JP2019046343A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】電源を備えていない拡張基板が本体に設けられても、拡張基板のUSBホストコネクタとUSBケーブルを介して接続されるメイン基板のUSBファンクションコレクタに端子電圧を加えることができる、画像形成装置を提供する。【解決手段】メイン基板23には、USBファンクションコネクタ32、USBファンクションコントローラ41および第1電圧入力回路33が設けられている。第1電圧入力回路33は、USBファンクションコントローラ41とUSBファンクションコネクタ32のVBUS端子46との間を電気的に接続するVBUSライン51に、USB規格で定められた端子電圧と同じ値の電圧を入力する。【選択図】図1
Description
本発明は、画像形成装置に関する。
USB(Universal Serial Bus)インタフェースを搭載した機器には、USBホストコントローラを備えるホスト機器と、USBファンクションコントローラを備えるファンクション機器とがある。ホスト機器には、タイプAのUSBコネクタが設けられ、ファンクション機器には、タイプBのUSBコネクタが設けられ、コネクタ形状が互いに異なる。ホスト機器のUSBコネクタとファンクション機器のUSBコネクタとがUSBケーブルで物理的に接続されることにより、ホスト機器とファンクション機器との間で信号の送受を行うことができる。
USBケーブルには、通信ライン(D+,D−)、電源ライン(VBUS)およびグランドライン(GND)が備えられている。ホスト機器のUSBコネクタとファンクション機器のUSBコネクタとの間がUSBケーブルで物理的に接続された(導通)段階で、電源ラインを通してファンクション機器のUSBファンクションコントローラに端子電圧が加えられる。USBファンクションコントローラは、その端子電圧を検出し、ホスト機器のUSBホストコントローラへ通信ラインを介して信号を送信する。これにより、USBホストコントローラおよびUSBファンクションコントローラは、ホスト機器とファンクション機器とが互いにUSBケーブルを介して接続されていることを認識できる。
ところで、USBファンクションコントローラおよびタイプBのUSBコネクタを備えるプリンタ本体に、USBホストコントローラおよびタイプAのUSBコネクタを備える拡張基板が備え付けられる場合がある。拡張基板が備え付けられる構成では、たとえば、プリンタ本体のUSBコネクタと拡張基板のUSBコネクタとをUSBケーブルで物理的に接続して、拡張基板で処理された画像データをUSBケーブルの通信ラインを介してプリンタ本体が受信し、処理された画像データに係る画像を印刷することが考えられる。
しかしながら、拡張基板は、PC(Personal Computer)などのホスト機器と異なり、セルフパワーで駆動する電源を備えていない。したがって、プリンタ本体のUSBファンクションコントローラに接続されるUSBコネクタと拡張基板のUSBホストコントローラに接続されるUSBコネクタとがUSBケーブルで物理的に接続されても、拡張基板は、プリンタ本体のUSBファンクションコントローラに端子電圧を加えることができない。そのため、USBファンクションコントローラは、USBコネクタにUSBケーブルが接続されていることを認識できず、拡張基板のUSBホストコントローラもまた同様にUSBケーブルが接続されていることを認識できない。
本発明の目的は、電源を備えていない拡張基板が本体に設けられても、拡張基板のUSBホストコネクタとUSBケーブルを介して接続されるメイン基板のUSBファンクションコレクタに端子電圧を加えることができる、画像形成装置を提供することである。
前記の目的を達成するため、本発明の一の局面に係る画像形成装置は、本体と、前記本体に取り外し可能に設けられる拡張基板と、を含み、前記本体は、電源部と、前記電源部から電力が供給され、画像データに係る画像をシートに形成する画像形成部と、前記電源部から電力が供給されるメイン基板と、を備え、前記メイン基板は、USB(Universal Serial Bus)ファンクションコントローラと、前記USBファンクションコントローラと電気的に接続される第1VBUS端子および第1通信端子、ならびに接地される第1接地端子を有し、USBケーブルの一端側のコネクタが接続可能なUSBファンクションコネクタと、前記USBファンクションコントローラと前記第1VBUS端子との間を電気的に接続する第1VBUSラインに、USB規格で定められた端子電圧と同じ値の電圧を入力する第1電圧入力回路と、を備え、前記拡張基板は、電源端子と、USBホストコントローラと、前記電源端子と電気的に接続される第2VBUS端子、前記USBホストコントローラと電気的に接続される第2通信端子、および接地される第2接地端子を有し、前記USBケーブルの他端側のコネクタが接続可能なUSBホストコネクタと、を備える。
この構成によれば、メイン基板には、USBファンクションコントローラおよびUSBファンクションコネクタが設けられている。USBファンクションコネクタは、第1VBUS端子、第1通信端子および第1接地端子を有している。第1VBUS端子および第1通信端子は、USBファンクションコントローラと電気的に接続されている。
拡張基板には、電源端子、USBホストコントローラおよびUSBホストコネクタが設けられている。USBホストコネクタは、第2VBUS端子、第2通信端子および第2接地端子を有している。第2VBUS端子は、電源端子と電気的に接続されている。第2通信端子は、USBホストコントローラと電気的に接続されている。
