JP6657309B2 - サイネージシステム及び乗客コンベア - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、サイネージシステム及び乗客コンベアに関する。
商業ビルや商業施設などに設置されるエスカレータなどの乗客コンベアでは、目的地へ向かって歩行する人が立ち止った状態になる。そのため、乗客コンベアの近くに位置する壁面や天井には、ポスターや広告などがよく設置される。また、近年では、乗客コンベアで移動する人の目に触れる位置に、サイネージディスプレイなどが設置される。
しかしながら、商業施設等に設置された乗客コンベアには、子供から大人までの種々の年代層の乗客や、女性又は男性など種々の属性の乗客が搭乗する。このため、サイネージディスプレイに画像や動画を上映して広告を行ったときに、乗客コンベアに複数の乗客が搭乗していると、乗客に提供される情報の内容が一部の乗客と無関係なものになってしまうことがある。
また、乗客コンベアに乗り込むタイミングによっては、一部の乗客がサイネージディスプレイに表示される映像を最初から見ることができなかったり、視聴を開始した映像の途中で乗客コンベアから降りることになってしまうことがある。このような場合には、各乗客に対して効果的に情報の提供を行うことができない。
特開2016−175750号公報
本発明は上述の事情によりなされたもので、乗客コンベアの利用者それぞれに、効果的に情報の提供を行うことを課題とする。
上記課題を解決するため、本実施形態に係るサイネージシステムは、出発地と目的地との間に懸架される乗客コンベアに用いられるサイネージシステムであって、出発地から乗客コンベアの踏み段に乗り込む利用者を検知する検知手段と、乗客コンベアに沿って配列される複数の表示手段と、表示手段に表示される複数のコンテンツを記憶する記憶手段と、検知手段の検知結果に基づいて、記憶手段からコンテンツを選択する選択手段と、選択手段によって選択されたコンテンツを、乗客コンベアでの利用者の移動速度に応じたタイミングで、複数の表示手段に順次出力する出力手段と、を備え、出力手段は、出発地に設けられる乗降板上の位置と、表示手段の中心位置から、踏み段の進行方向へオフセットした基準位置との距離を、踏み段の異動速度で除すことにより待機時間を演算し、最初にコンテンツを出力してから、待機時間が経過したときに、次にコンテンツを出力する表示手段を選択する。
本実施形態に係る乗客コンベアとしてのエスカレータを示す図である。 エスカレータの制御系を示すブロック図である。 主制御装置のブロック図である。 サイネージ制御装置のブロック図である。 コンテンツデータベースを模式的に示す図である。 コンテンツの上映処理を示すフローチャートである。 コンテンツの上映処理を説明するための図である。 エスカレータの変形例を示す図である。 エスカレータの変形例を示す図である。
以下、本実施形態を、図面を用いて説明する。説明には、適宜、相互に直交するX軸、Y軸、Z軸からなるXYZ座標系を用いる。
図1は、本実施形態に係る乗客コンベアとしてのエスカレータ10を示す図である。エスカレータ10は、フロアF1とフロアF2に跨って架設され、例えばフロアF1からフロアF2へ利用者15を搬送する。
エスカレータ10は、トラス11、トラス11の内部に配置された一対のスプロケット21,22、スプロケット21,22に巻回された移動チェーン23、移動チェーンに連結された複数の踏み段25、スプロケット21を駆動する駆動装置30、トラス11に沿って設けられるケーシング12、ケーシング12に設けられるガイド13、ガイド13に沿って移動する手摺ベルト14、フロアF1からエスカレータ10に乗り込む利用者15を撮像するカメラ40、エスカレータ10に沿って配置される5つの表示装置81〜85を備えている。
トラス11は、フロアF1とフロアF2わたって設けられている。トラス11の側面及び下面は、鋼板によってカバーされている。また、トラス11の両端部上面にはそれぞれ乗降板11a,11bが固定されている。
スプロケット21,22は、トラス11内部のX軸方向両端に配置されている。スプロケット21,22は、それぞれY軸に平行な軸P1,P2を中心に回転可能に支持されている。
駆動装置30は、スプロケット21を駆動するための装置である。駆動装置30は、スプロケット21の近傍に配置されている。駆動装置30は、駆動チェーン33によってスプロケット21と連結されている。
