JP2019043467A - 車両用シフタ装置 - Google Patents
車両用シフタ装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2019043467A JP2019043467A JP2017171167A JP2017171167A JP2019043467A JP 2019043467 A JP2019043467 A JP 2019043467A JP 2017171167 A JP2017171167 A JP 2017171167A JP 2017171167 A JP2017171167 A JP 2017171167A JP 2019043467 A JP2019043467 A JP 2019043467A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- range
- shift lever
- shift
- shifter device
- lever
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
Abstract
Description
1.車両用シフタ装置1とその周辺構成
車両の室内空間における、車両用シフタ装置1とその周辺構成について、図1を用い説明する。
車両用シフタ装置1の外観構成について、図2を用い説明する。図2は、図1におけるセンターコンソール5の一部を抜き出して図示した模式斜視図である。
本実施形態に係る車両用シフタ装置1におけるシフトレバー10の動きについて、図3を用い説明する。図3は、車両用シフタ装置1におけるシフトレバー10の動きを示す模式平面図である。
シフトレバー10の構成について、図4及び図5を用い説明する。図4は、シフトレバー10の構成を示す模式斜視図であり、図5は、図4のV−V断面を示す模式断面図である。なお、図4及び図5では、シフトノブ12及び押ボタン13の図示を省略している。
運転者がシフトレバー10を操作した際のディテント機構部の動きについて、図6から図9を用い説明する。図6は、運転者がPポジション10pとRポジション10rとの間でシフトレバー10を操作した際のディテント機構部の動きを示す模式断面図であり、図7は、Rポジション10rからDポジション10dまでの間でシフトレバー10を操作した際のディテント機構部の動きを示す模式断面図である。また、図8は、中継ポジション10v1,10v2からPポジション10pまでのシフトレバー10が移動する場合のディテント機構部の動きを示す模式断面図であり、図9は、ディテントガイド26における傾斜溝部26gの形状を示す模式断面図である。
また、見方を変えて、凹部26pの深さをDPpとし、凹部26v1の深さをDPv1とし、凹部26v2の深さをDPv2とするとき、次の関係を満たす。
図9に示すように、ディテントガイド26における凹部26p,26v1,26v2の各底部は、滑らかな曲線を以って連続している。換言すると、ディテントガイド26における凹部26p,26v1,26v2は、−Y側から+Y側に向けて深さが漸増する傾斜溝部26gの各該当箇所に設けられている。
運転者がシフトレバー10を操作した際のガイドレバー19,20の動きについて、図10から図13を用い説明する。図10は、運転者がPポジション10pとRポジション10rとの間でシフトレバー10を操作した際のガイドレバー20の動きを示す模式断面図であり、図11は、Rポジション10rからDポジション10dまでの間でシフトレバー10を操作した際のガイドレバー19,20の動きを示す模式断面図である。また、図12は、運転者がNポジションから中継ポジション10v1へとシフトレバー10を操作した際のガイドレバー20の動きを示す模式断面図であり、図13は、中継ポジション10v1あるいは中継ポジション10v2からPポジション10pへのシフトレバー10が移動する際のガイドレバー19,20の動きを示す模式断面図である。
(数3)の関係を換言すると、凹部27rへの爪部19a,20aの嵌まり込みの深さは、凹部27pへの爪部19a,20aの嵌まり込みの深さよりも浅くなっている。
(数4)の関係を換言すると、凹部27rへの爪部19a,20aの嵌まり込みの深さは、凹部27n及び凹部27dへの爪部19a,20aの嵌まり込みの深さよりも浅くなっている。そして、矢印G2で示すように、Nポジション10nとDポジション10dとの間では、運転者が押ボタン13(図2を参照。)を押下しなくても、Nポジション10nとDポジション10dとの間でシフトレバー10を移動させることが可能となっている。
(数5)の関係を換言すると、凹部27nへの爪部19a,20aの嵌まり込みの深さは、凹部27v1への爪部19a,20aの嵌まり込みの深さと同じになっている。なお、凹部27nと凹部27v1との間には、仮面部27aが介在しているので、シフトレバー10をNポジション10nから中継ポジション10v1に移動させる場合には、運転者が押ボタン13(図2を参照。)を押下する必要がある。
