JP2018148662A - 電子制御ユニットの防滴構造 - Google Patents

電子制御ユニットの防滴構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2018148662A
JP2018148662A JP2017040470A JP2017040470A JP2018148662A JP 2018148662 A JP2018148662 A JP 2018148662A JP 2017040470 A JP2017040470 A JP 2017040470A JP 2017040470 A JP2017040470 A JP 2017040470A JP 2018148662 A JP2018148662 A JP 2018148662A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drip
control unit
harness
electronic control
proof
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017040470A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6816565B2 (ja
Inventor
匡一 森本
Kyoichi Morimoto
匡一 森本
昇 金子
Noboru Kaneko
昇 金子
誠 萩原
Makoto Hagiwara
誠 萩原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NSK Ltd
Original Assignee
NSK Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NSK Ltd filed Critical NSK Ltd
Priority to JP2017040470A priority Critical patent/JP6816565B2/ja
Publication of JP2018148662A publication Critical patent/JP2018148662A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6816565B2 publication Critical patent/JP6816565B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Connection Or Junction Boxes (AREA)
  • Casings For Electric Apparatus (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Abstract

【課題】部品点数やその組み付け工数を増やすことなく防滴機能を向上させ得る電子制御ユニットの防滴構造を提供する。【解決手段】この電子制御ユニットの防滴構造は、自身のコネクタ50に電源供給用ハーネス30が接続される電子制御ユニット10に用いられ、電源供給用ハーネス30を電子制御ユニット10の筐体20に固定するハーネス固定用ブラケット40を備えている。ハーネス固定用ブラケット40は、筐体20に後付けで着脱可能な装着構造を有する装着部47と、電源供給用ハーネス30を固定するハーネス固定部48と、電子制御ユニット10の使用姿勢において筐体20の必要な防滴部A1、A2、A3をその上方から覆う複数のひさし部41〜45と、が一体に設けられている。【選択図】図3