そして、メイン基板には、第1電圧入力回路が設けられている。第1電圧入力回路は、USBファンクションコントローラと第1VBUS端子との間を電気的に接続する第1VBUSラインに、USB規格で定められた端子電圧と同じ値の電圧を入力する。そのため、電源を備えていない拡張基板が本体に設けられても、メイン基板のUSBファンクションコネクタと拡張基板のUSBホストコネクタとがUSBケーブルを介して接続された状態では、第1VBUSラインに入力される電圧、つまり端子電圧を第1VBUS端子およびUSBケーブルを介して第2VBUS端子に加えることができる。さらに、その端子電圧を第2VBUS端子から電源端子に加えることができる。
また、本発明の他の局面に係る画像形成装置は、本体と、前記本体に取り外し可能に設けられる拡張基板と、を含み、前記本体は、電源部と、前記電源部から電力が供給され、画像データに係る画像をシートに形成する画像形成部と、前記電源部から電力が供給されるメイン基板と、を備え、前記メイン基板は、USB(Universal Serial Bus)ファンクションコントローラと、前記USBファンクションコントローラと電気的に接続される第1VBUS端子および第1通信端子、ならびに接地される第1接地端子を有し、USBケーブルの一端側のコネクタが接続可能なUSBファンクションコネクタと、を備え、前記拡張基板は、電源端子と、USBホストコントローラと、前記電源端子と電気的に接続される第2VBUS端子、前記USBホストコントローラと電気的に接続される第2通信端子、および接地される第2接地端子を有し、前記USBケーブルの他端側のコネクタが接続可能なUSBホストコネクタと、を備え、前記電源部に一端が接続され、前記電源端子に他端が接続されて、前記電源部から前記電源端子に電力を供給する電力供給ラインをさらに含む。
この構成によれば、メイン基板には、USBファンクションコントローラおよびUSBファンクションコネクタが設けられている。USBファンクションコネクタは、第1VBUS端子、第1通信端子および第1接地端子を有している。第1VBUS端子および第1通信端子は、USBファンクションコントローラと電気的に接続されている。
拡張基板には、電源端子、USBホストコントローラおよびUSBホストコネクタが設けられている。USBホストコネクタは、第2VBUS端子、第2通信端子および第2接地端子を有している。第2VBUS端子は、電源端子と電気的に接続されている。第2通信端子は、USBホストコントローラと電気的に接続されている。
そして、本体の電源部には、電源供給ラインの一端が接続され、電源供給ラインの他端は、拡張基板の電源端子に接続されている。そのため、電源を備えていない拡張基板が本体に設けられても、拡張基板のUSBホストコネクタとUSBケーブルを介して接続されるメイン基板のUSBファンクションコネクタに端子電圧を加えることができる。
本発明によれば、電源を備えていない拡張基板が本体に設けられても、メイン基板のUSBファンクションコレクタに端子電圧を加えることができる。
以下では、本発明の実施の形態について、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
<プリンタの電気的構成>
図1は、プリンタ1に拡張基板12を介してPC2がUSB接続される場合、図2は、プリンタ1に拡張基板12を介さず、PC2がプリンタ1にUSB接続される場合、図3は、プリンタ1にPC2が接続されない場合、をそれぞれ示している。
図1は、プリンタ1に拡張基板12を介してPC2がUSB接続される場合、図2は、プリンタ1に拡張基板12を介さず、PC2がプリンタ1にUSB接続される場合、図3は、プリンタ1にPC2が接続されない場合、をそれぞれ示している。
図1に示されるプリンタ1(画像形成装置の一例)は、本体11と、拡張基板支持部13と、を備えている。また、プリンタ1には、拡張基板支持部13に拡張基板12が支持されることによって、プリンタ1に拡張基板12が取り付け可能である。
本体11は、プリンタ1の外殻をなしている。本体11には、電源部21、画像形成部22およびメイン基板23が設けられている。
電源部21は、商用交流電源に接続される。電源部21は、商用交流電源から交流電力の供給を受けて、その交流電力を所定の電圧値の直流電力に変換する。電源部21は、画像形成部22とメイン基板23とに、それぞれ変換された直流電力を供給する。
画像形成部22は、本体11内の搬送路を1枚ずつ搬送されるプリント用紙などのシートに対して画像データに係るカラー画像またはモノクロ画像を印刷する機構である。印刷の方式は、電子写真方式であってもよいし、インクジェット方式であってもよい。
メイン基板23は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)31(制御回路の一例)、USBファンクションコネクタ32、ROM(不図示)、RAM(不図示)、後述する第1電圧入力回路33、第2電圧入力回路34および比較回路35(図4参照)を備えている。
ASIC31は、CPUを内蔵しており、CPUは、ASIC31に入力される情報に基づいて、ROMに格納されているプログラムを実行することにより、適宜、RAMを用いて各種の処理を実行し、画像形成部22の動作を制御する。
また、ASIC31には、USBファンクションコネクタ32を介したデータ通信を制御するためのUSBファンクションコントローラ41が組み込まれている。