図3を用い説明したように、本実施形態に係る車両用シフタ装置1では、PレンジとRレンジの間で変速レンジを切り替える際にシフトレバー10が移動する第1の経路(矢印A1で示す経路)と、Nレンジ及びDレンジの各レンジからPレンジに変速レンジを切り替える際に、第1の経路とは異なる第2の経路(矢印A4,A5で示す経路)をシフトレバー10が移動する構成となっている。このため、本実施形態に係る車両用シフタ装置1では、Nレンジ及びDレンジの各レンジからPレンジに変速レンジを切り替える場合に、Rポジション10rを経由せずにPポジション10pにシフトレバー10を直接移動させることができ、簡易な操作を以ってPレンジにシフトが可能である。
上記実施形態では、シフトポジションをRポジション10rからDポジション10dの間で変更する場合に、シフトレバー10の上端部(シフトノブ12)を直線Ax2上を移動させることとしたが、本発明は、これに限定を受けるものではない。シフトレバー10の移動軌跡は、直線に限らず、曲線であってもよい。この場合、運転者の肘や手首を中心とした円弧とすることも可能である。
10 シフトレバー
11 レバー本体
17 根元部
18 ロッド
19,20 ガイドレバー
19a,20a 爪部
22 ディテントプランジャー
23 回転角センサ―(検出部)
26 ディテントガイド
26p,26r,26n,26d,26v1,26v2 凹部
26g 傾斜溝部
27 ガイド(レバー保持部)
27p,27r,27n,27d,27v1,27v2 凹部
A1 経路(第1の経路)
A4,A5 経路(第2の経路)
Claims (7)
- 運転者の操作に基づいて、パーキングレンジ、リバースレンジ、ニュートラルレンジ、及びドライブレンジを含む複数のレンジ間で車両の変速レンジを切り替える車両用シフタ装置において、
前記複数の変速レンジの各々に応じて、ポジションが規定されるシフトレバーと、
前記運転者が所定の前記変速レンジを選択した場合に、当該選択された前記所定の変速レンジに対応する各位置に前記シフトレバーの前記ポジションを保持するレバー保持部と、
を備え、
前記シフトレバーを上方から平面視するとき、
前記パーキングレンジと前記リバースレンジとの間で前記変速レンジを切り替える場合に、前記シフトレバーは第1の経路を移動し、
前記ニュートラルレンジ及び前記ドライブレンジの少なくとも一方のレンジから前記パーキングレンジに前記変速レンジを切り換える場合に、前記シフトレバーは前記第1の経路とは異なる第2の経路を移動する、
車両用シフタ装置。 - 請求項1に記載の車両用シフタ装置であって、
前記シフトレバーの前記ポジションを、電気的、磁気的、又は光学的に検出する検出部を更に備える、
車両用シフタ装置。 - 請求項2に記載の車両用シフタ装置であって、
前記シフトレバーは、下端の根元部を支点として、上端部が前記第1の経路及び前記第2の経路を移動可能なように回動可能となっており、
前記検出部は、前記シフトレバーの前記根元部の回転角を検出する回転角センサーである、
車両用シフタ装置。 - 請求項1から請求項3の何れかに記載の車両用シフタ装置であって、
前記シフトレバーを上方から平面視するとき、
前記リバースレンジ、前記ニュートラルレンジ、及び前記ドライブレンジの間で前記変速レンジを切り替える場合には、前記シフトレバーは第1の直線上を移動し、
前記パーキングレンジと前記リバースレンジとの間で前記変速レンジを切り替える場合には、前記シフトレバーは、前記第1の経路としての、前記第1の直線に対して交差する第2の直線上を移動し、
前記一方のレンジから前記パーキングレンジに前記変速レンジを切り替える場合には、前記シフトレバーは、前記第2の経路としての、前記第2の直線に対して間隔を空けて並行する第3の直線上と、前記第1の直線に対して間隔を空けて並行する第4の直線上とを、移動する、
車両用シフタ装置。 - 請求項4に記載の車両用シフタ装置であって、
前記シフトレバーは、出没自在であって外向きに弾性付勢されたディテントプランジャーを有し、前記上端部よりも下方の位置に設けられたディテント機構部を備え、
前記車両用シフタ装置は、前記シフトレバーの移動に伴う前記ディテントプランジャーの移動領域に設けられたディテントガイドを更に備え、
前記ディテントガイドは、前記シフトレバーが前記第4の直線上を移動する際に、前記ディテントプランジャーが移動する領域に設けられ、前記ディテントプランジャーの先端部が摺動する溝部を有し、
前記シフトレバーの前記上端部が、前記第3の直線と前記第4の直線との交点から、前記変速レンジが前記パーキングレンジである場合の前記シフトレバーの前記ポジションであるパーキングポジションに移動する区間において、前記ディテントガイドの前記溝部は、前記弾性付勢の作用により前記ディテントプランジャーの突出度合が漸増する傾斜溝となっている、
車両用シフタ装置。 - 請求項5に記載の車両用シフタ装置であって、
前記ディテントガイドは、前記パーキングレンジ、前記リバースレンジ、前記ニュートラルレンジ、及び前記ドライブレンジの各変速レンジにおける前記シフトレバーの前記ポジションで、前記ディテントプランジャーの前記先端部の侵入を受け入れる凹部又は孔部を有する、