Description

本発明は、電子制御ユニットの防滴構造に関する。
従来から、結露などで生じた水滴が電子制御ユニット上に落ちた場合に、この水滴が電子制御ユニットの筐体やコネクタの隙間からユニット内部に浸入すると、内部回路がショートするなどの事故が発生するおそれがある。
これに対し、例えば特許文献1ないし2には、筐体のカバー合せ部やコネクタなどの上方に、防滴用のひさしを設ける技術が開示されている。特許文献1ないし2に記載の技術では、防滴専用の部品により、電子制御ユニットの天面全幅に亘って「ひさし」構造を設けている。
特開2008−130359号公報 特開2016−16696号公報
しかし、特許文献1ないし2に記載の技術では、「ひさし」構造を防滴専用の部品により構成しているので、部品点数が増加する上、その防滴専用部品を電子制御ユニットに組み付ける工数も増えるという問題がある。
そこで、本発明は、このような問題点に着目してなされたものであって、部品点数やその組み付け工数を増やすことなく、防滴機能を向上させ得る電子制御ユニットの防滴構造を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明の一態様に係る電子制御ユニットの防滴構造は、自身のコネクタにハーネスが接続される電子制御ユニットの防滴構造であって、前記ハーネスを前記電子制御ユニットの筐体に固定するためのハーネス固定用ブラケットを備え、前記ハーネス固定用ブラケットは、前記筐体に後付けで着脱可能な装着構造を有する装着部と、前記ハーネスを固定するハーネス固定部と、前記電子制御ユニットの使用姿勢において前記筐体の必要な防滴部をその上方から覆う一または複数のひさし部と、が一体に設けられていることを特徴とする。
本発明の一態様に係る電子制御ユニットの防滴構造によれば、ハーネス固定用ブラケットに、一または複数のひさし部が一体に設けられ、ひさし部は、電子制御ユニットの使用姿勢において筐体の必要な防滴部をその上方から覆うので、「ひさし」構造を防滴専用の部品とせずに、筐体の必要な防滴部を防滴できる。そのため、部品点数やその組み付け工数を増やすことなく、防滴機能を向上させることができる。
ここで、本発明の一態様に係る電子制御ユニットの防滴構造において、前記ハーネス固定用ブラケットは、一枚の板部材から形成されるとともに、前記電子制御ユニットの使用姿勢において、前記筐体の上面を覆う天面部を更に有し、前記装着部および前記一または複数のひさし部は、前記天面部から側方に張り出して前記天面部と一体に設けられ、前記ハーネス固定部は、前記装着部の部分と一体に設けられていることは好ましい。
このような構成であれば、ハーネス固定用ブラケットが一枚の板部材から形成されているので、コンパクトな部分防滴構造を実現する上で好適である。そして、このハーネス固定用ブラケットは、筐体上面を覆う天面部を中央にして、装着部および一または複数のひさし部、並びにハーネス固定部が一体構造で構成されるので、ハーネス固定用ブラケットに対し、部品点数やその組み付け工数を増やすことなく、防滴機能を向上させる構成とする上で好適である。
また、本発明の一態様に係る電子制御ユニットの防滴構造において、前記ひさし部の上面は、前記天面部から斜め下方向に且つ前記筐体の外側に向けて傾斜する傾斜面を有することは好ましい。このような構成であれば、ひさし部の傾斜面に落下した液滴を、その傾斜により筐体の下方向外側に向けてより迅速に導くことができる。そのため、落下した液滴が筐体側から離隔する側に迅速に導かれるので、防滴機能を向上させる上で好適である。
また、本発明の一態様に係る電子制御ユニットの防滴構造において、前記ひさし部による防滴範囲が、前記防滴部として、前記コネクタをその上方から部分的に覆う位置に設けられていることは好ましい。また、前記ひさし部による防滴範囲が、前記防滴部として、前記筐体のカバー合せ部をその上方から部分的に覆う位置に設けられていることは好ましい。このような構成であれば、ハーネス固定用ブラケットに対して、必要最小限の防滴機能を筐体の適所に限って盛り込む上で好適である。
また、本発明の一態様に係る電子制御ユニットの防滴構造において、前記ひさし部の防滴構造は、IPX2規格に適応する構造であることは好ましい。但し、Xは、防水規格の第一記号1〜6のうち任意の数である。このような構成であれば、ハーネス固定用ブラケットに対して、コンパクトな部分防滴構造を盛り込みながらも、IPX2規格に適応する防滴機能、つまり、垂直より左右15°以内から滴下する水滴によって有害な影響を受けない防滴機能を盛り込む上で好適である。
また、本発明の一態様に係る電子制御ユニットの防滴構造において、前記電子制御ユニットは、操舵補助用の電動モータを備える電動パワーステアリングに用いられ、前記ハーネス固定用ブラケットは、前記電子制御ユニットへの電源供給用ハーネスを固定するためのものであり、前記電動パワーステアリングの車両搭載時の使用姿勢において、前記ブラケット部は、前記電源供給用ハーネスを、前記筐体と前記電動モータとの間の位置であって、前記天面部および前記電動モータの上面よりも低い位置にて固定するとともに、前記電動モータの回転センサから導出されたセンサハーネスを、当該ブラケット部よりも低い位置を通過させる位置に設けられていることは好ましい。
このような構成であれば、電動パワーステアリングに本発明の一態様に係る電子制御ユニットの防滴構造を採用するに際し、ブラケット部が、電源供給用ハーネスを天面部および電動モータの上面よりも低い位置にて固定されるとともに、当該ブラケット部よりも低い位置でセンサハーネスを通過させるので、作業者がセンサハーネスを不意に指で引っ掛けてコネクタから抜けるようなトラブルを防止できるとともに、センサハーネスおよびそのコネクタ並びに電源供給用ハーネスに水滴がかからないように構成する上で好適である。よって、電動パワーステアリングに対して本発明の一態様に係る電子制御ユニットの防滴構造を採用する上で優れている。
上述のように、本発明によれば、部品点数やその組み付け工数を増やすことなく、防滴機能を向上させることができる。
