JP2023008002A - ワイヤハーネス、及び、プロテクタ - Google Patents

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Atomu Sato
弘樹 後藤
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Abstract

【課題】防砂対象となる空間への砂の侵入を適正に抑制することができるワイヤハーネス、及び、プロテクタを提供することを目的とする。【解決手段】ワイヤハーネスWH1は、導電性を有する複数の配索材Wと、複数の配索材Wが配索されるプロテクタ1とを備え、プロテクタ1は、複数の配索材Wが配索される配索空間部を形成すると共に開口部を有するベース部材10と、ベース部材10に組み付けられ開口部を塞ぐカバー部材20と、ベース部材10からカバー部材20側に向けて突出して形成され配索空間部に配索された複数の配索材Wの隙間に位置するベース側リブ31、及び、カバー部材20からベース部材10側に向けて突出して形成され配索空間部に配索された複数の配索材Wの隙間に位置するカバー側リブ32を含み、軸線方向Xに沿って視てベース側リブ31の先端部31aとカバー側リブ32の先端部32aとが重なって位置する防砂構造30とを備える。【選択図】図5

Description

本発明は、ワイヤハーネス、及び、プロテクタに関する。
例えば、特許文献1には、コルゲートチューブの少なくとも端部を収容して保持する筒状のプロテクタが開示されている。このプロテクタは、本体部と、カバー部とを備える。本体部は、底壁、当該底壁の両端縁から立ち上がる一対の側壁、及び、底壁と側壁とのうちの少なくとも何れかの壁に設けられてコルゲートチューブの端部を保持する保持部、を有する。カバー部は、本体部を覆う。
特開2019-88120号公報
ところで、上述の特許文献1に記載のプロテクタは、例えば、防砂対象となる空間への砂の侵入抑制の点で更なる改善の余地がある。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであって、防砂対象となる空間への砂の侵入を適正に抑制することができるワイヤハーネス、及び、プロテクタを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係るワイヤハーネスは、導電性を有する複数の配索材と、内部に軸線方向に沿って前記複数の配索材が配索されるプロテクタとを備え、前記プロテクタは、前記複数の配索材が配索される配索空間部を形成すると共に当該配索空間部において前記軸線方向と交差する開口方向に沿って一方側に開口した開口部を有するベース部材と、前記ベース部材に組み付けられ前記開口部を塞ぐカバー部材と、前記ベース部材から前記カバー部材側に向けて突出して形成され前記配索空間部に配索された前記複数の配索材の隙間に位置するベース側リブ、及び、前記カバー部材から前記ベース部材側に向けて突出して形成され前記配索空間部に配索された前記複数の配索材の隙間に位置するカバー側リブを含み、前記軸線方向に沿って視て前記ベース側リブの先端部と前記カバー側リブの先端部とが重なって位置する防砂構造とを備える。
上記目的を達成するために、本発明に係るプロテクタは、導電性を有する複数の配索材が軸線方向に沿って配索される配索空間部を形成すると共に当該配索空間部において前記軸線方向と交差する開口方向に沿って一方側に開口した開口部を有するベース部材と、前記ベース部材に組み付けられ前記開口部を塞ぐカバー部材と、前記ベース部材から前記カバー部材側に向けて突出して形成され前記配索空間部に配索された前記複数の配索材の隙間に位置するベース側リブ、及び、前記カバー部材から前記ベース部材側に向けて突出して形成され前記配索空間部に配索される前記複数の配索材の隙間に位置するカバー側リブを含み、前記軸線方向に沿って視て前記ベース側リブの先端部と前記カバー側リブの先端部とが重なって位置する防砂構造とを備える。
本発明に係るワイヤハーネス、及び、プロテクタは、防砂対象となる空間への砂の侵入を適正に抑制することができる、という効果を奏する。
