JP2019088049A - 電気接続箱およびワイヤハーネス - Google Patents

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大介 川田
敦 住田
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敦 住田
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裕貴 田代
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【課題】バスバーの温度上昇を抑制することができる電気接続箱およびワイヤハーネスを提供する。【解決手段】電気接続箱1は、電子部品2を収容する収容空間部34を形成し、かつ上方側端部に収容空間部34の内外を連通する開口部31bを有するフレーム31と、フレーム31の上方側に位置し、かつ開口部31bを閉塞するアッパーカバー33と、収容空間部34に収容され、電子部品2と外部の機器とを電気的に接続するバスバー4とを備える。アッパーカバー33は、開口部31bを閉塞している状態で、開口部31bの上方側に上方空間部35を形成する。バスバー4は、電子部品2と電気的に接続される部品接続部4aと、外部の機器と電気的に接続される機器接続部4bと、部品接続部4aと機器接続部4bとを連結する連結部4cとを有する。連結部4cは、一部がフレーム31の上方側端部から開口部31bを介して上方空間部35に突出して形成される。【選択図】図1

Description

本発明は、電気接続箱およびワイヤハーネスに関する。
従来、外部の電源と電気的に接続されるバスバーを有する電気接続箱がある。例えば、特許文献1には、電源と電気的に接続される電源入力端子が設けられたヒューズブロックを有する電気接続箱が開示されている。
特開2013−17295号公報
電気接続箱の内部において、バスバーの一部が露出していると、例えば金属部分に手指や工具が触れてしまう可能性がある。意図せずにバスバー等に触れてしまうことを抑制するためには、バスバー全体を覆うことが有効である。しかしながら、単にバスバー全体を覆うだけでは、外部の電源と電気的に接続される部分で発生する熱がこもってしまい、バスバーの温度上昇を招いてしまう。
本発明は、バスバーの温度上昇を抑制することができる電気接続箱およびワイヤハーネスを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る電気接続箱は、少なくとも1つの電子部品を収容する収容空間部を形成し、かつ上方側端部に前記収容空間部の内外を連通する開口部を有する筐体本体と、前記筐体本体の上方側に位置し、かつ前記開口部を閉塞する蓋体と、前記収容空間部に収容され、前記電子部品と外部の機器とを電気的に接続するバスバーと、を備え、前記蓋体は、前記開口部を閉塞している状態で、前記開口部の上方側に上方空間部を形成し、前記バスバーは、前記電子部品と電気的に接続される部品接続部と、外部の機器と電気的に接続される機器接続部と、前記部品接続部と前記機器接続部とを連結する連結部とを有し、前記連結部は、少なくとも一部が前記筐体本体の上方側端部から前記開口部を介して前記上方空間部に突出して形成される、ことを特徴とする。
上記電気接続箱において、前記連結部を覆うカバー部材をさらに備え、前記カバー部材は、前記連結部の少なくとも一部を外部に露出する露出孔を有する、ことが好ましい。
上記電気接続箱において、前記機器接続部は、外部の電源と電気的に接続される電源接続部を有し、前記連結部は、前記上方空間部に突出する部分が前記電源接続部より上方に延在して形成され、かつ前記露出孔の近傍に配置される、ことが好ましい。
上記目的を達成するために、本発明に係るワイヤハーネスは、上述した電気接続箱と、前記電気接続箱に収容される少なくとも1つの電子部品と、前記電子部品と電気的に接続される少なくとも1本の配索材と、を備えることを特徴とする。
本発明に係る電気接続箱およびワイヤハーネスによれば、バスバーの温度上昇を抑制することができる、という効果を奏する。
図1は、実施形態に係る電気接続箱の概略構成を示す分解斜視図である。 図2は、実施形態に係る電気接続箱の要部の拡大斜視図である。 図3は、実施形態に係る電気接続箱を構成するバスバーの概略構成を示す斜視図である。 図4は、実施形態に係る電気接続箱の概略構成を示す縦断面図である。
以下に、本発明に係る電気接続箱およびワイヤハーネスの実施形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、以下に示す実施形態により本発明が限定されるものではない。また、下記の実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
[実施形態]
図1は、実施形態に係る電気接続箱の概略構成を示す分解斜視図である。図2は、実施形態に係る電気接続箱の要部の拡大斜視図である。図3は、実施形態に係る電気接続箱を構成するバスバーの概略構成を示す斜視図である。図4は、実施形態に係る電気接続箱の概略構成を示す縦断面図である。なお、図1は、配索材を二点鎖線で省略して図示し、他図では、配索材の図示自体を省略している。また、以下の説明では、図1〜図4に示すX方向は、本実施形態における電気接続箱の幅方向である。Y方向は、実施形態における電気接続箱の奥行方向であり、幅方向と直交する方向である。Z方向は、本実施形態における電気接続箱の上下方向であり、幅方向および奥行方向と直交する方向である。特に、Z方向において、Z1方向は上方向であり、Z2方向は下方向である。
図1に示す本実施形態に係る電気接続箱1は、自動車等の車両に搭載され、ワイヤハーネスWHに組み込まれるものである。ワイヤハーネスWHは、例えば、車両に搭載される各装置間の接続のために、電源供給や信号通信に用いられる複数の配索材Wを束にして集合部品とし、コネクタ等で複数の配索材Wを各装置に接続するようにしたものである。ワイヤハーネスWHは、導電性の配索材Wと、配索材Wに電気的に接続される電気接続箱1とを備える。配索材Wは、例えば、金属棒、電線、電線束等によって構成される。金属棒は、導電性の棒状部材の外側を絶縁性の被覆部によって覆ったものである。電線は、複数の導電性の金属素線からなる導体部(芯線)の外側を絶縁性の被覆部によって覆ったものである。電線束は、当該電線を束ねたものである。ワイヤハーネスWHは、複数の配索材Wを束ねて集約すると共に、束ねられた配索材Wの端末に設けられた端子やコネクタ等を介して電気接続箱1が電気的に接続される。ワイヤハーネスWHは、この他、さらに、グロメット、プロテクタ、固定具等を含んで構成されてもよい。
電気接続箱1は、1または複数の電子部品2を内部に収容する。電子部品2は、例えば、コネクタ、ヒューズ、リレー、コンデンサ、分岐部、電子制御ユニット、これらをユニット化した電子部品ユニット等である。電気接続箱1は、例えば、車両のエンジンルームや車両室内に設置される。電気接続箱1は、配索材W等を介して、バッテリ等の電源と、車両内に搭載される各種電子機器との間に接続されている。電気接続箱1は、電源から供給された電力を車両内に搭載される各種電子機器に分配する。電気接続箱1は、ジャンクションボックス、ヒューズボックス、リレーボックスなどとも呼ばれる場合があるが、本実施形態ではこれらを総称して電気接続箱と呼ぶ。本実施形態の電気接続箱1は、図1に示すように、筐体3を備える。
筐体3は、内部に形成される収容空間部34および上方空間部35に電子部品2を収容するものである。筐体3は、筐体本体としてのフレーム31と、底部材としてのロアカバー32と、蓋体としてのアッパーカバー33とを備える。筐体3は、フレーム31、ロアカバー32、および、アッパーカバー33が組み合わさって全体として中空箱状に形成される。筐体3は、フレーム31、ロアカバー32、および、アッパーカバー33が分割された3層分割構造となっている。フレーム31、ロアカバー32、および、アッパーカバー33は、絶縁性の合成樹脂によって形成される。筐体3は、フレーム31の下方向側の開口とロアカバー32の開口とが対向し、フレーム31の上方向の開口部31bとアッパーカバー33の開口部33cとが対向するように位置する。そして、筐体3は、ロアカバー32がフレーム31の下方向側から組み付けられ、アッパーカバー33がフレーム31の上方向から組み付けられる。筐体3は、種々の形式の係止機構40を備え、フレーム31に対して、当該係止機構40を介して、アッパーカバー33、ロアカバー32が係止される。筐体3は、全体として、上下方向が長辺、幅方向および奥行方向が短辺となる略直方体状に形成される。
フレーム31は、少なくとも1つの電子部品2を収容する収容空間部34を形成する主たる部材である。フレーム31は、上下方向に対向する2面に開口を有する筒状に形成される。フレーム31は、本体側壁面としての側壁部31aによって中空状に形成される。側壁部31aは、略多角形筒状(略矩形筒状)に形成され、上下方向の両側に開口している。フレーム31は、上方側端部に収容空間部34の内外を連通する開口部31bを有する。
収容空間部34は、フレーム31、ロアカバー32、および、アッパーカバー33によって区画され、当該フレーム31、ロアカバー32、および、アッパーカバー33によって囲われた空間である。収容空間部34は、図1、図4に示すように、内部に電子部品2、バスバー4、サブブロック37、コネクタ38、およびコネクタ端子39を収容する。
バスバー4は、導電性を有する板状の金属材料によって構成され、収容空間部34に収容された電子部品2と外部の機器(不図示)とを電気的に接続し、電気回路の一部を構成するものである。外部の機器は、例えば、車両に搭載される各種電子機器や電源が含まれる。バスバー4は、図3に示すように、電子部品2と電気的に接続される部品接続部4aと、外部の機器と電気的に接続される機器接続部4bと、部品接続部4aと機器接続部4bとを連結する連結部4cとを有する。部品接続部4aは、例えば、上方向に凹凸形状を有し、隣り合う一対の凸部の上方側端部の対向方向にさらに凸部が形成される。部品接続部4aは、隣り合う一対の凸部により電子部品2の金属端子を幅方向から挟み込むことが可能となる。機器接続部4bは、外部の電源と電気的に接続される電源接続部41を有する。外部の電源は、例えば、車両に搭載されたバッテリ等である。電源接続部41は、例えば、収容空間部34において、コネクタ38に収容されたコネクタ端子39に接続される。連結部4cは、少なくとも一部がフレーム31の上方側端部から開口部31bを介して上方空間部35に突出して形成される。連結部4cは、上方空間部35に突出する部分が電源接続部41より上方(Z1方向)に延在して形成される。また、連結部4cは、上方空間部35に突出する部分が、開口部31bの開口面において、交差する2つの側壁部31aで形成される角部に配置されている。
上方空間部35は、アッパーカバー33が開口部31bを閉塞している状態で、開口部31bの上方側に形成される空間である。上方空間部35は、筐体3において、アッパーカバー33と開口部31bの開口面とによって囲まれた空間である。上方空間部35は、例えば、収容空間部34の一部を構成し、電子部品2の一部または全部を収容する。
サブブロック37は、種々の形式の係止機構(不図示)を介して、フレーム31に対して着脱可能に組み付けられる。サブブロック37は、フレーム31等と同様に絶縁性の合成樹脂によって形成される。なお、サブブロック37は、複数に分割されていてもよい。サブブロック37は、複数のキャビティが形成される。電子部品2は、各キャビティ内に組み付けられる。また、サブブロック37は、バスバー4が組み付けられている。サブブロック37は、各キャビティに対して、下方向側から挿通孔36を介して配索された配索材Wの端末に設けられた端子等が差し込まれ嵌合される。また、サブブロック37は、各キャビティに対して、上方向から電子部品2が差し込まれ嵌合される。この構成により、各電子部品2と各配索材Wとは、サブブロック37に組み付けられ搭載された状態でバスバー4を介して相互に電気的に接続され、要求される電気回路を構成する。本実施形態におけるサブブロック37は、バスバー4の連結部4cを覆うカバー部材として機能する。サブブロック37は、図4に示すように、フレーム31に装着された状態において、突出部37aがフレーム31の上方側端部から開口部31bを介して上方空間部35に突出するように形成されている。突出部37aは、連結部4cの一部を覆うように形成される。具体的には、突出部37aは、フレーム31の上方側端部から開口部31bを介して上方空間部35に突出した部分を覆うように形成される。突出部37aは、図2に示すように、上方側端部に上下方向に貫通する露出孔37bを有する。露出孔37bは、開口が矩形状に形成され、突出部37aに覆われた連結部4cを外部に露出する貫通孔である。ここでいう外部は、例えば上方空間部35である。露出孔37bは、例えば車両のメンテナンス等を行う作業者が手指でバスバー4を直接触れることがないような孔径を有することが好ましい。
コネクタ38は、絶縁性の合成樹脂により形成され、コネクタ端子39を収容する。コネクタ38は、サブブロック37に対して、下方向側から差し込まれ嵌合される。コネクタ端子39は、導電性の金属材料から成る。コネクタ端子39は、サブブロック37にコネクタ38が嵌合された状態において、電源接続部41に嵌合して電気的に接続される。
ロアカバー32は、フレーム31の下方側に位置し、当該フレーム31の下方向側の開口(不図示)を閉塞する皿状(トレイ状)の部材である。ロアカバー32は、底部材側壁面としての側壁部32aと、底部32bとによって中空状に形成される。側壁部32aは、多角形筒状(略矩形筒状)に形成された壁体である。底部32bは、側壁部32aの一方の開口(下方向側の開口)を塞ぐ底体である。
アッパーカバー33は、フレーム31の上方側に位置し、当該フレーム31の上方向側の開口(開口部31b)を閉塞する蓋状の部材である。アッパーカバー33は、蓋部材側壁面としての側壁部33aと、天井部33bとによって中空状に形成される。側壁部33aは、多角形筒状(略矩形筒状)に形成された壁体である。天井部33bは、側壁部33aの一方の開口(上方向側の開口)を塞ぐ天井体である。
挿通孔36は、収容空間部34内の電子部品2に接続される配索材Wを筐体3の内外、言い換えれば、収容空間部34の内外に渡って挿通させるものである。挿通孔36は、例えば、フレーム31の側壁部31aとロアカバー32の側壁部32aとの合わせ面やロアカバー32の底部32b等に形成される。本実施形態の挿通孔36は、筐体3に対して複数形成されている。収容空間部34内の電子部品2に接続される配索材Wは、挿通孔36を介して筐体3の内外に渡って挿通され、配索される。
次に、本実施形態に係る電気接続箱1の組み立て手順について説明する。なお、電気接続箱1の組み立て手順としては、以下に説明するものに限らず、組み立て後において図1に示す電気接続箱1が構成されていればよいため、以下に示す各手順が適宜に前後してもよい。
まず、作業員は、サブブロック37に形成された複数のキャビティにフレーム31の下方側からバスバー4、及び、配索材Wの端末に設けられた端子を差し込んで嵌合させる。次に、作業員は、フレーム31の下方側から上記サブブロック37を収容空間部34に挿入し、フレーム31のブロック取り付け部材などと嵌合して固定させる。次に、作業員は、サブブロック37に対して、コネクタ端子39が収容されたコネクタ38をフレーム32の下方側から差し込んで嵌合させ、バスバー4と、電源用の配索材Wとを、コネクタ端子39を介して電気的に接続する。次に、作業員は、ロアカバー32をフレーム31の下方側に位置させ、ロアカバー32を、フレーム31に対し下方側から上方側に向かって挿入する。次に、作業員は、挿通孔36に配索材Wを挿通させた状態で、フレーム31に対してロアカバー32を係止機構40により係止する。次に、作業員は、フレーム31の上方側からサブブロック37のキャビティ内に電子部品2を組み付けて、電子部品2と配索材Wとを電気的に接続する。次に、作業員は、アッパーカバー33をフレーム31の上方側に位置させ、アッパーカバー33とフレーム31の開口部31bとが対向するように配置しアッパーカバー33をフレーム31の上方側に組み付けて係止機構40により係止する。以上により、電気接続箱1及びワイヤハーネスWHの組立てを完了する。
以上のように、本実施形態に係る電気接続箱1は、筐体3に収容されるバスバー4の連結部4cの一部が、フレーム31の上方側端部から開口部31bを介して上方空間部35に突出して形成される。これにより、例えば外部の電源とバスバー4との接続部に発生した熱が、バスバー4を伝わって連結部4cから上方空間部35に放熱されるので、バスバー4の温度上昇を抑制することができる。また、バスバー4の一部が上方空間部35に突出するので、フレーム31内の収容空間部34が増加し、例えば配索材W等の収容率を向上させることができる。
また、本実施形態に係る電気接続箱1は、連結部4cを覆うサブブロック37を備えるので、意図せずに金属製のバスバー4に触れてしまうことを抑制することができる。また、本実施形態に係る電気接続箱1は、サブブロック37の突出部37aが、連結部4cの一部を外部に露出する露出孔37bを有するので、バスバー4に伝わる熱を露出孔37bから放熱することができ、バスバー4の温度上昇を効率よく抑制することができる。
また、本実施形態に係る電気接続箱1は、連結部4cの上方空間部35に突出する部分が電源接続部41より上方に延在して形成されるので、バスバー4の熱を下方側の電源接続部41から上方側の連結部4cに効率よく伝えることができる。また、本実施形態に係る電気接続箱1は、連結部4cの上方空間部35に突出する部分が、サブブロック37の突出部37aに形成された露出孔37bの近傍に配置されるので、バスバー4の熱を露出孔37bから効率よく放熱することができる。
また、本実施形態に係る電気接続箱1は、連結部4cの上方空間部35に突出する部分が、開口部31bの開口面において、交差する2つの側壁部31aで形成される角部に配置されている。これにより、突出部37aが開口部31bの開口面の対角線上の角部に形成されるので、例えば作業者による電子部品2の脱着作業が容易になる。
また、本実施形態に係るワイヤハーネスWHは、電気接続箱1と、電気接続箱1に収容される少なくとも1つの電子部品2と、電子部品2に電気的に接続される少なくとも1本の配索材Wとを備える。これにより、上述した電気接続箱1により得られる効果と同様の効果を得ることができる。
なお、上述した本発明の実施形態に係る電気接続箱およびワイヤハーネスは、上述した実施形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された範囲で種々の変更が可能である。
また、上記実施形態において、筐体3は、フレーム31、ロアカバー32、及び、アッパーカバー33が分割された3層分割構造となっているものとして説明したがこれに限らず、例えば、フレーム31とロアカバー32とが一体であってもよい。
また、上記実施形態において、露出孔37bは、開口が矩形状に形成されているが、これに限定されるものではなく、例えば円形状や多角形状であってもよい。また、露出孔37bは、上方空間部35との通気が確保される形状であればよく、例えばスリット形状であってもよい。
1 電気接続箱
2 電子部品
3 筐体
4 バスバー
4a 部品接続部
4b 機器接続部
4c 連結部
31 フレーム
31a,32a,33a 側壁部
31b 開口部
32 ロアカバー
32b 底部
33 アッパーカバー
33b 天井部
34 収容空間部
35 上方空間部
36 挿通孔
37 サブブロック
37a 突出部
37b 露出孔
38 コネクタ
39 コネクタ端子
40 係止機構
41 電源接続部
WH ワイヤハーネス
W 配索材

Claims (4)

  1. 少なくとも1つの電子部品を収容する収容空間部を形成し、かつ上方側端部に前記収容空間部の内外を連通する開口部を有する筐体本体と、
    前記筐体本体の上方側に位置し、かつ前記開口部を閉塞する蓋体と、
    前記収容空間部に収容され、前記電子部品と外部の機器とを電気的に接続するバスバーと、
    を備え、
    前記蓋体は、
    前記開口部を閉塞している状態で、前記開口部の上方側に上方空間部を形成し、
    前記バスバーは、
    前記電子部品と電気的に接続される部品接続部と、外部の機器と電気的に接続される機器接続部と、前記部品接続部と前記機器接続部とを連結する連結部とを有し、
    前記連結部は、
    少なくとも一部が前記筐体本体の上方側端部から前記開口部を介して前記上方空間部に突出して形成される、
    ことを特徴とする電気接続箱。
  2. 前記連結部を覆うカバー部材をさらに備え、
    前記カバー部材は、
    前記連結部の少なくとも一部を外部に露出する露出孔を有する、
    請求項1に記載の電気接続箱。
  3. 前記機器接続部は、
    外部の電源と電気的に接続される電源接続部を有し、
    前記連結部は、
    前記上方空間部に突出する部分が前記電源接続部より上方に延在して形成され、かつ前記露出孔の近傍に配置される、
    請求項2に記載の電気接続箱。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の電気接続箱と、
    前記電気接続箱に収容される少なくとも1つの電子部品と、
    前記電子部品と電気的に接続される少なくとも1本の配索材と、
    を備えることを特徴とするワイヤハーネス。
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