JP2019046064A - 情報管理装置、情報管理方法及びプログラム - Google Patents

情報管理装置、情報管理方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】店舗の順番待ちに対する利用者の利便性を向上させることを可能とする。【解決手段】情報管理装置10は、店舗登録部102、Web登録部103及び受付代行部107を含む。受付代行部107は、利用者端末によって入力された入店希望時刻を含む第1順番待ち情報を仮登録する。店舗登録部102及びWeb登録部103は、他の利用者の前記店舗への順番待ちを示す第2順番待ち情報を、当該順番待ちが受け付けられた順に登録する。受付代行部107は、登録された第2順番待ち情報の数に基づいて当該第2順番待ち情報によって示される順番待ちにおける待ち時間を算出する。受付代行部107は、仮登録された第1順番待ち情報に含まれる入店希望時刻及び算出された待ち時間に基づいて、第1順番待ち情報を本登録する。【選択図】図3

Description

本発明は、情報管理装置、情報管理方法及びプログラムに関する。
一般に、飲食店等の店舗を利用する利用者は、当該店舗に来店した時点で当該店舗が満席の状態にある場合、当該店舗が利用可能となるまで順番待ちをする必要がある。
近年では、このような順番待ちを管理するためのシステムが開発されており、当該システムにおいては、順番待ちの管理業務を効率化することができる(例えば、特許文献1を参照)。
特開2017−004390号公報
しかしながら、上記したシステムにおいては、順番待ちをするために店舗に来店して順番待ちを開始し、その後、店舗が利用可能となるまで待つ必要があり、利便性が低い。
そこで、本発明の目的は、店舗の順番待ちに対する利用者の利便性を向上させることが可能な情報管理装置、情報管理方法及びプログラムを提供することにある。
本発明の1つの態様によれば、店舗を利用する利用者の利用者端末と通信可能に接続される情報管理装置が提供される。前記情報管理装置は、第1登録手段と、第2登録手段と、算出手段と、第3登録手段とを含む。前記第1登録手段は、前記利用者端末によって入力された入店希望時刻を含む第1順番待ち情報を仮登録する。前記第2登録手段は、他の利用者の前記店舗への順番待ちを示す第2順番待ち情報を、当該順番待ちが受け付けられた順に登録する。前記算出手段は、前記登録された第2順番待ち情報の数に基づいて当該第2順番待ち情報によって示される順番待ちにおける待ち時間を算出する。前記第3登録手段は、前記仮登録された第1順番待ち情報に含まれる入店希望時刻及び前記算出された待ち時間に基づいて、前記第1順番待ち情報を本登録する。
本発明は、店舗の順番待ちに対する利用者の利便性を向上させることを可能とする。
本発明の実施形態に係る情報管理装置を備える情報管理システムの構成の一例を示す図。 情報管理装置のハードウェア構成の一例を示す図。 情報管理装置の機能構成の一例を示すブロック図。 第1店舗端末からの順番待ちを示す順番待ち情報を登録する際の情報管理システムの処理手順の一例を示すシーケンスチャート。 利用者端末からの入店予定時刻が指定されていない順番待ちを示す順番待ち情報を登録する際の情報処理システムの処理手順の一例を示すシーケンスチャート。 利用者端末からの入店予定時刻が指定された順番待ちを示す順番待ち情報を登録する際の情報処理システムの処理手順の一例を示すシーケンスチャート。 順番待ち情報のデータ構造の一例を示す図。 第2店舗端末に順番待ち情報を表示する際の情報管理システムの処理手順の一例を示すシーケンスチャート。 スタッフ画面生成処理の処理手順の一例を示すフローチャート。 第2店舗端末に表示されるスタッフ画面の一例を示す図。 更新されたスタッフ画面の一例を示す図。 情報管理システムによって提供される受付代行サービスを利用者が利用する際の情報管理装置の処理手順の一例を示すフローチャート。 仮登録順番待ち情報を本登録する本登録処理の処理手順の一例を示すフローチャート。 本登録処理について具体的に説明するための図。 本登録処理について具体的に説明するための図。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本実施形態に係る情報管理装置を備える情報管理システム(ネットワークシステム)の構成を示す。情報管理システムは、各種店舗(施設)における利用者の順番待ちを管理するためのシステムである。なお、本実施形態において、店舗には、例えば飲食店、薬局、病院、美容院、旅行代理店、スマートフォンまたは携帯電話の購入及び契約が可能なショップ、及びアミューズメント施設等が含まれる。すなわち、本実施形態における店舗は、当該店舗を利用者が利用するために順番待ちが可能な店舗であればよい。
図1に示すように、情報管理システムは、情報管理装置10、第1店舗端末20、第2店舗端末30及び利用者端末40を備える。なお、情報管理装置10は、第1店舗端末20、第2店舗端末30及び利用者端末40とそれぞれインターネットのようなネットワーク50を介して通信可能に接続されている。
情報管理装置10は、店舗における利用者による順番待ちを管理するための機能を有するサーバ装置である。なお、情報管理装置10の機能構成については後述する。
第1店舗端末20及び第2店舗端末30は、順番待ちが可能な店舗に設けられている。第1店舗端末20は、例えば店舗の入り口(つまり、店頭)付近に設置され、主に店舗に来店する利用者(客)によって使用される。利用者は、例えば店舗に来店した時点で店舗が満席の状態にある場合、第1店舗端末20を操作することによって当該店舗において順番待ちをすることができる。
第2店舗端末30は、例えば店舗のレジ付近に設置され、主に店舗のスタッフ(従業員等)によって使用される。店舗のスタッフは、第2店舗端末30において順番待ちの状況等を確認することができる。
本実施形態においては、第1店舗端末20及び第2店舗端末30が異なる端末であるものとして説明するが、当該第1店舗端末20及び第2店舗端末30は一体として構成されていてもよい。
利用者端末40は、例えば店舗を利用する利用者によって使用される当該利用者の端末である。利用者端末40には、例えばフィーチャーフォン、スマートフォン、タブレット端末及びパーソナルコンピュータ(PC)等が含まれる。利用者端末40は、例えば店舗以外の場所から店舗に対する順番待ちをするために用いられる。
なお、図1においては便宜的に第1店舗端末20、第2店舗端末30及び利用者端末40がそれぞれ1つずつ示されているが、情報管理装置10には、複数の第1店舗端末20及び第2店舗端末30が接続されていてもよいし、複数の利用者端末40が接続されていてもよい。
図2は、図1に示す情報管理装置10のハードウェア構成を一例を示す。図2に示すように、情報管理装置10においては、バス11に、不揮発性メモリ12、CPU13、メインメモリ14及び通信部15等が接続されている。なお、不揮発性メモリ12及びメインメモリ14は、情報管理装置10の記憶装置を構成する。
不揮発性メモリ12は、例えばオペレーティングシステム(OS)及び上記した店舗における順番待ちを管理するためのプログラム(以下、順番管理プログラムと表記)を含む各種プログラムを格納する。
CPU13は、例えば不揮発性メモリ12に格納されている各種プログラムを実行するプロセッサである。なお、CPU13は、情報管理装置10全体の制御を実行する。
メインメモリ14は、例えばCPU13が各種プログラムを実行する際に必要とされるワークエリア等として使用される。
図2においては不揮発性メモリ12及びメインメモリ14のみが示されているが、情報管理装置10は、HDD(Hard Disk Drive)及びSSD(Solid State Drive)等の他の記憶装置を備えていてもよい。
通信部15は、インターネット等のネットワーク50を介して例えば第1店舗端末20、第2店舗端末30及び利用者端末40等の外部装置との通信を制御する機能を有する。なお、通信部15によれば、例えば無線LAN及びWifi(登録商標)等の無線通信機能を実現することができる。
図3は、本実施形態に係る情報管理装置10の主として機能構成の一例を示すブロック図である。図3に示すように、情報管理装置10は、受付部101、店舗登録部102、Web登録部103、管理部104、表示処理部105、設定部106、受付代行部107及び格納部108等を含む。
本実施形態において、各部101〜107は、例えば図2に示すCPU13(つまり、情報管理装置10のコンピュータ)が不揮発性メモリ12に格納されている順番管理プログラムを実行すること(つまり、ソフトウェア)により実現されるものとする。なお、この順番管理プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に予め格納して頒布可能である。また、この順番管理プログラムは、例えばネットワークを介して情報管理装置10にダウンロードされても構わない。
ここでは、各部101〜107がソフトウェアにより実現されるものとして説明したが、当該各部101〜107は、ハードウェアにより実現されてもよいし、ソフトウェア及びハードウェアの組み合わせ構成によって実現されてもよい。
また、本実施形態において、格納部108は、例えば図2に示す不揮発性メモリ12または他の記憶装置等に格納される。
受付部101は、例えば第1店舗端末20に対する複数の利用者の各々の操作に基づいて、当該第1店舗端末20から店舗に対する順番待ちを受け付ける。また、受付部101は、利用者端末40に対する利用者の操作に基づいて、当該利用者端末40から店舗に対する順番待ちを受け付ける。更に、受付部101は、例えば第2店舗端末30から店舗に対する順番待ちを受け付けることも可能である。
なお、以下の説明においては、店舗は例えば飲食店であることを想定し、利用者端末40からの順番待ちには、後述するように入店予定時刻が指定されていない順番待ちと入店予定時刻が指定されている順番待ち(将来順番待ち)とが含まれる。なお、将来順番待ちとは、後述するように利用者によって指定された入店予定時刻に店舗に入店することが可能なように順番待ちを自動的に調整するサービスである。