図1は、実施形態1に係るワイヤハーネスの概略構成を表す斜視図である。 図2は、実施形態1に係るワイヤハーネスの概略構成を表す分解斜視図である。 図3は、実施形態1に係るワイヤハーネスのベース側リブを含む部分斜視図である。 図4は、実施形態1に係るワイヤハーネスのカバー側リブを含む部分斜視図である。 図5は、実施形態1に係るワイヤハーネスの防砂構造を含む部分断面図である。 図6は、実施形態1に係るワイヤハーネスの防砂構造を含む部分断面図である。 図7は、実施形態1に係るワイヤハーネスの防砂構造を含む部分断面図である。 図8は、実施形態1に係るワイヤハーネスの防砂構造を含む部分断面図である 図9は、実施形態2に係るワイヤハーネスのカバー側リブを含む部分斜視図である。 図10は、実施形態2に係るワイヤハーネスの防砂構造を含む部分断面図である。 図11は、実施形態2に係るワイヤハーネスの防砂構造を含む部分断面図である。 図12は、実施形態2に係るワイヤハーネスの防砂構造を含む部分断面図である。 図13は、変形例に係るワイヤハーネスの防砂構造を含む部分断面図である
以下に、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
なお、以下の説明では、互いに交差する第1方向、第2方向、及び、第3方向のうち、第1方向を「軸線方向X」といい、第2方向を「幅方向Y」といい、第3方向を「高さ方向Z」という。ここでは、軸線方向Xと幅方向Yと高さ方向Zとは、相互に略直交する。軸線方向Xは、典型的には、プロテクタに配索される配索材の配索方向に相当する。幅方向Yは、典型的には、プロテクタに配索される複数の配索材の並び方向に相当する。高さ方向Zは、典型的には、プロテクタのベース部材の開口方向、ベース部材とカバー部材との積層方向に相当する。以下の説明で用いる各方向は、特に断りのない限り、各部が相互に組み付けられた状態での方向として説明する。
[実施形態1]
図1、図2に示すワイヤハーネスWH1は、例えば、車両に搭載される各装置間の接続のために、電源供給や信号通信に用いられる複数の配索材Wを束にして集合部品とし、コネクタ等で複数の配索材Wを各装置に接続するようにしたものである。本実施形態のワイヤハーネスWH1は、複数の配索材Wと、外装材Tと、プロテクタ1とを備える。ワイヤハーネスWH1は、この他、さらに、グロメット、電気接続箱、固定具、コネクタ等の種々の構成部品を含んで構成されてもよい。
配索材Wは、例えば、導電性を有する複数の金属素線を束ねた芯線を、絶縁被覆部によって被覆した絶縁電線である。配索材Wは、複数の絶縁電線を束ねたものであってもよい。また、配索材Wは、導電性を有する金属棒を、絶縁被覆部によって被覆した絶縁金属棒であってもよい。外装材Tは、内部に配索材Wが挿通、配索されて当該配索材Wに外装され、内部に配索された当該配索材Wを保護するものである。外装材Tは、例えば、絶縁性の樹脂材料等によって可撓性を有する筒状に形成される。ここでは、外装材Tは、略長円筒状に形成され、例えば、軸線方向X(中心軸線に沿った方向)に沿って凹凸形状が繰り返して連続して形成された蛇腹形状(図示省略)をなしていてもよく、コルゲートチューブなどとも呼ばれることもある。また、外装材Tは、金属材料によって形成された金属パイプであってもよい。外装材Tは、端部がプロテクタ1に保持される。プロテクタ1は、ワイヤハーネスWH1に組み込まれ、複数の配索材Wに組み付けられる保護部材である。プロテクタ1は、外装材Tの端部を保持すると共に、内部に軸線方向Xに沿って複数の配索材Wが挿通、配索され当該複数の配索材Wに外装される。プロテクタ1は、内部に配索された当該複数の配索材Wを保護すると共に、車両に固定され配索材Wの配索経路を規制する。
このような構成にあって、本実施形態に係るプロテクタ1は、ベース部材10と、カバー部材20とを備えると共に、さらに、防砂構造30を備えている。ベース部材10とカバー部材20とは、それぞれ絶縁性を有する樹脂材料によって別体に形成され、相互に組み付けられることで、内部に複数の配索材Wが配索される配索空間部S1を形成する。防砂構造30は、この配索空間部S1において軸線方向Xの一方側の空間S12から他方側の空間S11への砂の侵入を規制する構造である。この構成により、プロテクタ1は、配索空間部S1において防砂対象となる空間S11への砂の侵入を抑制する構造を実現している。
ここで、本実施形態において、防砂構造30による防砂対象となる空間S11は、軸線方向Xに対して当該防砂構造30を挟んで外装材T側の空間である。プロテクタ1は、例えば、外装材Tの端部を保持する空間S11側においては、外装材Tとプロテクタ1との隙間が詰められており、当該空間S11に対して直接的に砂が侵入し難い構造となっている。一方、プロテクタ1は、軸線方向Xに対して当該防砂構造30を挟んで外装材T側とは反対側の空間S12に対しては、外装材T側とは反対側の端部やベース部材10とカバー部材20との合わせ面等に生じる隙間等から砂が侵入する場合がある。
