JP7270513B2 - 電気接続箱、及び、ワイヤハーネス - Google Patents

電気接続箱、及び、ワイヤハーネス Download PDF

Info

Publication number
JP7270513B2
JP7270513B2 JP2019170150A JP2019170150A JP7270513B2 JP 7270513 B2 JP7270513 B2 JP 7270513B2 JP 2019170150 A JP2019170150 A JP 2019170150A JP 2019170150 A JP2019170150 A JP 2019170150A JP 7270513 B2 JP7270513 B2 JP 7270513B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
opening
eaves
vertical direction
rib
rib portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019170150A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021048711A (ja
Inventor
祐一郎 大塚
孝明 垣見
正弘 和田
秀敏 浜田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hino Motors Ltd
Yazaki Corp
Original Assignee
Hino Motors Ltd
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hino Motors Ltd, Yazaki Corp filed Critical Hino Motors Ltd
Priority to JP2019170150A priority Critical patent/JP7270513B2/ja
Publication of JP2021048711A publication Critical patent/JP2021048711A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7270513B2 publication Critical patent/JP7270513B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Connection Or Junction Boxes (AREA)
  • Casings For Electric Apparatus (AREA)

Description

本発明は、電気接続箱、及び、ワイヤハーネスに関する。
車両のワイヤハーネスに適用される従来の電気接続箱として、例えば、特許文献1には、収容空間部、誘導空間部、及び、排水リブを有する筐体を備えた電気接続箱が開示されている。収容空間部は、内部に形成され電子部品を収容する。誘導空間部は、収容空間部の水平方向側方に区画壁部を介して区画され、内部に浸入した水を鉛直方向下側に誘導する。排水リブは、誘導空間部内に鉛直方向と交差する誘導方向に沿って延在して設けられ、当該誘導空間部内を鉛直方向下側に誘導される水を誘導方向に沿って誘導空間部の排水口側に誘導する。
特開2018-186628号公報
ところで、上述のような電気接続箱は、例えば、略水平方向に沿って開口した開口部に露出するようにして電子部品が搭載される場合があるが、このような場合であっても適正に防水することができる構成が望まれている。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであって、適正に防止性能を確保することができる電気接続箱、及び、ワイヤハーネスを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る電気接続箱は、内部に電子部品を収容すると共に車両に設置された状態で、鉛直方向と交差する開口方向を向いて開口し前記電子部品を露出させる部品搭載開口部が形成された筐体本体部と、前記部品搭載開口部の鉛直方向の上側の端部から前記開口方向に沿って突出する庇部と、前記庇部の前記開口方向の縁部に突出して形成され当該縁部に沿って延在する止水リブ部とを備え、前記庇部は、前記部品搭載開口部の鉛直方向の上側に位置する上部庇部、及び、前記上部庇部の開口幅方向の端部から鉛直方向の下側に向けて延在する側部庇部を含み、前記止水リブ部は、前記上部庇部の前記縁部に設けられる上部リブ部、及び、前記側部庇部の前記縁部に設けられ前記上部リブ部と連続する側部リブ部を含むことを特徴とする。
また、上記電気接続箱では、前記筐体本体部は、車両に設置された状態で、鉛直方向の上側に位置し前記上部庇部と連続する本体上部壁部の上面が前記開口方向に沿って前記部品搭載開口部側とは反対側に向かって鉛直方向の下側に向けて傾斜して形成され、前記側部リブ部、及び、当該側部リブ部が設けられた前記側部庇部の前記縁部は、車両に設置された状態で、前記開口方向に沿って前記上部リブ部側とは反対側に向かって鉛直方向の下側に向けて傾斜して形成されるものとすることができる。
また、上記電気接続箱では、前記開口方向は、車両に設置された状態で、鉛直方向、及び、水平方向に対して傾斜し、前記上部庇部は、水平方向の先端位置が前記部品搭載開口部の鉛直方向の下端位置より水平方向に突出して位置するものとすることができる。
また、上記電気接続箱では、前記筐体本体部において、車両に設置された状態で、前記開口幅方向の側部に位置し前記側部庇部と連続する本体側部壁部から突出して形成されると共に、前記側部リブ部と連続し、前記開口方向に沿って前記側部リブ部側とは反対側に向かって鉛直方向の下側に向けて傾斜して形成され、前記筐体本体部の前記庇部側とは反対側の端部まで延在する傾斜リブ部を備えるものとすることができる。
