JP2019044387A - 混合水栓 - Google Patents
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Description
熱湯と水とを混合した混合湯又は水及び熱湯を吐出する混合水栓であって、
熱湯が流通する熱湯流通路と、
水が流通する水流通路と、
前記熱湯流通路から前記水流通路への熱伝導を抑制する伝熱抑制部と、
を備えていることを特徴とする。
前記本体部に熱湯を供給する給湯部と、
前記本体部に水を供給する給水部と、
前記給湯部と前記給水部との間に配置された前記本体部と、が設けられており、
前記伝熱抑制部は、前記給湯部から前記給水部への熱伝導を抑制し得る。
この場合、伝熱抑制部は、本体部を経由した給湯部から給水部への熱伝導を抑制するので、給湯部の熱湯の熱が給水部の水に伝導して加温されてしまうのを抑制することができる。
熱湯を供給する給湯部と、
水を供給する給水部と、
前記本体部を収納するとともに、前記給湯部及び前記給水部に取り付けられた金属製のケース部材と、
前記ケース部材内に配され、前記給湯部と前記本体部とを接続して前記給湯部からの熱湯を前記本体部に供給する熱湯用接続管と、
前記ケース部材内に配され、前記給水部と前記本体部とを接続して前記給水部からの水を前記本体部に供給する水用接続管と、が設けられており、
前記伝熱抑制部は、樹脂製の前記熱湯用接続管及び樹脂製の前記水用接続管を有して構成され得る。
この場合、ケース部材の材質を金属製とするとともに、熱湯流通管及び水流通管の材質を金属と比較して熱伝導率の低い樹脂としたことにより、機械的強度を確保しつつ、熱湯用接続管及び水用接続管を経由した熱湯流通路から水流通路への熱伝導を抑制することができる。
前記伝熱抑制部は、前記熱湯流通管部材から前記湯水流通管部材への熱伝導を抑制し得る。
この場合、伝熱抑制部は、熱湯流通管部材から湯水流通管部材への熱伝導を抑制するので、熱湯流通管部材の熱湯の熱が湯水流通管部材の混合湯又は水に伝導して加温されてしまうのを抑制することができる。これにより、1つの吐出管内を流通する熱湯や混合湯又は水の間の放熱や吸熱が抑制され、熱湯及び混合湯又は水を好適に吐出することができる。その結果、熱湯と混合湯又は水とを吐出する吐出管を別々に設けた場合と比較して小型化することができ、省スペース化を図ることができる。
実施例1の混合水栓1は、壁取り付け型の水栓である。混合水栓1は、図1〜図5に示すように、給湯部10、給水部20、及び本体部30を備えている。また、混合水栓1は、吐出管40を備えている。これら各部は、大半を白色の樹脂製カバーにより夫々覆われており、全体として白色を呈する清潔感のある意匠とされている。
この混合水栓1は、熱湯を吐出する場合、回動式ハンドル60を操作する。これにより、給湯部10から供給された熱湯が、接続管14を介して、本体部30のハウジング32の吐出用熱湯流入口32Eから流入する。流入した熱湯は、吐出用熱湯流通路HD、吐出管側熱湯流通路HPを流通して、熱湯吐出口43Dから吐出される。一方、この混合水栓1は、混合湯又は水を吐出する場合、レバー式ハンドル50を操作する。このレバー式ハンドル50によって混合弁31が操作される。混合弁31には、混合用熱湯流通路HM、及び水流通路Cが接続されており、これらを流通して供給された熱湯及び水を混合した混合湯又は水を流出する。混合弁31から流出した混合湯又は水は、湯水流通路M、及び吐出管側湯水流通路MPを経て湯水吐出口45Aから吐出される。
次に、図9等を参照して、実施例2に係る混合水栓201について説明する。混合水栓201は、給湯部と本体部、及び給水部と本体部の接続形態の点において実施例1と相違する。実施例2の以下の説明において、実施例1と同様の構成には同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
(1)上記実施例1及び2では、L字状に屈曲した吐出管を備える形態を例示したが、吐出管の形状等は特に限定されない。吐出管は、例えば、いわゆるグースネックのように、曲線状に構成されていてもよい。
(2)上記実施例1及び2では、1つの吐出管内に熱湯流通路及び湯水流通路が形成され、この1つの吐出管から熱湯と、混合湯又は水とを吐出する形態を例示したが、熱湯流通路と湯水流通路とを異なる吐出管に別々に形成する形態であってもよい。
(3)上記実施例1及び2では、伝熱抑制部としてのPPS樹脂製の本体部を備える形態を例示したが、本体部を備える場合には、本体部が伝熱抑制部であることは必須ではない。また、伝熱抑制部としての本体部を備える場合、その材質は熱伝導率の比較的小さい材質であることが好ましく、且つ耐熱性に優れた材質であることが更に好ましい。
(4)上記実施例1及び2では、伝熱抑制部としてのPPS樹脂製の連結部を備える形態を例示したが、連結部を備える場合には、連結部が伝熱抑制部であることは必須ではない。また、伝熱抑制部としての連結部を備える場合、その材質は熱伝導率の比較的小さい材質であることが好ましく、且つ耐熱性に優れた材質であることが更に好ましい。
(5)上記実施例2では、伝熱抑制部としてのPPS製の熱湯用接続管及び水用接続管を備える形態を例示したが、熱湯用接続管及び水用接続管を備える場合には、これらが伝熱抑制部であることは必須ではない。また、伝熱抑制部としての熱湯用接続管及び水用接続管を備える場合、その材質は熱伝導率の比較的小さい材質であることが好ましい。
