JP2017041349A - コネクタ - Google Patents
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Abstract
【課題】車載用のコネクタにおいて、不正アクセスを抑制する。【解決手段】フード部を有する第1ハウジングと、前記フード部の内側に嵌合する第2ハウジングと、を備えるコネクタであって、前記フード部の内壁には係止部が設けられるとともに、前記第2ハウジングの外壁には、前記第1ハウジングとの嵌合方向における前方側から後方側に向けて片持ち状に延びた形状をなし、前記係止部と係止して前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとを嵌合状態にロックするロックアームが設けられており、前記ロックアームは、前記嵌合状態においてその全体が前記フード部の内側に配されているコネクタ。【選択図】図2
Description
本明細書に開示される技術は、嵌合状態を容易に解除できないようにして不正アクセスを抑制するコネクタに関する。
近年、車両の分野では、車載機器を制御する多数の制御機器(ECU:Electronic Control Unit)を通信バスで接続し、CAN(Controller Area Network)等の通信プロトコルに従って相互に情報を送受信させ、多様な処理を行なう構成が一般的となっている。これらECUの数はますます増加傾向にあるが、1本の通信バスに接続されるECUの数は制限されるため、ECUを複数の群に分け、群毎に1本の通信バスに接続し、異なる通信バス間を中継装置(GW:Gate Way)で中継する構成が採用されている(図9参照)。
しかし、CANにはセキュリティ機能が備えられていないため、高度な知識がなくてもコネクタやJ/Cから容易にネットワークにアクセスすることができる。特にGWには多数の通信バスが接続されているため、例えばGW用の接続コネクタが見つかれば、全てのECUにアクセスできることとなる。
本明細書に開示される技術は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、車載用のコネクタにおいて、不正アクセスを抑制することを目的とする。
本明細書に開示される技術は、フード部を有する第1ハウジングと、前記フード部の内側に嵌合する第2ハウジングと、を備えるコネクタであって、前記フード部の内壁には係止部が設けられるとともに、前記第2ハウジングの外壁には、前記第1ハウジングとの嵌合方向における前方側から後方側に向けて片持ち状に延びた形態をなし、前記係止部と係止して前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとを嵌合状態にロックするロックアームが設けられており、前記ロックアームは、前記嵌合状態においてその全体が前記フード部の内側に配されていることを特徴とする。
上記構成によれば、第1ハウジングと第2ハウジングとは、係止部とロックアームとが係止することにより、嵌合状態がロックされる。この状態から両ハウジングの嵌合状態を解除する場合、従来は、フード部からはみ出しているロックアームの後端部を押圧操作してロックアームを弾性変形させ、ロックアームと係止部との係止を解除し引き抜くのであるが、本明細書に開示された技術によれば、ロックアームは嵌合状態においてその全体がフード部の内側に配されている。よって、ロックアームを解除操作するためには嵌合解除用の治具等が必要となり、簡単に解除操作することができないから、不正アクセスを抑制することができる。
上記コネクタは、以下のような形態を備えていてもよい。
第1ハウジングまたは第2ハウジングの少なくとも一方に、嵌合状態においてフード部の開口側からロックアームの後端部に臨む領域を塞ぐ塞ぎ部が設けられていてもよい。
上記構成によれば、フード部の開口側からフード部内に例えば嵌合解除用の治具を挿入しようとした場合でも、ロックアームの後端部に臨む領域には塞ぎ部が配されているため、ロックアームを操作することができない。すなわち、第2ハウジングの後方側からはコネクタの嵌合状態を解除することができない。
第1ハウジングに、嵌合状態におけるロックアームの後端側に向けて貫通する解除操作用孔部を設けてもよい。このような構成によれば、解除操作用孔部から嵌合解除用の治具を挿入し、この治具でロックアームを操作して弾性変形させることにより、ロックアームと係止部との係止状態を解除し、両ハウジングの嵌合状態を解除することができる。
第1ハウジングはフード部の開口を外側に向けてケースに設けられており、解除操作用孔部は第1ハウジングのうちケースの内側に配された領域に設けられていてもよい。
このような構成によれば、解除操作用孔部から嵌合解除用の治具を挿入してコネクタの嵌合状態を解除するのに先立って、ケースを開放しなければならない。従って、上記構成を知らない者がコネクタの嵌合状態を解除しようとしても解除することができないから、不正アクセスを抑制することができる。また、上記構成を知っている場合でも、ケースを開放する操作と、治具が必要であることから、作業の煩雑さおよび作業時間の長さにより、不正アクセスを行い難くすることができる。