USBファンクションコネクタ32は、タイプBのUSBコネクタであり、本体11から外部に露出するように配置されている。USBファンクションコネクタ32は、USBファンクションコントローラ41やメイン基板23のグランドラインに電気的に接続されている。
拡張基板12は、USBホストコネクタ72と、USBホストコントローラ73と、USBファンクションコネクタ74と、USBファンクションコントローラ75とを備えている。
USBホストコネクタ72は、タイプAのUSBコネクタであり、拡張基板12上に設けられる。USBホストコネクタ72は、後述する電源端子71やUSBホストコントローラ73に電気的に接続されている。
USBケーブル111は、一端がタイプBに対応した形状を有し、他端がタイプAに対応した形状を有するケーブルである。
本体11のUSBファンクションコネクタ32には、USBケーブル111の一端が接続され、拡張基板12のUSBホストコネクタ72には、USBケーブル111の他端が接続される。
また、USBケーブル111は、一端がタイプBに対応した形状を有し、他端がタイプAに対応した形状を有するケーブルである。
拡張基板12のUSBファンクションコネクタ74には、USBケーブル116の一端が接続され、PC2のUSBホストコネクタ202には、USBケーブル116の他端が接続される。
PC2は、PC2のUSBホストコントローラ201、USBホストコネクタ202からUSBケーブル116、USBファンクションコネクタ74を経由して、画像データを拡張基板12に送信する。
拡張基板12は、拡張基板12が有する画像処理部(不図示)にて、拡張基板12に応じた画像処理を画像データに対して実行する。なお、拡張基板12に応じた画像処理とは、例えば、ユーザ毎にカスタマイズされた画像処理のことを意味する。
拡張基板12は、USBホストコントローラ73、USBホストコネクタ72、USBケーブル111を経由して、USBファンクションコネクタ32に画像処理された画像データを送信する。
ASIC31のCPUは、USBファンクションコネクタ32からの画像データを、USBファンクションコントローラ41を経由して、メイン基板23上のRAMに記憶させる。そして、ASIC31のCPUは、メイン基板23上のRAMに記憶された画像データを、画像形成部22を用いてプリント用紙に画像形成する。
図2のように、プリンタ1に拡張基板12を介さず、PC2がプリンタ1にUSB接続される場合、PC2のUSBホストコネクタ202とプリンタ1のUSBファンクションコネクタ32との間を、USBケーブル117を経由して接続される。
この場合、PC2は、PC2のUSBホストコネクタ202からUSBケーブル117を経由して、直接、画像データをUSBファンクションコネクタ32に送信する。
USB接続の場合、基本的に、USBホスト側からUSBファンクション側へ向けて端子電圧を入力する必要がある。図2の場合、PC2は、商用電源に接続されており、PC2のUSBホストコネクタ202から端子電圧をUSBファンクションコネクタ32を介して、USBファンクションコントローラ41に加えることができる。すると、ASIC31のUSBファンクションコントローラ41は、PC2がUSB接続されていることを認識することができる。
図1の場合、拡張基板12を駆動するための電力が必要であり、プリンタ1から別途電力供給を受ける必要がある。また、USBホストコントローラ73とUSBファンクションコントローラ41とをUSBケーブル111を介してUSB接続する際、USBファンクションコントローラ41がUSB接続されたことを認識するためには、最初にUSBホストコントローラ73側から後述するVBUS端子46を介して端子電圧を入力する必要がある。端子電圧が入力されなければ、ASIC31のUSBファンクションコントローラ41は、拡張基板12が接続されているのかいないのか認識することができない。
そこで、メイン基板23には、後述する第1電圧入力回路33、第2電圧入力回路34および比較回路35が備えられている。ASIC31のCPUは、第2電圧入力回路34および比較回路35を用いて、図1の場合、図2の場合、図3の場合であるのかを識別する。第1の場合であれば、第1電圧入力回路33は、USB規格で定められた端子電圧と同じ値の電圧を、USBファンクションコントローラ41と拡張基板12と、にそれぞれ入力することで、USBファンクションコントローラ41はUSB接続されたと認識することができ、かつ、拡張基板12は入力された電圧によって駆動することができる。
次に、メイン基板23と拡張基板12との電気的構成、第1電圧入力回路33、第2電圧入力回路34および比較回路35について説明する。
<メイン基板と拡張基板との電気的構成>
<メイン基板と拡張基板との電気的構成>
図4に示されるプリンタ1(画像形成装置の一例)は、本体11と、拡張基板12とを取り付けられている際の電気的構成を示す図である。
USBファンクションコネクタ32は、VBUS端子46(第1VBUS端子の一例)、D+通信端子47(第1通信端子の一例)、D−通信端子48(第1通信端子の一例)および接地端子49(第1接地端子の一例)を備えている。VBUS端子46は、VBUSライン51(第1VBUSラインの一例)を介して、USBファンクションコントローラ41のVBUS端子42と接続されている。D+通信端子47は、D+通信ライン52を介して、USBファンクションコントローラ41のD+通信端子43と接続されている。D−通信端子48は、D−通信ライン53を介して、USBファンクションコントローラ41のD−通信端子44と接続されている。接地端子49は、メイン基板23のグランドラインに接続されている。