このような場合において、本実施形態の防砂構造30は、空間S12から防砂対象となる空間S11への砂の侵入を規制する。この構成により、本実施形態の防砂構造30は、空間S12から空間S11への砂の侵入を抑制し、ひいては、空間S11から外装材Tの内部に砂が侵入することを抑制している。これにより、プロテクタ1は、例えば、外装材Tの内部に侵入した砂が車両振動等に伴って配索材Wの表面で擦れて当該配索材Wの表面を傷つけてしまうような事態が発生することを抑制している。なおここでは、防砂構造30は、砂以外にも砂と同程度の粒度の異物の侵入も抑制可能である。以下、図1~図8を参照してプロテクタ1の構成について詳細に説明する。
ベース部材10は、図1、図2に示すように、配索空間部S1を形成する主体たる部材であり、プロテクタ本体を構成する。ベース部材10は、底部11、及び、側壁部12を含んで構成される。底部11は、板厚方向が高さ方向Zに沿う板状に形成される。底部11は、要求される配索空間部S1の形状に対応した形状に形成されている。側壁部12は、底部11から高さ方向Zに沿って一方側(カバー部材20が位置する側)に突出して板状に形成される。側壁部12は、複数設けられ、それぞれが凹状部位、凸状部位、湾曲部位、又は、屈曲部位等を含む様々な形状をなしている。
ベース部材10は、底部11、及び、複数の側壁部12によって囲われた内部空間部が配索空間部S1を構成する。配索空間部S1は、配索材Wが挿通され、当該配索材Wが位置する空間部であり、様々な形状をなす複数の側壁部12によって複数に分岐した配索経路を構成する。この配索空間部S1に配索された複数の配索材Wは、例えば、ベース部材10に対して結束バンド等によって結束されることで、動きが拘束される。
ベース部材10は、この複数の配索経路に対応して複数の配索口部13が形成されている。各配索口部13は、配索空間部S1の配索経路に配索される配索材Wが挿通される開口である。各配索口部13は、底部11、及び、側壁部12によって形成され、高さ方向Zと交差する方向、ここでは、軸線方向Xに沿って開口する。ここでは、配索口部13は、3つ設けられている。より具体的には、配索口部13は、軸線方向Xの一方側に1つ、他方側に2つが位置し、配索空間部S1は、一方側から他方側に向けて二股状に分かれている。
そして、ベース部材10は、二股側の2つの配索口部13にそれぞれ外装材保持部14が設けられている。外装材保持部14は、外装材Tの端部を保持する部分である。外装材保持部14は、例えば、底部11、及び、複数の側壁部12の内面に沿って形成された噛み込み形状や抜け止め形状等を介して外装材Tの端部を保持する。この構成により、各外装材Tは、それぞれ外装材保持部14によってプロテクタ1の配索空間部S1の端部(配索口部13近傍の部分)に保持される。ここでは、一方の外装材保持部14に保持される外装材Tは、分岐した2本の配索材Wを一括で覆う仕様となっており、他方の外装材保持部14によって保持される外装材Tは、分岐した3本の配索材Wを一括で覆う仕様となっている。防砂構造30による防砂対象となる空間S11は、配索空間部S1において、防砂構造30を境界として、これら外装材保持部14が位置する側の空間となる。
また、ベース部材10は、配索空間部S1において高さ方向Zに沿って一方側に開口した開口部15を有している。開口部15は、複数の側壁部12の高さ方向Zの一方側の端部、すなわち、底部11側とは反対側の端部によって形成される。
カバー部材20は、図1、図2に示すように、ベース部材10に組み付けられ当該ベース部材10の開口部15を塞ぐ部材であり、プロテクタカバーを構成する。カバー部材20は、蓋部21、及び、側壁部22を含んで構成される。蓋部21は、板厚方向が高さ方向Zに沿う板状に形成される。蓋部21は、開口部15を覆うことができるように、当該開口部15の形状に対応した形状となっている。側壁部22は、蓋部21から高さ方向Zに沿って一方側(ベース部材10が位置する側)に突出して板状に形成される。側壁部22は、複数設けられ、側壁部12と対応した形状となっている。各側壁部22は、カバー部材20がベース部材10に組み付けられ蓋部21が開口部15を塞いだ状態で、側壁部12の外側に隣接して位置する。カバー部材20は、複数の係止孔部20aがそれぞれベース部材10の係止爪部10aに係止されることで、ベース部材10に組み付けられ、開口部15を塞ぐ(閉鎖する)。
防砂構造30は、図3、図4、図5、図6、図7、図8に示すように、配索空間部S1に設けられ、上述したように配索空間部S1において防砂対象となる空間S11への砂の侵入を規制する構造である。防砂構造30は、ベース側リブ31、及び、カバー側リブ32を含んで構成され、これらベース側リブ31、及び、カバー側リブ32によって空間S12から空間S11への砂の侵入を規制する。