上記目的を達成するために、本発明に係るワイヤハーネスは、導電性を有する配索材と、前記配索材と電気的に接続される電気接続箱とを備え、前記電気接続箱は、内部に前記配索材と電気的に接続される電子部品を収容すると共に車両に設置された状態で、鉛直方向と交差する開口方向を向いて開口し前記電子部品を露出させる部品搭載開口部が形成された筐体本体部と、前記部品搭載開口部の鉛直方向の上側の端部から前記開口方向に沿って突出する庇部と、前記庇部の前記開口方向の縁部に突出して形成され当該縁部に沿って延在する止水リブ部とを備え、前記庇部は、前記部品搭載開口部の鉛直方向の上側に位置する上部庇部、及び、前記上部庇部の開口幅方向の端部から鉛直方向の下側に向けて延在する側部庇部を含み、前記止水リブ部は、前記上部庇部の前記縁部に設けられる上部リブ部、及び、前記側部庇部の前記縁部に設けられ前記上部リブ部と連続する側部リブ部を含むことを特徴とする。
本発明に係る電気接続箱、及び、ワイヤハーネスは、筐体本体部において、車両に設置された状態で、鉛直方向と交差する開口方向を向いて開口する部品搭載開口部に電子部品を露出させて収容することができる。このような構成にあって、電気接続箱は、上部庇部、及び、側部庇部を含んで構成される庇部によって、例えば、鉛直方向の上側から落下し部品搭載開口部に向かう水滴を遮ることができる。この構成により、電気接続箱は、当該水滴が直接的に部品搭載開口部に入る込むことを抑制することができる。その上で、電気接続箱は、上部リブ部、及び、側部リブ部を含んで構成される止水リブ部によって、例えば、筐体本体部の鉛直方向の上側の面に落下し上部庇部や側部庇部の縁部を回り込んで部品搭載開口部側に向かう水滴を遮ることができる。この構成により、電気接続箱は、当該水滴が上部庇部や側部庇部の縁部を回り込んで間接的に部品搭載開口部に入る込むことも抑制することができる。この結果、電気接続箱、及び、ワイヤハーネスは、適正に防止性能を確保することができる、という効果を奏する。
図1は、実施形態に係る電気接続箱の概略構成を表す斜視図である。 図2は、実施形態に係る電気接続箱の概略構成を表す分解斜視図である。 図3は、実施形態に係る電気接続箱の概略構成を表す正面図である。 図4は、実施形態に係る電気接続箱の概略構成を表す一方の側面図である。 図5は、実施形態に係る電気接続箱の概略構成を表す他方の側面図である。 図6は、実施形態に係る電気接続箱の止水リブ部の概略構成を表す部分斜視図である。 図7は、実施形態に係る電気接続箱の止水リブ部の概略構成を表す部分斜視図である。 図8は、実施形態に係る電気接続箱の上部リブ部を含む部分断面図である。 図9は、実施形態に係る電気接続箱の側部リブ部を含む部分断面図である。 図10は、実施形態に係る電気接続箱の傾斜リブ部を含む部分断面図である。
以下に、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
以下の説明では、各図において、互いに交差する第1方向、第2方向、及び、第3方向のうち、第1方向を「高さ方向X」といい、第2方向を「奥行き方向Y」といい、第3方向を「幅方向Z」という。高さ方向Xと奥行き方向Yと幅方向Zとは、相互に略直交する。典型的には、電気接続箱が車両に設置され当該車両が水平面に位置する状態で、高さ方向Xは、鉛直方向に沿い、奥行き方向Y、幅方向Zは、水平方向に沿う。典型的には、高さ方向Xの上側とは、鉛直方向の上側に相当し、高さ方向Xの下側とは、鉛直方向の下側に相当する。奥行き方向Yは、典型的には、後述するフレームとロアカバーとの積層方向に相当する。幅方向Zは、典型的には、後述する部品搭載開口部の開口幅方向に相当する。以下の説明で用いる各方向は、特に断りのない限り、各部が相互に組み付けられ、電気接続箱が車両に搭載された状態での方向として説明する。なお、以下で説明する図1、図2、図3は、配索材を二点鎖線で省略して図示し、他図は、配索材の図示自体を省略している。また、各図においては、適宜、各部材を簡略化、省略化して図示している。
[実施形態]
図1、図2、図3に示す本実施形態に係る電気接続箱1は、自動車等の車両に搭載され、ワイヤハーネスWHに組み込まれるものである。ワイヤハーネスWHは、例えば、車両に搭載される各機器間の接続のために、電源供給や信号通信に用いられる複数の配索材Wを束にして集合部品とし、コネクタ等で複数の配索材Wを各機器に接続するようにしたものである。ワイヤハーネスWHは、導電性を有する配索材Wと、配索材Wと電気的に接続される電気接続箱1とを備える。配索材Wは、例えば、金属棒、電線、電線束等によって構成される。金属棒は、導電性を有する棒状部材の外側を、絶縁性を有する被覆部によって覆ったものである。電線は、複数の導電性を有する金属素線からなる導体部(芯線)の外側を、絶縁性を有する被覆部によって覆ったものである。電線束は、当該電線を束ねたものである。ワイヤハーネスWHは、複数の配索材Wを束ねて集約すると共に、束ねられた配索材Wの端末に設けられたコネクタ等を介して電気接続箱1が電気的に接続される。ワイヤハーネスWHは、この他、さらに、グロメット、プロテクタ、外装材、固定具等を含んで構成されてもよい。
電気接続箱1は、コネクタ、ヒューズ、リレー、コンデンサ、分岐部、電子制御ユニット等の電装品を集約して内部に収容するものである。電気接続箱1は、例えば、車両のエンジンルームや車両室内に設置される。本実施形態の電気接続箱1は、例えば、車両室内のインストルメントパネル内に設置される。電気接続箱1は、配索材W等を介して、バッテリ等の電源と、車両内に搭載される各種電子機器との間に接続されている。電気接続箱1は、電源から供給された電力を車両内の各種電子機器に分配する。電気接続箱1は、ジャンクションボックス、ヒューズボックス、リレーボックスなどとも呼ばれる場合があるが、本実施形態ではこれらを総称して電気接続箱と呼ぶ。