店舗登録部102は、受付部101によって第1店舗端末20からの順番待ちが受け付けられた場合、当該順番待ちを示す順番待ち情報を格納部108に登録(格納)する。また、店舗登録部102は、受付部101によって第2店舗端末30からの順番待ちが受け付けられた場合には、当該順番待ちを示す順番待ち情報を格納部108に登録する。
Web登録部103は、受付部101によって利用者端末40からの順番待ちが受け付けられた場合、当該順番待ちを示す順番待ち情報を格納部108に登録(格納)する。
なお、順番待ち情報は、当該順番待ち情報によって示される順番待ちが受け付けられた順に格納部108に格納される。
管理部104は、例えば第2店舗端末30からの要求に応じて、格納部108に格納された順番待ち情報を当該第2店舗端末30に表示するための画面(以下、スタッフ画面と表記)を生成する。
なお、スタッフ画面において、第1店舗端末20からの順番待ちを示す順番待ち情報(以下、店舗順番待ち情報と表記)及び利用者端末40からの入店予定時刻が指定されていない順番待ちを示す順番待ち情報(以下、第1Web順番待ち情報と表記)は、当該順番待ちが受け付けられた順に表示される。一方、利用者端末40からの入店予定時刻が指定されている順番待ちを示す順番待ち情報(以下、第2Web順番待ち情報と表記)は、第2Web順番待ち情報の入店予定時刻に基づいて、店舗における順番待ちにおいて当該入店予定時刻(を含む所定期間内)に店舗に入店可能となる(店舗を利用可能となる)ように複数の店舗順番待ち情報及び第1Web順番待ち情報の間に挿入されて表示される。
表示処理部105は、管理部104によって生成されたスタッフ画面を第2店舗端末30に送信し、当該スタッフ画面を第2店舗端末30に表示させる。
設定部106は、情報管理システム(情報管理装置10)における各種設定を行う。設定部106によって行われた設定は、格納部108に登録(格納)される。なお、設定部106によって行われる設定の内容については後述する。
受付代行部107は、情報管理システムによって提供される受付代行サービスを実現するための機能部である。なお、受付代行サービスについては後述する。
以下、本実施形態に係る情報管理装置10の動作について説明する。まず、図4のシーケンスチャートを参照して、第1店舗端末20からの順番待ちを示す順番待ち情報(店舗順番待ち情報)を登録する際の情報管理システムの処理手順について説明する。ここでは、第1店舗端末20から順番待ちを行う利用者を対象利用者と称する。
まず、対象利用者が第1店舗端末20(及び第2店舗端末30)が設けられている店舗に来店した場合を想定する。この場合、第1店舗端末20には、対象利用者の店舗に対する順番待ちを受け付けるための受付画面が表示されている(ステップS1)。なお、この受付画面は、例えば第1店舗端末20上で動作するブラウザを介して表示されている。
例えば対象利用者が店舗に来店した時点で店舗が満席の状態にある場合、対象利用者は、第1店舗端末20に表示されている受付画面に対する操作を行う。なお、例えば店舗の利用者の数等を把握するために、満席の状態でない場合であっても受付画面に対する操作を利用者に行わせるようにしてもよい。
第1店舗端末20は例えばタッチパネルを備えており、対象利用者は、当該タッチパネルを介して、受付画面において例えば店舗に入店する人数を入力(指定)することができる。
なお、本実施形態における受付画面においては少なくとも人数を入力することができるものであればよいが、当該受付画面は、例えば対象利用者の氏名、電話番号または店舗に対する要望等を入力することができるようなものであってもよい。店舗が飲食店等である場合には、当該店舗に対する要望としては、例えば対象利用者が利用する席の種別としてテーブル席、カウンター席及び座敷等を選択することができる。また、禁煙席または喫煙席を選択することができるようにしてもよい。
また、受付画面においては、後述する第2店舗端末30に表示されるスタッフ画面と同様に、順番待ちの状況(順番待ち情報の一覧)が表示されてもよい。
また、受付画面において人数を入力することができるものとして説明したが、当該受付画面において例えば「受付」ボタンが押下された場合に、人数を入力することができるようにしてもよい。
上記したように受付画面に対して対象利用者が人数を入力した場合、当該第1店舗端末20は、対象利用者によって入力された人数を取得する(ステップS2)。
第1店舗端末20は、取得された人数を含む順番待ちの受付要求を、ネットワーク50を介して情報管理装置10に送信する(ステップS3)。
情報管理装置10に含まれる受付部101は、第1店舗端末20によって送信された順番待ちの受付要求を受信する。これにより、受付部101は、第1店舗端末20が設けられている店舗に対する順番待ちを受け付ける。
次に、店舗登録部102は、受付部101によって受け付けられた順番待ちを登録するために、当該順番待ちを示す順番待ち情報を生成する(ステップS4)。
ここで、ステップS4の処理について説明する。まず、受付部101によって順番待ちが受け付けられた場合、店舗登録部102は、当該順番待ちにたして受付番号を発行する。この受付番号は、例えば店舗の営業開始から順番待ちが登録される度に連番で発行される。なお、受付番号は営業日が変わればリセットされるものとする。
また、店舗登録部102は、例えば現在時刻を登録時刻として取得する。登録時刻は、順番待ち情報が登録された時刻として用いられる。なお、この登録時刻(現在時刻)は、例えば情報管理装置10内のクロック等から取得される。
また、店舗登録部102は、順番待ちの経路の情報を取得する。この経路には、第1店舗端末20からの順番待ち(を示す順番待ち情報)であることを示す「店舗」、利用者端末40からの入店予定時刻が指定されていない順番待ちであることを示す「Web1」及び利用者端末40からの入店予定時刻が指定されている順番待ちであることを示す「Web2」が含まれる。ここでは、受付要求が第1店舗端末20から受信されているため、店舗登録部102は、経路として「店舗」を取得する。
これにより、店舗登録部102は、受付部101によって受信された受付要求に含まれる人数に加えて、上記した受付番号、登録時刻及び経路を含む順番待ち情報を生成する。
上記したようにステップS4において生成された順番待ち情報は、店舗登録部102によって格納部108に登録される(ステップS5)。
なお、本実施形態においては、順番待ち情報に含まれる経路(の情報)が便宜的に「店舗」、「Web1」及び「Web2」であるものとして説明するが、当該経路(の情報)は、順番待ちの受け付けに用いられたデバイスの種別(例えば、店舗端末、フィーチャーフォン、スマートフォン、タブレット端末、PC等)であってもよい。この場合、順番待ち情報は、通常の順番待ち(つまり、入店予定時刻が指定されていない順番待ち)であるか将来順番待ち(つまり、入店予定時刻が指定されている順番待ち)であるかを示すフラグを含むものとする。順番待ち情報にデバイスの種別の情報が含まれる場合、当該デバイスの種別の情報は、例えば利用者の傾向等の分析に用いることができる。
ステップS5において順番待ち情報が登録されると、当該登録が完了した旨の通知(以下、登録完了通知と表記)が情報管理装置10から第1店舗端末20に送信される(ステップS6)。なお、登録完了通知には、登録された順番待ち情報に含まれる受付番号等が含まれる。
ここで、第1店舗端末20には、印刷装置が内蔵されているものとする。これにより、第1店舗端末20においては、情報管理装置10から送信された登録完了通知(に含まれる受付番号)が受信され、印刷装置によって当該受付番号が印刷された順番待ちカードが発券される(ステップS7)。なお、登録完了通知には、受付番号の他に、登録時刻等の情報が含まれていてもよい。
対象利用者は、発券された順番待ちカードに印刷されている受付番号に基づいて店舗のスタッフに呼び出されることによって、当該店舗に入店することができる。
次に、図5のシーケンスチャートを参照して、利用者端末40からの入店予定時刻が指定されていない順番待ちを示す順番待ち情報(第1Web順番待ち情報)を登録する際の情報管理システムの処理手順について説明する。ここでは、利用者端末40から順番待ちを行う利用者を対象利用者と称する。
まず、対象利用者が利用者端末40から順番待ちを行う場合、当該対象利用者は、所定のWebページ(サイト)において当該対象利用者に割り当てられているログインID及びパスワード(以下、対象利用者のログインID及びパスワードと表記)を入力することによって、情報管理システム(情報管理装置10)にログインする(ステップS11)。
なお、対象利用者のログインID及びパスワードは、対象利用者が例えば会員登録等を行う際に設定される。対象利用者のログインID及びパスワードは、情報管理装置10において管理されているものとする。これにより、図5においては示されていないが、利用者端末40において入力されたログインID及びパスワードは当該利用者端末40から情報管理装置10に送信され、当該ログインID及びパスワードが情報管理装置10で管理されている対象利用者のログインID及びパスワードと一致する場合に、対象利用者は、ログインすることができる。
ステップS11において情報管理システムにログインした場合、対象利用者は、利用者端末40を操作することによって、入店予定時刻を指定しない順番待ちをするか入店予定時刻を指定する順番待ちをするかを選択することができる。
入店予定時刻を指定しない順番待ちをすることが選択された場合、利用者端末40には、店舗に入店する人数を入力することが可能な画面(以下、第1入力画面と表記)が表示される。対象利用者は、利用者端末40を操作することによって、この第1入力画面において人数を入力する。
なお、上記した受付画面と同様に、利用者端末40に表示される第1入力画面は、例えば対象利用者の氏名、電話番号または店舗に対する要望等を入力することができるようなものであってもよい。
上記したように第1入力画面に対して対象利用者が人数を入力した場合、利用者端末40は、対象利用者によって入力された人数を取得する(ステップS12)。
ステップS12の処理が実行されると、利用者端末40は、当該ステップS12において取得された人数を含む順番待ちの受付要求を、ネットワーク50を介して情報管理装置10に送信する(ステップS13)。
情報管理装置10に含まれる受付部101は、利用者端末40によって送信された順番待ちの受付要求を受信する。これにより、受付部101は、店舗に対する順番待ちを受け付ける。
