JP2009205561A - Usb接続機器およびusb接続機器におけるvbus出力制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】コネクタの端子やケーブルのラインを増加させることなく、また、USB接続機器の電源のオンオフに関係なく、接続されたUSB機器がホスト機器かスレーブ機器かを検出し、ホスト機器が接続された場合は、確実にVBUS出力をオフできるようにする。
【解決手段】USB接続機器1は、システム制御部2に、ユーザの操作によりVBUS出力をオンさせる操作手段と、USBケーブル7のVBUSの電位を検出する検出手段とを備えている。そして、システム制御部2は、上記検出手段がVBUS電位ローを検出したらVBUS出力回路4によりVBUS出力をオンにさせ、VBUS電位ハイを検出したらVBUS出力をオフにさせる。さらに、上記操作手段がオンにされたとき、上記検出手段がVBUS電位ローを検出したら、VBUS出力回路4によりVBUS出力をオンにさせ、VBUS電位ハイを検出したらVBUS出力をオフにさせる。
【選択図】図1
【解決手段】USB接続機器1は、システム制御部2に、ユーザの操作によりVBUS出力をオンさせる操作手段と、USBケーブル7のVBUSの電位を検出する検出手段とを備えている。そして、システム制御部2は、上記検出手段がVBUS電位ローを検出したらVBUS出力回路4によりVBUS出力をオンにさせ、VBUS電位ハイを検出したらVBUS出力をオフにさせる。さらに、上記操作手段がオンにされたとき、上記検出手段がVBUS電位ローを検出したら、VBUS出力回路4によりVBUS出力をオンにさせ、VBUS電位ハイを検出したらVBUS出力をオフにさせる。
【選択図】図1
Description
本発明は、複数の機器間でUSB(Universal Serial Bus)インターフェースを利用して通信を行うUSBデバイスとUSB接続機器に関するものであり、特に、スレーブタイプのUSB機器とホストタイプのUSB機器の何れもが接続可能なUSB接続機器において、コネクタの端子やケーブルのラインを増加させることなく、また、USBデバイスが接続されるUSB接続機器の電源のオンオフに関係なく、接続されたUSBデバイスがホスト機器かスレーブ機器かを検出するようにしたUSB接続機器およびUSB接続機器におけるVBUS出力制御方法に関するものである。
近年、パソコンを中心として、各種機器における汎用のインターフェースとしてUSBインターフェースが広く利用されている。USBでは、互いに接続した機器の一方をホスト機器、他方をスレーブ機器とし、D+信号ラインとD−信号ラインの2本のラインを使って通信が行われる。また、ホスト機器側からスレーブ機器に電源を供給するため、電源供給用のVBUSとグランドラインを備えている。
そのようなUSBインターフェースを有する機器には、USBメモリのように自己動作用の電源を持たず、本体側からVBUSを介して電源供給を行う必要があるスレーブ機器と、USBインターフェースを有するプリンタ装置のようにプリンタ装置が自己動作用の電源ユニットを備えているホスト機器の両方が存在する。パーソナルコンピュータなどの機器には前者のスレーブタイプのUSB機器、後者のホストタイプのUSB機器のいずれもが接続される場合がある。
スレーブタイプのUSB機器が接続された場合、パーソナルコンピュータは、電源供給用のVBUSを介して電源供給を行う必要がある。これに対して、ホストタイプのUSB機器が接続された場合、パーソナルコンピュータは、電源供給用のVBUSを介して電源供給を行ってはならない。パーソナルコンピュータなどの本体側から、接続したホストタイプのUSB機器にVBUS電源を供給すると、ホストタイプのUSB機器のVBUS電源回路にダメージを与える危険性があるためである。
そこで、従来、本体に、ホスト機器(ホストタイプのUSB機器)、スレーブ機器(スレーブタイプのUSB機器)の両方が接続される可能性がある場合、接続されたUSB機器がホスト機器、スレーブ機器のどちらが接続されたかを検出し、ホスト機器が接続された時は、本体側からVBUS電源を出力しないようにしていた。
図3は、従来のVBUS出力制御を説明するブロック図である。図3において、1は、システム制御部2、USBドライバ3、VBUS出力回路4を備える機器本体、5はスレーブ機器用コネクタ、6はホスト機器用コネクタ、7はD+信号ライン、D−信号ライン、VBUS及びグランドラインを備えるUSBケーブルで、スレーブ機器判別ライン8とホスト機器判別ライン9をも備えている。
システム制御部2は、機器全体の制御を行い、USBドライバ3は、機器本体1に接続されたUSB機器との通信を制御する。そして、VBUS出力回路4は、接続されたUSB機器に対するVBUS出力のオンオフを制御する。