本発明に係る防滴構造を備える電子制御ユニットの一実施形態であるコントローラを備える電動パワーステアリング装置の基本構造を示す模式図である。 図1に示す電動パワーステアリング装置の制御系を示すブロック図である。 図1に示す電動パワーステアリング装置の使用姿勢における斜視図であり、同図(a)は、装置の背面側を上にした使用姿勢において左上方から見た図を示し、同図(b)は、装置の背面側を上にした使用姿勢において(a)での裏面上方から見た図を示している。 図1に示す電動パワーステアリング装置の平面図である。 図1に示す電動パワーステアリング装置の正面図である。 図1に示す電動パワーステアリング装置の右側面図である。 図1に示す電動パワーステアリング装置の背面図である。 図1に示す電動パワーステアリング装置の左側面図である。 図1に示す電動パワーステアリング装置の底面図である。 図1に示す電動パワーステアリング装置のコントローラ(電子制御ユニット)の斜視図であり、同図(a)は、正面右上方から見た図を示し、同図(b)は、背面左上方から見た図を示している。 図1に示す電動パワーステアリング装置のコントローラの平面図である。 図1に示す電動パワーステアリング装置のコントローラの正面図である。 図1に示す電動パワーステアリング装置のコントローラの右側面図である。 図1に示す電動パワーステアリング装置のコントローラの背面図である。 図1に示す電動パワーステアリング装置のコントローラの左側面図である。 図1に示す電動パワーステアリング装置のコントローラの底面図である。
以下、本発明に係る防滴構造を有する電子制御ユニットの一実施形態であるコントローラを備える電動パワーステアリング装置について、図面を適宜参照しつつ説明する。なお、図面は模式的なものである。そのため、厚みと平面寸法との関係、比率等は現実のものとは異なることに留意すべきであり、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれている。また、以下に示す実施形態は、本発明の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、本発明の技術的思想は、構成部品の材質、形状、構造、配置等を下記の実施形態に特定するものではない。
本実施形態の電動パワーステアリング装置は、図1に示すように、操向ハンドル1が装着されるコラム軸2が、減速ギア3からユニバーサルジョイント4A、4Bおよびピニオンラック機構5を介して操向車輪のタイトロッド6に連結されている。コラム軸2には、操向ハンドル1の操舵トルクを検出するトルクセンサ7が設けられるとともに、操向ハンドル1の操舵力を補助する電動モータ8が、減速ギア3を介してコラム軸2に連結されている。
電動モータ8には、コントローラ10が付設されている。コントローラ10は、電動パワーステアリング装置を制御する電子制御ユニットである。コントローラ10は、トルクセンサ7で検出された操舵トルクTsと車速センサ9で検出された車速Vとに基づいて、アシスト(操舵補助)指令となる操舵補助指令値を演算し、演算された操舵補助指令値に基づいて、電動モータ8に供給する電流を制御する。電動モータ8およびこれを制御するコントローラ10を含む制御系の構成を図2に示す。
コントローラ10には、バッテリー(図示せず)から後述の電源供給用ハーネス30に電力が供給されるとともに、図2に示すように、イグニションキー(図示せず)を経てイグニションキー信号IGNが入力される。イグニションキーからのイグニション信号IGNは、イグニション電圧モニタ部18及び電源回路部19に入力され、また、電源回路部19から電源電圧Vddが制御演算装置11に入力されるとともに、装置停止用となるリセット信号Rsが制御演算装置11に入力される。
トルクセンサ7で検出された操舵トルクTs及び車速センサ9で検出された車速Vは、制御演算装置11に入力される。制御演算装置11で演算された電流指令値はゲート駆動回路12に入力される。ゲート駆動回路12は、電流指令値等に基づいてゲート駆動信号を形成し、ゲート駆動信号は、FETのブリッジ構成で成るモータ駆動部13に入力される。モータ駆動部13は、非常停止用の遮断装置14を経て3相ブラシレス電動モータで構成される電動モータ8を駆動する。遮断装置14は、2相を遮断するリレー接点141及び142で構成されている。
電動モータ8の各相電流は、電流検出回路15で検出され、検出された3相の電動モータ電流ia〜icは、制御演算装置11にフィードバック電流として入力される。また、電動モータ8には、ホールセンサ等を含む回転センサ16が取り付けられており、回転センサ16からの回転信号RTが、ロータ位置検出回路17に入力され、検出された回転位置θが制御演算装置11に入力される。
モータ駆動部13は、電源ライン81に対し、直列に接続されたFETTr1及びTr2、FETTr3及びTr4、並びに、FETTr5及びTr6が互いに並列接続されている。そして、電源ライン81に対し、並列接続されたFETTr1及びTr2、FETTr3及びTr4、並びに、FETTr5及びTr6が接地ライン82に接続され、これにより、インバータ回路が構成されている。
ここで、FETTr1及びTr2は、FETTr1のソース電極SとFETTr2のドレイン電極Dとが直列に接続され、3相電動モータのc相アームを構成し、c相出力ライン91cにて電流が出力される。また、FETTr3及びTr4は、FETTr3のソース電極SとFETTr4のドレイン電極Dとが直列に接続され、3相電動モータのa相アームを構成し、a相出力ライン91aにて電流が出力される。更に、FETTr5及びTr6は、FETTr5のソース電極SとFETTr6のドレイン電極Dとが直列に接続され、3相電動モータのb相アームを構成し、b相出力ライン91bにて電流が出力される。
図3は、上述した電動パワーステアリング装置の車両搭載時の使用姿勢における全体斜視図である。
同図に示すように、上記コントローラ10は、金属製(例えばアルミダイキャスト製)の筐体20を備える。筐体20は、ケース21と、ケース21の開口部分を密封するカバー22とを有する。筐体20の下部には、金属製(例えばアルミダイキャスト製)の装着ベース23を介して上記電動モータ8が装着される。
図10は、本実施形態のコントローラ10の斜視図であり、また、図11〜図16はコントローラ10の六面図である。
図10〜図16に示すように、コントローラ10は、筐体20が略直方体状に形成され、筐体20内には、上記モータ駆動部13を含むパワーモジュール系を構成する不図示のパワー基板と、上記制御演算装置11及びゲート駆動回路12を含む制御系を構成する不図示の制御基板とが収容される。パワー基板および制御基板は、筐体20内に互いに重ねた状態で収容され、車両搭載時には、縦向きの姿勢となるようにケース21に固定される。また、ケース21には、電力及び信号用のコネクタ50と、3相出力用コネクタ60とが適所に実装される。
