JP2003341529A - 電動パワーステアリング装置 - Google Patents

電動パワーステアリング装置

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JP2003341529A
JP2003341529A JP2002153244A JP2002153244A JP2003341529A JP 2003341529 A JP2003341529 A JP 2003341529A JP 2002153244 A JP2002153244 A JP 2002153244A JP 2002153244 A JP2002153244 A JP 2002153244A JP 2003341529 A JP2003341529 A JP 2003341529A
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JP
Japan
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gear box
electric power
power steering
gear
ecu
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JP2002153244A
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Tadashi Hibino
正 日比野
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NSK Ltd
Original Assignee
NSK Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ボルト締結用のねじ孔加工を減らし、かつ部品
点数を削減することにより、組立性の改善を図り、低コ
ストな電動パワーステアリング装置を提供することにあ
る。 【解決手段】電動モータの駆動により、ステアリングギ
ヤを介してステアリングシャフトに補助操舵力を付与す
る電動パワーステアリング装置において、前記電動モー
タの作動を制御するためのコントローラを収容するコン
トロールユニットと、前記ステアリングギヤを収容する
ギヤボックスとを備え、複数のボルトにより、ロアブラ
ケットを介して一体的に締結固定するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電動パワーステ
アリング装置において、コントロールユニット(以下、
ECUという)とロアブラケットをギヤボックスに取付
ける構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の電動パワーステアリン
グ装置として、例えば特許第3218130号公報に示
すように、図6および図7は、一般的なギヤボックス
(センサハウジング)51へのロアブラケット52の取
付け構造を示し、ロアブラケット52は、ボルト53に
よりギヤボックス(センサハウジング)51に固定され
ている。また、ギヤボックス(センサハウジング)51
内の電装品を保護するため、別部品のセンサカバー54
を配して、ボルト55で固定するようになっている。な
お、上記従来例では、ECUは、電動パワーステアリン
グ装置には取り付けず、車体側に取り付けるような構造
である。
【0003】また、例えば特開2000−103347
号公報に示すように、図8は、ギヤボックス(ギヤケー
ス)61に、ECU62を取付ける構造を示す。この従
来例では、ギヤボックス(ギヤケース)61にECU6
2を取付けるためにだけ、ギヤボックス(ギヤケース)
61へのECU62取付け用座板63をギヤボックス
(ギヤケース)61から設け、その座板63をボルト6
4で固定するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来技
術では、ギヤボックス51,61に、ロアブラケット5
2やECU62を取り付ける場合、それぞれ独立したボ
ルト53,64で固定される。また、ギヤボックス5
1,61内にトルク検出用の電装品を設けた場合、それ
を保護するために、別部品(以降、センサカバーとい
う)54を設け、それをボルト55で固定して保護する
ようになっている。
【0005】このように、従来技術では、ギヤボックス
51,61に、ロアブラケット52,ECU62やセン
サカバー54を、それぞれ独立したボルト53,55,
64で固定するようにしたので、ボルト53,55,6
4やセンサカバー54などの部品点数が増えるととも
に、各部品を組み立てるのに、各部品を正確に位置決め
し、ボルトで締結しなければならず、作業性が悪かっ
た。
【0006】そこで、本発明の目的は、ボルト締結用の
ねじ孔加工を減らし、かつ部品点数を削減することによ
り、組立性の改善を図り、低コストな電動パワーステア
リング装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、電
動モータの駆動により、ステアリングギヤを介してステ
アリングシャフトに補助操舵力を付与する電動パワース
テアリング装置において、前記電動モータの作動を制御
するためのコントローラを収容するコントロールユニッ
トと、前記ステアリングギヤを収容するギヤボックスと
を備え、複数のボルトにより、ロアブラケットを介して
一体的に締結固定するようにしたことにより、効果的に
達成される。
【0008】また、上記目的は、前記ギヤボックスの下
方に前記コントロールユニットを配し、前記ギヤボック
ス下面に形成された凹みと前記コントロールユニット上
面とで、トルクセンサ用のセンサ基板などの電装品を密
封状態に覆うようにしたことにより、より効果的に達成
される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明に係る電動パワーステアリング装置の実施例を説明す
る。
【0010】図1および図2は、電動パワーステアリン
グ装置Aの外観を示す図であり、それらの図において、
電動モータ1に隣接してギヤボックス2が配され、該ギ
ヤボックス2には、減速機が収納されている。
【0011】また、ギヤボックス2は、車両前方側(図
1右側)に筒状のコラム3が延びていて、該コラム3内
には、図示しないステアリングホイールに連結する入力
軸4が配されている。これにより、電動モータ1の駆動
により、減速機を介してステアリングホイールに補助操
舵力を付与するようになっている。
【0012】また、ギヤボックス2の下方には、図3に