この従来技術においては、機器本体1に接続されたUSB機器がホスト機器,スレーブ機器のいずれであるかを検出するため、ホスト機器用とスレーブ機器用とにそれぞれ専用のコネクタとして、メス型のスレーブ機器用コネクタ5とオス型のホスト機器用コネクタ6とを使い分けるようにしていた。そして、USBの通信に必要な、D+信号ライン,D−信号ライン,VBUS及びグランドライン用の4ピン以外に、ホスト機器検出用とスレーブ機器検出用の端子を設けた、6ピンでの接続形式を採用して、どちらの機器が接続されたかを判別し、本体側からVBUS出力を切り替えるようにしていた。
すなわち、図3に示すように、機器本体1に、スレーブ機器用コネクタ5とホスト機器用コネクタ6を先端に有し、かつ、スレーブ機器判別ライン8とホスト機器判別ライン9を有するUSBケーブル7を設ける。そして、スレーブ機器用コネクタ5はUSBメス型、ホスト機器用コネクタ6はUSBオス型とすることにより、スレーブ機器用コネクタ5にはスレーブ機器のみが接続され、ホスト機器用コネクタ6にはホスト機器のみが接続されるようにしている。
このようにして、本体側において接続されたUSB機器がホスト機器、スレーブ機器のどちらが接続されたかを検出し、ホスト機器が接続された時は、システム制御部2でそれを検知し、VBUS出力回路4により、本体側からVBUS電源を出力しないようにしていた。
しかしながら、この方式では、コネクタの端子を2ピン増加させる必要があり、ケーブルは2ライン増加させる必要があってコストアップになる上、スレーブ機器専用ケーブルの差込口に、非公式に市販されている、両端にオス型コネクタが取り付けられた接続ケーブルを使ってホスト機器が誤って接続されても、本体側ではスレーブ機器が接続されたものと判別してしまい、接続されたホスト機器のVBUS電源回路にダメージを与えるおそれがあった。
一方、下記の特許文献1(特開2002−258999号公報)に示されるように、相手側機器が接続されたケーブルの信号線D+及び信号線D−の電位を検出することで、ホスト機器が接続されたか、スレーブ機器が接続されたかを判別するようにした技術も提案されている。
すなわち、この特許文献1に開示されたシリアル・データ転送インターフェース装置の発明は、一方をマスタの機器とし他方をスレーブの機器としてシリアル・データ転送用ケーブルで接続し、これら機器間でデジタル・データを順次転送する際に、これら機器で前記シリアル・データ転送用ケーブルの接続部に用いるシリアル・データ転送インターフェース装置において、自分方をマスタ機器とするかスレーブ機器とするか設定する接続状態設定回路と、前記シリアル・データ転送用ケーブルのデータ線に対するプルダウン又はプルアップを、該設定に応じて切り替えるプルダウン/プルアップ切替回路と、を備えて構成されたものである。
また、下記の特許文献2(特開2004−70621号公報)には、周辺デバイスの設定を再度設定し直す手間を省き且つ電流リークを無くし、省消費電力化を図ったUSBデバイスの発明が示されている。この特許文献2に開示されたUSBデバイスは、ホスト装置とUSBケーブルによって接続され、自己電源で動作する周辺デバイスにおいて、電圧センサー11でVBUS端子の電位をモニターしてホスト装置の電源の状態又はUSBケーブルの挿抜を検出し、検出結果によって入力を制御されるシュミットバッファにより、USBインターフェース回路内の入力レシーバ部への入力状態を制御するように構成したものである。
特開2002−258999号公報
特開2004−70621号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示されたシリアル・データ転送インターフェース装置では、相手側がホスト機器の場合、必ず、ホスト機器の電源を先にオンにする必要あり、接続した時にオフになっていると、スレーブ機器と判定してVBUSより電源を供給するため、その後ホスト機器の電源をオンにすると、ホスト機器の電源回路がダメージを受ける可能性があるという問題点があった。
また、上記特許文献2に開示されたUSBデバイスでは、VBUSの電圧を検出することによりUSB接続機器に接続されたUSB機器がホストタイプの機器であることを検出し、レシーバの制御を行うものであり、ホストタイプのUSB機器の接続を検出することはできるが、スレーブタイプのUSB機器が接続を検出することができないという問題点があった。