次に、Web登録部103は、受付部101によって受け付けられた順番待ちを登録するために、当該順番待ちを示す順番待ち情報を生成する(ステップS14)。
この場合、Web登録部103は、第1店舗端末20からの順番待ちと同様に、受付部101によって受け付けられた順番待ちに対して受付番号を発行する。
また、Web登録部103は、例えば現在時刻を登録時刻として取得する。また、Web登録部103は、上記した順番待ちの経路の情報を取得する。ここでは、人数を含む受付要求(つまり、入店予定時刻を含まない受付要求)が利用者端末40から受信されているため、Web登録部103は、経路として「Web1」を取得する。
また、利用者端末40からの順番待ちの場合、Web登録部103は、対象利用者の氏名(会員名)を取得する。なお、対象利用者の氏名は、上記した会員登録の際に情報管理装置10内に格納(登録)されているものとする。また、対象利用者の氏名は、対象利用者のログインID及びパスワードに対応付けられており、ステップS11の処理が実行される際に判別(取得)することができるものとする。
これにより、Web登録部103は、受付部101によって受信された受付要求に含まれる人数に加えて、上記した受付番号、登録時刻、経路及び氏名を含む順番待ち情報を生成する。
上記したようにステップS14において生成された順番待ち情報は、Web登録部103によって格納部108に登録される(ステップS15)。
ステップS15において順番待ち情報が登録されると、当該登録が完了した旨の通知(登録完了通知)が情報管理装置10から利用者端末40に送信される(ステップS16)。なお、この登録完了通知は、登録された順番待ち情報に含まれる受付番号及び登録時刻等を含み、例えば会員登録時に登録されている対象利用者のメールアドレスを用いてメールで送信されてもよい。
この場合、利用者端末40は、情報管理装置10から送信された登録完了通知(メール)を受信し、当該登録完了通知に含まれる受付番号を表示することができる(ステップS17)。なお、登録完了通知は、利用者端末40(例えば、スマートフォン等)上で動作するアプリケーションにおけるPush通知により利用者端末40に表示(通知)されても構わない。
利用者端末40に表示された受付番号は、上記した第1店舗端末20からの順番待ちにおける順番待ちカードに印刷された受付番号と同様の役割を有する。
このように利用者端末40からの順番待ちにおいては、対象利用者は、店舗に来店することなく順番待ちを開始することができる。この場合、対象利用者は、順番待ちの最後尾に並んだ状態と同視できる。よって、対象利用者は、利用者端末40からの順番待ち(を示す順番待ち情報)が登録された後に店舗に来店し、利用者端末40に表示される受付番号に基づいて店舗のスタッフに呼び出されることによって、当該店舗に入店することができる。
次に、図6のシーケンスチャートを参照して、利用者端末40からの入店予定時刻が指定された順番待ちを示す順番待ち情報(第2Web順番待ち情報)を登録する際の情報管理システムの処理手順について説明する。
まず、図5に示すステップS11の処理に相当するステップS21の処理が実行される。ステップS21において情報管理システムにログインした場合、対象利用者は、利用者端末40を操作することによって、入店予定時刻を指定しない順番待ちをするか入店予定時刻を指定する順番待ちをするかを選択することができる。
入店予定時刻を指定する順番待ちをすることが選択された場合、利用者端末40は、指定することが可能な入店予定時刻に関する問い合わせを情報管理装置10に送信する(ステップS22)。この場合、情報管理装置10は、格納部108に格納されている順番待ち情報に基づいて、他の入店予定事項を指定する順番待ちが登録されていない時間帯(の情報)を、利用者端末40からの問い合わせに対する応答として当該利用者端末40に送信する(ステップS23)。
情報管理装置10からの応答が受信されると、利用者端末40には、店舗に入店する人数及び入店予定時刻を入力することが可能な画面(以下、第2入力画面と表記)が表示される。第2入力画面は入店予定時刻を入力することができる点以外は上記した第1入力画面と同様であるため、その詳しい説明を省略する。なお、第2入力画面においては、他の入店予定時刻を指定する順番待ちが登録されていない時間帯において入店予定時刻を入力することができる。
第2入力画面に対して対象利用者が人数及び入店予定時刻を入力した場合、利用者端末40は、対象利用者によって入力された人数及び入店予定時刻を取得する(ステップS24)。
ステップS24の処理が実行されると、利用者端末40は、当該ステップS24において取得された人数及び入店予定時刻を含む順番待ちの受付要求を、ネットワーク50を介して情報管理装置10に送信する(ステップS25)。
情報管理装置10に含まれる受付部101は、利用者端末40によって送信された順番待ちの受付要求を受信する。これにより、受付部101は、店舗に対する順番待ちを受け付ける。
次に、Web登録部103は、受付部101によって受け付けられた順番待ちを登録するために、当該順番待ちを示す順番待ち情報を生成する(ステップS26)。
ここで、ステップS26の処理について説明する。以下の説明では、上記したように図4において説明した第1店舗端末20からの順番待ちを示す順番待ち情報を店舗順番待ち情報、図5において説明した利用者端末40からの入店予定時刻が指定されていない順番待ちを示す順番待ち情報を第1Web順番待ち情報、図6において説明している利用者端末40からの入店予定時刻が指定された順番待ちを示す順番待ち情報を第2Web順番待ち情報とする。この場合、店舗順番待ち情報及び第1Web順番待ち情報によれば、上記したように対象利用者は店舗に入店する際に受付番号順に呼び出される必要がある。このため、図4及び図5において説明したように店舗順番待ち情報及び第1Web順番待ち情報が生成(登録)される場合には受付番号が発行される。
これに対して、第2Web順番待ち情報では、対象利用者が入店予定時刻に店舗に入店することが可能となるように順番待ちが管理(調整)されるため、受付番号は発行されない。
なお、Web登録部103は、例えば現在時刻を登録時刻として取得する。また、Web登録部103は、上記した順番待ちの経路の情報を取得する。ここでは、人数及び入店予定時刻を含む受付要求が利用者端末40から受信されているため、Web登録部103は、経路として「Web2」を取得する。
また、上記したように利用者端末40からの順番待ちの場合、Web登録部103は、対象利用者の氏名(会員名)を取得する。
これにより、Web登録部103は、受付部101によって受信された受付要求に含まれる人数及び入店予定時刻に加えて、上記した登録時刻、経路及び氏名を含む順番待ち情報を生成する。
上記したようにステップS26において生成された順番待ち情報は、Web登録部103によって格納部108に登録される(ステップS27)。
ステップS27において順番待ち情報が登録されると、当該登録が完了した旨の通知(登録完了通知)が情報管理装置10から利用者端末40に送信される(ステップS28)。なお、この登録完了通知は、登録された順番待ち情報に含まれる入店予定時刻(対象利用者によって入力された入店予定時刻)を含み、例えば会員登録時に登録されている対象利用者のメールアドレスを用いてメールで送信される。
この場合、利用者端末40は、情報管理装置10から送信された登録完了通知(メール)を受信し、当該登録完了通知に含まれる入店予定時刻を表示することができる(ステップS29)。上記したように、登録完了通知は、利用者端末40(例えば、スマートフォン等)上で動作するアプリケーションにおけるPush通知により利用者端末40に表示(通知)されても構わない。
利用者端末40からの入店予定時刻が指定された順番待ちの場合、対象利用者は、ステップS27において表示された入店予定時刻に店舗に来店し、例えば順番待ち情報に含まれる氏名(会員名)で店舗のスタッフに呼び出されることによって、当該店舗に入店することができる。
なお、ここでは、利用者端末40からの入店予定時刻が指定された順番待ち(第2Web順番待ち情報)の場合には氏名で呼び出されるものとして説明したが、例えばステップS24において上記した図4及び図5の処理で発行される受付番号とは異なる番号等を対象利用者に割り当てることによって、当該番号を対象利用者の氏名の代わりに使用してもよい。この場合、ステップS26において送信される登録完了通知には、対象利用者に割り当てられた番号が含まれており、対象利用者は、当該番号を利用者端末40に表示して確認することができる。
ここで、図7は、上記した図4〜図6に示す処理が実行されることによって格納部108に登録された順番待ち情報のデータ構造の一例を示す。
図7に示す例では、格納部108には、順番待ち情報108a〜108fが格納(登録)されている。図7に示すように、順番待ち情報108a〜108fは、受付番号、人数、登録時刻、入店予定時刻、経路及び氏名を含む。なお、受付番号、人数、登録時刻、入店予定時刻、経路及び氏名については、上記した通りであるため、ここではその詳しい説明を省略する。
なお、順番待ち情報108a〜108fは、情報管理装置10(受付部101)によって順番待ちが受け付けられた順(つまり、登録時刻順)に格納されている。
順番待ち情報108a〜108fのうち、経路「店舗」を含む順番待ち情報108a、108b、108d及び108eは、第1店舗端末20からの順番待ちを示す順番待ち情報(店舗順番待ち情報)である。店舗順番待ち情報には、上記したように受付番号、人数、経路(の情報)が含まれている。
また、順番待ち情報108a〜108fのうち、経路「Web1」を含む順番待ち情報108cは、利用者端末40からの入店予定時刻が指定されていない順番待ちを示す順番待ち情報(第1Web順番待ち情報)である。第1Web順番待ち情報には、上記したように受付番号、人数、経路及び氏名が含まれている。
また、順番待ち情報108a〜108fのうち、経路「Web2」を含む順番待ち情報108eは、利用者端末40からの入店予定時刻が指定された順番待ちを示す順番待ち情報(第2Web順番待ち情報)である。第2Web順番待ち情報には、上記したように人数、入店予定時刻、経路及び氏名が含まれている。
