JP2020043666A - プロテクタ、及び、ワイヤハーネス - Google Patents

プロテクタ、及び、ワイヤハーネス Download PDF

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Abstract

【課題】適正に組み付けることができるプロテクタ、及び、ワイヤハーネスを提供することを目的とする。【解決手段】ワイヤハーネスWH1のプロテクタ1は、プロテクタ本体10と、蓋部材20と、係止機構30とを備え、蓋部材20は、蓋部20aと蓋側壁部20b、20cとに渡って延在する係止確認孔21、及び、蓋部20aの配索空間部11側の面に形成され、係止確認孔21を囲うリブ部を有し、プロテクタ本体10は、係止機構30によってプロテクタ本体10と蓋部材20とが正規位置で係止された状態でそれぞれリブ部の一部が位置する一対の切り欠き部14、及び、一対の切り欠き部14に挟まれて位置して突出方向Yに沿って延在して形成され、係止機構30によってプロテクタ本体10と蓋部材20とが正規位置で係止された状態で係止確認孔21に挿入され当該係止確認孔21から露出する係止確認片15を有することを特徴とする。【選択図】図2

Description

本発明は、プロテクタ、及び、ワイヤハーネスに関する。
車両のワイヤハーネス等に適用される従来のプロテクタとして、例えば、特許文献1には、プロテクタ本体と、蓋体と、ロック機構とを備える電線収容プロテクタが開示されている。プロテクタ本体は、樋状に延びる。蓋体は、プロテクタ本体の上方開口部を覆蓋する。ロック機構は、プロテクタ本体と蓋体を固定的に保持する。この電線収容プロテクタは、弾性突片挿通孔に挿通された弾性突片の係合突起と係合部が係合して蓋体がプロテクタ本体に対して保持されるようになっている。そして、電線収容プロテクタは、プロテクタ本体の側壁の上面には、弾性突片挿通孔の近傍に蓋体側に向かって突出する嵌合突起が設けられている一方、蓋体には、平面視で嵌合突起に対応する位置に嵌合突起収容孔が貫設されている。
特許第6198183号公報
ところで、上述の特許文献1に記載の電線収容プロテクタは、例えば、より確実に組み付けられる構成が望まれている。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであって、適正に組み付けることができるプロテクタ、及び、ワイヤハーネスを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係るプロテクタは、基部、及び、前記基部から突出して形成された本体側壁部を有し、前記基部と前記本体側壁部とによって形成され、導電性を有する配索材が配索される配索空間部、及び、前記本体側壁部の前記基部側とは反対側の端部によって形成され、前記本体側壁部の突出方向に沿って開口する開口部を含んで構成されるプロテクタ本体と、前記開口部を塞ぐ蓋部、及び、前記蓋部から突出して形成され、前記蓋部が前記開口部を塞いだ状態で前記本体側壁部の前記配索空間部側とは反対側で当該本体側壁部と対向して位置する蓋側壁部を有する蓋部材と、前記蓋部が前記開口部を塞ぐ正規位置で前記プロテクタ本体と前記蓋部材とを係止する係止機構とを備え、前記蓋部材は、さらに、前記蓋部と前記蓋側壁部とに渡って延在し前記蓋部と前記蓋側壁部とを貫通する係止確認孔、及び、前記蓋部の前記配索空間部側の面に形成され、前記係止確認孔を囲うリブ部を有し、前記プロテクタ本体は、さらに、前記本体側壁部の前記開口部側の端部に前記突出方向に沿って切り欠かれて形成され、前記係止機構によって前記プロテクタ本体と前記蓋部材とが前記正規位置で係止された状態でそれぞれ前記リブ部の一部が位置する一対の切り欠き部、及び、前記本体側壁部の前記開口部側の端部において前記一対の切り欠き部に挟まれて位置して前記突出方向に沿って延在して形成され、前記係止機構によって前記プロテクタ本体と前記蓋部材とが前記正規位置で係止された状態で前記係止確認孔に挿入され当該係止確認孔から露出する係止確認片を有することを特徴とする。
また、上記プロテクタでは、前記係止機構は、前記プロテクタ本体、又は、前記蓋部材の一方に前記係止確認片とは別に設けられる係止片、前記係止片に形成された係止爪部、及び、前記プロテクタ本体、又は、前記蓋部材の他方に設けられ、前記係止爪部が係止される被係止部を有するものとすることができる。
また、上記プロテクタでは、前記係止機構は、前記係止確認片に形成された係止爪部、及び、前記係止確認孔の縁部に設けられ、前記係止爪部が係止される被係止部を有するものとすることができる。
