JP2019035274A - 納骨堂の参拝システム - Google Patents

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【課題】故人に関わる映像を表示すると共に、参拝者に自然の中で実際に墓参りをしているような感覚を与えることができる納骨堂の参拝システムを提供する。【解決手段】遺骨を収納する遺骨収納器2を保管する保管庫3と、保管庫3から遺骨収納器2が搬送される祭壇4と、を有する納骨堂1において、所定の静止画又は/及び動画からなる待機映像を祭壇4に表示させる待機映像表示手段15と、祭壇4に搬送された遺骨収納器2に収納された遺骨に対応する故人の情報又はメッセージを含む静止画又は/及び動画からなる参拝映像を該祭壇4に表示させる参拝映像表示手段16と、該祭壇4に設けたセンサ8又はスイッチからの信号に基づいて待機映像と参拝映像を切り替える映像切替手段17と、を備えている。【選択図】図1

Description

本発明は、参拝エリアと納骨エリアが分かれている納骨堂において、故人に関わる映像を表示する納骨堂の参拝システムに関する。
従来、遺骨を収納する遺骨収納体と、遺骨収納体を収容する収容棚とを備え、収容棚に収容される遺骨収納体を自動搬送手段によって納骨エリアから参拝エリアに搬送でき、また、参拝エリアから納骨エリアに搬送可能な立体自動納骨堂が知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、特許文献2には、厨子を収納ラックに自動的に収納し取り出す全自動収納システムにおいて、IDカードで参拝対象を識別して遺骨を納めた厨子を搬送し、参拝エリアのディスプレイに遺影、戒名、没年、その他契約者が希望した写真や動画等の映像を映し出す墓参システムが開示されている。
特開2000−310062号公報 特開2007−262709号公報
特に、参拝エリアと納骨エリアが分かれ、遺骨を納骨エリアから参拝エリアに自動搬送する納骨堂は、近代的な建物内に設置され、参拝エリアにもディスプレイなどが配置されているため、昔ながらの自然に囲まれた墓地における参拝の感覚とかけ離れているという課題があった。
そこで、本発明は、故人に関わる映像を表示すると共に、参拝者に自然の中で実際に墓参りをしているような感覚を与えることができる納骨堂の参拝システムを提供するものである。
本発明は、上記課題を解決するために、一又は二以上の遺骨を収納する遺骨収納器と、複数の前記遺骨収納器を保管する保管庫と、前記保管庫から前記遺骨収納器が搬送される祭壇と、を有する納骨堂において、所定の静止画又は/及び動画からなる待機映像を前記祭壇に表示させる待機映像表示手段と、前記祭壇に搬送された前記遺骨収納器に収納された一又は二以上の遺骨に対応する故人の情報又はメッセージを含む静止画又は/及び動画からなる参拝映像を該祭壇に表示させる参拝映像表示手段と、該祭壇に設けたセンサ又はスイッチからの信号に基づいて前記待機映像と前記参拝映像を切り替える映像切替手段と、を備えた納骨堂の参拝システムを提供するものである。
また、本発明の納骨堂の参拝システムは、前記映像切替手段が、前記納骨堂の参拝時に使用する仏具若しくは神具を検出するセンサ又は前記仏具若しくは前記神具を所定位置に載置することによって作動するスイッチを備えるものである。
また、本発明の納骨堂の参拝システムは、前記映像切替手段が、香炉を検出するセンサ又は香炉を所定位置に載置することによって作動するスイッチを備えるものである。
また、本発明の納骨堂の参拝システムにおいて、前記切替手段は、前記参拝映像に切り替える前記信号を受信すると、前記待機映像が左右に分かれて中央部から両端部に向かって徐々に参拝映像に切り替え、前記待機映像に切り替える前記信号を受信すると、左右の両端部から中央部に向かって徐々に前記参拝映像が前記待機映像に切り替えるものである。
また、本発明の納骨堂の参拝システムは、前記遺骨収納器に識別符号を付して管理する遺骨管理手段と、前記識別符号と関連付けて前記参拝映像を記憶する映像記憶手段と、を備えたものである。