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、スレーブタイプのUSB機器とホストタイプのUSB機器の何れもが接続可能なUSB接続機器において、コネクタの端子やケーブルのラインを増加させることなく、また、USB機器が接続されるUSB接続機器の電源のオンオフに関係なく、接続されたUSB機器がホスト機器かスレーブ機器かを検出し、ホストタイプのUSB機器が接続された場合は、確実にVBUS出力をオフできるようにしたUSB接続機器およびUSB接続機器におけるVBUS出力制御方法を提供することを目的とするものである。
前記課題を解決するために、本願の請求項1にかかる発明は、
自己動作用の電源を有するホストタイプのUSB機器と自己動作用の電源を接続相手から供給されるスレーブタイプのUSB機器のいずれもが接続されるUSB接続機器であって、
ユーザの操作によりVBUS出力をオンさせる操作手段と、接続ケーブルのVBUSの電位を検出する検出手段と、VBUS出力のオンオフを切り替える切替手段と、を備え、
前記切替手段は、前記操作手段をオンさせたとき、前記検出手段がVBUS電位の検出において低電位を検出したらVBUS出力をオンにし、VBUS電位の検出において高電位を検出したらVBUS出力をオフにすることを特徴とするUSB接続機器。
自己動作用の電源を有するホストタイプのUSB機器と自己動作用の電源を接続相手から供給されるスレーブタイプのUSB機器のいずれもが接続されるUSB接続機器であって、
ユーザの操作によりVBUS出力をオンさせる操作手段と、接続ケーブルのVBUSの電位を検出する検出手段と、VBUS出力のオンオフを切り替える切替手段と、を備え、
前記切替手段は、前記操作手段をオンさせたとき、前記検出手段がVBUS電位の検出において低電位を検出したらVBUS出力をオンにし、VBUS電位の検出において高電位を検出したらVBUS出力をオフにすることを特徴とするUSB接続機器。
また、本願の請求項2にかかる発明は、請求項1にかかるUSB接続機器において、前記操作手段をオンにさせる前に、前記検出手段がVBUS電位の検出において低電位を検出したらVBUS出力をオンにし、VBUS電位の検出において高電位を検出したらVBUS出力をオフにすることを特徴とする。
また、請求項3にかかる発明は、
自己動作用の電源を有するホストタイプのUSB機器と自己動作用の電源を接続相手から供給されるスレーブタイプのUSB機器のいずれもが接続されるUSB接続機器におけるVBUS出力制御方法であって、
ユーザの操作によりVBUS出力をオンさせる操作手段と、接続ケーブルのVBUSの電位を検出する検出手段と、VBUS出力のオンオフを切り替える切替手段と、を備え、
前記検出手段がVBUSの電位を検出するステップと、
前記切替手段は、前記操作手段をオンさせたとき、前記検出手段がVBUS電位の検出において低電位を検出したらVBUS出力をオンにするステップと、VBUS電位の検出において高電位を検出したらVBUS出力をオフにするステップと、を有することを特徴とするUSB接続機器におけるVBUS出力制御方法。
自己動作用の電源を有するホストタイプのUSB機器と自己動作用の電源を接続相手から供給されるスレーブタイプのUSB機器のいずれもが接続されるUSB接続機器におけるVBUS出力制御方法であって、
ユーザの操作によりVBUS出力をオンさせる操作手段と、接続ケーブルのVBUSの電位を検出する検出手段と、VBUS出力のオンオフを切り替える切替手段と、を備え、
前記検出手段がVBUSの電位を検出するステップと、
前記切替手段は、前記操作手段をオンさせたとき、前記検出手段がVBUS電位の検出において低電位を検出したらVBUS出力をオンにするステップと、VBUS電位の検出において高電位を検出したらVBUS出力をオフにするステップと、を有することを特徴とするUSB接続機器におけるVBUS出力制御方法。
また、請求項4にかかる発明は、請求稿3にかかるSB接続機器におけるVBUS出力制御方法において、前記検出手段がVBUSの電位を検出するステップは、前記操作手段をオンにさせる前に実行され、前記検出手段がVBUS電位の検出において低電位を検出したらVBUS出力をオンにし、VBUS電位の検出において高電位を検出したらVBUS出力をオフにすることを特徴とする。
本発明のUSB接続機器およびUSB接続機器におけるVBUS出力制御方法は、次のような効果を奏する。
請求項1にかかる発明においては、自己動作用の電源を有するホストタイプのUSB機器と自己動作用の電源を接続相手から供給されるスレーブタイプのUSB機器のいずれもが接続されるUSB接続機器であって、ユーザの操作によりVBUS出力をオンさせる操作手段と、接続ケーブルのVBUSの電位を検出する検出手段と、VBUS出力のオンオフを切り替える切替手段と、を備え、前記切替手段は、前記操作手段をオンさせたとき、前記検出手段がVBUS電位の検出において低電位を検出したらVBUS出力をオンにし、VBUS電位の検出において高電位を検出したらVBUS出力をオフにする。