ここでは、防砂構造30は、2つの外装材保持部14の近傍にそれぞれ1つずつ、合計2つが設けられている。つまり、防砂構造30は、プロテクタ1において、二股状に分かれた配索空間部S1にそれぞれ1つずつ設けられ、それぞれの部位において空間S12から空間S11への砂の侵入を規制している。なお、2つ防砂構造30は、配索されている配索材Wの本数が異なる点以外は相互にほぼ同様の構成であるので、以下では、特に断りのない限り、2つ防砂構造30を共通で説明する。
ベース側リブ31は、ベース部材10からカバー部材20側に向けて突出して形成され、配索空間部S1に配索された複数の配索材Wの隙間に位置する構造体である(特に図3、図5、図7等参照)。ベース側リブ31は、ベース部材10の底部11から高さ方向Zに沿ってカバー部材20の蓋部21側に向けて突出して形成される。ベース側リブ31は、底部11側を基端部とし先端部31aに向けて先細りの形状(略三角形状)で、かつ、軸線方向Xに沿って厚みを有して形成される。そして、ベース側リブ31は、配索空間部S1に配索された複数の配索材Wの隙間(軸線方向Xに沿って配索され、かつ、幅方向Yに沿って並んで配置された複数の配索材Wの間に形成される隙間)にそれぞれ位置する。
すなわち、ベース側リブ31は、分岐した3本の配索材Wが配索される側の防砂構造30においては、当該3本の配索材Wの間にそれぞれ1つずつ、合計2つが幅方向Yに隣接して設けられる。この場合、ベース側リブ31は、基端部が、幅方向Yに沿って隣接するベース側リブ31の基端部と連続すると共に、幅方向Yの両側においてそれぞれベース部材10の側壁部12と連結され一体化されている。そして、各ベース側リブ31は、配索材Wの外形形状に沿って湾曲していると共に、隣接するベース側リブ31と連続する部分、及び、側壁部12と連結される部分も配索材Wの外形形状に沿って湾曲して形成され、配索材保持面31bを構成する。配索材保持面31bは、配索材Wを、隙間を詰めて載置、保持する面であり、ここでは3本の配索材Wに対応して3つが形成されることとなる。すなわちここでは、配索材保持面31bは、隣接する2つのベース側リブ31の先端部31aの間に1つ、一方のベース側リブ31の先端部31aと一方の側壁部22との間に1つ、及び、他方のベース側リブ31の先端部31aと他方の側壁部22との間に1つ、合計3つが設けられる。そして、当該防砂構造30は、2つのベース側リブ31、及び、3つの配索材保持面31bが一連なりとなって連続して1組の構造体をなし、これらが軸線方向Xに沿って間隔をあけて2組設けられている。
一方、ベース側リブ31は、分岐した2本の配索材Wが配索される側の防砂構造30においては当該2本の配索材Wの間に1つ設けられる。この場合、ベース側リブ31は、基端部の幅方向Yの両端がそれぞれベース部材10の側壁部12と連結され一体化されている。そして、ベース側リブ31は、配索材Wの外形形状に沿って湾曲していると共に、各側壁部12と連結される部分も配索材Wの外形形状に沿って湾曲して形成され、配索材保持面31bを構成する。配索材保持面31bは、上記と同様に配索材Wを、隙間を詰めて載置、保持する面であり、ここでは2本の配索材Wに対応して2つが形成されることとなる。すなわちここでは、配索材保持面31bは、ベース側リブ31の先端部31aと一方の側壁部22との間に1つ、及び、ベース側リブ31の先端部31aと他方の側壁部22との間に1つ、合計2つが設けられる。そして、当該防砂構造30は、1つのベース側リブ31、及び、2つの配索材保持面31bが一連なりとなって連続して1組の構造体をなし、これらが軸線方向Xに沿って間隔をあけて2組設けられている。
カバー側リブ32は、カバー部材20からベース部材10側に向けて突出して形成され、配索空間部S1に配索された複数の配索材Wの隙間に位置する構造体である(特に図4、図6、図7等参照)。カバー側リブ32は、カバー部材20の蓋部21においてベース部材10側に面落ちしている部位から高さ方向Zに沿ってベース部材10の底部11側に向けて突出して形成される。カバー側リブ32は、蓋部21側を基端部とし先端部32aに向けて先細りの形状(略三角形状)で、かつ、軸線方向Xに沿って厚みを有して形成される。そして、カバー側リブ32は、ベース側リブ31と同様に、配索空間部S1に配索された複数の配索材Wの隙間にそれぞれ位置する。
すなわち、カバー側リブ32は、分岐した3本の配索材Wが配索される側の防砂構造30においては、ベース側リブ31と同様に、当該3本の配索材Wの間にそれぞれ1つずつ、合計2つが幅方向Yに並んで設けられる。この場合、カバー側リブ32は、基端部が、幅方向Yに沿って並ぶカバー側リブ32の基端部、及び、幅方向Yの両側の側壁部22に対して間隔をあけて位置する。そして、各カバー側リブ32は、配索材Wの外形形状に沿って湾曲している。なおここでは、側壁部22の近傍も同様に配索材Wの外形形状に沿って湾曲している。そして、当該防砂構造30は、2つのカバー側リブ32等を1組として、これらが軸線方向Xに沿って間隔をあけて2組設けられている。
一方、カバー側リブ32は、分岐した2本の配索材Wが配索される側の防砂構造30においては、ベース側リブ31と同様に、当該2本の配索材Wの間に1つ設けられる。この場合、カバー側リブ32は、基端部が幅方向Yの両側の側壁部22に対して間隔をあけて位置する。そして、各カバー側リブ32は、配索材Wの外形形状に沿って湾曲している。なおここでも、側壁部22の近傍も同様に配索材Wの外形形状に沿って湾曲している。そして、当該防砂構造30は、1つのカバー側リブ32等を1組として、これが軸線方向Xに沿って間隔をあけて2組設けられている。
本実施形態の防砂構造30において、上記のように形成されるベース側リブ31、及び、カバー側リブ32は、ベース部材10とカバー部材20とが相互に組み付けられた状態で、軸線方向Xに沿って交互に複数設けられる(特に図7等参照)。そして、本実施形態の防砂構造30は、軸線方向Xに沿って視てベース側リブ31の先端部31aとカバー側リブ32の先端部32aとが重なって位置する(特に図5、図6、図7等参照)。つまり、軸線方向Xに沿って間隔をあけて交互に並んでいるベース側リブ31とカバー側リブ32とは、互いの先端部31a、32a同士が高さ方向Zに対してオーバーラップする突出量となるように形成されている。
ここでさらに、本実施形態の防砂構造30は、ベース側リブ31、カバー側リブ32に加えて、第1隙間詰め部33も含んで構成されている(特に図4、図5、図6、図8等参照)。
第1隙間詰め部33は、カバー部材20において高さ方向Zに沿って配索材Wと対向して位置し、軸線方向Xに渡って配索材Wとの隙間を均一に詰めた部分である。第1隙間詰め部33は、幅方向Yに並んだ2つのカバー側リブ32の間、及び、カバー側リブ32と側壁部22との間にそれぞれ1つずつ位置する。言い換えれば、第1隙間詰め部33は、配索材保持面31bと高さ方向Zに沿って対向する位置にそれぞれ1つずつ、合計3つが設けられる。そして、各第1隙間詰め部33は、蓋部21の面落ちした部位(言い換えれば、カバー側リブ32が設けられている部位)において、軸線方向Xに渡って全面が配索材Wの表面側に近接し配索材Wとの隙間を均一に詰めた形状となっている。また、各第1隙間詰め部33は、配索材保持面31b等と同様に、配索材Wの外形形状に沿って湾曲している。ここでは、各第1隙間詰め部33は、各カバー側リブ32の湾曲形状と連続するように配索材Wの外形形状に沿って湾曲している。
上記のように構成されるプロテクタ1は、ベース部材10の開口部15が開放された状態で配索空間部S1に複数の配索材Wが配索されると共に、外装材保持部14に外装材Tの端部が保持される。その後、プロテクタ1は、開口部15を塞ぐようにして、ベース部材10にカバー部材20が係止され組み付けられる。この状態で、ワイヤハーネスWH1は、プロテクタ1が車両に固定されることで、プロテクタ1によって配索材Wを保護しつつ、車両内において当該配索材Wの配索経路を規制し固定することができる。そして、プロテクタ1は、この状態で、配索空間部S1において空間S12から防砂対象となる空間S11への砂の侵入を、上記のように構成された防砂構造30によって規制する。
以上で説明したワイヤハーネスWH1、プロテクタ1は、ベース部材10とカバー部材20とによって区画された配索空間部S1に軸線方向Xに沿って複数の配索材Wが配索されると共に防砂構造30が設けられる。そして、プロテクタ1は、この防砂構造30において、ベース部材10から突出して形成されたベース側リブ31と、カバー部材20から突出して形成されたカバー側リブ32とがそれぞれ複数の配索材Wの間に形成された隙間に位置した上で、軸線方向Xに沿って視て互いの先端部31a、32a同士が重なって位置する。これにより、プロテクタ1は、ベース側リブ31とカバー側リブ32とによって複数の配索材Wの隙間を塞ぎ、かつ、軸線方向Xに対してベース側リブ31とカバー側リブ32とが交互に入り組んだジグザグな構造とすることができる。この構成により、プロテクタ1は、例えば、ベース側リブ31とカバー側リブ32とを突き当てるような高い製造精度を要せずとも、当該ベース側リブ31と当該カバー側リブ32とによって、複数の配索材Wの隙間を介した砂の往来を効果的に規制することができる。この結果、ワイヤハーネスWH1、プロテクタ1は、配索空間部S1において、空間S12から防砂対象となる空間S11への砂の侵入を適正に抑制することができる。