また、本発明の納骨堂の参拝システムは、前記識別符号に基づいて参拝の受付を行う受付手段と、前記受付手段で受け付けた前記識別符号に対応する前記遺骨収納器を前記保管庫から前記祭壇へ搬送する搬送管理手段と、該遺骨収納器が搬送される前記祭壇を含む参拝ブースに、該遺骨収納器に対応する表札を表示する表札表示手段と、を備えたものである。
また、本発明の納骨堂の参拝システムは、前記祭壇に前記待機映像及び前記参拝映像を投影する投影手段と、石材で形成され、前記待機映像又は前記参拝映像が投影される映像表示部と、を備え、前記保管庫から搬送される前記遺骨収納器を前記映像表示部に配置するものである。
本発明の納骨堂の参拝システムは、一又は二以上の遺骨を収納する遺骨収納器と、複数の前記遺骨収納器を保管する保管庫と、前記保管庫から前記遺骨収納器が搬送される祭壇と、を有する納骨堂において、所定の静止画又は/及び動画からなる待機映像を前記祭壇に表示させる待機映像表示手段と、前記祭壇に搬送された前記遺骨収納器に収納された一又は二以上の遺骨に対応する故人の情報又はメッセージを含む静止画又は/及び動画からなる参拝映像を該祭壇に表示させる参拝映像表示手段と、該祭壇に設けたセンサ又はスイッチからの信号に基づいて前記待機映像と前記参拝映像を切り替える映像切替手段と、を備えたことにより、参拝時には、故人の遺影や戒名、俗名、没年月日など故人に関わる情報及びメッセージを映像として祭壇に表示することができると共に、待機時には、例えば水の流れる映像など自然を演出する映像を祭壇に表示して、参拝ブースを訪れた参拝者に自然の中で実際に墓参りをしているような感覚を与えることができる効果がある。
また、本発明の納骨堂の参拝システムは、前記映像切替手段が、前記納骨堂の参拝時に使用する仏具若しくは神具を検出するセンサ又は前記仏具若しくは前記神具を所定位置に載置することによって作動するスイッチを備えることにより、参拝者が参拝ブースを訪れるときには待機映像として自然を演出する映像などを祭壇に表示することができ、参拝を始めるタイミングで故人の情報やメッセージを含む参拝映像に切り替えることができる効果がある。
また、本発明の納骨堂の参拝システムは、前記映像切替手段が、香炉を検出するセンサ又は香炉を所定位置に載置することによって作動するスイッチを備えることにより、参拝者が参拝ブースを訪れるときには待機映像として自然を演出する映像などを祭壇に表示することができ、香炉を用いて参拝を始めるタイミングで故人の情報やメッセージを含む参拝映像に切り替えることができる効果がある。
また、本発明の納骨堂の参拝システムにおいて、前記切替手段は、前記参拝映像に切り替える前記信号を受信すると、前記待機映像が左右に分かれて中央部から両端部に向かって徐々に参拝映像に切り替え、前記待機映像に切り替える前記信号を受信すると、左右の両端部から中央部に向かって徐々に前記参拝映像が前記待機映像に切り替えることにより、例えば自然を演出する待機映像の余韻を残しながら故人の情報やメッセージを含む参拝映像に切り替えることができる効果がある。
また、本発明の納骨堂の参拝システムは、前記遺骨収納器に識別符号を付して管理する遺骨管理手段と、前記識別符号と関連付けて前記参拝映像を記憶する映像記憶手段と、を備えたことにより、保管庫から祭壇に搬送される遺骨収納器に収納された遺骨に対応する故人の情報やメッセージを含む参拝映像を表示することができる効果がある。
また、本発明の納骨堂の参拝システムは、前記識別符号に基づいて参拝の受付を行う受付手段と、前記受付手段で受け付けた前記識別符号に対応する前記遺骨収納器を前記保管庫から前記祭壇へ搬送する搬送管理手段と、該遺骨収納器が搬送される前記祭壇を含む参拝ブースに、該遺骨収納器に対応する表札を表示する表札表示手段と、を備えたことにより、参拝の受付を行うと、空きのある祭壇に識別符号に対応する遺骨収納器を搬送し、その遺骨収納器が搬送される祭壇を含む参拝ブースに該遺骨収納器に対応する表札を表示して、参拝者に参拝を行う参拝ブースを知らせることができる効果がある。