示すように、車速信号やトルク信号などの信号に基づい
て、電動モータ1の回転などを制御するコントローラを
収納するコントロールユニットとしてのECU5が配さ
れている。このECU5は、図4に示すように、アルミ
ダイカストで成型したダイカスト部6の下方に配されて
いて、該ダイカスト部6により、ECU5で発生した熱
を逃がすヒートシンクの役割を担うようになっている。
【0013】また、ECU5は、箱状のケースからな
り、その上面から一対の突起7,7が延びていて、該各
突起7には、ねじ孔8が形成されている。一方、ギヤボ
ックス2は、図5に示すように、その各側面から、それ
ぞれロアブラケット9が延びていて、ロアブラケット9
には、ECU4側のねじ孔8と同軸になるように、ねじ
孔10が形成されている。
【0014】そして、ギヤボックス2の下面には、略矩
形状の凹み11が形成されていて、該凹み11に、トル
クセンサ用のセンサ基板12などの電装品が、2本のボ
ルト13,13で取り付けられている。これにより、E
CU5の上方に、ねじ孔8とねじ孔10が同軸になるよ
うに、ギヤボックス2が載置されると、ギヤボックス2
の凹み11と、ECU5の上面とで、センサ基板12を
覆うようになっている。
【0015】また、ギヤボックス2の電装品は、トルク
センサ用ハーネス14によって、ECU5の側面に取り
付けられたコンセント15に連結され、ECU5に接続
されるようになっている。これにより、センサ基板12
などの電装品は、ギヤボックス2とECU5によって、
トルクセンサ用ハーネス14の接続用開口以外をダイカ
スト成型によって密封状に覆うような構造になる。
【0016】そして、ギヤボックス2とECU5の上に
は、ロアブラケット16が配され、該ロアブラケット1
6の車両後方側(図1右側)に、ギヤボックス2側のね
じ孔10およびECU5側のねじ孔8と同軸になるよう
に、一対のねじ孔17が形成されている。これにより、
各ねじ孔10,17,8が同軸になり、ボルト18を挿
通して螺合させ、ギヤボックス2とECU5が、ロアブ
ラケット16を介して一体的に結合されることになる。
【0017】なお、19は、EPSシステムを車両に取
り付けるためのブラケットであり、一対のねじ孔20が
形成されている。
【0018】従って、上記実施例では、電動モータ1
を、ロアブラケット16よりも車両前方側(図1左側)
に配置したことによって、ECU5とロアブラケット1
6が、ギヤボックス2と、共通のボルト18を同軸のね
じ孔10,17,8に挿通して螺合することが可能にな
った。すなわち、2本のボルト18で、ギヤボックス
2,ロアブラケット16,およびECU5を一体的に固
定することができる。
【0019】また、センサ基板12は、ギヤボックス2
内に配され、ロアブラケット16に対してほぼ真下に配
されるようにした。すなわち、センサ基板12を、ギア
ボックス2とECU5の間で、サンドイッチ状に配した
ことにより、ECU5が、センサ基板12の蓋(カバ
ー)的役割を果たし、センサ基板12などの電装品を密
封状態に覆って保護することになる。
【0020】よって、2本のボルトだけで、3つの部品
(ロアブラケット16,ECU5,ギヤボックス2)が
一体的に固定され、組立性が向上するとともに、ボルト
数を低減することができる。その結果、装置のコストダ
ウン化を図ることができる。
【0021】なお、上記実施例の図1及び図2で、ロア
ブラケット16に対してセンサ基板12が平行な場合を
例示したが、図3に示すように、ロアブラケット16に
対してセンサ基板12が平行でない場合でも、上記実施
例と同様の作用,効果が得られる。
【0022】
【発明の効果】以上のごとく、本発明によると、電動モ
ータの駆動により、ステアリングギヤを介してステアリ
ングシャフトに補助操舵力を付与する電動パワーステア
リング装置において、電動モータの作動を制御するため
のコントローラを収容するコントロールユニットと、前
記ステアリングギヤを収容するギヤボックスとを備え、
複数のボルトにより、ロアブラケットを介して一体的に
締結固定するようにした。すなわち、ギヤボックス,ロ
アブラケット及びECUを共通のボルトで一体的に固定
した。そのため、組立性が向上し、部品点数を削減する
ことができ、低コストな電動パワーステアリングを得る
ことができる。また、ギヤボックスに取り付けたECU
は、ギヤボックス内のセンサ基板などの電装品を保護す
るための蓋(カバー)的役割も兼ねるような構造になっ
ている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電動パワーステアリング装置の正
面図である。
【図2】図1の電動パワーステアリング装置の側面図で
ある。
【図3】図1の右側方から眺めた図である。
【図4】コントロールユニットの上方から眺めた斜視図
である。
【図5】ギヤボックスを底面側から眺めた図である。
【図6】従来の電動パワーステアリング装置の正面図で
ある。
【図7】図6の電動パワーステアリング装置のギヤボッ
クスにロアブラケットを取りつけた状態を示す図であ
る。
【図8】従来のギヤボックスにECUを取り付けた状態
を示す図である。
【符号の説明】
A 電動パワーステアリング装置 1 電動モータ 2 ギヤボックス 5 コントロールユニット(ECU) 12 センサ基板 16 ロアブラケット 18 ボルト

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電動モータの駆動により、ステアリングギ
    ヤを介してステアリングシャフトに補助操舵力を付与す
    る電動パワーステアリング装置において、前記電動モー
    タの作動を制御するためのコントローラを収容するコン
    トロールユニットと、前記ステアリングギヤを収容する
    ギヤボックスとを備え、複数のボルトにより、ロアブラ
    ケットを介して一体的に締結固定するようにしたことを
    特徴とする電動パワーステアリング装置。
  2. 【請求項2】前記ギヤボックスの下方に前記コントロー
    ルユニットが配され、前記ギヤボックス下面に形成され
    た凹みと前記コントロールユニット上面とで、トルクセ
    ンサ用のセンサ基板などの電装品を密封状態に覆うよう
    にした請求項1に記載の電動パワーステアリング装置。
JP2002153244A 2002-05-28 2002-05-28 電動パワーステアリング装置 Pending JP2003341529A (ja)

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