JP2005106769A - 室内用誘導システムおよび室内用誘導方法 - Google Patents

室内用誘導システムおよび室内用誘導方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 室内において、誘導対象者を目的地まで適切に誘導することが可能な室内用誘導システムおよび室内用誘導方法を提供すること。
【解決手段】 携帯型情報記憶媒体100に記憶された行き先指定データと、制御装置300−1に記憶された経路データに基づき、制御装置300−1が壁面16、待合室17および天井18のそれぞれの照明390を制御して目的地に向かって光を点滅させ、誘導対象者800、810を目的地である部屋まで誘導する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、目的地まで誘導対象者を誘導する室内用誘導システムおよび室内用誘導方法に関する。
人を誘導する方法として、人を個別に誘導する手法と、人を団体で誘導する手法がある。
前者の手法としては、例えば、GPSを用いて車を目的地まで誘導するカーナビゲーションシステムが存在している。しかし、カーナビゲーションシステムは、2次元平面で用いることが目的とされているため、室内で階をまたいで人を誘導する手法としては不適切である。
また、後者の手法としては、例えば、案内板で表示する手法や、特許文献1に記載された音像を誘導路に沿って移動させる誘導システムが存在している。
この誘導システムは、誘導路に沿って間隔をあけて配置され、音波を発生する複数の音源装置と,これらの音源装置から発生する音波のタイミング、音量および周波数のうちの少なくともタイミングを制御する制御装置とから構成され、制御装置は、複数の音源装置から発生する音波が音像を形成し、この音像が誘導路に沿って移動するように音源装置の音波発生を制御するものである。
特開2000−285378号公報
しかし、特許文献1の手法は、人を個別に誘導する手法ではないため、例えば、ホテルで客を目的とする部屋まで誘導する手法としては不適切である。特に、同時に複数の来客があった場合、特許文献1の手法を用いてそれぞれの客を個別の部屋に誘導しようとすると、音像が重なってしまい、客を目的とする部屋に適切に誘導することができない。
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、その目的は、室内において、誘導対象者を目的地まで適切に誘導することが可能な室内用誘導システムおよび室内用誘導方法を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明に係る室内用誘導システムは、誘導対象者の有する携帯型情報記憶媒体と、発光手段を制御する制御装置とを含む室内用誘導システムであって、
前記携帯型情報記憶媒体は、
前記制御装置と通信する携帯側通信手段と、
前記誘導対象者の目的地を示す行き先指定データを記憶する携帯側記憶手段と、
を含み、
前記発光手段は、前記目的地までの経路に沿って配置される照明装置群および前記目的地までの経路に沿って画像を表示または投写する画像表示装置の少なくとも一方を含み、
前記制御装置は、
前記携帯型情報記憶媒体と通信する制御側通信手段と、
前記目的地までの一部または全部の経路を示す経路データを記憶する制御側記憶手段と、
前記目的地を判定する制御側判定手段と、
前記照明装置群および前記画像表示装置の少なくとも一方を制御する制御手段と、
を含み、
前記携帯側通信手段は、前記行き先指定データを前記制御装置へ向け送信し、
前記制御側通信手段は、当該行き先指定データを受信し、
前記制御手段は、当該行き先指定データと、前記経路データとに基づき、前記経路における照明が前記目的地に向かって点滅するように前記照明装置群を制御する処理および前記経路において表示される誘導用画像が前記目的地に向かって移動するように前記画像表示装置を制御する処理の少なくとも一方の処理を行うことを特徴とする。
また、本発明に係る室内用誘導方法は、誘導対象者の有する携帯型情報記憶媒体から行き先指定データを受信し、
当該行き先指定データに基づき、前記誘導対象者の目的地を判別し、
目的地までの全部または一部の経路における照明が前記目的地に向かって点滅するように照明装置群を制御する処理および前記経路において表示される誘導用画像が前記目的地に向かって移動するように画像表示装置を制御する処理の少なくとも一方の処理を行うことを特徴とする。
