電気接続箱は、例えば、二重壁内に浸入した水の処理に関して更なる改善の余地がある。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであって、筐体の内部に浸入した水を適正に処理することができる電気接続箱、及び、ワイヤハーネスを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る電気接続箱は、内部に形成され電子部品を収容する収容空間部、内部において前記収容空間部の水平方向側方に区画壁部を介して区画され内部に浸入した水を鉛直方向下側に誘導する誘導空間部、及び、前記誘導空間部内に鉛直方向と交差する誘導方向に沿って延在して設けられ、当該誘導空間部内を鉛直方向下側に誘導される水を前記誘導方向に沿って前記誘導空間部の排水口側に誘導する排水リブを有する筐体を備え、前記区画壁部は、前記筐体の側壁部と間隔をあけて形成され、当該側壁部と当該区画壁部との間に形成された空間部が前記誘導空間部として形成され、前記排水リブは、前記側壁部と前記区画壁部との間に渡って形成され、さらに、前記区画壁部は、前記鉛直方向下側の端部が前記排水リブに沿って位置し当該排水リブと揃っていることを特徴とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る電気接続箱は内部に形成され電子部品を収容する収容空間部、内部において前記収容空間部の水平方向側方に区画壁部を介して区画され内部に浸入した水を鉛直方向下側に誘導する誘導空間部、及び、前記誘導空間部内に鉛直方向と交差する誘導方向に沿って延在して設けられ、当該誘導空間部内を鉛直方向下側に誘導される水を前記誘導方向に沿って前記誘導空間部の排水口側に誘導する排水リブを有する筐体を備え、前記筐体は、前記誘導空間部内に鉛直方向に沿って延在して設けられ、前記排水リブから前記排水口まで延在する鉛直リブを有し、前記区画壁部は、前記鉛直方向下側の端部が前記排水リブに沿って位置すると共に、前記排水リブの鉛直方向下側でかつ前記鉛直リブの水平方向側方の領域であって当該排水リブと前記鉛直リブとによって囲われた領域が切り欠き部を構成することを特徴とする
また、上記電気接続箱では、前記排水リブは、被水回避部位を迂回して設けられるものとすることができる。
上記目的を達成するために、本発明に係るワイヤハーネスは、導電性の配索材と、前記配索材に電気的に接続される電気接続箱とを備え、前記電気接続箱は、内部に形成され前記配索材が電気的に接続される電子部品を収容する収容空間部、内部において前記収容空間部の水平方向側方に区画壁部を介して区画され内部に浸入した水を鉛直方向下側に誘導する誘導空間部、及び、前記誘導空間部内に鉛直方向と交差する誘導方向に沿って延在して設けられ、当該誘導空間部内を鉛直方向下側に誘導される水を前記誘導方向に沿って前記誘導空間部の排水口側に誘導する排水リブを有する筐体を備え、前記区画壁部は、前記筐体の側壁部と間隔をあけて形成され、当該側壁部と当該区画壁部との間に形成された空間部が前記誘導空間部として形成され、前記排水リブは、前記側壁部と前記区画壁部との間に渡って形成され、さらに、前記区画壁部は、前記鉛直方向下側の端部が前記排水リブに沿って位置し当該排水リブと揃っていることを特徴とする。
上記目的を達成するために、本発明に係るワイヤハーネスは、導電性の配索材と、前記配索材に電気的に接続される電気接続箱とを備え、前記電気接続箱は、内部に形成され前記配索材が電気的に接続される電子部品を収容する収容空間部、内部において前記収容空間部の水平方向側方に区画壁部を介して区画され内部に浸入した水を鉛直方向下側に誘導する誘導空間部、及び、前記誘導空間部内に鉛直方向と交差する誘導方向に沿って延在して設けられ、当該誘導空間部内を鉛直方向下側に誘導される水を前記誘導方向に沿って前記誘導空間部の排水口側に誘導する排水リブを有する筐体を備え、前記筐体は、前記誘導空間部内に鉛直方向に沿って延在して設けられ、前記排水リブから前記排水口まで延在する鉛直リブを有し、前記区画壁部は、前記鉛直方向下側の端部が前記排水リブに沿って位置すると共に、前記排水リブの鉛直方向下側でかつ前記鉛直リブの水平方向側方の領域であって当該排水リブと前記鉛直リブとによって囲われた領域が切り欠き部を構成することを特徴とする。