カバー22は、パワー基板、制御基板、電力・信号用コネクタ50、及び3相出力用コネクタ60が取り付けられた状態のケース21に対し、ケース21の開口側上方から、パワー基板および制御基板を覆うように取り付けられる。本実施形態では、カバー22とケース21との合せ部分(以下、「カバー合せ部」ともいう)は、筐体20の厚さ方向(カバー22とケース21との対向方向)の略中央に位置するように形成されている。
なお、パワー基板と制御基板は、二枚の基板から別箇の部品として構成できるし、また、多層の樹脂製基板一枚により、パワーモジュール系を構成するパワーモジュール部と、制御系を構成する制御モジュール部とを一体化してもよい。
電力・信号用コネクタ50は、図16に示すように、筐体20の底面に設けられた電力・信号用コネクタ実装部24に実装される。本実施形態では、同図に示すように、電力・信号用コネクタ実装部24は、筐体20の正面を上にした姿勢で、筐体20の右側面寄りの位置に、筐体20の側面に沿って縦となる形状に設けられている。
同図に示すように、電力・信号用コネクタ50は、耐熱樹脂材料製の樹脂フレーム51を有し、樹脂フレーム51が、ケース21の電力・信号用コネクタ実装部24に、二本の取付けねじ50nにより、ケース21の底面側から取り付けられる。
電力・信号用コネクタ50は、電源供給用ハーネス33を介してバッテリー(図示せず)からの直流電源をパワー基板に入力するとともに、回転センサ16、トルクセンサ7および車速センサ9からの信号を含む各種信号を制御基板に入力するために用いられる。
3相出力用コネクタ60は、図12に示すように、筐体20の正面のやや左寄りの位置に突設された3相出力用コネクタ実装部25に実装される。3相出用コネクタ60は、取付けねじ62が挿通される2つの貫通孔が形成された耐熱樹脂材料製の樹脂フレーム63を有する。樹脂フレーム63は、ケース21正面側に設けられた3相出力用コネクタ実装部25に、二本の取付けねじ61により取り付けられる。
3相出力用コネクタ60は、図12に示すように、電動モータ8による操舵補助に必要な配線への出力を行う3つの出力用端子62を有する。各出力用端子62は、対応する3相出力部にケース21内でそれぞれ接続され、図2の各相出力ライン91a、91b、91cからの電流を電動モータ8に出力可能に構成される。
ケース21には、図12に示すように、正面視において、3相出力用コネクタ60の左右の位置に、上記装着ベース23を固定するためのベース固定部26が裏面側に向けて突設されている。図3に示すように、装着ベース23は、筐体20の底面に対して、電動モータ8の軸線が平行になる姿勢でベース固定部26に装着される。装着ベース23の上面には、電動モータ8のフランジ8fを固定するフランジ固定部23fが形成されている。
そして、図5に示すように、フランジ固定部23fには、電動モータ8のインロー凸部8tを嵌合可能な円形のインロー凹部23uが形成され、相互のインロー凸部8tとインロー凹23u部とがインロー嵌合された状態で、図3に示すように、電動モータ8が装着ベース23上面に複数の固定ボルトで固定される。これにより、電動モータ8の出力軸8sは、装着ベース23の正面側に突設された状態で、インロー嵌合部と同軸に支持される。電動モータ8の3相入力用端子は、3相出力用コネクタ60の各出力用端子62にバスバー(図5参照)でそれぞれ接続される。
また、電動モータ8の背面部には、図7に示すように、上記回転センサ16が収容されたセンサ部16sが設けられ、センサ部16sから外部にセンサハーネス34が導出されている。図3に示すように、センサハーネス34の先端には、センサコネクタ35が設けられ、センサコネクタ35は、上述した電力・信号用コネクタ50の対応するコネクタ端子(同図では一番上に位置する端子)に接続される。
さらに、本実施形態では、電力・信号用コネクタ50の複数のコネクタ端子のうち、図3に示すように、同図で一番下に位置する端子が電源供給用端子になっており、上記電源供給用ハーネス30の電源用コネクタ31が電源供給用端子に接続される。なお、他の二つの端子には、上記トルクセンサ7および車速センサ9から導出されたセンサハーネスがそれぞれ対応する端子に接続される。
ここで、本実施形態の電動パワーステアリング装置は、図3に示すように、電源供給用ハーネス30をコントローラ10の筐体20に固定するためのハーネス固定用ブラケット40を備えている。
ハーネス固定用ブラケット40は、同図に示す、コントローラ10の使用姿勢において、筐体20の上面を覆う天面部46と、天面部46の周縁から側方に張り出して必要な防滴部をその上方から部分的に覆う複数のひさし部41〜45と、電源供給用ハーネス30を固定するハーネス固定部48とが一体に設けられるとともに、二本のブラケット固定ねじ33により、筐体20に後付けで着脱可能な装着構造を有している。
詳しくは、ハーネス固定用ブラケット40は金属製の板部材である。本実施形態では、金属製の板部材として板厚1.2mmのSUS材を用いている。なお、ハーネス固定用ブラケット40の材質は、必ずしもこれに限定されない。
ハーネス固定用ブラケット40は、図14に示すように、板部材の平面視において、板部材の中央の部分に、略矩形状の天面部46を有する。天面部46の形状寸法は、図3に示す配置姿勢のときの筐体20の上面の形状と略同じ相似形状で筐体20の上面全面を覆うことのできる寸法とされている。
ハーネス固定用ブラケット40は、図3に示す配置姿勢のときに、天面部46の四辺のうち、電動モータ8の側を向く辺の中央部分が下方に折り返されて装着部47になっている。装着部47は、左右に離隔して二箇所の装着穴が形成されている。一方、筐体20には、装着部47の二箇所の装着穴と対向する位置に、雌ねじが形成された二箇所の装着ボスを有する。これにより、ハーネス固定用ブラケット40は、コントローラ10を組み立てた後に、二本のブラケット固定ねじ33(例えばM4ねじ)で筐体20上部に対し、いつでも後付けで着脱可能に固定される。
特に、本実施形態のハーネス固定用ブラケット40は、ハーネス固定部48と複数のひさし部41〜45とを天面部46と一体に設けている。
ハーネス固定部48は、装着部47に対して、図3に示すように、電力・信号用コネクタ50側の位置であって、電動モータ8と対向する位置に一体形成されている。ハーネス固定部48は、図16に示すように、装着部47と同一面に、図3に示す使用姿勢のときの下方(図16での上方)に伸びる垂下部48cが設けられ、さらに、使用姿勢での垂下部48cの下端(図16での上端)が曲げ加工されて電動モータ8の側に水平に延出する矩形状の延出部48aと、使用姿勢での延出部48aの先端が上方(図16での下方)に曲げ加工されて拘束具32を取り付ける取付け穴48hが形成された矩形状の取付け部48bとが一体形成されている。