このような構成によれば、VBUS出力をオンさせる操作手段によりVBUS出力をオンさせたとき、VBUS電位がロー(低電位)であったらVBUS出力をオンにし、VBUS電位がハイ(高電位)であったらVBUS出力をオフにするようにしたので、コネクタの端子やケーブルのラインを増加させることなく、USB接続機器の電源のオンオフに関係なく、接続されたUSB機器がホスト機器かスレーブ機器かを検出し、ホスト機器が接続された場合は、確実にVBUS出力をオフできるようになる。
また、請求項2にかかる発明においては、請求項1にかかるUSB接続機器において、操作手段をオンにさせる前に前記検出手段がVBUS電位ロー(低電位)を検出したらVBUS出力をオンにし、VBUS電位ハイ(高電位)を検出したらVBUS出力をオフにするようにしたので、操作手段を操作する前でも、スレーブ機器に対してVBUS出力を与えることができるようになる。
また、請求項3、4にかかる発明においては、請求項1、2にかかるUSB接続機器におけるVBUS出力制御方法を提供することができるようになる。
以下、本発明の具体例を実施例及び図面を用いて詳細に説明する。但し、以下に示す実施例は、本発明の技術思想を具体化するためのUSB機器を例示するものであって、本発明をこの実施例のUSB機器に特定することを意図するものではなく、特許請求の範囲に含まれるその他の実施形態のUSB機器にも等しく適用し得るものである。
図1は、本発明のUSB接続機器の概略構成を示すブロック図である。図1における参照符号は、図3の参照符号に対応し図1のUSB接続機器と同一の構成要素は同一の参照番号を付している。すなわち、図3に示すUSB接続機器1は、システム制御部2、USBドライバ3、VBUS出力回路4を備えている。参照符号5はスレーブ機器用コネクタ、参照符号6はホスト機器用コネクタ、参照符号7はD+信号ライン、D−信号ライン,VBUS及びグランドラインを備えるUSBケーブルを示し、スレーブ機器判別ライン8とホスト機器判別ライン9をも備えて構成されている。
このUSB接続機器1では、システム制御部2に、ユーザの操作によりVBUS出力をオンさせる操作手段と、USBケーブル7のVBUSの電位を検出する検出手段とを備えている。そして、システム制御部2は、上記検出手段がVBUS電位の検出において低電位(ロー電位)を検出したらVBUS出力回路4によりVBUS出力をオンにさせ、VBUS電位の検出において高電位(ハイ電位)を検出したらVBUS出力をオフにさせる。すなわち、上記操作手段によりVBUS出力オンにされたとき、上記検出手段がVBUS電位ローを検出したら、VBUS出力回路4によりVBUS出力をオンにさせ、VBUS電位ハイを検出したらVBUS出力をオフにさせる。
なお、上記操作手段によりVBUS出力がオンにされる前に、検出手段がVBUS電位の検出において低電位(ロー電位)を検出したらVBUS出力回路4によりVBUS出力をオンにさせ、VBUS電位の検出において高電位(ハイ電位)を検出したらVBUS出力をオフにさせるようにしてもよい。このようにすれば、操作手段を操作する前でも、スレーブ機器に対してVBUS出力を与えることができるようになる。
次に、以上説明した本発明にかかるUSB接続機器におけるVBUS出力の制御の手順について説明する。図2は、本発明におけるVBUS出力制御の手順を示すフローチャートである。まず、スレーブ機器用コネクタ5又はホスト機器用コネクタ6にUSB機器が接続されたか否かを判別し(ステップS1)、接続されたら、接続ケーブルのVBUS電位を調べ、VBUS電位がハイであるか否かを判別する(ステップS2)。
その結果、VBUS電位がハイであったら、接続されたUSB機器はホスト機器であることになるので、VBUS出力回路4は、VBUS出力をオフにする(ステップS3)。
一方、ステップS2において、VBUS電位がローであったら、接続されたUSB機器はスレーブ機器であるとみなして、VBUS出力回路4は、VBUS出力をオンにする(ステップS4)。
一方、ステップS2において、VBUS電位がローであったら、接続されたUSB機器はスレーブ機器であるとみなして、VBUS出力回路4は、VBUS出力をオンにする(ステップS4)。
その結果、VBUS電位がローであったら、接続されたUSB機器はスレーブ機器であることが確かめられたことになるので、VBUS出力回路4は、VBUS出力のオンを継続させる(ステップS7)。一方、VBUS電位がハイに変わったら、接続されたUSB機器はホスト機器でありながら、電源が入っていない状態で接続された場合等、何らかの異常状態があった状態で接続されたものとみなして、VBUS出力回路4は、VBUS出力を直ちにオフにする(ステップS8)。