第1電圧入力回路33は、PNP型トランジスタ56(スイッチング素子の一例)を備えている。PNP型トランジスタ56のエミッタには、電源部21からメイン基板23に供給される電源電圧(VCC)が入力される。電源電圧は、USB規格で定められた端子電圧と同じ値の電圧、つまり5Vである。PNP型トランジスタ56のベース−エミッタ間には、抵抗57が介在されている。PNP型トランジスタ56のベースは、抵抗58を介して、ASIC31に接続されている。PNP型トランジスタ56のコレクタは、VBUSライン51に接続されている。ASIC31からPNP型トランジスタ56にベース電流を流して、PNP型トランジスタ56がオンすると、PNP型トランジスタ56のコレクタに電流が流れて、VBUSライン51にUSB規格で定められた端子電圧と同じ値の電圧が入力される。
ASIC31がPNP型トランジスタ56のベースに電圧を印加するか否かは、後述するASIC31のCPUが実行する接続判別処理の結果に基づいて実行される。
なお、「端子電圧と同じ値の電圧」は、端子電圧と完全に一致する電圧に限らず、端子電圧よりもPNP型トランジスタ56のコレクタ−エミッタ間飽和電圧分降下した電圧も含まれる。
第2電圧入力回路34は、ダイオード61と抵抗62との直列回路からなる。ダイオード61のアノードには、電源部21からメイン基板23に供給される電源電圧(VCC)が入力される。ダイオード61のカソードには、抵抗62の一端が接続され、抵抗62の他端は、VBUSライン51に接続されている。また、VBUSライン51は、抵抗69を介して、グランドラインに接続されている。これにより、第2電圧入力回路34からVBUSライン51に、USB規格で定められた端子電圧が抵抗62、抵抗69によって分圧された電圧、例えば、0.67Vが入力される。なお、VBUSライン51に0.67Vが入力されるのは、USBファンクションコネクタ32にUSBケーブル111を介して拡張基板12が接続されていない場合である。
比較回路35は、プラス入力端子66、マイナス入力端子67および出力端子68を有している。プラス入力端子66には、USB規格で定められた端子電圧よりも低い値の基準電圧(Vref)が入力される。基準電圧は、たとえば、0.42Vである。マイナス入力端子67は、VBUSライン51に接続されている。出力端子68は、ASIC31に接続されている。これにより、VBUSライン51の電圧が基準電圧よりも高いときには、比較回路35の出力端子68からASIC31にローレベル信号が入力される。一方、VBUSライン51の電圧が基準電圧よりも低いときには、比較回路35の出力端子68からASIC31にハイレベル信号が入力される。
拡張基板12は、電源端子71と、USBホストコネクタ72と、USBホストコントローラ73と、USBファンクションコネクタ74と、USBファンクションコントローラ75とを備えている。
電源端子71は、拡張基板12の各部(USBホストコネクタ72と、USBホストコントローラ73、画像処理部(不図示))に電力を供給する電源として機能する端子である。
USBホストコネクタ72は、タイプAのUSBコネクタである。VBUS端子76(第2VBUS端子の一例)、D+通信端子77(第2通信端子の一例)、D−通信端子78(第2通信端子の一例)および接地端子79(第2接地端子の一例)を有している。VBUS端子76は、VBUSライン81(第2VBUSラインの一例)を介して、電源端子71と接続されている。接地端子79は、拡張基板12のグランドラインに接続されている。
USBホストコントローラ73は、D+通信端子82、D−通信端子83および接地端子84を有している。D+通信端子82は、D+通信ライン85を介して、USBホストコネクタ72のD+通信端子77と接続されている。D−通信端子83は、D−通信ライン86を介して、USBホストコネクタ72のD−通信端子78と接続されている。接地端子84は、拡張基板12のグランドラインに接続されている。
USBファンクションコネクタ74は、VBUS端子91、D+通信端子92、D−通信端子93および接地端子94を有している。接地端子94は、拡張基板12のグランドラインに接続されている。
USBファンクションコントローラ75は、VBUS端子95、D+通信端子96、D−通信端子97および接地端子98を有している。VBUS端子95は、VBUSライン101を介して、USBファンクションコネクタ74のVBUS端子91と接続されている。D+通信端子96は、D+通信ライン102を介して、USBファンクションコネクタ74のD+通信端子92と接続されている。D−通信端子97は、D−通信ライン103を介して、USBファンクションコネクタ74のD−通信端子93と接続されている。接地端子98は、拡張基板12のグランドラインに接続されている。
また、拡張基板12は、電圧降下回路106を備えている。電圧降下回路106には、抵抗107が含まれており、一端がVBUSライン81に接続され、抵抗107を介して他端が拡張基板12のグランドラインに接続されている。
USBケーブル111のタイプAのUSBコネクタがPC2に接続される場合、PC2は、プリンタ1に対して能動的に動作するホスト機器となり、プリンタ1は、外部機器に対して受動的に動作するファンクション機器となる。ホスト機器となる外部機器2には、電源が搭載されている。