ここで、本実施形態においては第2店舗端末30に順番待ちの状況(つまり、順番待ち情報)を表示することが可能であるが、図7に示す順番待ち情報108a〜108fをそのまま表示した場合には、店舗のスタッフは、第2Web順番待ち情報(順番待ち情報108e)によって示される順番待ちを登録した利用者をどのタイミングで入店させるのかを容易に把握することができない。
ここで、図8のシーケンスチャートを参照して、第2店舗端末30に順番待ち情報を表示する際の情報管理システムの処理手順について説明する。
第2店舗端末30に順番待ち情報を表示する場合、当該第2店舗端末30から情報管理装置10に上記したスタッフ画面の表示(または更新)を要求する(ステップS31)。このステップS31の処理は、例えば店舗のスタッフによる第2店舗端末30に対する操作が行われた場合、または予め定められた期間、第2店舗端末30に対する操作が行われなかった場合に実行される。
管理部104は、第2店舗端末30からの要求に応じて、格納部108に格納(登録)されている順番待ち情報を取得する(ステップS32)。
次に、管理部104は、ステップS32において取得された順番待ち情報を表示するためのスタッフ画面を生成する処理(以下、スタッフ画面生成処理と表記)を実行する(ステップS33)。
なお、ステップS33において生成されるスタッフ画面において、上記したように第2Web順番待ち情報(入店予定時刻が指定された順番待ち)は、順番待ちが受け付けられた順に登録されている順番待ち情報(店舗順番待ち情報及び第1Web順番待ち情報)の間に挿入される。スタッフ画面生成処理の詳細については後述する。
表示処理部105は、ステップS33において生成されたスタッフ画面を第2店舗端末30に表示するための画面データを第2店舗端末30に送信する(ステップS34)。
第2店舗端末30は、表示処理部105によって送信された画面データを受信する。これにより、第2店舗端末30においては、スタッフ画面が表示される(ステップS35)。なお、このスタッフ画面は、例えば第2店舗端末30上で動作するブラウザを介して表示される。
次に、図9のフローチャートを参照して、上記したスタッフ画面生成処理(図8に示すステップS33の処理9の処理手順について説明する。
まず、管理部104は、現在時刻を取得する(ステップS41)。この現在時刻は、例えば情報管理装置10に内蔵されているクロック等から取得することが可能である。
次に、図8に示すステップS32において取得された順番待ち情報のうちの店舗順番待ち情報及び第1Web順番待ち情報の各々についてステップS42〜S44の処理が実行される。以下、この処理の対象となる順番待ち情報を対象順番待ち情報と称する。また、対象順番待ち情報によって示される順番待ちを登録している利用者を対象利用者と称する。
この場合、管理部104は、ステップS32において取得された順番待ち情報のうちの対象順番待ち情報よりも登録時刻が早い順番待ち情報の数(つまり、対象利用者の前に順番待ちをしている利用者の組の数)に対象利用者(の組)を加えた待ち組数をカウントする(ステップS42)。なお、ここで待ち組数としてカウントされる利用者(の組)は、まだ店舗に案内されていない利用者であるものとする。利用者が店舗に案内された場合の処理については後述する。
ここで、本実施形態においては、順番待ちをしている1組の利用者が入店することができるまでの時間(以下、単位待ち時間と表記)が予め設定されている。このため、管理部104は、この予め設定されている単位待ち時間にステップS42においてカウントされた待ち組数を乗算することによって、対象利用者が店舗に入店する(つまり、店舗を利用する)ことができるまでの時間(以下、待ち時間と表記)を算出する(ステップS43)。
なお、単位待ち時間は、情報管理装置10(情報管理システム)側で店舗毎に設定されていればよい。単位待ち時間は、例えば店舗の業種及び業態に応じた利用客数及び回転率等に従って設定される。しかしながら、店舗の状況等によっては単位待ち時間を店舗側で修正したい場合がある。この場合、店舗のスタッフによる第2店舗端末30に対する操作に応じて、上記した設定部106によって単位待ち時間が一時的に補正されるような構成であってもよい。
ここでは、単位待ち時間が情報管理装置10側で設定されるものとして説明したが、単位待ち時間は、情報管理装置10側では設定されず、各店舗に設けられている第2店舗端末30において設定される構成であってもよい。
次に、管理部104は、ステップS41において取得された現在時刻にステップS43において算出された待ち時間を加算することによって入店予定時刻を算出する(ステップS44)。
ここで、上記したステップS42〜S44の処理がステップS32において取得された順番待ち情報のうちの全ての店舗順番待ち情報及び第1Web順番待ち情報について実行されたか否かが判定される(ステップS45)。
全ての店舗順番待ち情報及び第1Web順番待ち情報について処理が実行されていないと判定された場合(ステップS45のNO)、ステップS42に戻って処理が繰り返される。この場合、処理が実行されていない店舗順番待ち情報または第1Web順番待ち情報を対象順番待ち情報としてステップS42〜S44の処理が実行される。
一方、全ての店舗順番待ち情報及び第1Web順番待ち情報について処理が実行されたと判定された場合(ステップS45のYES)、管理部104は、全ての店舗順番待ち情報及び第1Web順番待ち情報についてステップS44において算出された入店予定時刻(待ち時間)と第2Web順番待ち情報に含まれる入店予定時刻とに基づいて、ステップS33において取得された順番待ち情報を並び替える(ステップS46)。この場合、管理部104は、ステップS33において取得された順番待ち情報を、入店予定時刻が早い順に並べ替える。
ここで、ステップS46において順番待ち情報が並び替えられた場合、上記した第2Web順番待ち情報の存在によって、当該順番待ち情報の登録時刻に基づく並びとは異なる並びとなる場合がある。上記した待ち時間は単に登録時刻順に基づいて算出されたものであるため、ステップS46の処理によって当該登録時刻に基づく並びから変更されている場合には、当該待ち時間を変更(更新)する必要がある。
そこで、ステップS46において並び替えられた順番待ち情報の並びが登録時刻に基づく並びと異なるか否かが判定される(ステップS47)。
並びが異なると判定された場合(ステップS47のYES)、管理部104は、並び(つまり、順番)が変更された順番待ち情報(店舗順番待ち情報または第1Web順番待ち情報)の待ち時間(及び入店予定時刻)を、ステップS46において並び替えられた順番待ち情報の並び(順番)に基づいて更新する(ステップS48)。なお、この場合における待ち時間の算出処理は、ステップS43と同様であるため、その詳しい説明を省略する。
ステップS47の処理が実行されると、管理部104は、ステップS46において並び替えられた順番待ち情報及びステップS48において更新された待ち時間を表示するためのスタッフ画面(の画面データ)を生成する(ステップS49)。
なお、並びが異ならない(つまり、同一である)と判定された場合(ステップS47のNO)、ステップS48の処理は実行されず、ステップS49の処理が実行される。
本実施形態においては、後述するようにスタッフ画面に待ち時間が表示されるものとして説明するが、当該スタッフ画面に待ち時間が表示されないのであれば、ステップS47及びS48の処理は省略されても構わない。
なお、本実施形態においては図9に示すスタッフ画面生成処理において待ち時間及び入店予定時刻を算出するものとして説明したが、当該待ち時間及び入店予定時刻は、例えば図4及び図5において説明した店舗順番待ち情報及び第1Web順番待ち情報の登録時に算出され、当該店舗順番待ち情報及び第1Web順番待ち情報に含まれるようにしてもよい。
しかしながら、上記した図9に示すスタッフ画面生成処理で算出される待ち時間は例えば順番待ちをする利用者の目安となる時間であり、当該スタッフ画面生成処理で算出される入店予定時刻についても確実に利用者が入店することが可能な時刻を示すものではない。すなわち、待ち時間及び入店予定時刻は、店舗内の利用客の利用状況等によっても大きく変動する可能性がある。よって、本実施形態のように例えばスタッフ画面が生成される際に待ち時間及び入店予定時刻を算出することが好ましい。
ここで、図10は、第2店舗端末30に表示されるスタッフ画面の一例を示す。なお、図10においては、図7に示す格納部108に格納されている順番待ち情報108a〜108fが表示されたスタッフ画面200を示している。
図10に示すスタッフ画面200においては、順番待ち情報108a〜108fが入店予定時刻が早い順に上から表示されている。なお、順番待ち情報108eの入店予定時刻は、上記したように順番待ち情報108eの登録の際に利用者によって指定(入力)された時刻である。一方、順番待ち情報108e以外の順番待ち情報の入店予定時刻は、上記したスタッフ画面生成処理において算出された時刻である。
図10に示すスタッフ画面200の例によれば、店舗のスタッフは、順番待ち情報108a、108b、108e、108c、108d及び108fの順に利用者を呼び出して、店舗に入店させることになる。
ここで、スタッフ画面200に表示されている順番待ち情報の並びは、図7に示す格納部108に登録された順番待ち情報の並びと異なっている。これは、順番待ち情報108e(第2Web順番待ち情報)の入店予定時刻が、順番待ち情報108bについて算出された入店予定時刻と順番待ち情報108cについて算出された入店予定時刻との間に該当し、並び替えられたことに起因する。
なお、上記したスタッフ画面生成処理において説明したように、順番待ち情報108eについては待ち時間は算出されない。このため、スタッフ画面200における順番待ち情報108eの待ち時間の欄には入店予定時刻が表示されている。
また、上記したように順番待ち情報108e(を登録した利用者)の場合は、受付番号ではなく氏名(会員名)で呼び出すため、スタッフ画面200には当該順番待ち情報108eに含まれる氏名が表示されている。
なお、順番待ち情報108eは上記したように第2Web順番待ち情報である。スタッフ画面200において、第2Web順番待ち情報は、他の順番待ち情報(店舗順番待ち情報及び第1Web順番待ち情報)と容易に区別可能な態様で表示される。これによれば、店舗のスタッフは第2Web順番待ち情報の存在を容易に把握することができる。