本発明によれば、室内用誘導システムは、誘導対象者の有する携帯型情報記憶媒体から行き先指定データを読み取って目的地を判別し、目的地に応じた経路における照明等を制御することにより、室内において、誘導対象者を目的地まで適切に誘導することができる。
また、前記誘導システムにおいて、複数の携帯型情報記憶媒体に応じて異なる誘導を行う場合、
前記携帯側記憶手段は、前記携帯型情報記憶媒体を識別するための識別用データを記憶し、
前記携帯側通信手段は、前記識別用データを前記制御装置へ向け送信し、
前記制御側通信手段は、当該識別用データを受信し、
前期制御手段は、当該識別用データに基づき、各携帯型情報記憶媒体に応じて異なる照明が行われるように前記照明装置を制御する処理および前記経路において異なる誘導用画像が表示されるように前記画像表示装置を制御する処理の少なくとも一方の処理を行ってもよい。
また、前記誘導方法において、複数の携帯型情報記憶媒体に応じて異なる誘導を行う場合、
前記携帯型情報記憶媒体から識別用データを受信し、
前記識別用データに基づき、各携帯型情報記憶媒体に応じて異なる照明が行われるように前記照明装置を制御する処理および前記経路において異なる誘導用画像が表示されるように前記画像表示装置を制御する処理の少なくとも一方の処理を行ってもよい。
これによれば、室内用誘導システムは、誘導対象者の有する携帯型情報記憶媒体から識別用データを読み取って携帯型情報記憶媒体を識別し、携帯型情報記憶媒体に応じて照明等を制御することにより、室内において、複数の誘導対象者を個別に目的地まで適切に誘導することができる。
以下、本発明を、ホテルで客を目的の部屋まで誘導する室内用誘導システムに適用した場合を例に採り、図面を参照しつつ説明する。なお、以下に示す実施形態は、特許請求の範囲に記載された発明の内容を何ら限定するものではない。また、以下の実施形態に示す構成の全てが、特許請求の範囲に記載された発明の解決手段として必須であるとは限らない。
以下、室内用誘導システムが、ホテルに来た1組の客(誘導対象者)を、目的地である高層階の部屋まで誘導する場合を例に採り説明する。
図1は、本実施形態の一例に係るホテル内に配置した室内用誘導システムの概略図である。また、図2は、誘導時のイメージを示す概略図である。
ここで、男性の誘導対象者800と女性の誘導対象者810は、人形の形をした携帯型情報記憶媒体100を所有しているものと仮定する。また、携帯型情報記憶媒体100には、誘導対象者800、810の氏名等の個人情報が記憶されている。
ホテルの入口ホール15に入った誘導対象者800、810は、入口ホール15に設置された案内装置200に携帯型情報記憶媒体100を置く。案内装置200は、空き部屋等を表示し、誘導対象者800が所望の部屋を選択した場合、当該部屋を示す行き先指定データを携帯型情報記憶媒体100に記憶する。
誘導対象者800、810が携帯型情報記憶媒体100を持って1階1を歩いて行くと、制御装置300−1は、経路データと、携帯型情報記憶媒体100の行き先指定データに基づき、部屋までの経路を示すように、発光手段の一種であり、かつ、照明装置群の一種である照明390を制御する。
具体的には、例えば、図2に示すように、壁面16、待合室17および天井18の照明を、目的とする部屋の方向に向かって光が流れるように点滅させる。
図3は、光の集合体を用いて誘導する場合の模式図である。また、図4は、キャラクターの誘導用画像を用いて誘導する場合の模式図である。また、図5は、矢印の誘導用画像を用いて誘導する場合の模式図である。
具体的には誘導方法としては、例えば、図3に示すように、光が流れるように照明390を点滅させて誘導する手法や、図4や図5に示すように、発光手段の一種であるプロジェクターや液晶ディスプレイ等を用いてキャラクターや矢印の誘導用画像を移動させて誘導する手法等を採用してもよい。
また、エレベーター11〜14のそれぞれには、制御装置400−1〜400−4が設けられている。エレベーター11〜14においても、制御装置400−1〜400−4が携帯型情報記憶媒体100から行き先指定データを読み取ることにより、エレベーター11〜14やエレベーター11〜14内の照明390を制御する。
例えば、目的とする部屋が32階2の部屋21である場合、制御装置300−3、300−4が、エレベーター11〜14のいずれかから出て廊下27を歩いている誘導対象者800、810が有する携帯型情報記憶媒体100から行き先指定データを読み取って部屋21までの照明390の点滅を制御する。