以上のような制御を行うことにより、コネクタの端子やケーブルのラインを増加させることなく、USB接続機器の電源のオンオフに関係なく、接続されたUSB機器がホスト機器かスレーブ機器かを検出し、ホスト機器が接続された場合は、確実にVBUS出力をオフできるようになる。
1…USB接続機器
2…システム制御部
3…USBドライバ
4…VBUS出力回路
5…スレーブ機器用コネクタ
6…ホスト機器用コネクタ
7…USBケーブル
8…スレーブ機器判別ライン
9…ホスト機器判別ライン
2…システム制御部
3…USBドライバ
4…VBUS出力回路
5…スレーブ機器用コネクタ
6…ホスト機器用コネクタ
7…USBケーブル
8…スレーブ機器判別ライン
9…ホスト機器判別ライン
Claims (4)
- 自己動作用の電源を有するホストタイプのUSB機器と自己動作用の電源を接続相手から供給されるスレーブタイプのUSB機器のいずれもが接続されるUSB接続機器であって、
ユーザの操作によりVBUS出力をオンさせる操作手段と、接続ケーブルのVBUSの電位を検出する検出手段と、VBUS出力のオンオフを切り替える切替手段と、を備え、
前記切替手段は、前記操作手段をオンさせたとき、前記検出手段がVBUS電位の検出において低電位を検出したらVBUS出力をオンにし、VBUS電位の検出において高電位を検出したらVBUS出力をオフにすることを特徴とするUSB接続機器。 - 前記操作手段をオンにさせる前に、前記検出手段がVBUS電位の検出において低電位を検出したらVBUS出力をオンにし、VBUS電位の検出において高電位を検出したらVBUS出力をオフにすることを特徴とする請求項1に記載のUSB接続機器。
- 自己動作用の電源を有するホストタイプのUSB機器と自己動作用の電源を接続相手から供給されるスレーブタイプのUSB機器のいずれもが接続されるUSB接続機器におけるVBUS出力制御方法であって、
ユーザの操作によりVBUS出力をオンさせる操作手段と、接続ケーブルのVBUSの電位を検出する検出手段と、VBUS出力のオンオフを切り替える切替手段と、を備え、
前記検出手段がVBUSの電位を検出するステップと、
前記切替手段は、前記操作手段をオンさせたとき、前記検出手段がVBUS電位の検出において低電位を検出したらVBUS出力をオンにするステップと、VBUS電位の検出において高電位を検出したらVBUS出力をオフにするステップと、を有することを特徴とするUSB接続機器におけるVBUS出力制御方法。 - 前記検出手段がVBUSの電位を検出するステップは、前記操作手段をオンにさせる前に実行され、前記検出手段がVBUS電位の検出において低電位を検出したらVBUS出力をオンにし、VBUS電位の検出において高電位を検出したらVBUS出力をオフにすることを特徴とする請求項3に記載のUSB接続機器におけるVBUS出力制御方法。
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JP2008048947A JP2009205561A (ja) | 2008-02-29 | 2008-02-29 | Usb接続機器およびusb接続機器におけるvbus出力制御方法 |
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JP2008048947A Pending JP2009205561A (ja) | 2008-02-29 | 2008-02-29 | Usb接続機器およびusb接続機器におけるvbus出力制御方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2011118455A (ja) * | 2009-11-30 | 2011-06-16 | Toshiba Corp | 情報処理装置および情報処理装置における制御方法 |
CN109459918A (zh) * | 2017-09-06 | 2019-03-12 | 兄弟工业株式会社 | 图像形成装置 |
CN111159083A (zh) * | 2019-12-20 | 2020-05-15 | 惠州华阳通用电子有限公司 | 一种usb主从模式的切换方法、系统、存储介质及终端 |
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2008
- 2008-02-29 JP JP2008048947A patent/JP2009205561A/ja active Pending
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