具体的には、電気接続箱1は、電子部品2と、内部に電子部品2を収容する筐体3とを備える。電子部品2は、筐体3の内部に収容され、種々の機能を発揮する素子である。電子部品2は、配索材Wが電気的に接続されるものである。電子部品2は、例えば、コンデンサ、リレー、抵抗、トランジスタ、ヒューズ、コネクタ、IPS(Intelligent Power Switch)、マイコンを含む電子制御ユニット等である。筐体3は、中空状の内部に電子部品2等を含む各部を収容する。電気接続箱1は、電子部品2が筐体3内に収容され、当該電子部品2に配索材Wが電気的に接続される。以下、各図を参照して筐体3の構成について詳細に説明する。
具体的には、筐体3は、内部に形成される収容空間部30に電子部品2を収容するものである。筐体3は、筐体本体としてのフレーム31と、カバー部材としてのロアカバー32とを備える。筐体3は、フレーム31、及び、ロアカバー32が分割された2層分割構造となっている。フレーム31、及び、ロアカバー32は、絶縁性を有する合成樹脂によって形成される。筐体3は、所定の積層方向(ここでは一例として奥行き方向Y)に沿ってフレーム31とロアカバー32とが積層され相互に組み付けられる。この構成により、筐体3は、複数の部材として、フレーム31、及び、ロアカバー32が組み合わさって全体として中空箱状に形成される。筐体3は、フレーム31とロアカバー32とによって区画される内部の空間部が収容空間部30を構成する。
フレーム31は、収容空間部30を形成する主たる部材である。フレーム31は、本体壁部としての壁部31aによって中空状に形成される。壁部31aは、収容空間部30を形成する壁体である。壁部31aは、多角形筒状(略矩形筒状)に形成され、奥行き方向Yの両側に開口している。フレーム31は、壁部31aによって囲われた内部に収容空間部30が形成される。フレーム31は、壁部31aによって、奥行き方向Yに対向する2面に開口部31b、31cを有する筒枠状に形成される。言い換えれば、壁部31aは、フレーム31において、開口部31b、31cを形成する壁体である。フレーム31は、奥行き方向Yの一方側に開口部31bが形成され、奥行き方向Yの他方側に開口部31cが形成される。
なお、本実施形態のフレーム31は、筐体本体部36と、庇部37と、止水リブ部38と、傾斜リブ部39とを備えるものである。これらの構成については、後で詳細に説明する。
ロアカバー32は、フレーム31の奥行き方向Yの開口部31cを塞ぐ皿状(トレイ状)の部材である。ロアカバー32は、カバー壁部としての壁部32aと、底部32bとによって中空状に形成される。壁部32aは、収容空間部30を形成する壁体である。壁部32aは、多角形筒状(略矩形筒状)に形成される。ロアカバー32は、後述するようにフレーム31に組み付けられた状態では、この壁部32aがフレーム31の壁部31aの内側に嵌合する。底部32bは、壁部32aの奥行き方向Yの一方側(開口部31cと対向する側とは反対側)を塞ぐ底体である。そして、壁部32aは、奥行き方向Yの他方側(開口部31cと対向する側)に開口している。ロアカバー32は、壁部32a、及び、底部32bによって、奥行き方向Yの一方側が閉塞し、奥行き方向Yの他方側に開口部32cを有する筒枠状に形成される。言い換えれば、壁部32aは、ロアカバー32において、開口部32cを形成する壁体である。
筐体3は、フレーム31の開口部31bとロアカバー32の開口部32cとが対向するように位置する。筐体3は、この位置関係で、ロアカバー32がフレーム31の奥行き方向Yの一方側に組み付けられる。筐体3は、種々の形式の係止機構33を備え、フレーム31に対して、当該係止機構33を介して、ロアカバー32が係止される。この構成により、筐体3は、全体として略直方体状に形成される。そして、筐体3は、フレーム31、及び、ロアカバー32の内部に収容空間部30が区画される。
収容空間部30は、内部に電子部品2を収容する空間である。収容空間部30は、フレーム31とロアカバー32とによって区画され、当該フレーム31、ロアカバー32によって囲われた空間である。すなわち、収容空間部30は、奥行き方向Yの一方側がロアカバー32の底部32bによって区画され、奥行き方向Yの他方側が開口部31bにて開口する。また、収容空間部30は、高さ方向X、及び、幅方向Zに対して、フレーム31の壁部31a、ロアカバー32の壁部32aによって区画される。
電気接続箱1は、例えば、この収容空間部30内にブロック34(図2参照)が設けられる。ブロック34は、種々の形式の係止機構を介して、フレーム31に対して着脱可能に組み付けられる。ブロック34は、絶縁性を有する合成樹脂によって形成される。ブロック34は、多数のキャビティが形成される。電子部品2は、各キャビティに組み付けられる。また、ブロック34は、導電性の金属材料によって構成された回路体が組み付けられている。回路体は、各キャビティに組み付けられた各電子部品2を電気的に接続し電気回路の一部を構成するものであり、例えば、バスバ等である。ブロック34は、配索材Wが接続される。配索材Wは、例えば、フレーム31の壁部31aとロアカバー32の壁部32aとの合わせ面等に形成された挿通口35を介して収容空間部30内に配索される。ブロック34は、各キャビティに対して、当該配索材Wの端末に設けられた端子等が奥行き方向Yの一方側から差し込まれ嵌合される。また、ブロック34は、各キャビティに対して、奥行き方向Yの他方側から電子部品2が差し込まれ嵌合される。この構成により、各電子部品2と各配索材Wとは、ブロック34に組み付けられ搭載された状態でバスバ等の回路体を介して相互に電気的に接続され、要求される電気回路を構成する。
ところで、本実施形態の電気接続箱1は、車両に設置された状態で、フレーム31の開口部31cが鉛直方向(高さ方向X)と交差する開口方向L1を向いて開口するような位置関係で、車両室内のインストルメントパネル内に設けられる。
ここで、開口方向L1とは、筐体3において開口部31cが開口する方向に相当し、図4、図5に示すように、開口部31cによる開口端面31caと垂直に交わる法線31cbに沿った方向に相当にする。本実施形態の電気接続箱1は、車両に設置された状態で、開口方向L1が鉛直方向(高さ方向X)、及び、水平方向(奥行き方向Y)と交差しこれらの方向に対して傾斜した方向となる位置関係で車両に設置される。ここでは、電気接続箱1は、一例として、開口方向L1と水平方向(奥行き方向Y)とがなす角度αが数°程度となり、開口部31cの開口端面31caが角度αに応じて数°程度上向きとなる位置関係で車両に設置される。