スプロケット21,22には、移動チェーン23が懸架されている。駆動チェーン33には、複数の踏み段25が連結されている。スプロケット21が、駆動装置30によって駆動されると、移動チェーン23がスプロケット21,22を周回する。これにより、移動チェーン23の上方に位置する踏み段25が、トラス11の上方から露出した状態で、フロアF1とフロアF2の間を移動する。
スプロケット21は、不図示のチェーンやスプロケットなどを介して、ガイド13に移動可能に支持される手摺ベルト14に連結されている。このため、駆動装置30によってスプロケット21が駆動されると、踏み段25がフロアF1,F2の間を移動するとともに、手摺ベルト14もガイド13を周回する。手摺ベルト14は、上半分がケーシング12から露出した状態になっている。ケーシング12から露出した手摺ベルト14は、踏み段25と同期してフロアF1とフロアF2の間を移動する。
カメラ40は、フロアF2の天井C1に固定されている。カメラ40は、視野内にフロアF1に位置する乗降板11aとその近傍が位置するように、取り付け位置及び姿勢が調整されている。カメラ40は、フロアF1から乗降板11aを介して踏み段25へ乗り込む利用者15を撮像し、撮像結果としての画像データを出力する。
表示装置81〜85は、例えば液晶ディスプレイとスピーカなどを備えているサイネージディスプレイである。表示装置81〜85は、例えばエスカレータ10が設置される建物の壁面に、踏み段25及び手摺ベルト14に沿って配置される。
図2は、エスカレータ10の制御系100を示すブロック図である。制御系100は、主制御装置50、駆動ユニット60、サイネージ制御装置70から構成される。
図3は、主制御装置50のブロック図である。主制御装置50は、CPU(Central Processing Unit)51、主記憶部52、補助記憶部53、操作パネル54、インタフェース部55、及び上記各部を接続するバス56を有するコンピュータである。
CPU51は、補助記憶部53に記憶されているプログラムに従って、上記各部を制御する。
主記憶部52は、RAM(Random Access Memory)等を有している。主記憶部52は、CPU51の作業領域として用いられる。
補助記憶部53は、ROM(Read Only Memory)、半導体メモリ等の不揮発性メモリを有している。補助記憶部53は、CPU51が実行するプログラム、及び各種パラメータなどを記憶している。また、補助記憶部53は、CPU51の処理結果などを記憶する。
操作パネル54は、例えば、押しボタンやGUI(Graphical User Interface)を備えている。エスカレータ10の管理者や作業者は、操作パネル54を介して、CPU51に各種指令を入力することができる。
インタフェース部55は、シリアルインタフェース、パラレルインタフェース、無線LANインタフェースなどを有している。カメラ40、駆動ユニット60、及びサイネージ制御装置70は、インタフェース部55を介して、CPU51に接続される。
図2に戻り、駆動ユニット60は、駆動装置30に電力を供給するための電源や、インバータなどを備えている。駆動ユニット60は、主制御装置50からの指示に基づいて、駆動装置30を駆動する。
図4は、サイネージ制御装置70のブロック図である。サイネージ制御装置70は、主制御装置50と同様に、CPU71、主記憶部72、補助記憶部73、操作パネル74、インタフェース部75、及び上記各部を接続するバス77を有するコンピュータである。また、サイネージ制御装置70は、バス77に接続されるセレクタ76を備えている。
CPU71は、補助記憶部73に記憶されているプログラムに従って、上記各部を制御する。
主記憶部72は、RAM(Random Access Memory)等を有している。主記憶部72は、CPU71の作業領域として用いられる。
補助記憶部73は、ROM(Read Only Memory)、半導体メモリ等の不揮発性メモリを有している。補助記憶部73は、CPU71が実行するプログラム、各種パラメータ、及び表示装置81〜85によって上映される複数のコンテンツなどを記憶している。
図5は、補助記憶部73に記憶されるコンテンツデータベースを模式的に示す図である。図5に示されるように、コンテンツそれぞれは、コンテンツの視聴対象者を示す情報としての対象属性と関連付けられた状態で、補助記憶部73に記憶される。対象属性は、視聴対象者の年齢と性別から規定される。コンテンツは、例えば動画と音声からなる映像情報であり、再生時間は、利用者15がエスカレータ10に搭乗してから、降りるまでの時間と等しい。