本実施形態のハーネス固定用ブラケット40では、図3に示す使用姿勢において、ハーネス固定部48は、天面部46と電動モータ8との間の位置であって、電源供給用ハーネス30を、天面部46および電動モータ8の上面よりも低い位置にて固定する位置に設けられている。さらに、ハーネス固定部48は、水平に延出する延出部48aよりも低い位置でセンサハーネス34を通過させる位置に設けられている。
図3に示すように、電源供給用ハーネス30は、拘束バンド等の拘束具32でハーネス固定用ブラケット40に固定される。このとき、電源供給用ハーネス30は、ハーネス固定部48の両側に設けられた二つのひさし部43、44の最も低い位置よりも低い位置に配置される。さらに、センサハーネス34は、ハーネス固定部48の延出部48aの下側を通して電力・信号用コネクタ50に接続される。
これにより、本実施形態のハーネス固定用ブラケット40では、作業者が、センサハーネス34や電源供給用ハーネス30を不意に指で引っ掛けて、センサハーネス34や電源供給用ハーネス30が電力・信号用コネクタ50から抜けることが防止または抑制されるとともに、センサハーネス34および電源供給用ハーネス30並びに電力・信号用コネクタ50に液滴がかかりにくい構成とされている。
ここで、本実施形態のハーネス固定用ブラケット40の防滴機能は、天面部46の側方に張り出す複数のひさし部41〜45で行う構造である。このハーネス固定用ブラケット40では、天面部46の左右方向での防滴範囲(0〜15°)及び天面部46の後方および前方での防滴範囲(0〜15°)からの水滴に対して防滴可能とするとともに、組み立て性及び搭載性に優れた組付け構造になっている。
つまり、筐体20の周囲には、ケース21とカバー22相互のカバー合せ部が4面それぞれ設けられるところ、筐体20の左右のカバー合せ部A1(図6参照)およびA2(図8参照)は、ハーネス固定用ブラケット40の左右のひさし部41、42にてそれぞれ防滴対応可能となっている。
詳しくは、本実施形態では、筐体20の右側面側に設けられた第一ひさし部41は、天面部46の右側端から下方に向けて直角に曲げ加工された矩形状の垂下部41aと、垂下部41aの下端が右外方に向けて斜めに曲げ加工されて、斜め下方向の外側に向けて傾斜する傾斜面を形成する矩形状のつば部41bと、を有する。
また、筐体20の左側面側に設けられた第二ひさし部42は、天面部46の左側端から下方に向けて直角に曲げ加工された矩形状の垂下部42aと、垂下部42aの下端が左外方に向けて斜めに曲げ加工されて、斜め下方向の外側に向けて傾斜する傾斜面を形成する矩形状のつば部42bと、を有する。
ここで、第一および第二ひさし部41、42は、各つば部41b、42bの先端の位置が、筐体20下部の防滴部分(カバー合せ部A1、A2の最も低い位置)に対して、筐体20下部の防滴部分と各つば部41b、42bの先端とを結んだ線と筐体20側面との間の領域を防滴範囲として、左右に15°の範囲を覆うように、斜め下方に向けて傾斜する庇状をなしている。
つまり、本実施形態では、図4に示すように、第一ひさし部41のつば部41bと筐体20下部の防滴部分とを結んだ線と筐体20側面間の角度を防滴角度θ1とするとき、θ1=15°に設定されている。また、第二ひさし部42のつば部42bと筐体20下部の防滴部分とを結んだ線と筐体20側面間の角度を防滴角度θ2とするとき、θ2=15°に設定されている。
これにより、本実施形態では、左右のひさし部41、42は、ブラケット左右方向での防滴範囲(0〜15°)からの水滴に対してIPX2規格に適応する防滴が可能となっている。換言すれば、本実施形態では、第一および第二ひさし部41、42は、IPX2規格に適応する上で、ハーネス固定用ブラケット40の左右側方に必要最小限の防滴エリアを構成している。但し、Xは、防水規格の第一記号1〜6のうち任意の数である。
さらに、このハーネス固定用ブラケット40は、ブラケット前方からの水滴に対しても防滴できる。本実施形態のハーネス固定用ブラケット40は、ブラケット前方(0〜15°)からの水滴に対しては、天面部46の前方側の左右に設けた二つのひさし部43、44にて対応する。
本実施形態では、図6に示すように、使用姿勢での前方左側には、第三ひさし部43が設けられている。第三ひさし部43は、天面部46の使用姿勢での前方側端から下方外側に向けて第一の角度で曲げ加工された矩形状の垂下部43aと、垂下部43aの下端が下方外側に向けて第二の角度で斜めに曲げ加工されて、斜め下方向外側に向けて傾斜する傾斜面を形成する矩形状のつば部43bと、を有する。
また、図8に示すように、使用姿勢での前方左側には、第四ひさし部44が設けられている。第四ひさし部44は、天面部46の使用姿勢での前方側端から下方外側に向けて第一の角度で曲げ加工された矩形状の垂下部44aと、垂下部44aの下端が下方外側に向けて第二の角度で斜めに曲げ加工されて、斜め下方向外側に向けて傾斜する傾斜面を形成する矩形状のつば部44bと、を有する。
ここで、使用姿勢での前方左右に設けられた各つば部43b、44bの先端の位置は、筐体20の下部の防滴部分(上述したカバー合せ部A1、A2の最も低い位置)に対して左右に15°斜め下方に向けて傾斜する庇状をなしている。
つまり、本実施形態では、図6に示すように、カバー合せ部A1に対し、第三ひさし部43のつば部43bと筐体20下部の防滴部分とを結んだ線と筐体20側面間の角度を防滴角度θ3とするとき、θ3=15°に設定されている。また、図8に示すように、カバー合せ部A2に対し、第四ひさし部44のつば部44bと筐体20下部の防滴部分とを結んだ線と筐体20側面間の角度を防滴角度θ4とするとき、θ4=15°に設定されている。
これにより、使用姿勢での前方左右に設けられた二つのひさし部43、44は、ブラケット前方(0〜15°)からの水滴に対してIPX2規格に適応する防滴が可能となっている。換言すれば、本実施形態では、第三および第四ひさし部43、44は、IPX2規格に適応する上で、ハーネス固定用ブラケット40の前方から必要最小限の防滴エリアを構成している。但し、Xは、防水規格の第一記号1〜6のうち任意の数である。
また、このハーネス固定用ブラケット40は、ブラケット後方での所定範囲(0〜15°)からの水滴に対しても防滴できる。