また、USBケーブル111のタイプAのUSBコネクタは、拡張基板12のUSBホストコネクタ72に接続することができる。図4には、その接続状態が示されている。この場合、USBケーブル111に含まれるVBUSライン112を介して、USBファンクションコネクタ32のVBUS端子46とUSBホストコネクタ72のVBUS端子76とが接続される。また、USBケーブル111に含まれるD+通信ライン113を介して、USBファンクションコネクタ32のD+通信端子47とUSBホストコネクタ72のD+通信端子77とが接続される。さらに、USBケーブル111に含まれるD−通信ライン114を介して、USBファンクションコネクタ32のD−通信端子48とUSBホストコネクタ72のD−通信端子78とが接続される。USBファンクションコネクタ32の接地端子49とUSBホストコネクタ72の接地端子79とは、USBケーブル111に含まれるグランドライン115を介して相互に接続される。
<接続判別処理>
このように、メイン基板23のUSBファンクションコネクタ32には、USBケーブル111を介して、外部機器2を接続することができ、また、拡張基板12を接続することができる。そのため、メイン基板23のASIC31に含まれるCPUは、USBファンクションコネクタ32に拡張基板12が接続されているか、PC2が接続されているか、拡張基板12が接続されているか、または、何も接続されていないかを判別するため、プリンタ1の電源がオンされている間、図5に示される接続判別処理を実行する。
このように、メイン基板23のUSBファンクションコネクタ32には、USBケーブル111を介して、外部機器2を接続することができ、また、拡張基板12を接続することができる。そのため、メイン基板23のASIC31に含まれるCPUは、USBファンクションコネクタ32に拡張基板12が接続されているか、PC2が接続されているか、拡張基板12が接続されているか、または、何も接続されていないかを判別するため、プリンタ1の電源がオンされている間、図5に示される接続判別処理を実行する。
接続判別処理では、CPUは、メイン基板23のUSBファンクションコントローラ41のVBUS端子42にUSB規格で定められた端子電圧と同じ値の電圧、つまり5Vが入力されているか否かを判別する(S1)。
USBファンクションコネクタ32にUSBケーブル117を介してPC2が直接接続されている場合(図2の場合)、USBケーブル117、USBファンクションコネクタ32を経由して、PC2によってUSBファンクションコントローラ41のVBUS端子42に端子電圧である5Vが加えられる(S1:YES)。USBファンクションコントローラ41は、その端子電圧を検出すると、ホスト機器となるPC2との接続のためのネゴシエーションを開始する(S2)。
ネゴシエーションでは、USBファンクションコントローラ41からPC2のUSBホストコントローラ201に向けて、D+通信ライン52およびD−通信ライン53を介して信号を送信する。この信号は、USBケーブル111のD+通信ライン113およびD−通信ライン114を介して、PC2のUSBホストコントローラ201に入力される。これにより、PC2のUSBホストコントローラ201およびUSBファンクションコントローラ41が相互に接続されていることを認識し、ネゴシエーションによる相互接続が完了する(S3)。ネゴシエーションによる相互接続が完了すると、CPUは、接続判別処理を終了する
USBファンクションコントローラ41のVBUS端子42に端子電圧と同じ値の電圧、つまり5Vが入力されていない場合(S1:NO)、CPUは、比較回路35からASIC31に入力される信号を確認する(S4)。
比較回路35からASIC31にハイレベル信号が入力されていない場合(S4:NO)、つまり比較回路35からASIC31にローレベル信号が入力されている場合、メイン基板23のVBUSライン51の電圧が基準電圧よりも高い。この場合、CPUは、USBファンクションコネクタ32には何も接続されていないと認識し、USBファンクションコントローラ41のVBUS端子42に5Vが入力されているか否かを再び判別する(S1)。
USBファンクションコネクタ32にUSBケーブル111を介して拡張基板12が接続される場合(図1、図4)、メイン基板23のVBUSライン51と拡張基板12のVBUSライン81とがUSBケーブル111のVBUSライン112を介して接続される。そのため、メイン基板23の第2電圧入力回路34からVBUSライン51に入力されている電圧、たとえば、0.67Vによる電流が拡張基板12の電圧降下回路106を流れ、VBUSライン51,81,112の電圧が0.67Vから基準電圧よりも低い値の電圧、たとえば、0.2Vに低下する。そのため、比較回路35のマイナス入力端子67に入力される電圧がプラス入力端子66に入力されている基準電圧よりも低くなり、比較回路35の出力端子68からASIC31にハイレベル信号が入力される。
USBファンクションコネクタ32にUSBケーブル111を介して拡張基板12が接続されていない場合(図3)、メイン基板23の第2電圧入力回路34からVBUSライン51に入力されている電圧である0.67Vが比較回路35のマイナス入力端子67に入力される。すると、比較回路35のマイナス入力端子67に入力される電圧がプラス入力端子66に入力されている基準電圧よりも高くなり、比較回路35の出力端子68からASIC31にローレベル信号が入力される。