図5に示されるように、コンテンツ1の対象属性は、年齢が20以上であって、性別が女性である。この場合には、当該コンテンツ1の視聴対象者が、20歳以上の女性であることを示す。同様に、コンテンツ2では、視聴対象者が7歳から12歳の男性であり、コンテンツ3では、視聴対象者が20歳以上の男性である。
操作パネル74は、例えば、押しボタンやGUI(Graphical User Interface)を備えている。エスカレータ10の管理者や作業者は、操作パネル74を介して、CPU71に各種指令を入力することができる。
インタフェース部75は、シリアルインタフェース、パラレルインタフェース、無線LANインタフェースなどを有している。主制御装置50は、インタフェース部75を介して、CPU71に接続される。
セレクタ76には、表示装置81〜85が接続されている。セレクタ76は、CPU71の指示に基づいて、コンテンツを表示する表示装置81〜85を選択する。CPU71によってコンテンツが実行されると、実行結果としての映像が、選択された表示装置81に出力される。
次に上述のように構成されるエスカレータ10の動作について説明する。エスカレータ10では、主制御装置50を構成するCPU51が、駆動ユニット60を介して駆動装置30を駆動する。これによって、スプロケット21,22に懸架された移動チェーン23が、所定の速度でスプロケット21,22を周回し、踏み段25がフロアF1,F2の間を移動する。これにより、利用者15がエスカレータを利用することが可能となる。また、CPU51は、カメラ40から出力される画像データに基づいて、エスカレータ10の利用者が少ないと判断したときなどには、駆動ユニット60を介して駆動装置30を制御することにより、移動する踏み段25を減速したり、停止させる。また、主制御装置50は、カメラ40から出力される画像データを逐次サイネージ制御装置70へ出力する。
サイネージ制御装置70を構成するCPU71は、乗降板11aに位置する利用者15を示す画像の画像データが、カメラ40から主制御装置50を介して出力されると、当該画像データに基づいて、コンテンツを選択する。そして、選択したコンテンツの実行結果を表示装置81〜85へ出力してコンテンツの上映を行う。以下、CPU71によるコンテンツの上映処理について、図6のフローチャートを用いて説明する。
CPU71は、画像データを受信すると、当該画像データに示される画像に写る利用者15の顔認識を行う。そして、認識した利用者15の顔の画像から、利用者の属性を特定する(ステップS101)。利用者15の顔の認識や属性の特定は、顔画像から抽出した特徴量を用いる手法や、テンプレートを用いて演算される相関値を用いる手法など、公知の技術を用いて行うことができる。
CPU71は、利用者15の属性を特定したら、図5に示されるコンテンツデータベースから、特定した属性をインデックスとしてコンテンツを選択する(ステップS102)。例えば、CPU71は、利用者15の属性が、年齢が20〜30歳で、性別が女性であると判断した場合には、図5に示されるコンテンツから、年齢が20歳以上で、女性を対象とするコンテンツ1とコンテンツ4とを、まず選択する。そして、選択したコンテンツが複数ある場合には、CPU71は、選択した複数のコンテンツからランダムにいずれかのコンテンツを選択するか、或いは、再生回数の少ないコンテンツを優先的に選択する。
このときには、図7に示されるように、利用者15は、乗降板11aの上方に位置していると考えらえる。そのため、CPU71は、セレクタ76を介して、乗降板11aに最も近いところに位置する表示装置81を選択する(ステップS103)。
次に、CPU71は、選択したコンテンツを実行する(ステップS104)。これにより、コンテンツの実行結果としての再生データが、選択された表示装置81に出力され、表示装置81のディスプレイにコンテンツに基づく映像が表示されるとともに、スピーカから音声が出力される。
CPU71は、表示装置81を選択した後は、乗降板11aの上面中央と、表示装置81の中心COから踏み段25の進行方向に沿って距離dだけ−X側へオフセットした基準位置Pまでの距離D1を、踏み段25の移動速度V1で除して待機時間t1を演算する(ステップS105)。なお、踏み段25の移動速度V1は、利用者15の移動速度と等価である。また、移動速度V1に関する情報は、例えば主制御装置50から取得する。