ここで、図10に示すスタッフ画面200においては、各順番待ち情報に対応する待ち時間は7分間隔となっている。つまり、図10では、店舗において単位待ち時間が7分に設定されている例を示している。
なお、図10においては待ち時間を表示する例を示しているが、当該待ち時間については表示されない構成としても構わない。また、上記した入店予定時刻はスタッフ画面を表示する際に順番待ち情報を並び替えるために算出された情報であり、スタッフ画面200には表示されていない。
店舗を利用していた他の利用者が当該店舗の利用を終えることによって、順番待ちをしている利用者が店舗に入店可能となった場合、店舗のスタッフは、スタッフ画面200を参照して、当該スタッフ画面200に表示されている順番待ち情報に含まれる受付番号を上から順に呼び出すことによって、当該受付番号が印刷された順番待ちカードを所持する利用者を店舗に入店させることができる。なお、第2Web順番待ち情報(例えば、順番待ち情報108e)が最上位に表示されている場合は、当該第2Web順番待ち情報に含まれる氏名(会員名)で利用者を呼び出すものとする。
なお、図10に示すようにスタッフ画面200には、各順番待ち情報に対応づけて「案内」ボタン201及び「不在」ボタン202が設けられている(表示されている)。
ここで、例えば図10に示すようにスタッフ画面200に順番待ち情報108a〜108fが表示されている場合において、店舗のスタッフが最上位に表示されている順番待ち情報108aに含まれる受付番号「1」を呼び出した場合を想定する。
この場合において、受付番号「1」が印刷された順番待ちカードを所持する利用者が付近に待機しており、当該利用者を店舗に案内した(入店させた)場合には、店舗のスタッフは、スタッフ画面200において順番待ち情報108aに対応付けて表示されている「案内」ボタン201を押下する。これによれば、順番待ち情報108aによって示される順番待ちをしていた利用者は店舗に案内(入店)済となるため、当該順番待ち情報108aは、スタッフ画面200には表示されなくなる。
一方、受付番号「1」が印刷された順番待ちカードを所持する利用者が付近に待機しておらず、当該利用者を店舗に案内することができない場合には、店舗のスタッフは、スタッフ画面200において順番待ち情報108aに対応付けて表示されている「不在」ボタン202を押下する。この場合、店舗のスタッフは、順番待ち情報108aの次に表示されている順番待ち情報108bに含まれる受付番号「2」を呼び出す。
なお、「不在」ボタン202が押下された順番待ち情報108a(によって示される順番待ち)は、当該順番待ちを登録した利用者が予め定められた期間内に再度来店すれば入店させることができるが、例えば予め定められた期間を経過した場合にはキャンセルしたものとして扱われ、スタッフ画面200から削除されるものとする。
上記した図7においては省略されているが、順番待ちのステータス(例えば、「案内済み」、「不在」及び「キャンセル」等)は、順番待ち情報に含まれる(登録される)ものとする。これにより、図10に示すスタッフ画面200においては、順番待ちのステータスが「案内済み」及び「キャンセル」以外の順番待ち情報を表示することができる。なお、順番待ちのステータスが「不在」である順番待ち情報については、上記した順番待ちのステータスが「案内済み」及び「キャンセル」以外の順番待ち情報とともにスタッフ画面200に表示されてもよいし、当該スタッフ画面200とは別の画面で表示されるようにしてもよい。
ここで、上記したようにスタッフ画面200において例えば順番待ち情報108aに対応付けられている「案内」ボタン201が押下する操作が行われた場合を想定する。このように第2店舗端末30に対して操作が行われた場合には、図8(及び図9)の処理が実行され、スタッフ画面(の表示)が更新されるが、図8に示すステップS32においては上記したようにステータスが「案内済み」である順番待ち情報は取得されない(つまり、スタッフ画面には表示されない)。
この場合、例えば図11に示すようなスタッフ画面300が表示される。図11に示すように、スタッフ画面300においては、図10に示すスタッフ画面200と比較して、第2Web順番待ち情報108e以外の順番待ち情報108b、108c、108d及び108fについての待ち時間が待ち組数の減少により短くなっている。
なお、スタッフ画面300における順番待ち情報の並びは、スタッフ画面200における順番待ち情報108aが削除されたものと同一であるが、例えば店舗における回転率が低下しているような場合には、順番待ち情報108eに含まれる入店予定時刻が順番待ち情報108bについて算出された入店予定時刻よりも早くなり、当該順番待ち情報108eが最上位に表示されるような場合もあり得る。
図10及び図11においては店舗順番待ち情報、第1Web順番待ち情報及び第2Web順番待ち情報とが混在して表示されている例について説明したが、例えば複数の第2Web順番待ち情報しか存在しないような場合には、当該複数の第2Web順番待ち情報は、当該第2Web順番待ち情報に含まれる入店予定時刻の順に表示されればよい。
ここで、上記したように利用者端末40を用いて入店予定時刻を指定した順番待ちをすることによって利用者は当該入店予定時刻(を含む所定期間内)に店舗に入店することが可能である。
しかしながら、例えば同一の時刻を指定した複数の順番待ちが受け付けられた場合には、当該複数の順番待ちを登録した利用者(の組)を同時に店舗に入店させることは困難である。また、例えば第2Web順番待ち情報(時刻を指定した順番待ち)の登録を無制限に許可すると、第1店舗端末30からの順番待ちをしている利用客の店舗への入店が遅延するような事態が生じる可能性もある。
このため、本実施形態においては、予め定められた期間毎に登録される第2Web順番待ち情報の数を制限する仕組みを有する。
具体的には、本実施形態においては、1つの第2Web順番待ち情報を登録可能な予め定められた期間を枠という概念で管理する。すなわち、例えば12時からの1時間あたりに4枠を作成する場合には、12時0分〜12時15分、12時15分〜12時30分、12時30分〜12時45分、12時45分〜13時0分、…という間隔毎に1人の利用者(の組)が第2Web順番待ち情報を登録することができる。換言すれば、利用者端末40から第2Web順番待ち情報を登録しようとする利用者は、12時0分、15分、30分、45分のような単位で入店予定時刻を指定することができる。なお、既に登録された第2Web順番待ち情報と同一の時刻を指定した第2Web順番待ち情報は登録することはできないため、例えば12時0分を入店予定時刻として指定した第2Web順番待ち情報が既に登録されている場合には、他の利用者は、当該12時0分を入店予定時刻として指定することができないようになっている。
ここでは、1時間あたりに4枠を作成するものとして説明したが、例えば1時間あたりに作成できる枠の最大値は60であり、1時間あたりに60枠が作成された場合には1つの枠は1分に相当する。一方、1時間あたりに作成できる枠の最小値は1であり、1時間あたりに1枠が作成された場合には1つの枠は60分に相当する。
なお、上記した枠の幅(1つの第2Web順番待ち情報が登録される予め定めらえた期間)は、例えば店舗のスタッフ等の操作に応じて設定されることができる。
具体的には、店舗のスタッフは、例えば第2店舗端末30の画面上で1時間あたりの登録可能な第2Web順番待ち情報の数(受付希望組数)を指定するものとする。店舗スタッフによって指定された受付希望組数は、第2店舗端末20から情報管理装置10に送信される。情報管理装置10に含まれる設定部106は、第2店舗端末20から送信された受付希望組み数に基づいて枠を自動的に設定する。
例えば10時台の1時間あたりの登録可能な第2Web順番待ち情報の数として「4」が指定された場合には、設定部106は、10時から11時までの時間帯に1枠を15分とする4枠を自動的に作成(設定)する。
これによれば、混雑状況及び回転率等が異なる店舗であっても適切に第2Web順番待ち情報の登録可能数を設定することが可能となる。
なお、上記した枠の設定は例えば店舗が情報管理システムの利用を開始する際等に行われるが、当該枠が設定された後であっても、店舗の利用者の混雑状況等を鑑みて、当該設定された各枠における第2Web順番待ち情報の登録を受け付けないような設定をすることも可能である。
上記したように本実施形態に係る情報管理システムにおいては、店舗順番待ち情報、第1Web順番待ち情報または第2Web順番待ち情報を登録することによって、利用者は、店舗における順番待ちをすることができる。
ここで、店舗から離れた場所にいる利用者が当該店舗への順番待ちを開始する場合を想定する。この場合、上記した第2Web順番待ち情報を登録することによって、利用者は、指定した入店予定時刻を含む所定期間内に店舗に入店することが可能となる。しかしながら、上記したように利用者が希望する時刻と同一の時刻(入店予定時刻)を指定した第2Web順待ち情報が既に登録されている場合、または当該入店予定時刻に該当する枠において第2Web順番待ち情報の登録が受け付けられていない場合には、利用者は、第2Web順番待ち情報を登録する(つまり、入店予定時刻を指定した順番待ちをする)ことができない。
一方、図5及び図6においては説明が省略されているが、例えばステップS11及びS21において説明したように利用者が情報管理システムにログインした場合、利用者端末40には、現在の待ち組数が表示されるものとする。この現在の待ち組数は、情報管理装置10において管理されている順番待ち情報(格納部108に格納されている順番待ち情報)であって、ステータスが「案内済み」及び「キャンセル」以外の順番待ち情報の数によって特定される。
上記したように第2Web順番待ち情報を登録することができない場合、利用者は、利用者端末40に表示される現在の待ち組数を参照して、第1Web順番待ち情報を登録することは可能である。これによれば、利用者は、店舗から離れた場所にいるような場合であっても、当該店舗への順番待ちを開始することができる。
しかしながら、現在の待ち組数が0である場合または現在の待ち組数が利用者が店舗に移動するまでの間に呼び出されてしまう程度の待ち組数である場合には、利用者は、第1Web順番待ち情報を登録することはできない。