また、本発明の納骨堂の参拝システムは、前記祭壇に前記待機映像及び前記参拝映像を投影する投影手段と、石材で形成され、前記待機映像又は前記参拝映像が投影される映像表示部と、を備え、前記保管庫から搬送される前記遺骨収納器を前記映像表示部に配置することにより、祭壇を石材で形成することができ、遺骨収納器が配置された映像表示部に故人の情報やメッセージを含む参拝映像又は待機映像を表示することができる効果がある。
本発明に係る納骨堂の参拝システムの一実施例を示す構成図。 納骨堂の参拝システムの待機映像の一例を示す図。 納骨堂の参拝システムの映像切替の一例を示す図。 納骨堂の参拝システムの参拝映像の一例を示す図。 本発明に係る納骨堂の参拝システムの参拝の流れの一例を示す図。
本発明の納骨堂の参拝システムは、一又は二以上の遺骨を収納する遺骨収納器2と、複数の遺骨収納器2を保管する保管庫3と、保管庫3から遺骨収納器2が搬送される祭壇4と、を有する納骨堂1において、所定の静止画又は/及び動画からなる待機映像を祭壇4に表示させる待機映像表示手段15と、祭壇4に搬送された遺骨収納器2に収納された一又は二以上の遺骨に対応する故人の情報又はメッセージを含む静止画又は/及び動画からなる参拝映像を該祭壇4に表示させる参拝映像表示手段16と、該祭壇4に設けたセンサ8又はスイッチからの信号に基づいて待機映像と参拝映像を切り替える映像切替手段17と、を備えている。
本発明の実施例を図1に基づいて説明する。図1は、本発明に係る納骨堂の参拝システムの一実施例を示す構成図である。
[納骨堂]
図1に示す実施例において、納骨堂1は、一又は二以上の骨壺20を収納する遺骨収納器2と、複数の遺骨収納器2を保管する保管庫3と、保管庫3から遺骨収納器2が搬送される祭壇4を含む参拝ブース5と、保管庫3と祭壇4の間で遺骨収納器2を搬送する搬送手段9と、を有する。
遺骨収納器2は、遺骨を入れた骨壺20を収納する箱体であり、例えば1〜4の骨壺20を収納することができる。遺骨収納器2には、それぞれの遺骨収納器を識別するための識別符号が付されており、該識別符号を記憶したICチップ又はバーコードが取り付けられている。
保管庫3は、多数の遺骨収納器2を立体的に保管することができる棚からなり、それぞれの遺骨収納器2を所定位置に収容して保管する。搬送手段9は、例えばコンピュータで制御された自走式の搬送台車からなり、所望の遺骨収納器2を保管庫3から取り出して祭壇4へ搬送する。
祭壇4は、保管庫3とは別の場所に設けられた参拝ブース5に設置されている。本実施例において、祭壇4は、石材で形成され、待機映像又は参拝映像が投影される映像表示部41と、保管庫3から搬送される遺骨収納器2を収容する収容部42と、遺骨収納器2への遺骨の出し入れを行う遺骨受入部43と、を備えている。
本実施例の祭壇4は、図2乃至図4に示すように、台座の中央部に石材で形成された主の映像表示部41が立設され、その左右両側に間隔をおいて石材で形成された副の映像表示部41が立設されている。遺骨収納器2を収容する収容部42は、主の映像表示部41に設けられ、遺骨受入部43は台座に設けられている。また、祭壇4には、香炉7が備えられており、台座の上面には、この香炉7を加熱するための電気を供給する電極が設けられている。
なお、祭壇4は、図示の実施例の構成や材質に限定されるものではなく、待機映像及び参拝映像を投影できるものであればよい。また、映像表示部41は、一の石材で構成してもよく、本実施例のように複数の石材で構成してもよい。
納骨堂1には、保管庫3の規模に応じて複数の参拝ブース5を備えている。参拝ブース5には、祭壇4に待機映像及び参拝映像を投影する投影手段としてプロジェクタ6と、祭壇4の収容部42に収容された遺骨収納器2に対応した「○○家」などの表札を表示する表札表示部19と、を備えている。また、参拝ブース5には、香炉7の他、参拝時に使用する他の仏具又は神具などを備えていてもよい。
なお、遺骨受入部43は、全ての祭壇4に設ける必要はなく、納骨堂1において少なくとも一つの祭壇4に設けていればよい。搬送手段9は、保管庫3から遺骨収納器2を祭壇4の遺骨受入部43へ搬送し、骨壺20を収納した後、読経や焼香のために該遺骨収納器2を祭壇4の収容部42へ搬送する。搬送手段9は、納骨の儀が終わった後、該遺骨収納器2を祭壇4の収容部42から保管庫3へ搬送する。