ここでは、以上で説明したワイヤハーネスWH1、プロテクタ1は、配索空間部S1において、軸線方向Xに対して防砂構造30を挟んで外装材T側の空間S11が防砂対象となる空間とされ、ベース側リブ31、及び、カバー側リブ32によって、反対側の空間S12から当該空間S11への砂の侵入を規制する。この構成により、プロテクタ1は、空間S12側でベース部材10とカバー部材20との合わせ面や配索口部13に生じる隙間等から砂が侵入した場合であっても、上記のように、ベース側リブ31、及び、カバー側リブ32によって、防砂対象となる空間S11に砂が侵入することを抑制することができる。この結果、プロテクタ1は、空間S12から空間S11への砂の侵入を抑制することができることから、ひいては、空間S11から外装材Tの内部に砂が侵入することを抑制することができる。これにより、ワイヤハーネスWH1、プロテクタ1は、例えば、外装材Tの内部に侵入した砂が車両振動等に伴って配索材Wの表面で擦れて当該配索材Wの表面を傷つけてしまうような事態が発生することを抑制することができる。
また、以上で説明したワイヤハーネスWH1、プロテクタ1は、防砂構造30において、ベース側リブ31、及び、カバー側リブ32が軸線方向Xに沿って交互に複数設けられる。この構成により、プロテクタ1は、配索空間部S1に配索された複数の配索材Wの間に形成された隙間において、軸線方向Xに対してベース側リブ31とカバー側リブ32とが交互に入り組んだジグザグな構造を多重化することができる。この結果、ワイヤハーネスWH1、プロテクタ1は、複数の配索材Wの隙間を介した砂の往来をより確実に規制することができるので、防砂対象となる空間S11への砂の侵入をより確実に抑制することができる。
また、以上で説明したワイヤハーネスWH1、プロテクタ1は、防砂構造30において、ベース側リブ31、及び、カバー側リブ32が配索材Wの外形形状に沿って湾曲している。この構成により、プロテクタ1は、ベース側リブ31、カバー側リブ32と配索材Wの表面との隙間を極力小さくすることができる。この点でも、ワイヤハーネスWH1、プロテクタ1は、複数の配索材Wの隙間を介した砂の往来をより確実に規制することができるので、防砂対象となる空間S11への砂の侵入をより確実に抑制することができる。
さらに、以上で説明したワイヤハーネスWH1、プロテクタ1は、防砂構造30において、高さ方向Zに沿って配索材Wと対向して位置する第1隙間詰め部33によって、軸線方向Xに渡って配索材Wとの隙間を均一に詰めた構成となっている。この構成により、プロテクタ1は、複数の配索材Wの間に形成される隙間だけでなく、カバー部材20と配索材Wとの間に形成される隙間も第1隙間詰め部33によって軸線方向Xに渡って均一に詰めることができる。この結果、ワイヤハーネスWH1、プロテクタ1は、カバー部材20と配索材Wとの隙間を介した砂の往来も規制することができるので、防砂対象となる空間S11への砂の侵入をより適正に抑制することができる。
なお、以上のプロテクタ1は、幅方向Yに対して、防砂構造30が、ベース部材10とカバー部材20とを係止する複数の係止構造(係止爪部10a、係止孔部20a)の間に挟まれる位置関係で設けられている。この構成により、プロテクタ1は、防砂構造30において、ベース側リブ31、カバー側リブ32、第1隙間詰め部33と配索材Wとの隙間を詰めて当該隙間をより小さく維持し易い構成とすることができるので、防砂対象となる空間S11への砂の侵入をより適正に抑制することができる。
[実施形態2]
実施形態2に係るワイヤハーネス、プロテクタは、隙間詰め部の構成が実施形態1とは異なる。以下では、上述した実施形態と同様の構成要素には共通の符号が付されるとともに、共通する構成、作用、効果については、重複した説明はできるだけ省略する(以下同様。)。
図9、図10、図11、図12に示す本実施形態のワイヤハーネスWH2は、プロテクタ1にかえてプロテクタ201を備える点で上述したワイヤハーネスWH1と異なる。プロテクタ201は、防砂構造30にかえて防砂構造230を備える点で上述したプロテクタ201と異なる。防砂構造230は、第1隙間詰め部33にかえて第2隙間詰め部233を備える点で上述した防砂構造30と異なる。ワイヤハーネスWH2、プロテクタ201、防砂構造230のその他の構成は、上述のワイヤハーネスWH1、プロテクタ1、防砂構造30と略同様の構成である。