比較回路35からASIC31にローレベル信号が入力されている場合(S4:NO)、S1の処理に戻る。
比較回路35からASIC31にハイレベル信号が入力されている場合(S4:YES)、CPUは、第1電圧入力回路33のPNP型トランジスタ56のベースに電圧を入力して、PNP型トランジスタ56をオンさせる(S5)。PNP型トランジスタ56がオンすると、PNP型トランジスタ56のコレクタに電流が流れて、VBUSライン51にUSB規格で定められた端子電圧と同じ値の電圧、つまり5Vが入力される。
VBUSライン51と拡張基板12のVBUSライン81とがUSBケーブル111のVBUSライン112を介して接続されているので、VBUSライン51に5Vが入力されると、VBUSライン81,112を介して、拡張基板12の電源端子71に5Vが印加される。これにより、電源端子71から拡張基板12のUSBホストコントローラ73に駆動電力が供給され、USBホストコントローラ73が起動する。
また、VBUSライン51に5Vが入力されると、USBファンクションコントローラ41のVBUS端子42に端子電圧である5Vが加えられる。USBファンクションコントローラ41は、その端子電圧を検出すると(S6:YES)、メイン基板23と拡張基板12との接続のため、拡張基板12のUSBホストコントローラ73とのネゴシエーションを開始する(S2)。そして、ネゴシエーションによる相互接続が完了すると(S3)、CPUは、接続判別処理を終了する。
<作用効果>
以上のように、メイン基板23には、USBファンクションコントローラ41およびUSBファンクションコネクタ32が設けられている。USBファンクションコネクタ32は、VBUS端子46、D+通信端子47、D−通信端子48および接地端子49を有している。VBUS端子46およびD+通信端子47、D−通信端子48は、USBファンクションコントローラ41と電気的に接続されている。
以上のように、メイン基板23には、USBファンクションコントローラ41およびUSBファンクションコネクタ32が設けられている。USBファンクションコネクタ32は、VBUS端子46、D+通信端子47、D−通信端子48および接地端子49を有している。VBUS端子46およびD+通信端子47、D−通信端子48は、USBファンクションコントローラ41と電気的に接続されている。
拡張基板12には、電源端子71、USBホストコネクタ72およびUSBホストコントローラ73が設けられている。USBホストコネクタ72は、VBUS端子76、D+通信端子77、D−通信端子78および接地端子79を有している。VBUS端子76は、電源端子71と電気的に接続されている。D+通信端子77、D−通信端子78は、USBホストコントローラ73と電気的に接続されている。
そして、メイン基板23には、第1電圧入力回路33が設けられている。第1電圧入力回路33は、USBファンクションコントローラ41とVBUS端子46との間を電気的に接続するVBUSライン51に、USB規格で定められた端子電圧と同じ値の電圧を入力する。そのため、電源を備えていない拡張基板12が本体11に設けられても、メイン基板23のUSBファンクションコネクタ32と拡張基板12のUSBホストコネクタ72とがUSBケーブル111を介して接続された状態では、VBUSライン51に入力される電圧、つまり端子電圧と同じ値の電圧をVBUS端子46およびUSBケーブル111を介して拡張基板12のVBUS端子76に加えることができる。さらに、その端子電圧と同じ値の電圧をVBUS端子76から電源端子71に加えることができる。そして、拡張基板12のUSBホストコントローラ73は、電源端子71に加えられる電圧を使用して動作することができる。
本実施形態の場合、プリンタ1の電源部21からの電力を拡張基板12へ供給する場合、USBケーブル111を介して拡張基板12へ電力を供給することができるため、別途、電力ラインを設ける必要が無い。
また、メイン基板23は、ASIC31、第2電圧入力回路34および比較回路35を備えている。第2電圧入力回路34は、USB規格で定められた端子電圧よりも低い電圧、たとえば、0.67VをVBUSライン51に入力する。一方、拡張基板12は、電圧降下回路106を備えている。電圧降下回路106は、一端が電源端子71とVBUS端子76とを電気的に接続するVBUSライン81に接続され、他端が抵抗107を介して接地されている。そのため、USBファンクションコネクタ32にUSBケーブル111を介して拡張基板12が接続されると、第2電圧入力回路34からVBUSライン51に入力されている電圧による電流が電圧降下回路106を流れ、VBUSライン51,81,112の電圧が基準電圧よりも低い値の電圧に低下する。そのため、比較回路35のマイナス入力端子67に入力される電圧がプラス入力端子66に入力されている基準電圧よりも低くなり、比較回路35の出力端子68からASIC31にハイレベル信号が入力される。 したがって、ASIC31に内蔵されているCPUは、VBUSライン51に、USB規格で定められた端子電圧と同じ値の電圧が入力されていない状態で、比較回路35からASIC31にハイレベル信号が入力されたことを以て、USBファンクションコネクタ32に拡張基板12などの電源を有していないデバイス(ホスト機器)が接続されていると認識できる。