本実施形態では、ブラケット後方での所定範囲(0〜15°)からの水滴に対しては、天面部46の後方側の辺の全長に亘って設けた第五ひさし部45にて対応する。第五ひさし部45は、図8に示すように、カバー22の平面部側に張り出すとともに、第五ひさし部45の先端部が、使用姿勢において、防滴のための傾斜角度θ5=15°とする角度で斜め下方に向けて傾斜する矩形の庇状をなしている。
これにより、第五ひさし部45は、ブラケット後方(0〜15°)からの水滴に対してIPX2規格に適応する防滴が可能となっている。換言すれば、本実施形態では、第五ひさし部45は、IPX2規格に適応する上で、ハーネス固定用ブラケット40の後方に必要な最小限の防滴エリアを構成している。但し、Xは、防水規格の第一記号1〜6のうち任意の数である。
以下、この電子制御ユニットの防滴構造の作用効果について説明する。
上述したように、本実施形態の電子制御ユニット(ECU)の防滴構造では、ハーネス固定用ブラケット40に、複数のひさし部41〜45を、必要な防滴部を覆うように部分的に設けて防滴機能を追加したので、部品点数やその組み付け工数を増やすことなく防滴機能を向上させることができる。
すなわち、本実施形態の電子制御ユニットの防滴構造は、一枚板から形成されたハーネス固定用ブラケット40が防滴構造を兼ね備えており、ハーネス固定用ブラケット40に、防滴部として、筐体20のケース21とカバー22相互の合せ部A1、A2およびコネクタ部A3を、IPX2規格に適応する範囲で覆うとともに、防滴部として、電力・信号用コネクタ50を、IPX2規格に適応する範囲で覆うように、複数のひさし部41〜45を天面部46の周囲に部分的に設けることで、電源供給用ハーネス30固定のために既に使用しているブラケットに防滴機能を追加している。
そのため、本実施形態の電子制御ユニットの防滴構造では、特許文献1ないし2に記載の技術と比べ、ハーネス固定用ブラケット40に防滴構造を一体化しているので、部品点数の追加が不要であり、また、組立工程の追加も生じない。特に、本実施形態では、電子制御ユニットの筐体20に電源供給用ハーネス30を固定するためのハーネス固定用ブラケット40に、複数のひさし部41〜45を、必要な防滴箇所に応じて、それぞれ部分的に設けているので、コンパクトな部分防滴構造となっている。
また、本実施形態の電子制御ユニットの防滴構造では、各ひさし部41〜45の上面は、天面部46から斜め下方向に且つ筐体20の外側に向けて傾斜する傾斜面を有するので、各ひさし部41〜45の傾斜面に落下した液滴を、その傾斜により筐体20の下方向外側に向けてより迅速に導くことができる。そのため、落下した液滴が筐体20側から離隔する側に迅速に導かれるので、防滴機能を向上させる上で好適である。
また、本実施形態のハーネス固定用ブラケット40では、電源供給用ハーネス30を、筐体20と電動モータ8との間の位置であって、ハーネス固定部48の両側に設けたひさし部43、44の最も低い位置よりも低い位置にてハーネス固定用ブラケット40に固定し、さらに、センサハーネス34は、ハーネス固定部48の延出部48aの下側を通して電力・信号用コネクタ50に接続されているので、作業者がセンサハーネス34や電源供給用ハーネス30を不意に指で引っ掛けて電力・信号用コネクタ50から抜けることを防止できるとともに、センサハーネス34、および電源供給用ハーネス30並びに電力・信号用コネクタ50に水がかかることを防止または抑制する構造として好適である。
さらに、本実施形態の電子制御ユニットの防滴構造は、コンパクトな部分防滴構造としながらも、防水規格の第一記号を含めると、IP42規格に適応する防滴機能を奏する。つまり、ワイヤーなどからの保護がなされるとともに、垂直より左右15°以内から滴下する水滴によって有害な影響を受けない電子制御ユニットになっている。
ここで、防水規格の第二記号IP□2は、滴下(15°傾斜)に対応し、正常な取り付け位置より15°以内の範囲で傾斜したときに、鉛直に滴下する水滴によって有害な影響を受けないものである。これに対し、本実施形態の電子制御ユニットの防滴構造では、図3に示す使用姿勢において、コントローラ10に向けて、200mmの高さから15°の範囲で、3〜5mm/分の水滴を10分間滴下したところ、鉛直に滴下する水滴によって有害な影響を受けなかった。
以上説明したように、この電子制御ユニットの防滴構造によれば、部品点数やその組み付け工数を増やすことなく防滴機能を向上できる。なお、本発明に係る電子制御ユニットの防滴構造は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しなければ種々の変形が可能である。
例えば、上記実施形態では、複数のひさし部41〜45を設けた例を示したが、ハーネス固定用ブラケット40の形状は、必ずしもこれに限定されない。つまり、電子制御ユニットの使用姿勢において、必要な防滴部をその上方から部分的に覆うひさし部を少なくとも一つ有する構成とすることができる。
例えば、筐体20のカバー合せ部に、防水用のパッキンが介装されており、防滴不要な構造であれば、上記カバー合せ部A1、A2に対応するひさし部を省略することもできる。また、この場合において、筐体20の上面についてもカバー合せ部の防滴が不要であれば、天面部46を有しないハーネス固定用ブラケット40の形状とすることもできる。
1 操向ハンドル
2 コラム軸
3 減速ギア
4A、4B ユニバーサルジョイント
5 ピニオンラック機構
6 タイトロッド
7 トルクセンサ
8 電動モータ
8s 出力軸
8f フランジ
9 車速センサ
10 コントローラ(電子制御ユニット)
11 制御演算装置
12 ゲート駆動回路
13 モータ駆動部
14 非常停止用の遮断装置
15 電流検出回路
16 回転センサ
16s センサ部
17 ロータ位置検出回路
18 IGN電圧モニタ部
19 電源回路部
20 筐体
21 ケース
22 カバー
23 装着ベース
30 電源供給用ハーネス
31 電源用コネクタ
32 拘束バンド(拘束具)
33 ブラケット固定ねじ
34 センサハーネス
35 センサコネクタ
40 ハーネス固定用ブラケット
41 第一ひさし部
42 第二ひさし部
43 第三ひさし部
44 第四ひさし部
45 第五ひさし部
46 天面部
47 装着部
48 ハーネス固定部
50 電力・信号用コネクタ
60 3相出力用コネクタ
81 電源ライン
81a 正極端子
82 接地ライン
82a 負極端子
90 3相出力部
91a a相出力ライン
91b b相出力ライン
91c c相出力ライン
141、142 リレー接点
A1、A2 カバー合せ部
A3 コネクタ部