[参拝システム]
図1に示す実施例において、参拝システム10は、遺骨収納器2に識別符号を付して管理する遺骨管理手段11と、識別符号に基づいて参拝の受付を行う受付手段12と、受付手段12で受け付けた識別符号に対応する遺骨収納器2を保管庫3から祭壇4へ搬送する搬送管理手段13と、識別符号と関連付けて参拝映像を記憶する映像記憶手段14と、祭壇4の映像表示部41に待機映像を表示する待機映像表示手段15と、祭壇4の映像表示部41に参拝映像を表示する参拝映像表示手段16と、祭壇4に設けたセンサ8からの信号に基づいて待機映像と参拝映像を切り替える映像切替手段17と、表札表示部19に表札を表示する表札表示手段18と、を有するコンピュータで構成されている。
遺骨管理手段11は、遺骨収納器2に識別符号を付与し、該遺骨収納器2に収納された遺骨の遺族に対して、該識別符号に対応したIDカード番号が書き込まれたIDカードを発行する。また、遺骨管理手段11は、予め識別符号が付され、その識別符号を記憶したICチップ又はバーコードが取り付けられた遺骨収納器2に対し、その識別符号に関連付けたIDカード番号を設定するように構成してもよい。
受付手段12は、例えば納骨堂1の入口に、IDカードからIDカード番号を読み取るための読取装置を備えてあり、該読取装置で読み取ったIDカード番号を受け取って参拝者の受付を行う。なお、IDカード番号は、IDカードなどの媒体の他、読取装置と通信可能な携帯端末に記憶してもよい。
受付手段12は、参拝者の受付を行うと、空きのある参拝ブース5又は最も早く空きが発生する見込みの参拝ブース5を検出し、受付を行った参拝者が参拝を行う参拝ブース5を決定する。
搬送管理手段13は、遺骨収納器2に付与された識別符号と、該遺骨収納器2が保管される保管庫3の所定位置とを関連付けて記憶する。搬送管理手段13は、受付手段12で受け付けたIDカード番号(識別符号)に対応する遺骨収納器2を保管庫3の所定位置から取り出し、受付手段12が決定した参拝ブース5の祭壇4の収容部42へ搬送する。また、搬送管理手段13は、遺骨収納器2に取り付けられたICチップ又はバーコードから識別符号を読み取る読取装置を備えていることが好ましい。搬送管理手段13は、参拝が終了すると、遺骨収納器2に付与された識別符号に基づいて、該遺骨収納器2を保管庫3の所定位置に搬送する。
表札表示手段18は、受付手段12が決定した参拝ブース5の表札表示部19に、搬送される遺骨収納器2に対応する表札を表示する。表札は、「○○家」など予め登録された内容が表示される。
映像記憶手段14は、所定の静止画又は/及び動画からなる待機映像と、搬送される遺骨収納器2に収納された一又は二以上の遺骨に対応する故人の情報又はメッセージを含む静止画又は/及び動画からなる参拝映像と、を記憶する。映像記憶手段14は、遺骨収納器2に付された識別符号と関連付けて参拝映像を記憶している。
本実施例において、映像記憶手段14は、図2に示すように、待機映像として、滝のように水が流れる映像を記憶している。映像記憶手段14は、映像と共に水の流れる音を記憶してもよい。また、映像記憶手段14は、複数の待機映像を記憶しておき、遺族が選択した待機映像と遺骨収納器2に付された識別符号とを関連付けて記憶してもよい。
映像記憶手段14は、遺骨収納器2毎に、その識別符号に関連付けた参拝映像として、故人の遺影や戒名、俗名、没年月日など故人に関わる情報及びメッセージを静止画や動画で記憶している。遺骨収納器2に複数の骨壺20を収納している場合には、複数の故人の情報を映像として順に表示したり、並列的に表示したりしてもよい。参拝映像には、故人が生前に遺族に向けて作成したメッセージ映像を含むこともでき、あらゆる静止画や動画を含んでいてもよい。
待機映像表示手段15は、予め定まった待機映像、又は搬送される遺骨収納器2の識別符号に関連付けて記憶された待機映像を、映像記憶手段14から読み出し、プロジェクタ6によって祭壇4の映像表示部41に投影する。