CPU71は、待機時間t1が経過すると(ステップS106:Yes)。セレクタ76を介して、表示装置82を選択する(ステップS107)。これにより、再生画像データが表示装置82に出力され、表示装置81による映像の上映が停止し、表示装置82による映像の上映が開始される。
以降、CPU71は、コンテンツの上映が継続している間は(ステップS108:No)、隣接する表示装置の相互間の距離D2〜D4を、踏み段25の移動速度V1で除して得られる時間t2〜t4の待機と(ステップS106)、時間t2〜t4が経過するごとに表示装置82〜85の選択(ステップS107)を交互に繰り返す。これによって、利用者15の移動に同期して、表示装置82〜85が選択される。
CPU71は、コンテンツの上映が終了すると(ステップS108:Yes)、上映処理を終了する。コンテンツの上映時間は、距離D1〜D5の和を、踏み段の移動速度V1で除した時間以下になっている。このため、上記フローチャートに示される上映動作が実行されることで、利用者15がエスカレータ10に搭乗したときにコンテンツの上映が始まり、利用者がエスカレータ10から降りるときにコンテンツの上映が終了する。
なお、上記上映動作は、エスカレータ10に利用者15が搭乗するごとに、実施される。そのため、CPU71は、複数の利用者15に対して、上述した上映処理を同時に行うこともある。
以上説明したように、本実施形態に係るエスカレータ10では、コンテンツを上映するための表示装置81〜85が、踏み段25の移動方向に沿って配置されている。そして、利用者15が、エスカレータ10に搭乗するタイミングで、利用者15の属性に応じたコンテンツが選択され上映される。したがって、利用者15に対して、当該利用者15の属性に応じたコンテンツの上映を開始することができる。
また、踏み段25とともに移動する利用者15の移動速度に応じたタイミングで、当該踏み段25の前方にあり、かつ最も近くにある表示装置が、コンテンツを上映する表示装置として順次選択される。このため、利用者15は、エスカレータ10に搭乗したタイミングでコンテンツの視聴を開始し、エスカレータ10を降りるまでに、利用者15の最も近い位置に設置された表示装置を介して、コンテンツを視聴することができる。したがって、利用者15に効果的に情報の提供を行うことが可能となる。
本実施形態では、コンテンツの上映時間が、利用者15がエスカレータ10に搭乗している時間と等しい。このため、利用者15は、エスカレータ10の一度の利用で、コンテンツを最初から最後まで視聴することができる。したがって、利用者15に効果的に情報の提供を行うことができる。
上記実施形態では、カメラ40、サイネージ制御装置70、及び表示装置81〜85によって、サイネージシステムが構成される。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態によって限定されるものではない。例えば、上記実施形態では、踏み段25とともに移動する利用者15が、表示装置81〜85の間を移動する時間を考慮して、コンテンツを上映する表示装置81〜85を選択することとした。これに限らず、例えば、図8に示されるように、表示装置81〜85の近傍に位置する利用者15をそれぞれ検知するセンサ90を設け、センサ90によって利用者15が検知されたときに、当該センサ90の近傍の表示装置81〜85を用いて、コンテンツの上映を行うこととしてもよい。
また、表示装置81〜85を選択するタイミングを、踏み段25の移動速度に応じて演算するのではなく、踏み段25の移動速度と、表示装置81〜85を選択するタイミングとの関係を示すテーブルを準備しておき、当該テーブルに準じて、コンテンツの上映を行う表示装置81〜85を選択することとしてもよい。
上記実施形態では、エスカレータ10が、5つの表示装置81〜85を備えていることとした。これに限らず、エスカレータ10は、6つ以上の表示装置を備えていてもよい。
また、図9に示されるように、エスカレータ10は、長手方向を踏み段の移動方向に沿った方向とする長方形の表示装置88を備えていてもよい。この場合には、サイネージ制御装置70のCPU71は、表示装置88にコンテンツの映像を表示するフレーム88aを規定し、このフレーム88aを、表示装置88の長手方向に沿って、踏み段25の移動速度と同じ速度で移動する。これにより、フレーム88aは、エスカレータ10の踏み段25とともに移動する利用者15に対する相対位置が変わることなく、表示装置88に表示される。したがって、利用者15に効果的に情報の提供を行うことができる。