また、部屋21〜26には、それぞれ室内制御装置500−1〜500−6が設けられている。誘導対象者800、810が部屋21に入室した場合、室内制御装置500−1は、携帯型情報記憶媒体100から個人情報を読み取ることにより、誘導対象者800、810の好みの映像をディスプレイに表示したり、ゲームやカラオケを実行したりする。
また、誘導対象者800、810が帰宅する場合、部屋21から出口ホール19までの照明390を制御して出口ホール19まで誘導対象者800、810を誘導する。出口ホール19には販売装置900が設けられている。誘導対象者800、810は、販売装置900でホテルの記念品等を購入することができる。
このように、誘導システムは、目的とする部屋21までの照明390を制御して誘導対象者800、810を適切に部屋21まで誘導することができる。
次に、このような機能を実現するための携帯型情報記憶媒体100、案内装置200、制御装置300−1〜300−4、室内制御装置500−1〜500−6の機能ブロックについて説明する。
図6は、本実施形態の一例に係る携帯型情報記憶媒体100の機能ブロック図である。
携帯型情報記憶媒体100は、電波や赤外線を用いて案内装置200等と無線で通信する携帯側通信手段である通信部110と、携帯側記憶手段である記憶部120とを含んで構成されている。
また、記憶部120は、携帯型情報記憶媒体100を識別するための識別用データ122と、所有者の個人情報(住所、氏名、好きな食べ物、趣味、好きな映像、好きなゲーム等)を示す個人情報データ124と、目的地を示す行き先指定データ126と、宿泊履歴や選択履歴等を示す履歴データ128とを記憶している。
次に、案内装置200の機能ブロックについて説明する。
図7は、本実施形態の一例に係る案内装置200の機能ブロック図である。
案内装置200は、携帯型情報記憶媒体100と情報をやりとりする通信部210と、処理部220と、記憶部230と、部屋の案内画像等を表示する表示部240と、部屋の案内等を音声で出力する音声出力部250と、客の操作情報を入力する操作部260とを含んで構成されている。
また、処理部220は、表示部240用の画像情報や音声出力部250用の音声情報等を生成する情報生成部222と、操作部260からの情報と、記憶部230内のデータに基づいて空き部屋の検索等を行う判定部224と、記憶部230内のデータを更新する更新部226とを含んで構成されている。
また、記憶部230は、部屋の空き状況等を示す状況データ232と、各部屋の機能等を示す部屋データ234とを記憶している。
次に、制御装置300の機能ブロックについて説明する。
図8は、本実施形態の一例に係る制御装置300の機能ブロック図である。
制御装置300は、携帯型情報記憶媒体100と情報をやりとりする制御側通信手段である通信部310と、処理部320と、制御側記憶手段である記憶部330とを含んで構成されている。
処理部320は、照明390の点滅等を制御する制御部322と、携帯型情報記憶媒体100の行き先指定データ126に基づいて誘導経路等を判定する判定部324とを含んで構成されている。なお、制御部322および判定部324は制御手段として機能する。また、記憶部330は、各部屋までの経路を示す経路データ332を記憶している。
なお、制御装置400−1〜400−4も制御装置300と同様の機能を有している。次に、室内制御装置500の機能ブロックについて説明する。
図9は、本実施形態の一例に係る室内制御装置500の機能ブロック図である。
室内制御装置500は、携帯型情報記憶媒体100と情報をやりとりする通信部510と、処理部520と、記憶部530と、表示部540と、音声出力部550と、操作部560と、タイマー部570とを含んで構成されている。
処理部520は、表示部540用の画像情報や音声出力部550用の音声情報等を生成する情報生成部522と、携帯型情報記憶媒体100からの個人情報に基づいて情報生成部522にどのような情報を生成させるべきか等の判定を行う判定部524とを含んで構成されている。
また、記憶部530は、ゲームプログラム532と、カラオケデータ534と、部屋21等の照明等を制御するための制御用データ536とを記憶している。
なお、上述した各部のハードウェアとしては、例えば、通信部110、210、310、510としては、一般的な無線や赤外線の通信手段、処理部220、320、520としては、CPU等、記憶部120、230、330、530としてはRAM等、表示部240、540としては液晶ディスプレイ装置等、音声出力部250、550としてはスピーカー等、操作部260、560としてはタッチパネル等、タイマー部570としてはシステムタイマー等、照明390としては、複数の光ファイバーの集合体等を採用してもよい。