Claims (7)

  1. 自身のコネクタにハーネスが接続される電子制御ユニットの防滴構造であって、
    前記ハーネスを前記電子制御ユニットの筐体に固定するためのハーネス固定用ブラケットを備え、
    前記ハーネス固定用ブラケットは、前記筐体に後付けで着脱可能な装着構造を有する装着部と、前記ハーネスを固定するハーネス固定部と、前記電子制御ユニットの使用姿勢において前記筐体の必要な防滴部をその上方から覆う一または複数のひさし部と、が一体に設けられていることを特徴とする電子制御ユニットの防滴構造。
  2. 前記ハーネス固定用ブラケットは、一枚の板部材から形成されるとともに、前記電子制御ユニットの使用姿勢において、前記筐体の上面を覆う天面部を更に有し、
    前記装着部および前記一または複数のひさし部は、前記天面部から側方に張り出して前記天面部と一体に設けられ、前記ハーネス固定部は、前記装着部の部分と一体に設けられている請求項1に記載の電子制御ユニットの防滴構造。
  3. 前記ひさし部の上面は、前記天面部から斜め下方向に且つ前記筐体の外側に向けて傾斜する傾斜面を有する請求項2に記載の電子制御ユニットの防滴構造。
  4. 前記ひさし部による防滴範囲が、前記防滴部として、前記コネクタをその上方から部分的に覆う位置に設けられている請求項1〜3のいずれか一項に記載の電子制御ユニットの防滴構造。
  5. 前記ひさし部による防滴範囲が、前記防滴部として、前記筐体のカバー合せ部をその上方から部分的に覆う位置に設けられている請求項1〜4のいずれか一項に記載の電子制御ユニットの防滴構造。
  6. 前記ひさし部の防滴構造は、IPX2規格に適応する構造である請求項1〜5のいずれか一項に記載の電子制御ユニットの防滴構造。
    但し、Xは、防水規格の第一記号1〜6のうち任意の数である。
  7. 前記電子制御ユニットは、操舵補助用の電動モータを備える電動パワーステアリングに用いられ、
    前記ハーネス固定用ブラケットは、前記電子制御ユニットへの電源供給用ハーネスを固定するためのものであり、
    前記電動パワーステアリングの車両搭載時の使用姿勢において、前記ブラケット部は、前記電源供給用ハーネスを、前記筐体と前記電動モータとの間の位置であって、前記天面部および前記電動モータの上面よりも低い位置にて固定するとともに、前記電動モータの回転センサから導出されたセンサハーネスを、当該ブラケット部よりも低い位置を通過させる位置に設けられている請求項1〜6のいずれか一項に記載の電子制御ユニットの防滴構造。
JP2017040470A 2017-03-03 2017-03-03 電子制御ユニットの防滴構造 Active JP6816565B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017040470A JP6816565B2 (ja) 2017-03-03 2017-03-03 電子制御ユニットの防滴構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017040470A JP6816565B2 (ja) 2017-03-03 2017-03-03 電子制御ユニットの防滴構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018148662A true JP2018148662A (ja) 2018-09-20
JP6816565B2 JP6816565B2 (ja) 2021-01-20

