JP2022028444A - 乗客コンベアの情報提示装置及び乗客コンベアの制御装置 - Google Patents

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和也 弓削
Kazuya Yuge
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【課題】より確実に乗客コンベア上での歩行、走行等を抑制する。【解決手段】実施形態の乗客コンベアの情報提示装置は、乗客コンベアの乗客の状態を撮像する撮像装置121と、乗客コンベアの内側部に設けられた一又は複数の表示装置と、撮像装置121の撮像画像に対応する乗客の状態に基づいて、乗客の移動を抑制するための情報を表示装置に表示する表示制御部と、を備える。【選択図】図3

Description

本発明の実施形態は、乗客コンベアの情報提示装置及び乗客コンベアの制御装置に関する。
従来、乗客コンベアでは、複数の踏段が踏段チェーンで無端状に連結されている。そして、スプロケット、駆動チェーン及び減速機を介して連結されたモータの駆動によって、踏段チェーンが駆動され、踏段が周回(循環)移動される。また、移動手すりは手すりベルト駆動チェーンによって駆動される。
ところで、乗客コンベアにおいては、踏段に乗客が乗った状態で乗客を搬送することを前提としているが、急いでいる場合には、乗客コンベア上で歩いたり、走ってしまったりする乗客も存在する。
このため、音や、アナウンスによる注意喚起や、踏段や手すりベルトに歩行抑制バー(ストッパ)を設けるなどにより歩行や走行を抑止していた。
特開2017-171467号公報 特開2017-202910号公報
しかしながら、アナウンスは、周囲の状況によっては聞こえない場合もあり、歩行抑制バー等の物理的な手段を用いた抑止は、乗客がぶつかる等の虞があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、より確実に乗客コンベア上での歩行、走行等を抑制することが可能な乗客コンベアの情報提示装置及び制御装置を提供することを目的としている。
実施形態の乗客コンベアの情報提示装置は、実施形態の乗客コンベアの情報提示装置は、乗客コンベアの乗客の状態を撮像する撮像装置と、乗客コンベアの内側部に設けられた一又は複数の表示装置と、撮像装置の撮像画像に対応する乗客の状態に基づいて、乗客の移動を抑制するための情報を表示装置に表示する表示制御部と、を備える。
図1は、実施形態に係る乗客コンベアの情報提示装置及び制御装置が適用されたエスカレータの概略構成例を示す図である。 図2は、実施形態の制御部の処理フローチャートである。 図3は、撮像領域の説明図である。
以下に、本発明につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、下記の実施形態は例示であり、発明の範囲がそれらに限定されるものではない。また、下記の実施形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるものあるいは実質的に同一のものが含まれる。
図1は、実施形態に係る乗客コンベアの情報提示装置及び制御装置が適用されたエスカレータの概略構成例を示す図である。
本実施形態では、無端状に連結された複数の踏段を周回(循環)移動させて動作する乗客コンベアとして、エスカレータ100を一例に挙げて説明する。
実施形態に係るエスカレータの情報提示装置及び制御装置は、図1に示すように、エスカレータ100に設置される。エスカレータ100は、建造物(建築物ともいう)に設置されて、この建造物の一の階(以下、下階と記す)とこの下階よりも上方の他の階(以下、上階と記す)とに亘って乗客などを運搬する。
エスカレータ100は、複数の踏段101と、欄干102とを備えている。図示しないトラス内部には、フレーム(図示省略)や、エスカレータ100の駆動機構105が配設されている。
エスカレータ100のは、駆動源としてのモータ、減速機、駆動チェーン、駆動スプロケット、従動スプロケット、踏段チェーン(チェーン)等を備えている。
そして駆動チェーンは、無端状に形成され、減速機を介して伝達されたモータの駆動力によって、従動スプロケットと減速機の駆動スプロケットとの周りを循環走行することで、踏段チェーンを駆動させ、無端状に連結された複数の踏段101を周回移動させて動作する。
エスカレータ100は、複数の踏段101の進行方向における両脇に一対の欄干102を備える。欄干102は、主として、スカートガードパネル(図示省略)、内デッキ、内側部103、手すりベルト104を備えている。
このようなエスカレータ100の動作は、トラス内に設置される制御盤(制御装置)110によって、減速機やモータを備えた駆動機構105を制御することで実現される。
制御盤110は、物理的には、CPU、RAMとROMなどを有するコンピュータである。制御盤110の機能は、ROMに保持されるアプリケーションプログラムをRAMにロードしてCPUで実行することによって、CPUの制御のもとでエスカレータ100内の各種装置を動作させるとともに、RAMやROMにおけるデータの読み出し、書き込みを行うことで実現される。