車両用シフタ装置。 - 請求項1から請求項6の何れかに記載の車両用シフタ装置であって、
前記シフトレバーは、上端部に設けられた押ボタンと、当該上端部よりも下方の位置に設けられ、前記運転者による前記押ボタンの操作に応じて変位し、且つ、上方に向けて弾性付勢されたガイドレバーと、を更に有し、
前記レバー保持部は、前記シフトレバーの周囲に設けられ、前記パーキングレンジ、前記リバースレンジ、前記ニュートラルレンジ、及び前記ドライブレンジの各変速レンジにおける前記シフトレバーの前記ポジションで、前記ガイドレバーと掛合する凹部又は孔部を有するガイドであり、
前記ガイドレバーと前記ガイドの凹部又は孔部との掛合により、前記シフトレバーの前記ポジションが保持される、
車両用シフタ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017171167A JP6610634B2 (ja) | 2017-09-06 | 2017-09-06 | 車両用シフタ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017171167A JP6610634B2 (ja) | 2017-09-06 | 2017-09-06 | 車両用シフタ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019043467A true JP2019043467A (ja) | 2019-03-22 |
JP6610634B2 JP6610634B2 (ja) | 2019-11-27 |
Family
ID=65815360
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017171167A Active JP6610634B2 (ja) | 2017-09-06 | 2017-09-06 | 車両用シフタ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6610634B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021102380A (ja) * | 2019-12-25 | 2021-07-15 | マツダ株式会社 | 車両用シフト装置 |
JP2021102381A (ja) * | 2019-12-25 | 2021-07-15 | マツダ株式会社 | 車両用シフト装置 |
JP2021102382A (ja) * | 2019-12-25 | 2021-07-15 | マツダ株式会社 | 車両用シフト装置 |
CN114811021A (zh) * | 2021-01-19 | 2022-07-29 | 广州汽车集团股份有限公司 | 一种触摸式换挡系统、换挡方法及汽车 |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09263151A (ja) * | 1996-03-27 | 1997-10-07 | Fuji Kiko Co Ltd | 自動車の自動変速機のシフト装置 |
JP2001171384A (ja) * | 1999-12-13 | 2001-06-26 | Tokai Rika Co Ltd | シフトレバー装置 |
JP2001334837A (ja) * | 2000-05-24 | 2001-12-04 | Nissan Motor Co Ltd | 自動変速機のシフトレバー装置 |
JP2014094695A (ja) * | 2012-11-12 | 2014-05-22 | Mazda Motor Corp | 車両のシフト装置 |
JP2016060326A (ja) * | 2014-09-17 | 2016-04-25 | 株式会社東海理化電機製作所 | シフト装置 |
JP2017095041A (ja) * | 2015-11-27 | 2017-06-01 | 株式会社ユーシン | シフト装置 |
JP2017119447A (ja) * | 2015-12-28 | 2017-07-06 | 株式会社トモキスペシャルパーツ | 発光シフトノブ |
-
2017
- 2017-09-06 JP JP2017171167A patent/JP6610634B2/ja active Active
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09263151A (ja) * | 1996-03-27 | 1997-10-07 | Fuji Kiko Co Ltd | 自動車の自動変速機のシフト装置 |
JP2001171384A (ja) * | 1999-12-13 | 2001-06-26 | Tokai Rika Co Ltd | シフトレバー装置 |
JP2001334837A (ja) * | 2000-05-24 | 2001-12-04 | Nissan Motor Co Ltd | 自動変速機のシフトレバー装置 |