上記目的を達成するために、本発明に係るワイヤハーネスは、導電性を有する配索材と、前記配索材に装着され当該配索材を保護するプロテクタとを備え、前記プロテクタは、基部、及び、前記基部から突出して形成された本体側壁部を有し、前記基部と前記本体側壁部とによって形成され、前記配索材が配索される配索空間部、及び、前記本体側壁部の前記基部側とは反対側の端部によって形成され、前記本体側壁部の突出方向に沿って開口する開口部を含んで構成されるプロテクタ本体と、前記開口部を塞ぐ蓋部、及び、前記蓋部から突出して形成され、前記蓋部が前記開口部を塞いだ状態で前記本体側壁部の前記配索空間部側とは反対側で当該本体側壁部と対向して位置する蓋側壁部を有する蓋部材と、前記蓋部が前記開口部を塞ぐ正規位置で前記プロテクタ本体と前記蓋部材とを係止する係止機構とを備え、前記蓋部材は、さらに、前記蓋部と前記蓋側壁部とに渡って延在し前記蓋部と前記蓋側壁部とを貫通する係止確認孔、及び、前記蓋部の前記配索空間部側の面に形成され、前記係止確認孔を囲うリブ部を有し、前記プロテクタ本体は、さらに、前記本体側壁部の前記開口部側の端部に前記突出方向に沿って切り欠かれて形成され、前記係止機構によって前記プロテクタ本体と前記蓋部材とが前記正規位置で係止された状態でそれぞれ前記リブ部の一部が位置する一対の切り欠き部、及び、前記本体側壁部の前記開口部側の端部において前記一対の切り欠き部に挟まれて位置して前記突出方向に沿って延在して形成され、前記係止機構によって前記プロテクタ本体と前記蓋部材とが前記正規位置で係止された状態で前記係止確認孔に挿入され当該係止確認孔から露出する係止確認片を有することを特徴とする。
本発明に係るプロテクタ、及び、ワイヤハーネスは、プロテクタ本体の配索空間部に配索材が配索され、係止機構を介してプロテクタ本体と蓋部材とが係止される。そして、プロテクタは、プロテクタ本体が一対の切り欠き部、及び、係止確認孔を有し、蓋部材が係止確認孔、及び、リブ部を有する。この構成において、プロテクタ本体と蓋部材とは、リブ部によって係止確認片を係止確認孔に案内し当該係止確認孔に位置させることで、確実に正規位置で位置決めできるので、係止機構によって確実に正規位置で相互に係止することができる。その上で、プロテクタ本体と蓋部材とは、係止機構によって正規位置で係止された状態で、リブ部の一部が一対の切り欠き部内に位置すると共に、係止確認片が係止確認孔から露出する。この構成により、プロテクタ、及び、ワイヤハーネスは、係止確認孔から露出する係止確認片を通じて、係止機構によってプロテクタ本体と蓋部材とが正規位置で係止されたことを確認させることができる。この結果、プロテクタ、及び、ワイヤハーネスは、適正に組み付けることができる、という効果を奏する。
図1は、実施形態1に係るプロテクタの概略構成を表す斜視図である。 図2は、実施形態1に係るプロテクタの概略構成を表す部分斜視図である。 図3は、実施形態1に係るプロテクタの蓋部材の概略構成を表す斜視図である。 図4は、実施形態1に係るプロテクタの蓋部材の係止確認孔、リブ部を含む部分斜視図である。 図5は、実施形態1に係るプロテクタの断面図である。 図6は、実施形態1に係るプロテクタの係止確認孔、リブ部、切り欠き部、係止確認片を含む部分断面図である。 図7は、実施形態2に係るプロテクタの概略構成を表す斜視図である。 図8は、実施形態2に係るプロテクタの概略構成を表す部分斜視図である。 図9は、実施形態2に係るプロテクタの蓋部材の概略構成を表す斜視図である。 図10は、実施形態2に係るプロテクタの断面図である。
以下に、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
なお、以下で説明する図1、図5、図7、図10は、配索材を二点鎖線で省略して図示し、他図は、配索材の図示自体を省略している。また、以下の説明では、互いに交差する第1方向、第2方向、及び、第3方向のうち、第1方向を「軸線方向X」といい、第2方向を「高さ方向Y」といい、第3方向を「幅方向Z」という。ここでは、軸線方向Xと高さ方向Yと幅方向Zとは、相互に直交(交差)する。軸線方向Xは、典型的には、当該プロテクタに挿通された配索材が延在する延在方向に相当する。高さ方向Yは、典型的には、プロテクタ本体と蓋部材とが積層される積層方向に相当し、本体側壁部が突出する突出方向に相当する。幅方向Zは、典型的には、一対の本体側壁部が対向する対向方向に相当する。また、図5、図10は、高さ方向Y、幅方向Zに沿った断面図(軸線方向Xと直交する断面図)である。以下の説明で用いる各方向は、特に断りのない限り、プロテクタの各部が組み付けられた状態での方向として説明する。
[実施形態1]