また、解除操作用孔部にダミー栓が装着されていてもよい。このような構成によれば、ダミー栓により解除操作用孔部に気づき難くすることができる。
本明細書に開示される技術によれば、コネクタの嵌合状態を容易に解除することができないから、不正アクセスを抑制することができる。
<実施形態1>
実施形態1を図1ないし図4によって説明する。
実施形態1を図1ないし図4によって説明する。
本実施形態のコネクタ1は車両に搭載されるものであって、図1中右側に示すコネクタ10は、GW等の電気接続箱のケース5に設けられたケース側コネクタ10であり、図中左側はケース側コネクタ10に嵌合接続される電線側コネクタ20である。以下、図1の上側を上方、下側を下方、それぞれ相手側コネクタとの嵌合方向を前方、嵌合離脱方向を後方として説明する。
ケース側コネクタ10は、プリント基板17が内部に収容されたケース5に設けられたケース側ハウジング11と(第1ハウジングおよびフード部の一例)、ケース側ハウジング11に保持されたタブ状の雄端子16と、を備えて構成されている。
ケース側ハウジング11はフード状をなしており、その開口がプリント基板17の板面の側方かつケース5の外側に向けて開口するように配されている。また、その奥壁14からは、タブ状の雄端子16が開口に向けて突出している。雄端子16は、一端側がプリント基板17の図示しない電子回路に接続されるとともに中間部が屈曲されたL字形状をなしており、他端側がケース側ハウジング11の奥壁14を貫通することにより、ケース5の内側からケース側ハウジング11内に突出している。
ケース側ハウジング11の上壁12のうち、嵌合方向(図1の左右方向)における中央部よりやや前方寄り(図1の左側)の内壁には、後述する電線側ハウジング21のロックアーム25を係止するための係止部13が設けられている。この係止部13は、ケース側ハウジング11の前方(開口側)から後方(奥壁14側)に向けて上壁12の板厚が薄くなる方向に段差状とすることにより形成されている。また、奥壁14のうち上端寄りには、ケース5の内側(奥壁14の後方側)からケース側ハウジング11内に向けて貫通する解除操作用孔部15が設けられている。
一方電線側コネクタ20は、電線Wの端末に接続された雌端子30と、雌端子30を内部に収容するとともにケース側ハウジング11内に嵌合される合成樹脂製の電線側ハウジング21(第2ハウジングの一例)と、を備えて構成されている。
より詳細には、電線側ハウジング21は、雌端子30が後方から収容されるキャビティ23を有するハウジング本体22と、このハウジング本体22の上壁24に一体に設けられたロックアーム25と、を備えている。雌端子30は、キャビティ23の底部に形成された図示しないランスにより、キャビティ23内に抜け止め状態に保持されている。
ロックアーム25は、前後方向に細長い形態をなしてハウジング本体22の前端から後方側に向けて片持ち状に延びており、弾性的に上下方向に傾動可能とされている。ロックアーム25の長さ寸法は、ハウジング本体22の前後方向の長さ寸法の約半分とされている。
ロックアーム25の後端部には、ケース側ハウジング11の係止部13に係止するための係止爪26が上方に向けて突出している。この係止爪26の前面側(図1中右側)は、後方かつ上方に向けて傾斜する傾斜面26Aとされている。また、係止爪26の上面26Bは平坦面とされている。
ケース側コネクタ10と電線側コネクタ20との嵌合過程において、ロックアーム25は傾斜面26Aに案内されつつケース側ハウジング11の上壁12に押し下げされることにより、ハウジング本体22側に向けて弾性変位される。そして、ケース側ハウジング11と電線側ハウジング21とが正規の嵌合位置に至るとロックアーム25が弾性復帰し、係止爪26と係止部13とが前後方向に係止することで、図2に示すように、両ハウジング11,21が正規の嵌合状態に保持されるようになっている。
ところで、例えば図10に示すように、一般的にロックアーム125には、係止爪126より後方側に解除操作部129が一体的に設けられており、解除操作部129は、両コネクタ110,120の嵌合状態においてケース側ハウジング111の外側にはみ出すように配されている。両コネクタ110,120の嵌合状態を解除させる際には、解除操作部129をハウジング本体122側に向けて押圧操作することによりロックアーム125を弾性変位させ、係止爪126と係止部113との係止状態を解除できるようになっている。
一方本実施形態においては、ロックアーム25は、ケース側コネクタ10および電線側コネクタ20が嵌合された嵌合状態(図2参照)において、その全体がケース側ハウジング11の内側に配される寸法に設定されている。また、ハウジング本体22の後端部には、その上壁24から上方に向けて一体的に立設された塞ぎ部27が設けられている。