参拝映像表示手段15は、搬送される遺骨収納器2の識別符号に関連付けて記憶された参拝映像を、映像記憶手段14から読み出し、プロジェクタ6によって祭壇4の映像表示部41に投影する。
映像切替手段17は、祭壇4に設けられ、納骨堂1の参拝時に使用する仏具又は神具を検出するセンサ8からの信号に基づいて待機映像と参拝映像を切り替える。本実施例において、仏具又は神具は香炉7であり、センサ8は香炉7に電気を供給する電極に併設している。センサ8は、赤外線などによって香炉7の有無を検知するセンサや通電の有無を検出するセンサなど、いかなるセンサであってもよい。また、映像切替手段17は、センサ8に代えて、又はセンサ8に加えて、香炉7を所定位置に載置することによって作動するスイッチを備えていてもよい。また、映像切替手段17は、センサ8に代えて、又はセンサ8に加えて、参拝の開始又は/及び終了の信号を発するスイッチを祭壇4に備えていてもよい。
切替手段17は、センサ8が香炉7を検出し、待機映像を参拝映像に切り替える信号を受信すると、図3に示すように、待機映像が左右に分かれ、中央部から両端部に向かって徐々に待機映像を参拝映像に切り替える。また、切替手段17は、センサ8が香炉7の取り外しを検出し、参拝映像を待機映像に切り替える信号を受信すると、左右の両端部から待機映像が現れ、中央部に向かって徐々に参拝映像を待機映像に切り替える。
映像切替手段17は、参拝者が参拝ブース5に入室する際に、自然を演出する待機映像を祭壇に表示することができるから、納骨堂1の参拝時に使用する仏具又は神具を検出するセンサ8からの信号に基づいて待機映像と参拝映像を切り替えることが好ましいが、参拝者の入室を検出するセンサからの信号に基づいて待機映像と参拝映像を切り替えるように構成してもよい。
次に、図5を参照しながら、本発明の納骨堂1の参拝システム10による参拝の流れについて説明する。
(1)参拝者は、納骨堂1の入口でIDカードを読取装置にタッチして、参拝の受付を行う。受付手段12は、読取装置で読み取ったIDカード番号を受け取り、空きのある参拝ブース5又は最も早く空きが発生する見込みの参拝ブース5を検出し、受付を行った参拝者が参拝を行う参拝ブース5を決定する(ステップS1)。
(2)搬送管理手段13は、受付手段12で受け付けたIDカード番号(識別符号)に対応する遺骨収納器2を保管庫3の所定位置から取り出し、受付手段12が決定した参拝ブース5の祭壇4の収容部42へ搬送する(ステップS2)。なお、参拝ブース5の空きがない場合には、参拝ブース5に空きが発生したのちに遺骨収納器2の搬送を行う。
(3)表札表示手段18は、受付手段12が決定した参拝ブース5の表札表示部19に、搬送される遺骨収納器2に対応する表札(例えば、「○○家」)を表示する(ステップS3)。また、表札表示手段18は、祭壇4の収容部42へ遺骨収納器2の搬送が完了した後に、表札を表示して搬送の完了を通知するようにしてもよい。
(4)待機映像表示手段15は、滝のように水の流れる待機映像を祭壇4の映像表示部41に表示する(ステップS4)。その際に、映像に加えて水の流れる音や音楽を流してもよい。また、待機映像表示手段15は、表札表示手段18が表札表示部19に表札を表示するのと同じタイミングで、待機映像を表示させることが好ましい。
(5)センサ8は、赤外線などによって香炉7の有無を検知する(ステップS5)。待機中において、センサ8は、香炉7を検出すると、参拝映像に切り替える信号を参拝システム10に送信する。
(6)映像切替手段17は、センサ8から参拝映像に切り替える信号を受信すると、待機映像から参拝映像に切り替える(ステップS6)。具体的には、図3に示すように、滝のように水の流れる待機映像が左右に分かれ、中央部から両端部に向かって徐々に待機映像が参拝映像に切り替わる。一方、センサ8から参拝映像に切り替える信号を受信しない場合には、待機映像表示手段15が滝のように水の流れる待機映像を祭壇4の映像表示部41に表示し続ける。