さらに本実施形態のエスカレータ100は、踏段101の配置されている領域全体を含む所定の撮像領域を撮像して、エスカレータ100の乗客U1、U2の状態に対応する撮像画像を取得する撮像装置121と、エスカレータの内側部103に設けられた複数のディスプレイ(表示装置)122A、122Bと、撮像装置121の撮像画像に対応する乗客U1、U2の状態(停止状態、移動状態)に基づいて、必要に応じて乗客U1、U2の移動を抑制するための情報をディスプレイ122A、122Bに表示する(表示)とともに、乗客U1、U2の移動を抑制するために制御盤110を介して踏段101及び手すりベルト104等の駆動を制御する制御部123と、を備えている。
図2は、実施形態の制御部の処理フローチャートである。
制御部123は、撮像装置121を制御して、踏段101の配置されている領域全体を含む所定の撮像領域についてエスカレータ100の乗客U1、U2の状態を撮像する(ステップS11)。
図3は、撮像領域の説明図である。
図3に示すように、エスカレータ100全体の乗客の挙動を把握できるように広角の画像で高解像度の撮像画像を取得できるような撮像領域ARとするのが好ましい。
このような撮像が可能となるように、撮像装置121の機種選定を行うとともに、撮像装置121の設置場所が予め設定される。
続いて制御部123は、画像解析を行う(ステップS12)。
この場合において、画像解析は、エスカレータ100の乗客の位置、移動方向、移動速度、乗客の人数、乗客の混雑状態等を把握するための情報を取得するためのものである。
続いて、制御部123は、走行あるいは歩行している乗客が存在しているか否かを判断する(ステップS13)。
ステップS13の判別において、走行あるいは歩行している(移動している)乗客が存在しないか、あるいは、移動しているものの他の乗客に対して影響を与えないような移動を行っている乗客のみがいる場合には(ステップS13;No)、制御部123は、処理を再びステップS11に移行して、上述同様の処理を繰り返す。
ステップS13の判別において、走行あるいは歩行している乗客が存在する場合には(ステップS13;Yes)、制御部123は、乗客の状態に応じた表示コメントを抽出する(ステップS14)。
具体的には、歩行している乗客がいる場合には、制御部123は、「歩かないでください。」、「止まれ」等の表示コメントを抽出する(ステップS13)。
また、走行している乗客(例えば、図1の乗客U2)が存在する場合には、制御部123は、「走行禁止」、「走らないで!」、「止まれ」等の表示コメントを抽出する。
そして、制御部123は、乗客の移動速度等に基づいて、可能であれば、画像解析において得られた当該乗客の前方に位置するディスプレイ(例えば、乗客U1に対しては、ディスプレイ122A、乗客U2に対しては、ディスプレイ122B)に図1に示した様に、コメントを表示する(ステップS15)。
この場合において、表示するコメントの表示態様(色、点滅間隔、フォント等の画像の大きさ)を動的に変更するようにしてもよい。例えば、徐々に色が変わったり、文字のサイズが徐々に大きくなったり、点滅タイミング徐々に早くしたりするようにしてもよい。
続いて制御部123は、コメント表示の結果、乗客が停止するなどの状態改善が見られたか否かを現在の画像解析結果に基づいて判断する(ステップS16)。
ステップS16の判断において、状態が改善されたと判断した場合には(ステップS16;Yes)、制御部123は、表示を終了する(ステップS17)。
ステップS16の判断において、状態が未だ改選されていないと判断した場合には(ステップS16;No)、エスカレータ100の駆動速度等の駆動制御変更が必要か否かを判断する(ステップS18)。
例えば、制御部123は、急いでいる乗客が多い場合には、駆動速度を上げた方が好ましいか否かを判断する。
ステップS18の判断において、制御変更が必要であると判断した場合には(ステップS;Yes)、制御盤110に対して、例えば、徐々に駆動速度を上げるように制御指示を出力する。
この結果、制御盤110は、モータの駆動速度を徐々に上げて、ひいては、踏段101の移動速度を徐々に上げて搬送能力を高くする。
以上の説明は一つのエスカレータを撮像し、制御を行う場合のものであったが、複数のエスカレータがシリアルに接続されているような場合には、特に関連する複数のエスカレータ全体をまとめて同様の制御を行うようにしても良い。
この場合において、必要に応じて複数の撮像装置を設けるようにしてもよい。
以上の説明においては、駆動制御において、駆動速度を速くする場合についてのみ説明したが、走行している乗客が存在する場合に、必要に応じて、「安全のため、移動速度を低下します!」等の表示を行って、駆動速度を低下させるようにすることも可能である。
以上の説明においては、無端状に連結された複数の踏段101が周回移動するよう動作する乗客コンベアの一例としてエスカレータ100を挙げて説明したが、本実施形態は、エスカレータ100に限らず、動く歩道など他のタイプの乗客コンベアにも同様に適用することができる。
上記実施形態や変形例は、発明の要旨を逸脱しない範囲で、組み合わせが可能である。
本発明のいくつかの実施形態や変形例を説明したが、これらの実施形態や変形例は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これらの実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
100…エスカレータ、101…踏段、102…欄干、103…内側部、104…手すりベルト、105…駆動機構、110…制御盤、121…撮像装置、122A、122B…ディスプレイ、123…制御部、AR…撮像領域、U1、U2…乗客。