そして、当該開口方向L1に沿って開口する開口部31cは、図1、図2、図3に示すように、内部にブロック34と共に電子部品2を収容し、当該電子部品2を開口方向L1に沿って露出させる部品搭載開口部として機能する。本実施形態の筐体3は、いわゆるアッパカバーを備えておらず、車両に設置された状態で、当該開口部31cが開放された状態となっている。
そして、本実施形態の電気接続箱1は、図1~図5に示すように、筐体3のフレーム31が筐体本体部36、庇部37、及び、止水リブ部38を備えることで、上記のように形成される開口部31cを適正に防水することができる構成を実現している。ここでは、フレーム31は、止水リブ部38に加えて、さらに、傾斜リブ部39も備えている。
筐体本体部36は、フレーム31を構成する主たる部分であり、開口部31cが形成された部分である。一方、庇部37は、フレーム31の一部を構成する部分であり、筐体本体部36の開口部31cの鉛直方向(高さ方向X)の上側の端部から開口方向L1に沿って突出する庇状の部分である。止水リブ部38は、この庇部37の開口方向L1の縁部37Aに突出して形成され当該縁部37Aに沿って延在する部分である。傾斜リブ部39は、筐体本体部36において、止水リブ部38と連続して形成される部分である。
具体的には、筐体本体部36は、フレーム31を構成する壁部31aの一部によって構成され、庇部37は、当該壁部31aの他の一部によって構成される。開口部31cは、上述したように、略矩形筒状の壁部31aによって形成されるものであり、筐体本体部36は、壁部31aにおいて、当該開口部31cが形成された部分である。筐体本体部36は、壁部31aにおいて、開口方向L1に対して開口端面31caから開口部31b側に位置する部分によって形成される。一方、庇部37は、壁部31aにおいて、開口方向L1に対して開口端面31caから開口部31b側とは反対側に突出した部分によって形成される。
ここで、開口部31cを形成する壁部31aは、より詳細には、上部壁部31aa、下部壁部31ab、及び、一対の側部壁部31ac、31adを含んで構成される。壁部31aは、上部壁部31aa、下部壁部31ab、及び、一対の側部壁部31ac、31aが一体で形成されることで上述したように略矩形筒状に形成される。上部壁部31aaは、壁部31aにおいて、車両に設置された状態で、鉛直方向(高さ方向X)の上側に位置する部分であり、天井部を構成する。上部壁部31aaは、板厚方向が高さ方向Xに沿う略矩形板状に形成され、開口方向L1に沿って延在する。下部壁部31abは、壁部31aにおいて、車両に設置された状態で、鉛直方向(高さ方向X)の下側に位置する部分であり、底部を構成する。下部壁部31abは、板厚方向が高さ方向Xに沿う略矩形板状に形成され、開口方向L1に沿って延在すると共に、挿通口35、ブラケット、各種リブ等の種々の形状が付されている。一対の側部壁部31ac、31adは、壁部31aにおいて、車両に設置された状態で、幅方向Z(開口部31cの開口幅方向に相当)の両側部に位置する部分である。側部壁部31ac、31adは、それぞれ板厚方向が幅方向Z沿う略矩形板状に形成され、高さ方向Xに沿って延在すると共に、係止機構33、ブラケット、各種リブ等の種々の形状が付されている。
そして、上部壁部31aaは、開口方向L1に対して開口端面31caから開口部31b側に位置する部分が筐体本体部36の本体上部壁部36aを構成し、開口端面31caから開口部31b側とは反対側に突出した部分が庇部37の上部庇部37aを構成する。言い換えれば、本体上部壁部36aと上部庇部37aとは、開口方向L1に沿って連続して上部壁部31aaを構成する。下部壁部31abは、全体が筐体本体部36の本体下部壁部36bを構成する。言い換えれば、本体下部壁部36bは、単独で下部壁部31abを構成する。側部壁部31acは、開口方向L1に対して開口端面31caから開口部31b側に位置する部分が筐体本体部36の本体側部壁部36c構成し、開口端面31caから開口部31b側とは反対側に突出した部分が庇部37の側部庇部37cを構成する。言い換えれば、本体側部壁部36cと側部庇部37cとは、開口方向L1に沿って連続して側部壁部31acを構成する。側部壁部31adは、開口方向L1に対して開口端面31caから開口部31b側に位置する部分が筐体本体部36の本体側部壁部36d構成し、開口端面31caから開口部31b側とは反対側に突出した部分が庇部37の側部庇部37dを構成する。言い換えれば、本体側部壁部36dと側部庇部37dとは、開口方向L1に沿って連続して側部壁部31adを構成する。
そして、フレーム31は、上記のように構成される本体上部壁部36a、本体下部壁部36b、本体側部壁部36c、本体側部壁部36dによって筐体本体部36が形成され、上部庇部37a、側部庇部37d、側部庇部37cによって庇部37が形成される。
本実施形態の筐体本体部36は、図4、図5に示すように、車両に設置された状態で、本体上部壁部36aの上面36aaが開口方向L1に沿って開口部31c側とは反対側、すなわち、開口部31b側に向かって鉛直方向の下側に向けて傾斜して形成される。ここでは、フレーム31は、上部庇部37aの上面37aaを含む上部壁部31aaの上面31aaa全体が開口方向L1に沿って開口部31b側に向かって鉛直方向の下側に向けて傾斜して形成される。
また、本実施形態の庇部37は、図4、図5、図6、図7に示すように、上述した上部庇部37a、及び、一対の側部庇部37c、37dを含んで構成され、これらが一体で形成されることで全体として略コの字型形状に形成される。