この場合、利用者は、情報管理システムにログインして現在の待ち組数を定期的に確認し、例えば店舗への到着する時間帯に呼び出される程度の待ち組数となった時点で第1Web順番待ち情報を登録することが考えられる。
しかしながら、例えば利用者が車を運転して店舗に移動するような場合には、現在の待ち組数を頻繁に確認することは困難であり、当該待ち組数を確認していない間に待ち組数が増加してしまい、利用者の希望する時刻(時間帯)に店舗に入店することができない場合がある。
そこで、本実施形態においては、例えば利用者が入店を希望する時刻(以下、入店希望時刻と表記)を利用者端末40から設定しておくことで、当該入店希望時刻に入店することが可能な時点で順番待ちを開始することができるサービス(受付代行サービス)を提供することができるものとする。
以下、図12のフローチャートを参照して、情報管理システムによって提供される受付代行サービスを利用者が利用する際の情報管理装置10の処理手順について説明する。図12に示す処理は、情報管理装置10に含まれる受付代行部107によって実行される。受付代行サービスは利用者端末40を介して利用可能であるが、ここでは、当該利用者端末40を使用する利用者を対象利用者と称する。
まず、受付代行サービスを利用する対象利用者は、利用者端末40を操作することによって、情報管理システムにログインする。なお、対象利用者が情報管理システムにログインする際の処理については上記した図5に示すステップS11及び図6に示すステップS12において説明した通りであるため、ここではその詳しい説明を省略する。
ここで、情報管理システムにログインした対象利用者は、利用者端末40を操作することによって、受付代行サービスを利用することを選択(指示)することができるものとする。
受付代行サービスを利用することが選択された場合、利用者端末40には、店舗に入店する人数及び入店希望時刻(利用者が入店を希望する時刻)を入力することが可能な画面(以下、第3入力画面と表記)が表示される。第3入力画面は、上記した入店予定時刻の代わりに入店希望時刻を入力することができる点以外は上記した第2入力画面と同様であるため、その詳しい説明を省略する。
なお、第3入力画面においては、第2入力画面における入店予定時刻と異なり、他の利用者によって登録されている第2Web順番待ち情報において指定されている入店予定時刻と同一の時刻(時間帯)であっても、入店希望時刻を入力することができる。
第3入力画面に対して対象利用者が人数及び入店希望時刻を入力した場合、利用者端末40は、対象利用者によって入力された人数及び入店希望時刻を取得する。このように利用者端末40によって取得された人数及び入店希望時刻を含む順番待ちの受付要求は、ネットワーク50を介して情報管理装置10に送信される。
この場合、情報管理装置10に含まれる受付部101は、利用者端末40によって送信された順番待ちの受付要求を受信する(ステップS51)。
ここで、例えば受付代行部107は、格納部108に格納されている順番情報(第2Web順番情報)を参照して、将来順番待ちが可能であるか否かを判定する(ステップS52)。
ステップS52においては、例えば受付要求に含まれる入店希望時刻に該当する枠に対して既に他の第2Web順番待ち情報が登録されている場合、または、当該枠に対する第2Web順番待ち情報の登録が受け付けられていない場合、将来順番待ちが可能でないと判定される。
ステップS52において将来順番待ちが可能でないと判定された場合(ステップS52のNO)、受付代行部107は、受付部101によって受け付けられた順番待ちを示す順番待ち情報(以下、仮登録順番待ち情報と表記)を生成する(ステップS53)。なお、ステップS53において生成される仮登録順番待ち情報は、前述した図5に示すステップS14に示す順番待ち情報とは異なり、例えば受付時刻として取得される現在時刻と受付要求に含まれる人数及び入店希望時刻とを含む。
ステップS53において生成された仮登録順番待ち情報は、受付代行部107によって格納部108に仮登録(格納)される(ステップS54)。この場合、仮登録順番待ち情報は、例えば上記した店舗順番待ち情報、第1Web順番待ち情報及び第2Web順番待ち情報とは区別して格納される。
ステップS54の処理が実行されると、受付代行サービスにおける順番待ちの仮登録が完了した旨の通知(仮登録完了通知)が情報管理装置10から利用者端末40に送信される(ステップS55)。なお、この仮登録完了通知は、例えば入店希望時刻等を含み、例えば会員登録時に登録されている対象利用者のメールアドレスを用いてメールで送信されてもよい。
この場合、利用者端末40は、情報管理装置10から送信された仮登録完了通知(メール)を受信し、当該仮登録完了通知に含まれる入店希望時刻とともに仮登録が完了した旨を表示することができる。なお、仮登録完了通知は、利用者端末40(例えば、スマートフォン等)上で動作するアプリケーションにおけるPush通知により利用者端末40に表示(通知)されても構わない。
一方、例えば受付要求に含まれる入店希望時刻に該当する枠に対する第2Web順番待ち情報の登録が受け付けられており、かつ、当該枠に対して他の第2Web順番待ち情報が登録されていない場合、ステップS52においては将来順番待ちが可能であると判定される(ステップS52のYES)。
この場合、上記した図6に示すステップS26の処理に相当するステップS56の処理が実行されることによって順番待ち情報(以下、将来順番待ち情報と表記)が生成される。ステップS56において生成された将来順番待ち情報は、図6に示すステップS26において生成される第2Web順番待ち情報に相当する。将来順番待ち情報は、受付部101によって受信された受付要求に含まれる人数及び入店予定時刻(入店希望日時)に加えて、経路(ここでは、「Web2」)及び氏名を含む
ステップS56において生成された将来順番待ち情報は、受付代行部107によって格納部108に登録される(ステップS57)。
ステップS56において将来順番待ち情報が登録されると、当該登録が完了した旨の通知(登録完了通知)が情報管理装置10から利用者端末40に送信される(ステップS58)。なお、この登録完了通知は、登録された将来順番待ち情報に含まれる入店予定時刻を含み、例えば会員登録時に登録されている対象利用者のメールアドレスを用いてメールで送信される。
この場合、利用者端末40は、情報管理装置10から送信された登録完了通知(メール)を受信し、当該登録完了通知に含まれる入店予定時刻を表示することができる。上記したように、登録完了通知は、利用者端末40(例えば、スマートフォン等)上で動作するアプリケーションにおけるPush通知により利用者端末40に表示(通知)されてもかまわない。
上記したように受付代行サービスを利用する場合、将来順番待ちが可能である場合には上記した第2Web順番待ち情報に相当する将来順番待ち情報が登録され、将来順番待ちが可能でない場合には仮登録順番待ち情報が仮登録される。
将来順番待ち情報が登録された場合、当該将来順番待ち情報は、上述した図8及び図9に示す処理が実行されることによって、対象利用者によって指定された入店希望時刻(入店予定時刻)に店舗に入店可能となるように調整されて第2店舗端末30に表示される。
一方、仮登録順番待ち情報が仮登録された状態では対象利用者の店舗に対する順番待ち(を示す順番待ち情報)は正式に登録されていないため、対象利用者は、この段階では店舗への順番待ちを開始していない。このため、仮登録順番待ち情報が仮登録された場合には、対象利用者が順番待ちを開始するために当該仮登録順番待ち情報を本登録する必要がある。
以下、図13のフローチャートを参照して、仮登録順番待ち情報を本登録する処理(以下、本登録処理と表記)の処理手順について説明する。図13に示す処理は、受付代行部107によって実行される。
まず、受付代行部107は、現在時刻を取得する(ステップS61)。この現在時刻は、例えば情報管理装置10に内蔵されているクロック等から取得することが可能となる。
次に、受付代行部107は、格納部108に格納されている順番待ち情報に基づいて現在順番待ちをしている利用者の組の数(待ち組数)をカウントする(ステップS42)。受付代行部107は、格納部108に格納されている順番待ち情報のうち、例えば順番待ちのステータスが「案内済み」及び「キャンセル」以外の順番待ち情報の数を待ち組数としてカウントする。
ここで、ステップS42においてカウントされた待ち組数がnである場合、受付代行部107は、待ち組数がn+1である場合の待ち時間を算出する(ステップS63)。この場合、受付代行部107は、上記した単位待ち時間に待ち組数n+1を乗算することによって待ち時間を算出する。
受付代行部107は、ステップS61において取得された現在時刻にステップS63において算出された待ち時間を加算することによって入店予定時刻を算出する(ステップS64)。なお、ステップS64において算出される入店予定時刻は、現在順番待ちをしている待ち組数の後に順番待ちをした(つまり、現時点で順番待ちを開始した)場合に想定される入店予定時刻に相当する。
ステップS64の処理が実行されると、受付代行部107は、当該ステップS64において算出された入店予定時刻が仮登録されている仮登録順番待ち情報に含まれる入店希望時刻以後であるか否かを判定する(ステップS65)。
入店予定時刻が入店希望時刻以後であると判定された場合(ステップS65のYES)、受付代行部107は、格納部108に格納(仮登録)されている仮登録順番待ち情報を本登録する(ステップS66)。
ここで、仮登録順番待ち情報には、上記したように例えば受付時刻、人数及び入店希望時刻が含まれているが、ステップS66においては、上記した図5に示すステップS14の処理に相当する処理が実行されることによって第1Web順番待ち情報に相当する順番待ち情報が生成され、当該順番待ち情報が格納部108に登録(本登録)される。
この場合、順番待ちに対して受付番号が発行されるとともに、登録時刻が取得される。なお、ここで取得される登録時刻は、仮登録順番待ち情報が本登録される際の時刻である。また、仮登録順番待ち情報は第1Web順番待ち情報として本登録されるため、順番待ちの経路の情報としては、「Web1」が取得される。また、情報管理装置10内に格納されている対象利用者の氏名(会員名)が取得される。