図1、図2、図3に示す本実施形態に係るプロテクタ1は、自動車等の車両に搭載されるワイヤハーネスWH1に組み込まれ、導電性を有する配索材Wに外装され当該配索材Wを保護するものである。ワイヤハーネスWH1は、例えば、車両に搭載される各機器間の接続のために、電源供給や信号通信に用いられる複数の配索材Wを束にして集合部品とし、コネクタ等で複数の配索材Wを各機器に接続するようにしたものである。ワイヤハーネスWH1は、導電性を有する配索材Wと、配索材Wに装着され当該配索材Wを保護するプロテクタ1とを備える。配索材Wは、例えば、金属棒、電線、電線束等によって構成される。金属棒は、導電性を有する棒状部材の外側を、絶縁性を有する被覆部によって覆ったものである。電線は、複数の導電性を有する金属素線からなる導体部(芯線)の外側を、絶縁性を有する被覆部によって覆ったものである。電線束は、当該電線を束ねたものである。そして、本実施形態のワイヤハーネスWH1は、配索材Wに組み付けられるプロテクタ1において、係止確認孔21、リブ部22、切り欠き部14、係止確認片15等が設けられることで当該プロテクタ1を適正に組み付けることができる構成を実現したものである。以下、各図を参照してプロテクタ1の構成について詳細に説明する。なお、ワイヤハーネスWH1は、この他、さらに、電気接続箱、グロメット、固定具、コネクタ等を含んで構成されてもよい。
具体的には、プロテクタ1は、絶縁性を有する樹脂材料によって略筒形状に形成される。本実施形態のプロテクタ1は、配索材Wが挿通され当該配索材Wが直線状に配索されるものであるがこれに限らず、当該配索材Wが屈曲されて配索されるものであってもよい。プロテクタ1は、プロテクタ本体10と、蓋部材20と、係止機構30とを備える。プロテクタ1は、プロテクタ本体10と、蓋部材20とが別体に形成され、係止機構30によって当該プロテクタ本体10と当該蓋部材20とが相互に組み付けられる。プロテクタ1は、プロテクタ本体10と蓋部材20とが相互に組み付けられることで、全体として略筒形状、ここでは、略矩形筒形状に形成される。
プロテクタ本体10は、内部に軸線方向Xに沿って配索材Wが挿通、配索されるものである。ここでは、プロテクタ本体10は、軸線方向Xの両端部、及び、高さ方向Yの一端部が開口した略矩形樋形状に形成される。プロテクタ本体10は、軸線方向Xに沿って一方の開口から他方の開口まで配索材Wが挿通される。
より詳細には、プロテクタ本体10は、基部10a、及び、一対の本体側壁部10b、10cを有する。そして、プロテクタ本体10は、基部10a、及び、一対の本体側壁部10b、10cによって形成される配索空間部11、挿通開口部12、及び、開閉開口部13を含んで構成される。プロテクタ本体10は、基部10a、及び、一対の本体側壁部10b、10cが一体となって上述したように略矩形樋形状に形成される。
基部10aは、プロテクタ本体10の内部空間部として配索空間部11を区画するための底体である。基部10aは、高さ方向Yが板厚方向となる略板状に形成される。基部10aは、軸線方向X、及び、幅方向Zに沿って延在する。基部10aは、高さ方向Yに沿って屈曲した部分等を有して形成される。
一対の本体側壁部10b、10cは、プロテクタ本体10の内部空間部として配索空間部11を区画するための壁体である。一対の本体側壁部10b、10cは、共に幅方向Zが板厚方向となる略板状に形成される。一対の本体側壁部10b、10cは、基部10aから高さ方向Yに沿って突出して形成される。ここでは、高さ方向Yは、基部10aに対する各本体側壁部10b、10cの突出方向に相当する。一対の本体側壁部10b、10cは、軸線方向X、及び、高さ方向Yに沿って延在する。一対の本体側壁部10b、10cは、幅方向Zに対して基部10aを挟んで両側に設けられ、幅方向Zに沿って間隔をあけて対向して位置する。ここでは、一対の本体側壁部10b、10cは、基部10aの幅方向Zの両縁にそれぞれ設けられ、軸線方向Xに沿って基部10aの一方の端部から他方の端部まで延在する。言い換えれば、上述の基部10aは、幅方向Zに対してこれら一対の本体側壁部10b、10cの間に位置し、両端部がそれぞれ各本体側壁部10b、10cと接続される。一対の本体側壁部10b、10cは、基部10aにおいて、高さ方向Yに対して同じ側に立設される。本体側壁部10bと本体側壁部10cとは、軸線方向X、及び、高さ方向Yに沿った長さがそれぞれほぼ同等である。ここでは、本体側壁部10bは、幅方向Zに沿って屈曲した部分を有すると共に、外面側(配索空間部11側とは反対側)に固定用のブラケット10d等を有して形成されている。本体側壁部10cは、幅方向Zに沿って屈曲した部分等を有して形成される。