塞ぎ部27は、両コネクタ10,20の嵌合状態おいて、ケース側ハウジング11の開口のうちハウジング本体22が配されている領域より上方側の領域、すなわち、開口側からロックアーム25に臨む領域を塞ぐ寸法に設定されている。換言すると、塞ぎ部27は、ケース側ハウジング11の開口に対し、ハウジング本体22とともに内嵌する寸法に設定されている。
なお、ハウジング本体22および塞ぎ部27は、両コネクタ10,20の嵌合状態において、それらの後端がケース側ハウジング11の開口から外側にやや突出する長さ寸法に設定されており、その突出した領域には、径方向の外側に張り出してケース側ハウジング11の前端面に突き当てられる突当部28が設けられている。
次に、本実施形態のコネクタ1の作用効果について説明する。
本実施形態のコネクタ1によれば、ケース側コネクタ10と電線側コネクタ20とは、ケース側ハウジング11の係止部13と電線側ハウジング21のロックアーム25の係止爪26とが係止することにより、嵌合状態がロックされるようになっている。
この状態から両コネクタ10,20の嵌合状態を解除する場合、例えば図10に示す従来の構成では、上述したように、電線側コネクタ120の後方側からロックアーム125の解除操作部129を下方に向けて押圧操作して弾性変形させ、ロックアーム125の係止爪126と係止部113との係止を解除して引き抜くのであるが、本実施形態のコネクタ1では、ケース側ハウジング11の開口は塞ぎ部27により塞がれているから、電線側コネクタ20の後方側からロックアーム25を操作することができない。すなわち、電線側コネクタ20の後方側からは両コネクタ10,20の嵌合状態を解除することができない。
両コネクタ10,20の嵌合状態を解除する際には、まずケース5を開放し、ケース側ハウジング11のうちケース5内に配されている領域に設けられている解除操作用孔部15から嵌合解除用の治具Aを挿入し(図3参照)、この治具Aでロックアーム25の後端付近を下方に向けて押圧操作して弾性変形させることにより、ロックアーム25と係止部13との係止状態を解除する(図4参照)。これにより、両コネクタ10,20の嵌合状態を解除して電線側コネクタ20をケース側コネクタ10から引き抜くことができる。
従って、このような本実施形態のコネクタ1の構成を知らない者が両コネクタ10,20の嵌合を解除しようとしても解除することができないから、不正アクセスを抑制することができる。また、上記構成を知っている場合でも、ケース5を開放する操作と、治具Aが必要であることから、作業の煩雑さおよび作業時間の長さにより、不正アクセスを行い難くすることができる。
<実施形態2>
次に、実施形態2を図5によって説明する。なお、以下の説明においては実施形態1と異なる構成についてのみ説明するとともに、実施形態1と同様の構成には同一符号を付すこととし、重複する説明を省略する。
次に、実施形態2を図5によって説明する。なお、以下の説明においては実施形態1と異なる構成についてのみ説明するとともに、実施形態1と同様の構成には同一符号を付すこととし、重複する説明を省略する。
本実施形態のコネクタ2は、ロックアーム25の係止爪26の後方側(図5の左側)に、さらに後方側に向けて延出された延出部29が設けられている点が上記実施形態1と相違している。この延出部29は、コネクタ2の嵌合状態において、ケース側ハウジング11の上壁12の下面側に沿うように設定されている。また、ケース側ハウジング11の上壁12のうちケース5内に配されている領域に解除操作用孔部151が設けられており、この解除操作用孔部151は、上記延出部29に向けて貫通している点が実施形態1と相違している。
本実施形態においても、ロックアーム25はその全体がケース側ハウジング11の内側に配されているとともに、ケース側ハウジング11の開口側は塞ぎ部27により塞がれている。従って、電線側コネクタ20の後方側からロックアーム25を解除操作することができない。
このような本実施形態の両コネクタ10,20の嵌合状態を解除する際には、上記実施形態1と同様に、ケース5を開放し、ケース5内に配されている解除操作用孔部151から嵌合解除用の治具(図示せず)を挿入し、この治具でロックアーム25の延出部29を下方に向けて押圧操作して弾性変形させることにより、ロックアーム25と係止部13との係止状態を解除する。これにより、両コネクタ10,20の嵌合状態を解除して電線側コネクタ20をケース側コネクタ10から引き抜くことができる。
従って、このような本実施形態のコネクタ2の構成を知らない者が両コネクタ10,20の嵌合を解除しようとしても解除することができないから、不正アクセスを抑制することができる。また、上記構成を知っている場合でも、ケース5を開放する操作と、治具が必要であることから、作業の煩雑さおよび作業時間の長さにより、不正アクセスを行い難くすることができる。
<実施形態3>