Family

ID=63591782

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017040470A Active JP6816565B2 (ja) 2017-03-03 2017-03-03 電子制御ユニットの防滴構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6816565B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020009198A1 (ja) * 2018-07-06 2020-01-09 日本精工株式会社 電子制御ユニット及びステアリング装置
JP2021048711A (ja) * 2019-09-19 2021-03-25 矢崎総業株式会社 電気接続箱、及び、ワイヤハーネス
JPWO2020149091A1 (ja) * 2019-01-17 2021-10-14 日立Astemo株式会社 電子制御装置

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6099325A (en) * 1998-11-05 2000-08-08 Ford Motor Company Electronic control module for an electric motor
JP2004072955A (ja) * 2002-08-08 2004-03-04 Yazaki Corp 電気接続箱
JP2013014269A (ja) * 2011-07-05 2013-01-24 Denso Corp 車両用空調装置のケース嵌合構造
JP2013063759A (ja) * 2011-08-26 2013-04-11 Nsk Ltd 電動式パワーステアリング装置
JP2014104955A (ja) * 2012-11-30 2014-06-09 Denso Corp 電子制御装置の固定構造
JP2014168983A (ja) * 2013-03-01 2014-09-18 Denso Corp 車両用電子制御ユニット及びその製造方法
JP2016162864A (ja) * 2015-02-27 2016-09-05 文化シヤッター株式会社 制御盤

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6099325A (en) * 1998-11-05 2000-08-08 Ford Motor Company Electronic control module for an electric motor
JP2004072955A (ja) * 2002-08-08 2004-03-04 Yazaki Corp 電気接続箱
JP2013014269A (ja) * 2011-07-05 2013-01-24 Denso Corp 車両用空調装置のケース嵌合構造
JP2013063759A (ja) * 2011-08-26 2013-04-11 Nsk Ltd 電動式パワーステアリング装置
JP2014104955A (ja) * 2012-11-30 2014-06-09 Denso Corp 電子制御装置の固定構造
JP2014168983A (ja) * 2013-03-01 2014-09-18 Denso Corp 車両用電子制御ユニット及びその製造方法
JP2016162864A (ja) * 2015-02-27 2016-09-05 文化シヤッター株式会社 制御盤

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020009198A1 (ja) * 2018-07-06 2020-01-09 日本精工株式会社 電子制御ユニット及びステアリング装置
JPWO2020149091A1 (ja) * 2019-01-17 2021-10-14 日立Astemo株式会社 電子制御装置
JP2021048711A (ja) * 2019-09-19 2021-03-25 矢崎総業株式会社 電気接続箱、及び、ワイヤハーネス
JP7270513B2 (ja) 2019-09-19 2023-05-10 矢崎総業株式会社 電気接続箱、及び、ワイヤハーネス

Also Published As

Publication number Publication date
JP6816565B2 (ja) 2021-01-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2982570B1 (en) Motor control device and production method therefor
EP2179909B1 (en) Electric power steering system
US8638188B2 (en) Fusible link unit
US20090183940A1 (en) Electric Power Steering Apparatus
JP2018148662A (ja) 電子制御ユニットの防滴構造
JP4661508B2 (ja) 電動パワーステアリング装置
JP2007113486A (ja) インバータ回路を有する車両補機
JP5776856B2 (ja) コネクタ
JP5472317B2 (ja) 電動パワーステアリング装置
JP5273573B2 (ja) モータ駆動装置
JP2019080468A (ja) 電動駆動装置及び電動パワーステアリング装置
US8415575B2 (en) Vehicle switch unit
JP5186788B2 (ja) 電動パワーステアリング装置
JP5229612B2 (ja) 電動パワーステアリング装置
JP5040522B2 (ja) 電動パワーステアリング装置
JP6220537B2 (ja) 電動パワーステアリング用の電子制御ユニット
JP5238039B2 (ja) 電子装置の確実な接続のための構造体
JP4393271B2 (ja) 電動パワーステアリング装置
JP6687172B1 (ja) 電子制御ユニット及びステアリング装置
JP4208691B2 (ja) 電動パワーステアリング装置
JP2008056144A (ja) コラム式電動パワーステアリング装置
JP2005329869A (ja) 電動パワーステアリング装置
JP2003341529A (ja) 電動パワーステアリング装置
JP2002302053A (ja) 電動式動力舵取装置
JP7322537B2 (ja) コントローラの取付構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20191114

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200807

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200915

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201002

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20201124

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20201207

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6816565

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150