上記のように構成されるプロテクタ本体10は、基部10aと一対の本体側壁部10b、10cとによって、配索空間部11、挿通開口部12、及び、開閉開口部13が形成される。配索空間部11は、軸線方向Xに沿って配索材Wが配索される空間部である。配索空間部11は、基部10aと一対の本体側壁部10b、10cとによって囲われた内部空間部として形成される。挿通開口部12は、配索空間部11に配索材Wを挿通させる開口部である。挿通開口部12は、一対の本体側壁部10b、10c、及び、基部10aによって軸線方向Xの両端部にそれぞれ形成される。一対の挿通開口部12のうちの一方は、軸線方向Xに沿って一方側に開口する。一対の挿通開口部12のうちの他方は、軸線方向Xに沿って他方側に開口する。開閉開口部13は、配索空間部11を外部に対して開放させる開口部であり、蓋部材20によって塞がれる開口部である。開閉開口部13は、例えば、配索空間部11に配索材Wを挿通させる際に開放されると共に挿通後に蓋部材20によって閉鎖される。開閉開口部13は、一対の本体側壁部10b、10cの基部10a側とは反対側の端部によって形成される。開閉開口部13は、高さ方向Yに沿って一方側、すなわち、基部10a側とは反対側に開口する。
蓋部材20は、プロテクタ本体10に組み付けられ当該プロテクタ本体10に形成された開閉開口部13を塞ぐ(閉鎖する)ものである。蓋部材20は、蓋部20a、及び、一対の蓋側壁部20b、20cを有する。蓋部材20は、蓋部20a、及び、一対の蓋側壁部20b、20cが一体となって略板形状に形成される。
蓋部20aは、プロテクタ本体10の開閉開口部13を塞ぎ、配索空間部11を区画するための蓋体である。蓋部20aは、高さ方向Yが板厚方向となる略板状に形成される。蓋部20aは、軸線方向X、及び、幅方向Zに沿って延在する。蓋部20aは、一対の本体側壁部10b、10cの間に形成された開閉開口部13の大部分を閉鎖可能な大きさの略矩形板状に形成される。
一対の蓋側壁部20b、20cは、プロテクタ本体10の一対の本体側壁部10b、10cと重なる重複体である。一対の蓋側壁部20b、20cは、共に幅方向Zが板厚方向となる略板状に形成される。一対の蓋側壁部20b、20cは、蓋部20aから高さ方向Yに沿って突出して形成される。ここでは、高さ方向Yは、蓋部20aに対する各蓋側壁部20b、20cの突出方向に相当する。一対の蓋側壁部20b、20cは、軸線方向X、及び、高さ方向Yに沿って延在する。一対の蓋側壁部20b、20cは、幅方向Zに対して蓋部20aを挟んで両側に設けられ、幅方向Zに沿って間隔をあけて対向して位置する。ここでは、一対の蓋側壁部20b、20cは、蓋部20aの幅方向Zの両縁にそれぞれ設けられ、軸線方向Xに沿って蓋部20aの一方の端部から他方の端部まで延在する。言い換えれば、上述の蓋部20aは、幅方向Zに対してこれら一対の蓋側壁部20b、20cの間に位置し、両端部がそれぞれ各蓋側壁部20b、20cと接続される。一対の蓋側壁部20b、20cは、蓋部20aにおいて、高さ方向Yに対して同じ側に立設される。蓋側壁部20b、20cは、蓋部20aから高さ方向Yに沿ってプロテクタ本体10側に向けて突出して形成される。蓋側壁部20bと蓋側壁部20cとは、軸線方向X、及び、高さ方向Yに沿った長さがそれぞれほぼ同等である。ここでは、蓋側壁部20b、20cは、それぞれ、本体側壁部10b、10cにおいて屈曲した部分と対応して、幅方向Zに沿って屈曲した部分等を有して形成される。
一対の蓋側壁部20b、20cは、蓋部20aが開閉開口部13を塞いだ状態(図1参照)で、本体側壁部10b、10cの外側、すなわち、配索空間部11側とは反対側で当該本体側壁部10b、10cと対向して位置する。より詳細には、蓋側壁部20bは、蓋部20aが開閉開口部13を塞いだ状態で、幅方向Zに対して本体側壁部10bの外側に位置し幅方向Zに沿って本体側壁部10bと対向して重なる。蓋側壁部20cは、蓋部20aが開閉開口部13を塞いだ状態で、幅方向Zに対して本体側壁部10cの外側に位置し幅方向Zに沿って本体側壁部10cと対向して重なる。
係止機構30は、プロテクタ本体10と蓋部材20とを正規位置(図1参照)で係止する機構である。ここで、正規位置とは、蓋部材20の蓋部20aがプロテクタ本体10の開閉開口部13を塞ぎ、幅方向Zに沿って、本体側壁部10bと蓋側壁部20bとが対向して重なり、本体側壁部10cと蓋側壁部20cとが対向して重なる位置である。
具体的には、係止機構30は、係止片31、係止爪部32、及び、被係止部33を有する。
係止片31は、プロテクタ本体10、又は、蓋部材20の一方、ここでは、蓋部材20に設けられる。係止片31は、蓋側壁部20b、20cから高さ方向Yに沿ってプロテクタ本体10側に向けて略矩形板状に突出して形成される。係止片31は、蓋側壁部20b、20cそれぞれにおいて軸線方向Xに沿って間隔をあけて複数設けられる。ここでは、係止片31は、蓋側壁部20bに3つ、蓋側壁部20cに3つ、合計6つ形成される。
係止爪部32は、各係止片31に爪状に形成される。係止爪部32は、被係止部33に係止される部分である。係止爪部32は、それぞれ各係止片31の外面側(配索空間部11側とは反対側)に1つずつ設けられる。
被係止部33は、プロテクタ本体10、又は、蓋部材20の他方、ここでは、プロテクタ本体10に設けられる。被係止部33は、係止爪部32が係止される部分である。被係止部33は、係止片31、係止爪部32の数に応じて複数設けられる。ここでは、被係止部33は、本体側壁部10bに3つ、本体側壁部10cに3つ、合計6つ形成される。各被係止部33は、それぞれ高さ方向Yに沿って係止片31、係止爪部32と対向する位置に形成される。これにより、各被係止部33は、プロテクタ本体10と蓋部材20とが正規位置にある状態で、それぞれ係止爪部32を係止可能な位置に形成される。各被係止部33は、軸線方向Xに沿って延在する板状部33a、及び、当該板状部33aの両端部を支持する一対の支持部33bを含んで構成される。各被係止部33は、板状部33aの高さ方向Yの一方側(蓋部材20側とは反対側)の端面が係止爪部32を係止する係止端面を構成する。
上記のように構成される係止機構30は、蓋部20aが開閉開口部13を塞ぎ、本体側壁部10b、10cと蓋側壁部20b、20cとが対向して重なる正規位置で、各係止片31が各被係止部33の一対の支持部33bの間に高さ方向Yに沿って挿入される。そして、係止機構30は、各係止爪部32が各被係止部33に係止されることで、プロテクタ本体10と蓋部材20とを当該正規位置で係止することがきる。
そしてさらに、本実施形態のプロテクタ1は、図1、図2、図3、図4、図5、図6に示すように、蓋部材20が係止確認孔21、リブ部22を有し、プロテクタ本体10が切り欠き部14、係止確認片15を有することで、適正な組み付け性を確保している。
具体的には、係止確認孔21は、蓋部20aと蓋側壁部20b、20cとに渡って延在して形成される貫通孔である。係止確認孔21は、蓋部20aと蓋側壁部20b、20cとを貫通する。すなわち、係止確認孔21は、蓋部20aと蓋側壁部20b、20cとが交わることで形成される角部に設けられ、高さ方向Yに沿って蓋部20aを貫通し、幅方向Zに沿って蓋側壁部20b、20cを貫通する。本実施形態の係止確認孔21は、蓋部貫通部21a、及び、側壁部貫通部21bを含んで構成され、全体として略矩形状に形成される(図2、図3、図4、図5等参照)。蓋部貫通部21aは、係止確認孔21において、高さ方向Yに沿って蓋部20aを貫通する部分である。側壁部貫通部21bは、係止確認孔21において、幅方向Zに沿って蓋側壁部20b、20cを貫通する部分である。ここでは、係止確認孔21は、蓋部20aと蓋側壁部20bとの角部に3つ、蓋部20aと蓋側壁部20cとの角部に3つ、合計6つ形成される。各係止確認孔21は、それぞれ係止片31の基端部近傍に1つずつ形成されている。
リブ部22は、蓋部20aの配索空間部11側の面であるリブ形成面20dに形成され、係止確認孔21を囲う部分である(図3、図4、図5、図6参照)。リブ部22は、リブ形成面20dから高さ方向Yに沿ってプロテクタ本体10側に向けて枠状に突出して形成される。本実施形態のリブ部22は、縦リブ部22a、及び、一対の横リブ部22bを含んで構成され、全体として略コの字型枠状に形成される。縦リブ部22aは、リブ部22において、係止確認孔21の蓋部貫通部21aの軸線方向Xに沿った縁部(幅方向Zの縁部)に、軸線方向Xに沿って延在して形成される部分である。縦リブ部22aは、幅方向Zに対して係止確認孔21を挟んで蓋側壁部20b、20cと対向して位置する。一対の横リブ部22bは、リブ部22において、係止確認孔21の蓋部貫通部21aの幅方向Zに沿った両縁部(軸線方向Xの両縁部)に、それぞれ幅方向Zに沿って延在して形成される部分である。一対の横リブ部22bは、軸線方向Xに対して係止確認孔21を挟んで相互に対向して位置する。リブ部22は、縦リブ部22aの両端部にそれぞれ横リブ部22bが交わることで角部が形成される。リブ部22は、各係止確認孔21に対してそれぞれ1つずつ、合計6つ形成される。
切り欠き部14は、本体側壁部10b、10cの開閉開口部13側の端部に高さ方向Yに沿って切り欠かれて形成された部分である(図2、図6等参照)。切り欠き部14は、軸線方向Xに対して後述する係止確認片15を挟んで一対で設けられる。一対の切り欠き部14は、本体側壁部10b、10cの開閉開口部13側の端部から高さ方向Yに沿って延在して形成される。一対の切り欠き部14は、係止機構30によってプロテクタ本体10と蓋部材20とが正規位置で係止された状態で、それぞれリブ部22の一部が位置する。一対の切り欠き部14は、リブ部22の数に応じて複数設けられる。ここでは、一対の切り欠き部14は、本体側壁部10bに3組、本体側壁部10cに3組、合計6組が形成される。一対の切り欠き部14は、それぞれ高さ方向Yに沿って横リブ部22bと対向する位置に形成される。これにより、一対の切り欠き部14は、プロテクタ本体10と蓋部材20とが正規位置にある状態で、それぞれ一対の横リブ部22bの一部が挿入される位置に形成される。
係止確認片15は、本体側壁部10b、10cの開閉開口部13側の端部において、軸線方向Xに対して一対の切り欠き部14に挟まれて位置して高さ方向Yに沿って延在して形成された部分である(図2、図6等参照)。本実施形態の係止確認片15は、上述した係止片31とは別に設けられる。係止確認片15は、本体側壁部10b、10cの開閉開口部13側の端部から高さ方向Yに沿って蓋部材20側に向けて略矩形板状に突出して形成される。言い換えれば、係止確認片15は、軸線方向Xの両側に一対の切り欠き部14が形成されることで、高さ方向Yに沿って延在する板片状に形成される。係止確認片15は、先端部が本体側壁部10b、10cの開閉開口部13側の端部よりもやや蓋部材20側に突出して位置する。係止確認片15は、係止機構30によってプロテクタ本体10と蓋部材20とが正規位置で係止された状態で、係止確認孔21に挿入され当該係止確認孔から露出する位置に形成される。係止確認片15は、係止確認孔21の数に応じて複数設けられる。ここでは、係止確認片15は、本体側壁部10bに3つ、本体側壁部10cに3つ、合計6つが形成される。各係止確認片15は、それぞれ高さ方向Yに沿って係止確認孔21と対向する位置に形成される。これにより、各係止確認片15は、プロテクタ本体10と蓋部材20とが正規位置にある状態で、それぞれ対応する係止確認孔21に挿入される位置に形成される。また、各係止確認片15は、先端部に、係止確認孔21に挿入する際の拾い面となるテーパ面(傾斜面)15aが形成されている(図5等参照)。
以上で説明したプロテクタ1、ワイヤハーネスWH1は、プロテクタ本体10の配索空間部11に配索材Wが配索され、係止機構30を介してプロテクタ本体10と蓋部材20とが係止される。この結果、プロテクタ1、配索材Wを保護することができると共に、当該配索材Wの配索経路を規制することができる。
そして、プロテクタ1は、プロテクタ本体10が一対の切り欠き部14、及び、係止確認片15を有し、蓋部材20が係止確認孔21、及び、リブ部22を有する。この構成において、プロテクタ本体10と蓋部材20とは、リブ部22によって係止確認片15を係止確認孔21に案内し確実に当該係止確認孔21に位置させることができる(図1、図5、図6等参照)。この結果、プロテクタ1は、プロテクタ本体10と蓋部材20とを正規位置で位置決めした上で、係止機構30によってプロテクタ本体10と蓋部材20とを確実に当該正規位置で相互に係止することができる。
その上で、各係止確認孔21は、プロテクタ本体10と蓋部材20とが正規位置以外にある状態で開放された状態となる一方、プロテクタ本体10と蓋部材20とが係止機構30によって正規位置で係止された状態で係止確認片15によって閉塞された状態となる(図1、図5、図6等参照)。すなわち、プロテクタ1は、プロテクタ本体10と蓋部材20とが係止機構30によって正規位置で係止された状態で、係止確認片15が係止確認孔21に挿入され当該係止確認孔21から露出する。この構成により、プロテクタ1は、係止確認孔21から露出する係止確認片15を通じて、係止機構30によってプロテクタ本体10と蓋部材20とが正規位置で係止されたことを確認させることができる。この場合、プロテクタ1は、係止確認孔21が蓋部20aと蓋側壁部20b、20cとに渡って延在して形成されているので、高さ方向Y、及び、幅方向Zの双方から係止確認孔21に露出する係止確認片15を確認させることができる。この結果、プロテクタ1は、係止機構30によってプロテクタ本体10と蓋部材20とが正規位置で係止されたことを目視にて確認させ易くすることができる。また、プロテクタ1は、蓋部20aと蓋側壁部20b、20cとに渡って係止確認孔21を形成しても、上述のリブ部22が係止確認孔21周りの補強部位として機能するので、当該係止確認孔21を広く確保した上で、適正な強度も確保することができる。
またこのとき、プロテクタ1は、係止機構30によってプロテクタ本体10と蓋部材20とが正規位置で係止された状態で、リブ部22の一部が一対の切り欠き部14内に位置する(図6等参照)。この構成により、プロテクタ1は、高さ方向Yに対する大型化を抑制した上で、リブ部22が本体側壁部10b、10cの開閉開口部13側の端部と干渉することを防止することができる。この点においても、プロテクタ1は、係止機構30によってプロテクタ本体10と蓋部材20を確実に正規位置で相互に係止することができる。
以上のことから、プロテクタ1、ワイヤハーネスWH1は、配索材Wに対してプロテクタ本体10、蓋部材20を適正に組み付けた上で、プロテクタ本体10と蓋部材20とを適正に組み付けることができる。
ここでは、以上で説明したプロテクタ1、ワイヤハーネスWH1は、係止機構30が係止確認片15とは別に設けられる係止片31、係止片31に形成された係止爪部32、及び、係止爪部32が係止される被係止部33を有して構成される。このような構成において、プロテクタ1、ワイヤハーネスWH1は、配索材Wに対してプロテクタ本体10、蓋部材20を適正に組み付けた上で、当該係止機構30を介してプロテクタ本体10と蓋部材20とを適正に組み付けることができる。
[実施形態2]
実施形態2に係るプロテクタ、ワイヤハーネスは、係止爪部が係止確認片に設けられる点で実施形態1とは異なる。以下では、上述した実施形態と同様の構成要素には共通の符号が付されるとともに、共通する構成、作用、効果については、重複した説明はできるだけ省略する。
図7、図8、図9、図10に示す本実施形態のワイヤハーネスWH2が備えるプロテクタ201は、係止機構30にかえて係止機構230を備える点で上述のプロテクタ1と異なる。プロテクタ201のその他の構成は、大きさや形状等が若干異なる部分があるものの、基本的には当該プロテクタ1と略同様の構成である。具体的には、本実施形態の係止機構230は、係止爪部232、及び、被係止部233を有する。
本実施形態の係止爪部232は、係止確認片15に形成される点で上述の係止爪部32と異なる。つまり、本実施形態の係止確認片15は、係止爪部232が形成される係止片としても兼用される。係止爪部232のその他の構成は、大きさや形状等が若干異なる部分があるものの、基本的には当該係止爪部32と略同様の構成である。係止爪部232は、各係止確認片15に爪状に形成される。係止爪部232は、それぞれ各係止確認片15の外面側(配索空間部11側とは反対側)に1つずつ設けられる。
そして、本実施形態の被係止部233は、蓋部材20に設けられる。被係止部233は、係止爪部232が係止される部分である。本実施形態の被係止部233は、係止確認孔21の縁部に設けられる。より具体的には、被係止部233は、係止確認孔21を構成する側壁部貫通部21bの高さ方向Yの縁部(軸線方向Xに沿った縁部)に設けられる。
上記のように構成される係止機構230は、蓋部20aが開閉開口部13を塞ぎ、本体側壁部10b、10cと蓋側壁部20b、20cとが対向して重なる正規位置で、各係止確認片15が高さ方向Yに沿って各係止確認孔21に挿入される。そして、係止機構230は、各係止確認片15に形成された各係止爪部232が各係止確認孔21の縁部に設けられた各被係止部233に係止されることで、プロテクタ本体10と蓋部材20とを当該正規位置で係止することがきる。
以上で説明したプロテクタ201、ワイヤハーネスWH2は、プロテクタ1、ワイヤハーネスWH1と同様に、配索材Wに対してプロテクタ本体10、蓋部材20を適正に組み付けた上で、プロテクタ本体10と蓋部材20とを適正に組み付けることができる。ここでは、プロテクタ201は、係止確認片15を係止片として兼用し、当該係止確認片15に設けられた係止爪部232が係止確認孔21に設けられた被係止部233に係止されることで、プロテクタ本体10と蓋部材20とを正規位置で係止することがきる。この結果、プロテクタ201、ワイヤハーネスWH2は、適正な組み付けを実現するための構成の一部を係止機構230としても兼用することができるので、大型化を抑制した上で、適正な組み付け性を実現することができる。
なお、上述した本発明の実施形態に係るプロテクタ、及び、ワイヤハーネスは、上述した実施形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された範囲で種々の変更が可能である。
以上の説明では、係止機構30は、係止片31が蓋部材20に設けられ、被係止部33がプロテクタ本体10に設けられるものとして説明したがこれに限らない。係止機構30は、係止片31がプロテクタ本体10に設けられ、被係止部33が蓋部材20に設けられる構成であってもよい。
以上の説明では、第1方向である軸線方向Xと第2方向である高さ方向Yと第3方向である幅方向Zとは、相互に略直交するものとして説明したがこれに限らず、少なくとも相互に交差していればよい。
1、201 プロテクタ
10 プロテクタ本体
10a 基部
10b、10c 本体側壁部
10d ブラケット
11 配索空間部
12 挿通開口部
13 開閉開口部(開口部)
14 切り欠き部
15 係止確認片
20 蓋部材
20a 蓋部
20b、20c 蓋側壁部
20d リブ形成面
21 係止確認孔
21a 蓋部貫通部
21b 側壁部貫通部
22 リブ部
22a 縦リブ部
22b 横リブ部
30、230 係止機構
31 係止片
32、232 係止爪部
33a 板状部
33b 支持部
33、233 被係止部
WH1、WH2 ワイヤハーネス
X 軸線方向
Y 高さ方向(突出方向)
Z 幅方向

Claims (4)

  1. 基部、及び、前記基部から突出して形成された本体側壁部を有し、前記基部と前記本体側壁部とによって形成され、導電性を有する配索材が配索される配索空間部、及び、前記本体側壁部の前記基部側とは反対側の端部によって形成され、前記本体側壁部の突出方向に沿って開口する開口部を含んで構成されるプロテクタ本体と、
    前記開口部を塞ぐ蓋部、及び、前記蓋部から突出して形成され、前記蓋部が前記開口部を塞いだ状態で前記本体側壁部の前記配索空間部側とは反対側で当該本体側壁部と対向して位置する蓋側壁部を有する蓋部材と、
    前記蓋部が前記開口部を塞ぐ正規位置で前記プロテクタ本体と前記蓋部材とを係止する係止機構とを備え、
    前記蓋部材は、さらに、前記蓋部と前記蓋側壁部とに渡って延在し前記蓋部と前記蓋側壁部とを貫通する係止確認孔、及び、前記蓋部の前記配索空間部側の面に形成され、前記係止確認孔を囲うリブ部を有し、
    前記プロテクタ本体は、さらに、前記本体側壁部の前記開口部側の端部に前記突出方向に沿って切り欠かれて形成され、前記係止機構によって前記プロテクタ本体と前記蓋部材とが前記正規位置で係止された状態でそれぞれ前記リブ部の一部が位置する一対の切り欠き部、及び、前記本体側壁部の前記開口部側の端部において前記一対の切り欠き部に挟まれて位置して前記突出方向に沿って延在して形成され、前記係止機構によって前記プロテクタ本体と前記蓋部材とが前記正規位置で係止された状態で前記係止確認孔に挿入され当該係止確認孔から露出する係止確認片を有することを特徴とする、
    プロテクタ。
  2. 前記係止機構は、前記プロテクタ本体、又は、前記蓋部材の一方に前記係止確認片とは別に設けられる係止片、前記係止片に形成された係止爪部、及び、前記プロテクタ本体、又は、前記蓋部材の他方に設けられ、前記係止爪部が係止される被係止部を有する、
    請求項1に記載のプロテクタ。
  3. 前記係止機構は、前記係止確認片に形成された係止爪部、及び、前記係止確認孔の縁部に設けられ、前記係止爪部が係止される被係止部を有する、
    請求項1に記載のプロテクタ。
  4. 導電性を有する配索材と、
    前記配索材に装着され当該配索材を保護するプロテクタとを備え、
    前記プロテクタは、
    基部、及び、前記基部から突出して形成された本体側壁部を有し、前記基部と前記本体側壁部とによって形成され、前記配索材が配索される配索空間部、及び、前記本体側壁部の前記基部側とは反対側の端部によって形成され、前記本体側壁部の突出方向に沿って開口する開口部を含んで構成されるプロテクタ本体と、
    前記開口部を塞ぐ蓋部、及び、前記蓋部から突出して形成され、前記蓋部が前記開口部を塞いだ状態で前記本体側壁部の前記配索空間部側とは反対側で当該本体側壁部と対向して位置する蓋側壁部を有する蓋部材と、
    前記蓋部が前記開口部を塞ぐ正規位置で前記プロテクタ本体と前記蓋部材とを係止する係止機構とを備え、
    前記蓋部材は、さらに、前記蓋部と前記蓋側壁部とに渡って延在し前記蓋部と前記蓋側壁部とを貫通する係止確認孔、及び、前記蓋部の前記配索空間部側の面に形成され、前記係止確認孔を囲うリブ部を有し、
    前記プロテクタ本体は、さらに、前記本体側壁部の前記開口部側の端部に前記突出方向に沿って切り欠かれて形成され、前記係止機構によって前記プロテクタ本体と前記蓋部材とが前記正規位置で係止された状態でそれぞれ前記リブ部の一部が位置する一対の切り欠き部、及び、前記本体側壁部の前記開口部側の端部において前記一対の切り欠き部に挟まれて位置して前記突出方向に沿って延在して形成され、前記係止機構によって前記プロテクタ本体と前記蓋部材とが前記正規位置で係止された状態で前記係止確認孔に挿入され当該係止確認孔から露出する係止確認片を有することを特徴とする、
    ワイヤハーネス。
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