上記実施形態では、表示装置81〜85等にコンテンツを表示することとした。これに限らず、表示装置81〜85に、エスカレータ10の搭乗に際する注意事項等を示す映像やテキストを表示したり、音声を出力することとしてもよい。注意事項を示す映像や音声等は、利用者15の属性に応じて、最適なものを選択することが考えられる。
上記実施形態では、乗客コンベアの一例としてのエスカレータ10について説明した。これに限らず、乗客コンベアは移動歩道などの搬送装置であってもよい。
上記実施形態では、サイネージ制御装置70のCPU71とセレクタ76で、出力手段が構成される。しかしながら、CPU71とセレクタ76からなる出力手段ではなくて、CPU71とセレクタ76の機能を実現するハードウエアで、出力手段を構成することとしてもよい。
以上、本実施形態及び変形例に係るエスカレータでは、利用者に効果的に情報の提供を行うことが可能となる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施しうるものであり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10 エスカレータ
11 トラス
11a,11b 乗降板
12 ケーシング
13 ガイド
14 手摺ベルト
15 利用者
21,22 スプロケット
23 移動チェーン
25 踏み段
30 駆動装置
33 駆動チェーン
40 カメラ
50 主制御装置
51,71 CPU
52,72 主記憶部
53,73 補助記憶部
54,74 操作パネル
55,75 インタフェース部
56,77 バス
60 駆動ユニット
70 サイネージ制御装置
76 セレクタ
81〜85,88 表示装置
88a フレーム
90 センサ
100 制御系
CO 中心
F1,F2 フロア
P 基準位置
P1,P2 軸

Claims (7)

  1. 出発地と目的地との間に懸架される乗客コンベアに用いられるサイネージシステムであって、
    前記出発地から前記乗客コンベアの踏み段に乗り込む利用者を検知する検知手段と、
    前記乗客コンベアに沿って配列される複数の表示手段と、
    前記表示手段に表示される複数のコンテンツを記憶する記憶手段と、
    前記検知手段の検知結果に基づいて、前記記憶手段から前記コンテンツを選択する選択手段と、
    前記選択手段によって選択された前記コンテンツを、前記乗客コンベアでの前記利用者の移動速度に応じたタイミングで、複数の前記表示手段に順次出力する出力手段と、
    を備え
    前記出力手段は、前記出発地に設けられる乗降板上の位置と、前記表示手段の中心位置から、前記踏み段の進行方向へオフセットした基準位置との距離を、前記踏み段の異動速度で除すことにより待機時間を演算し、最初に前記コンテンツを出力してから、前記待機時間が経過したときに、次に前記コンテンツを出力する前記表示手段を選択するサイネージシステム。
  2. 前記検知手段は、前記出発地から前記乗客コンベアに乗り込む前記利用者を撮像し、撮像結果としての画像データを出力する撮像手段を有する請求項1に記載のサイネージシステム。
  3. 前記記憶手段は、前記コンテンツを、前記コンテンツの視聴対象者を示す属性と関連付けて記憶し、
    前記選択手段は、前記撮像手段から出力される前記画像データに基づいて、前記利用者の属性を特定し、特定した属性に応じて前記コンテンツを選択する請求項2に記載のサイネージシステム。
  4. 前記コンテンツの再生所要時間は、前記乗客コンベアへの前記利用者の搭乗時間と等しい請求項1乃至3のいずれか一項に記載のサイネージシステム。
  5. 前記出力手段は、前記利用者の移動速度で、前記表示手段相互間の距離を除して得られる時間ごとに、前記コンテンツを出力する前記表示手段を選択する請求項1乃至4のいずれか一項に記載のサイネージシステム。
  6. 前記表示手段それぞれに近接する前記利用者を検知するセンサを備え、
    前記出力手段は、前記センサの検知結果に基づいて、前記コンテンツを出力する前記表示手段を選択する請求項1乃至4のいずれか一項に記載のサイネージシステム。
  7. 一対のスプロケットによって出発階と目的階との間に懸架され、相互に連結された複数の踏み段と、
    前記踏み段を駆動する駆動装置と、
    請求項1乃至6のいずれか一項に記載のサイネージシステムと、
    を備える乗客コンベア。
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