これによれば、受付代行部107は、仮登録順番待ち情報に含まれる受付時刻、人数及び入店希望時刻に加えて、上記した受付番号、登録時刻、経路及び氏名を含む順番待ち情報を生成し、当該順番待ち情報が格納部108に登録される。
なお、図13においては省略されているが、仮登録順番待ち情報が本登録された場合には、例えば図5において説明した登録完了通知が利用者端末40に送信されても構わない。
一方、入店予定時刻が入店希望時刻以後でないと判定された場合(ステップS65のNO)、ステップS66の仮登録順番待ち情報の本登録操作は実行されず、処理は終了される。
上記した図13に示す本登録処理は、仮登録順番待ち情報が仮登録された後、定期的に実行される。なお、仮登録順番待ち情報が仮登録された時点の待ち組数は上記したように0または入店希望時刻に入店するには少ない数であることを鑑みると、仮登録順番待ち情報が仮登録された時点では、対象利用者は順番待ち情報(第1Web順番待ち情報)を登録することができない状況にある。
このような状況において本登録処理が定期的に実行されることによって、ステップS64において算出された入店予定時刻(つまり、現時点で順番待ちを開始した場合の入店予定時刻)が仮登録順番待ち情報に含まれる入店希望時刻以後となった、すなわち、入店予定時刻が入店希望時刻を超えたタイミングで即座に仮登録順番待ちを本登録することができる。
したがって、上記した本登録処理によれば、対象利用者によって指定された入店希望時刻付近で入店することが可能となるようなタイミングで対象利用者は順番待ちを開始することができる。
なお、本登録処理は定期的に実行されるものとして説明したが、例えば第2店舗端末30に順番待ち情報を表示する直前(例えば図8に示すステップS31及びS32の処理の間)に実行されてもよいし、当該第2店舗端末30に対する順番待ち情報の表示とは関係なく実行されてもよい。
本登録処理によって仮登録順番待ち情報が本登録された(つまり、順番待ち情報が格納部108に登録された)後の処理は、前述した図8及び図9において説明した通りであるので、その詳しい説明を省略する。
以下、図14を参照して、上記した本登録処理について具体的に説明する。ここでは、図14の上段に示すように、受付時刻T及び入店希望時刻Tを含む仮登録順番待ち情報が仮登録されているものとする。なお、入店希望時刻Tは、例えば17時0分であるものとする。
次に、図14の中段に示すように、仮登録順番待ち情報が仮登録されている状態で、順番待ち情報301及び302が順次登録された場合を想定する。
ここで、図13に示す本登録処理が実行され、ステップS61において現在時刻として16時30分が取得されたものとする。この場合、ステップS62においてカウントされる待ち組数(n)は2であり、ステップS63において待ち時間(単位待ち時間に待ち組数n+1を乗算することによって算出される時間)を算出する。待ち組数n+1は3であり、単位待ち時間が上記したように7分に設定されているものとすると、待ち時間としては21分が算出される。
これによれば、ステップS64において算出される入店予定時刻(現時点で順番待ちを開始した場合の入店予定時刻)は、現在時刻に待ち時間を加算した16時51分となる。
この入店予定時刻(16時51分)と入店希望時刻T(17時0分)とを比較すると、当該入店予定時刻は、入店希望時刻Tを過ぎていない。このため、この時点では仮登録順番待ち情報は本登録されない。
次に、再度図13に示す本登録処理が実行され、ステップS61において現在時刻として16時40分が取得されたものとする。この場合、ステップS62においてカウントされる待ち組数(n)は2であり、ステップS63において待ち時間を算出する。待ち組数n+1は3であり、上記したように単位待ち時間が7分に設定されているものとすると、待ち時間としては21分が算出される。
これによれば、ステップS64において算出される入店予定時刻(現時点で順番待ちを開始した場合の入店予定時刻)は、17時1分となる。
この入店予定時刻(17時1分)と入店希望時刻T(17時0分)とを比較すると、当該入店予定時刻は、入店希望時刻Tを過ぎている。このため、仮登録順番待ち情報は本登録される。
このように本実施形態によれば、入店希望時刻T付近で入店することが可能となるようなタイミングで仮登録順番待ち情報が本登録され、利用者は順番待ちを開始することができる。
また、上記したように同一の入店予定時刻を含む第2Web順番待ち情報を複数登録することはできないが、受付代行サービスにおいては、同一の入店希望時刻を含む複数の仮登録順番待ち情報を登録することは可能である。しかしながら、この場合には、仮登録順番待ち情報を本登録する際に調整が必要となる。
具体的には、図15の上段に示すように、受付時刻T及び入店希望時刻Tを含む仮登録順番待ち情報1が仮登録された後に、受付時刻T及び入店希望時刻Tを含む仮登録順番待ち情報2が仮登録されているものとする。なお、受付時刻Tは受付時刻Tよりも早い時刻であり、仮登録順番待ち情報1に含まれる入店希望時刻T及び仮登録順番待ち情報2に含まれる入店希望時刻Tは同一の時刻である。また、入店希望時刻Tは、17時0分であるものとする。
ここで、図13に示す本登録処理が実行され、ステップS61において現在時刻として16時40分が取得されたものとする。この場合、ステップS62においてカウントされる待ち組数は2であり、ステップS63においては待ち時間として21分が算出される。これによれば、上記したようにステップS64において算出される入店予定時刻は17時1分となる。
この場合、入店予定時刻(17時1分)は仮登録順番待ち情報1及び仮登録順番待ち情報2に含まれる入店希望時刻Tを過ぎているが、当該仮登録順番待ち情報1及び仮登録順番待ち情報2を同時に本登録することはできない。
そこで、本実施形態においては、図15の下段に示すように、同一の入店希望時刻を含む複数の仮登録順番待ち情報が仮登録されている場合には、当該仮登録順番待ち情報に含まれる受付時刻の早い順に本登録されるものとする。
具体的には、上記したように仮登録順番待ち情報1に含まれる受付時刻Tは、仮登録順番待ち情報2に含まれる受付時刻Tよりも早い。このため、まずは仮登録順番待ち情報1が本登録され、その次に、仮登録順番待ち情報2が本登録される。
これにより、同一の入店希望時刻を含む仮登録順番待ち情報が仮登録された場合であっても、当該仮登録順番待ち情報を順次本登録することが可能となる。
なお、本実施形態においては上記したように利用者端末40を介して入店希望時刻を指定することができるが、例えば入店希望時刻は、仮登録順番待ち情報の登録時間から一定の時間をあけなければ登録することができないように制限することも可能である。具体的には、仮登録順番待ち情報を登録しようとする時、第3入力画面(入店希望時刻を入力することが可能な画面)において、現在時刻と入店予定時刻の差が15分未満の時間は入店希望時刻として入力・選択できないものとする。ここでは、現在時刻と入店予定時刻の間隔を最低15分あける例として説明したが、現在時刻と入店予定時刻の間隔として確保する時間は、店舗に応じて適宜設定されても構わない。
上記したように本実施形態においては、利用者端末40によって入力された入店希望時刻を含む仮登録順番待ち情報(第1順番待ち情報)を仮登録し、他の利用者の店舗への順番待ちを示す順番待ち情報(第2順番待ち情報)の数(待ち組数)に基づいて当該順番待ち情報によって示される順番待ちにおける待ち時間を算出し、仮登録順番待ち情報に含まれる入店希望時刻及び算出された待ち時間に基づいて当該仮登録順番待ち情報を本登録する。
本実施形態においては、このような構成により、店舗の順番待ちに対する利用者の利便性を向上させることが可能となる。具体的には、例えば情報管理システムにログインした状態で現在の待ち組数を都度チェックすることができないような場合に、仮登録順番待ち情報を仮登録(設定)しておくことで、利用者が指定した入店希望日時に入店することができるようなタイミングで自動的に順番待ちを開始する(順番待ち情報を登録する)ことが可能となる。
また、本実施形態においては、他の利用者の順番待ちを示す順番待ち情報(店舗順番待ち情報、第1Web順番待ち情報及び第2Web順番待ち情報)及び本登録された順番待ち情報(仮登録順番待ち情報)を第2店舗端末30に表示することにより、店舗のスタッフは、順番待ちをしている各利用者を順次呼び出すことができる。
また、順番待ち情報は、順番待ちにおける待ち時間及び現在時刻に基づいて算出される入店予定時刻に基づいて並べ替えて表示される。これにより、店舗のスタッフは、利用者を呼び出すタイミングを容易に把握することが可能となる。
また、本実施形態においては、将来順番待ち(指定された入店予定時刻に店舗に入店することが可能なように順番待ちが調整されるサービス)が入店希望時刻に利用することができない場合に、仮登録順番待ち情報が仮登録される。このような構成によれば、将来順番待ちが可能な場合には、将来順番待ちをすることが可能であるため、より適切に入店希望時刻に店舗に入店することが可能となる。また、将来順番待ちが可能でない場合には、仮登録順番待ち情報を仮登録することにより、入店希望時刻付近で店舗に入店することが可能となるタイミングで順番待ちを開始することができる。
また、本実施形態においては、入店希望時刻が同一の複数の仮登録順番待ち情報が仮登録された場合であっても、当該仮登録順番待ち情報に含まれる受付時間が早い順に当該仮登録順番待ち情報を本登録する構成により、当該複数の仮登録順番待ち情報を適切に順次本登録することができる。
なお、本実施形態において説明した受付代行サービスは、将来順番待ちが可能でない場合であっても、現在の待ち組数を逐一確認することなく、指定した入店希望時刻付近に入店することができるように自動的に順番待ちを開始することができる点で利用者にとってメリットの大きいサービスである。このため、受付代行サービスは、本実施形態に係る情報管理システムを利用可能な利用者(つまり、情報管理システムにログイン可能な利用者)のうち、有料会員である利用者のみが利用可能なサービスとしても構わない。