次に、上述した各部を用いた誘導処理の流れについて説明する。
図10は、本実施形態の一例に係る部屋の選択から部屋での演出までの処理の流れを示すフローチャートである。
誘導対象者800は、携帯型情報記憶媒体100を案内装置200の通信可能範囲内に置く。案内装置200の表示部240は宿泊予約かどうかを確認するメッセージ画像を表示し、音声出力部250はメッセージを出力する。誘導対象者800は、操作部260のタッチパネルを用いてツインの部屋の宿泊予約を示すボタンを選択する。
判定部224は、操作部260からの操作情報と、部屋の空き状況を示す状況データ232に基づき、ツインの部屋の空きがあるかどうかを判定する(ステップS1)。
部屋の空きがある場合、通信部210は、個人情報データ124と履歴データ128を参照し、判定部224は、個人情報データ124と履歴データ128に基づき、誘導対象者800に適した部屋を選択する(ステップS2)。具体的には、例えば、判定部224は、個人情報データ124に基づいて客の好み(例えば、カラオケ、ビリヤード、ゲーム等)に適合した部屋を選択したり、履歴データ128に基づいて海側の部屋を選択しているか街側の部屋を選択しているか、同じ部屋を選択しているか違う部屋を選択しているか等を判定して部屋を選択したりする。
案内装置200が提示した部屋でよいことを誘導対象者800が選択した場合、通信部210は、部屋データ234に基づき、行き先指定データ126を更新する(ステップS3)。これにより、行き先指定データ126には、例えば、目的地が部屋21であることや部屋の鍵情報等が書き込まれる。
誘導対象者800、810が入口ホール15を出た後、制御装置300の通信部310は、携帯型情報記憶媒体100からの電波を受信した場合、携帯型情報記憶媒体100から行き先指定データ126を受信し、判定部324は、行き先指定データ126に基づいて誘導対象者800、810がどの目的地に行こうとしているかを判定する。そして、制御部322は、目的地に応じて経路データ332を参照し、経路上にある照明390を部屋21に向かって光が点滅するように制御して誘導対象者800、810を誘導する(ステップS4)。
制御装置400−1〜400−4での制御も制御装置300と同様である。
このようにして誘導対象者800、810が部屋21の入口まで来た場合、室内制御装置500−1の通信部510は、携帯型情報記憶媒体100の行き先指定データ126を参照して入室可能かどうかを判定する(ステップS5)。行き先指定データ126に入室可能な鍵情報が記憶されていれば、部屋21の鍵を開ける。
そして、誘導対象者800、810が部屋21に入室した場合、室内制御装置500−1は、個人情報データ124と履歴データ128に基づき、種々の演出を行う(ステップS6)。
具体的には、例えば、判定部524が、個人情報データ124に基づいて誘導対象者800の趣味がゲームであると判定した場合、情報生成部522はゲームプログラム532に基づきゲーム情報を生成し、表示部540は当該ゲーム情報に基づきゲーム画像を表示し、音声出力部550は当該ゲーム情報に基づきゲーム音を出力する。これにより、誘導対象者800、810は占いゲーム等を楽しむことができる。
また、例えば、判定部524が、履歴データ128に基づいて誘導対象者810があるアーティストの曲をカラオケで歌うことが多いと判定した場合、情報生成部522はカラオケデータ534に基づき当該アーティストのカラオケ用情報を生成し、表示部540は当該カラオケ用情報に基づきカラオケ画像を表示し、音声出力部550は当該カラオケ用情報に基づきカラオケの音を出力する。これにより、誘導対象者800、810はカラオケを楽しむことができる。
また、判定部524は、誘導対象者800、810の選択を判定し、情報生成部522は、当該選択を示す選択情報を生成し、通信部510は当該選択情報を携帯型情報記憶媒体100に送信する。通信部110は、当該選択情報に基づき、履歴データ128を更新する。これにより、履歴データ128は最新の履歴に更新される。なお、ゲーム成績等をホテル内のゲーム装置やホテル外のゲーム装置でのゲームに反映させるために、履歴データ128にゲーム成績等を記憶してもよい。
そして、判定部524は、タイマー部570のタイマー値に基づき、現在日時がチェックアウト期限日時に近づいた場合、音声出力部550にチェックアウトすべきであることを示す音声を出力させる。