JP2014094695A (ja) * | 2012-11-12 | 2014-05-22 | Mazda Motor Corp | 車両のシフト装置 |
JP2016060326A (ja) * | 2014-09-17 | 2016-04-25 | 株式会社東海理化電機製作所 | シフト装置 |
JP2017095041A (ja) * | 2015-11-27 | 2017-06-01 | 株式会社ユーシン | シフト装置 |
JP2017119447A (ja) * | 2015-12-28 | 2017-07-06 | 株式会社トモキスペシャルパーツ | 発光シフトノブ |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021102380A (ja) * | 2019-12-25 | 2021-07-15 | マツダ株式会社 | 車両用シフト装置 |
JP2021102381A (ja) * | 2019-12-25 | 2021-07-15 | マツダ株式会社 | 車両用シフト装置 |
JP2021102382A (ja) * | 2019-12-25 | 2021-07-15 | マツダ株式会社 | 車両用シフト装置 |
CN114811021A (zh) * | 2021-01-19 | 2022-07-29 | 广州汽车集团股份有限公司 | 一种触摸式换挡系统、换挡方法及汽车 |
CN114811021B (zh) * | 2021-01-19 | 2023-09-01 | 广州汽车集团股份有限公司 | 一种触摸式换挡系统、换挡方法及汽车 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6610634B2 (ja) | 2019-11-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9683655B2 (en) | Shift device for vehicle | |
JP2019043467A (ja) | 車両用シフタ装置 | |
JP6610633B2 (ja) | 車両用シフタ装置 | |
US7603926B2 (en) | Shift-by-wire shifting with P position | |
JP3447482B2 (ja) | 車両の変速操作装置 | |
JP5842001B2 (ja) | シフト切り替え装置 | |
JP5943477B2 (ja) | 車両用シフト装置 | |
JP5880397B2 (ja) | 車両のシフト装置 | |
JP4955510B2 (ja) | シフト装置 | |
JP4634941B2 (ja) | シフト装置 | |
JPH1016594A (ja) | 自動変速操作装置 | |
JP5137197B2 (ja) | ポジションスイッチ装置 | |
JP2008540239A (ja) | 自動車の変速機用シフト装置及びシフト方法 | |
JP6094472B2 (ja) | 車両用シフタ装置 | |
JP3725664B2 (ja) | 自動変速機の変速操作入力装置 | |
JP2006347305A (ja) | シフト装置 | |
JP2006256411A (ja) | 変速機用シフトスイッチ、シフト装置および自動車 | |
JP3592858B2 (ja) | 自動変速機の変速操作入力装置 | |
JP2008032035A (ja) | 変速機の操作装置 | |
WO2017159179A1 (ja) | シフト装置 | |
JP3742187B2 (ja) | 自動変速機の変速操作入力装置 | |
JP2005199805A (ja) | シフトレバー案内構造 | |
JP4633385B2 (ja) | 変速機のチェンジ機構 | |
JP3614583B2 (ja) | 自動変速機の変速操作入力装置 | |
JP5380367B2 (ja) | シフトレバー装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180323 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190305 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20190315 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190627 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20191001 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20191014 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6610634 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |