JP2006092463A - 呼出管理システム及び呼出管理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 従来は、サービス施設の利用待ち時間には、退屈さを紛らわすことができるだけであるため、限られた時間の有効利用という意味では十分ではなく、また、利用者の行動範囲が限られるという問題がある。
【解決手段】 ユーザ端末10は、受付装置20からの所望のサービス施設の利用待ち時間情報を受信して当該ユーザの順番、待ち時間を表示し、それに基づいて、ユーザが待ち時間を有効活用するためにその場を離れる場合には、待機時間情報を送信する(S4)。受付装置20は、受信した待機時間情報及びユーザ端末10の位置情報に基づいて、ユーザの待ち時間内で利用可能な施設情報の一覧を作成して、それをユーザ端末10へ無線送信する(S5〜S10)。ユーザ端末10は、この施設情報(一覧)の中からサービス提供を受けようとする施設情報を選択して受付装置20へ無線送信する(S11)。
【選択図】 図4

Description

本発明は呼出管理システム及び呼出管理方法に係り、特に待ち時間の有効利用を促進し得る呼出管理システム及び呼出管理方法に関する。
病院、役所、飲食店、美容院、金融機関、テーマパークのような大型遊戯施設等、待ち時間が必要となるサービス施設では、利用者が多い場合は、各利用者は自分の順番はある程度把握できても、正確な待ち時間までは分からないため、サービスが受けられるまでひたすらその場で待っていなければならない。すなわち、待ち時間を有効利用しようとその場を離れてしまうと、戻った時には予想に反して順番が進んでいたりして更に待ち時間が長くなるため、結果的にその場を動けなく、時間の無駄となっている。
また、飲食店等によっては、受付時にユーザの携帯番号を聞いておき、順番が近くなると店員がユーザに電話するサービスを行うシステムもあるが、多忙な店員に負荷がかかるという問題がある。また、利用者に簡易型携帯電話機(PHS)を貸し出して、待ち時間が所定時間以下になった時に順番待ちの利用者が貸与されたPHSへ電話して順番が近付いたことを知らせるサービスを行うところもあるが、この場合はサービス施設側が複数のPHSを準備する必要があり、また、PHSを回収できなくなる場合もあり、コスト的に不都合である。
そこで、サービス施設を利用する利用者(客)が携帯する移動端末(携帯電話機やPHS)と通信可能に設けられサービス施設内を通信エリアとする施設内通信手段と、この施設内通信手段に接続されエリア通信情報の施設内情報を管理する施設内情報管理手段と、エリア通信情報の施設外情報を管理する施設外情報管理手段とを有する情報提供システムが従来より知られている(例えば、特許文献1参照)。この特許文献1記載の従来のシステムでは、利用者(客)の要求により施設内情報管理手段あるいは施設外情報管理手段から利用者(客)が携帯する移動端末に、施設内情報あるいは施設外情報を選択的に供給することにより、利用者(客)が希望の施設の待ち時間を調べたり、待ち時間中に施設内情報(例えば土産物店情報など)や施設外情報(例えば映画など)を見ることができ、利用者(客)が待ち時間中の退屈さを紛らわすことができる。
特開2004−023519号公報
しかるに、上記の特許文献1記載の従来の呼出管理システムでは、利用者(客)の待ち時間中の退屈さを紛らわすことができるだけであるため、待ち時間に合わせた施設等の中から任意の施設を選択できるようにしていないため、限られた時間の有効利用という意味では十分ではなく、また、利用者(客)の行動範囲が限られるという問題がある。
本発明は以上の点に鑑みなされたもので、待ち時間が所定時間以下になったことをユーザに単に知らせるだけでなく、待ち時間の有効利用を促進し得る呼出管理システム及び呼出管理方法を提供することを目的とする。
また、本発明の他の目的は、利用者(客)の行動範囲を広げ、もって待ち時間が必要となるサービス施設にとっては客足を増加させて売り上げ上昇に寄与し得る呼出管理システム及び呼出管理方法を提供することにある。
上記の目的を達成するため、第1の発明の呼出管理システムは、待ち時間が必要となる複数のサービス施設に関する施設情報と、複数のサービス施設の利用可能なユーザのユーザ情報とを少なくとも格納している記憶手段と、通信手段と、制御手段とを備えた情報サーバである受付装置と、複数のサービス施設のうち、任意のサービス施設を利用するユーザが携帯し、少なくとも受付装置との間で通信可能な構成とされた携帯通信端末と、複数のサービス施設のそれぞれの提供するサービスに関する情報を逐次受付装置へ送信する端末装置と、携帯通信端末の位置情報を取得して管理する位置管理サーバとを有する呼出管理システムであって、
受付装置の制御手段は、携帯通信端末から送信された任意のサービス施設の利用受付を通信手段を介して受信することにより、受信した利用受付サービス施設の利用待ち時間を記憶手段の記憶施設情報とサービスに関する情報とを用いて算出する算出手段と、算出した利用待ち時間を通信手段を介して携帯通信端末へ送信する利用待ち時間送信手段と、利用待ち時間を受信した携帯通信端末から送信された待機時間情報を通信手段を介して受信することにより、受信した待機時間情報により参照した記憶手段の施設情報と、位置管理サーバから取得した携帯通信端末の位置情報とに基づいて、利用待ち時間内でユーザが利用可能なサービス施設を記憶手段から抽出し、抽出したサービス施設の一覧を通信手段を介して携帯通信端末へ送信するサービス施設一覧送信手段とを含み、携帯通信端末は、受付装置から利用待ち時間を受信したときには、その利用待ち時間内で利用受付サービス施設以外のサービス施設の利用を示す待機時間情報を受付装置へ送信する待機時間情報送信手段と、受付装置からサービス施設一覧を受信したときは、そのサービス施設一覧の中から利用する任意の一のサービス施設を選択して受付装置へ送信するサービス施設選択情報送信手段とを更に有することを特徴とする。
この発明では、携帯通信端末を携帯するユーザが所望のサービス施設のサービスの提供を受けるための利用受付を受付装置に送信すると、受付装置からそのサービス施設でサービスの提供が受けられるまでの利用待ち時間だけでなく、その利用待ち時間内でユーザが利用可能な上記の利用受付サービス施設以外のサービス施設の一覧とが携帯通信端末へ送信される。
また、上記の目的を達成するため、第2の発明の呼出管理システムは、受付装置が、携帯通信端末から通信手段によりサービス施設選択情報を受信したときには、サービス施設選択情報で選択されたサービス施設までの地図情報及び選択されたサービス施設の優待情報の少なくとも一方を含む詳細情報を記憶手段から抽出し、抽出した詳細情報を通信手段を介して携帯通信端末へ送信する詳細情報送信手段を更に有することを特徴とする。
この発明では、サービス施設一覧の中から、ユーザが利用待ち時間内で利用しようとするサービス施設を選択した時には、その選択したサービス施設までの地図情報及び選択されたサービス施設の優待情報の少なくとも一方を含む詳細情報が携帯通信端末へ送信されるため、携帯通信端末の表示部などで詳細情報を表示でき、これに基づき、ユーザは選択したサービス施設に確実に赴き、そのサービスを利用待ち時間内で確実に受けることができる。
また、上記の目的を達成するため、第3の発明の呼出管理システムは、受付装置が、位置管理サーバからの端末位置情報を適宜のタイミングで取得すると共に、利用待ち時間の更新を逐次行い、端末位置情報と利用待ち時間の更新結果とに基づいて、利用受付サービス施設の利用可能状態を報知する報知情報を携帯通信端末へ送信する報知情報送信手段を更に有することを特徴とする。この発明では、受付装置が、端末位置情報と利用待ち時間の更新結果とに基づいて、利用受付サービス施設の利用可能状態を報知する報知情報を携帯通信端末へ送信するようにしたため、携帯通信端末を携帯するユーザは、他のサービス施設でサービスを受けていても、利用受付をした所望のサービス施設の順番が近付いたことを報知情報で知ることができ、所望のサービス施設のサービスを確実に受けることができる。
また、上記の目的を達成するため、第4の発明の呼出管理システムは、受付装置が、記憶手段に複数のコンテンツ情報を更に記憶しており、携帯通信端末からコンテンツ配信依頼があったときには、コンテンツ配信依頼を行い、かつ、算出手段により算出した利用待ち時間が略同じ時間である複数の携帯通信端末をグループ化し、記憶手段からコンテンツ配信依頼されたコンテンツを抽出して、グループ化した複数の携帯通信端末へそれぞれ送信するコンテンツ情報送信手段を更に有することを特徴とする。
この発明では、コンテンツ配信依頼を行い、かつ、利用待ち時間が略同じ時間である複数の携帯通信端末をグループ化し、コンテンツ配信依頼されたコンテンツを、グループ化した複数の携帯通信端末へそれぞれ送信するようにしたため、グループ化された複数の携帯通信端末間で、ゲームコンテンツ(対戦型ゲーム)を楽しむことができ、利用待ち時間でのコンテンツ提供により、順番繰り下げを考える必要もなく、またユーザを飽きさせることも無くなるので、集客等の効果を見込める。
また、上記の目的を達成するため、第5の発明の呼出管理システムは、受付装置が、複数のサービス施設のそれぞれに設けられており、携帯通信端末との間で近距離無線通信する構成とされていることを特徴とする。
また、上記の目的を達成するため、第6の発明の呼出管理システムは、待ち時間が必要となる複数のサービス施設に関する施設情報と、複数のサービス施設の利用可能なユーザのユーザ情報とを少なくとも格納している記憶手段と、通信手段と、制御手段とを備えた情報サーバである受付装置と、複数のサービス施設のうち、任意のサービス施設を利用するユーザが携帯し、撮像手段を備えると共に、少なくとも受付装置との間で通信可能な構成とされた携帯通信端末と、複数のサービス施設にそれぞれ設けられた複数の照明手段と、複数の照明手段の照明光を、受付装置から送信された情報に基づき別々に変調制御する照明制御手段とを有する呼出管理システムであって、
受付装置の制御手段は、携帯通信端末から送信された任意のサービス施設の利用受付を通信手段を介して受信することにより、受信した利用受付サービス施設の利用待ち時間を記憶手段の記憶施設情報を用いて算出する算出手段と、算出した利用待ち時間を通信手段を介して携帯通信端末へ送信する利用待ち時間送信手段と、利用待ち時間を受信した携帯通信端末から送信された待機時間情報を通信手段を介して受信することにより、受信した待機時間情報により参照した記憶手段の施設情報に基づいて、利用待ち時間内でユーザが利用可能なサービス施設を記憶手段から抽出し、抽出したサービス施設の一覧を通信手段を介して携帯通信端末へ送信するサービス施設一覧送信手段とを含み、携帯通信端末は、受付装置から利用待ち時間を受信したときには、その利用待ち時間内で利用受付サービス施設以外のサービス施設の利用を示す待機時間情報を受付装置へ送信する待機時間情報送信手段と、受付装置からサービス施設一覧を受信したときは、そのサービス施設一覧の中から利用する任意の一のサービス施設を選択して受付装置へ送信するサービス施設選択情報送信手段とを更に有することを特徴とする。
この発明では、携帯通信端末を携帯するユーザが所望のサービス施設のサービスの提供を受けるための利用受付を受付装置に送信すると、受付装置からそのサービス施設でサービスの提供が受けられるまでの利用待ち時間だけでなく、その利用待ち時間内でユーザが利用可能な上記の利用受付サービス施設以外のサービス施設の一覧とが携帯通信端末へ送信される。
また、上記の目的を達成するため、第7の発明の呼出管理システムは、受付装置が、携帯通信端末から通信手段によりサービス施設選択情報を受信したときには、サービス施設選択情報で選択されたサービス施設までの地図情報及び選択されたサービス施設の優待情報の少なくとも一方を含む詳細情報を記憶手段から抽出し、抽出した詳細情報を通信手段を介して携帯通信端末へ送信する詳細情報送信手段を更に有することを特徴とする。
この発明では、サービス施設一覧の中から、ユーザが利用待ち時間内で利用しようとするサービス施設を選択した時には、その選択したサービス施設までの地図情報及び選択されたサービス施設の優待情報の少なくとも一方を含む詳細情報が携帯通信端末へ送信されるため、携帯通信端末の表示部などで詳細情報を表示でき、これに基づき、ユーザは選択したサービス施設に確実に赴いて、そのサービスを利用待ち時間内で確実に受けることができる。
また、上記の目的を達成するため、第8の発明の呼出管理システムは、受付装置が、算出した利用待ち時間を逐次更新する更新手段と、その更新手段により更新された利用待ち時間を含む照明制御情報を照明制御手段へ送信する照明制御情報送信手段を更に有し、携帯通信端末が、照明制御手段により照明制御情報に基づいて変調された複数の照明手段のうち一の照明手段からの照明光を、撮像手段により撮像して光電変換し、得られた照明光信号を復調及び解析して利用待ち時間を出力する利用待ち時間情報出力手段を更に有することを特徴とする。
この発明では、携帯通信端末の撮像手段によりサービス施設に設けられている照明手段の照明光を撮像して電気信号に変換できることを利用し、照明手段の照明光を更新された利用待ち時間を含む照明制御情報で変調することにより、上記の撮像手段から変調された照明制御情報を得ることができ、これを復調・解析することで、利用待ち時間を逐次知ることができる。
また、上記の目的を達成するため、第9の発明の呼出管理システムは、受付装置が、複数のサービス施設のそれぞれに設けられており、携帯通信端末との間で近距離無線通信する構成とされていることを特徴とする。
また、上記の目的を達成するため、第10の発明の呼出管理方法は、待ち時間が必要となる複数のサービス施設に関する施設情報と、複数のサービス施設の利用可能なユーザのユーザ情報とを少なくとも格納している記憶手段を少なくとも備えた情報サーバである受付装置が、複数のサービス施設のうち、任意のサービス施設を利用するユーザが携帯し、少なくとも受付装置との間で通信可能な構成とされた携帯通信端末に対して、複数のサービス施設のそれぞれに設けられた端末装置からのサービスに関する情報と、携帯通信端末の位置情報を取得して管理する位置管理サーバからの位置情報とを用いて呼出管理を行う呼出管理方法であって、
携帯通信端末から送信された任意のサービス施設の利用受付を受信することにより、受信した利用受付サービス施設の利用待ち時間を記憶手段の記憶施設情報とサービスに関する情報とを用いて算出する第1のステップと、算出した利用待ち時間を携帯通信端末へ送信する第2のステップと、利用待ち時間を受信した携帯通信端末が、その利用待ち時間内で利用受付サービス施設以外のサービス施設の利用を示す待機時間情報を受付装置へ送信する第3のステップと、待機時間情報を受信することにより、受信した待機時間情報により参照した記憶手段の施設情報と、位置管理サーバから取得した携帯通信端末の位置情報とに基づいて、利用待ち時間内でユーザが利用可能なサービス施設を記憶手段から抽出する第4のステップと、第4のステップで抽出したサービス施設の一覧を携帯通信端末へ送信する第5のステップと、サービス施設一覧を受信した携帯通信端末が、そのサービス施設一覧の中から利用する任意の一のサービス施設を選択して受付装置へ送信する第6のステップとを含むことを特徴とする。
この発明では、携帯通信端末を携帯するユーザが所望のサービス施設のサービスの提供を受けるための利用受付を受付装置に送信すると、受付装置からそのサービス施設でサービスの提供が受けられるまでの利用待ち時間だけでなく、その利用待ち時間内でユーザが利用可能な上記の利用受付サービス施設以外のサービス施設の一覧とが携帯通信端末へ送信される。
また、上記の目的を達成するため、第11の発明の呼出管理方法は、受付装置が、携帯通信端末からサービス施設選択情報を受信したときに、サービス施設選択情報で選択されたサービス施設までの地図情報及び選択されたサービス施設の優待情報の少なくとも一方を含む詳細情報を記憶手段から抽出する第7のステップと、第7のステップで抽出した詳細情報を携帯通信端末へ送信する第8のステップとを更に含むことを特徴とする。
この発明では、サービス施設一覧の中から、ユーザが利用待ち時間内で利用しようとするサービス施設を選択した時には、その選択したサービス施設までの地図情報及び選択されたサービス施設の優待情報の少なくとも一方を含む詳細情報が携帯通信端末へ送信されるため、携帯通信端末の表示部などで詳細情報を表示でき、これに基づき、ユーザは選択したサービス施設に確実に赴き、そのサービスを利用待ち時間内で確実に受けることができる。
また、上記の目的を達成するため、第12の発明の呼出管理方法は、受付装置が、位置管理サーバからの端末位置情報を適宜のタイミングで取得すると共に、利用待ち時間の更新を逐次行う第9のステップと、端末位置情報と利用待ち時間の更新結果とに基づいて、利用受付サービス施設の利用可能状態を報知する報知情報を携帯通信端末へ送信する第10のステップとを更に含むことを特徴とする。この発明では、受付装置が、端末位置情報と利用待ち時間の更新結果とに基づいて、利用受付サービス施設の利用可能状態を報知する報知情報を携帯通信端末へ送信するようにしたため、携帯通信端末を携帯するユーザは、他のサービス施設でサービスを受けていても、利用受付をした所望のサービス施設の順番が近付いたことを報知情報で知ることができ、所望のサービス施設のサービスを確実に受けることができる。
また、上記の目的を達成するため、第13の発明の呼出管理方法は、受付装置が、記憶手段に複数のコンテンツ情報を更に記憶しており、携帯通信端末からコンテンツ配信依頼があったときには、コンテンツ配信依頼を行い、かつ、第1のステップにより算出した利用待ち時間が略同じ時間である複数の携帯通信端末をグループ化し、記憶手段からコンテンツ配信依頼されたコンテンツを抽出して、グループ化した複数の携帯通信端末へそれぞれ送信する第11のステップを更に含むことを特徴とする。
この発明では、コンテンツ配信依頼を行い、かつ、利用待ち時間が略同じ時間である複数の携帯通信端末をグループ化し、コンテンツ配信依頼されたコンテンツを、グループ化した複数の携帯通信端末へそれぞれ送信するようにしたため、グループ化された複数の携帯通信端末間で、ゲームコンテンツ(対戦型ゲーム)を楽しむことができ、利用待ち時間でのコンテンツ提供により、順番繰り下げを考える必要もなく、またユーザを飽きさせることも無くなるので、集客等の効果を見込める。
また、上記の目的を達成するため、第14の発明の呼出管理方法は、待ち時間が必要となる複数のサービス施設に関する施設情報と、複数のサービス施設の利用可能なユーザのユーザ情報とを少なくとも格納している記憶手段を少なくとも備えた情報サーバである受付装置が、複数のサービス施設のうち、任意のサービス施設を利用するユーザが携帯し、撮像手段を備えると共に、少なくとも受付装置との間で通信可能な構成とされた携帯通信端末に対して、複数のサービス施設にそれぞれ設けられた複数の照明手段と、複数の照明手段の照明光を、受付装置から送信された情報に基づき別々に変調制御する照明制御手段とを用いて呼出管理を行う呼出管理方法であって、
携帯通信端末から送信された任意のサービス施設の利用受付を受信することにより、受信した利用受付サービス施設の利用待ち時間を記憶手段の記憶施設情報を用いて算出する第1のステップと、算出した利用待ち時間を携帯通信端末へ送信する第2のステップと、利用待ち時間を受信した携帯通信端末が、その利用待ち時間内で利用受付サービス施設以外のサービス施設の利用を示す待機時間情報を受付装置へ送信する第3のステップと、待機時間情報を受信することにより、受信した待機時間情報により参照した記憶手段の施設情報に基づいて、利用待ち時間内でユーザが利用可能なサービス施設を記憶手段から抽出する第4のステップと、第4のステップで抽出したサービス施設の一覧を携帯通信端末へ送信する第5のステップと、サービス施設一覧を受信した携帯通信端末が、そのサービス施設一覧の中から利用する任意の一のサービス施設を選択して受付装置へ送信する第6のステップとを含むことを特徴とする。
この発明では、携帯通信端末を携帯するユーザが所望のサービス施設のサービスの提供を受けるための利用受付を受付装置に送信すると、受付装置からそのサービス施設でサービスの提供が受けられるまでの利用待ち時間だけでなく、その利用待ち時間内でユーザが利用可能な上記の利用受付サービス施設以外のサービス施設の一覧とが携帯通信端末へ送信される。
また、上記の目的を達成するため、第15の発明の呼出管理方法は、受付装置が、携帯通信端末からサービス施設選択情報を受信したときには、サービス施設選択情報で選択されたサービス施設までの地図情報及び選択されたサービス施設の優待情報の少なくとも一方を含む詳細情報を記憶手段から抽出する第7のステップと、抽出した詳細情報を携帯通信端末へ送信する第8のステップとを更に含むことを特徴とする。
この発明では、サービス施設一覧の中から、ユーザが利用待ち時間内で利用しようとするサービス施設を選択した時には、その選択したサービス施設までの地図情報及び選択されたサービス施設の優待情報の少なくとも一方を含む詳細情報が携帯通信端末へ送信されるため、携帯通信端末の表示部などで詳細情報を表示でき、これに基づき、ユーザは選択したサービス施設に確実に赴き、そのサービスを利用待ち時間内で確実に受けることができる。
また、上記の目的を達成するため、第16の発明の呼出管理方法は、受付装置が第1のステップで算出した利用待ち時間を逐次更新する第9のステップと、第9のステップにより更新された利用待ち時間を含む照明制御情報を照明制御手段へ送信する第10のステップと、照明制御情報を受信した照明制御手段により受信照明制御情報に基づいて変調された複数の照明手段のうち一の照明手段からの照明光を、携帯通信端末の撮像手段により撮像して光電変換し、得られた照明光信号を復調及び解析して利用待ち時間を出力する第11のステップとを更に含むことを特徴とする。
本発明によれば、所望のサービス施設でサービスの提供が受けられるまでの利用待ち時間だけでなく、その利用待ち時間内でユーザが利用可能な上記の利用受付サービス施設以外のサービス施設の一覧とが携帯通信端末へ送信されるようにしたため、待ち時間が所定時間以下になったことをユーザに単に知らせるだけでなく、所望のサービス施設の行列から離れていても、現在の待ち時間、順番を把握して利用受付サービス施設以外のサービス施設を利用できるため、限られた待ち時間を有効活用できる。
また、本発明によれば、行列のできる店、遊園地のアトラクション等、「並ぶ」ことが嫌いで行きたくても行けなかった場所(サービス施設)も、並ばずに利用可能となることにより、ユーザの行動範囲が広がり、店(サービス施設)にとっては、客足が増えることにより、売り上げも上昇することが期待できる。
次に、本発明を実施するための最良の形態について図面と共に説明する。
(第1の実施の形態)
図1は本発明になる呼出管理システムの第1の実施の形態のシステム構成図を示す。同図に示すように、本実施の形態は、複数の利用者あるいは客(以下、ユーザという)が操作するn台のユーザ端末10〜10と、ユーザが利用可能なサービス施設内に設けられた受付装置20と、ユーザが利用可能な店舗にそれぞれ設けられたm台の店舗端末30〜30と、位置管理サーバ40と、無線通信基地局50と、インターネット等の通信ネットワーク60とから構成されている。これらユーザ端末10〜10、受付装置20、店舗端末30〜30、位置管理サーバ40及び無線通信基地局50は、プログラム制御により動作し、インターネット等の通信ネットワーク60を介して相互に接続されている。
ユーザ端末10〜10は、携帯電話機やPDA等の通信機能(webサーバへの接続機能、メール送受信機能など)を備えた携帯通信端末であり、受付装置20とのデータ通信機能、受付装置20から送信された配信情報(音楽、動画などのコンテンツを含む各種情報)を受信する機能を備えている。
ユーザ端末10〜10は同一構成であり、例えば図2にユーザ端末10として示すブロック図の構成とされている。同図において、ユーザ端末10(10〜10)は、図1に示した無線通信基地局50との間で無線信号を送受する無線通信部101と、図示しない公知のGPS(global positioning system:全地球測位システム)の一部を構成する人工衛星(所謂GPS衛星)から発射された電波がこのユーザ端末10に到達するまでの時間を測定し、この時間差に光速度を乗じることでGPS衛星とユーザ端末10との距離を求め、この距離を利用して位置座標を未知数とした方程式を解くことにより端末位置座標を求める測位部(GPS)102と、各種情報入力を行うテンキー、スクロール/決定キー等から構成される操作部103と、テキスト、画像などの表示情報出力を行う表示部104と、音声信号処理を行う送受話部105への出力、入力を行うスピーカ106及びマイク107と、図1に示した受付装置20との直接接続の無線通信として、例えば、IR(赤外線)やブルートゥース、無線LAN(local area network)などの近距離無線通信による情報送受信、通信制御を行う第2無線通信部108と、楽音や報知音等を出力するスピーカ109と、電話帳情報、送受信メール情報、発着呼情報、コンテンツ情報、サービス施設における個人ID情報及び利用サービス情報、携帯電話端末の各種設定を格納する記憶部110と、電話機能、Web接続機能、メール送受信、コンテンツ出力機能、近距離無線通信機能など、ユーザ端末10の各部の制御を統括的に行う制御部111と、から主に構成されている。
また、図1において、受付装置20は、病院、役所、飲食店、美容院、金融機関、テーマパークのような大型遊戯施設等、待ち時間が必要となるサービス施設に設置されるワークステーション・サーバ等の情報処理装置であり、サービス提供を希望するユーザ端末10〜10に対して受付処理等を行う機能を備えている。この受付装置20は、例えば図3のブロック図に示す如く、無線通信部201、情報通信部202、コンテンツ情報データベース(DB)部203、施設情報データベース(DB)部204、ユーザ情報記憶部205及び制御部206から主に構成されている。
上記の無線通信部201は、ユーザ端末10〜10との間でIR(赤外線やブルートゥース、無線LAN(local area network)などの近距離無線通信による情報の送受信、通信制御を行う。また、情報通信部202は、通信ネットワーク60を介するデータ送受信を制御する。また、上記のコンテンツ情報DB部203は、図示しないコンテンツ事業者から提供された各種コンテンツ情報(楽音、動画、ゲーム、…)などを格納する。施設情報DB部204は、店舗端末30〜30から送信された当該店舗に関する施設サービス情報、施設利用情報、施設の位置を示す施設地図情報などの施設情報を格納する。また、ユーザ情報記憶部205は、サービス提供を希望するユーザ端末10〜10のID情報、利用順位、利用情報(利用済、利用中、利用待)、電子メールアドレス、待ち時間情報などのユーザ情報や、サービス提供を希望するユーザ数、或いはユーザ情報より待ち時間を算出するための計算テーブルを格納している。
また、上記の制御部206は、ユーザ端末10〜10の受付処理、ユーザ端末10〜10の位置情報を取得する位置取得制御、受付処理したユーザ端末10〜10に対する待ち時間の算出、ユーザ情報や利用待ち時間情報に基づき所定の施設情報やコンテンツ情報を抽出する制御、利用待ち時間情報に基づき所定の報知情報(アラーム)をユーザ端末10〜10に送信する出力制御や、受付装置20の各部制御を統括的に行う。
再び図1に戻って説明するに、店舗端末30〜30は、受付装置20のあるサービス施設の周辺の店舗やサービス、労務の提供場所に設置されたパーソナルコンピュータ等の情報処理装置であり、当該施設の提供するサービス、労務に関する情報、当該施設の優待利用情報、当該施設への経路(地図)情報を、随時更新される度に、通信ネットワーク60を介して受付装置20に送信する機能を備えている。店舗端末30〜30は、飲食店、美容院等の狭義の店舗に限らず、病院、役所、金融機関、テーマパークのような大型遊戯施設等にも設置される(なお、以下の説明では、便宜上、店舗で説明する。)。
更に、位置管理サーバ40は、ユーザ端末10〜10の位置情報管理を行うワークステーション・サーバ等の情報処理装置であり、ユーザ端末10〜10の無線通信基地局50を介する通信時の在圏セル情報、複数の無線通信基地局への無線信号到達時間差により算出された位置情報、或いはユーザ端末10〜10の測位部102によって測位された位置情報の管理を行い、受付装置20からの通信ネットワーク60を介した要求に対して、当該ユーザ端末10〜10の位置情報を抽出して送信する機能を備えている。
次に、本実施の形態の動作について、図4及び図5の各フローチャートを併せ参照して説明する。まず、ユーザは、待ち時間が発生する場所に出向き、図1のユーザ端末10〜10のうち、自身が所有する一台のユーザ端末(以下、ユーザ端末10として説明する。)に予め登録してある個人ID、利用希望サービス等を受付装置20に送信する。すなわち、図2に示したユーザ端末10の第2無線通信部108からは、ユーザ端末10のID情報等が無線送信され、受付装置20は、図3に示した無線通信部201を介して当該IDを受信することで、ユーザのサービス利用受付を行う(図4のステップS1)。
受付後、受付装置20は、受付を完了した通知及び、ユーザがサービス提供を受けようとする施設での順番、予想待ち時間(平均)をユーザ端末10に無線送信する。すなわち、受付装置20では、図3に示した制御部206が、ユーザ情報記憶部205及び施設情報DB部204に格納されている受付済みのユーザ情報と、ユーザがサービス提供を受けようとする施設の店舗端末からの施設サービス情報などに基づき、当該ユーザの順番と、待ち時間(例えば、平均所要時間×ユーザ数や、サービス別所要時間×サービス別ユーザ数の合計)を算出して(図4のステップS2)、その算出情報とその場で待機するか、場を離れるかの情報入力要求とからなる利用待ち時間情報をユーザ端末10宛に無線通信部201から無線送信する(図4のステップS3)。
ユーザ端末10は、上記の利用待ち時間情報を図2に示した第2無線通信部108で受信して当該ユーザの順番、待ち時間情報を制御部111の制御の下で、表示部104に表示し、操作部103を介する入力により、戻った際の待機時間情報(その場で待っても良いと思われる時間−例えば、初期値は4分)と施設情報配信依頼とを第2無線通信部108から受付装置20に送信する(図4のステップS4)。ユーザが待ち時間を有効活用するためにその場を離れる場合には、待機時間情報として「場を離れる」旨の情報を送信する。
受付装置20は、上記の待機時間情報と施設情報の配信要求を無線通信部201で受信すると(図4のステップS5)、予め設定された所定時間毎のユーザ端末10の位置情報管理を開始し、まず、ユーザ端末10の位置情報の送信を情報通信部202から通信ネットワーク60を介して位置管理サーバ40へ送信する(図4のステップS6)。位置管理サーバ40がこの位置情報送信要求を受信すると、要求されたユーザ端末10の位置情報を通信ネットワーク60を介して受付装置20へ応答送信し(図4のステップS7)、これを受付装置20が受信してユーザ端末10の位置情報を取得する(図4のステップS8)。
続いて、受付装置20は、受信した待機時間情報及びユーザ端末10の位置情報に基づいて、その制御部206が施設情報DB部204を検索して、ユーザの待ち時間内で利用可能な施設情報(コンビニエンスストア、カフェ、ATM、本屋、デパ−ト、カラオケ、図書館等)のリストアップ、地図情報、持ち時間(カラオケ等、待ち時間が発生する施設については、施設情報を参照)を抽出し(図4のステップS9)、それらからなる施設情報一覧を作成して、その施設情報一覧を無線通信部201よりユーザ端末10へ無線送信する(図4のステップS10)。図12は上記の施設情報一覧の一例を示す。
ユーザ端末10は、この施設情報(一覧)を第2無線通信部108で受信して表示部104に図12に示すように表示させ、ユーザが操作部103を用いて、その表示されている施設情報(一覧)の中からサービス提供を受けようとする施設情報を選択操作することにより、制御部111が施設選択情報を生成して、第2無線通信部108より受付装置20へ無線送信する(図4のステップS11)。
受付装置20は、上記の施設選択情報を受信すると、その施設選択情報が示す施設の詳細情報である施設情報(詳細)を施設情報DB部204から抽出してユーザ端末10へ応答送信する(図4のステップS12)。ユーザ端末10は、受信した施設情報(詳細)に基づいて、ユーザが選択した施設の地図や優待情報などを表示部104に表示する(図5のステップS13)。この表示部104に表示されている、ユーザは自身が選択したサービス提供を受けようとする施設への地図に基づき、当該選択施設へ赴き、当該サービス、労務の提供を受けることができる。
続いて、ユーザ端末10は位置情報として、ユーザ端末10が無線通信基地局50を介して行う通信時の在圏セル情報、複数の無線通信基地局への無線信号到達時間差により算出された位置情報、或いはユーザ端末10の測位部102によって測位された位置情報を、例えば、予め設定された所定時間毎に無線通信基地局50及び通信ネットワーク60を介して位置管理サーバ40に送信(取得)し、格納させる(図5のステップS14、S15)。
受付装置20は、例えば、利用情報(順番待ちユーザの利用順位/時間)に変化が生じ、順番の進捗がある毎に、位置管理サーバ40に対して通信ネットワーク60を介して端末位置情報を要求して位置管理サーバ40からユーザ端末10の位置情報を取得し、取得したその位置情報及び待ち時間情報を比較し(図5のステップS16、S17、S18)、その比較結果に基づいて生成した報知情報をユーザ端末10へ送信する(図5のステップS19)。或いは、ユーザが設定した戻った際の待機時間と、予想待ち時間、登録した施設とユーザの現在位置(距離)から、必要な所要時間が算出され、ユーザ端末10への呼び出し(報知情報の送信)が行われる。
すなわち、ユーザ端末10の位置情報は、ユーザ端末10による利用開始まで、位置管理サーバ40及び受付装置20により適宜のタイミングで監視されており、受付装置20は設定情報(残り時間、移動時間、設定待機時間)と端末位置情報とに基づき、報知情報を生成して通信ネットワーク60、無線基地局装置50を介して報知情報を送信(メール送信)する(図5のステップS16〜S19)。この報知情報を受信したユーザ端末10は、報知情報出力を行う(図5のステップS20)。この報知情報は、例えば、図13に示すような、ユーザがサービスの提供を受けようとするサービス施設の利用情報、送信日時、順番待ちの情報、ユーザ端末10に対する呼び出し情報などからなる内容である。
ユーザが希望のサービス施設を利用できる順番になると(あるいは利用すると)、ユーザ端末10からユーザIDが受付装置20へ無線基地局装置50、通信ネットワーク60を介して送信され(図5のステップS21)、これを受信した受付装置20は、ユーザ端末10の監視を解除する(図5のステップS22)。
なお、ユーザ端末10の位置情報(待ち時間)監視は、上述の受付装置20によるもの以外に、例えば、ユーザ端末10上で動作するプログラム制御により、ユーザ端末10が無線通信基地局50、通信ネットワーク60を介する受付装置20へのアクセスにより、施設の順番の進み具合、予想待ち時間の変動を受信、表示させ、その時間内で戻って来られないエリアに入るとアラーム報知(音、光、表示、振動など)を行わせるようなものであってもよい。
また、どうしても、順番に間に合わない場合や、順番を繰り下げたい場合には、無線通信基地局50、通信ネットワーク60を介する受付装置20へのアクセスにより、変更指示を行うことで、当該処理がなされる。
このように、本実施の形態によれば、ユーザがサービス提供を受けようとするサービス施設にて順番待ちで並んでいる状態からその場を離れていても、現在の待ち時間、順番を把握できるため、限られた時間を有効活用できる。また、行列のできる店、遊園地のアトラクション等、「並ぶ」ことが嫌いで行きたくても行けなかった場所も、この方法で解消されることにより、ユーザの行動範囲が広がり、店(施設)にとっては、客足が増えることにより、売り上げも上昇することが期待できる。
(変形例)
次に、本発明の一実施の形態の変形例について説明する。図6は本発明の一実施の形態の変形例の動作説明用フローチャートを示す。上記の第1の実施の形態では、ユーザの待ち時間に応じて施設情報を配信したが、この変形例では、図6に示すように、待ち時間に応じてコンテンツ(音楽、動画)の配信を行うものである。すなわち、ユーザ端末10はサービス提供を受けようとするサービス施設を利用するべく、予め登録してある個人ID、利用希望サービス等を受付装置20に送信する(図6のステップS31)。
受付装置20は、当該IDを受信することで、ユーザのサービス利用受付を行い、更に受信したユーザがサービス提供を受けようとする施設での当該ユーザの順番と、待ち時間(例えば、平均所要時間×ユーザ数や、サービス別所要時間×サービス別ユーザ数の合計)を算出して(図6のステップS32)、その算出情報とその場で待機するか、場を離れるかの情報入力要求とからなる利用待ち時間情報をユーザ端末10宛に無線通信部201から無線送信する(図6のステップS33)。
利用待ち時間情報を受信したユーザ端末10は、待ち時間が比較的あるときには、その待ち時間の間受信するためのコンテンツの配信依頼を受付装置20へ送信する(図6のステップS34)。受付装置20は配信依頼を受信すると、予め登録されているコンテンツ情報DB部203から配信依頼されたコンテンツ情報を抽出し(図6のステップS35)、それを配信要求元のユーザ端末10へ送信する(図6のステップS36)。ユーザ端末10は受付装置20から送信された上記のコンテンツ情報を受信して自己のスピーカ109及び表示部104を利用して、その受信コンテンツ情報を出力する(図6のステップS37)。
以上は、コンテンツ配信依頼が1台のユーザ端末10のみからである場合であるが、受付装置20(サービス施設)が複数あり、待ち時間の発生するユーザが複数見込める場合には、コンテンツ配信依頼が複数のユーザ端末から受付装置20にあったときには(図6のステップS38)、受付装置20は待ち時間がほぼ同じユーザ端末を集めてグループ化し(図6のステップS39)、配信依頼のあったコンテンツ情報をコンテンツ情報DB部203から抽出して(図6のステップS40)、アクセス情報をグループ化した複数のユーザ端末へ送信する(図6のステップS41)。グループ化された各ユーザ端末は、受信したコンテンツ情報を出力する。これにより、グループ化された複数のユーザ端末間で、ゲームコンテンツ(対戦型ゲーム)を楽しむことができる。この変形例によれば、待ち時間でのコンテンツ提供により、順番繰り下げを考える必要もなく、またユーザを飽きさせることも無くなるので、集客等の効果を見込める。
(第2の実施の形態)
次に、本発明の第2の実施の形態について図面を参照して説明する。図7は本発明になる呼出管理システムの第2の実施の形態のシステム構成図を示す。同図に示すように、本実施の形態は、複数のユーザが操作するn台のユーザ端末15〜15と、ユーザが利用可能なサービス施設内に設けられた受付装置25と、照明制御装置70と、ユーザが利用可能な店舗にそれぞれ設けられたm個の店舗照明(照明装置)80〜80とから主に構成されている。これらユーザ端末15〜15、受付装置25及び照明制御装置70は、プログラム制御により動作し、インターネット等の通信ネットワーク65を介して相互に接続されている。
ユーザ端末15〜15は、携帯電話機やPDA等の通信機能(webサーバへの接続機能、メール送受信機能など)を備えた携帯通信端末であり、受付装置25とのデータ通信機能、受付装置25から送信された配信情報(音楽、動画などのコンテンツを含む各種情報)を受信する機能を備えている。
ユーザ端末15〜15は同一構成であり、例えば図8にユーザ端末15として示すブロック図の構成とされている。同図において、ユーザ端末15(15〜15)は、図示しない無線通信基地局との間で無線信号を送受して公知の移動体通信を行うための無線通信部151と、可視光信号の受光、画像情報の取得(撮影)を行う受光モジュールである撮像部(カメラ)152と、各種情報入力を行うテンキー、スクロール/決定キー等から構成される操作部153と、テキスト、画像などの表示情報出力を行う表示部154と、音声信号処理を行う送受話部155への出力、入力を行うスピーカ156及びマイク157と、図7に示した受付装置25との直接接続の無線通信として、例えば、IR(赤外線)やブルートゥース、無線LAN(local area network)などの近距離無線通信による情報送受信、通信制御を行う第2無線通信部158と、楽音や報知音等を出力するスピーカ159と、電話帳情報、送受信メール情報、発着呼情報、コンテンツ情報、サービス施設における個人ID情報及び利用サービス情報、携帯電話端末の各種設定を格納する記憶部160と、電話機能、Web接続機能、メール送受信、コンテンツ出力機能、近距離無線通信機能、カメラ機能(可視光による情報取得/出力機能として、受光した可視光信号を復調・解析して出力する機能)などのユーザ端末15の各部の制御を統括的に行う制御部161と、から主に構成されている。
また、図7において、受付装置25は、病院、役所、飲食店、美容院、金融機関、テーマパークのような大型遊戯施設等、待ち時間が必要となるサービス施設に設置されるワークステーション・サーバ等の情報処理装置であり、サービス提供を希望するユーザ端末15〜15に対して受付処理を行う機能を備えている。この受付装置25は、例えば図9のブロック図に示す如く、無線通信部251、情報通信部252、コンテンツ情報データベース(DB)部253、施設情報データベース(DB)部254、ユーザ情報記憶部255及び制御部256から主に構成されている。
上記の無線通信部251は、ユーザ端末15〜15との間でIR(赤外線やブルートゥース、無線LAN(local area network)などの近距離無線通信による情報の送受信、通信制御を行う。また、情報通信部252は、通信ネットワーク65を介するデータ送受信を制御する。また、上記のコンテンツ情報DB部253は、図示しないコンテンツ事業者から提供された各種コンテンツ情報(楽音、動画、ゲーム、…)などを格納する。施設情報DB部254は、店舗照明(照明装置)80〜80が配設された周辺施設に関する施設情報を格納する。また、ユーザ情報記憶部255は、サービス提供を希望するユーザ端末15〜15のID情報、利用情報(利用済、利用中、利用待)、サービス提供を希望するユーザ数、或いはユーザ情報より待ち時間を算出するための計算テーブル、などのユーザ情報を格納している。
また、上記の制御部256は、ユーザ端末15〜15の受付処理、受付処理したユーザ端末15〜15に対する待ち時間算出、ユーザ情報や利用待ち時間情報に基づき所定の施設情報やコンテンツ情報を抽出する制御、照明制御装置70を介する店舗照明(照明装置)80〜80の制御、受付装置25の各部制御などを統括的に行う。
再び図1に戻って説明するに、店舗照明(照明装置)80〜80は、受付装置25のあるサービス施設の周辺の店舗やサービス、労務の提供場所のm箇所にそれぞれ別々に設置された発光ダイオード(LED)による照明装置であり、照明制御装置70からの制御信号に基づき、LEDを高周波点滅(高速でLEDを点灯/消灯)させることにより可視光信号を送信する機能を備えている。また、LED光源(発光色)としては、単色であっても、あるいは複数色(白、赤、青、緑)を備えていてもよい。
照明制御装置70は、プログラム制御により動作するパーソナルコンピュータやワークステーション・サーバ等の情報処理装置であって、通信ネットワーク65を介して受信した受付装置25からの照明制御情報に基づき、店舗照明80〜80のLED高周波点滅制御(高速でLEDを点灯/消灯、発光強度制御)する機能を備えている。なお、店舗照明80〜80は、飲食店、美容院等の狭義の店舗に限らず、他のサービス施設、例えば、病院、役所、金融機関等にも設置可能である(なお、以下の説明では、便宜上、店舗で説明する。)。
次に、本実施の形態の動作について、図10及び図11の各フローチャートを併せ参照して説明する。まず、ユーザは、待ち時間が発生する場所に出向き、図7のユーザ端末15〜15のうち、自身が所有する一台のユーザ端末(以下、ユーザ端末15として説明する。)に予め登録してある個人ID、利用希望サービス等を受付装置25に送信する(図10のステップS51)。すなわち、図8に示したユーザ端末15の第2無線通信部158からは、ユーザ端末15のID情報等が無線送信され、受付装置25は、図9に示した無線通信部251を介して当該IDを受信することで、ユーザのサービス利用受付を行う。
受付後、受付装置25は、受付を完了した通知及び、ユーザがサービス提供を受けようとする施設での順番、予想待ち時間(平均)をユーザ端末15に無線送信する。すなわち、受付装置25では、図9に示した制御部256が、ユーザ情報記憶部255に格納されている受付済みのユーザ情報を参照して、当該ユーザの順番と、待ち時間(例えば、平均所要時間×ユーザ数や、サービス別所要時間×サービス別ユーザ数の合計)を算出して(図10のステップS52)、その算出情報とその場で待機するか、場を離れるかの情報入力要求とからなる利用待ち時間情報をユーザ端末15宛に無線通信部251から無線送信する(図10のステップS53)。
ユーザ端末15は、上記の利用待ち時間情報を図8に示した第2無線通信部158で受信して当該ユーザの順番、待ち時間情報を制御部161の制御の下で、表示部154に表示し、ユーザが待ち時間を有効活用するためにその場を離れる場合には、操作部153を介する入力により、「場を離れる」旨の待機時間情報及び施設情報配信依頼を受付装置25に送信する(図10のステップS54)。すなわち、ユーザ端末15からは、戻った際の待機時間情報(その場で待っても良いと思われる時間−例えば、初期値は4分)と施設情報配信依頼とを第2無線通信部158から受付装置25に送信する。
なお、ユーザが待ち時間を有効活用するために、その場を離れる時には、ユーザ端末15は、所定のアプリケーション(可視光信号の解析出力、順番表示などの処理を実行する)プログラムが起動して、その処理を行うものとする。
受付装置25は、上記の待機時間情報と施設情報配信依頼を無線通信部251で受信すると(図10のステップS55)、当該ユーザの待ち時間を考慮し、その制御部256が施設情報DB部254を検索して、ユーザの待ち時間内で利用可能な近くの店舗照明80〜80のいずれかがある施設(コンビニエンスストア、カフェ、ATM、本屋、デパ−ト、カラオケ、図書館等)のリストアップ、地図情報、持ち時間(カラオケ等、待ち時間が発生する施設については、施設情報を参照)を抽出し(図10のステップS56)、それらからなる施設情報一覧を作成して、その施設情報一覧を無線通信部251よりユーザ端末15へ無線送信する(図10のステップS57)。
ユーザ端末15は、この施設情報(一覧)を第2無線通信部158で受信して表示部154に表示させ、ユーザが操作部153を用いて、その表示されている施設情報(一覧)の中からサービス提供を受けようとする施設情報を選択操作することにより、制御部161が施設選択情報を生成して、第2無線通信部158より受付装置25へ無線送信する(図10のステップS58)。
受付装置25は、上記の施設選択情報を受信すると、その施設選択情報が示す施設の詳細情報である施設情報(詳細)を施設情報DB部254から抽出してユーザ端末15へ応答送信する(図10のステップS59)。ユーザ端末15は、受信した施設情報(詳細)に基づいて、ユーザが選択した施設の地図や優待情報などを表示部154に表示する(図10のステップS60)。この表示部154に表示されている、ユーザは自身が選択したサービス提供を受けようとする施設への地図に基づき、当該選択施設へ赴き、当該サービス、労務の提供を受けることができる。
なお、ユーザ端末15は、当該情報の受信後(受付装置25への利用開始まで)は、制御部161が撮像部152を起動、制御して、一定時間間隔で可視光信号の受信(高速でLEDを点灯と消灯とを交互に繰り返し、かつ、発光強度制御されて伝送される、店舗照明80〜80のいずれかからの可視光信号の復調・解析出力)を行う。
受付装置25は、利用待ち時間情報を逐次更新しており(図11のステップS71)、例えば、利用情報(順番待ちユーザの利用順位/時間)に変化が生じ、順番の進捗がある毎に、照明制御装置70に対する照明制御情報を通信ネットワーク65を介して送信する(図11のステップS72)。この照明制御情報を受信した照明制御装置70は、店舗照明80〜80から出射される可視光の照明光を、受信した照明制御情報に応じた所定の情報で変調して送信する(図11のステップS73)。
ここで送信される上記の所定の情報は、例えば、連続する番号等で付与されたユーザ端末15固有の利用順番IDのうち、何番目まで利用が進んでいるかの情報である。ユーザ端末15は、店舗照明80〜80のうちユーザ端末15が現在位置するサービス施設の店舗照明からの可視光の照明光を、その撮像部152で光電変換して照明光信号を得て、図8の制御部161で復調・解析し(図11のステップS74、S75)、例えば、自身に付与された利用順番IDが「15」、受信した利用順番ID(進捗)「10」であれば、「5番目」である旨の情報を図8の表示部154に表示する(図11のステップS76)。また、予めの設定として、例えば利用順番「××以内」の設定がなされていた場合には、表示部154又はスピーカ159を用いて報知(表示、スピーカ報知)を行う。
なお、照明制御装置70は、受付装置25からの照明制御情報に基づき、店舗照明80〜80から出射される照明光を制御する際に、当該店舗照明の照明位置から受付装置25(利用施設)までの距離(時間)に応じて、情報を書き換えてもよい。すなわち、実際には待ち順番が「5番目」であるが、受付装置25(利用施設)までの距離(時間)を考慮して、「4番目」とするなどである。
このように、本実施の形態によれば、例えば、ユーザ端末15と受付装置25とが通信圏内/圏外に係らず、順番持ちの情報を送信可能(ユーザ端末15は受信可能)とするもので、情報送受信による施設の利用制限が無くなり、ユーザの利便性が向上する。
本発明の第1の実施の形態のシステム構成図である。 図1中のユーザ端末の一例のブロック図である。 図1中の受付装置の一例のブロック図である。 本発明の第1の実施の形態の動作説明用フローチャート(その1)である。 本発明の第1の実施の形態の動作説明用フローチャート(その2)である。 本発明の第1の実施の形態の変形例の動作説明用フローチャートである。 本発明の第2の実施の形態のシステム構成図である。 図7中のユーザ端末の一例のブロック図である。 図7中の受付装置の一例のブロック図である。 本発明の第2の実施の形態の動作説明用フローチャート(その1)である。 本発明の第2の実施の形態の動作説明用フローチャート(その2)である。 本発明システムで表示する施設情報の一例を示す図である。 本発明システムで表示する報知情報の一例を示す図である。
符号の説明
10、10〜10、15、15〜15 ユーザ操作
20、25 受付装置
30〜30 店舗端末
40 位置管理サーバ
50 無線通信基地局
60、65 通信ネットワーク
70 照明制御装置
80〜80 店舗照明
101、151、201、251 無線通信部
102 測位部(GPS)
103、153 操作部
104、154 表示部
105、155 送受話部
106、109、156、159 スピーカ
107、157 マイク
108、158 第2無線通信部
110、160 記憶部
111、161、206、256 制御部
202、252 情報通信部
203、253 コンテンツ情報DB部
204、254 施設情報DB部
205、255 ユーザ情報記憶部



Claims (16)

  1. 待ち時間が必要となる複数のサービス施設に関する施設情報と、前記複数のサービス施設の利用可能なユーザのユーザ情報とを少なくとも格納している記憶手段と、通信手段と、制御手段とを備えた情報サーバである受付装置と、
    前記複数のサービス施設のうち、任意のサービス施設を利用するユーザが携帯し、少なくとも前記受付装置との間で通信可能な構成とされた携帯通信端末と、
    前記複数のサービス施設のそれぞれの提供するサービスに関する情報を逐次前記受付装置へ送信する端末装置と、
    前記携帯通信端末の位置情報を取得して管理する位置管理サーバとを有する呼出管理システムであって、
    前記受付装置の前記制御手段は、前記携帯通信端末から送信された前記任意のサービス施設の利用受付を前記通信手段を介して受信することにより、該受信した利用受付サービス施設の利用待ち時間を前記記憶手段の記憶施設情報と前記サービスに関する情報とを用いて算出する算出手段と、算出した利用待ち時間を前記通信手段を介して前記携帯通信端末へ送信する利用待ち時間送信手段と、前記利用待ち時間を受信した前記携帯通信端末から送信された待機時間情報を前記通信手段を介して受信することにより、該受信した待機時間情報により参照した前記記憶手段の前記施設情報と、前記位置管理サーバから取得した前記携帯通信端末の位置情報とに基づいて、前記利用待ち時間内で前記ユーザが利用可能なサービス施設を前記記憶手段から抽出し、抽出したサービス施設の一覧を前記通信手段を介して前記携帯通信端末へ送信するサービス施設一覧送信手段とを含み、
    前記携帯通信端末は、前記受付装置から前記利用待ち時間を受信したときには、その利用待ち時間内で前記利用受付サービス施設以外のサービス施設の利用を示す前記待機時間情報を前記受付装置へ送信する待機時間情報送信手段と、前記受付装置から前記サービス施設一覧を受信したときは、そのサービス施設一覧の中から利用する任意の一のサービス施設を選択して前記受付装置へ送信するサービス施設選択情報送信手段とを更に有することを特徴とする呼出管理システム。
  2. 前記受付装置は、前記携帯通信端末から前記通信手段により前記サービス施設選択情報を受信したときには、該サービス施設選択情報で選択されたサービス施設までの地図情報及び該選択されたサービス施設の優待情報の少なくとも一方を含む詳細情報を前記記憶手段から抽出し、抽出した詳細情報を前記通信手段を介して前記携帯通信端末へ送信する詳細情報送信手段を更に有することを特徴とする請求項1記載の呼出管理システム。
  3. 前記受付装置は、前記位置管理サーバからの端末位置情報を適宜のタイミングで取得すると共に、前記利用待ち時間の更新を逐次行い、前記端末位置情報と前記利用待ち時間の更新結果とに基づいて、前記利用受付サービス施設の利用可能状態を報知する報知情報を前記携帯通信端末へ送信する報知情報送信手段を更に有することを特徴とする請求項1又は2記載の呼出管理システム。
  4. 受付装置は、前記記憶手段に複数のコンテンツ情報を更に記憶しており、前記携帯通信端末からコンテンツ配信依頼があったときには、コンテンツ配信依頼を行い、かつ、前記算出手段により算出した前記利用待ち時間が略同じ時間である複数の携帯通信端末をグループ化し、前記コンテンツ配信依頼されたコンテンツを前記記憶手段から抽出して、グループ化した複数の携帯通信端末へそれぞれ送信するコンテンツ情報送信手段を更に有することを特徴とする請求項1記載の呼出管理システム。
  5. 前記受付装置は、前記複数のサービス施設のそれぞれに設けられており、前記携帯通信端末との間で近距離無線通信する構成とされていることを特徴とする請求項1乃至4のうちいずれか一項記載の呼出管理システム。
  6. 待ち時間が必要となる複数のサービス施設に関する施設情報と、前記複数のサービス施設の利用可能なユーザのユーザ情報とを少なくとも格納している記憶手段と、通信手段と、制御手段とを備えた情報サーバである受付装置と、
    前記複数のサービス施設のうち、任意のサービス施設を利用するユーザが携帯し、撮像手段を備えると共に、少なくとも前記受付装置との間で通信可能な構成とされた携帯通信端末と、
    前記複数のサービス施設にそれぞれ設けられた複数の照明手段と、
    前記複数の照明手段の照明光を、前記受付装置から送信された情報に基づき別々に変調制御する照明制御手段とを有する呼出管理システムであって、
    前記受付装置の前記制御手段は、前記携帯通信端末から送信された前記任意のサービス施設の利用受付を前記通信手段を介して受信することにより、該受信した利用受付サービス施設の利用待ち時間を前記記憶手段の記憶施設情報を用いて算出する算出手段と、算出した利用待ち時間を前記通信手段を介して前記携帯通信端末へ送信する利用待ち時間送信手段と、前記利用待ち時間を受信した前記携帯通信端末から送信された待機時間情報を前記通信手段を介して受信することにより、該受信した待機時間情報により参照した前記記憶手段の前記施設情報に基づいて、前記利用待ち時間内で前記ユーザが利用可能なサービス施設を前記記憶手段から抽出し、抽出したサービス施設の一覧を前記通信手段を介して前記携帯通信端末へ送信するサービス施設一覧送信手段とを含み、
    前記携帯通信端末は、前記受付装置から前記利用待ち時間を受信したときには、その利用待ち時間内で前記利用受付サービス施設以外のサービス施設の利用を示す前記待機時間情報を前記受付装置へ送信する待機時間情報送信手段と、前記受付装置から前記サービス施設一覧を受信したときは、そのサービス施設一覧の中から利用する任意の一のサービス施設を選択して前記受付装置へ送信するサービス施設選択情報送信手段とを更に有することを特徴とする呼出管理システム。
  7. 前記受付装置は、前記携帯通信端末から前記通信手段により前記サービス施設選択情報を受信したときには、該サービス施設選択情報で選択されたサービス施設までの地図情報及び該選択されたサービス施設の優待情報の少なくとも一方を含む詳細情報を前記記憶手段から抽出し、抽出した詳細情報を前記通信手段を介して前記携帯通信端末へ送信する詳細情報送信手段を更に有することを特徴とする請求項6記載の呼出管理システム。
  8. 前記受付装置は、算出した前記利用待ち時間を逐次更新する更新手段と、その更新手段により更新された利用待ち時間を含む照明制御情報を前記照明制御手段へ送信する照明制御情報送信手段を更に有し、
    前記携帯通信端末は、前記照明制御手段により前記照明制御情報に基づいて変調された前記複数の照明手段のうち一の照明手段からの照明光を、前記撮像手段により撮像して光電変換し、得られた照明光信号を復調及び解析して前記利用待ち時間を出力する利用待ち時間情報出力手段を更に有することを特徴とする請求項6又は7記載の呼出管理システム。
  9. 前記受付装置は、前記複数のサービス施設のそれぞれに設けられており、前記携帯通信端末との間で近距離無線通信する構成とされていることを特徴とする請求項6乃至8のうちいずれか一項記載の呼出管理システム。
  10. 待ち時間が必要となる複数のサービス施設に関する施設情報と、前記複数のサービス施設の利用可能なユーザのユーザ情報とを少なくとも格納している記憶手段を少なくとも備えた情報サーバである受付装置が、前記複数のサービス施設のうち、任意のサービス施設を利用するユーザが携帯し、少なくとも前記受付装置との間で通信可能な構成とされた携帯通信端末に対して、前記複数のサービス施設のそれぞれに設けられた端末装置からのサービスに関する情報と、前記携帯通信端末の位置情報を取得して管理する位置管理サーバからの位置情報とを用いて呼出管理を行う呼出管理方法であって、
    前記携帯通信端末から送信された前記任意のサービス施設の利用受付を受信することにより、該受信した利用受付サービス施設の利用待ち時間を前記記憶手段の記憶施設情報と前記サービスに関する情報とを用いて算出する第1のステップと、
    算出した前記利用待ち時間を前記携帯通信端末へ送信する第2のステップと、
    前記利用待ち時間を受信した前記携帯通信端末が、その利用待ち時間内で前記利用受付サービス施設以外のサービス施設の利用を示す前記待機時間情報を前記受付装置へ送信する第3のステップと、
    前記待機時間情報を受信することにより、該受信した待機時間情報により参照した前記記憶手段の前記施設情報と、前記位置管理サーバから取得した前記携帯通信端末の位置情報とに基づいて、前記利用待ち時間内で前記ユーザが利用可能なサービス施設を前記記憶手段から抽出する第4のステップと、
    前記第4のステップで抽出した前記サービス施設の一覧を前記携帯通信端末へ送信する第5のステップと、
    前記サービス施設一覧を受信した前記携帯通信端末が、そのサービス施設一覧の中から利用する任意の一のサービス施設を選択して前記受付装置へ送信する第6のステップと
    を含むことを特徴とする呼出管理方法。
  11. 前記受付装置が、前記携帯通信端末から前記サービス施設選択情報を受信したときに、該サービス施設選択情報で選択されたサービス施設までの地図情報及び該選択されたサービス施設の優待情報の少なくとも一方を含む詳細情報を前記記憶手段から抽出する第7のステップと、
    前記第7のステップで抽出した前記詳細情報を前記携帯通信端末へ送信する第8のステップとを更に含むことを特徴とする請求項10記載の呼出管理方法。
  12. 前記受付装置が、前記位置管理サーバからの端末位置情報を適宜のタイミングで取得すると共に、前記利用待ち時間の更新を逐次行う第9のステップと、
    前記端末位置情報と前記利用待ち時間の更新結果とに基づいて、前記利用受付サービス施設の利用可能状態を報知する報知情報を前記携帯通信端末へ送信する第10のステップとを更に含むことを特徴とする請求項10又は11記載の呼出管理方法。
  13. 受付装置が、前記記憶手段に複数のコンテンツ情報を更に記憶しており、前記携帯通信端末からコンテンツ配信依頼があったときには、コンテンツ配信依頼を行い、かつ、前記第1のステップにより算出した前記利用待ち時間が略同じ時間である複数の携帯通信端末をグループ化し、前記記憶手段から前記コンテンツ配信依頼されたコンテンツを抽出して、グループ化した複数の携帯通信端末へそれぞれ送信する第11のステップを更に含むことを特徴とする請求項10記載の呼出管理方法。
  14. 待ち時間が必要となる複数のサービス施設に関する施設情報と、前記複数のサービス施設の利用可能なユーザのユーザ情報とを少なくとも格納している記憶手段を少なくとも備えた情報サーバである受付装置が、前記複数のサービス施設のうち、任意のサービス施設を利用するユーザが携帯し、撮像手段を備えると共に、少なくとも前記受付装置との間で通信可能な構成とされた携帯通信端末に対して、前記複数のサービス施設にそれぞれ設けられた複数の照明手段と、前記複数の照明手段の照明光を、前記受付装置から送信された情報に基づき別々に変調制御する照明制御手段とを用いて呼出管理を行う呼出管理方法であって、
    前記携帯通信端末から送信された前記任意のサービス施設の利用受付を受信することにより、該受信した利用受付サービス施設の利用待ち時間を前記記憶手段の記憶施設情報を用いて算出する第1のステップと、
    算出した前記利用待ち時間を前記携帯通信端末へ送信する第2のステップと、

    前記利用待ち時間を受信した前記携帯通信端末が、その利用待ち時間内で前記利用受付サービス施設以外のサービス施設の利用を示す前記待機時間情報を前記受付装置へ送信する第3のステップと、
    前記待機時間情報を受信することにより、該受信した待機時間情報により参照した前記記憶手段の前記施設情報に基づいて、前記利用待ち時間内で前記ユーザが利用可能なサービス施設を前記記憶手段から抽出する第4のステップと、
    前記第4のステップで抽出した前記サービス施設の一覧を前記携帯通信端末へ送信する第5のステップと、
    前記サービス施設一覧を受信した前記携帯通信端末が、そのサービス施設一覧の中から利用する任意の一のサービス施設を選択して前記受付装置へ送信する第6のステップと
    を含むことを特徴とする呼出管理方法。
  15. 前記受付装置が、前記携帯通信端末から前記サービス施設選択情報を受信したときには、該サービス施設選択情報で選択されたサービス施設までの地図情報及び該選択されたサービス施設の優待情報の少なくとも一方を含む詳細情報を前記記憶手段から抽出する第7のステップと、抽出した前記詳細情報を前記携帯通信端末へ送信する第8のステップとを更に含むことを特徴とする請求項14記載の呼出管理方法。
  16. 前記受付装置が前記第1のステップで算出した前記利用待ち時間を逐次更新する第9のステップと、該第9のステップにより更新された前記利用待ち時間を含む照明制御情報を前記照明制御手段へ送信する第10のステップと、前記照明制御情報を受信した前記照明制御手段により受信照明制御情報に基づいて変調された前記複数の照明手段のうち一の照明手段からの照明光を、前記携帯通信端末の前記撮像手段により撮像して光電変換し、得られた照明光信号を復調及び解析して前記利用待ち時間を出力する第11のステップとを更に含むことを特徴とする請求項14又は15記載の呼出管理方法。




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