実施形態3を図6によって説明する。以下の説明においても実施形態1と異なる構成についてのみ説明するとともに、実施形態1と同様の構成には同一符号を付すこととし、重複する説明を省略する。
実施形態3を図6によって説明する。以下の説明においても実施形態1と異なる構成についてのみ説明するとともに、実施形態1と同様の構成には同一符号を付すこととし、重複する説明を省略する。
本実施形態のコネクタ3は、実施形態1の塞ぎ部27の一部が切り欠かれた形態をなしており、外観上あたかも塞ぎ部271がロックアーム25の如く見える形態とされている点が上記実施形態と相違している。また、解除操作用孔部152はケース側ハウジング11の上壁12に設けられており、係止部26の上面26Bに向けて貫通形成されている点が上記実施形態と相違している。
本実施形態の塞ぎ部271をより詳細に説明すると、塞ぎ部271は、後端側が切り欠かれたハウジング本体22の上壁241の端縁部から上方に向けて立ち上がるとともに後方に向けて屈曲された断面L字状の形態をなしており、その後端縁はコネクタ3の嵌合状態において、ケース側ハウジング11の外側にはみ出す長さ寸法に設定されている。従って、本コネクタ3の構成を知らない者が両コネクタ10,20の嵌合を解除しようとした際に、ロックアームと見誤って塞ぎ部271の後端縁を下方に向けて押圧操作しても、嵌合状態は解除されないから、不正アクセスを抑制することができる。
<実施形態4>
実施形態4を図7によって説明する。
実施形態4を図7によって説明する。
本実施形態のコネクタ4はケース5を備えておらず、基板側コネクタ101と電線側コネクタ20とから構成されている点が上記実施形態と相違している。また、電線側ハウジング21に塞ぎ部が設けられておらず、基板側ハウジング112(第1ハウジングの一例)の上壁12の前方部分(図7の左側)が塞ぎ部19として作用している点が相違している。さらに、解除操作用孔部15にダミー栓35が装着されている点が相違している。
より詳細には、基板側ハウジング112の上壁12は、前方側(図7中左側)が板厚が厚くされ、後方側(図7中右側)が段差状の係止部13により板厚が薄くされた二段形状をなしており、前方側の板厚が厚い領域が、基板側ハウジング112の開口のうちロックアーム25の後端側に臨む領域の一部を塞ぐ塞ぎ部19として機能している。すなわち、電線側コネクタ20の後方側からコネクタ4の嵌合状態を解除しようとした場合、塞ぎ部19が邪魔となって、ロックアーム25を下方に向けて押圧操作することができない構成とされている。
嵌合を解除する際には、基板側ハウジング112の奥壁14に設けられた解除操作用孔部15に治具を挿入してロックアーム25を押圧操作するのであるが、本実施形態の解除操作用孔部15には、ダミー栓35が装着されている。このダミー栓35は一見すると防水用の栓のようであり、嵌合解除操作用の孔であることに気づき難い構成とされている。
従って、このような構成を知らない者による不正アクセスを抑制することができる。
<他の実施形態>
本明細書に開示される技術は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も術的範囲に含まれる。
本明細書に開示される技術は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態1ないし3では、解除操作用孔部をケース側ハウジング11の奥壁14や上壁12のうち、ケース5内に配された領域に設ける構成としたが、解除操作用孔部孔は上記実施形態に限らず、任意の位置に設けることができる。例えば、ケース側ハウジング(基板側ハウジング)の側壁に設けたり、ケース側ハウジング11のうちケース5の外側に配された領域に設けてもよく、要は、ロックアーム25の押圧操作を行える位置であれば、どの位置に設けてもよい。あるいは、解除操作用孔部は必ずしも設ける必要はなく、コネクタの嵌合解除が不要な場合には、例えば図8に示すように省略することもできる。
(2)上記実施形態1および2では、塞ぎ部27はハウジング本体22とともにケース側ハウジング11の開口側の端部に内嵌する構成としたが、単にケース側ハウジング11の開口縁部に突き当てて塞ぐ構成としてもよい。また、必ずしも、開口全体を塞ぐ構成としなくてもよく、例えば実施形態4(図7)で示したように、少なくともロックアーム25の操作が可能とされる領域を塞ぐ構成であれば、上記実施形態に限るものではない。
(3)あるいは、塞ぎ部は必ずしも設ける必要はなく、例えば図8に示すように、省略することもできる。このような場合でも、ロックアーム25はその全体がフード状のケース側ハウジング11の内側に配されている。よって、ロックアーム25を解除操作するためには嵌合解除用の治具等が必要となり、簡単に解除操作することができないから、不正アクセスを抑制することができる。
1,2,3,4、5…コネクタ
5…ケース
10…ケース側コネクタ
11…ケース側ハウジング(第1ハウジング、フード部)
13…係止部
15,151,152…解除操作用孔部
19、27,271…塞ぎ部
20…電線側コネクタ
21…電線側ハウジング(第2ハウジング)
25…ロックアーム
26…係止爪
35…ダミー栓
111…基板側ハウジング(第1ハウジング)
W…電線
A…治具
5…ケース
10…ケース側コネクタ
11…ケース側ハウジング(第1ハウジング、フード部)
13…係止部
15,151,152…解除操作用孔部
19、27,271…塞ぎ部
20…電線側コネクタ
21…電線側ハウジング(第2ハウジング)
25…ロックアーム
26…係止爪
35…ダミー栓
111…基板側ハウジング(第1ハウジング)
W…電線
A…治具
Claims (5)
- フード部を有する第1ハウジングと、
前記フード部の内側に嵌合する第2ハウジングと、を備えるコネクタであって、
前記フード部の内壁には係止部が設けられるとともに、
前記第2ハウジングの外壁には、前記第1ハウジングとの嵌合方向における前方側から後方側に向けて片持ち状に延びた形状をなし、前記係止部と係止して前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとを嵌合状態にロックするロックアームが設けられており、
前記ロックアームは、前記嵌合状態においてその全体が前記フード部の内側に配されているコネクタ。 - 前記第1ハウジングまたは前記第2ハウジングの少なくとも一方に、前記嵌合状態において前記フード部の開口側から前記ロックアームの後端部に臨む領域を塞ぐ塞ぎ部が設けられている請求項1に記載のコネクタ。
- 前記第1ハウジングに、前記嵌合状態における前記ロックアームの後端側に向けて貫通する解除操作用孔部が設けられている請求項1または請求項2に記載のコネクタ。
- 前記第1ハウジングは前記フード部の開口を外側に向けてケースに設けられており、
前記解除操作用孔部は前記第1ハウジングのうち前記ケースの内側に配された領域に設けられている請求項3に記載のコネクタ。 - 前記解除操作用孔部にダミー栓が装着されている請求項3または請求項4に記載のコネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015161872A JP2017041349A (ja) | 2015-08-19 | 2015-08-19 | コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2015161872A JP2017041349A (ja) | 2015-08-19 | 2015-08-19 | コネクタ |
Publications (1)
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---|---|
JP2017041349A true JP2017041349A (ja) | 2017-02-23 |
Family
ID=58203096
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2015161872A Pending JP2017041349A (ja) | 2015-08-19 | 2015-08-19 | コネクタ |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2017041349A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020196492A1 (ja) * | 2019-03-26 | 2020-10-01 | Necプラットフォームズ株式会社 | コネクタのロック構造、コネクタのロック解除治具、およびロック装置 |
JP2021033794A (ja) * | 2019-08-27 | 2021-03-01 | テクノベインズ株式会社 | 部品挿入口を塞ぐ保護装置と引抜装置 |
-
2015
- 2015-08-19 JP JP2015161872A patent/JP2017041349A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020196492A1 (ja) * | 2019-03-26 | 2020-10-01 | Necプラットフォームズ株式会社 | コネクタのロック構造、コネクタのロック解除治具、およびロック装置 |
JP2020161294A (ja) * | 2019-03-26 | 2020-10-01 | Necプラットフォームズ株式会社 | コネクタのロック構造およびコネクタのロック解除治具 |
JP2021033794A (ja) * | 2019-08-27 | 2021-03-01 | テクノベインズ株式会社 | 部品挿入口を塞ぐ保護装置と引抜装置 |
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