上部庇部37aは、開口部31cの鉛直方向(高さ方向X)の上側に位置し、上述したように開口方向L1に沿って本体上部壁部36aと連続して上部壁部31aaを構成する。そして、本実施形態の上部庇部37aは、車両に設置された状態で、水平方向(奥行き方向Y)の先端位置P1が開口部31cの鉛直方向(高さ方向X)の下端位置P2より水平方向に突出して位置する(特に図4、図5参照)。ここで、上部庇部37aの先端位置P1とは、幅方向Zに沿って視て(図4、図5参照)、当該上部庇部37aの水平方向の先端の位置に相当する。一方、開口部31cの下端位置P2とは、幅方向Zに沿って視て(図4、図5参照)、当該開口部31cの開口端面31caの鉛直方向の最下端の位置に相当する。
側部庇部37c、37dは、上部庇部37aの幅方向Zの両端部からそれぞれ鉛直方向(高さ方向X)の下側に向けて延在し、上述したように開口方向L1に沿って本体側部壁部36c、36dと連続して側部壁部31ac、31adを構成する。ここでは、側部庇部37c、37dは、上部庇部37a側に曲面状の部分を含んで構成され、当該曲面状の部分を介して上部庇部37aの幅方向Zの各端部と連続する。
そして、本実施形態の止水リブ部38は、図6、図7に示すように、上部リブ部38a、及び、側部リブ部38c、38dを含んで構成される。
上部リブ部38aは、上部庇部37aの開口方向L1の縁部37Aに設けられる止水リブ部38である。上部リブ部38aは、上部庇部37aの縁部37Aに突出して形成され当該縁部37Aに沿って延在する。より詳細には、上部リブ部38aは、図8に示すように、上部庇部37aの縁部37Aから高さ方向Xの上側に向けて突出して形成される。そして、上部リブ部38aは、図6、図7等に示すように、上部庇部37aの縁部37Aにおいて、幅方向Zに沿って線状に延在する。
側部リブ部38c、38dは、それぞれ側部庇部37c、37dの開口方向L1の縁部37Aに設けられ上部リブ部38aと連続する止水リブ部38である。側部リブ部38c、38dは、それぞれ側部庇部37c、37dの縁部37Aに突出して形成され当該縁部37Aに沿って延在する。より詳細には、側部リブ部38cは、図9に示すように、側部庇部37cの縁部37Aから幅方向Zの外側に向けて突出して形成される。そして、側部リブ部38cは、図6等に示すように、上部リブ部38a側に曲面状の部分を含んで構成される。側部リブ部38cは、側部庇部37cの縁部37Aにおいて、当該曲面状の部分を介して上部リブ部38aの幅方向Zの一方の端部と連続し、高さ方向X、及び、奥行き方向Yに沿って線状に延在する。同様に、側部リブ部38dは、側部庇部37dの縁部37Aから幅方向Zの外側に向けて突出して形成される(断面の図示は省略)。そして、側部リブ部38dは、図7等に示すように、上部リブ部38a側に曲面状の部分を含んで構成される。側部リブ部38dは、側部庇部37dの縁部37Aにおいて、当該曲面状の部分を介して上部リブ部38aの幅方向Zの他方の端部と連続し、高さ方向X、及び、奥行き方向Yに沿って線状に延在する。
本実施形態の側部リブ部38c、及び、側部リブ部38cが設けられた側部庇部37cの縁部37Aは、図4、図6に示すように、車両に設置された状態で、開口方向L1に沿って上部リブ部38a側とは反対側、すなわち、開口部31b側に向かって鉛直方向の下側に向けて傾斜して形成される。
一方、側部リブ部38dは、ここでは、図5、図7に示すように、側部壁部31adの形状、及び、その周囲の形状の関係上、側部庇部37dの縁部37Aの一部に設けられている。ただし、側部庇部37dの縁部37A自体は、側部庇部37cの縁部37Aと同様に、車両に設置された状態で、開口方向L1に沿って上部リブ部38a側とは反対側、すなわち、開口部31b側に向かって鉛直方向の下側に向けて傾斜して形成される。そして、側部リブ部38dは、側部庇部37dの縁部37Aから途中で離間し開口方向L1に沿うように形成される。側部リブ部38dは、縁部37Aから離間した部分においては、側部リブ部38c等よりも傾斜の角度が幾分緩くなるように形成されている。ただし、側部リブ部38c、38d、及び、側部庇部37c、37dの縁部37Aは、上述のように車両に設置された状態で、開口方向L1に沿って開口部31b側に向かって鉛直方向の下側に向けて傾斜して形成されている点では同様である。なお、側部リブ部38dは、これに限らず、全体が側部リブ部38cと同等の角度で傾斜するように形成されてもよい。
傾斜リブ部39は、筐体本体部36において、本体側部壁部36c、36dから突出して形成されると共に、上述のように形成された側部リブ部38c、38dと連続し形成される。傾斜リブ部39は、例えば、図10に示すように、本体側部壁部36c、36dから幅方向Zの外側に向けてそれぞれ突出して形成される。そして、各傾斜リブ部39は、開口方向L1に沿って側部リブ部38c、38d側とは反対側、すなわち、開口部31b側に向かって鉛直方向の下側に向けて傾斜して形成される。そして、各傾斜リブ部39は、筐体本体部36の庇部37側とは反対側の端部、すなわち、開口部31b側の端部まで線状に延在する。
より詳細には、傾斜リブ部39のうち本体側部壁部36cに形成される傾斜リブ部39cは、図4、図6等に示すように、側部リブ部38cと連続する側の端部が当該側部リブ部38cと同様の角度で当該側部リブ部38cと連続するように傾斜する。そして、傾斜リブ部39cは、屈曲部を介して開口部31b側で傾斜の角度が異なるように形成され、ここでは、当該屈曲部を介して開口部31b側の部分の傾斜の角度が幾分緩くなるように形成され、開口部31b側の端部まで延在する。一方、傾斜リブ部39のうち本体側部壁部36dに形成される傾斜リブ部39dは、図5、図7等に示すように、他の構造体(例えば、ブラケット支持部)を介して、側部リブ部38dと連続し、かつ、一様の傾斜角度で開口部31b側の端部まで延在する。ただし、傾斜リブ部39c、39dは、開口方向L1に沿って開口部31b側に向かって鉛直方向の下側に向けて傾斜して形成されている点では同様である。
以上で説明した電気接続箱1、ワイヤハーネスWHは、筐体本体部36において、車両に設置された状態で、鉛直方向と交差する開口方向L1を向いて開口する開口部31cに電子部品2を露出させて収容することができる。このような構成にあって、電気接続箱1は、上部庇部37a、及び、側部庇部37c、37dを含んで構成される庇部37によって、例えば、鉛直方向の上側から落下し開口部31cに向かう水滴を遮ることができる。この構成により、電気接続箱1は、当該水滴が直接的に開口部31cに入る込むことを抑制することができる。例えば、鉛直方向の上側から電気接続箱1上に落下する水滴としては、一例として、インストルメントパネル内において当該電気接続箱1の直上に設けられるエアコンダクト等の外周に生じる結露水等が挙げられる。その上で、電気接続箱1は、上部リブ部38a、及び、側部リブ部38c、38dを含んで構成される止水リブ部38によって、例えば、筐体本体部36の鉛直方向の上側の面に落下し上部庇部37aや側部庇部37c、37dの縁部37Aを回り込んで開口部31c側に向かう水滴を遮ることができる。この構成により、電気接続箱1は、当該水滴が上部庇部37aや側部庇部37c、37dの縁部37Aを回り込んで間接的に開口部31cに入る込むことも抑制することができる。この結果、電気接続箱1、ワイヤハーネスWHは、適正に防止性能を確保することができる。
また、以上で説明した電気接続箱1、ワイヤハーネスWHは、筐体本体部36において、上部庇部37aと連続する本体上部壁部36aの上面36aaが開口方向L1に沿って開口部31c側とは反対側に向かって鉛直方向の下側に向けて傾斜して形成される。この構成により、電気接続箱1は、図6、図7に矢印A1で示すように、上部庇部37aや本体上部壁部36a上に落下した水滴を、本体上部壁部36a等を介して、自重によって開口部31c側とは反対側に案内し排水することができる。また、電気接続箱1は、少なくとも、側部リブ部38c、及び、側部庇部37cの縁部37Aも開口方向L1に沿って上部リブ部38a側とは反対側に向かって鉛直方向の下側に向けて傾斜して形成される。この構成により、電気接続箱1は、側部庇部37c、37dの縁部37Aを回り込んで開口部31c側に向かおうとする水滴を遮った上で、図6、図7に矢印A2で示すように、側部リブ部38c等を介して、自重によって開口部31c側とは反対側に案内し排水することができる。この結果、電気接続箱1、ワイヤハーネスWHは、より適正に防止性能を確保することができる。
また、以上で説明した電気接続箱1、ワイヤハーネスWHは、開口部31cの開口方向L1が車両に設置された状態で、鉛直方向、及び、水平方向に対して傾斜している。そして、電気接続箱1は、上部庇部37aの水平方向の先端位置P1が開口部31cの開口端面31caの鉛直方向の下端位置P2より水平方向に突出して位置する。この構成により、電気接続箱1は、開口部31cの開口方向L1が上記のような位置関係で車両に設置された状態であっても鉛直方向の上側から開口部31cの開口端面31caに向かう水滴を上部庇部37aによって確実に遮ることができる。この点でも、電気接続箱1、ワイヤハーネスWHは、より適正に防止性能を確保することができる。
さらに、以上で説明した電気接続箱1、ワイヤハーネスWHは、筐体本体部36の本体側部壁部36c、36dにおいて側部リブ部38c、38cと連続する傾斜リブ部39が設けられる。この構成により、電気接続箱1は、側部リブ部38c、38d側から排水された水滴を、図6、図7に矢印A3で示すように、傾斜リブ部39を介して、筐体本体部36の庇部37側とは反対側の端部まで案内し排水することができる。この結果、電気接続箱1、ワイヤハーネスWHは、水滴が開口部31c側に回り込むことをより確実に抑制することができるので、この点でも、より適正に防止性能を確保することができる。
なお、上述した本発明の実施形態に係る電気接続箱、及び、ワイヤハーネスは、上述した実施形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された範囲で種々の変更が可能である。
以上の説明では、開口方向L1は、車両に設置された状態で、鉛直方向(高さ方向X)、及び、水平方向(奥行き方向Y)に対して傾斜した方向となっているものとして説明したがこれに限らない。また、以上の説明では、筐体本体部36は、車両に設置された状態で、本体上部壁部36aの上面36aaが開口方向L1に沿って開口部31c側とは反対側に向かって鉛直方向の下側に傾斜して形成されるものとして説明したがこれに限らない。筐体本体部36は、例えば、本体上部壁部36aの上面36aaが水平方向に沿う位置関係で車両に設置されてもよい。
以上の説明では、少なくとも側部リブ部38c、及び、側部庇部37cの縁部37Aは、車両に設置された状態で、開口方向L1に沿って上部リブ部38a側とは反対側に向かって鉛直方向の下側に傾斜して形成されるものとして説明したがこれに限らない。また、側部リブ部38c、38dは、フレーム31の全体の形状によっては、例えば、側部庇部37dが省略されてもよく、少なくともいずれか一方が設けられていればよい。
以上の説明では、フレーム31は、止水リブ部38に加えて、さらに、傾斜リブ部39も備えているものとして説明したがこれに限らない。フレーム31は、止水リブ部38を備えていればよく、傾斜リブ部39を備えない構成であってもよい。
本実施形態に係る電気接続箱、及び、ワイヤハーネスは、以上で説明した実施形態、変形例の構成要素を適宜組み合わせることで構成してもよい。
1 電気接続箱
2 電子部品
3 筐体
30 収容空間部
31 フレーム
31a、32a 壁部
31aa 上部壁部
31aaa 上面
31ab 下部壁部
31ac、31ad 側部壁部
31b、32c 開口部
31c 開口部(部品搭載開口部)
31ca 開口端面
31cb 法線
32 ロアカバー
32b 底部
33 係止機構
34 ブロック
35 挿通口
36 筐体本体部
36a 本体上部壁部
36aa 上面
36b 本体下部壁部
36c、36d 本体側部壁部
37 庇部
37A 縁部
37a 上部庇部
37aa 上面
37c、37d 側部庇部
38 止水リブ部
38a 上部リブ部
38c、38d 側部リブ部
39、39c、39d 傾斜リブ部
L1 開口方向
P1 先端位置
P2 下端位置
W 配索材
WH ワイヤハーネス
X 高さ方向
Y 奥行き方向
Z 幅方向(開口幅方向)

Claims (5)

  1. 内部に電子部品を収容すると共に車両に設置された状態で、鉛直方向と交差する開口方向を向いて開口し前記電子部品を露出させる部品搭載開口部が形成された筐体本体部と、
    前記部品搭載開口部の鉛直方向の上側の端部から前記開口方向に沿って突出する庇部と、
    前記庇部の前記開口方向の縁部に突出して形成され当該縁部に沿って延在する止水リブ部とを備え、
    前記庇部は、前記部品搭載開口部の鉛直方向の上側に位置する上部庇部、及び、前記上部庇部の開口幅方向の端部から鉛直方向の下側に向けて延在する側部庇部を含み、
    前記止水リブ部は、前記上部庇部の前記縁部に設けられる上部リブ部、及び、前記側部庇部の前記縁部に設けられ前記上部リブ部と連続する側部リブ部を含むことを特徴とする、
    電気接続箱。
  2. 前記筐体本体部は、車両に設置された状態で、鉛直方向の上側に位置し前記上部庇部と連続する本体上部壁部の上面が前記開口方向に沿って前記部品搭載開口部側とは反対側に向かって鉛直方向の下側に向けて傾斜して形成され、
    前記側部リブ部、及び、当該側部リブ部が設けられた前記側部庇部の前記縁部は、車両に設置された状態で、前記開口方向に沿って前記上部リブ部側とは反対側に向かって鉛直方向の下側に向けて傾斜して形成される、
    請求項1に記載の電気接続箱。
  3. 前記開口方向は、車両に設置された状態で、鉛直方向、及び、水平方向に対して傾斜し、
    前記上部庇部は、水平方向の先端位置が前記部品搭載開口部の鉛直方向の下端位置より水平方向に突出して位置する、
    請求項1又は請求項2に記載の電気接続箱。
  4. 前記筐体本体部において、車両に設置された状態で、前記開口幅方向の側部に位置し前記側部庇部と連続する本体側部壁部から突出して形成されると共に、前記側部リブ部と連続し、前記開口方向に沿って前記側部リブ部側とは反対側に向かって鉛直方向の下側に向けて傾斜して形成され、前記筐体本体部の前記庇部側とは反対側の端部まで延在する傾斜リブ部を備える、
    請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の電気接続箱。
  5. 導電性を有する配索材と、
    前記配索材と電気的に接続される電気接続箱とを備え、
    前記電気接続箱は、
    内部に前記配索材と電気的に接続される電子部品を収容すると共に車両に設置された状態で、鉛直方向と交差する開口方向を向いて開口し前記電子部品を露出させる部品搭載開口部が形成された筐体本体部と、
    前記部品搭載開口部の鉛直方向の上側の端部から前記開口方向に沿って突出する庇部と、
    前記庇部の前記開口方向の縁部に突出して形成され当該縁部に沿って延在する止水リブ部とを備え、
    前記庇部は、前記部品搭載開口部の鉛直方向の上側に位置する上部庇部、及び、前記上部庇部の開口幅方向の端部から鉛直方向の下側に向けて延在する側部庇部を含み、
    前記止水リブ部は、前記上部庇部の前記縁部に設けられる上部リブ部、及び、前記側部庇部の前記縁部に設けられ前記上部リブ部と連続する側部リブ部を含むことを特徴とする、
    ワイヤハーネス。
JP2019170150A 2019-09-19 2019-09-19 電気接続箱、及び、ワイヤハーネス Active JP7270513B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019170150A JP7270513B2 (ja) 2019-09-19 2019-09-19 電気接続箱、及び、ワイヤハーネス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019170150A JP7270513B2 (ja) 2019-09-19 2019-09-19 電気接続箱、及び、ワイヤハーネス