チェックアウト時、部屋21から出口ホール19までの経路においても、制御装置300−3等は、照明390を制御して誘導対象者800、810を出口ホール19まで誘導する。この場合、情報生成部522は、行き先指定データ126の目的地を出口ホール19に更新するための更新用情報を生成し、通信部110は、当該更新用情報に基づき、行き先指定データ126の目的地を出口ホール19に更新する。
販売装置900は、携帯型情報記憶媒体100の行き先指定データ126をクリアし、ホテルの滞在料金の受付やグッズ(例えば、アクセサリー、マグカップ、ウェア、ボードゲーム等)の販売を行う。
以上のように、本実施形態によれば、室内用誘導システムは、行き先指定データ126に基づいて誘導対象者の目的地を判別することができるため、目的地までの経路にある照明390の点滅を制御することにより、誘導対象者を目的地まで適切に誘導することができる。
また、本実施の形態によれば、室内用誘導システムは、客を光で誘導することにより、ホテルの他の客に騒音等による迷惑をかけることなく、無人で客を誘導することができる。また、客にとっても、光で誘導されることにより、非日常空間で自分だけの世界に浸れ、部屋に到着するまでの気分を盛り上げることができる。このように、室内用誘導システムをホテルに適用することにより、エンターテインメントホテルを実現することができる。
また、ホテルの運営者にとっても、部屋までの経路や部屋での演出を行うことにより、客の気分を高揚させ、販売装置900でのグッズ販売量の増加を図ることができる。また、このような光の演出を行うことにより、客が再びこのホテルに来客する確率を高めることができる。さらに、履歴データ128に客が利用した部屋の情報を記憶し、案内装置200等が、客が利用していない部屋を客に提示することにより、客が未利用の部屋を選択する際の利便性を図ることができる。
(変形例)
以上、本発明を適用した好適な実施例について説明してきたが、本発明の適用は上述した実施例に限定されず、種々の変形が可能である。
例えば、上述した実施例では、室内用誘導システムは、発光手段として照明390を用いて誘導対象者を誘導したが、例えば、図4や図5に示すように、発光手段として、経路に沿って誘導用画像を表示する画像表示装置や誘導用画像を投写する画像表示装置を用い、画像表示装置を制御して誘導対象者を誘導してもよい。もちろん、照明390と画像表示装置を同時に用いてもよい。
また、例えば、室内用誘導システムは、識別用データ122に基づいて複数の携帯型情報記憶媒体100を個別に識別することが可能である。例えば、通信部110が識別用データ122を制御装置300へ向け送信し、通信部310が識別用データ122を受信し、判定部324が識別用データ122に基づいて複数の携帯型情報記憶媒体100を識別し、制御部322が携帯型情報記憶媒体100に応じて異なる制御を行ってもよい。
これにより、複数の誘導対象者を個別の目的地に誘導する場合、制御装置300は、識別用データ122に基づき、携帯型情報記憶媒体100に応じて照明390の点滅間隔を変更したり、照明390の色を変更したり、誘導用画像を変更したりすることにより、複数の誘導対象者を個別の目的地に誘導することも可能である。
また、携帯型情報記憶媒体100にボタン等の操作手段を設け、通信部110が客の操作に応じて異なる識別用データ122を送信し、通信部310が識別用データ122を受信し、制御部322が識別用データ122に応じて異なる制御(例えば、照明390の色、点滅間隔、誘導用画像等の変更)を行ってもよい。
これによれば、制御装置300は、客の好みに応じて演出を変えることができるため、客の満足度を高めることができる。
また、例えば、誘導対象者が行き先を変更する場合(例えば、途中でトイレに行く場合等)、制御装置300の制御部322は、携帯型情報記憶媒体100の識別用データ122と、行き先指定データ126の元の目的地を関連付けて記憶部330に記憶し、行き先指定データ126を新たな目的地に更新する。
そして、制御部322は、新たな目的地までの経路における照明390の点滅を制御する。
そして、判定部324が、記憶部120の識別用データ122と、記憶部330の識別用データ122に基づき、誘導対象者が制御装置300の場所まで戻ってきたことを検出した場合、制御部322は、携帯型情報記憶媒体100の行き先指定データ126を元の目的地に更新する。
このような処理を行うことにより、室内用誘導システムは、目的地の変更に対応することができる。
また、例えば、上述した実施例では、携帯型情報記憶媒体100は人形の形に形成された専用装置であったが、例えば、携帯電話、PDA等を携帯型情報記憶媒体100として採用してもよい。
さらに、上述した実施例では、室内用誘導システムを、ホテルに適用したが、マンション、オフィスビル、飲食店等での客を誘導する場合等に適用してもよい。