上述した第1隙間詰め部33は、軸線方向Xに渡って配索材Wとの隙間を均一に詰めた部分であった。これに対して、第2隙間詰め部233は、配索材W側に向けて突出して形成され、軸線方向Xにおいて局所的に配索材Wとの隙間を詰めた部分である。
具体的には、第2隙間詰め部233は、カバー部材20において高さ方向Zに沿って配索材Wと対向しかつ軸線方向Xに対してベース側リブ31とずれて位置し、高さ方向Zに沿って配索材W側に向けて突出して形成された部分である。ここでは、第2隙間詰め部233は、蓋部21の面落ちした部位(言い換えれば、カバー側リブ32が設けられている部位)において、局所的に高さ方向Zに沿って配索材W側に向けて突出して形成される。
ここでは、第2隙間詰め部233は、幅方向Yに並んだ2つのカバー側リブ32の間、及び、カバー側リブ32と側壁部22との間にそれぞれ1つずつ位置する。各第2隙間詰め部233は、幅方向Yに隣接するカバー側リブ32の基端部と連続すると共に、幅方向Yの両側においてそれぞれカバー部材20の側壁部22と連結され一体化されている。ここでは、幅方向Yに沿って並ぶ各第2隙間詰め部233と各カバー側リブ32とは、一連なりとなって連続して1組の構造体をなし、全体が蓋部21からベース部材10側に向けて突出して形成される。また、各第2隙間詰め部233は、配索材保持面31b等と同様に、配索材Wの外形形状に沿って湾曲している。ここでは、各第2隙間詰め部233は、各カバー側リブ32の湾曲形状と連続するように配索材Wの外形形状に沿って湾曲している。
この構成より、各第2隙間詰め部233は、軸線方向Xに対して複数のベース側リブ31の間の位置において、軸線方向Xに対して局所的に配索材Wとの隙間を詰めることができる(特に図12等参照)。言い換えれば、本実施形態の防砂構造230は、蓋部21の面落ちした部位において、第2隙間詰め部233以外の部分では、上述した第1隙間詰め部33の場合と比較して、蓋部21と配索材Wとの隙間が相対的に大きくなっている(特に図5と図10とを比較して参照)。
なおここでは、第2隙間詰め部233は、軸線方向Xに沿って間隔をあけて複数設けられたカバー側リブ32のうち、蓋部21の面落ちした部位の中腹に設けられたカバー側リブ32に対して設けられており、他のカバー側リブ32に対しては設けられていないが、これに限らない。
以上で説明したワイヤハーネスWH2、プロテクタ201は、ワイヤハーネスWH1、プロテクタ1と同様に、配索空間部S1において、空間S12から防砂対象となる空間S11への砂の侵入を適正に抑制することができる。
ここでは、以上で説明したワイヤハーネスWH2、プロテクタ201は、防砂構造230において、高さ方向Zに沿って配索材Wと対向しかつ軸線方向Xに対してベース側リブ31とずれて位置する第2隙間詰め部233によって、軸線方向Xに対して局所的に配索材Wとの隙間を詰めた構成となっている。この構成により、プロテクタ201は、複数の配索材Wの間に形成される隙間だけでなく、カバー部材20と配索材Wとの間に形成される隙間も第2隙間詰め部233によって局所的に詰めることができる。この結果、ワイヤハーネスWH2、プロテクタ201は、カバー部材20と配索材Wとの隙間を介した砂の往来も規制することができるので、防砂対象となる空間S11への砂の侵入をより適正に抑制することができる。
なおこの場合、第2隙間詰め部233は、図13に例示した変形例に示すように、高さ方向Zに沿った配索材W側への突出量を相対的に大きくしておくことで、配索材Wを複数のベース側リブ31の間に押しつけて蛇行させた配索形状となるようにすることもできる。この場合、プロテクタ201は、防砂構造230において、配索材W自体を蛇行させることで配索材Wと各部との隙間も蛇行させ、軸線方向Xに沿った砂の往来をし難い構造とすることができる。この結果、ワイヤハーネスWH2、プロテクタ201は、防砂対象となる空間S11への砂の侵入をさらに適正に抑制することもできる。
なお、上述した本発明の実施形態に係るワイヤハーネス、及び、プロテクタは、上述した実施形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された範囲で種々の変更が可能である。
以上の説明では、防砂構造30、230による防砂対象となる空間は、軸線方向Xに対して防砂構造30、230を挟んで外装材T側の空間S11であるものとして説明したがこれに限らない。例えば、ワイヤハーネスWH1、WH2は、外装材Tを備えず、空間S12が防砂構造30、230による防砂対象となる空間とされてもよい。この場合、プロテクタ1、201は、例えば、空間S12において各部の隙間が詰められ、当該空間S12に対して直接的に砂が侵入し難い構造とされた上で、空間S11から防砂対象となる空間S12への砂の侵入を規制するように防砂構造30、230が適用されればよい。
以上の説明では、防砂構造30、230において、ベース側リブ31、及び、カバー側リブ32は、軸線方向Xに沿って交互に複数設けられるものとして説明したがこれに限らず、少なくとも1組設けられていればよい。
以上の説明では、防砂構造30、230は、第1隙間詰め部33、第2隙間詰め部233を含んで構成されるものとして説明したがこれに限らない。
本実施形態に係るワイヤハーネス、及び、プロテクタは、以上で説明した実施形態、変形例の構成要素を適宜組み合わせることで構成してもよい。
1、201 プロテクタ
10 ベース部材
10a 係止爪部
11 底部
12 側壁部
13 配索口部
14 外装材保持部
15 開口部
20 カバー部材
20a 係止孔部
21 蓋部
22 側壁部
30、230 防砂構造
31 ベース側リブ
31a 先端部
31b 配索材保持面
32 カバー側リブ
32a 先端部
33 第1隙間詰め部
233 第2隙間詰め部
S1 配索空間部
S11、S12 空間
T 外装材
W 配索材
WH1、WH2 ワイヤハーネス
X 軸線方向
Y 幅方向
Z 高さ方向(開口方向)

Claims (7)

  1. 導電性を有する複数の配索材と、
    内部に軸線方向に沿って前記複数の配索材が配索されるプロテクタとを備え、
    前記プロテクタは、
    前記複数の配索材が配索される配索空間部を形成すると共に当該配索空間部において前記軸線方向と交差する開口方向に沿って一方側に開口した開口部を有するベース部材と、
    前記ベース部材に組み付けられ前記開口部を塞ぐカバー部材と、
    前記ベース部材から前記カバー部材側に向けて突出して形成され前記配索空間部に配索された前記複数の配索材の隙間に位置するベース側リブ、及び、前記カバー部材から前記ベース部材側に向けて突出して形成され前記配索空間部に配索された前記複数の配索材の隙間に位置するカバー側リブを含み、前記軸線方向に沿って視て前記ベース側リブの先端部と前記カバー側リブの先端部とが重なって位置する防砂構造とを備える、
    ワイヤハーネス。
  2. 前記ベース側リブ、及び、前記カバー側リブは、前記軸線方向に沿って交互に複数設けられる、
    請求項1に記載のワイヤハーネス。
  3. 前記ベース側リブ、及び、前記カバー側リブは、前記配索材の外形形状に沿って湾曲している、
    請求項1又は請求項2に記載のワイヤハーネス。
  4. 前記配索材に外装され端部が前記プロテクタに保持される外装材を備え、
    前記防砂構造は、前記ベース側リブ、及び、前記カバー側リブによって、前記軸線方向に対して当該防砂構造を挟んで前記外装材とは反対側の空間から前記外装材側の空間への砂の侵入を規制する、
    請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のワイヤハーネス。
  5. 前記防砂構造は、前記カバー部材において前記開口方向に沿って前記配索材と対向して位置し、前記軸線方向に渡って前記配索材との隙間を均一に詰めた第1隙間詰め部を含む、
    請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のワイヤハーネス。
  6. 前記防砂構造は、前記カバー部材において前記開口方向に沿って前記配索材と対向しかつ前記軸線方向に対して前記ベース側リブとずれて位置し、前記開口方向に沿って前記配索材側に向けて突出して形成された第2隙間詰め部を含む、
    請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のワイヤハーネス。
  7. 導電性を有する複数の配索材が軸線方向に沿って配索される配索空間部を形成すると共に当該配索空間部において前記軸線方向と交差する開口方向に沿って一方側に開口した開口部を有するベース部材と、
    前記ベース部材に組み付けられ前記開口部を塞ぐカバー部材と、
    前記ベース部材から前記カバー部材側に向けて突出して形成され前記配索空間部に配索された前記複数の配索材の隙間に位置するベース側リブ、及び、前記カバー部材から前記ベース部材側に向けて突出して形成され前記配索空間部に配索される前記複数の配索材の隙間に位置するカバー側リブを含み、前記軸線方向に沿って視て前記ベース側リブの先端部と前記カバー側リブの先端部とが重なって位置する防砂構造とを備える、
    プロテクタ。
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