(7)センサ8は、赤外線などによって香炉7の有無を検知する(ステップS7)。参拝中において、センサ8は、香炉7の取り外しを検出すると、待機映像に切り替える信号を参拝システム10に送信する。
(8)映像切替手段17は、センサ8から待機映像に切り替える信号を受信すると、参拝映像から待機映像に切り替える(ステップS8)。具体的には、図3に示すように、滝のように水の流れる待機映像が左右の両端部から現れ、中央部に向かって徐々に参拝映像が待機映像に切り替わる。一方、センサ8から待機映像に切り替える信号を受信しない場合には、参拝映像表示手段16が参拝映像の終了まで参拝映像を祭壇4の映像表示部41に表示し続ける。
また、映像切替手段17は、参拝の終了を知らせるスイッチを祭壇4に備え、参拝の終了時に参拝者がスイッチを押すことによって、待機映像に切り替える信号を参拝システム10に送信するようにしてあることが好ましい。また、搬送管理手段13は、映像切替手段17が参拝映像から待機映像に切り替えると、遺骨収納器2に付与された識別符号に基づいて、該遺骨収納器2を保管庫3の所定位置に搬送する。
1 納骨堂
2 遺骨収納器
3 保管庫
4 祭壇
5 参拝ブース
6 プロジェクタ
7 香炉
8 センサ
9 搬送手段
10 参拝システム
11 遺骨管理手段
12 受付手段
13 搬送管理手段
14 映像記憶手段
15 待機映像表示手段
16 参拝映像表示手段
17 映像切替手段
18 表札表示手段
20 骨壺

Claims (7)

  1. 一又は二以上の遺骨を収納する遺骨収納器と、複数の前記遺骨収納器を保管する保管庫と、前記保管庫から前記遺骨収納器が搬送される祭壇と、を有する納骨堂において、
    所定の静止画又は/及び動画からなる待機映像を前記祭壇に表示させる待機映像表示手段と、
    前記祭壇に搬送された前記遺骨収納器に収納された一又は二以上の遺骨に対応する故人の情報又はメッセージを含む静止画又は/及び動画からなる参拝映像を該祭壇に表示させる参拝映像表示手段と、
    該祭壇に設けたセンサ又はスイッチからの信号に基づいて前記待機映像と前記参拝映像を切り替える映像切替手段と、
    を備えた納骨堂の参拝システム。
  2. 前記映像切替手段が、前記納骨堂の参拝時に使用する仏具若しくは神具を検出するセンサ又は前記仏具若しくは前記神具を所定位置に載置することによって作動するスイッチを備える請求項1に記載の納骨堂の参拝システム。
  3. 前記映像切替手段が、香炉を検出するセンサ又は香炉を所定位置に載置することによって作動するスイッチを備える請求項2に記載の納骨堂の参拝システム。
  4. 前記切替手段は、前記参拝映像に切り替える前記信号を受信すると、前記待機映像が左右に分かれて中央部から両端部に向かって徐々に参拝映像に切り替え、前記待機映像に切り替える前記信号を受信すると、左右の両端部から中央部に向かって徐々に前記参拝映像が前記待機映像に切り替える請求項1乃至3の何れか一項に記載の納骨堂の参拝システム。
  5. 前記遺骨収納器に識別符号を付して管理する遺骨管理手段と、
    前記識別符号と関連付けて前記参拝映像を記憶する映像記憶手段と、
    を備えた請求項1乃至4の何れか一項に記載の納骨堂の参拝システム。
  6. 前記識別符号に基づいて参拝の受付を行う受付手段と、
    前記受付手段で受け付けた前記識別符号に対応する前記遺骨収納器を前記保管庫から前記祭壇へ搬送する搬送管理手段と、
    該遺骨収納器が搬送される前記祭壇を含む参拝ブースに、該遺骨収納器に対応する表札を表示する表札表示手段と、
    を備えた請求項5に記載の納骨堂の参拝システム。
  7. 前記祭壇に前記待機映像及び前記参拝映像を投影する投影手段と、
    石材で形成され、前記待機映像又は前記参拝映像が投影される映像表示部と、を備え、
    前記保管庫から搬送される前記遺骨収納器を前記映像表示部に配置する請求項1乃至6の何れか一項に記載の納骨堂の参拝システム。
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