本発明に係る電気接続箱、及び、ワイヤハーネスは、電子部品を収容する収容空間部の水平方向側方に区画壁部を介して区画される誘導空間部によって、筐体の内部に浸入した水を鉛直方向下側に誘導し処理する。このとき、電気接続箱、ワイヤハーネスは、誘導空間部内に設けられた排水リブによって、誘導空間部内を鉛直方向下側に誘導される水を、鉛直方向と交差する誘導方向に沿って誘導空間部の排水口側に誘導することができる。この構成により、電気接続箱、ワイヤハーネスは、誘導空間部内を誘導される水が収容空間部内の電子部品等に付着し当該電子部品等が被水することを抑制した上で、当該浸入した水を排水口から誘導空間部の外部に排水することができる。その上で、電気接続箱、ワイヤハーネスは、当該誘導空間部を区画する区画壁部の鉛直方向下側の端部が排水リブに沿って位置する。この構成により、電気接続箱、ワイヤハーネスは、誘導空間部の鉛直方向に沿った深さを抑制することができるので、当該誘導空間部を区画する区画壁部を形成し易い構成とすることができる。この結果、電気接続箱、ワイヤハーネスは、筐体の内部に浸入した水を適正に処理することができる、という効果を奏する。
図1は、実施形態に係る電気接続箱の概略構成を表す分解斜視図である。 図2は、実施形態に係る電気接続箱の概略構成を表す断面斜視図である。 図3は、実施形態に係る電気接続箱の概略構成を表す部分断面斜視図である。 図4は、実施形態に係る電気接続箱の概略構成を表す部分断面斜視図である。
以下に、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
なお、図1は、電子部品、配索材の一部を二点鎖線で省略して図示し、他図では電子部品、配索材の図示自体を省略している。また、以下の説明では、互いに交差する第1方向、第2方向、及び、第3方向のうち、第1方向を「高さ方向X」といい、第2方向を「第1幅方向Y」といい、第3方向を「第2幅方向Z」という。ここでは、高さ方向Xと第1幅方向Yと第2幅方向Zとは、相互に直交する。典型的には、電気接続箱が車両に搭載され当該車両が水平面に位置する状態で、高さ方向Xは、鉛直方向に沿い、第1幅方向Y、第2幅方向Zは、水平方向に沿う。以下の説明では、高さ方向Xにおいて後述のアッパカバーが設けられる側を上側、後述のロアカバーが設けられる側を下側という場合がある。以下の説明で用いる各方向は、特に断りのない限り、各部が相互に組み付けられ、電気接続箱が車両に搭載された状態での方向として説明する。
[実施形態]
図1、図2に示す本実施形態に係る電気接続箱1は、自動車等の車両に搭載され、ワイヤハーネスWHに組み込まれるものである。ワイヤハーネスWHは、例えば、車両に搭載される各装置間の接続のために、電源供給や信号通信に用いられる複数の配索材Wを束にして集合部品とし、コネクタ等で複数の配索材Wを各装置に接続するようにしたものである。ワイヤハーネスWHは、導電性の配索材Wと、配索材Wに電気的に接続される電気接続箱1とを備える。配索材Wは、例えば、金属棒、電線、電線束等によって構成される。金属棒は、導電性の棒状部材の外側を絶縁性の被覆部によって覆ったものである。電線は、複数の導電性の金属素線からなる導体部(芯線)の外側を絶縁性の被覆部によって覆ったものである。電線束は、当該電線を束ねたものである。ワイヤハーネスWHは、複数の配索材Wを束ねて集約すると共に、束ねられた配索材Wの端末に設けられた端子やコネクタ等を介して電気接続箱1が電気的に接続される。ワイヤハーネスWHは、この他、さらに、グロメット、プロテクタ、固定具等を含んで構成されてもよい。
電気接続箱1は、コネクタ、ヒューズ、リレー、コンデンサ、分岐部、電子制御ユニット等の電装品を集約して内部に収容するものである。電気接続箱1は、例えば、車両のエンジンルームや車両室内に設置される。電気接続箱1は、配索材W等を介して、バッテリ等の電源と、車両内に搭載される各種電子機器との間に接続されている。電気接続箱1は、電源から供給された電力を車両内の各種電子機器に分配する。電気接続箱1は、ジャンクションボックス、ヒューズボックス、リレーボックスなどとも呼ばれる場合があるが、本実施形態ではこれらを総称して電気接続箱と呼ぶ。
本実施形態の電気接続箱1は、電子部品2と、電子部品2を収容する筐体3とを備える。
電子部品2は、筐体3の内部に収容され、配索材Wが電気的に接続されるものである。電子部品2は、複数設けられる。電子部品2は、例えば、コネクタ、ヒューズ、リレー、コンデンサ、分岐部、電子制御ユニット、これらをユニット化した電子部品ユニット等である。
筐体3は、内部に形成される収容空間部35に電子部品2を収容するものである。筐体3は、筐体本体としてのフレーム31、底部材としてのロアカバー32、及び、蓋部材としてのアッパカバー33を含んで構成される。筐体3は、フレーム31、ロアカバー32、及び、アッパカバー33が組み合わさって全体として中空箱状に形成される。筐体3は、フレーム31、ロアカバー32、及び、アッパカバー33が分割された3層分割構造となっている。フレーム31、ロアカバー32、及び、アッパカバー33は、絶縁性の合成樹脂によって形成される。
フレーム31は、収容空間部35を形成する主たる部材である。フレーム31は、高さ方向Xに対向する2面に開口を有する筒枠状に形成される。フレーム31は、本体側壁面としての側壁部31aによって中空状に形成される。側壁部31aは、収容空間部35を形成する壁体である。側壁部31aは、略多角形筒状(略矩形筒状)に形成され、高さ方向Xの両側に開口している。ロアカバー32は、フレーム31の高さ方向Xの下側の開口を塞ぐ皿状(トレイ状)の部材である。ロアカバー32は、底部材側壁面としての側壁部32aと、底部32bとによって中空状に形成される。側壁部32aは、多角形筒状(略矩形筒状)に形成された壁体である。底部32bは、側壁部32aの一方の開口(高さ方向Xの下側の開口)を塞ぐ底体である。アッパカバー33は、フレーム31の高さ方向Xの上側の開口を塞ぐ蓋状の部材である。アッパカバー33は、蓋部材側壁面としての側壁部33aと、天井部33bとによって中空状に形成される。側壁部33aは、多角形筒状(略矩形筒状)に形成された壁体である。天井部33bは、側壁部33aの一方の開口(高さ方向Xの上側の開口)を塞ぐ天井体である。
筐体3は、フレーム31の高さ方向Xの下側の開口とロアカバー32の開口とが対向し、フレーム31の高さ方向Xの上側の開口とアッパカバー33の開口とが対向するように位置する。そして、筐体3は、ロアカバー32がフレーム31の高さ方向Xの下側に組み付けられアッパカバー33がフレーム31の高さ方向Xの上側に組み付けられる。筐体3は、種々の形式の係止機構34を備え、フレーム31に対して、当該係止機構34を介して、アッパカバー33、ロアカバー32が係止される。筐体3は、全体として、第1幅方向Yに沿った方向が長辺、第2幅方向Zに沿った方向が短辺となる略直方体状に形成される。
そして、フレーム31、ロアカバー32、及び、アッパカバー33によって構成される筐体3は、収容空間部35と、挿通口36とを有する。
収容空間部35は、フレーム31、ロアカバー32、及び、アッパカバー33によって区画され、当該フレーム31、ロアカバー32、及び、アッパカバー33によって囲われた空間である。収容空間部35は、内部に電子部品2を収容する。収容空間部35は、第1幅方向Y、及び、第2幅方向Zに対してフレーム31の側壁部31a、ロアカバー32の側壁部32a、及び、アッパカバー33の側壁部33aによって区画される。また、収容空間部35は、高さ方向Xの下側がロアカバー32の底部32bによって区画される。収容空間部35は、高さ方向Xの上側がアッパカバー33の天井部33bによって区画される。電気接続箱1は、この収容空間部35内にブロック37が設けられる。ブロック37は、種々の形式の係止機構を介して、フレーム31に対して着脱可能に組み付けられる。ブロック37は、フレーム31等と同様に絶縁性の合成樹脂によって形成される。ブロック37は、複数に分割されていてもよい。ブロック37は、多数のキャビティが形成される。電子部品2は、各キャビティ内に組み付けられる。また、ブロック37は、導電性の金属材料によって構成された回路体が組み付けられている。回路体は、各キャビティに組み付けられた各電子部品2を電気的に接続し電気回路の一部を構成するものであり、例えば、バスバ等である。ブロック37は、各キャビティに対して、高さ方向Xの下側から挿通口36等を介して配索された配索材Wの端末に設けられた端子等が差し込まれ嵌合される。また、ブロック37は、各キャビティに対して、高さ方向Xの上側から電子部品2が差し込まれ嵌合される。この構成により、各電子部品2と各配索材Wとは、ブロック37に組み付けられ搭載された状態でバスバ等の回路体を介して相互に電気的に接続され、要求される電気回路を構成する。
挿通口36は、収容空間部35内の電子部品2に接続される配索材Wを筐体3の内外、言い換えれば、収容空間部35の内外に渡って挿通させるものである。挿通口36は、例えば、フレーム31の側壁部31aとロアカバー32の側壁部32aとの合わせ面やロアカバー32の底部32b等に形成される。ここでは、挿通口36は、複数形成されている。収容空間部35内の電子部品2に接続される配索材Wは、挿通口36を介して筐体3の内外に渡って挿通され、配索される。
そして、上記のように構成される電気接続箱1は、図1、図2に示すように、フレーム31が二重壁構造となっている。電気接続箱1は、フレーム31とアッパカバー33との接続部分の隙間を介して筐体3の内部側に浸入した水を、当該二重壁の内側の空間部(後述する誘導空間部38)を介して鉛直方向下側に誘導する。この構成により、電気接続箱1は、電子部品2が収容されている収容空間部35側への水の浸入を抑制している。
具体的には、電気接続箱1は、筐体3が誘導空間部38を有する。誘導空間部38は、筐体3の内部において収容空間部35の水平方向側方に区画壁部31bを介して区画されて鉛直方向に沿って延在し内部に浸入した水を鉛直方向下側に誘導するものである。区画壁部31bは、側壁部31aより小さい略多角形筒状(略矩形筒状)に形成された壁体である。区画壁部31bは、フレーム31の側壁部31aの内部側に、当該側壁部31aと間隔をあけて形成される。区画壁部31bは、外面が水平方向に対して側壁部31aの内面と対向しリブ31c(図3、図4等参照)を介して側壁部31aと一体で形成される。リブ31cは、区画壁部31bと側壁部31aとの間に介在しこれらを連結するものであり、積層方向(鉛直方向)に沿って延在する。ここでは、リブ31cは、水平方向に間隔をあけて複数設けられる。フレーム31は、側壁部31aと区画壁部31bとの間に形成された空間部が誘導空間部38として形成される。区画壁部31b、及び、当該区画壁部31bによって区画される誘導空間部38は、収容空間部35の水平方向側方を取り囲むようにして形成される(ただし、一部に、区画壁部31b、誘導空間部38がない部分が存在することは許容される。)。つまり、筐体3は、フレーム31において、側壁部31aが二重壁構造の外側の壁体を構成し、区画壁部31bが二重壁構造の内側の壁体を構成する。
なお、この筐体3は、フレーム31とアッパカバー33との接続部分に迷路状の構造を構成することで、フレーム31とアッパカバー33との接続部分の隙間を介した水の浸入自体を抑制している。具体的には、アッパカバー33は、側壁部33aの外部側の面に外側壁部33cが形成される。外側壁部33cは、側壁部33aと水平方向に間隔をあけて当該側壁部33aと一体で形成される。筐体3は、アッパカバー33とフレーム31とが組み付けられた状態で、フレーム31の側壁部31aの鉛直方向上側端部がアッパカバー33の側壁部33aと外側壁部33cとの間の空間部に挿入される。また、筐体3は、アッパカバー33とフレーム31とが組み付けられた状態で、アッパカバー33の側壁部33aの鉛直方向下側端部がフレーム31の側壁部31aと区画壁部31bとの間の空間部、すなわち、誘導空間部38に挿入される。つまり、筐体3は、当該筐体3の内部側から外部側に向かって区画壁部31b、側壁部33a、側壁部31a、外側壁部33cの順で重なり重複部位を構成する。この構成により、電気接続箱1は、フレーム31の側壁部31a、区画壁部31bとアッパカバー33の側壁部33a、外側壁部33cとが筐体3の内外方向に重なり互い違いに入り組んだ迷路状の構造を構成する。この結果、電気接続箱1は、フレーム31とアッパカバー33との隙間を介して外部側から収容空間部35側に水が浸入することを抑制することができる。そして、電気接続箱1は、仮にフレーム31とアッパカバー33との接続部分の隙間を介して筐体3の内部側に水が浸入しても、当該水を、誘導空間部38を介して鉛直方向下側に誘導することで、電子部品2が収容されている収容空間部35側への水の浸入を抑制することができる。
そして、本実施形態の筐体3は、図2、図3、図4に示すように、さらに、誘導空間部38内に排水リブ31dを有すると共に誘導空間部38を区画する区画壁部31bの一部が排水リブ31dに合わせた形状とされている。この構成により、電気接続箱1は、筐体3の内部に浸入した水をより適正に処理することができるようにしている。
具体的には、排水リブ31dは、誘導空間部38内に鉛直方向(高さ方向X)と交差する誘導方向Aに沿って延在して設けられるものである。この構成により、排水リブ31dは、当該誘導空間部38内を鉛直方向下側に誘導される水を誘導方向Aに沿って誘導空間部38の排水口31e、31f側に誘導する。排水リブ31dは、側壁部31aと区画壁部31bとの間に渡ってこれらと一体で形成される。排水リブ31dは、棒状の部分として形成される。排水口31e、31fは、誘導空間部38を誘導される水を誘導空間部38の外部に排水するための開口部である。排水口31e、31fは、誘導空間部38の鉛直方向下端部に設けられる。排水口31e、31fは、鉛直方向下側に向けて開口している。排水リブ31dは、筐体3の内部における被水回避部位39を迂回して排水口31e、31f側に向けて延在して設けられる。
ここで、被水回避部位39とは、筐体3の収容空間部35側に位置し水が付着することが好ましくない部位である。被水回避部位39は、例えば、電子部品2と配索材Wとを接続するコネクタ等の電気的接点部位や筐体3において当該電気的接点部位と近接した部位である。ここでは、被水回避部位39は、一例として、フレーム31の側壁部31aの鉛直方向上側の端部から鉛直方向下側に向かって、他の電気的接点部位よりも相対的に深い位置にあるコネクタの電気的接点部位であるものとして説明する。排水口31e、31fは、当該被水回避部位39を避けるように設けられる。ここでは、排水口31e、31fは、合計2つが設けられる。排水口31eと排水口31fとは、第1幅方向Yを挟んで被水回避部位39の両側に位置する。つまり、被水回避部位39は、第1幅方向Yに対して排水口31eと排水口31fとの間に挟まれて位置する。
排水リブ31dは、鉛直方向(高さ方向X)と交差する誘導方向Aに沿って2つの排水口31e、31f側に向けてそれぞれ延在する。ここでは、排水リブ31dは、第1幅方向Yに対して排水口31eと排水口31fとの間に頂点部31gを有する。そして、排水リブ31dは、頂点部31gを鉛直方向の頂点として第1幅方向Y両側がそれぞれ鉛直方向下側に向けて傾斜して形成される。より詳細には、排水リブ31dは、頂点部31gを鉛直方向の頂点として、第1幅方向Yの一方側が排水口31e側に向かって鉛直方向下側に傾斜して形成された傾斜面31daを有する。さらに、排水リブ31dは、第1幅方向Yの他方側が排水口31f側に向かって鉛直方向下側に傾斜して形成された傾斜面31dbを有する。つまり、排水リブ31dは、第2幅方向Zに沿って視て(第2幅方向視にて)、頂点部31gを鉛直方向の頂点として、略山型形状になるように形成される。排水リブ31dは、当該傾斜の方向(斜め下方向)が誘導空間部38内を誘導される水の誘導方向Aとなる。
本実施形態の筐体3は、さらに、誘導空間部38内に鉛直方向(高さ方向X)に沿って延在して設けられ、排水リブ31dから排水口31e、31fまで延在する鉛直リブ31h、31iを有する。鉛直リブ31hは、鉛直方向に沿って、排水リブ31dの第1幅方向Yの一方側でかつ鉛直方向下側の端部から排水口31eの縁部まで延在して形成される。鉛直リブ31iは、鉛直方向に沿って、排水リブ31dの第1幅方向Yの他方側でかつ鉛直方向下側の端部から排水口31fの縁部まで延在して形成される。鉛直リブ31h、31iは、排水リブ31dと同様に、側壁部31aと区画壁部31bとの間に渡ってこれらと一体で形成される。鉛直リブ31h、31iは、棒状の部分として形成される。
そして、本実施形態の区画壁部31bは、鉛直方向下側の端部31jが排水リブ31dに沿って位置する。さらに言えば、区画壁部31bは、鉛直方向下側の端部31jが排水リブ31dと揃っている。本実施形態の区画壁部31bは、排水リブ31dの鉛直方向(高さ方向X)下側でかつ鉛直リブ31h、31iの水平方向(第1幅方向Y)側方の領域であって当該排水リブ31dと鉛直リブ31h、31iとによって囲われた領域が切り欠き部31kを構成する。切り欠き部31kは、区画壁部31bにおいて排水リブ31dと鉛直リブ31h、31iとによって囲われた領域が切り欠かれ、第2幅方向Zに沿って貫通することで構成される。
上記のように構成される電気接続箱1は、例えば、仮にフレーム31とアッパカバー33との接続部分の隙間を介して筐体3の内部に水が浸入した場合であっても、当該浸入した水を、誘導空間部38を介して鉛直方向下側に誘導する。この構成により、電気接続箱1は、電子部品2が収容されている収容空間部35側へ水が浸入することを抑制することができる。このとき、電気接続箱1は、誘導空間部38内を鉛直方向下側に誘導される水を、排水リブ31dによって、鉛直方向と交差する誘導方向Aに沿って排水口31e、31f側に誘導する。より具体的には、電気接続箱1は、誘導空間部38内を鉛直方向下側に誘導される水を、排水リブ31dの傾斜面31da、31db上を自重によって移動させることで、被水回避部位39を迂回させて排水口31e、31f側に誘導する。この結果、電気接続箱1は、誘導空間部38内を鉛直方向下側に誘導される水が被水回避部位39に付着したり、当該被水回避部位39に向けて跳ね返ったりすることを抑制することができる。そして、この電気接続箱1では、誘導空間部38内を鉛直方向下側に誘導され、ロアカバー32の底部32b上に落下した水は、例えば、底部32bに形成された排出口(不図示)等から筐体3の外部に排出されることで適正に処理される。
以上で説明した電気接続箱1、ワイヤハーネスWHは、電子部品2を収容する収容空間部35の水平方向側方に区画壁部31bを介して区画される誘導空間部38によって、筐体3の内部に浸入した水を鉛直方向下側に誘導し処理する。このとき、電気接続箱1は、誘導空間部38内に設けられた排水リブ31dによって、誘導空間部38内を鉛直方向下側に誘導される水を、鉛直方向と交差する誘導方向Aに沿って誘導空間部38の排水口31e、31f側に誘導することができる。この構成により、電気接続箱1は、誘導空間部38内を誘導される水が収容空間部35内の電子部品2等に付着し当該電子部品2等が被水することを抑制した上で、当該浸入した水を排水口31e、31fから誘導空間部38の外部に排水することができる。その上で、電気接続箱1は、当該誘導空間部38を区画する区画壁部31bの鉛直方向下側の端部31jが排水リブ31dに沿って位置する。この構成により、電気接続箱1は、誘導空間部38の鉛直方向に沿った深さを抑制することができるので、当該誘導空間部38を区画する区画壁部31bを形成し易い構成とすることができる。すなわち、電気接続箱1は、区画壁部31bの鉛直方向に沿った深さが相対的に浅くなるように抑制することができる。この構成により、電気接続箱1は、例えば、当該区画壁部31bを金型成形する際に誘導空間部38となる空間部に挿入される金型のコマの長さが相対的に長くなることを抑制することができる。この結果、電気接続箱1は、区画壁部31bの成形性の悪化を抑制することができ、また、金型のコマにおいて厚みが薄く強度が相対的に低くなる部分を極力少なくすることができるので当該金型の耐久性を向上することができる。つまり、電気接続箱1は、筐体3の内部に浸入した水の処理と、区画壁部31bを成形する金型の強度向上とを両立することができる。この結果、電気接続箱1、ワイヤハーネスWHは、筐体3の内部に浸入した水を適正に処理することができる。
ここでは、以上で説明した電気接続箱1、ワイヤハーネスWHは、区画壁部31bにおいて、排水リブ31dと鉛直リブ31h、31iとによって囲われた領域が切り欠き部31kを構成する。この構成により、電気接続箱1、ワイヤハーネスWHは、区画壁部31bの上記領域に切り欠き部31kが形成されることで、区画壁部31bの鉛直方向に沿った深さが相対的に浅くなるように抑制することができる。この結果、電気接続箱1、ワイヤハーネスWHは、上記のように、区画壁部31bの成形性の悪化抑制や金型の耐久性向上を実現することができる。
より詳細には、以上で説明した電気接続箱1、ワイヤハーネスWHは、排水リブ31dが被水回避部位39を迂回して設けられる。この構成により、電気接続箱1は、区画壁部31bを被水回避部位39の部分まで設けなくても排水リブ31dの部分まで設けることで適正に被水回避部位39への被水を抑制することができる。つまり、電気接続箱1は、排水リブ31dによって被水回避部位39を迂回させた部分に区画壁部31bを設けなくても被水回避部位39への被水を抑制可能な構成とすることができる。この結果、電気接続箱1は、上記のように、区画壁部31bの鉛直方向に沿った深さが相対的に浅くなるように抑制することができる。特に、電気接続箱1は、被水回避部位39が鉛直方向に対して他の電気的接点部位よりも相対的に深い位置にあり、区画壁部31bの鉛直方向に沿った深さがより深くなる傾向にある。これに対して、電気接続箱1は、上記のようにこの部分の区画壁部31bの鉛直方向に沿った深さが相対的に浅くなるように抑制することができるので、区画壁部31bの成形性の悪化抑制や金型の耐久性向上の効果を顕著に発揮することができる。
なお、上述した本発明の実施形態に係る電気接続箱、及び、ワイヤハーネスは、上述した実施形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された範囲で種々の変更が可能である。
以上で説明した筐体3は、フレーム31、ロアカバー32、及び、アッパカバー33が分割された3層分割構造となっているものとして説明したがこれに限らず、例えば、フレーム31とロアカバー32とが一体であってもよい。
以上の説明では、被水回避部位39は、他の電気的接点部位よりも相対的に深い位置にあるコネクタの電気的接点部位であるものとして説明したがこれに限らない。また、以上で説明した筐体3は、鉛直リブ31h、31iを備えない構成であってもよい。
1 電気接続箱
2 電子部品
3 筐体
31b 区画壁部
31d 排水リブ
31e、31f 排水口
31h、31i 鉛直リブ
31j 端部
31k 切り欠き部
35 収容空間部
38 誘導空間部
39 被水回避部位
A 誘導方向
W 配索材
WH ワイヤハーネス

Claims (3)

  1. 内部に形成され電子部品を収容する収容空間部、内部において前記収容空間部の水平方向側方に区画壁部を介して区画され内部に浸入した水を鉛直方向下側に誘導する誘導空間部、及び、前記誘導空間部内に鉛直方向と交差する誘導方向に沿って延在して設けられ、当該誘導空間部内を鉛直方向下側に誘導される水を前記誘導方向に沿って前記誘導空間部の排水口側に誘導する排水リブを有する筐体を備え、
    前記筐体は、前記誘導空間部内に鉛直方向に沿って延在して設けられ、前記排水リブから前記排水口まで延在する鉛直リブを有し、
    前記区画壁部は、前記鉛直方向下側の端部が前記排水リブに沿って位置すると共に、前記排水リブの鉛直方向下側でかつ前記鉛直リブの水平方向側方の領域であって当該排水リブと前記鉛直リブとによって囲われた領域が切り欠き部を構成することを特徴とする、
    電気接続箱。
  2. 前記排水リブは、被水回避部位を迂回して設けられる、
    請求項1に記載の電気接続箱。
  3. 導電性の配索材と、
    前記配索材に電気的に接続される電気接続箱とを備え、
    前記電気接続箱は、
    内部に形成され前記配索材が電気的に接続される電子部品を収容する収容空間部、内部において前記収容空間部の水平方向側方に区画壁部を介して区画され内部に浸入した水を鉛直方向下側に誘導する誘導空間部、及び、前記誘導空間部内に鉛直方向と交差する誘導方向に沿って延在して設けられ、当該誘導空間部内を鉛直方向下側に誘導される水を前記誘導方向に沿って前記誘導空間部の排水口側に誘導する排水リブを有する筐体を備え、
    前記筐体は、前記誘導空間部内に鉛直方向に沿って延在して設けられ、前記排水リブから前記排水口まで延在する鉛直リブを有し、
    前記区画壁部は、前記鉛直方向下側の端部が前記排水リブに沿って位置すると共に、前記排水リブの鉛直方向下側でかつ前記鉛直リブの水平方向側方の領域であって当該排水リブと前記鉛直リブとによって囲われた領域が切り欠き部を構成することを特徴とする、
    ワイヤハーネス。
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