(6)上記実施例1では、本体部と給湯部及び給水部とを接続する金属製の各接続管を備える形態を例示したが、これは必須ではなく、本体部と給湯部及び給水部とを直接接続する形態としてもよい。また、接続管を備える場合、それらの材質は特に限定されないが、例えば、PPS樹脂等の熱伝導率の比較的小さい材質を用いることで伝熱抑制効果を向上させることができる。
(7)上記実施例1及び2では、内部に金属製の熱湯流通管部材及び湯水流通管部材が配された特定構成の吐出管を備える形態を例示したが、これは必須ではない。熱湯流通管部材及び湯水流通管部材を備える場合、それらの材質は樹脂等の他の材質であることができる。また、熱湯流通管部材及び湯水流通管部材の材質として熱伝導率の比較的小さいPPS樹脂等の材質を用いると、伝熱抑制効果を向上させることができて好ましい。
(8)上記実施例1では、夫々2部材で構成された給湯部及び給水部を備える形態を例示したが、これは必須ではない。給湯部及び給水部を備える場合には、それらを1つ又は3つ以上の部材で夫々構成する形態としてもよい。
2…ブラケット
3…カバー部材
10,210…給湯部
11…給湯側取付脚
11A…カバー
12…給湯部本体
12A,12B…熱湯流出口(12A…混合用熱湯流出口、12B…吐出用熱湯流出口)
13,14,23…接続管
20,220…給水部
21…給水側取付脚
22…給水部本体
22A…水流出口
30…本体部
31…混合弁
32…ハウジング
32A…収納空間
32B…連結穴
32C,32D,32E…流入口(32C…混合用熱湯流入口、32D…水流入口、32E…吐出用熱湯流入口)
32F…環状空間
40…吐出管
40A…第1管部
40B…第2管部
41…連結部
41A,41B…流入口(41A…熱湯流入口、41B…湯水流入口)
41C,41D…流出口(41C…熱湯流出口、41D…湯水流出口)
42…熱湯流通管部材
42A…接続エルボ
42B…直管
43…熱湯吐出部
43A…熱湯吐出弁
43B…弁収納部
43C…ストレーナ部
43D…熱湯吐出口
44…湯水流通管部材
44A…接続ソケット
44B…L字管
45…湯水吐出部
45A…湯水吐出口
46…吐出管カバー部材
47…固定ナット
50…レバー式ハンドル
60…回動式ハンドル
204…ケース部材
204A…ケース部材の収納空間
204B,204C…蓋部材
205…熱湯用接続管(205A…第1熱湯用接続管、205B…第2熱湯用接続管、205C…第3熱湯用接続管)
206…水用接続管(206A…第1水用接続管、206B…第2水用接続管)
C…水流通路
HD,HM,HP…熱湯流通路(HD…吐出用熱湯流通路、HM…混合用熱湯流通路、HP…吐出管側熱湯流通路)
M,MP…湯水流通路(M…湯水流通路、MP…吐出管側湯水流通路)
Claims (7)
- 熱湯と水とを混合した混合湯又は水及び熱湯を吐出する混合水栓であって、
熱湯が流通する熱湯流通路と、
水が流通する水流通路と、
前記熱湯流通路から前記水流通路への熱伝導を抑制する伝熱抑制部と、
を備えていることを特徴とする混合水栓。 - 熱湯と水とを混合した混合湯又は水が流通する湯水流通路を備えており、
前記伝熱抑制部は、前記熱湯流通路から前記湯水流通路への熱伝導を抑制することを特徴とする請求項1記載の混合水栓。 - 内部に前記熱湯流通路、前記水流通路、及び前記湯水流通路が形成されるとともに、前記熱湯流通路からの熱湯及び前記水流通路からの水を混合して前記湯水流通路に流出する混合弁を有した本体部が設けられており、
前記伝熱抑制部は樹脂製の前記本体部を有して構成されていることを特徴とする請求項2記載の混合水栓。 - 前記本体部に熱湯を供給する給湯部と、
前記本体部に水を供給する給水部と、
前記給湯部と前記給水部との間に配置された前記本体部と、が設けられており、
前記伝熱抑制部は、前記給湯部から前記給水部への熱伝導を抑制することを特徴とする請求項3記載の混合水栓。 - 熱湯を供給する給湯部と、
水を供給する給水部と、
前記本体部を収納するとともに、前記給湯部及び前記給水部に取り付けられた金属製のケース部材と、
前記ケース部材内に配され、前記給湯部と前記本体部とを接続して前記給湯部からの熱湯を前記本体部に供給する熱湯用接続管と、
前記ケース部材内に配され、前記給水部と前記本体部とを接続して前記給水部からの水を前記本体部に供給する水用接続管と、が設けられており、
前記伝熱抑制部は、樹脂製の前記熱湯用接続管及び樹脂製の前記水用接続管を有して構成されていることを特徴とする請求項3記載の混合水栓。 - 内部に前記熱湯流通路及び前記湯水流通路が形成されるとともに、上流側の端部が前記本体部に接続されており、下流側の端部に前記熱湯流通路を形成する熱湯流通管部材及び前記湯水流通路を形成する湯水流通管部材が夫々接続される連結部を備えており、
前記伝熱抑制部は樹脂製の前記連結部を有して構成されていることを特徴とする請求項3乃至5のいずれか一項に記載の混合水栓。 - 前記熱湯流通路を形成する熱湯流通管部材及び前記湯水流通路を形成する湯水流通管部材が内部に配された吐出管が設けられており、
前記伝熱抑制部は、前記熱湯流通管部材から前記湯水流通管部材への熱伝導を抑制することを特徴とする請求項2乃至6のいずれか一項に記載の混合水栓。
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