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021048711A JP2021048711A (ja) 2021-03-25
JP7270513B2 true JP7270513B2 (ja) 2023-05-10

Family

ID=74878880

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019170150A Active JP7270513B2 (ja) 2019-09-19 2019-09-19 電気接続箱、及び、ワイヤハーネス

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7270513B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012125119A (ja) 2010-12-10 2012-06-28 Sumitomo Wiring Syst Ltd 電気接続箱
JP2013219140A (ja) 2012-04-06 2013-10-24 Denso Corp 電子制御ユニット
JP2018148662A (ja) 2017-03-03 2018-09-20 日本精工株式会社 電子制御ユニットの防滴構造

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3322788B2 (ja) * 1996-01-29 2002-09-09 住友電装株式会社 コネクタハウジング
JP5747894B2 (ja) * 2012-11-01 2015-07-15 株式会社デンソー 電子装置用ケース

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012125119A (ja) 2010-12-10 2012-06-28 Sumitomo Wiring Syst Ltd 電気接続箱
JP2013219140A (ja) 2012-04-06 2013-10-24 Denso Corp 電子制御ユニット
JP2018148662A (ja) 2017-03-03 2018-09-20 日本精工株式会社 電子制御ユニットの防滴構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP2021048711A (ja) 2021-03-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6431187B2 (ja) 電気接続箱、及び、ワイヤハーネス
JP5608470B2 (ja) 電気接続箱
JP7116027B2 (ja) 電気接続箱およびワイヤハーネス
JP6258894B2 (ja) 電子部品ユニット
EP3828038B1 (en) Electrical connection box and wire harness
JP2018133875A (ja) 電気接続箱、及び、ワイヤハーネス
JP6836889B2 (ja) 電気接続箱、及び、ワイヤハーネス
JP5654324B2 (ja) 電気接続箱
CN108281930B (zh) 电气连接箱的配置构造、电气连接箱、线束以及车辆
JP7297620B2 (ja) 電気接続箱、及び、ワイヤハーネス
JP7270513B2 (ja) 電気接続箱、及び、ワイヤハーネス
JP5345911B2 (ja) 電気接続箱
JP7100445B2 (ja) 筐体、電気接続箱、及び、ワイヤハーネス
JP2007068274A (ja) 電気接続箱
JP7163245B2 (ja) 電気接続箱、および、ワイヤハーネス
JP2000349452A (ja) 電気接続箱
JP7293074B2 (ja) 電気接続箱およびワイヤハーネス
JP6764774B2 (ja) 電気接続箱、及び、ワイヤハーネス
JP6925852B2 (ja) 電気接続箱、及び、ワイヤハーネス
JP2021111997A (ja) 電気接続箱及びワイヤハーネス
JP7066762B2 (ja) 筐体、及び、電気接続箱
JP2000013956A (ja) 電気接続箱及び導出具
JP7016893B2 (ja) 電気接続箱
JP7154975B2 (ja) 電気接続箱
JP6688636B2 (ja) 電気接続箱、及び、ワイヤハーネス

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220719

TRDD Decision of grant or rejection written
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230327

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230404

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230425

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7270513

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150