Claims (8)

  1. 乗客コンベアの乗客の状態を撮像する撮像装置と、
    前記乗客コンベアの内側部に設けられた一又は複数の表示装置と、
    前記撮像装置の撮像画像に対応する前記乗客の状態に基づいて、前記乗客の移動を抑制するための情報を前記表示装置に表示する表示制御部と、
    を備えた乗客コンベアの情報提示装置。
  2. 前記表示装置は、前記乗客の搬送方向に沿って複数設けられており、
    各表示装置の設置場所に応じた情報を表示する、
    請求項1記載の乗客コンベアの情報提示装置。
  3. 前記表示制御部は、前記乗客の状態に基づいて、前記情報の表示態様を動的に変更する、
    請求項1又は請求項2記載の乗客コンベアの情報提示装置。
  4. 前記表示態様は、色、点滅間隔、フォント等の画像の大きさを含む、
    請求項3記載の乗客コンベアの情報提示装置。
  5. 前記乗客の状態は、移動状態及び混雑状態を含む、
    請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の乗客コンベアの情報提示装置。
  6. 乗客コンベアの乗客の移動状態を撮像する撮像装置と、
    前記撮像装置の撮像画像に対応する前記乗客の移動状態に基づいて、前記乗客コンベアの駆動状態を制御する駆動制御部と、
    を備えた乗客コンベアの制御装置。
  7. 前記乗客コンベアは、前記乗客を搬送するための踏段を有し、
    前記駆動制御部は、前記駆動状態として、前記踏段の駆動速度を制御する、
    請求項6記載の乗客コンベアの制御装置。
  8. 前記乗客コンベアの内側部に設けられた一又は複数の表示装置と、
    前記乗客の移動状態に基づいて、前記乗客の移動を抑制するための情報を前記表示装置に表示する表示制御部と、
    を備えた請求項6又は請求項7に記載の乗客コンベアの制御装置。
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