また、ASIC31のCPUは、ハイレベル信号の入力を受けて、第1電圧入力回路33のPNP型トランジスタ56をオンにする。PNP型トランジスタ56のオンにより、VBUSライン51に、USB規格で定められた端子電圧と同じ値の電圧を入力することができる。
USBファンクションコネクタ32にUSBケーブル111を介して外部機器2が接続されている場合(図2の場合)、USBファンクションコントローラ41のVBUS端子42に端子電圧である5Vが加えられる。そのため、PNP型トランジスタ56がオフの状態において、VBUS端子46に5Vが入力される。そのため、ASIC31のCPUは、電源を有するホスト機器である外部機器2がUSBケーブル111を介してUSBファンクションコネクタ32に接続されていると認識できる。なお、当該の場合、第1電圧入力回路33のPNP型トランジスタ56をオフのままである。
また、第2電圧入力回路34からVBUSライン51に入力される電圧が基準電圧よりも高いので、USBファンクションコネクタ32に何も接続されていない状態では、メイン基板23のVBUSライン51の電圧が基準電圧よりも高く、比較回路35からASIC31にローレベル信号が入力される。ASIC31のCPUは、比較回路35からASIC31にローレベル信号が入力されていることを以て、USBファンクションコネクタ32には何も接続されていないと認識できる。なお、当該の場合でも、第1電圧入力回路33のPNP型トランジスタ56をオフのままである。
<他の実施形態>
図6は、本発明の他の実施形態に係るプリンタ1の電気的構成を示す図である。図6において、図4に示される各部に相当する部分には、それらの各部と同一の参照符号が付されている。また、以下では、その同一の参照符号が付された部分の説明を省略し、図6に示される構成について、図4に示される構成との相違点のみを説明する。
図6は、本発明の他の実施形態に係るプリンタ1の電気的構成を示す図である。図6において、図4に示される各部に相当する部分には、それらの各部と同一の参照符号が付されている。また、以下では、その同一の参照符号が付された部分の説明を省略し、図6に示される構成について、図4に示される構成との相違点のみを説明する。
図6に示される構成のプリンタ1では、図4に示される第1電圧入力回路33、第2電圧入力回路34および比較回路35がメイン基板23から省略され、図1に示される電圧降下回路106が拡張基板12から省略されている。そして、本体11の電源部21には、電源供給ライン121の一端が接続されている。電源供給ライン121の他端は、中継基板122に接続されている。中継基板122には、電源供給ライン123の一端が接続され、電源供給ライン123の他端は、拡張基板12の電源端子71に接続されている。 図3に示される構成では、電源部21から電源供給ライン121、中継基板122および電源供給ライン123を介して拡張基板12の電源端子71に、USB規格で定められた端子電圧と同じ値の電圧を供給することができる。そして、その電圧を電源端子71からVBUSライン81を介して拡張基板12のUSBホストコネクタ72のVBUS端子76に入力することができる。よって、拡張基板12のUSBホストコネクタ72とUSBケーブル111を介して接続されるメイン基板23のUSBファンクションコネクタ32に端子電圧と同じ値の電圧を入力することができる。
電源を備えていない拡張基板12が拡張基板支持部13を介して本体11に設けられても、拡張基板12のUSBホストコネクタ72とUSBケーブル111を介して接続されるUSBファンクションコネクタ32を経由してメイン基板23のUSBファンクションコントローラ41に端子電圧を加えることができる。
そして、本構成によって、メイン基板23のUSBファンクションコントローラ41は、電源供給ライン123を経由して拡張基板12の電源端子71から供給される電圧によって、拡張基板12がメイン基板23にUSB接続されていることを認識することができる。
<変形例>
以上、本発明の2つの実施形態について説明したが、本発明は、さらに他の形態で実施することもできる。
以上、本発明の2つの実施形態について説明したが、本発明は、さらに他の形態で実施することもできる。
たとえば、前述の実施形態では、画像形成装置の一例として、プリンタ1を取り上げたが、本発明は、プリンタ1に限らず、プリント用紙などのシートに画像を形成する画像形成機能に加えて、原稿の画像を読み取る画像読取機能などの機能を併せて有する複合機に適用されてもよい。
ASIC31にUSBファンクションコントローラを有する回路を例示しているが、USBファンクションコントローラは、ASIC31の外部にあってもよい。
その他、前述の構成には、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
1:プリンタ
11:本体
12:拡張基板
21:電源部
22:画像形成部
23:メイン基板
31:ASIC
32:USBファンクションコネクタ
33:第1電圧入力回路
34:第2電圧入力回路
35:比較回路
41:USBファンクションコントローラ
46,76:VBUS端子
47,77:D+通信端子
48,78:D−通信端子
49,79:接地端子
51,81:VBUSライン
56:PNP型トランジスタ
71:電源端子
72:USBホストコネクタ
73:USBホストコントローラ
106:電圧降下回路
111:USBケーブル
121,123:電源供給ライン
11:本体
12:拡張基板
21:電源部
22:画像形成部
23:メイン基板
31:ASIC
32:USBファンクションコネクタ