また、本実施形態においては利用者端末40を介して受付代行サービスを利用可能であるものとして説明したが、当該受付代行サービスは、例えば利用者が店舗に電話を掛けることによって利用可能としてもよい。具体的には、利用者が店舗に電話を掛けることによって当該利用者の氏名、店舗に入店する人数及び入店希望時刻等を伝えた場合に、店舗のスタッフが第2店舗端末30を操作することによって、当該人数及び入店希望時刻を含む仮登録順番待ち情報が仮登録されるようにしてもよい。これによれば、利用者端末40の操作に不慣れな利用者であっても受付代行サービスを利用することが可能となる。
また、受付代行サービスは、複数の店舗、複数の日付及び時間帯(入店希望時刻)で利用することも可能である。
また、本実施形態においては、図13に示す処理によって仮登録順番待ち情報が本登録された後は順番待ち(順)は変更されないが、例えば店舗の回転率の向上に起因して入店希望時刻よりも早く呼び出されてしまうような状況が推定される場合には、当該入店予定時刻が入店希望時刻と同程度の時刻となるように本登録された順番待ち情報の位置を繰り下げる(つまり、遅く呼び出されるようにする)構成としてもよい。入店希望時刻よりも早く呼び出されるか否かは、当該入店希望時刻と現在時刻及び待ち時間によって算出される入店予定時刻とを比較することによって推定される。なお、この順番待ち情報の位置の繰り下げは、例えばスタッフ画面生成処理時に行うことができる。
一方、仮に店舗の回転率が低下した場合には入店希望時刻よりも遅く呼び出されるような状況も生じ得るが、受付代行サービスにおいて(仮登録順番待ち情報が仮登録された場合に)は入店希望時刻に入店可能となるように自動的に順番待ちを開始するのであって、指定した入店予定時刻に入店できるように自動的に順番待ちを調整する将来順番待ちとは異なることから、順番待ち情報の位置の繰り上げは行われないものとする。
なお、図12において説明した第3入力画面に対しては利用者が人数及び入店希望時刻を入力するものとして説明したが、例えば利用者の順番待ちに関する状況を通知する時刻(以下、通知時刻と表記)が更に入力されてもよい。この場合、図12に示すステップS51においては人数、入店希望時刻及び通知時刻を含む受付要求が受信され、当該通知時刻は、情報管理装置10内で管理される。これによれば、例えば受付代行部107は、通知時刻となった際に、利用者の順番待ちに関する通知を当該利用者の利用者端末40に送信することによって、例えば入店希望時刻等を利用者に通知することができる。なお、利用者の順番待ちに関する通知としては、例えば現在の待ち組数、または現在時刻と利用者の順番待ちにおける待ち時間とから算出される入店予定時刻等が通知されても構わない。これによれば、例えば利用者が受付代行サービスを利用していたことを失念していたような場合であっても、呼び出しに間に合うように店舗に移動することが可能となる。
なお、本実施形態においては、情報管理装置10は1つの装置として説明したが、例えば情報管理装置10の機能が複数の装置に分散されるような構成であっても構わない。
上記した実施形態に記載した手法は、コンピュータに実行させることのできるプログラムとして、磁気ディスク(フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスクなど)、光ディスク(CD−ROM、DVDなど)光磁気ディスク(MO)、半導体メモリなどの記憶媒体に格納して頒布することもできる。
また、この記憶媒体としては、プログラムを記憶でき、かつコンピュータが読み取り可能な記憶媒体であれば、その記憶形式は何れの形態であってもよい。
また、記憶媒体からコンピュータにインストールされたプログラムの指示に基づきコンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)や、データベース管理ソフト、ネットワークソフト等のMW(ミドルウェア)等が本実施形態を実現するための各処理の一部を実行してもよい。
更に、本発明における記憶媒体は、コンピュータと独立した媒体に限らず、LANやインターネット等により伝送されたプログラムをダウンロードして記憶または一時記憶した記憶媒体も含まれる。
また、記憶媒体は1つに限らず、複数の媒体から本実施形態における処理が実行される場合も本発明における記憶媒体に含まれ、媒体構成は何れの構成であってもよい。
なお、本発明におけるコンピュータは、記憶媒体に記憶されたプログラムに基づき、本実施形態における各処理を実行するものであって、パソコン等の1つからなる装置、複数の装置がネットワーク接続されたシステム等の何れの構成であってもよい。
また、本発明におけるコンピュータとは、パソコンに限らず、情報処理機器に含まれる演算処理装置、マイコン等も含み、プログラムによって本発明の機能を実現することが可能な機器、装置を総称している。
なお、本願発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組合せてもよい。
10…情報管理装置、11…バス、12…不揮発性メモリ、13…CPU、14…メインメモリ、15…通信部、20…第1店舗端末、30…第2店舗端末、40…利用者端末、101…受付部、102…店舗登録部、103…Web登録部、104…管理部、105…表示処理部、106…設定部、107…受付代行部、108…格納部。
本発明の1つの態様によれば、店舗を利用する利用者の利用者端末と通信可能に接続される情報管理装置が提供される。前記情報管理装置は、第1登録手段と、第2登録手段と、算出手段と、第3登録手段とを含む。前記第1登録手段は、前記利用者端末によって入力された入店希望時刻を含む第1順番待ち情報を仮登録する。前記第2登録手段は、他の利用者の前記店舗への順番待ちを示す第2順番待ち情報を、当該順番待ちが受け付けられた順に登録する。前記算出手段は、前記登録された第2順番待ち情報の数に基づいて当該第2順番待ち情報によって示される順番待ちにおける待ち時間を算出する。前記第3登録手段は、前記仮登録された第1順番待ち情報に含まれる入店希望時刻及び前記算出された待ち時間に基づいて、前記第1順番待ち情報を本登録する。前記登録された第2順番待ち情報は、当該第2順番待ち情報が登録される際に発行された受付番号を含む。前記本登録された第1順番待ち情報は、当該第1順番待ち情報が仮登録される際には発行されず、当該第1順番待ち情報が本登録される際に発行された受付番号を含む。前記登録された第2順番待ち情報及び前記本登録された第1順番待ち情報は、前記店舗に設けられる店舗端末に表示される。

Claims (8)

  1. 店舗を利用する利用者の利用者端末と通信可能に接続される情報管理装置において、
    前記利用者端末によって入力された入店希望時刻を含む第1順番待ち情報を仮登録する第1登録手段と、
    他の利用者の前記店舗への順番待ちを示す第2順番待ち情報を、当該順番待ちが受け付けられた順に登録する第2登録手段と、
    前記登録された第2順番待ち情報の数に基づいて当該第2順番待ち情報によって示される順番待ちにおける待ち時間を算出する算出手段と、
    前記仮登録された第1順番待ち情報に含まれる入店希望時刻及び前記算出された待ち時間に基づいて、前記第1順番待ち情報を本登録する第3登録手段と
    を具備する情報管理装置。
  2. 前記登録された第2順番待ち情報及び前記本登録された第1順番待ち情報を前記店舗に設けられる店舗端末に表示する表示処理手段を更に具備する請求項1記載の情報管理装置。
  3. 前記算出手段は、前記本登録された第1順番待ち情報及び前記第2順番待ち情報によって示される順番待ちにおける待ち時間及び現在時刻に基づいて、当該順番待ちにおける利用者の入店予定時刻を算出し、
    前記本登録された第1順番待ち情報及び前記第2順番待ち情報は、前記算出された入店予定時刻に基づいて並べ替えて表示される
    請求項2記載の情報管理装置。
  4. 前記第1登録手段は、指定された入店予定時刻に前記店舗に入店することが可能なように順番待ちが調整されるサービスが前記入店希望時刻に利用することができない場合に、前記第1順番待ち情報を仮登録する請求項1記載の情報管理装置。
  5. 通知手段を更に具備し、
    前記第1順番待ち情報は、前記利用者端末によって入力された通知時刻を更に含み、
    前記通知手段は、前記第1順番待ちに含まれる通知時刻に前記利用者の順番待ちに関する通知を前記利用者端末に対して送信する
    請求項1記載の情報管理装置。
  6. 前記第1順番待ち情報は、当該第1順番待ち情報によって示される順番待ちが受け付けられた受付時刻を含み、
    前記第3登録手段は、入店希望時刻が同一の複数の第1順番待ち情報が仮登録された場合、当該複数の第1順番待ち情報に含まれる受付時刻が早い順に、当該複数の第1順番待ち情報を本登録する
    請求項1記載の情報管理装置。
  7. 店舗を利用する利用者の利用者端末と通信可能に接続される情報管理装置が実行する情報管理方法であって、
    前記利用者端末によって入力された入店希望時刻を含む第1順番待ち情報を仮登録するステップと、
    他の利用者の前記店舗への順番待ちを示す第2順番待ち情報を、当該順番待ちが受け付けられた順に登録するステップと、
    前記登録された第2順番待ち情報の数に基づいて当該第2順番待ち情報によって示される順番待ちにおける待ち時間を算出するステップと、
    前記仮登録された第1順番待ち情報に含まれる入店希望時刻及び前記算出された待ち時間に基づいて、前記第1順番待ち情報を本登録するステップと
    を具備する情報管理方法。
  8. 店舗を利用する利用者の利用者端末と通信可能に接続される情報管理装置のコンピュータによって実行されるプログラムであって、
    前記コンピュータに、
    前記利用者端末によって入力された入店希望時刻を含む第1順番待ち情報を仮登録するステップと、
    他の利用者の前記店舗への順番待ちを示す第2順番待ち情報を、当該順番待ちが受け付けられた順に登録するステップと、
    前記登録された第2順番待ち情報の数に基づいて当該第2順番待ち情報によって示される順番待ちにおける待ち時間を算出するステップと、
    前記仮登録された第1順番待ち情報に含まれる入店希望時刻及び前記算出された待ち時間に基づいて、前記第1順番待ち情報を本登録するステップと
    を実行させるプログラム。
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