本実施形態の一例に係るホテル内に配置した室内用誘導システムの概略図である。 誘導時のイメージを示す概略図である。 光の集合体を用いて誘導する場合の模式図である。 キャラクターの誘導用画像を用いて誘導する場合の模式図である。 矢印の誘導用画像を用いて誘導する場合の模式図である。 本実施形態の一例に係る携帯型情報記憶媒体の機能ブロック図である。 本実施形態の一例に係る案内装置の機能ブロック図である。 本実施形態の一例に係る制御装置の機能ブロック図である。 本実施形態の一例に係る室内制御装置の機能ブロック図である。 本実施形態の一例に係る部屋の選択から部屋での演出までの処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
100 携帯型情報記憶媒体
110 通信部(携帯側通信手段)
120 記憶部(携帯側記憶手段)
200 案内装置
300 制御装置
310 通信部(制御側通信手段)
330 記憶部(制御側記憶手段)
322 制御部(制御手段)
324 判定部(制御手段)
390 照明(照明装置群)
500 室内制御装置

Claims (4)

  1. 誘導対象者の有する携帯型情報記憶媒体と、発光手段を制御する制御装置とを含む室内用誘導システムであって、
    前記携帯型情報記憶媒体は、
    前記制御装置と通信する携帯側通信手段と、
    前記誘導対象者の目的地を示す行き先指定データを記憶する携帯側記憶手段と、
    を含み、
    前記発光手段は、前記目的地までの経路に沿って配置される照明装置群および前記目的地までの経路に沿って画像を表示または投写する画像表示装置の少なくとも一方を含み、
    前記制御装置は、
    前記携帯型情報記憶媒体と通信する制御側通信手段と、
    前記目的地までの一部または全部の経路を示す経路データを記憶する制御側記憶手段と、
    前記照明装置群および前記画像表示装置の少なくとも一方を制御する制御手段と、
    を含み、
    前記携帯側通信手段は、前記行き先指定データを前記制御装置へ向け送信し、
    前記制御側通信手段は、当該行き先指定データを受信し、
    前記制御手段は、当該行き先指定データと、前記経路データとに基づき、前記経路における照明が前記目的地に向かって点滅するように前記照明装置群を制御する処理および前記経路において表示される誘導用画像が前記目的地に向かって移動するように前記画像表示装置を制御する処理の少なくとも一方の処理を行うことを特徴とする室内用誘導システム。
  2. 請求項1において、
    複数の携帯型情報記憶媒体に応じて異なる誘導を行う場合、
    前記携帯側記憶手段は、前記携帯型情報記憶媒体を識別するための識別用データを記憶し、
    前記携帯側通信手段は、前記識別用データを前記制御装置へ向け送信し、
    前記制御側通信手段は、当該識別用データを受信し、
    前期制御手段は、当該識別用データに基づき、各携帯型情報記憶媒体に応じて異なる照明が行われるように前記照明装置を制御する処理および前記経路において異なる誘導用画像が表示されるように前記画像表示装置を制御する処理の少なくとも一方の処理を行うことを特徴とする室内用誘導システム。
  3. 誘導対象者の有する携帯型情報記憶媒体から行き先指定データを受信し、
    当該行き先指定データに基づき、前記誘導対象者の目的地を判別し、
    目的地までの全部または一部の経路における照明が前記目的地に向かって点滅するように照明装置群を制御する処理および前記経路において表示される誘導用画像が前記目的地に向かって移動するように画像表示装置を制御する処理の少なくとも一方の処理を行うことを特徴とする室内用誘導方法。
  4. 請求項3において、
    複数の携帯型情報記憶媒体に応じて異なる誘導を行う場合、
    前記携帯型情報記憶媒体から識別用データを受信し、
    前記識別用データに基づき、各携帯型情報記憶媒体に応じて異なる照明が行われるように前記照明装置を制御する処理および前記経路において異なる誘導用画像が表示されるように前記画像表示装置を制御する処理の少なくとも一方の処理を行うことを特徴とする室内用誘導方法。
JP2003344215A 2003-10-02 2003-10-02 室内用誘導システムおよび室内用誘導方法 Withdrawn JP2005106769A (ja)

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