33:第1電圧入力回路
34:第2電圧入力回路
35:比較回路
41:USBファンクションコントローラ
46,76:VBUS端子
47,77:D+通信端子
48,78:D−通信端子
49,79:接地端子
51,81:VBUSライン
56:PNP型トランジスタ
71:電源端子
72:USBホストコネクタ
73:USBホストコントローラ
106:電圧降下回路
111:USBケーブル
121,123:電源供給ライン
Claims (8)
- 本体と、
前記本体に取り外し可能に設けられる拡張基板と、
を含み、
前記本体は、
電源部と、
前記電源部から電力が供給され、画像データに係る画像をシートに形成する画像形成部と、
前記電源部から電力が供給されるメイン基板と、
を備え、
前記メイン基板は、
USB(Universal Serial Bus)ファンクションコントローラと、
前記USBファンクションコントローラと電気的に接続される第1VBUS端子および第1通信端子、ならびに接地される第1接地端子を有し、USBケーブルの一端側のコネクタが接続可能なUSBファンクションコネクタと、
前記USBファンクションコントローラと前記第1VBUS端子との間を電気的に接続する第1VBUSラインに、USB規格で定められた端子電圧と同じ値の電圧を入力する第1電圧入力回路と、
を備え、
前記拡張基板は、
電源端子と、
USBホストコントローラと、
前記電源端子と電気的に接続される第2VBUS端子、前記USBホストコントローラと電気的に接続される第2通信端子、および接地される第2接地端子を有し、前記USBケーブルの他端側のコネクタが接続可能なUSBホストコネクタと、
を備える、
画像形成装置。 - 請求項1に記載の画像形成装置であって、
前記メイン基板は、
前記USBファンクションコントローラが組み込まれる集積回路である制御回路と、
前記第1VBUSラインに、前記端子電圧未満の所定電圧を入力する第2電圧入力回路と、
前記第1VBUSラインの電圧と基準電圧とを比較して、その比較結果を表す信号を前記制御回路に出力する比較回路と、
を備え、
前記拡張基板は、
前記電源端子と前記第2VBUS端子とを電気的に接続する第2VBUSラインに一端が接続され、抵抗を介して他端が接地されている電圧降下回路
を備え、
前記第1電圧入力回路は、
前記第1VBUSラインへの前記端子電圧の入力およびその停止を切り替えるために前記制御回路からの指示によりオンおよびオフされるスイッチング素子を含む、
画像形成装置。 - 請求項2に記載の画像形成装置であって、
前記制御回路は、前記スイッチング素子がオフの状態において、前記第1VBUS端子の電圧が前記端子電圧と同じ値の電圧である場合、電源を有するホスト機器が前記USBケーブルを介して前記USBファンクションコネクタに接続されていると決定する、
画像形成装置。 - 請求項3に記載の画像形成装置であって、
前記基準電圧は、前記所定電圧よりも小さく、ゼロ以上の電圧に設定され、
前記制御回路は、前記スイッチング素子がオフの状態において、前記第1VBUSラインの電圧が前記基準電圧よりも大きいことを表す信号が前記比較回路から出力される場合、前記USBファンクションコネクタに前記USBケーブルが接続されていないと決定する、
画像形成装置。 - 請求項4に記載の画像形成装置であって、
前記制御回路は、前記スイッチング素子がオフの状態において、前記第1VBUSラインの電圧が前記基準電圧よりも小さいことを表す信号が前記比較回路から出力される場合、電源を有していないホスト機器が前記USBケーブルを介して前記USBファンクションコネクタに接続されていると決定する、
画像形成装置。 - 請求項5に記載の画像形成装置であって、
前記制御回路は、電源を有していないホスト機器が前記USBケーブルを介して前記USBファンクションコネクタに接続されていると前記USBファンクションコントローラが決定した場合、前記スイッチング素子をオフからオンに切り替え、
前記USBホストコントローラは、前記電源端子に入力される電力を使用して動作する、
画像形成装置。 - 請求項1〜6のいずれか一項に記載の画像形成装置であって、
前記USBファンクションコネクタは、前記本体の外部に露出するように配置されている、
画像形成装置。 - 本体と、
前記本体に取り外し可能に設けられる拡張基板と、
を含み、
前記本体は、
電源部と、
前記電源部から電力が供給され、画像データに係る画像をシートに形成する画像形成部と、
前記電源部から電力が供給されるメイン基板と、
を備え、
前記メイン基板は、
USB(Universal Serial Bus)ファンクションコントローラと、
前記USBファンクションコントローラと電気的に接続される第1VBUS端子および第1通信端子、ならびに接地される第1接地端子を有し、USBケーブルの一端側のコネクタが接続可能なUSBファンクションコネクタと、
を備え、
前記拡張基板は、
電源端子と、
USBホストコントローラと、
前記電源端子と電気的に接続される第2VBUS端子、前記USBホストコントローラと電気的に接続される第2通信端子、および接地される第2接地端子を有し、前記USBケーブルの他端側のコネクタが接続可能なUSBホストコネクタと、
を備え、
前記電源部に一端が接続され、前記電源端子に他端が接続されて、前記電源部から前記電源端子に電力を供給する電力供給ラインをさらに含む、
画像形成装置。
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